JP4582942B2 - 機器監視装置と機器監視方法並びに機器監視システム - Google Patents

機器監視装置と機器監視方法並びに機器監視システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフィス機器などの状態を通信ネットワークを介して遠隔監視するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク技術の普及に伴い、通信ネットワークに接続される機器の数は増加しており、これら通信ネットワークに接続された機器の稼動状況などは、管理者などが通信ネットワークを介して遠隔監視することが多い。
【0003】
特開平3−192952号公報には、電話を介してフアクシミリ装置の障害を合成音声により通知するファクシミリ装置が開示されている。
また、特開平8−251376号公報には、作業完了あるいは異常発生を検出して、ポケットベルを通じて適切なユーザあるいはサービスマンに通知するデジタル複合機が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通信ネットワークに接続された機器の様々な異常情報を、すべて電話により通知する場合、被通知者は必ず電話に対応することとなり負担が増える。
また、実際にトラブルに遭遇している機器の利用者へは、異常情報の被通知者が本当に通知を受け取ったのか、トラブルへの対応はすぐに行われるのか、など通知の進捗状況や対応予定に関する情報が提供されないため、不安感を感ずることとなる。
さらに、被通知者への通知メッセージは、画一的な合成音声によるものであるため、慣れない被通知者にはわかりにくく、一方、慣れた被通知者には冗長で非効率なものとなる。
【0005】
本発明は以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、通知手段を緊急度などに応じて選択するようにしたことで、通知を適切に制御でき、管理者の対応の負荷を軽減することができる機器監視装置を提供することを目的とする。
また、利用者に被通知者への通知の進捗状況や、対応予定に関する情報を通知するようにしたことで、機器の異常に伴い利用者が受ける影響を軽減することができる機器監視装置を提供することを目的とする。
さらに、通知する音声の属性を管理者などに応じて変化させるようにしたことで、管理者に対して効率的に異常を通知することができる機器監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる機器監視装置は、複数の機器と複数の端末のそれぞれと通信ネットワークを介して接続し、複数の機器のそれぞれの機器の状態ごとの緊急度が、各機器を特定する機器情報と関連付けて記憶されている第1テーブルと、機器の状態ごとの緊急度が、複数の端末のいずれかの端末を特定する端末情報と関連付けて記憶されている第2テーブルと、複数の端末ごとの端末情報が、複数のメッセージテンプレートのいずれかのメッセージテンプレートと関連付けて記憶されている第3テーブルと、複数の機器のいずれかの機器の状態を表す情報を受信する状態受信手段と、受信した情報に含まれる機器の機器情報と機器の状態とに関連付けて第1テーブルに記憶されている緊急度を特定する第1特定手段と、特定された緊急度と関連付けて第2テーブルに記憶されている端末情報を特定する第2特定手段と、特定された端末情報と関連付けて第3テーブルに記憶されているメッセージテンプレートを特定する第3特定手段と、特定されたメッセージテンプレートを用いて受信した機器の状態を表す情報に含まれる機器の状態を示すメッセージを作成し、作成されたメッセージを特定された端末情報を用いて複数の端末のうちのいずれかの端末に通知するメッセージ通知手段と、を有してなることを特徴とする。
【0007】
また、本発明にかかる機器監視装置は、機器の状態ごとの緊急度が、複数の音声属性のいずれかの音声属性と関連付けて記憶されている第4テーブル、を備え、メッセージ通知手段は、特定された緊急度と関連付けて第4テーブルに記憶されている音声属性に基づいて作成されたメッセージを合成音声に変換した上で、変換された合成音声を端末に通知することを特徴とする。
【0008】
また、本発明にかかる機器監視装置は、複数の端末には、機器のユーザが利用する利用者端末と、機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、メッセージ通知手段は、作成されたメッセージを管理者端末に通知し、管理者端末へのメッセージの通知の進捗状況を利用者端末に通知する進捗状況通知手段、を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明にかかる機器監視装置は、複数の端末には、機器のユーザが利用する利用者端末と、機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、ユーザから管理者への機器に関する要望が記憶される記憶手段を備え、要望を利用者端末から受信して記憶手段に記憶する要望受信手段と、記憶手段に記憶されている要望を管理者端末に通知する要望通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明にかかる機器監視装置は、複数の端末には、機器のユーザが利用する利用者端末と、機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、機器の状態に対する管理者の対応予定が記憶される記憶手段を備え、対応予定を管理者端末から受信して記憶手段に記憶する対応予定受信手段と、記憶手段に記憶されている対応予定を利用者端末に通知する対応予定通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
