JP2008027145A - 無線タグ情報通信装置、タグラベル作成装置、無線タグ回路素子、及び無線タグ情報読み取り装置 - Google Patents

無線タグ情報通信装置、タグラベル作成装置、無線タグ回路素子、及び無線タグ情報読み取り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】不正機能因子を含んだ無線タグ回路素子の市場流通を防止する。
【解決手段】タグラベル作成装置2は、印字済タグラベル用テープ110に備えられる無線タグ回路素子Toとの間で信号の送受を行うアンテナ14と、このアンテナ14を介し無線タグ回路素子Toへアクセスするための高周波回路21と、タグラベル作成装置2全体の動作を制御するための制御回路30と、メモリ部300とを有する。メモリ部300には、コンピュータウイルスのパターンファイル等の情報がデータベースとして格納保持されている。制御回路30は、無線タグ回路素子Toに書き込むための無線タグ情報を入力し、無線タグ情報にウイルス関連データが含まれているかどうかをチェックし、ウイルス関連データが検出されたときには、無線タグ回路素子Toへの無線タグ情報の書き込みを行わないように制御する。
【選択図】図8

Description

本発明は、外部と情報送受信可能な無線タグ回路素子と情報通信を行う無線タグ情報通信装置、その無線タグ回路素子、当該無線タグ回路素子を備えた無線タグラベルを作成するタグラベル作成装置、及び無線タグ回路素子に備えられた無線タグ情報を読み取る無線タグ情報読み取り装置に関する。
小型の無線タグとリーダ(読み取り装置)/ライタ(書き込み装置)との間で非接触で情報の読み取り/書き込みを行うRFID(Radio Frequency Identification)システムが知られている。無線タグに備えられる無線タグ回路素子は、所定の無線タグ情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されて情報の送受信を行うアンテナとを備えており、無線タグが汚れている場合や見えない位置に配置されている場合であっても、リーダ/ライタ側よりIC回路部の無線タグ情報に対してアクセス(情報の読み取り/書き込み)が可能であり、物品管理や検査工程等の様々な分野において既に実用化が進んでいる。
例えばこの無線タグはラベル状に形成され、例えばラベルの裏面に備えられた粘着剤によって貼り付け対象物品に貼り付けられる。このとき、IC回路部に記憶された情報のセキュリティー上の観点から、情報の改ざんの有無を検証できるようにした従来技術が既に提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術においては、無線タグ回路素子に記憶されるタグID等の無線タグ情報の管理を行う管理端末と、その無線タグ情報を格納した無線タグ回路素子を備えた無線タグの製造を行う工場用端末と、無線タグ情報の失効を判定可能な利用端末とを備えている。そして、利用端末からの検証要求に基づき、管理端末がその利用端末からの検証要求に含まれるタグIDと、予め管理端末内の管理データベースに格納してあるタグIDとを比較し、正当なものであるか否か(改ざんされていないかどうか)を検証し、その検証の結果を利用端末に送信するようになっている。
特許3578057号公報
既に、コンピュータネットワークへ不正に侵入し各種の破壊的活動を行うコンピュータウイルスが大きな社会問題となっているが、近年、無線タグに感染可能なウイルスの存在が明らかになった。
上記従来技術は、無線タグ回路素子のIC回路部内の情報のセキュリティーを確保することを目的として、製造時にデータベースに格納された無線タグ情報(上記の例ではタグID)と現在の無線タグ情報とを比較し、相違がある場合には改ざんされたものであると判定するようになっている。しかしながら、その相違はどのようにして生じたかについては不明のままであり、例えば通信エラー等によって何らかの誤差因子が生じてしまったからなのか、上記のような感染性のあるウイルスに感染したのか、若しくはサイバー攻撃等の意図を持つ何者かによって破壊性のある危険性の高いデータが埋め込まれたのか等を判別することはできない。すなわち、無線タグ情報における上記ウイルスや高危険性データ等の不正機能因子の検出については特に配慮されておらず、またそのような不正機能因子を含んだ無線タグが市場に流通するのを未然に防止することもできなかった。
本発明の目的は、不正機能因子を含んだ無線タグ回路素子の市場流通を防止できる無線タグ情報通信装置、無線タグ回路素子、タグラベル作成装置、及び無線タグ情報読み取り装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、情報を記憶するIC回路部及びこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナを備えた無線タグ回路素子を備えたタグ媒体を搬送する搬送手段と、前記無線タグ回路素子との間で無線通信により情報の送受信を行うための送受信手段と、前記送受信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むための無線タグ情報を入力するタグ情報入力手段と、この無線タグ情報入力手段で入力した前記無線タグ情報における不正機能因子を検出する第1不正検出手段とを有することを特徴とする。
本願第1発明においては、無線タグ回路素子を備えたタグ媒体が搬送手段で搬送され、当該無線タグ回路素子に対し、タグ情報入力手段で入力された無線タグ情報が送受信手段を介し書き込まれる。このとき、第1不正検出手段が、無線タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報における不正機能因子を検出することにより、不正機能因子が検出された場合には、無線タグ回路素子への無線タグ情報の書き込みを行わないようにすることが可能となる。この結果、書き込まれた情報の正当性が確保され、不正機能因子を備えた無線タグ回路素子の市場流通を防止することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記第1不正検出手段は、前記タグ情報入力手段で入力した前記無線タグ情報に含まれる前記不正機能因子としてのコンピュータウイルス関連データを検出するウイルス検出手段を備えることを特徴とする。
第1不正検出手段に備えられたウイルス検出手段が、無線タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報におけるコンピュータウイルス関連データを検出することにより、コンピュータウイルス関連データ(コンピュータウイルスに冒されたファイルを指し示すデータなど)を備えた無線タグ回路素子の市場流通を防止することが可能となる。この結果、悪意のサイバー攻撃等に利用されるのを防止することができる。
第3発明は、上記第1発明において、前記第1不正検出手段は、前記タグ情報入力手段で入力した前記無線タグ情報に含まれる前記不正機能因子としての所定の高危険性データを検出する危険データ検出手段を備えることを特徴とする。
第1不正検出手段に備えられた危険データ検出手段が、無線タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報における高危険性データを検出することにより、破壊性のある危険性の高いデータを備えた無線タグ回路素子の市場流通を防止することが可能となる。この結果、悪意のサイバー攻撃等に利用されるのを防止することができる。
第4発明は、上記第3発明において、前記危険データ検出手段で前記高危険性データが検出された場合、当該高危険性データを安全化処理する安全化手段を備えることを特徴とする。
