JP2009086923A - タグラベル作成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線タグ回路素子に対する装置側アンテナからの通信の安定性・信頼性を向上する。
【解決手段】タグラベル作成装置1は、筐体2の内部空間においてプラテンローラ26でタグテープ3Aが搬送され、フロントパネル6の導出口6Aより内部空間の外側へと導出される。その後、外側へ導出されたタグテープ3Aの無線タグ回路素子Toに対し、フロントパネル6の内側面に設けられた装置側アンテナ204が筐体2越しに無線通信を行う。この外側へ導出されたタグテープ3Aは、装置側アンテナ204から通信が行われるときにガイド部材80のガイド面によってガイドされている。
【選択図】図3
【解決手段】タグラベル作成装置1は、筐体2の内部空間においてプラテンローラ26でタグテープ3Aが搬送され、フロントパネル6の導出口6Aより内部空間の外側へと導出される。その後、外側へ導出されたタグテープ3Aの無線タグ回路素子Toに対し、フロントパネル6の内側面に設けられた装置側アンテナ204が筐体2越しに無線通信を行う。この外側へ導出されたタグテープ3Aは、装置側アンテナ204から通信が行われるときにガイド部材80のガイド面によってガイドされている。
【選択図】図3
Description
本発明は、外部と情報の無線通信が可能な無線タグラベルを作成するためのタグラベル作成装置に関する。
従来、被印字材となるテープをロール状に収納し、ロールよりテープを繰り出しつつ所望の文字を印刷してラベル状に排出するラベル作成装置(ラベルプリンタ)が既に提唱されている(例えば、特許文献1)。この従来技術においては、筐体に、基材テープ(ロールシート)を巻回したロールを設け、このロールから搬送手段(プラテンローラ)によって上記基材テープを繰り出しつつ、印字手段(印字ヘッド)によって当該基材テープに所定の印字を行う。こうして、印字された基材テープは、筐体の前部(フロントパネル)に設けた導出口より、筐体前部に突出して設けられたトレー上に排出される。そして、そのトレー上にある状態でロール側(後端側)が筐体内部において切断手段(カッターユニット)で切断されることにより、印字付きラベルが作成されるようになっている。
近年、無線タグ回路素子を備えた小型のタグとリーダ(読み取り装置)/ライタ(書き込み装置)との間で非接触で情報の読み取り/書き込みを行うRFID(Radio Frequency Identification)システムが注目されている。タグが汚れている場合や見えない位置に配置されている場合であっても、リーダ/ライタ側よりタグに備えられた無線タグ回路素子にアクセス(情報の読み取り/書き込み)が可能であり、商品管理や検査工程等の様々な分野において既に実用化が進んでいる。
ここで、このようなタグについて、内部に記憶された無線タグ情報とは別にその無線タグ情報に関連した情報をラベルに印字して使用するようにすれば、ユーザ側から上記関連情報を視認できて何かと便利である。そこで上記従来技術を適用して無線タグ回路素子を内蔵した印字付き無線タグラベルを作成することが考えられる。この場合、上記搬送手段、印字手段、切断手段等に加え、無線タグ回路素子に対し通信を行うためのアンテナを新たに追加して設ける必要がある。
このときの通信を行う部位(基材テープの無線タグ回路素子がどの位置にあるときに通信を行うか)としては、種々の場合が考えられる。筐体内部で通信を行う場合は、ロールから基材テープが繰り出された直後の部分や、印字手段の上流側又は下流側部分や、筐体前部の導出口の近くにおいて、通信を行うことが考えられる。しかしながら、筐体内レイアウトの制約や、通信安定性の観点や、その他種々の事情により、無線タグ回路素子が筐体外に導出されてから(すなわち筐体の内部空間より外側において)通信を行いたい場合がある。
そのような構成を考えた場合、上記従来技術では、印字済の基材テープは、筐体前部の導出口を出た後は、トレーによって落下しないようにされるだけで、位置決めやガイドは特になされない。したがって、筐体外に導出された後の基材テープの経路は不定となる。この結果、上述のように無線タグラベルの作成への応用を考えた場合、無線タグ回路素子の位置が不定となり、筐体側に設けたアンテナから無線タグ回路素子までの通信距離を一定にすることができない。このため、通信の安定性・信頼性の向上が困難であった。
本発明の目的は、無線タグ回路素子までの通信距離を略一定にし、通信の安定性・信頼性を向上できるタグラベル作成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、情報を記憶するIC回路部と情報を送受信するタグ側アンテナとを備えた無線タグ回路素子が設けられたタグ媒体を用いて無線タグラベルを作成するタグラベル作成装置であって、筐体と、前記タグ媒体を前記筐体の内部空間からその外側へと導出するために、前記筐体に設けた導出口と、前記筐体の内部空間に設けられ、前記タグ媒体を前記導出口へと搬送するための搬送手段と、前記筐体の内部空間より外側に設けられ、前記導出口より導出された前記タグ媒体をガイドするためのガイド手段と、前記筐体の内部空間に配置され、前記ガイド手段でガイドされた前記タグ媒体の前記無線タグ回路素子に対し、前記筐体越しに無線通信を行う装置側アンテナとを有することを特徴とする。
本願第1発明においては、筐体の内部空間において搬送手段でタグ媒体が搬送され、導出口より内部空間の外側へと導出される。その後、外側へ導出されたタグ媒体の無線タグ回路素子に対し、内部空間に設けられた装置側アンテナが筐体越しに無線通信を行う。このようにして、筐体の内部空間より外側において無線通信を行い、無線タグラベルを作成することができる。
このとき、外側へ導出されたタグ媒体は、装置側アンテナから通信が行われるときにガイド手段によってガイドされている。このガイド機能によって、装置側アンテナからタグ媒体までの距離を所定範囲内に規制することが可能となる。この結果、通信距離を略一定にすることができ、装置側アンテナからの通信の安定性・信頼性を向上できる。
第2発明は、上記第1発明において、前記ガイド手段は、前記導出口より導出された前記タグ媒体と前記装置側アンテナとの距離が所定範囲内となるように、前記タグ媒体をガイドすることを特徴とする。
装置側アンテナからタグ媒体までの距離を所定範囲内に規制することにより、通信距離を略一定にすることができる。この結果、装置側アンテナからの通信の安定性・信頼性を向上できる。第3発明は、上記第2発明において、前記ガイド手段は、前記導出口より導出された前記タグ媒体と前記装置側アンテナとの距離が、2mm以上12mm以下となるように、前記タグ媒体をガイドすることを特徴とする。
タグ媒体と装置側アンテナとの距離を2mm以上とすることにより、筐体の厚みによる強度を確保することができる。そして、その2mmに対し10mmを加えた12mm以下の範囲内でガイドすることにより、装置側アンテナからの通信の安定性・信頼性を確実に向上することができる。