また、本発明にかかる機器監視装置は、複数の端末には、機器の管理者が利用する管理者端末が含まれ、メッセージ通知手段は、作成されたメッセージを管理者端末に通知し、管理者端末へのメッセージの通知の進捗状況を機器が備える表示手段に表示されるように機器に通知する進捗状況通知手段、を備えたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明にかかる機器監視装置は、複数の端末には、機器の管理者が利用する管理者端末が含まれ、機器の状態に対する管理者の対応予定が記憶される記憶手段を備え、対応予定を管理者端末から受信して記憶手段に記憶する対応予定受信手段と、記憶手段に記憶されている対応予定を機器が備える表示手段に表示されるように機器に通知する対応予定通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
本発明にかかる機器監視システムは、複数の機器と通信ネットワークを介して接続している機器監視装置と、機器監視装置と通信ネットワークを介して接続している複数の端末とを備えた機器監視システムであって、機器監視装置は、複数の機器のそれぞれの機器の状態ごとの緊急度が、各機器を特定する機器情報と関連付けて記憶されている第1テーブルと、機器の状態ごとの緊急度が、複数の端末のいずれかの端末を特定する端末情報と関連付けて記憶されている第2テーブルと、複数の端末ごとの端末情報が、複数のメッセージテンプレートのいずれかのメッセージテンプレートと関連付けて記憶されている第3テーブルと、複数の機器のいずれかの機器の状態を表す情報を受信する状態受信手段と、受信した情報に含まれる機器の機器情報と機器の状態とに関連付けて第1テーブルに記憶されている緊急度を特定する第1特定手段と、特定された緊急度と関連付けて第2テーブルに記憶されている端末情報を特定する第2特定手段と、特定された端末情報と関連付けて第3テーブルに記憶されているメッセージテンプレートを特定する第3特定手段と、特定されたメッセージテンプレートを用いて受信した機器の状態を表す情報に含まれる機器の状態を示すメッセージを作成し、作成されたメッセージを特定された端末情報を用いて複数の端末のうちのいずれかの端末に通知するメッセージ通知手段と、を有してなり、複数の端末のそれぞれは、メッセージ通知手段から通知されるメッセージを受信するメッセージ受信手段、を有してなることを特徴とする。
【0014】
本発明にかかる機器監視方法は、複数の機器と複数の端末のそれぞれと通信ネットワークを介して接続し、複数の機器のそれぞれの機器の状態ごとの緊急度が、各機器を特定する機器情報と関連付けて記憶されている第1テーブルと、機器の状態ごとの緊急度が、複数の端末のいずれかの端末を特定する端末情報と関連付けて記憶されている第2テーブルと、複数の端末ごとの端末情報が、複数のメッセージテンプレートのいずれかのメッセージテンプレートと関連付けて記憶されている第3テーブルと、を備えた装置により実行される機器監視方法であって、装置が、複数の機器のいずれかの機器の状態を表す情報を受信するステップと、装置が、受信した情報に含まれる機器の機器情報と機器の状態とに関連付けて第1テーブルに記憶されている緊急度を特定するステップと、装置が、特定された緊急度と関連付けて第2テーブルに記憶されている端末情報を特定するステップと、装置が、特定された端末情報と関連付けて第3テーブルに記憶されているメッセージテンプレートを特定するステップと、装置が、特定されたメッセージテンプレートを用いて受信した機器の状態を表す情報に含まれる機器の状態を示すメッセージを作成し、作成されたメッセージを特定された端末情報を用いて複数の端末のうちのいずれかの端末に通知するステップと、を有してなることを特徴とする。
【0015】
また、本発明にかかる機器監視方法は、機器の状態ごとの緊急度が、複数の音声属性のいずれかの音声属性と関連付けて記憶されている第4テーブル、を備え、装置は、特定された緊急度と関連付けて第4テーブルに記憶されている音声属性に基づいて作成されたメッセージを合成音声に変換した上で、変換された合成音声を端末に通知することを特徴とする。
【0016】
また、本発明にかかる機器監視方法は、複数の端末には、機器のユーザが利用する利用者端末と、機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、装置は、作成されたメッセージを管理者端末に通知し、装置が、管理者端末へのメッセージの通知の進捗状況を利用者端末に通知するステップ、を備えたことを特徴とする。
【0017】
また、本発明にかかる機器監視方法は、複数の端末には、機器のユーザが利用する利用者端末と、機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、装置は、ユーザから管理者への機器に関する要望が記憶される記憶手段を備え、装置が、要望を利用者端末から受信して記憶手段に記憶するステップと、装置が、記憶手段に記憶されている要望を管理者端末に通知するステップと、を備えたことを特徴とする。
【0018】