高危険性データ検出時に、当該危険性の高いデータを安全化手段で安全化処理することにより、高危険性データを備えた無線タグ回路素子の市場流通を確実に防止することができる。
第5発明は、上記第1乃至第4発明のいずれかにおいて、前記第1不正検出手段で前記不正機能因子を検出した場合、対応する制御信号を生成する制御信号生成手段を有することを特徴とする。
これにより、不正機能因子検出時に、設定(報知や中止の選択、報知の方法など)にもとづいてその旨を表示して操作者に報知したり、あるいは無線タグの作成を行わないようにしたりすることができる。
上記目的を達成するために、第6の発明は、情報を記憶するIC回路部及びこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナを備えた無線タグ回路素子を備えたタグ媒体を搬送する搬送手段と、前記無線タグ回路素子との間で無線通信により情報の送受信を行うための送受信手段と、前記送受信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むための無線タグ情報を入力するタグ情報入力手段と、前記タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報に対応する印字を、前記タグ媒体又はこれに貼り合わせる被印字媒体に行う印字手段と、前記無線タグ情報に不正機能因子が存在するかどうかを検出するための不正機能因子情報をデータベースに格納保持する記憶装置と、この記憶装置の前記データベースより取得した前記不正機能因子情報を用いて、前記タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報の前記不正機能因子を検出する第2不正検出手段とを有することを特徴とする。
本願第6発明においては、無線タグ回路素子を備えたタグ媒体が搬送手段で搬送され、当該無線タグ回路素子に対し、タグ情報入力手段で入力された無線タグ情報が送受信手段を介し書き込まれる。一方このとき、記憶装置に備えられたデータベースに不正機能因子情報が格納保持されており、第2不正検出手段が、その不正機能因子情報を用いて、無線タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報における不正機能因子を検出する。これにより、不正機能因子が検出された場合には、無線タグ回路素子への無線タグ情報の書き込みを行わないようにすることが可能となる。この結果、書き込まれた情報の正当性が確保され、不正機能因子を備えた無線タグ回路素子の市場流通を防止することができる。
第7発明は、上記第6発明において、前記記憶装置に問い合わせ信号を出力し、前記データベース内の前記不正機能因子情報を取得する不正因子情報取得手段を有し、前記第2不正検出手段は、前記不正因子情報取得手段で取得した前記不正機能因子情報を用いて、前記タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報の前記不正機能因子を検出することを特徴とする。
不正因子情報取得手段が問い合わせ信号を出力してデータベース内の不正機能印字情報を取得し、第2不正検出手段がその不正機能因子情報を用いて無線タグ情報における不正機能因子を検出することにより、所定のタイミングで高頻度に不正機能因子の検出を行うことが可能となる。
第8発明は、上記第6又は第7発明において、前記記憶装置は、前記データベース内の前記不正機能因子情報を、所定時間ごとに最新情報に更新するための最新情報取得手段を備えることを特徴とする。
データベース内の不正機能因子情報が最新情報に更新されることにより、日々刻々と出現するコンピュータウイルスに係わるウイルス関連データや高危険性データ等の不正機能因子に確実に対応し、それらを備えた無線タグ回路素子の市場流通を確実に防止することができる。
上記目的を達成するために、第9の発明は、所定の無線タグ情報を記憶するIC回路部と、このIC回路部に接続されるタグ側アンテナとを有する無線タグ回路素子であって、前記IC回路部は、前記無線タグ情報が不正機能因子を含まない旨の識別子を書き込まれていることを特徴とする。
これにより、IC回路部の情報読み取りを行ったとき、識別子が書き込まれているどうかで無線タグ情報の不正機能因子の有無を推定(検出)することができる。この結果、識別子が書き込まれていない場合には不正機能因子が含まれているとみなして、対象物情報の取得を行わないようにし、これによって無線タグ回路素子として十分な機能を果たさなくなることから、不正機能因子が機能することを防止することができる。
上記目的を達成するために、第10の発明は、所定の無線タグ情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナとを有する無線タグ回路素子との間で無線通信により情報の送受信を行う装置側アンテナと、前記無線タグ回路素子の前記IC回路部へアクセスするためのアクセス情報を生成し、前記装置側アンテナを介して前記無線タグ回路素子へ送信し、前記IC回路部に記憶された情報の読み取りを行う情報アクセス手段と、この情報アクセス手段での情報読み取りにおいて、前記IC回路部の前記無線タグ情報が不正機能因子を含まない旨の識別子を取得したかどうかを判定する判定手段とを有することを特徴とする。
本願第10発明においては、情報アクセス手段で生成されたアクセス情報が装置側アンテナを介し無線タグ回路素子へ送信され、IC回路部の記憶情報の読み取りが行われる。そして、この読み取りの際、不正機能因子を含まない旨の識別子を取得したかどうかが判定手段で判定される。これにより、識別子を取得していないと判定された場合には、IC回路部に記憶された無線タグ情報に不正機能因子が含まれているとみなして対象物情報の取得を行わないようにし、これによってこれによって無線タグ回路素子の利用を事実上行えなくなることから、不正機能因子が機能するのを防止することが可能となる。
第11発明は、上記第10発明において、前記判定手段で前記識別子を取得していないと判定されたときには、前記情報アクセス手段での情報読み取り結果に基づく当該無線タグ回路素子の対象物情報の取得を行わず、前記判定手段で前記識別子を取得したと判定されたときには、前記情報アクセス手段での情報読み取り結果に基づき当該無線タグ回路素子の対象物情報の取得を実行する対象物情報取得手段を有することを特徴とする。
識別子を取得したと判定された場合には、IC回路部の無線タグ情報に不正機能因子が含まれていないとみなして、対象物情報取得手段で対象物情報の取得を行い、通常の利用を行うことができる。一方識別子を取得していないと判定された場合には、対象物情報取得手段でIC回路部の無線タグ情報に不正機能因子が含まれているとみなして、タグ情報取得手段が対象物情報の取得を行わないようにし、これによって不正機能因子の市場流通を防止することができる。
第12発明は、上記第11発明において、前記判定手段で前記識別子を取得していないと判定されたときには、対応する報知を行うための報知信号を生成する報知信号生成手段を有することを特徴とする。
これにより、識別子を取得していないと判定された場合に、無線タグ情報に不正機能因子が含まれている旨を操作者に報知することができる。
本発明によれば、不正機能因子を含んだ無線タグ回路素子の市場流通を防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態のタグラベル作成装置(無線タグ情報通信装置)が適用される無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。この実施形態は、本発明を無線タグの生成システムに適用した場合の実施形態である。