第4発明は、上記第2又は第3発明において、前記筐体は、装置前方側に位置し、前記導出口が形成されたフロントパネルを備え、前記装置側アンテナは、前記フロントパネルの前記内部空間側に設けられていることを特徴とする。
フロントパネルに形成された導出口より外へ出たタグ媒体に対し、フロントパネルの内部空間側に設けた装置側アンテナから、フロントパネル越しに通信を行い、無線タグラベルを作成することができる。
第5発明は、上記第2乃至第4発明のいずれか1つにおいて、前記ガイド手段は、前記タグ媒体側に位置し前記タグ媒体をガイドするガイド面を備え、前記装置側アンテナは、その装置側アンテナの面方向が、前記ガイド面と略平行となるように配置されていることを特徴とする。
これにより、ガイド面でガイドされるタグ媒体の面方向と装置側アンテナの面方向とが略平行となるので、導出されてくるタグ媒体と装置側アンテナとの距離を略一定に保つことができる。
第6発明は、上記第5発明において、前記装置側アンテナは、その装置側アンテナの面方向が前記ガイド面と略平行となるように配置された略平板状のアンテナ基材と、前記アンテナ基材上に設けられた略直線状のアンテナ素子とを有するダイポールアンテナであることを特徴とする。
これにより、導出されてくるタグ媒体の面方向に対しアンテナ基材が略平行となるので、ダイポールアンテナのアンテナ素子から無線タグ回路素子に対し安定的に情報送受信を行うことができる。
第7発明は、上記第5発明において、前記装置側アンテナは、その装置側アンテナのコイル面が、前記ガイド面と略平行となるように配置されたループコイルを有するループコイルアンテナであることを特徴とする。
これにより、導出されてくるタグ媒体の面方向に対しコイル面が略平行となるので、ループコイルアンテナのループコイルから無線タグ回路素子に対し安定的に情報送受信を行うことができる。
第8発明は、上記第5発明において、前記装置側アンテナは、その装置側アンテナの面方向が前記ガイド面と略平行となるように配置された平面アンテナであることを特徴とする。
これにより、導出されてくるタグ媒体の面方向に対し平面アンテナの面方向が略平行となるので、無線タグ回路素子に対し安定的に情報送受信を行うことができる。
第9発明は、上記第8発明において、前記装置側アンテナは、誘電体からなる基板と、前記基板の一方側に形成されたマイクロストリップアンテナパターンと、前記基板の他方側に設けた地板とを有するマイクロストリップアンテナであることを特徴とする。
これにより、基板、マイクロストリップアンテナパターン、地板で構成されるマイクロストリップアンテナの面方向が、導出されてくるタグ媒体の面方向に対し略平行となり、無線タグ回路素子に対し安定的に情報送受信を行うことができる。
第10発明は、上記第5乃至第9発明のいずれか1つにおいて、前記ガイド手段のうち、少なくとも前記ガイド面の一部を、無線通信信号の強度を低減するシールド性材料で構成したことを特徴とする。
これにより、装置側アンテナからの通信信号がタグ媒体と反対側に漏れるのをブロックし、情報送受信の信頼性をさらに高めることができる。
第11発明は、上記第5乃至第10発明のいずれか1つにおいて、前記搬送手段で搬送される前記タグ媒体又はこれに貼り合わされる被印字媒体に対し、前記筐体の内部空間において所定の印字を行う印字手段を有することを特徴とする。
これにより、所定の印字が形成された印字付き無線タグラベルを作成することができる。
第12発明は、上記第5乃至第11発明のいずれか1つにおいて、前記筐体の内部空間において前記タグ媒体を所定の長さに切断する切断手段を有することを特徴とする。
無線タグ回路素子に対する情報送受信を行ったタグ媒体を切断することにより、所定長さの無線タグラベルを生成することができる。
本発明によれば、無線タグ回路素子までの通信距離を略一定にし、通信の安定性・信頼性を向上することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態のタグラベル作成装置の外観を一部破断して示す前側上方からの斜視図であり、図2は後側上方からの斜視図である。
これら図1及び図2において、タグラベル作成装置1は、樹脂製のフロントパネル6を備えた筐体2と、樹脂製の上カバー5とを有している。
筐体2の左右の両側壁には、上方に押し上げることによって筐体2への上カバー5の係止を解除して、上カバー5を開放可能な状態にする解除つまみ27が設けられている。また筐体2の左右一方の側壁、本例では右側の側壁の前方寄りの上面位置には、タグラベル装置1の電源ボタン7Aと、押している間だけタグテープ3Aを導出するフィードボタン7Bと、カッターユニット8(後述の図6を参照)によるタグテープ3Aの切断を行わせるカッターボタン7Cと、図示しないLEDランプ等とが配置されている。筐体2の背面側の後壁2Aには背面カバー14が取り付けられている。そして、背面カバー14に設けられた開口には、後壁2Aに組み付けたインレット9、USB(Universal Serial Bus)ポート10及び接続コネクタ11が臨んでいる。
フロントパネル6の後方寄りの位置には、導出口6Aとガイド部材80(ガイド手段)とが設けられている。導出口6Aは、筐体2の内部空間に収容されたタグテープ3A(後述の図3参照)を、その内部空間外へと(言い換えれば筐体2外へと)導出するものである。ガイド部材80は、導出口6Aから導出されたタグテープ3Aをガイドするためのものである(詳細は後述)。なお、ガイド部材80の前端面にはタグテープ3Aの排出口81が設けられている。
上カバー5には、筐体2の内部空間に収容したタグテープ3Aを確認できる透明樹脂製の透明窓5Aが形成されている。
図3は、図1に示したタグラベル作成装置1の上記上カバー5を開いた状態を一部破断して示す右側上方からの斜視図であり、図4は左側上方からの一部破断斜視図である。図5は、タグラベル作成装置1の上記上カバー5を開き、フロントパネル6を外した状態を示す左側上方の斜視図である。なお、図5では、図示の煩雑を避けるために、フロントパネル6のガイド部材80は省略してある。
これら図3〜図5において、筐体2の内部空間のうち、前後方向の略後半部に凹状のテープホルダ収納部4が設けられ、テープホルダ3が収納配置されている。
テープホルダ3は、位置決め保持部12とガイド部材20とを備えており、所定幅の上記タグテープ3A(タグ媒体)が回転可能にロール状に巻回されている。すなわち、タグテープ3Aの軸方向両側に上記ガイド部材20と上記位置決め保持部材12とが設けられている。また、テープホルダ収納部4の上側及び左右両側を覆うように、前述の上カバー5が本体筺体2の後側上端縁部に開閉自在に取り付けられている。
テープホルダ収納部4のテープ搬送方向に対して略垂直方向の一方の側端縁部にホルダ支持部材15が設けられ、このホルダ支持部材15には、上方に開口する第1位置決め溝部16が形成されている。そして、上下方向に縦長の取付部材13が上記第1位置決め溝部16内に密着することで上記ホルダ支持部材15に嵌め込まれる。
