JP2010061307A - 仮想世界提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ迅速に所望の仮想世界内の仮想キャラクターに対し所定の台詞を言わせたりする等のイベントを発生させることができ、操作者の利便性を向上することができる仮想世界提供システムを提供する。
【解決手段】仮想世界におけるアバターMのユーザデータをIC回路部150に記憶した無線タグTより、無線通信を介しユーザデータを取得するリーダ200と、リーダ200で取得したユーザデータに対し、データ変換を行ってサービスサーバ50へ出力する中継局300と、中継局300から出力された変換後のユーザデータに基づく表示信号を生成するサービスサーバ50と、サービスサーバ50からの表示信号に基づきアバターM及びその周囲に関してユーザデータに対応した台詞等の表示を行うPC端末100とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、利用者の表示端末に仮想世界を表示させる仮想世界提供システムに関する。
近年、コンピュータ上に現実世界を模した仮想的な3次元空間である仮想世界を構築し、利用者に提供する仮想世界提供サービスが普及しつつある。仮想世界においては、利用者に対応する仮想キャラクターが仮想的に存在し、他利用者に対応する仮想キャラクターとコミュニケーションを図ったり、仮想世界に存在する物品の買い物をしたりといったように、仮想的な生活等を行うことが可能となっている。
このような仮想世界を提供する仮想世界提供システムの従来技術として、例えば特許文献1に記載のものがある。この従来技術の仮想世界提供システム(ゲーム装置)では、利用者がタブレットとペンを使用して手書きの文字を入力することにより、仮想世界において対応する仮想キャラクタ(PCキャラクタ)の近傍に入力した手書きの文字を仮想キャラクタの台詞として吹き出し表示させることができるようになっている。
特開2002−278691号公報(第12頁、第26図)
上記従来技術の仮想世界提供サービスでは、仮想キャラクタに対し吹き出し表示を行う都度、利用者がタブレットとペンを使用して手書きの文字を入力する必要がある。このため同じ台詞を繰り返すような場合においても、繰り返し文字入力を行う必要が生じ、利用者の手間を要していた。また、上記特許文献には特に記載はされていないが、利用者が複数の仮想キャラクタを使用している場合には、上記文字入力操作を行う前に吹き出し表示を行うキャラクタの選択操作を行う必要があり、さらに手間を要する結果となる。さらに、一般的に、仮想キャラクタに対し台詞を言わせる際にはその台詞に対応した所望のポーズを取らせたいといったニーズがあるが、上記従来技術の仮想世界提供サービスではこれに対応していない。
このように、上記従来技術の仮想世界提供サービスでは、仮想世界内の仮想キャラクターに対し、所定の台詞を言わせたり所望のポーズをとらせたりする等のイベントを、利用者の手間を要さずに容易に発生させることはできなかった。
本発明の目的は、所望の仮想世界内の仮想キャラクターに対し所定の台詞を言わせたりする等のイベントを簡単かつ迅速に発生させることができ、操作者の利便性を向上することができる仮想世界提供システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1発明の仮想世界提供システムは、利用者の表示端末に、仮想キャラクターの存在する仮想世界を提供するサービスサーバを有する仮想世界提供システムであって、情報を記憶するIC回路部と情報を送受信するタグアンテナとを備えた無線タグ回路素子を有し、前記仮想世界における前記仮想キャラクターの台詞表示関連情報を、前記IC回路部に記憶した無線タグと、前記無線タグの前記IC回路部より、無線通信により前記台詞表示関連情報を取得する無線タグ読み取り装置と、前記無線タグ読み取り装置で取得した前記台詞表示関連情報に対し、所定の処理を行って前記サービスサーバへ出力する中継局とを有し、前記サービスサーバは、前記中継局から出力された前記台詞表示関連情報に基づく表示信号を生成し、前記表示端末は、前記サービスサーバからの前記表示信号に基づき、前記仮想キャラクター及びその周囲に関して前記台詞表示関連情報に対応した台詞関連表示を行うことを特徴とする。
本願第1発明は、利用者の表示端末に仮想世界(仮想キャラクターが仮想的に存在し生活等を行う世界)を表示させるシステムにおいて、仮想キャラクター及びその周囲に無線タグを用いて台詞関連表示を行うものである。すなわち、本願第1発明においては、IC回路部に台詞表示関連情報を記憶させた無線タグを用意しておき、その無線タグに対し無線タグ情報読み取り装置で情報読み取りを行う。これにより、無線タグ回路素子のIC回路部から台詞表示関連情報が取得され、取得された台詞表示関連情報は中継局において所定の処理が行われた後、サービスサーバへ送られる。サービスサーバは、その中継局から出力された台詞表示関連情報に基づく表示信号を生成して表示端末へ出力し、これによって、表示端末は、仮想キャラクター及びその周囲に関して台詞関連表示を行うことができる。