図1に示すこの無線タグ生成システム1において、本実施形態によるタグラベル作成装置2(無線タグ情報通信装置)は、有線あるいは無線による通信回線3を介してルートサーバ4、端末5、汎用コンピュータ6、及び複数の情報サーバ7に接続されている。情報サーバ7のメモリ部(図示せず)には、無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toの対象物である物品の物品情報(対象物情報)が物品データベースとして登録されている。
図2は、上記タグラベル作成装置2の詳細構造を表す概念的構成図である。
図2において、タグラベル作成装置2は、装置本体8が備えられている。装置本体8は、カートリッジ100(無線タグ回路素子カートリッジ)が着脱可能に取り付けられ嵌合されるカートリッジホルダ部(図示せず)を備え外郭を構成する筐体9と、カバーフィルム103(被印字媒体)に所定の印字(印刷)を行う印字手段としての印字ヘッド(この例ではサーマルヘッド)10と、カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105を駆動するリボン巻取りローラ駆動軸11と、カバーフィルム103と基材テープ101(タグ媒体)とを貼り合わせつつ印字済タグラベル用テープ110としてカートリッジ100から繰り出すための圧着ローラ107(搬送手段)と、この圧着ローラ107を駆動するための駆動軸12と、印字済タグラベル用テープ110に備えられる無線タグ回路素子To(詳細は後述)との間で所定の周波数(例えば、UHF帯、マイクロ波帯、短波帯等)を用いて無線通信により信号の送受を行うアンテナ14(装置側アンテナ、送受信手段)と、上記印字済タグラベル用テープ110を所定のタイミングで所定の長さに切断しラベル状の無線タグラベルT(詳細は後述)を生成するカッタ15と、上記無線通信による信号送受時において無線タグ回路素子Toをアンテナ14に対向する所定のアクセスエリアに設定保持するとともに、切断後のテープ110(=無線タグラベルT)を案内するための一対の搬送ガイド13と、その案内された無線タグラベルTを搬出口(排出口)16へと搬送し送出する搬送手段としての送出ローラ17と、搬出口16における無線タグラベルTの有無を検出するセンサ18とを有している。
一方、装置本体8はまた、上記アンテナ14を介し上記無線タグ回路素子Toへアクセスする(読み取り又は書き込みを行う)ための高周波回路21と、無線タグ回路素子Toから読み出された信号を処理するための信号処理回路22と、前述したリボン巻取りローラ駆動軸11、テープ送りローラ駆動軸12を駆動するカートリッジ用モータ23と、このカートリッジ用モータ23の駆動を制御するカートリッジ駆動回路24と、上記印字ヘッド10への通電を制御する印刷駆動回路25と、上記カッタ15を駆動して切断動作を行わせるソレノイド26と、そのソレノイド26を制御するソレノイド駆動回路27と、上記送出ローラ17を駆動する送出ローラ用モータ28と、この送出ローラ用モータ28を制御する送出ローラ駆動回路29と、上記高周波回路21、信号処理回路22、カートリッジ駆動回路24、印刷駆動回路25、ソレノイド駆動回路27、送出ローラ駆動回路29等を介し、タグラベル作成装置2全体の動作を制御するための制御回路30と、HDD等から構成されるメモリ部300(記憶装置)とを有する。
制御回路30は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略するが、中央演算処理装置であるCPU、ROM、及びRAM等から構成され、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うようになっている。またこの制御回路30は、入出力インターフェイス31を介して通信回線3に接続され、この通信回線3に接続された前述のルートサーバ4、他の端末5、汎用コンピュータ6、及び情報サーバ7等との間で情報のやりとりが可能となっている。
メモリ部300には、無線タグ回路素子Toに入り込む不正機能因子の情報が、予めデータベースとして格納保持されている。不正機能因子としては、ウイルス関連データ(コンピュータウイルスに冒されたファイルを指し示すデータなど)や、サイバー攻撃等の意図を持つ何者かによって作成された破壊性のある高危険性データなどがあり、データベースには、上記ウイルス関連データに係るコンピュータウイルスの特徴を収集したパターンファイルや、上記高危険性データに係わる種々の情報が格納保持されている。この不正機能因子の情報は、通信回線3より入出力インターフェイス31及び制御回路30を介して所定時間ごと(例えば一日おき)に更新されるようになっている(最新情報取得手段)。これにより、ウイルス関連データや高危険性データ等の不正機能因子情報として、日々刻々と出現する最新の情報を得ることができる。
図3は、カートリッジ100の詳細構造を説明するための説明図である。
図3において、カートリッジ100は、筐体100Aと、この筐体100A内に配置され帯状の上記基材テープ101が巻回された第1ロール102と、上記基材テープ101と略同じ幅である透明な上記カバーフィルム103が巻回された第2ロール104と、上記インクリボン105(熱転写リボン、但しカバーフィルムが感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール111と、印字後のリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、上記基材テープ101と上記カバーフィルム103とを押圧し接着させ上記印字済タグラベル用テープ110としつつ矢印Aで示す方向にテープ送りをする(=テープ送りローラとしても機能する)上記圧着ローラ107とを有する。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに、長手方向に複数の無線タグ回路素子Toが所定の等間隔で順次形成された上記基材テープ101を巻回している。
基材テープ101はこの例では4層構造となっており(図3中部分拡大図参照)、内側に巻かれる側(図3中右側)よりその反対側(図3中左側)へ向かって、適宜の粘着材からなる粘着層101a、PET(ポリエチレンテレフタラート)等から成る色付きのベースフィルム101b、適宜の粘着材からなる粘着層101c、剥離紙101dの順序で積層され構成されている。
ベースフィルム101bの裏側(図3中左側)には、情報の送受信を行うアンテナ(タグ側アンテナ)152が一体的に設けられており、これに接続するように情報を更新可能に(ワンタイムone-timeにあるいは書き換え可能rewritableに)記憶するIC回路部151が形成され、これらによって無線タグ回路素子Toが構成されている。
ベースフィルム101bの表側(図3中右側)には、後にカバーフィルム103を接着するための上記粘着層101aが形成され、またベースフィルム101bの裏側(図3中左側)には、無線タグ回路素子Toを内包するように設けた上記粘着層101cによって上記剥離紙101dがベースフィルム101bに接着されている。なお、この剥離紙101dは、最終的にラベル状に完成した無線タグラベルTが所定の商品等に貼り付けられる際に、これを剥がすことで粘着層101cにより当該商品等に接着できるようにしたものである。