また、本発明にかかる機器監視方法は、複数の端末には、機器のユーザが利用する利用者端末と、機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、装置は、機器の状態に対する管理者の対応予定が記憶される記憶手段を備え、装置が、対応予定を管理者端末から受信して記憶手段に記憶するステップと、装置が、記憶手段に記憶されている対応予定を利用者端末に通知するステップと、を備えたことを特徴とする。
【0019】
また、本発明にかかる機器監視方法は、複数の端末には、機器の管理者が利用する管理者端末が含まれ、装置は、作成されたメッセージを管理者端末に通知し、装置が、管理者端末へのメッセージの通知の進捗状況を機器が備える表示手段に表示されるように機器に通知するステップ、を備えたことを特徴とする。
【0020】
また、本発明にかかる機器監視方法は、複数の端末には、機器の管理者が利用する管理者端末が含まれ、装置は、機器の状態に対する管理者の対応予定が記憶される記憶手段を備え、装置が、対応予定を管理者端末から受信して記憶手段に記憶するステップと、装置が、記憶手段に記憶されている対応予定を機器が備える表示手段に表示されるように機器に通知するステップと、を備えたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明にかかる機器監視装置の実施の形態について説明する。
本実施の形態にかかる機器監視装置は、プリンタ、ファクシミリ(ファクス)、複写機などのオフィス機器の状態を監視し、管理者に対してメッセージを通知する装置であって、複数の通知手段を有してなるものである。
図1は、本発明にかかる機器監視装置の実施の形態を示したネットワーク構成図である。符号10は本発明にかかる機器監視装置、11は管理者用端末、12は管理者の電話(携帯電話も含む)、13は管理者のファクシミリ、14は通信ネットワーク、15は公衆回線、1−1は複写機、1−2はカラープリンタ、1−3,1−5はファクス、1−4は高速プリンタを示す。
【0024】
機器監視装置10は、公衆回線15を介して、管理者の電話12及び管理者のファクス13と接続している。また、機器監視装置10は、通信ネットワーク14を介して、管理者用端末11と接続している。
ここで、管理者が機器監視装置10と接続するために利用する端末を、管理者の利用端末と総称する。すなわち、本実施の形態においては、管理者用端末11、管理者の電話12、管理者のファクス13が管理者の利用端末である。
【0025】
複写機1−1、カラープリンタ1−2、ファクス1−3,1−5、高速プリンタ1−4のそれぞれは、通信ネットワーク14に接続している。通信ネットワーク14の例としては、LANやインターネットなどのコンピュータネットワークがある。
【0026】
機器監視装置10は、その内部に、通知制御部10−1、通知記憶部10−2、メッセージ作成部10−3、画像生成部10−4、音声合成部10−5、メール送信部10−6、回線制御部10−7、機器データテーブル10−8、管理者データテーブル10−9、メッセージデータテーブル10−10を有してなる。
【0027】
通知制御部10−1は、通信ネットワーク14を介して複数のオフィス機器と通信を行うことで、それぞれの機器の状態を表す情報を受信し、機器の状態の異常を検出した場合には、機器データテーブル10−8を参照して管理者・緊急度などを特定し、これらの情報から管理者データテーブル10−9を参照して通知手段と宛先を特定し、これによって通知情報を作成して通知記憶部10−2へ設定する。
【0028】
メッセージ作成部10−3は、通知記憶部10−2の情報からメッセージデータテーブル10−10を用いてメッセージを作成する。
【0029】
画像生成部10−4は、通知手段としてファクスが指定されているメッセージをファクス画像に変換し、回線制御部10−7を通して公衆回線15に対してファクス送信する。
【0030】
音声合成部10−5は、通知手段として電話が指定されているメッセージを合成音声に変換し、回線制御部10−7を通して公衆回線15に対して送信する。
【0031】
メール送信部10−6は、通知手段として電子メールが指定されているメッセージを電子メールとして通信ネットワーク14に対して送信する。
【0032】
機器データテーブル10−8は、アドレス(IPアドレス)をキーにして監視対象の機器に関する情報を検索するためのテーブルである。機器ごとに管理者を設定すると共に、状態を表す情報ごとの緊急度を設定しておく。
図2は、機器データテーブル10−8のデータ例を示した図である。名称、使用者、設置場所の各情報は、通知するメッセージを作成する際に、機器を特定するための情報である。
管理者とは、通知の宛先を特定するための情報で、「正管理者」「副管理者」「統括管理者」とからなる。正管理者への通知に失敗した場合には副管理者、統括管理者の順に通知を試みる。
緊急度は、通知手段を選択するための情報で、「即時」「普通」「蓄積」とからなる。「蓄積」の場合は、エラーレポートへ蓄積して定時連絡に備えるのみで通知は行わない。
【0033】
管理者データテーブル10−9は、管理者名と緊急度をキーにして通知手段と宛先を特定するためのテーブルである。図3は、管理者データテーブル10−9のデータ例を示した図である。図3には、通知手段の例として「(電子)メール」「ファクス」「共用電話」「携帯電話」を示しており、また、管理者ごとの通知手段の宛先の例を示している。
普通連絡先と即時連絡先は、割り込み性による通知手段の違いを示す。普通連絡先の通知手段は、通知と同時に管理者がそれを確認する保証のない通知手段を指し、即時連絡先の通知手段は、通知と同時に管理者が確認することがある程度保証されている通知手段を指す。
【0034】