テープホルダ収納部4の底面部には、平面視横長四角形の位置決め凹部4Aが所定深さで設けられている。また位置決め凹部4Aのホルダ支持部材15の内側基端部には、後述のテープ判別部60(後述の図7も参照)に対向する位置に判別凹部4Bが形成されている。この判別凹部4Bには、プッシュ式のマイクロスイッチ等から構成され、タグテープ3Aの種別を判別する6個のテープ判別センサP1,P2,P3,P4、P5,P6がこの例では略L字状に設けられている。これらテープ判別センサP1〜P6によってテープ判別部60の各センサ孔(後述)があるか否かを検出し、そのオン・オフ信号によりテープホルダ3に装着されたタグテープ3Aの種類を検出可能となっている。
このとき、判別凹部4Bのホルダ支持部材15の内側には、小さな長四角の穴が設けられ、その穴からロールギアRG(後述の図16参照)を駆動するための戻しギアBG(後述の図16参照)の一部が突出している。すなわち、タグテープ3Aを装着したテープホルダ3をセットすると、ロールギアRGと戻しギアBGとが噛み合うようになっている。戻しギアBGは戻しモータ236(後述の図16参照)で駆動される。戻しモータ236の非駆動時にはモータが空転することで印字時にテープホルダ3からタグテープ3Aが引き出されるが、戻しモータ236が駆動されるとタグテープ3Aのロールが印字時とは逆方向に回転駆動され、タグテープ3Aがテープホルダ3に巻き戻されるようになっている。
また、位置決め凹部4Aのテープ搬送方向前方部には、上記ガイド部材20の先端部が載置される載置部21が設けられている。載置部21の搬送方向後側には、タグテープ3Aの複数の幅寸法に対応して断面略L字状の7個の第2位置決め溝部22A〜22Gが形成されている。位置決め保持部材12の取付部材13がホルダ支持部材15の第1位置決め溝部16に嵌め込まれ、ガイド部材20の先端部下端が各第2位置決め溝部22A〜22Gのいずれかに嵌め込まれる。そして、ガイド部材20の下端部を位置決め凹部4A内に嵌入し当接させることによって、タグテープ3Aをロール状に巻回したテープホルダ3が、テープホルダ収納部4に位置決めされた状態に着脱自在に取り付けられるようになっている。
このとき、上カバー5は、本体筺体2の後側上端縁部に枢着された開閉自在な上カバー本体5Bと、この上カバー本体5Bの左右にネジ止め等によって固着された略円形状の左右側カバー部材5C,5Dとから構成されている。左右のカバー部材5C,5Dの内側面には、周方向の同一位置にその直径に渡って板状の補強リブ62,63が立設されている。そして、上カバー5を閉じた際に補強リブ63がテープホルダ3の取付部材13の上端面に当接し、テープホルダ3を位置決め状態に保持するようになっている。この補強リブ63の取付部材13の上端面に当接する位置には、所定幅の薄い平板状のホルダ押さえ部65が延出されている。
一方、上記筐体2の内部空間のうち、上カバー本体5Bの前端部下側には、タグテープ3Aを駆動するプラテンローラ26(搬送手段)が回転自在に軸支され、そのプラテンローラ26のローラ軸26Aの両端部にカラー部材25が回転可能に装着されている。またローラ軸26Aの一方の軸端には、プラテンローラ26を駆動するギア26Bが固定されている。これにより、上カバー5を閉じることによって、カラー部材25が載置部21の前方のテープ挿入口18の略両側に位置した係止爪28に付勢力に抗して係合し、上カバー5が閉じ状態に係止される。これとともに、プラテンローラ26が印字ヘッド31(図5参照)にタグテープ3Aを介して当接し、印字可能な状態になる。また、プラテンローラ26のギア26Bが装置本体側の図示しないギア列に歯合し、ステッピングモータ等で構成されるプラテンローラ用モータ208(図16参照)によりプラテンローラ26を回転駆動して、タグテープ3Aの搬送が可能になる。なお、上記挿入口18のホルダ支持部材15側の側端縁部には、下方を切り欠くことによって下面を案内面とした、平面視略L字状の案内リブ部23が立設されている。
また、上記筐体2の内部空間のうち、上記挿入口18の下側には、タグテープ3Aに所定の印字を行う印字手段としての上記印字ヘッド31(サーマルヘッド)が設けられている。印字ヘッド31は、中間を軸支されるとともにバネ部材24(後述の図6参照)により上方に付勢された支持部材32(後述の図6参照)の一端に固定されている。この支持部材32の他端にはソレノイド232(後述の図16参照)により進退駆動されるロッドが連結されている。このソレノイド232が通電されて上記ロッドの引き込み動作を行うことによって印字ヘッド31が下方に移動されてプラテンローラ26から離間した状態となり、ソレノイド232の通電が解除されて上記ロッドの引き込み動作を解除することによってバネ部材24の付勢力により印字ヘッド31が上方に移動されてタグテープ3Aをプラテンローラ26に押圧付勢し印字可能な状態となる。
印刷実行時においては、タグテープ3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、このタグテープ3Aの他方の側端縁部を上記案内リブ部23に当接させながら挿入口18内に挿入し、挿入口18から挿入されたタグテープ3Aは、ライン型の上記印字ヘッド31によってプラテンローラ26に向かって押圧されるように付勢される。
さらに、上記筐体2の内部空間のうち、上記印字ヘッド31のテープ搬送方向下流側には、上記カッターユニット8(切断手段)が設けられている。カッターユニット8は、タグテープ3Aの長手方向と略直交する切断方向(図5中左下から右上方向)に切断用モータ48によって移動可能に配置された正面視V字形の可動刃47と、この可動刃47に対向配置された固定刃46とを備えている。このカッターユニット8の搬送方向下流側のフロントパネル6の内側面の位置(言い換えればフロントパネル6における筐体2の内部空間側)には、無線タグ回路素子Toのアンテナ151を介しIC回路部150へのアクセス(情報読み取り又は書き込み)を行う装置側アンテナ204が設けられている(詳細は後述)。
図6は、図1及び図2のタグラベル作成装置の全体構造を示す側断面図であり、図7は、図6中VII−VII′断面による断面図である。
図6及び図7において、上記タグテープ3Aは、巻芯3Bにロール状に巻回されている。位置決め保持部材12(12A)とガイド部材20(20A)との間には、上記巻芯3Bの内周側にて軸方向に配置されるように略筒状形状のホルダ軸部材40(40A)が設けられており、主としてこれら位置決め保持部材12、ガイド部材20、及びホルダ軸部材40によってテープホルダ3が構成されている。タグテープ3Aを回転可能に巻回したテープホルダ3の上記位置決め保持部材12側の側面には、このタグテープ3Aと一体的に回転可能に構成されたロールギアRGが設けられている(後述の図16参照))。ロールギアRGは、タグテープ3Aを通常の繰り出し方向とは逆方向へ回転させる(=巻き戻しを行う)ためのものであり、タグテープ3Aのロールの最大外形から突出するように設けられている。また、テープホルダ収納部4の下側には、外部のパーソナルコンピュータ等からの指令により各機構部を駆動制御する制御回路部が形成された、制御基板36が設けられている。