第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記カバーフィルム103を巻回している。第2ロール104より繰り出されるカバーフィルム103は、その裏面側(すなわち上記基材テープ101と接着される側)に配置されたリボン供給側ロール111及びリボン巻取りローラ106で駆動されるリボン105が、上記印字ヘッド10に押圧されることで当該カバーフィルム103の裏面に当接させられるようになっている。
リボン巻取りローラ106及び圧着ローラ107は、それぞれカートリッジ100外に設けた例えばパルスモータである上記カートリッジ用モータ23(前述の図2参照)の駆動力が上記リボン巻取りローラ駆動軸11及び上記テープ送りローラ駆動軸12に伝達されることによって回転駆動される。
上記構成のカートリッジ100において、上記第1ロール102より繰り出された基材テープ101は、圧着ローラ107へと供給される。一方、第2ロール104より繰り出されるカバーフィルム103は、その裏面側(すなわち上記基材テープ101と接着される側)に配置されたリボン供給側ロール111及びリボン巻取りローラ106で駆動されるインクリボン105が、上記印字ヘッド10に押圧されることで当該カバーフィルム103の裏面に当接させられるようになっている。
そして、カートリッジ100が上記装置本体8のカートリッジホルダ部に装着されロールホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、カバーフィルム103及びインクリボン105が印字ヘッド10とプラテンローラ108との間に狭持されるとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103が圧着ローラ107とサブローラ109との間に狭持される。そして、カートリッジ用モータ23の駆動力によってリボン巻取りローラ106及び圧着ローラ107が矢印B及び矢印Dで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。このとき、前述のテープ送りローラ駆動軸12と上記サブローラ109及びプラテンローラ108はギヤ(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸12の駆動に伴い圧着ローラ107、サブローラ109、及びプラテンローラ108が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、上述のように圧着ローラ107へ供給される。一方、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出されるとともに、上記印刷駆動回路25により印字ヘッド10の複数の発熱素子が通電される。この結果、カバーフィルム103の裏面に印字R(後述の図6参照)が印刷される。そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが上記圧着ローラ107及びサブローラ109により接着されて一体化され、印字済タグラベル用テープ110として形成され、カートリッジ100外へと搬出される(矢印C参照)。なお、カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸11の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
図4は、上記高周波回路21の詳細機能を表す機能ブロック図である。この図4において、高周波回路21は、アンテナ14を介し無線タグ回路素子Toに対して信号を送信する送信部32と、アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波を入力する受信部33と、送受分離器34とから構成される。
送信部32は、無線タグ回路素子ToのIC回路部151の無線タグ情報にアクセスする(読み取り又は書き込み)ための搬送波を発生させる水晶振動子35、制御回路30からの制御信号(搬送波発生指令信号)に応じ所定の周波数の信号を発生させるPLL(Phase Locked Loop)36、及びVCO(Voltage Controlled Oscillator)37と、上記信号処理回路22から供給される信号に基づいて上記発生させられた搬送波を変調(この例では信号処理回路22からの「TX_ASK」信号に基づく振幅変調)する送信乗算回路38(但し振幅変調の場合は増幅率可変アンプ等を用いてもよい)と、その送信乗算回路38により変調された変調波(無線タグ情報)を、制御回路30からの「TX_PWR」信号によって増幅率を決定し増幅する可変送信アンプ39とを備えている。そして、上記発生される搬送波は、好適にはUHF帯、マイクロ波帯、あるいは短波帯の周波数を用いており、上記送信アンプ39の出力は、送受分離器34を介してアンテナ14に伝達されて無線タグ回路素子ToのIC回路部151に供給される。なお、無線タグ情報は上記のように変調した信号に限られず、単なる搬送波のみの場合もある。
受信部33は、アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生させられた搬送波とを乗算し復調する受信第1乗算回路40と、その受信第1乗算回路40の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第1バンドパスフィルタ41と、この第1バンドパスフィルタ41の出力を増幅する受信第1アンプ43と、この受信第1アンプ43の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換する第1リミッタ42と、上記アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生された後に移相器49で位相を90°遅らせた搬送波とを乗算する受信第2乗算回路44と、その受信第2乗算回路44の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第2バンドパスフィルタ45と、この第2バンドパスフィルタ45の出力を増幅する受信第2アンプ47と、この受信第2アンプ47の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換する第2リミッタ46とを備えている。そして、上記第1リミッタ42から出力される信号「RXS−I」及び第2リミッタ46から出力される信号「RXS−Q」は、上記信号処理回路22に入力されて処理される。
また、受信第1アンプ43及び受信第2アンプ47の出力は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)回路48にも入力され、それらの信号の強度を示す信号「RSSI」が信号処理回路22に入力されるようになっている。このようにして、本実施形態のタグラベル作成装置2では、I−Q直交復調によって無線タグ回路素子Toからの反射波の復調が行われる。
図5は、上記無線タグ回路素子Toの機能的構成を表す機能ブロック図である。この図5において、無線タグ回路素子Toは、タグラベル作成装置2側のアンテナ14と前述の所定周波数を用いて非接触で信号の送受信を行う上記アンテナ152と、このアンテナ152に接続された上記IC回路部151とを有している。
IC回路部151は、アンテナ152により受信された搬送波を整流する整流部153と、この整流部153により整流された搬送波のエネルギを蓄積しIC回路部151の駆動電源とするための電源部154と、上記アンテナ152により受信された搬送波からクロック信号を抽出して制御部155に供給するクロック抽出部156と、所定の情報信号を記憶し得るメモリ部157と、上記アンテナ152に接続された変復調部158と、上記整流部153、クロック抽出部156、及び変復調部158等を介して上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための上記制御部155とを備えている。