メッセージデータテーブル10−10は、通知情報をキーに通知手段別のメッセージテンプレートを取得するためのテーブルである。メッセージテンプレートは、機器の状態を表す情報ごとに設定すると共に、同じ情報についても、通知手段ごとに設定しておく。すなわち、通知手段に応じて情報量や表現を変えるなど、通知手段に応じて適切なメッセージテンプレートを設定することができる。
図4は、メッセージデータテーブル10−10のデータ例を示した図である。
実際のメッセージは、このメッセージテンプレートのスロットにそれぞれの項目値を埋め込むことで完成する。なお[機器]に入る文字列は、名称だけで機器が特定できれば名称だけを、できなければ特定できるように使用者あるいは設置場所を付加して作成する。
【0035】
以下、機器監視装置10が、管理対象の機器から状態を表す情報を受信して、メッセージを送信するまでの処理について説明する。図5は、機器監視装置10が受信する、機器の状態を表す情報の例を示した図である。
【0036】
先ず機器監視装置10は、機器固有のアドレスと状態を表す情報をキーにして機器データテーブル10−8から正管理者と緊急度を求める。図6は正管理者と緊急度を求めた結果の例を示す図である。
機器監視装置10は、求めた管理者名と緊急度をキーにして管理者データテーブル10−9から通知手段と宛先を求める。図7は通知手段と宛先を求めた結果の例を示す図である。ここで、緊急度が「即時」の場合のメッセージの通知は、普通連絡先と即時連絡先の両方に送信することで二重化する。また、緊急度「蓄積」の通知は送信しないため含まない。
【0037】
次に機器監視装置10は、情報と通知手段をキーにしてメッセージデータテーブル10−10からメッセージテンプレートを得た後に、これに機種名、使用者、設置場所、受信日時等を当てはめてメッセージを作成する。図8は作成したメッセージの例を示した図である。
機器監視装置10は、作成したメッセージを管理者の利用端末に送信する。その際、電話がつながらないなどの理由で送信が失敗した場合には、機器データテーブル10−8から次の管理者を検索し、管理者データテーブル10−9から通知手段と宛先を検索して、メッセージを送信する。
【0038】
以上説明した実施の形態によれば、複数の通知手段を使い分けるようにしたことで、通知の割り込み性を制御し、通知に対する管理者の負担を軽減することができる。
また、メッセージテンプレートは、通知手段に応じて設定してあるため、通知手段に応じた情報量や表現によるメッセージを通知することができる。
さらに、メッセージの通知は、緊急度に応じて、すなわち「即時」の場合には二重化することにより、管理者へのメッセージの通知の確実性を高めることができる。
【0039】
なお、以上説明した実施の形態において、通知手段は、管理者と緊急度から特定するようにしてあるが、管理者のみ、あるいは緊急度のみから特定するようにしてもよい。すなわち、機器の異常を検出した場合、緊急度に関わらず機器の管理者に応じて通知手段を定める、あるいは、すべての管理者に対して緊急度に応じて通知手段を定めるようにしてもよい。
【0040】
次に、本発明にかかる機器監視装置の別の実施の形態について説明する。
本実施の形態にかかる機器監視装置は、オフィス機器の状態を監視し、管理者に異常を通知する装置であって、オフィス機器のユーザに異常対応を通知する手段を有してなるものである。
図9は、機器監視装置の実施の形態を示したネットワーク構成図である。符号20は本発明にかかる機器監視装置、22は管理者の電話、24は通信ネットワーク、25は公衆回線、2−1はカラープリンタ、2−2は高速プリンタ、2−3はファクス、21はユーザ用端末を示す。
【0041】
機器監視装置20は、公衆回線25を介して、管理者の電話22と接続している。すなわち、機器監視装置20は、管理者と公衆回線25を通して電話により連絡可能な状態にある。
本実施の形態においては、管理者の電話22が管理者の利用端末である。
【0042】
カラープリンタ2−1、高速プリンタ2−2、ファクス2−3、ユーザ用端末21のそれぞれは、通信ネットワーク24に接続している。通信ネットワーク24の例としては、LANやインターネットなどのコンピュータネットワークがある。
【0043】
機器監視装置20は、その内部に、異常検出部20−1、状況記憶部20−2、異常通知部20−3、詳細受信部20−4、音声合成部20−5、回線制御部20−6、対応通知部20−7を有してなる。
【0044】
異常検出部20−1は、通信ネットワーク24を介して複数のオフィス機器(2−1,2−2,2−3)と通信を行うことで、それぞれの機器の状態を表す情報を受信し、機器の状態の異常を検出した場合には、その情報を状況記憶部20−2に記録すると同時に異常通知部20−3へ送る。
【0045】
異常通知部20−3は、異常検出部20−1および詳細受信部20−4の情報から通知文を作成して音声合成部20−5へ送る。
【0046】
詳細受信部20−4は、現に機器を操作中のユーザから、異常に関する詳細情報を、通信ネットワーク24を介して受信し、状況記憶部20−2に記録すると同時に異常通知部20−3へ送る。
【0047】
音声合成部20−5は、異常通知部20−3が作成した通知文を合成音声に変換する。
【0048】
回線制御部20−6は、音声合成部20−5が変換した合成音声を、公衆回線25を通して管理者の電話22に送出すると共に、これを聞いた管理者からの対応予定情報の入力をトーン認識、音声認識などによって受け付ける。
【0049】