このように、無線タグに対し情報読み取りを行わせるだけで仮想世界に台詞関連表示を行うことができるので、仮想世界内の仮想キャラクターに対し所定の台詞を言わせたり、その台詞に対応した所望のポーズを取らせたりする等のイベントを、タッチペン等によるマニュアル入力を行うことなく簡単かつ迅速に発生させることができる。特に、仮想キャラクターに対し同内容の台詞を言わせる場合には、同じ無線タグの読み取りを実行するのみでよく、同じ台詞を重複してマニュアル入力する場合に比べ大幅に手間を省くことができる。また異なる台詞を言わせる場合には、予め台詞の種類や態様等に応じた複数の無線タグを用意しておき、それらを使い分けて読み取らせるだけで、簡単かつ迅速に所望の台詞を仮想キャラクターに言わせることができる。したがって、操作者の利便性を向上することができる。
第2発明の仮想世界提供システムは、上記第1発明において、前記中継局は、前記所定の処理として、前記台詞表示関連情報を、前記サービスサーバで前記表示信号を生成するための、前記仮想世界に対応した取り込み可能な態様に変換する情報変換手段を備えることを特徴とする。
これにより、無線タグ回路素子から取得可能な情報の態様が、サービスサーバが取り扱う仮想世界用の情報の態様と異なる場合であっても、台詞表示関連情報を変換することによってサービスサーバで取り扱い可能な態様とすることができる。
第3発明の仮想世界提供システムは、上記第1又は第2発明において、前記無線タグ回路素子を備えたタグ媒体を搬送するための搬送手段と、前記タグ媒体に設けられた前記無線タグ回路素子の前記IC回路部に対し、前記台詞表示関連情報を無線通信を介し書き込む情報書き込み手段とを備え、操作者の操作入力に対応して前記無線タグを作成する無線タグ作成装置を有することを特徴とする。
これにより、操作者の操作入力によって台詞表示関連情報をIC回路部に書き込み無線タグを作成することで、仮想キャラクターに言わせたい台詞や、表示端末に表示させたい表示態様を自在に設定することができる。
第4発明の仮想世界提供システムは、上記第3発明において、前記表示端末又は前記無線タグ作成装置は、前記台詞関連表示における各種設定を前記操作者が操作入力可能に行うための所定のタグ作成アプリケーションを備えることを特徴とする。
これにより、操作者は、特別なスキルがなくても、表示端末で起動させたタグ作成アプリケーションを用いて、仮想キャラクターに言わせたい台詞や、表示端末に表示させたい表示態様を容易に自在に操作入力により設定することができる。
第5発明の仮想世界提供システムは、上記第4発明において、前記タグ作成アプリケーションは、前記操作者が、前記各種設定として、前記台詞関連表示における台詞のテキストを操作入力可能に構成されていることを特徴とする。
これにより、仮想キャラクターに言わせたい台詞の内容を自在に設定することができる。
第6発明の仮想世界提供システムは、上記第4発明において、前記タグ作成アプリケーションは、前記操作者が、前記各種設定として、前記台詞関連表示における台詞を内包する吹き出しの形状を操作入力可能に構成されていることを特徴とする。
これにより、仮想キャラクターの周りの吹き出しの形状を自在に設定し、台詞内容に対する印象を変化させることができる。
第7発明の仮想世界提供システムは、上記第4発明において、前記タグ作成アプリケーションは、前記操作者が、前記各種設定として、複数の前記台詞関連表示における台詞を切り替えて表示するときの切り替え時間を操作入力可能に構成されていることを特徴とする。
これにより、仮想キャラクターに対し複数の台詞を順次切り替えて言わせることができるとともに、その台詞の表示時間を自在に設定することができる。
第8発明の仮想世界提供システムは、上記第4発明において、前記タグ作成アプリケーションは、前記操作者が、前記各種設定として、前記表示端末における表示全体の外周部に付与される外枠の態様を操作入力可能に構成されていることを特徴とする。
これにより、仮想キャラクターや吹き出しを含む表示全体の外枠の態様を自在に設定し、装飾を変化させることができる。
第9発明の仮想世界提供システムは、上記第4発明において、前記タグ作成アプリケーションは、前記操作者が、前記各種設定として、前記仮想キャラクターの姿勢態様を操作入力可能に構成されていることを特徴とする。
これにより、仮想キャラクターに対し台詞を言わせるときの仮想キャラクターの姿勢を自在に設定することができる。
第10発明の仮想世界提供システムは、上記第1乃至第9発明のいずれかにおいて、前記表示端末における前記仮想キャラクター及び前記台詞関連表示を含む仮想世界表示領域を、カラー印刷して画像シールを作成する印刷手段を有することを特徴とする。
これにより、言わせたい台詞を言わせた仮想キャラクターを印刷した画像シールを作成することができる。
第11発明の仮想世界提供システムは、上記第1乃至第10発明のいずれかにおいて、前記IC回路部は、前記利用者が前記仮想世界を利用するための認証情報を含む前記台詞表示関連情報を記憶しており、前記サービスサーバは、前記中継局から出力された前記台詞表示関連情報に含まれる前記認証情報に基づき、前記利用者の前記仮想世界への参加を認証することを特徴とする。