変復調部158は、アンテナ152により受信された上記タグラベル作成装置2のアンテナ14からの通信信号の復調を行うと共に、上記制御部155からの応答信号に基づき、アンテナ152が受信した搬送波を変調し、アンテナ152より反射波として再送信する。
制御部155は、上記変復調部158により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部157において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、上記変復調部158により返信する制御等の基本的な制御を実行する。
クロック抽出部156は受信した信号からクロック成分を抽出して制御部155にクロックを抽出するものであり、受信した信号のクロック成分の速度に対応したクロックを制御部155に供給する。
図6は、上述のようにして無線タグ回路素子Toの情報書き込み及び印字済タグラベル用テープ110の切断が完了し形成された無線タグラベルTの外観の一例を表す図であり、図6(a)は上面図(すなわちカバーフィルム103側から見た図)、図6(b)は下面図(すなわち剥離紙101d側から見た図)である。
この図6において、無線タグラベルTは、図3に示した4層構造にカバーフィルム103が加わった5層構造となっており、カバーフィルム103、粘着層101a、ベースフィルム101b、粘着層101c、剥離紙101dで5層を構成している。そして、前述のようにベースフィルム101bの裏側に設けられたアンテナ152を含む無線タグ回路素子Toが粘着層101c内に備えられるとともに、カバーフィルム103の裏面に印字R(この例では無線タグラベルTの種類を示す「RF−ID」の文字)が印刷されている。
図7(a)及び図7(b)は、上記無線タグラベルTに備えられた上記無線タグ回路素子Toの上記メモリ部157に記憶されたデータ内容を概念的に表す図である。
これら図7(a)及び図7(b)において、無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toのメモリ部157には、タグ識別情報としてのタグID(図中単に「ID1」「ID2」と表す。以下同様)と、前述の情報サーバ7の物品データベース(図示せず)に登録された物品情報(対象物情報)へアクセスするためのデータ(「データA」「データB」)と、これらタグIDとデータとから構成される無線タグ情報がウイルス関連データや高危険性データ等の不正機能因子を含んでいないことを表す識別子(「安全マーク」但し図7(b)の例には存在しない)と、誤り検出符号としてのフレームチェックシーケンス(「FCS」)とを、記憶保持している。
無線タグ情報を構成する上記データとしては、情報サーバ7の物品データベース(図示せず)において物品データの格納先を示すアドレスであるURI(Uniform Resource Indication)や、物品データを登録したデータベースへの問い合わせや操作するための各種コマンド等を含むデータ等が挙げられる。
以上の基本構成において、本実施形態の要部は、無線タグ回路素子Toに書き込もうとする無線タグ情報に上記不正機能因子(ウイルス関連データや高危険性データ等)が検出された場合、その書き込みを行わないようにすることで書き込まれた情報の正当性を確保し、不正機能因子を備えた無線タグ回路素子の市場流通を防止することにある。図8は、これを実現するために、無線タグラベルTの作成時に上記制御回路30によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
図8において、まずステップS600で、端末5等により入力されたデータが上記通信回線3を介して取得される。この取得データとしては、無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toに記憶させるための書き込みデータ(上記タグIDを含む無線タグ情報)と、印字ヘッド10で上記無線タグラベルTに印字したい印字データ(前述の例では「RF−ID」の文字)とがある。
そして、ステップS610において、上記通信回線3を介して受信された書き込みデータの無線タグ情報にウイルス関連データや高危険性データ等の不正機能因子が含まれているかどうかの検査を行う。このとき、無線タグ情報に不正機能因子が含まれていると判断されたときは、フラグF(後述するウイルスフラグまたはエラーフラグ)が1となり、無線タグ情報に不正機能因子が含まれていないと判断されたときは、フラグFが0となる。なお、このステップS610の詳細については、後述する(図9参照)。このステップS610が終了したらステップS620に移る。
ステップS620では、フラグF=0であるかどうかが判定される。フラグFが0でないとき(すなわちF=1であるとき)は、無線タグ情報に不正機能因子が含まれていることから本フローを終了する。なお、このようにして不正機能因子検出時にステップS640及びステップS650における無線タグラベル作成を行わない(=そのような動作となるための制御信号を出力する制御信号生成手段)。
フラグF=0であるときは、無線タグ情報に不正機能因子が含まれていないことからステップS630に移る。ステップS630では、書き込みデータの無線タグ情報に応じた誤り検出符号としてのフレームチェックシーケンス(FCS)を公知の手法により計算する。
そして、ステップS640において、カートリッジ用モータ23に制御信号を出力して圧着ローラ107等を駆動して基材テープ101及びカバーフィルム103の搬送を開始するとともに、印刷駆動回路25に制御信号を出力して印字ヘッド10を駆動し上記ステップS600で取得した印字データの印字を前述のカバーフィルム103に対して行う。
そして、ステップS650において、無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toに対し上記書き込みデータの書き込みを行う。すなわち、無線タグ回路素子ToのIC回路部151への書き込みデータを、装置側アンテナ14を介して当該無線タグ回路素子Toへ送信してIC回路部151に対して書き込む。なおこのとき、前述の不正機能因子を含んでいないことを表す識別子を併せて生成し、これについても書き込みを行う(なお、本実施形態の無線タグ回路素子Toでは、好適には、上記書き込みデータ及び識別子の書き込みは1回のみ可能で、1回書き込んだらその後は書き込み不可に構成されていることがデータ及び識別子の信頼性確保の面から好ましい)。そして、ステップS660において、無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toに対し、ステップS630で計算されたFCSの書き込みを上記と同様にして行う。この結果、図7に例示したようなデータ構造の情報が当該無線タグ回路素子ToのIC回路部151のメモリ部157に記憶保持される。
図9は、上述したステップS610の詳細手順を表すフローチャートである。
図9において、まずステップS700で、上記通信回線3を介して受信された書き込みデータの無線タグ情報が上記URI(Uniform Resource Identifier)であるかどうかが判定される。無線タグ情報がURIである場合には判定が満たされてステップS710に移る。