上記タグテープ3Aには、IC回路部150及びアンテナ151を備えた無線タグ回路素子Toが、この例では幅方向中央部の位置において長手方向に沿って配列されている。タグテープ3Aは、図6中の部分拡大図に示されるように、この例では3層構造となっており(図6中右下側)へ向かって、剥離紙3a、粘着層3b、自己発色性を有する長尺状の感熱紙(いわゆる、サーマルペーパー)3cの順序で積層されている。
感熱紙3cの裏側(図6中左側)には、情報を記憶するIC回路部150がこの例では一体的に設けられており、感熱紙3cの裏側の表面には上記IC回路部150に接続され情報の送受信を行うアンテナ151が形成されており、これらIC回路部150及びアンテナ151によって無線タグ回路素子Toが構成されている。感熱紙3cの裏側(図6中左上側)にはまた、上記粘着層3bによって上記剥離紙3aが感熱紙3cに接着されている。この剥離紙3aは、最終的に完成した無線タグラベルTが所定の商品等に貼り付けられる際に、これを剥がすことで粘着層3bにより当該商品等に接着できるようにしたものである。
上記構成のタグラベル作成装置1では、上カバー5を閉じ、その後、ステッピングモータ等で構成されるプラテン用モータ208(後述の図16参照)によりプラテンローラ26が回転駆動される。これにより、テープホルダ3から引き出したタグテープ3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、このタグテープ3Aの他方の側端縁部を挿入口18の側縁部に設けられた案内リブ23に当接させながら搬送し、タグテープ3Aを挿入口18からフロントパネル6内に導く。このとき、印字ヘッド31が駆動制御されることによって、タグテープ3Aの感熱紙3cの印刷面に所定の印字が行われる。その後、タグテープ3Aが導出口6Aからフロントパネル6上に導出されると、ガイド部材80によってフロントパネル6の前端まで案内されながら搬送される。そして、その案内されている間に、装置側アンテナ204よりフロントパネル6のアンテナ取付部6c越し(言い換えれば筐体2越し)に無線タグ回路素子Toへアクセス(情報読み取り又は書き込み)が行われる。そして印字済みのタグテープ3Aがカッターユニット8から所定長延出された時点で、カッターボタン7Cを操作することによって、カッターユニット8により切断され、これによって無線タグ回路素子Toを備えた無線タグラベルT(後述の図14参照)が分割生成される。生成された無線タグラベルTは、ガイド部材80の前端の排出口81からタグラベル装置1外に排出される。
図8は、ガイド部材80の詳細構造をフロントパネル6とともに一部破断して示す斜視図である。図9は、図8中IX−IX断面での概念的横断面図である。
これら図8及び図9において、ガイド部材80は、前端面に下端まで開設した切欠き状の上記排出口81と、その左右両側に下方向に垂下した脚部80aとを有している。このガイド部材80は、脚部80aをフロントパネル6の前端面の左右両側のリブ6a,6aに当接させ、後端部80bをフロントパネル6の後端の上方向に膨出した膨出部6bに当接させた態様で、フロントパネル6に取り付けられている(あるいは、フロントパネル6と一体的に構成してもよい)。
ガイド部材80の導出口6Aの下流側の下面には、フロントパネル6と平行なガイド面Gが備えられている。このガイド面Gにより、フロントパネル6の導出口6Aから筐体2の内部空間の外に導出されたタグテープ3Aを、フロントパネル6の前端面へ、さらには排出口81を介しガイド部材80の外部へと案内するようになっている。このとき、フロントパネル6のうちガイド面Gに対向する部位には、ガイド面Gと略平行するようにアンテナ取付部6cが設けられており、アンテナ取付部6cの筐体2の内部空間側の面に、上記装置側アンテナ204が設けられている。この例では、装置側アンテナ204として、略平面状の平面アンテナ(この例では特にマイクロストリップアンテナ)を用いており、装置側アンテナ204の面方向が、ガイド部材80のガイド面Gと平行になるように設けられている。これにより、アンテナの面方向が、導出されてくるタグテープ3Aの面方向に対し略平行となるので、無線タグ回路素子Toに対し安定的に情報送受信を行うことができる。
このとき、タグテープ3Aと装置側アンテナ204との距離xは、2mm以上12mm以下となるように構成されていることが好ましい。12mmを超えると、通信距離が略一定になっても、通信の安定性・信頼性を確保するのが難しくなるためである。そして距離xの下限を2mm以上とすることにより、タグラベル装置1のフロントパネル6(言い換えれば筐体2)の強度を十分に確保することができる。
なお、上記ガイド部材80のうち少なくともガイド面Gの一部を、無線通信信号の強度を低減するシールド性材料で構成するようにしてもよい。これにより、装置側アンテナ204からの通信信号がタグテープ3Aと反対側(図9中上側)に漏れるのをブロックして、情報送受信の信頼性をさらに高めることが可能になる。
図10(a)は、上記装置側アンテナ204の詳細構造を示す上面図であり、図10(b)はその側面図である。
これら図10(a)及び図10(b)において、装置側アンテナ204は、誘電体からなる基板204a1と、この基板204a1の一方側に形成されたアンテナ素子であるマイクロストリップアンテナパターン204a2と、この基板204a1の他方側に設けた地板204a3とを有するマイクロストリップアンテナ(いわゆるパッチアンテナ)である。上述したように、本実施形態では、このマイクロストリップアンテナの面方向を、タグテープ3Aの面方向に対し略平行としている。
装置側アンテナ204としては、上記に限られず、別の種類のアンテナを用いることができる。図11はループコイルアンテナを用いた例を示しており、図11(a)はループコイルアンテナ204Bの上面図であり、図11(b)はその側面図である。
図11(a)及び図11(b)において、ループコイルアンテナ204Bは、略平板状のアンテナ基材204b1上にループ状のコイル204b2が形成されたものである。このループコイルアンテナ204Bを用いる場合は、上記マイクロストリップアンテナ204と同様、コイル面がガイド部材80のガイド面Gと略平行となるように、アンテナ取付部6cに配置して使用される。この場合も、導出口6Aから導出されてくるタグテープ3Aの面方向に対しコイル面が略平行となる(図9参照)ので、無線タグ回路素子Toに対し安定的に情報送受信を行うことができる。
図12はダイポールアンテナを用いた例を示しており、図12(a)はダイポールアンテナ204Cの上面図であり、図12(b)はその側面図である。