これにより、仮想世界提供サービスの利用権限を有しない者(例えば仮想提供サービスの管理者やアカウント保持者以外の者)であっても、無線タグの読み取りを行うことにより、仮想世界内の仮想キャラクターに対し所定の台詞を言わせたり所望のポーズを取らせたりする等のイベントを発生させることができる。
本発明によれば、仮想世界の正規ユーザ以外であっても、仮想世界内の仮想キャラクターに対し所定の台詞を言わせたりする等のはたらきかけを行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の仮想世界提供システムの全体構成を表すシステム構成図である。この図1において、仮想世界提供システムVSは、利用者のPC端末100に仮想世界(仮想キャラクターが仮想的に存在し生活等を行う世界)を表示させるシステムであり、利用者が無線タグTを用いて仮想世界にアクセスし、仮想キャラクター及びその周囲に台詞等の表示を行うことを可能とするものである。
この仮想世界提供システムVSは、利用者のPC端末100に仮想世界を提供するサービスサーバ50と、表示部101及び操作部102を備え、後述する中継局300から出力された変換後のユーザデータに基づき上記サービスサーバ50によって生成・送信される表示信号に基づき、表示部101で仮想世界において利用者に対応して存在している仮想キャラクターであるアバターM(後述の図16参照)及びその周囲に関して上記台詞等の表示を行うPC端末100と、所定の情報を記憶するIC回路部150と情報を送受信するタグアンテナ151とを備えた無線タグ回路素子Toを有し、利用者が仮想世界へ参加するための認証情報を含み、仮想世界における仮想キャラクターの台詞に関連するユーザデータ(詳細後述。図6参照)を上記IC回路部150に記憶した無線タグTと、この無線タグTの上記無線タグ回路素子ToのIC回路部150より、無線通信によりリーダアンテナ203を介して上記ユーザデータを取得するリーダ200と、このリーダ200で取得した上記ユーザデータに対し、所定のデータ変換を行って上記サービスサーバ50へ出力する中継局300と、上記PC端末100の表示部101に表示されたアバターM及び台詞等の表示を含む仮想世界表示領域S(後述の図16参照)を、カラー印刷して画像シールを作成する印刷装置400(印刷手段)と、上記PC端末100の操作部102からの操作者の操作入力に対応して無線タグTを作成する無線タグ作成装置500とを有する。
上記サービスサーバ50、PC端末100、リーダ200、中継局300、印刷装置400、及び無線タグ作成装置500は、有線あるいは無線のネットワークNW(LAN、無線LAN等)を介して情報入出力可能に接続されている。
図2は、仮想世界提供システムVSのシステム全体の機能構成を概念的に表す機能ブロック図である。
図2において、PC端末100(表示端末)は、各種操作画面や入力画面等の表示を行うための上記表示部101と、操作者が操作入力を行うための適宜のボタン、キー、マウス等により構成された上記操作部102と、上記サービスサーバ50、中継局300、印刷装置400、及び無線タグ作成装置500との間でネットワークNWを介して行われるネットワーク通信の制御を行うネットワーク通信制御部103と、上記表示部101及びネットワーク通信制御部103を含むPC端末100全体の動作を制御する制御回路105とを有する。
上記構成であるPC端末100には、上記台詞等の表示における各種設定を操作者が行うためのタグ作成アプリケーションがインストールされており、当該アプリケーションの機能により、表示部101に表示される各種設定入力画面(後述の図8〜図11参照)に応じ、操作者が操作部102を用いて各種設定情報の操作入力を行うことが可能となっている。
リーダ200(無線タグ読み取り装置)は、上記無線タグTの無線タグ回路素子Toとの間で無線通信により信号の授受を行うリーダアンテナ203と、このリーダアンテナ203を介し上記無線タグ回路素子ToのIC回路部150へ無線通信によりアクセスすると共に、その無線タグ回路素子Toから読み出された信号を処理する高周波回路204と、上記中継局300等との間でネットワークNWを介して行われるネットワーク通信の制御を行うネットワーク通信制御部205と、上記高周波回路204及びネットワーク通信制御部205を含むリーダ200全体の制御を行う制御回路206とを有する。このような構成であるリーダ200は、無線通信を介して無線タグTより上記ユーザデータを取得し、中継局300に送信する。
中継局300は、上記サービスサーバ50やリーダ200等との間でネットワークNWを介して行われるネットワーク通信の制御を行うネットワーク通信制御部303と、このネットワーク制御部303を含む中継局300全体の制御を行う制御回路304とを有する。このような構成である中継局300は、リーダ200より受信した上記ユーザデータに対し、所定のデータ変換を行って上記サービスサーバ50へ出力する。
サービスサーバ50は、上記中継局300より受信した変換されたユーザデータに含まれる上記認証情報に基づき、利用者に対する仮想世界への参加の認証を行う。その後、受信したユーザデータに基づき上記表示信号を生成し、PC端末100に送信する。これにより、PC端末100の表示部101では、アバターM及びその周囲に関して上記台詞等の表示が行われるようになっている。なお、サービスサーバ50が認証を行うのではなく、中継局300が前段で認証を行うことにしてもよい。