ステップS710では、無線タグ情報であるURIがウイルス関連データであるかどうか、すなわち、当該URIが指し示すファイル(以下、対象ファイルという)がウイルスに感染されているかどうかのチェックを行う。対象ファイルがウイルスに感染されていると判断されたときはウイルスフラグを1とし、対象ファイルがウイルスに感染されていないと判断されたときはウイルスフラグを0として、ステップS730に移る。
ステップS730では、ウイルスフラグが0であるか1であるかが判定される。ウイルスフラグが0であるときは、ステップS750において、対象ファイルがウイルスに感染されておらず安全である旨を、通信回線3を介して端末5または汎用コンピュータ6に送出しそれらに備えられた表示手段等によりユーザに対し報知を行う。一方、ウイルスフラグが1であるときは、ステップS760において、対象ファイルがウイルスに感染されている旨を、通信回線3を介して端末5または汎用コンピュータ6に送出しそれらに備えられた表示手段等によりユーザに対し報知を行う。なお、このようにウイルスフラグが1である場合には、上述したように図8に示すステップS630〜660が実行されることは無い。
一方、上記ステップS700で、無線タグ情報がURIでない場合には判定が満たされずステップS720に移る。ステップS720では、無線タグ情報に後で詳述する例えばデータベースの消去コマンドなど破壊性のある危険性の高い高危険性データ(データベースに対する管理コマンド)が含まれているかどうかのチェックを行う。このとき、無線タグ情報に高危険性データが含まれていると判断されたときはエラーフラグを1とし、無線タグ情報に高危険性データが含まれていないと判断されたときはエラーフラグを0として、ステップS740に移る。
ステップS740では、エラーフラグが0であるか1であるかが判定される。エラーフラグが0であるときは、ステップS770において、無線タグ情報に高危険性データが含まれておらず安全である旨を、通信回線3を介して端末5または汎用コンピュータ6に送出しそれらに備えられた表示手段等によりユーザに対し報知を行う。一方、エラーフラグが1であるときは、ステップS780において、無線タグ情報に高危険性データが含まれている旨を、通信回線3を介して端末5または汎用コンピュータ6に送出しそれらに備えられた表示手段等によりユーザに対し報知を行う。上記同様、このようにエラーフラグが1である場合には、上述したように図8に示すステップS630〜660が実行されることは無い。
図10は、上述したステップS710の詳細手順を表すフローチャートである。
図10において、まずステップS800で、メモリ部300に問い合わせ信号を送出し、データベースに登録されたウイルスのパターンファイルを読み込む。そして、ステップS810において、無線タグ情報であるURIに基づき、上記通信回線3を介して上記対象ファイルのネットワーク上の格納先にアクセスして当該対象ファイルを入手し、この対象ファイルを上記ウイルスのパターンファイルと照合する。
そして、ステップS820において、対象ファイルにウイルスパターンと一致したものがあるかどうかを検出する。対象ファイルにウイルスパターンと一致したものがあるときは判定が満たされ、ステップS830において、対象ファイルがウイルスに感染しているとしてウイルスフラグを1にする。一方、ステップS820で対象ファイルにウイルスパターンと一致したものがないときは判定が満たされず、ステップS840において、対象ファイルがウイルスに感染していないとしてウイルスフラグを0にする。このとき、前述したようにウイルスのパターンファイルは所定時間ごとに更新されているため、最新のパターンファイルを用いてウイルスチェックを的確に行うことができる。
図11は、上述したステップS720の詳細手順を表すフローチャートである。
図11において、まずステップS900で、初期設定としてエラーフラグ=0としておく。そして、ステップS910において、無線タグ情報に、関係データベースに対する問い合わせ言語であるSQL(Structured Query Language)文が含まれているかどうかを判定する。SQL文が含まれていないときは判定が満たされず本フローを終了し、SQL文が含まれているとき判定が満たされてステップS920に移る。
ステップS920では、無線タグ情報に、データベースそのものを操作するコマンドである管理コマンドが含まれているかどうかを判定する。管理コマンドが含まれているときは判定が満たされ、データ破壊を行う高危険性データである可能性があるとしてステップS940においてエラーフラグ=1として、本フローを終了する。ステップS920において管理コマンドが含まれていないときは判定が満たされずステップS930に移る。
ステップS930では、無線タグ情報に、¥、<、>、‘、%、;、)、(、&、±等といった危険性の高い特殊文字(ある文字列がこれらの特殊文字に囲まれている場合にある文字列がコマンドとして認識されて実行されるもの)が含まれているかどうかを判定し、特殊文字が含まれているときは判定が満たされてステップS950に移り、特殊文字をエスケープ(安全化処理)する。具体的には、例えば「¥」の場合には「¥¥」のように、同じ特殊文字を2回続けるようにする。そして、ステップS960において、特殊文字をエスケープ(修復)した旨を、通信回線3を介して端末5または汎用コンピュータ6に送出しそれらに備えられた表示手段等によりユーザに対し報知を行う。一方、ステップS930において特殊文字が含まれていないときは判定が満たされず、そのまま本フローを終了する。
以上において、図8に示すフローのステップS600は、各請求項記載の、送受信手段を介し無線タグ回路素子Toに書き込むための無線タグ情報を入力するタグ情報入力手段を構成する。
また、図10のフローに示すステップS810及びステップS820が、タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報に含まれる不正機能因子としてのコンピュータウイルス関連データを検出するウイルス検出手段を構成するとともに、記憶装置300のデータベースより取得した不正機能因子情報を用いて、タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報の不正機能因子を検出する第2不正検出手段をも構成する。また、図11のフローに示すステップS910、ステップS920、ステップS930は、タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報に含まれる不正機能因子としての所定の高危険性データを検出する危険データ検出手段を構成する。そして、これらステップS810、ステップS820、ステップS910、ステップS920、ステップS930は、無線タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報における不正機能因子を検出する第1不正検出手段を構成する。
また、図11に示すフローのステップS950は、危険データ検出手段で高危険性データが検出された場合、高危険性データを安全化処理する安全化手段を構成する。また図9に示すフローのステップS760、ステップS780は、第1不正検出手段で前記不正機能因子を検出した場合、対応する制御信号を生成する制御信号生成手段を構成する。
また、図10に示すフローのステップS800は、記憶装置に問い合わせ信号を出力し、データベース内の不正機能因子情報を取得する不正因子情報取得手段を構成する。
なお、以上においては、無線タグ回路素子Toに書き込むための無線タグ情報をタグラベル作成装置2に入力し、タグラベル作成装置2において、当該入力した無線タグ情報に不正機能因子がないかどうかを検出するようにしたが、これに限られない。すなわち、タグラベル作成装置2外に、上述の第1不正検出手段や第2不正検出手段を備えた検出処理装置を設け、この検出処理装置で不正機能因子がないと判定された(不正機能因子を検出しなかった)安全なデータのみをタグラベル作成装置2に出力し、ラベル作成を行うようにしても良い。