対応通知部20−7は、管理者への通知の進捗状況(「呼出中」「再通知」「待機中」「通知済」など)、あるいは回線制御部20−6によって入力された対応予定情報を、状況記録部20−2に記録すると共に、通信ネットワーク24を通して電子メールなどによってユーザ用端末21に通知するか、あるいは異常の発生している機器の操作パネルに表示する。
【0050】
ここで、対応通知部20−7が、通知の進捗状況などを、ユーザ用端末21に通知するか、あるいは機器の操作パネルに表示するかは、たとえば、機器ごとに予め設定しておいてもよいし、通知する情報などに応じて使い分けるようにしてもよい。また、ユーザ用端末21に通知すると共に、機器の操作パネルに表示するようにしてもよい。
【0051】
以下、ユーザabcが使用中のカラープリンタ2−1(IPアドレス133.139.123.45)にサービスマンコールの異常が検出された場合を例に、本実施の形態における機器監視装置20の動作例を説明する。
【0052】
機器監視装置20は異常を検出すると、管理者へ通知を行うと共に、カラープリンタ2−1のIPアドレス、機器名、異常種別、異常発生時に使用中だったユーザのメールアドレスなど、異常に関する情報(異常発生情報)を状況記憶部20−2に記録する。ここで、通知の進捗状況はリアルタイムで書き換えるので、異常検出時には通常、呼出中として記録する。この時の状況記憶部20−2のデータ例を図10に示す。
【0053】
機器監視装置20は、管理者への通知が話し中などの理由で失敗した場合には、一定周期で再通知を試みる。その際、通知の進捗状況は、再通知として状況記憶部20−2に記録する。
【0054】
異常発生時に使用中だったユーザabcや異常に気づいた他のユーザは、異常発生情報に対して、ユーザ用端末21上に開いたエディタなどにより、異常に関する詳細情報や対応に関する要望情報を追加することが出来る。ユーザから詳細・要望情報が追加された場合の状況記憶部20−2のデータ例を図11に示す。
【0055】
機器監視装置20から通知を受けた管理者は、プッシュトーンや音声認識などによって対応予定情報を状況記憶部20−2に入力することが出来る。これらが記録された状況記憶部20−2のデータ例を図12に示す。
【0056】
機器が異常発生によって使用不能の間にこの機器を使用しようとしたユーザのメールアドレスは、状況記憶部20−2に記録する。
【0057】
管理者への通知が成功した場合や異常が解決した場合など、通知の進捗状況や対応予定情報が更新された時、あるいは一定時間経過後も通知が成功しない時には、機器監視装置20は、状況記録部20−2に記録されたユーザのメールアドレスに対して通信ネットワーク24を通じて通知の進捗状況、あるいは対応予定情報を通知する。
【0058】
以上説明した実施の形態によれば、管理者への通知の進捗状況を機器の利用者に通知することができるため、利用者は、管理者が異常を把握しているか否かを判断することができる。
また、利用者から管理者に対して、機器の異常に関する詳細情報や要望情報を通知することができるため、管理者は、異常への対応が容易となる。
さらに、管理者からの対応予定情報を利用者に通知することができるため、利用者が機器の異常に伴い受ける影響をさらに小さくすることができる。
【0059】
以上説明した実施の形態では、利用者の端末はユーザ用端末21のみであったが、機器監視装置20が利用者に対応予定情報などを送信することができるものであればよく、ファクス、ポケットベルなどを利用者の端末としてもよい。また、管理者の利用端末は管理者の電話22のみに限らず、ファクス、ポケットベルなど、機器監視装置20が異常を通知することができるものであればよい。
【0060】
さらに、通知の進捗状況や対応予定情報を、利用者の端末に通知する代わりに、異常が発生している機器の操作パネルに表示するようにしてもよい。このようにすれば、異常が発生したときに機器を利用していた利用者は、通知の進捗状況などを確実に知ることができるため、利用者が機器の異常に伴い受ける影響を軽減することができる。
【0061】
次に本発明にかかる機器監視装置のさらに別の実施の形態について説明する。
本実施の形態にかかる機器監視装置は、オフィス機器の状態を監視し、管理者に対して異常を音声で通知する装置であって、音声の属性を設定する手段を有してなるものである。
図13は、機器監視装置の実施の形態を示したネットワーク構成図である。符号30は本発明にかかる機器監視装置、32は管理者の電話、34は通信ネットワーク、35は公衆回線、3−1は複写機、3−2はカラープリンタ、3−3はファクスを示す。
【0062】
機器監視装置30は、公衆回線35を介して、管理者の電話32と接続している。すなわち、機器監視装置30は、管理者と公衆回線35を通して電話により連絡可能な状態にある。
本実施の形態においては、管理者の電話32が管理者の利用端末である。
【0063】
複写機3−1、カラープリンタ3−2、ファクス3−3のそれぞれは、通信ネットワーク34に接続している。通信ネットワーク34の例としては、LANやインターネットなどのコンピュータネットワークがある。
【0064】
機器監視装置30は、その内部に、異常検出部30−1、メッセージ作成部30−2、属性設定部30−3、音声合成部30−4、回線制御部30−5、メッセージデータテーブル30−6、管理者データテーブル30−7、機器データテーブル30−8、異常データテーブル30−9を有してなる。
【0065】
