JP4582317B2 - 通信機能付き付箋及び付箋製造装置 - Google Patents
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Description
また、無線タグ回路素子のアンテナの多くの部分を、タグ基材のうち、弱粘着材層と重ならない領域に配置することにより、アンテナの多くの部分は、貼り付け対象に直接接触するあるいは近接することがなくなる。これにより、貼り付け対象が金属の場合であってもこれに阻害されることが少なくなり、通信の安定性を向上できる。
第7の発明は、上記第2乃至第6発明のいずれか1つにおいて、前記弱粘着材層は、付箋の面方向端部又はその近傍に設けられていることを特徴とする。
これにより、面方向端部又はその近傍を貼り付け対象に貼り付けるとともに、剥がすときにはそれ以外の粘着材のない部分を手で把持することで容易に剥がすことができる。
第8の発明は、上記第1乃至第7発明のいずれかにおいて、前記無線タグ回路素子は、前記タグ基材の面方向中心部より一方側に偏って配置されていることを特徴とする。
無線タグ回路素子を中心より一方側に寄せて配置することにより、付箋作成時において表記媒体に印字手段により印字を行う場合、あるいは作成された付箋の表記媒体に使用者が適宜の手書き筆記を行う場合に、当該印字又は筆記の邪魔にならないようにして印字又は筆記のかすれや乱れを防止するともに、その印字・筆記時に作用する力で無線タグ回路素子の耐久性に悪影響が及ぶのを防止できる。
上記実施形態では、付箋1において、無線タグ回路素子Toは、図1(a)及び図1(b)に示すようにIC回路部150が付箋1の長手方向中央部に位置しアンテナ151が付箋1の長手方向略大部分にわたるように配置されたが、これに限られず、他の構成でも良い。
図9は、本変形例の付箋1′を表す縦断面図であり、上記実施形態の図1(b)に相当する図である。図9に示すように、付箋1′は、図1(b)等に示した付箋1から剥離紙6を省略した構造となっている。この場合も、(特に弱粘着材層4の粘着力が比較的小さいことから)例えば前述の図7に示したような付箋製造装置300によって製造することができる。
図11は、本変形例の付箋1″を表す縦断面図であり、上記実施形態の図1(b)に相当する図である。図11に示すように、付箋1″は、弱粘着材層4と略同等の小型の剥離紙6′とし、さらにこれに対応した大きさの小型の基材2′及び強粘着材層5′としたものである。
以上のようにしてメッセージ送出者が無線タグ回路素子ToのIC回路部150にメッセージを書き込み、メッセージ受取者がそのメッセージ内容をスキャナ200で読んでパソコン100に表示させることで、メッセージ内容の伝達が完了するが、このときのIC回路部150に記憶される情報(データ)のデータ構成としてはいくつか考えられる。
1′ 付箋
1″ 付箋
2 基材(タグ基材)
3 表示層(表記媒体)
4 弱粘着材層
5 強粘着材層
5′ 強粘着材層
6 剥離紙(剥離材層)
6′ 剥離紙(剥離材層)
150 IC回路部
151 アンテナ
157 制御部(制御手段)
200 スキャナ(質問器)
300 付箋製造装置
300′ 付箋製造装置
301 高周波回路(情報アクセス手段)
302 制御回路(情報アクセス手段)
305 印字ヘッド(印字手段)
306 アンテナ(装置側アンテナ)
307 カッタ(切断手段)
308 タグ片供給器(タグ搭載片供給手段)
S 領域(手書き筆記可能な領域)
To 無線タグ回路素子
Claims (14)
- 情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されるアンテナとを備えた無線タグ回路素子を配置したタグ基材と、
前記タグ基材の厚さ方向一方側に配置された表記媒体と、
前記タグ基材の厚さ方向他方側に配置され、前記無線タグ回路素子を貼り付け対象に対し再剥離可能に貼り付けるための弱粘着材層と
を有し、
前記弱粘着材層は、
付箋の面方向端部又はその近傍に設けられており、
前記タグ基材は、
平面視において前記弱粘着材層と重なる領域と、平面視において前記弱粘着材層と重ならない領域と、を備えており、
前記無線タグ回路素子の前記アンテナは、
前記弱粘着材層と重ならない領域に配置される部分が、前記弱粘着材層と重なる領域に配置される部分よりも大きくなるように、
前記タグ基材に配置されていることを特徴とする通信機能付き付箋。 - 情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されるアンテナとを備えた無線タグ回路素子を配置したタグ基材と、
前記タグ基材の厚さ方向一方側に配置された表記媒体と、
前記タグ基材の厚さ方向他方側に配置され、前記無線タグ回路素子を貼り付け対象に対し再剥離可能に貼り付けるための弱粘着材層と、