図3は、上記無線タグ作成装置500の機能構成を表す機能ブロック図である。
図3において、無線タグ作成装置500は、上述したようにアバターMの台詞に関連するユーザデータを上記IC回路部150に記憶させた無線タグTを作成する機能を備えている。すなわち、無線タグ作成装置500は、所定間隔で無線タグ回路素子Toが備えられたタグテープ503(タグ媒体)を巻回したタグテープロール504(本来は渦巻状であるが簡略化して同心円で図示している)又はこれを備えたカートリッジ(図示せず)を着脱可能なカートリッジホルダ506と、上記タグテープロール504から繰り出されたタグテープ503のうち各無線タグ回路素子Toに対応した領域に所定の印字を行う印字ヘッド505と、無線タグ回路素子Toを備えた上記タグテープ503を搬送するための搬送ローラ508(搬送手段)と、タグテープ503に設けられた無線タグ回路素子ToのIC回路部150に対し、上記ユーザデータを無線通信を介し書き込むための装置アンテナ501及び高周波回路502と、タグテープ503への印字及び無線タグ回路素子Toへの情報書き込みが終了したタグテープ503を所定の長さに切断してラベル状の無線タグTを生成するカッタ507と、上記PC端末100等との間でネットワークNWを介して行われるネートワーク通信の制御を行うネットワーク通信制御部509と、以上の高周波回路502、印字ヘッド505、カッタ507、搬送ローラ508、及びネットワーク通信制御部509等を含む無線タグ作成装置500全体の動作制御を行う制御回路510とを有する。
なお、上記では無線タグ作成装置500においてタグテープ503をカッタ507で切断することによりラベル状の無線タグTを作成する構成としたが、無線タグTの態様はこれに限るものではない。例えば、カード状の無線タグTを作成するようにしてもよい。この場合、予め所定の大きさに形成されたカード基材をロールから繰り出されるテープ上に連続配置しておき、無線タグ回路素子Toへの情報書き込みが終了し、テープが排出口から排出されてきた後にカード基材をテープから剥がして無線タグTとすればよい。
図4は、上記リーダ200の高周波回路204の詳細構成を表す機能ブロック図である。
この図4において、高周波回路204は、上記リーダアンテナ203を介し上記無線タグTの無線タグ回路素子ToのIC回路部150の情報へアクセスするものであり、またリーダ200の制御回路206は無線タグTの無線タグ回路素子ToのIC回路部150から読み出された信号を処理して情報を読み出すと共に無線タグ回路素子ToのIC回路部150へアクセスするための各種コマンドを生成するものである。
高周波回路204は、アンテナ203を介し無線タグTの無線タグ回路素子Toに対して信号を送信する送信部142と、リーダアンテナ203により受信された無線タグ回路素子Toからの応答波を入力する受信部143と、送受分離器144とから構成される。
送信部142は、無線タグ回路素子ToのIC回路部150の無線タグ情報にアクセスするための質問波を生成するブロックである。すなわち、送信部142は、周波数の基準信号を出力する水晶振動子145Aと、制御回路206の制御により水晶振動子145Aの出力を分周/遁倍して所定周波数の搬送波を発生させるPLL(Phase Locked Loop)145B、及びVCO(Voltage Controlled Oscillator)145Cと、上記制御回路206から供給される信号に基づいて上記発生させられた搬送波を変調(この例では制御回路206からの「TX_ASK」信号に基づく振幅変調)する送信乗算回路146(振幅変調の場合は増幅率可変アンプ等を用いてもよい)と、その送信乗算回路146により変調された変調波を増幅(この例では制御回路206からの「TX_PWR」信号によって増幅率を決定される増幅)して所望の質問波を生成する可変送信アンプ147とを備えている。そして、上記発生される搬送波は、例えばUHF帯(又はマイクロ波帯、あるいは短波帯でもよい)の周波数を用いており、上記可変送信アンプ147の出力は、送受分離器144を介しリーダアンテナ203に伝達されて無線タグ回路素子ToのIC回路部150に供給される。なお、質問波は上記のように変調した信号(変調波)に限られず、単なる搬送波のみの場合もある。
受信部143は、リーダアンテナ203で受信された無線タグ回路素子Toからの応答波と上記搬送波とを乗算して復調するI相受信乗算回路148と、そのI相受信乗算回路148の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すためのI相バンドパスフィルタ149と、このI相バンドパスフィルタ149の出力を増幅するI相受信アンプ162と、このI相受信アンプ162の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換するI相リミッタ163と、上記リーダアンテナ203で受信された無線タグ回路素子Toからの応答波と上記搬送波が移相器167により位相を90°遅らせた信号とを乗算するQ相受信乗算回路172と、そのQ相受信乗算回路172の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すためのQ相バンドパスフィルタ173と、このQ相バンドパスフィルタ173の出力を増幅するQ相受信アンプ175と、このQ相受信アンプ175の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換するQ相リミッタ176とを備えている。そして、上記I相リミッタ163から出力される信号「RXS−I」及びQ相リミッタ176から出力される信号「RXS−Q」は、上記制御回路206に入力されて処理される。