異常検出部30−1は、通信ネットワーク34を介して複数のオフィス機器(3−1,3−2,3−3)と通信を行うことで、それぞれの機器の状態を表す情報を受信し、機器の状態の異常を検出した場合には、異常コード、機器コード、管理者コードからなる異常に関する情報(異常情報)をメッセージ作成部30−2と属性設定部30−3に送る。
【0066】
メッセージ作成部30−2は、異常検出部30−1から異常情報を受け取ると、通知メッセージを作成する。通知メッセージは、メッセージテンプレートに異常情報の各コードに対応する単語を当てはめて作成する。
【0067】
メッセージテンプレートは、異常情報中の管理者コードから管理者データテーブル30−7を検索して聴取回数を得た後に、聴取回数からメッセージデータテーブル30−6を検索することで特定する。ここで聴取回数とは、管理者が過去に機器監視装置30から通知を受けた回数の累計である。
管理者データテーブル30−7には、管理者コードと聴取回数の組合せが記録してある。
また、メッセージデータテーブル30−6には、聴取回数とメッセージテンプレートの組合せが設定してある。図14(a)は、メッセージデータテーブル30−6の聴取回数とメッセージテンプレートとの組合せのデータ例を示した図である。
【0068】
異常情報中の各コードに対応する単語は、管理者コードと各コードからメッセージデータテーブル30−6を検索して得る。図14(b)は、メッセージデータテーブル30−6の各コード(機器コード、異常コード)と単語の組合せのデータ例を示した図である。
【0069】
メッセージ作成部30−2は、作成した通知メッセージを音声合成部30−4へ送る。
【0070】
属性設定部30−3は、異常検出部30−1から異常情報を受け取ると、声種、高さ、大きさ、速度などの音声属性を音声合成部30−4に設定する。
【0071】
属性設定部30−3は、異常情報中の機器コードから属性データテーブル30−8を検索して声種を設定する。図15(a)は、属性データテーブル30−8の機器コードと声種の組合せのデータ例を示した図である。
また属性設定部3−3は、異常情報中の異常コードから異常データテーブル30−9を検索して緊急度を得た後に、得られた緊急度から属性データテーブル30−8を検索して緊急度に対する高さ、大きさ、速度を設定する。図15(b)は属性データテーブル30−8の緊急度と高さ、大きさ、速度の組合せのデータ例を示した図である。
【0072】
音声合成部30−4は、メッセージ作成部30−2が作成した通知メッセージを、属性設定部30−3が設定した音声属性に基づいて合成音声に変換し、回線制御部30−5に送る。通知メッセージを合成音声に変換する方法は、既存の規則音声合成技術による。
【0073】
回線制御部30−5は、音声合成部30−4から受け取った合成音声を公衆回線35を通して管理者の電話32に送出する。
【0074】
以上説明した実施の形態によれば、異常に関する情報に基づき音声属性を設定し、当該音声情報に基づき通知メッセージを合成音声に変換するようにしたことで、効率的で分かりやすく通知することができる。
また、管理者の聴取回数に基づきメッセージテンプレートを特定するようにしたことにより、管理者ごとに最適な効率と分かり易さで通知することができる。
さらに、緊急度や機器に応じて音声属性を変えることにより、管理者が異常に対する緊急度や機器の識別が容易に行えるようになる。
【0075】
以上説明した実施の形態において、管理者が過去に機器監視装置30から通知を受けた回数の累計を聴取回数としたが、管理者が機器ごとに受けた通知の回数の累計を聴取回数としてもよい。すなわち、機器に応じて聴取回数が異なり、よって、機器に応じてメッセージテンプレートが特定される。
【0076】
【発明の効果】
発明によれば、複数の通知手段を使い分けるようにしたことで、通知の割り込み性を制御し、通知に対する管理者の負担を軽減することができる。
【0077】
また、本発明によれば、管理者への通知の進捗状況を機器の利用者に通知することができるため、利用者は、管理者が異常を把握しているか否かを判断することができる。
【0078】
また、本発明によれば、異常に関する情報に基づき音声属性を設定し、当該音声情報に基づき通知メッセージを合成音声に変換するようにしたことで、効率的で分かりやすく通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる機器監視装置の実施の形態を示すネットワーク構成図である。
【図2】図1に示す機器監視装置内の機器データテーブルのデータ例を示す図である。
【図3】図1に示す機器監視装置内の管理者データテーブルのデータ例を示す図である。
【図4】図1に示す機器監視装置内のメッセージデータテーブルのデータ例を示す図である。
【図5】図1に示す機器監視装置が受信する機器の状態を表す情報の例を示す図である。
【図6】図1に示す機器監視装置が特定した正管理者と緊急度の例を示す図である。
【図7】図1に示す機器監視装置が特定した通知手段と宛先の例を示す図である。
【図8】図1に示す機器監視装置が作成したメッセージの例を示す図である。
【図9】本発明にかかる機器監視装置の別の実施の形態を示すネットワーク構成図である。
【図10】図9に示す機器監視装置内の状況記憶部のデータ例を示す図である。
【図11】図9に示す機器監視装置内の状況記憶部の別のデータ例を示す図である。
【図12】図9に示す機器監視装置内の状況記憶部のさらに別のデータ例を示す図である。
【図13】本発明にかかる機器監視装置のさらに別の実施の形態を示すネットワーク構成図である。
【図14】図13に示す機器監視装置内のメッセージデータテーブルのデータ例を示す図であり、(a)は聴取回数とメッセージテンプレートの組合せの例、(b)は各コードと単語の組合せの例、を示す図である。