図12(a)及び図12(b)において、ダイポールアンテナ204Cは、略平板状のアンテナ基材204c1と、アンテナ基材204c1上に設けられた略直線状のアンテナ素子204c2とを有している。このダイポールアンテナ204Cを用いる場合は、上記と同様、アンテナ基材204c1の面方向がガイド部材80のガイド面Gと略平行となるように、かつ、アンテナ素子204c2がタグテープ3Aの搬送方向と略平行となるように、アンテナ取付部6cに配置して使用される。この場合も、導出口6Aから導出されてくるタグテープ3Aの面方向に対しアンテナ基材204c1が略平行となる(図9参照)ので、無線タグ回路素子Toに対し安定的に情報送受信を行うことができる。
図13は、上記タグテープ3Aに備えられる無線タグ回路素子Toの機能的構成を表す機能ブロック図である。
この図13において、無線タグ回路素子Toは、タグラベル作成装置1側の上記アンテナ204とHF帯、UHF帯、マイクロ波帯等の高周波を用いて非接触で信号の送受信を行う上記アンテナ151と、このアンテナ151に接続された上記IC回路部150とを有している。
IC回路部150は、タグ側アンテナ151により受信された質問波を整流する整流部152と、この整流部152により整流された質問波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための電源部153と、上記タグ側アンテナ151により受信された質問波からクロック信号を抽出して制御部157に供給するクロック抽出部154と、所定の情報信号を記憶し得るメモリ部155と、上記タグ側アンテナ151に接続された変復調部156と、上記メモリ部155、クロック抽出部154、及び変復調部156等を介し上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための上記制御部157とを備えている。
変復調部156は、タグ側アンテナ151により受信された上記タグラベル作成装置1の装置側アンテナ204からの通信信号の復調を行い、また、上記制御部157からの返信信号を変調し、タグ側アンテナ151より応答波(タグIDを含む信号)として送信する。
クロック抽出部154は受信した信号からクロック成分を抽出して制御部157にクロックを抽出するものであり、受信した信号のクロック成分の周波数に対応したクロックを制御部157に供給する。
制御部157は、上記変復調部156により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部155において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、この返信信号を上記変復調部156により上記タグ側アンテナ151から返信する制御等の基本的な制御を実行する。
図14(a)及び図14(b)は、上記のようにして無線タグ回路素子Toに対するアクセス、及び、タグテープ3Aの切断が完了し形成された無線タグラベルTの外観の一例を表す図であり、図14(a)は上面図、図14(b)は下面図である。また図15は、図14中XV−XV′断面による横断面図である。
これら図14(a)、図14(b)、及び図15において、無線タグラベルTは、前述のように3層構造となっており、表面側(図15中上側)よりその反対側(図15中下側)へ向かって、感熱紙3c、粘着層3b、剥離紙3aの順で積層している。そして、前述のように感熱紙3cの裏側に、IC回路部150及びアンテナ151からなる無線タグ回路素子Toが備えられている(なお、無線タグ回路素子Toは図15中上下逆向きに配置される構成でもよい)とともに、感熱紙3cの表面に印字R(この例では「AA−AA」の文字)が印刷されている。
図16は、タグラベル作成装置1の制御系を表す概念図である。
図16において、前述したように、巻芯3Bに巻回された上記タグテープ3Aは、複数の無線タグ回路素子Toがその幅方向中央部に配列されている。なお、図示の例では、(ダイポールアンテナであるアンテナ151を備えた)無線タグ回路素子Toの長手方向がタグテープ3Aの進行方向(搬送方向)と平行となるように、無線タグ回路素子Toをタグテープ3Aに設けたが、これに限定されるものではない。無線タグ回路素子Toの長手方向がタグテープ3Aの進行方向と垂直、あるいは所定の角度をもって斜めになるように設けても良い。また、アンテナ151はダイポールアンテナにも限られず、上記装置側アンテナ204と同様、他のタイプ(ループコイルアンテナ等)のアンテナを無線タグ回路素子Toのアンテナ151として用いるようにしてもよい。またその場合の配置方向も種々設定可能である。また、この例では、それぞれの無線タグ回路素子Toに対応している領域が印字ヘッド31により各無線タグ回路素子Toに対応する印字Rが行われる印字領域Sとなっている。そして、前述した印刷の後、上記装置側アンテナ204によってタグテープ3Aに備えられる無線タグ回路素子Toとの間でUHF帯等の高周波を用いて無線通信により信号の授受が行われる。そして、印字済みのタグテープ3Aは、カッターユニット8のカッターボタン7Cが操作されることでカッターユニット8にて切断され、無線タグラベルTが生成される。
また、図16において、このとき、タグラベル作成装置1には、上記装置側アンテナ204を介し上記無線タグ回路素子ToのIC回路部150の情報(無線タグ情報)へアクセスする(読み取り又は書き込みを行う)ための高周波回路201と、無線タグ回路素子ToのIC回路部150から読み出された信号を高周波回路201を介して入力し所定の処理を行って情報を読み出すとともに、高周波回路201を介して無線タグ回路素子ToのIC回路部150へアクセスする信号処理回路202と、上記印字ヘッド31への通電を制御する印刷駆動回路205と、上記プラテンローラ26を駆動するプラテンローラ用モータ208を制御するプラテンローラ駆動回路209と、上記ソレノイド232への通電を制御するソレノイド駆動回路234と、上記高周波回路201、信号処理回路202、印刷駆動回路205、プラテンローラ駆動回路209等を介し、タグラベル作成装置1全体の動作を制御するための制御回路210と、この制御回路210からの制御信号により点灯するLED34と、ロールギアRGを回転させ巻き戻しを行う戻しギアBGを回転させる戻しモータ235と、この戻しモータ235を駆動する戻しモータ駆動回路236とが設けられている。
制御回路210は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略するが、中央演算処理装置であるCPU、ROM、及びRAM等から構成され、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うようになっている。また、この制御回路210は、電源回路211Aにより給電されるとともに、通信回路211Bを介し例えば通信回線に接続され、この通信回線に接続された図示しないルートサーバ、他の端末、汎用コンピュータ、及び情報サーバ等との間で情報のやりとりが可能となっている。