また、I相受信アンプ162及びQ相受信アンプ175の出力は、強度検出手段としてのRSSI(Received Signal Strength Indicator)回路178にも入力され、それらの信号の強度を示す信号「RSSI」が制御回路206に入力される。これにより、リーダ200では、無線タグ回路素子Toとの通信時における当該無線タグ回路素子Toからの信号の受信強度を検出することが可能となっている。
なお、以上では説明しなかったが、無線タグ作成装置500の高周波回路502についても、上記リーダ200の高周波回路204と同様の構成を有している。
図5は、上記無線タグTに備えられる無線タグ回路素子Toの機能的構成の一例を表す機能ブロック図である。
この図5において、無線タグ回路素子Toは、上述したようにリーダ200のリーダアンテナ203(又は無線タグ作成装置500の装置アンテナ501)と非接触で信号の送受信を行う上記タグアンテナ151と、このタグアンテナ151に接続された上記IC回路部150とを有している。
IC回路部150は、タグアンテナ151により受信された質問波を整流する整流部152と、この整流部152により整流された質問波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための電源部153と、上記タグアンテナ151により受信された質問波からクロック信号を抽出して制御部157に供給するクロック抽出部154と、所定の情報信号を記憶し得るメモリ部155と、上記タグアンテナ151に接続された変復調部156と、上記メモリ部155、クロック抽出部154、及び変復調部156等を介し上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための上記制御部157とを備えている。
変復調部156は、タグアンテナ151により受信された上記リーダ200のリーダアンテナ203(又は無線タグ作成装置500の装置アンテナ501)からの質問波の復調を行い、また、上記制御部157からの返信信号を変調し、タグアンテナ151より応答波(タグIDを含む信号)として送信する。
クロック抽出部154は受信した信号からクロック成分を抽出し、当該クロック成分の周波数に対応したクロックを制御部157に供給する。
制御部157は、上記変復調部156により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部155において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、この返信信号を上記変復調部156により上記タグアンテナ151から返信する制御等の基本的な制御を実行する。
図6は、上記IC回路部150のメモリ部155に記憶された情報の内容を概念的に表す図である。
この図6に示すように、IC回路部150のメモリ部155には、無線タグ回路素子Toの固有の識別情報であるタグID、及びユーザデータが記憶されている。このユーザデータ(台詞表示関連情報)は、PC端末100の表示部101でアバターMに関して前述した台詞等の表示を行わせるために、操作者がPC端末100において入力するアバターMの台詞に関連する情報であり、仮想世界用のデータであるか否かを識別するための識別情報、利用する仮想世界(すなわち利用するサービスサーバ)を指定すると共に、その指定した仮想世界に利用者が参加するための認証情報(例えば利用者コードや仮想世界認証キー等)を含む仮想世界指定情報、台詞のテキスト情報、台詞のフォント名・フォントサイズ・フォントカラー情報、前述した仮想世界表示領域Sにおける広告表示の可否を表す可否情報、台詞を内包する吹き出しの形状及び吹き出しの表示座標情報、PC端末100の表示部101における表示全体の外周部に付与される外枠の態様を表すフレームイメージ情報、上記アバターMを指定するためのアバター指定情報(例えばアバターMの名称のテキスト情報、アバターMのID、複数のアバターを含むグループ名等)アバターMの姿勢態様を表すポーズ情報、複数の台詞を表示させる場合における切替時間情報等を含むものである。
図7は、上記ユーザデータを操作者がPC端末100において入力する際に、PC端末100の制御回路105で実行される制御内容を表すフローチャートである。
図7において、ステップS5では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して仮想世界入力画面(図示せず)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、利用する仮想世界(すなわち利用するサービスサーバ)を指定すると共に、その指定した仮想世界に操作者が参加するための上記認証情報を含む仮想世界指定情報を取得する。