図12は、上述したタグラベル作成装置2によって作成された無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toに記憶された無線タグ情報を読み取るための無線タグ情報読み取り装置の詳細機能を表す機能ブロック図である。
この図12において、無線タグ情報読み取り装置200は、無線タグ回路素子Toの上記アンテナ152との間で無線通信により信号の授受を行うアンテナ210(装置側アンテナ)と、このアンテナ210を介し上記無線タグ回路素子ToのIC回路部151へアクセスして所定の情報の読み取りを行うとともに、無線タグ回路素子Toから読み出された信号を処理する高周波回路201と、高周波回路201を介し無線タグ回路素子ToのIC回路部151から読み出された信号を処理して情報を読み出すとともに無線タグ回路素子ToのIC回路部151へアクセスするためのアクセス情報を生成する機能を含み、無線タグ情報読み取り装置200全体の動作を制御する制御回路202と、無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toに備えられた無線タグ情報に関する表示を行う表示部203とを有する。なお、高周波回路201及び制御回路202が、無線タグ回路素子のIC回路部へアクセスするためのアクセス情報を生成し、装置側アンテナを介して無線タグ回路素子へ送信し、IC回路部に記憶された情報の読み取りを行う情報アクセス手段を構成する。
高周波回路201は、詳細な説明を省略するが、上記タグラベル作成装置2の高周波回路21とほぼ同等の機能を備えている。また、制御回路202は、図示しない有線又は無線の通信回線(ネットワーク)を介して上記の情報サーバ7等と接続されており、情報サーバ7等と情報の送受が可能となっている。
図13は、制御回路202の実行する制御手順を表すフローチャートである。
この図13において、まずステップS505で、高周波回路201及びアンテナ210を介して、無線タグラベルTの無線タグ回路素子ToのIC回路部151に記憶された無線タグ情報(少なくともタグIDを含む)を読み取るための不特定探索信号(アクセス情報)を送信して、返信を促す。
その後、ステップS510に移り、上記の不特定探索信号に対応して無線タグ回路素子Toから送信(返信)された無線タグ情報がアンテナ210を介し受信され、高周波回路201を介して取り込まれたかどうかを判定する。上記の不特定探索信号に対応した無線タグ情報が受信されていなければ判定が満たされず、ステップS505に戻って同様の手順を繰り返す。上記の不特定探索信号に対応した無線タグ情報が受信されたら判定が満たされ、ステップS515へ移る。
ステップS515では、ステップS510で受信した無線タグ情報に対応する、前述の不正機能因子を含まない旨の識別子(安全マーク)を読み取るための情報要求信号を、高周波回路201及びアンテナ210を介して該当する無線タグ回路素子Toに送信して、返信を促す。
次に、ステップS525において、上記の情報要求信号に対応して無線タグ回路素子Toから送信(返信)された上記識別子がアンテナ210を介し受信され、高周波回路201を介して取り込まれたかどうかを判定する(判定手段)。無線タグ情報が不正機能因子を含まない旨の識別子(安全マーク)があるときはステップS530に移り、当該識別子が無いときはステップS535に移る。
ステップS530では、無線タグ情報(例えばURI)を基にして、情報サーバ7の記憶装置(図示せず)に物品データベースとして登録された物品情報のうち無線タグ情報に対応する物品情報(対象物情報)を取得するための物品情報問合せ信号を生成し、この物品情報問合せ信号を有線又は無線の通信回線を介して情報サーバ7に送信し、ステップS540に移る。
そして、ステップS540において、上記の物品情報問合せ信号に対応する物品情報が情報サーバ7から取得されたかどうかを判定する。物品情報問合せ信号に対応する物品情報が取得されていなければ判定が満たされず、ステップS530に戻って同様の手順を繰り返す。物品情報問合せ信号に対応する物品情報が取得されたら判定が満たされ、ステップS545において、取得した物品情報を表示部203に出力し、このフローを終了する。なお、上記ステップS530、ステップS540が、判定手段で識別子を取得していないと判定されたときには、情報アクセス手段での情報読み取り結果に基づく当該無線タグ回路素子の対象物情報の取得を行わず、判定手段で識別子を取得したと判定されたときには、情報アクセス手段での情報読み取り結果に基づき当該無線タグ回路素子の対象物情報の取得を実行する対象物情報取得手段を構成する。
一方、ステップS535では、受信したデータに識別子が無い旨の報知を行うための報知信号を生成し(報知信号生成手段)、これを表示部203に出力し、このフローを終了する。これにより、その旨が表示部203に表示されることになるため、操作者は無線タグ情報に不正機能因子が含まれているおそれがあることを知ることができる。
以上のように構成した本実施形態においては、タグラベル作成装置2により無線タグ回路素子Toを備えた無線タグラベルTを作成する際に、無線タグ回路素子ToのIC回路部151に登録すべき無線タグ情報にコンピュータウイルス関連データや破壊性のある高危険性データといった不正機能因子が含まれているかどうかをチェックし、不正機能因子が検出された場合には、無線タグ回路素子Toへの無線タグ情報の書き込みを行わないようにする。これにより、無線タグ回路素子Toに書き込まれた無線タグ情報の正当性が確保されるため、不正機能因子を備えた無線タグ回路素子Toの市場流通を防止することができる。その結果、悪意のサイバー攻撃等に利用されるのを防止することができる。
また、無線タグ情報読み取り装置200により無線タグラベルTの無線タグ回路素子Toに備えられた情報を読み取った際に、無線タグ情報に不正機能因子が含まれていない旨を表す識別子(安全マーク)を検出し、識別子を取得していないときは、無線タグ情報に不正機能因子が含まれているとみなして、無線タグ情報に対応する物品情報を物品データベース7から取得しないようにし、当該無線タグラベルTを市場に流通させないようにする。これによっても、上記と同様に不正機能因子が機能するのを防止することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨と技術思想の範囲を逸脱しない範囲でさらに種々の変形が可能である。
例えば上記実施形態では、無線タグ生成システム1の情報サーバ7には、物品情報を物品データベースとして格納保持した記憶装置が設けられているが、記憶装置に登録するデータベースには、特に物品情報に限られず、例えば在庫情報や顧客情報等を対象物情報として登録することも可能である。また、そのようなデータベースは、不正機能因子の情報を登録したデータベースと共にタグラベル作成装置2の記憶装置に設けるようにしても良い。
また、上記タグラベル作成装置2において、無線タグ回路素子Toを備えた基材テープ101とは別のカバーフィルム103に印字を行ってこれらを貼り合わせる方式であったが、これに限られず、タグ媒体としてのタグテープに備えられた被印字テープ層に印字を行う方式(貼りあわせを行わないタイプ)に本発明を適用してもよい。
また、無線タグ情報に不正機能因子が含まれていない旨を表す識別子(安全マーク)は暗号化やハッシュ化されて記録されるとより信頼性の高いシステムとなる。さらに識別子として署名などフィンガープリントを用いると迅速に処理できる。