図17は、上記高周波回路201の詳細機能を表す機能ブロック図である。この図17において、高周波回路201は、装置側アンテナ204を介し無線タグ回路素子Toに対して信号を送信する送信部212と、装置側アンテナ204により受信された無線タグ回路素子Toからの応答波を入力する受信部213と、送受分離器214とから構成される。
送信部212は、無線タグ回路素子ToのIC回路部150の無線タグ情報にアクセスする(この例では読み取り)ための質問波を生成するブロックである。すなわち、送信部212は、基準周波数を発生する水晶振動子215Aと、この水晶振動子215Aにより発生した周波数を元に、所定周波数の搬送波を図示しないCPUの制御により発生させるPLL(Phase Locked Loop)215B及びVCO(Voltage Controlled Oscillator)215Cと、上記CPU4から供給される信号に基づいて上記発生させられた搬送波を変調(この例ではCPU4からの「TX_ASK」信号に基づく振幅変調)する送信乗算回路216(但し振幅変調の場合は増幅率可変アンプ等を用いてもよい)と、その送信乗算回路216により変調された変調波を増幅(この例ではCPU4からの「TX_PWR」信号によって増幅率が決定される増幅)する可変送信アンプ217とを備えている。上記発生される搬送波は、例えばUHF帯、マイクロ波帯、あるいは短波帯の周波数を用いており、上記可変送信アンプ217の出力は、送受分離器214を介し装置側アンテナ204に伝達されて無線タグ回路素子ToのIC回路部150に供給される。なお、質問波は上記のように変調した信号(変調波)に限られず、単なる搬送波のみの場合もある。
受信部213は、装置側アンテナ204のマイクロストリップアンテナで受信されて送受分離器214を介して入力された無線タグ回路素子Toからの応答波と上記発生させられた搬送波とを乗算して復調する受信第1乗算回路218と、その受信第1乗算回路218の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第1バンドパスフィルタ219と、この第1バンドパスフィルタ219の出力を増幅する受信第1アンプ221と、この受信第1アンプ221の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換する第1リミッタ220と、上記装置側アンテナ204で受信された無線タグ回路素子Toからの応答波と上記発生された後に移相器227により位相を90°遅らせた搬送波とを乗算する受信第2乗算回路222と、その受信第2乗算回路222の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第2バンドパスフィルタ223と、この第2バンドパスフィルタ223の出力を増幅する受信第2アンプ225と、この受信第2アンプ225の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換する第2リミッタ224とを備えている。そして、上記第1リミッタ220から出力される信号「RXS−I」及び第2リミッタ224から出力される信号「RXS−Q」は、上記信号処理回路202に入力されて処理される。
また、受信第1アンプ221及び受信第2アンプ225の出力は、強度検出手段としてのRSSI(Received Signal Strength Indicator)回路226にも入力され、それらの信号の強度を示す信号「RSSI」が信号処理回路202に入力されるようになっている。このようにして、タグラベル作成装置1では、I−Q直交復調によって無線タグ回路素子Toからの応答波の復調が行われる。
図18は、以上のようにして行われる無線タグラベルTの作成の際、タグラベル作成装置1の制御回路210によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
図18において、例えば、コネクタ部11を介し接続された上記パーソナルコンピュータ又は端末若しくは汎用コンピュータ等の図示しない操作手段を介し、タグラベル作成装置1の書き込み操作が行われるとこのフローが開始される。まずステップS105において、印字ヘッド31により無線タグラベルTへ印字すべき印字情報が、上記操作手段における入力操作と通信回線及び通信回路211Bを介して読み込まれる。
その後、ステップS110において、上記同様、上記操作手段等の入力操作を介し、無線タグ回路素子ToのIC回路部150に書き込みたい情報が読み込まれる。
そして、ステップS115に移り、テープの搬送方向を通常の印字を行うための順方向に設定し、プラテンローラ駆動回路209に制御信号を出力しプラテンローラ用モータ208でプラテンローラ26を駆動し、タグテープ3Aのテープ順方向搬送を開始する(なお、印字ヘッド31はプラテンローラ26側へ押圧接触されているものとする)。
次のステップS120において、印刷駆動回路205を介して印字ヘッド31に制御信号を出力し、感熱紙3cの表側のうち所定の領域に、上記ステップ105で読み込んだ印字情報に対応する文字、記号、バーコード等の印字Rを印刷させる。
そして、ステップS125において、上記テープ搬送と印字が行われている間に、上記無線タグ回路素子Toが、フロントパネル6のアンテナ取付部6cを介し装置側アンテナ204に対向する位置(言い換えれば装置側アンテナ204の直上)に到達する所定量だけタグテープ3Aが搬送されたかどうかを判定する。このときの搬送量判定は、例えば、上記タグテープ3Aに設けた適宜の識別用マークを、別途設けた公知のセンサで検出することにより行えば足りる。あるいは、ある基準位置からの搬送距離を所定の公知の方法(ステッピングモータであるプラテンローラ用モータ208を駆動するプラテンローラ駆動回路209の出力するパルス数をカウントする等)で検出するようにしてもよい。判定が満たされたら、ステップS130に移る。
ステップS130では、プラテンローラ駆動回路209に制御信号を出力し、ステップS115で開始したプラテンローラ用モータ208によるプラテンローラ26の駆動を停止させ、タグテープ3Aの搬送を停止する。
その後、ステップS135において、無線タグ回路素子Toへ通信時に無線タグ回路素子Toからの応答がない場合において通信再試行(リトライ)を行う回数(アクセス試行回数)をカウントする変数Nを1に初期設定する。
そして、ステップS140に移り、所望のデータを無線タグ回路素子Toのメモリ部155に書き込む「Write」コマンドを信号処理回路202に出力する。これに基づき信号処理回路202及び高周波回路201により「Write」信号(=例えばタグIDを含む無線タグ情報)が生成されて高周波回路201を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、そのメモリ部155に情報が書き込まれる。