【図15】図13に示す機器監視装置内の属性データテーブルのデータ例を示す図であり、(a)は機器コードと声種の組合せの例、(b)は緊急度と、高さ、大きさ、速度の組合せの例、を示す図である。
【符号の説明】
10,20,30 機器監視装置
11 管理者用端末
12,22,32 管理者の電話
14,24,34 通信ネットワーク
15,25,35 公衆回線
21 ユーザ用端末

Claims (15)

  1. 複数の機器と複数の端末のそれぞれと通信ネットワークを介して接続し、
    上記複数の機器のそれぞれの機器の状態ごとの緊急度が、各機器を特定する機器情報と関連付けて記憶されている第1テーブルと、
    上記機器の状態ごとの緊急度が、上記複数の端末のいずれかの端末を特定する端末情報と関連付けて記憶されている第2テーブルと、
    上記複数の端末ごとの端末情報が、複数のメッセージテンプレートのいずれかのメッセージテンプレートと関連付けて記憶されている第3テーブルと、
    上記複数の機器のいずれかの機器の状態を表す情報を受信する状態受信手段と、
    上記受信した情報に含まれる上記機器の機器情報と上記機器の状態とに関連付けて上記第1テーブルに記憶されている緊急度を特定する第1特定手段と、
    上記特定された緊急度と関連付けて上記第2テーブルに記憶されている端末情報を特定する第2特定手段と、
    上記特定された端末情報と関連付けて上記第3テーブルに記憶されているメッセージテンプレートを特定する第3特定手段と、
    上記特定されたメッセージテンプレートを用いて上記受信した機器の状態を表す情報に含まれる機器の状態を示すメッセージを作成し、上記作成されたメッセージを上記特定された端末情報を用いて上記複数の端末のうちのいずれかの端末に通知するメッセージ通知手段と、
    を有してなることを特徴とする機器監視装置。
  2. 上記機器の状態ごとの緊急度が、複数の音声属性のいずれかの音声属性と関連付けて記憶されている第4テーブル、
    を備え、
    上記メッセージ通知手段は、上記特定された緊急度と関連付けて上記第4テーブルに記憶されている音声属性に基づいて上記作成されたメッセージを合成音声に変換した上で、上記変換された合成音声を上記端末に通知する、
    請求項1記載の機器監視装置。
  3. 上記複数の端末には、上記機器のユーザが利用する利用者端末と、上記機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、
    上記メッセージ通知手段は、上記作成されたメッセージを上記管理者端末に通知し、
    上記管理者端末へのメッセージの通知の進捗状況を上記利用者端末に通知する進捗状況通知手段、
    を備えた請求項1記載の機器監視装置。
  4. 上記複数の端末には、上記機器のユーザが利用する利用者端末と、上記機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、
    上記ユーザから上記管理者への上記機器に関する要望が記憶される記憶手段を備え、
    上記要望を上記利用者端末から受信して上記記憶手段に記憶する要望受信手段と、
    上記記憶手段に記憶されている要望を上記管理者端末に通知する要望通知手段と、
    を備えた請求項1記載の機器監視装置。
  5. 上記複数の端末には、上記機器のユーザが利用する利用者端末と、上記機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、
    上記機器の状態に対する上記管理者の対応予定が記憶される記憶手段を備え、
    上記対応予定を上記管理者端末から受信して上記記憶手段に記憶する対応予定受信手段と、
    上記記憶手段に記憶されている対応予定を上記利用者端末に通知する対応予定通知手段と、
    を備えた請求項1記載の機器監視装置。
  6. 上記複数の端末には、上記機器の管理者が利用する管理者端末が含まれ、
    上記メッセージ通知手段は、上記作成されたメッセージを上記管理者端末に通知し、
    上記管理者端末へのメッセージの通知の進捗状況を上記機器が備える表示手段に表示されるように上記機器に通知する進捗状況通知手段、
    を備えた請求項1記載の機器監視装置。
  7. 上記複数の端末には、上記機器の管理者が利用する管理者端末が含まれ、
    上記機器の状態に対する上記管理者の対応予定が記憶される記憶手段を備え、
    上記対応予定を上記管理者端末から受信して上記記憶手段に記憶する対応予定受信手段と、
    上記記憶手段に記憶されている対応予定を上記機器が備える表示手段に表示されるように上記機器に通知する対応予定通知手段と、
    を備えた請求項1記載の機器監視装置。
  8. 複数の機器と通信ネットワークを介して接続している機器監視装置と、上記機器監視装置と通信ネットワークを介して接続している複数の端末とを備えた機器監視システムであって、
    上記機器監視装置は、
    上記複数の機器のそれぞれの機器の状態ごとの緊急度が、各機器を特定する機器情報と関連付けて記憶されている第1テーブルと、
    上記機器の状態ごとの緊急度が、上記複数の端末のいずれかの端末を特定する端末情報と関連付けて記憶されている第2テーブルと、
    上記複数の端末ごとの端末情報が、複数のメッセージテンプレートのいずれかのメッセージテンプレートと関連付けて記憶されている第3テーブルと、