を有し、
前記無線タグ回路素子の前記アンテナは、前記タグ基材のうち平面視において前記弱粘着材層と重ならない領域に配置されていることを特徴とする通信機能付き付箋。 - 情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されるアンテナとを備えた無線タグ回路素子を配置したタグ基材と、
前記タグ基材の厚さ方向一方側に配置された表記媒体と、
前記タグ基材の厚さ方向他方側に配置され、前記無線タグ回路素子を貼り付け対象に対し再剥離可能に貼り付けるための弱粘着材層と、
を有し、
前記表記媒体と前記タグ基材との間に設けた強粘着材層と、
少なくとも前記弱粘着材層の貼り付け側を覆う剥離材層とを有することを特徴とする通信機能付き付箋。 - 情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されるアンテナとを備えた無線タグ回路素子を配置したタグ基材と、
前記タグ基材の厚さ方向一方側に配置された表記媒体と、
前記タグ基材の厚さ方向他方側に配置され、前記無線タグ回路素子を貼り付け対象に対し再剥離可能に貼り付けるための弱粘着材層と、
を有し、
前記無線タグ回路素子の前記IC回路部は、質問器から発信され前記アンテナで受信された前記IC回路部へのアクセス情報に含まれる当該無線タグ回路素子の識別情報に応じて、対応する所定の返答を行うか所定の返答を行わないかを切替制御する制御手段を備えることを特徴とする通信機能付き付箋。 - 請求項4記載の通信機能付き付箋において、
前記無線タグ回路素子の前記IC回路部は、読み取り許可情報を記憶保持しており、
前記制御手段は、前記アクセス情報に含まれる読み取り許可照合情報と前記IC回路部に記憶した前記読み取り許可情報との照合判定を行う判定手段を備え、この判定手段の判定結果に基づき前記所定の返答を行うか所定の返答を行わないかを切り換え制御することを特徴とする通信機能付き付箋。 - 請求項5記載の通信機能付き付箋において、
前記無線タグ回路素子の前記IC回路部は、前記読み取り許可情報としての有効期限情報を記憶していることを特徴とする通信機能付き付箋。 - 請求項2乃至6のいずれか1項記載の通信機能付き付箋において、
前記弱粘着材層は、付箋の面方向端部又はその近傍に設けられていることを特徴とする通信機能付き付箋。 - 請求項1乃至7のいずれか1項記載の通信機能付き付箋において、
前記無線タグ回路素子は、前記タグ基材の面方向中心部より一方側に偏って配置されていることを特徴とする通信機能付き付箋。 - 請求項1乃至8のいずれか1項記載の通信機能付き付箋において、
前記無線タグ回路素子の前記IC回路部は、当該無線タグ回路素子の識別情報と、書き込み操作者から読み取り操作者へのメッセージ情報とを記憶していることを特徴とする通信機能付き付箋。 - 請求項1乃至9のいずれか1項記載の通信機能付き付箋において、
前記表記媒体は、所定の文字又は図像が印刷されていることを特徴とする通信機能付き付箋。 - 請求項1乃至10のいずれか1項記載の通信機能付き付箋において、
前記表記媒体は、使用者が手書き筆記可能な筆記領域を備えることを特徴とする通信機能付き付箋。 - テープ状又はシート状の表記媒体を供給する表記媒体供給手段と、
情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されるアンテナとを備えた無線タグ回路素子を配置したタグ基材と、前記タグ基材の厚さ方向一方側に配置され、前記タグ基材を前記表記媒体に貼り付けるための強粘着材層と、前記タグ基材の厚さ方向他方側に配置され、前記無線タグ回路素子を貼り付け対象に対し再剥離可能に貼り付けるための弱粘着材層と、この弱粘着材層の貼り付け側を覆う剥離材層と有するタグ搭載片を、前記表記媒体供給手段から供給される前記表記媒体へ断続的に供給するタグ搭載片供給手段と、
このタグ搭載片供給手段で供給された前記タグ搭載片が貼り付けられた前記表記媒体を所定の長さに切断する切断手段とを有することを特徴とする付箋製造装置。 - 請求項12記載の付箋製造装置において、
前記表記媒体供給手段から供給された前記表記媒体の所定領域に所定の印字を行う印字手段を有することを特徴とする付箋製造装置。 - 請求項12又は13記載の付箋製造装置において、
前記無線タグ回路素子との間で無線通信により情報の送受信を行う装置側アンテナと、
前記無線タグ回路素子のIC回路部への読み取り許可情報を含むアクセス情報を生成し、前記装置側アンテナを介して前記無線タグ回路素子へ送信し、前記無線タグ回路素子のIC回路部へ情報書き込みを行う情報アクセス手段とを有することを特徴とする付箋製造装置。
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