その後、ステップS145において、データを読み出す「Read」コマンドを信号処理回路202に出力する。これに基づき信号処理回路202及び高周波回路201により「Read」信号が生成されて高周波回路201を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。
その後、ステップS150において、上記「Read」信号に対応して書き込み対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ(応答)信号を装置側アンテナ204を介して受信(識別)し、高周波回路201及び信号処理回路202を介し取り込む。
次に、ステップS155において、上記ステップS140〜ステップS150のアクセス処理で受信したリプライ信号に基づき、当該無線タグ回路素子Toのメモリ部155内に記憶された情報を確認する。すなわち、前述の送信した所定の情報がメモリ部155に正常に記憶されたか否か、つまり書き込みが成功したか否かを判定する。この判定は、例えば上記ステップS140で送信した「Write」信号に含まれる情報と、上記ステップS150で受信したリプライ信号に含まれる情報とが一致するかどうかで行う(公知のCRC符号を用いる手法等でもよい)。無線タグ回路素子Toのメモリ部155内に情報が正常に書き込まれている場合には判定が満たされ、ステップS160へ移る。
ステップS160では、プラテンローラ駆動回路209に制御信号を出力し、プラテンローラ用モータ208の駆動を開始して、プラテンローラ26の回転を再開する。これにより、タグテープ3Aの搬送が再開する。
その後、ステップS180において、感熱紙3cのうちこの時点で印刷可能領域への印字がすべて完了しているかどうかを確認した後、ステップS185へ移る。
ステップS185では、タグテープ3Aが所定の切断位置に達したか、すなわち、例えば、印字ヘッド31で印刷した印字の末端部が、カッターユニット8の可動刃47を十分に超える位置まで順方向搬送されたかどうかを判断する。このときの搬送距離判定も、前述のステップS125と同様の手法で行えば足りる。判定が満たされたら、ステップS190に移る。
ステップS190では、上記ステップS130と同様にしてプラテンローラ26の回転を停止し、タグテープ3Aの搬送を停止する。
そして次のステップS195において、上記LED34に点灯制御信号を出力して点灯させ、カッターボタン7Cを操作することでタグテープ3Aを切断可能な状態であることを表示し、このフローを終了する。
一方、前述のステップS155において、無線タグ回路素子Toのメモリ部155内へ情報が正常に書き込まれていない場合は、判定が満たされず、ステップS165に移る。
ステップS165では、上記変数Nが5になったかどうかを判定する。Nが4以下の場合は判定が満たされず、ステップS170に移ってNに1を加え、ステップS140に戻り上記同様の手順を繰り返す。N=5の場合はステップS165の判定が満たされ、ステップS171に移る。
ステップS171では、ソレノイド駆動回路234を介してソレノイド232に通電し上記ロッドに引き込み動作を行わせて印字ヘッド31をプラテンローラ26側のタグテープ3Aから離間させる。これは、既に感熱紙3cの表面側に印刷されている印字Rに対し、逆方向搬送中に印字ヘッド31が摩擦接触することを回避するためである。
そして次のステップS172において、テープの搬送方向を逆方向に設定し、それに応じた制御信号をプラテンローラ駆動回路209及び戻しモータ駆動回路236に出力する。これにより、プラテンローラ用モータ208でプラテンローラ26を逆回転駆動すると同時に、逆方向搬送時に途中でタグテープ3Aがたるまないように、戻しモータ235で戻しギアBGを介してロールギアRGを駆動してテープ逆方向搬送を開始する。
そして、ステップS173において、予め定めた所定量だけ(例えば、後述する書き込み失敗印字を開始する部位に印字ヘッド31が対向するまで)タグテープ3Aが逆搬送されたかどうかを判定する。このときの搬送量判定も、上記同様、例えば、上記タグテープ3Aに設けた適宜の識別用マークを、別途設けた公知のセンサで検出する等の手法で行えば足りる。判定が満たされたら、ステップS174に移る。
ステップS174では、上記ステップS130やステップS190と同様、プラテンローラ駆動回路209に制御信号を出力し、プラテンローラ用モータ208の駆動を停止して、プラテンローラ26の回転を停止する。これにより、タグテープ3Aの搬送が停止する。
その後、ステップS175において、テープの搬送方向を順方向に設定し、プラテンローラ駆動回路209に制御信号を出力し、プラテンローラ用モータ208でプラテンローラ26を駆動してテープ順方向搬送を開始する。
その後、ステップS176で、ソレノイド駆動回路234を介してソレノイド232への通電を停止してロッドの引き込み動作を解除し、バネ部材24の付勢力により印字ヘッド31をプラテンローラ26側のタグテープ3Aに押圧接触させて印字可能な状態にする(図6参照)。
その後、ステップS177において、上記テープ搬送が行われている間に、印刷駆動回路205を介して印字ヘッド31に制御信号を出力し、感熱紙3cの表側のうち例えば余白などの所定の領域に、書き込みが失敗したことを意味する「×」記号(特に図示しない)の印字を印刷させる(既に所定の印字がなされている場合はこれに重なるように印刷を行う)。なお、この「×」記号以外にも適宜失敗を意味する他の符号を印刷してもよい。このステップS177が終了したら、上記ステップS180へ移る。以降は上記と同様であるので説明を省略する。
なお、上記ステップS155では、無線タグ回路素子Toへの書き込みが成功したか否かのみを判定したが、これに限られない。例えば、さらに詳細に、ステップS145におけるRead信号に対するリプライ信号の数が単一であるか複数であるかを判定する。そして、複数の応答があった場合には、上記導出口6Aやガイド部材80内に無線タグラベルTが詰まっている可能性があるとして、その旨をLED34又は他の表示手段、音声報知手段等により操作者に報知するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態のタグラベル作成装置1においては、筐体2の内部空間においてプラテンローラ26でタグテープ3Aが搬送され、フロントパネル6の導出口6Aより内部空間の外側へと導出される。その後、外側へ導出されたタグテープ3Aの無線タグ回路素子Toに対し、フロントパネル6の内側面に設けられた装置側アンテナ204が筐体2(詳細にはフロントパネル6のアンテナ取付部6c)越しに無線通信を行う。このようにして、筐体2の内部空間より外側において無線通信を行い、無線タグラベルTを作成することができる。