本発明の一実施形態のタグラベル作成装置が適用される無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。 タグラベル作成装置の詳細構造を表す概念的構成図である。 カートリッジの詳細構造を説明するための説明図である。 高周波回路の詳細機能を表す機能ブロック図である。 無線タグ回路素子の機能的構成を表す機能ブロック図である。 無線タグラベルの外観の一例を表す上面図及び下面図である。 無線タグ回路素子のメモリ部に記憶されたデータ内容を概念的に表す図である。 図2に示す制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。 図8に示したステップS610の詳細手順を表すフローチャートである。 図9に示したステップS710の詳細手順を表すフローチャートである。 図9に示したステップS720の詳細手順を表すフローチャートである。 本発明の一実施形態の無線タグ情報読み取り装置の詳細機能を表す機能ブロック図である。 図12に示す制御回路の実行する制御手順を表すフローチャートである。
符号の説明
2 タグラベル作成装置
10 印字ヘッド(印字手段)
14 アンテナ(装置側アンテナ、送受信手段)
21 高周波回路
22 信号処理回路
30 制御回路
101 基材テープ(タグ媒体)
107 圧着ローラ(搬送手段)
151 IC回路部
152 アンテナ(タグ側アンテナ)
200 無線タグ情報読み取り装置
201 高周波回路(情報アクセス手段)
202 制御回路
203 表示部
300 メモリ部(記憶装置)
T 無線タグラベル
To 無線タグ回路素子

Claims (12)

  1. 情報を記憶するIC回路部及びこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナを備えた無線タグ回路素子を備えたタグ媒体を搬送する搬送手段と、
    前記無線タグ回路素子との間で無線通信により情報の送受信を行うための送受信手段と、
    前記送受信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むための無線タグ情報を入力するタグ情報入力手段と、
    この無線タグ情報入力手段で入力した前記無線タグ情報における不正機能因子を検出する第1不正検出手段と
    を有することを特徴とする無線タグ情報通信装置。
  2. 請求項1記載の無線タグ情報通信装置において、
    前記第1不正検出手段は、
    前記タグ情報入力手段で入力した前記無線タグ情報に含まれる前記不正機能因子としてのコンピュータウイルス関連データを検出するウイルス検出手段を備えることを特徴とする無線タグ情報通信装置。
  3. 請求項1記載の無線タグ情報通信装置において、
    前記第1不正検出手段は、
    前記タグ情報入力手段で入力した前記無線タグ情報に含まれる前記不正機能因子としての所定の高危険性データを検出する危険データ検出手段を備えることを特徴とする無線タグ情報通信装置。
  4. 請求項3記載の無線タグ情報通信装置において、
    前記危険データ検出手段で前記高危険性データが検出された場合、当該高危険性データを安全化処理する安全化手段
    を備えることを特徴とする無線タグ情報通信装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の無線タグ情報通信装置において、
    前記第1不正検出手段で前記不正機能因子を検出した場合、対応する制御信号を生成する制御信号生成手段
    を有することを特徴とする無線タグ情報通信装置。
  6. 情報を記憶するIC回路部及びこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナを備えた無線タグ回路素子を備えたタグ媒体を搬送する搬送手段と、
    前記無線タグ回路素子との間で無線通信により情報の送受信を行うための送受信手段と、
    前記送受信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むための無線タグ情報を入力するタグ情報入力手段と、
    前記タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報に対応する印字を、前記タグ媒体又はこれに貼り合わせる被印字媒体に行う印字手段と、
    前記無線タグ情報に不正機能因子が存在するかどうかを検出するための不正機能因子情報をデータベースに格納保持する記憶装置と、
    この記憶装置の前記データベースより取得した前記不正機能因子情報を用いて、前記タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報の前記不正機能因子を検出する第2不正検出手段と
    を有することを特徴とするタグラベル作成装置。
  7. 請求項6記載のタグラベル作成装置において、
    前記記憶装置に問い合わせ信号を出力し、前記データベース内の前記不正機能因子情報を取得する不正因子情報取得手段を有し、
    前記第2不正検出手段は、前記不正因子情報取得手段で取得した前記不正機能因子情報を用いて、前記タグ情報入力手段で入力した無線タグ情報の前記不正機能因子を検出することを特徴とするタグラベル作成装置。
  8. 請求項6又は7記載のタグラベル作成装置において、
    前記記憶装置は、
    前記データベース内の前記不正機能因子情報を、所定時間ごとに最新情報に更新するための最新情報取得手段を備えることを特徴とするタグラベル作成装置。
  9. 所定の無線タグ情報を記憶するIC回路部と、
    このIC回路部に接続されるタグ側アンテナとを有する無線タグ回路素子であって、
    前記IC回路部は、
    前記無線タグ情報が不正機能因子を含まない旨の識別子を書き込まれていることを特徴とする無線タグ回路素子。
  10. 所定の無線タグ情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナとを有する無線タグ回路素子との間で無線通信により情報の送受信を行う装置側アンテナと、
    前記無線タグ回路素子の前記IC回路部へアクセスするためのアクセス情報を生成し、前記装置側アンテナを介して前記無線タグ回路素子へ送信し、前記IC回路部に記憶された情報の読み取りを行う情報アクセス手段と、
    この情報アクセス手段での情報読み取りにおいて、前記IC回路部の前記無線タグ情報が不正機能因子を含まない旨の識別子を取得したかどうかを判定する判定手段と
    を有することを特徴とする無線タグ情報読み取り装置。
  11. 請求項10記載の無線タグ情報読み取り装置において、
    前記判定手段で前記識別子を取得していないと判定されたときには、前記情報アクセス手段での情報読み取り結果に基づく当該無線タグ回路素子の対象物情報の取得を行わず、前記判定手段で前記識別子を取得したと判定されたときには、前記情報アクセス手段での情報読み取り結果に基づき当該無線タグ回路素子の対象物情報の取得を実行する対象物情報取得手段
    を有することを特徴とする無線タグ情報読み取り装置。
  12. 請求項11記載の無線タグ情報読み取り装置において、
    前記判定手段で前記識別子を取得していないと判定されたときには、対応する報知を行うための報知信号を生成する報知信号生成手段を有することを特徴とする無線タグ情報読み取り装置。
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