    上記複数の機器のいずれかの機器の状態を表す情報を受信する状態受信手段と、
    上記受信した情報に含まれる上記機器の機器情報と上記機器の状態とに関連付けて上記第1テーブルに記憶されている緊急度を特定する第1特定手段と、
    上記特定された緊急度と関連付けて上記第2テーブルに記憶されている端末情報を特定する第2特定手段と、
    上記特定された端末情報と関連付けて上記第3テーブルに記憶されているメッセージテンプレートを特定する第3特定手段と、
    上記特定されたメッセージテンプレートを用いて上記受信した機器の状態を表す情報に含まれる機器の状態を示すメッセージを作成し、上記作成されたメッセージを上記特定された端末情報を用いて上記複数の端末のうちのいずれかの端末に通知するメッセージ通知手段と、
    を有してなり、
    上記複数の端末のそれぞれは、
    上記メッセージ通知手段から通知されるメッセージを受信するメッセージ受信手段、
    を有してなることを特徴とする機器監視システム。
  9. 複数の機器と複数の端末のそれぞれと通信ネットワークを介して接続し、
    上記複数の機器のそれぞれの機器の状態ごとの緊急度が、各機器を特定する機器情報と関連付けて記憶されている第1テーブルと、
    上記機器の状態ごとの緊急度が、上記複数の端末のいずれかの端末を特定する端末情報と関連付けて記憶されている第2テーブルと、
    上記複数の端末ごとの端末情報が、複数のメッセージテンプレートのいずれかのメッセージテンプレートと関連付けて記憶されている第3テーブルと、
    を備えた装置により実行される機器監視方法であって、
    上記装置が、上記複数の機器のいずれかの機器の状態を表す情報を受信するステップと、
    上記装置が、上記受信した情報に含まれる上記機器の機器情報と上記機器の状態とに関連付けて上記第1テーブルに記憶されている緊急度を特定するステップと、
    上記装置が、上記特定された緊急度と関連付けて上記第2テーブルに記憶されている端末情報を特定するステップと、
    上記装置が、上記特定された端末情報と関連付けて上記第3テーブルに記憶されているメッセージテンプレートを特定するステップと、
    上記装置が、上記特定されたメッセージテンプレートを用いて上記受信した機器の状態を表す情報に含まれる機器の状態を示すメッセージを作成し、上記作成されたメッセージを上記特定された端末情報を用いて上記複数の端末のうちのいずれかの端末に通知するステップと、
    を有してなることを特徴とする機器監視方法。
  10. 上記機器の状態ごとの緊急度が、複数の音声属性のいずれかの音声属性と関連付けて記憶されている第4テーブル、を備え、
    上記装置は、上記特定された緊急度と関連付けて上記第4テーブルに記憶されている音声属性に基づいて上記作成されたメッセージを合成音声に変換した上で、上記変換された合成音声を上記端末に通知する、
    請求項9記載の機器監視方法。
  11. 上記複数の端末には、上記機器のユーザが利用する利用者端末と、上記機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、
    上記装置は、上記作成されたメッセージを上記管理者端末に通知し、
    上記装置が、上記管理者端末へのメッセージの通知の進捗状況を上記利用者端末に通知するステップ、
    を備えた請求項9記載の機器監視方法。
  12. 上記複数の端末には、上記機器のユーザが利用する利用者端末と、上記機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、
    上記装置は、上記ユーザから上記管理者への上記機器に関する要望が記憶される記憶手段を備え、
    上記装置が、上記要望を上記利用者端末から受信して上記記憶手段に記憶するステップと、
    上記装置が、上記記憶手段に記憶されている要望を上記管理者端末に通知するステップと、
    を備えた請求項9記載の機器監視方法。
  13. 上記複数の端末には、上記機器のユーザが利用する利用者端末と、上記機器の管理者が利用する管理者端末と、が含まれ、
    上記装置は、上記機器の状態に対する上記管理者の対応予定が記憶される記憶手段を備え、
    上記装置が、上記対応予定を上記管理者端末から受信して上記記憶手段に記憶するステップと、
    上記装置が、上記記憶手段に記憶されている対応予定を上記利用者端末に通知するステップと、
    を備えた請求項9記載の機器監視方法。
  14. 上記複数の端末には、上記機器の管理者が利用する管理者端末が含まれ、
    上記装置は、上記作成されたメッセージを上記管理者端末に通知し、
    上記装置が、上記管理者端末へのメッセージの通知の進捗状況を上記機器が備える表示手段に表示されるように上記機器に通知するステップ、
    を備えた請求項9記載の機器監視方法。
  15. 上記複数の端末には、上記機器の管理者が利用する管理者端末が含まれ、
    上記装置は、上記機器の状態に対する上記管理者の対応予定が記憶される記憶手段を備え、
    上記装置が、上記対応予定を上記管理者端末から受信して上記記憶手段に記憶するステップと、
    上記装置が、上記記憶手段に記憶されている対応予定を上記機器が備える表示手段に表示されるように上記機器に通知するステップと、
    を備えた請求項9記載の機器監視方法。
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