このとき、装置側アンテナ204から通信が行われる際、導出口6Aの外側へ導出されたタグテープ3Aがガイド部材80のガイド面Gによってガイドされる。このガイド部材80によるガイド機能によって、装置側アンテナ204からタグテープ3Aまでの距離を所定範囲内に規制することができる。この結果、装置側アンテナ204から無線タグ回路素子Toまでの通信距離を略一定にすることができるので、装置側アンテナ204からの通信の安定性・信頼性を向上できる。
なお、上記実施形態においては、タグテープ3Aに印字を行う方式(貼りあわせを行わないタイプ)であったが、これに限られない。すなわち、無線タグ回路素子Toを備えた基材テープとは別の被印字媒体に印字を行い、その印字後の被印字媒体と基材テープとを貼り合わせたテープを用いて、無線タグラベルを作成するようにしてもよい。この場合も同様の効果を得る。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 タグラベル作成装置
2 筐体
3A タグテープ
6 フロントパネル
6A 導出口
8 カッターユニット(切断手段)
31 印字ヘッド(印字手段)
26 プラテンローラ(搬送手段)
80 ガイド部材(ガイド手段)
81 排出口
201 高周波回路
204 装置側アンテナ
210 制御回路
To 無線タグ回路素子
2 筐体
3A タグテープ
6 フロントパネル
6A 導出口
8 カッターユニット(切断手段)
31 印字ヘッド(印字手段)
26 プラテンローラ(搬送手段)
80 ガイド部材(ガイド手段)
81 排出口
201 高周波回路
204 装置側アンテナ
210 制御回路
To 無線タグ回路素子
Claims (12)
- 情報を記憶するIC回路部と情報を送受信するタグ側アンテナとを備えた無線タグ回路素子が設けられたタグ媒体を用いて無線タグラベルを作成するタグラベル作成装置であって、
筐体と、
前記タグ媒体を前記筐体の内部空間からその外側へと導出するために、前記筐体に設けた導出口と、
前記筐体の内部空間に設けられ、前記タグ媒体を前記導出口へと搬送するための搬送手段と、
前記筐体の内部空間より外側に設けられ、前記導出口より導出された前記タグ媒体をガイドするためのガイド手段と、
前記筐体の内部空間に配置され、前記ガイド手段でガイドされた前記タグ媒体の前記無線タグ回路素子に対し、前記筐体越しに無線通信を行う装置側アンテナと
を有することを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項1記載のタグラベル作成装置において、
前記ガイド手段は、
前記導出口より導出された前記タグ媒体と前記装置側アンテナとの距離が所定範囲内となるように、前記タグ媒体をガイドする
ことを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項2記載のタグラベル作成装置において、
前記ガイド手段は、
前記導出口より導出された前記タグ媒体と前記装置側アンテナとの距離が、2mm以上12mm以下となるように、前記タグ媒体をガイドする
ことを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項2又は請求項3記載のタグラベル作成装置において、
前記筐体は、
装置前方側に位置し、前記導出口が形成されたフロントパネルを備え、
前記装置側アンテナは、
前記フロントパネルの前記内部空間側に設けられていることを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載のタグラベル作成装置において、
前記ガイド手段は、
前記タグ媒体側に位置し前記タグ媒体をガイドするガイド面を備え、
前記装置側アンテナは、
その装置側アンテナの面方向が、前記ガイド面と略平行となるように配置されている
ことを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項5記載のタグラベル作成装置において、
前記装置側アンテナは、
その装置側アンテナの面方向が前記ガイド面と略平行となるように配置された略平板状のアンテナ基材と、前記アンテナ基材上に設けられた略直線状のアンテナ素子とを有するダイポールアンテナである
ことを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項5記載のタグラベル作成装置において、
前記装置側アンテナは、
その装置側アンテナのコイル面が、前記ガイド面と略平行となるように配置されたループコイルを有するループコイルアンテナである
ことを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項5記載のタグラベル作成装置において、
前記装置側アンテナは、
その装置側アンテナの面方向が前記ガイド面と略平行となるように配置された平面アンテナであることを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項8記載のタグラベル作成装置において、
前記装置側アンテナは、
誘電体からなる基板と、
前記基板の一方側に形成されたマイクロストリップアンテナパターンと、
前記基板の他方側に設けた地板と
を有するマイクロストリップアンテナであることを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項5乃至請求項9のいずれか1項記載のタグラベル作成装置において、
前記ガイド手段のうち、少なくとも前記ガイド面の一部を、無線通信信号の強度を低減するシールド性材料で構成したことを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項5乃至請求項10のいずれか1項記載のタグラベル作成装置において、
前記搬送手段で搬送される前記タグ媒体又はこれに貼り合わされる被印字媒体に対し、前記筐体の内部空間において所定の印字を行う印字手段を有する
ことを特徴とするタグラベル作成装置。 - 請求項5乃至請求項11のいずれか1項記載のタグラベル作成装置において、
前記筐体の内部空間において前記タグ媒体を所定の長さに切断する切断手段を有する
ことを特徴とするタグラベル作成装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014188708A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Sato Holdings Corp | プリンター |
WO2020202769A1 (ja) | 2019-03-29 | 2020-10-08 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ、プリンタの制御方法及びプログラム |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007254624A patent/JP2009086923A/ja active Pending
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