ステップS10では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して台詞入力画面(後述の図8参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、アバターMに関連して表示する台詞のテキスト情報を取得する。
ステップS15では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して台詞のフォント入力画面(後述の図8参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、アバターMの周辺に表示する台詞のフォント名情報を取得する。
ステップS20では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して台詞のフォントサイズ入力画面(後述の図8参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、アバターMの周辺に表示する台詞のフォントサイズ情報を取得する。
ステップS25では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して台詞のフォントカラー入力画面(後述の図8参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、アバターMの周辺に表示する台詞のフォントカラー情報を取得する。
ステップS30では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して広告表示の可否入力画面(後述の図8参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、仮想世界表示領域Sにおける広告表示の可否を表す可否情報を取得する。
ステップS35では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して吹き出し形状選択画面(後述の図9参照)を表示させ、操作者がその選択画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、台詞を内包する吹き出しの形状情報を取得する。
ステップS40では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して吹き出し表示座標入力画面(後述の図9参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、台詞を内包する吹き出しの表示座標情報を取得する。
ステップS45では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力してフレームイメージ選択画面(後述の図10参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、フレームイメージ情報を取得する。
ステップS50では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力してアバター情報入力画面(後述の図11参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、アバターMを指定するための上記アバター指定情報を取得する。
ステップS55では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力してアバターポーズ入力画面(後述の図11参照)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、アバターMの姿勢態様を表すポーズ情報を取得する。
ステップS60では、制御回路105は、アバターMに関連して表示する台詞が1つであるか否かを判定する。この判定は、表示部101に表示信号を出力して操作者に台詞が1つであるか否かを確認する画面(例えば「続けて台詞の入力を行いますか?」「YES/NO」等)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき行われる。台詞が1つである場合には、判定が満たされて後述のステップS75に移る。一方、台詞が複数である場合には、判定が満たされずにステップS65に移る。
ステップS65では、制御回路105は、表示部101に表示信号を出力して複数の台詞を順次切り替えて表示させるための表示切替時間入力画面(図示せず)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき、表示切替時間情報を取得する。
ステップS70では、制御回路105は、操作者によるユーザデータの入力が完了したか否かを判定する。この判定は、表示部101に表示信号を出力して無線タグ作成装置500にユーザデータを送信するか否かを確認する画面(例えば「RFIDタグの作成を行いますか?」「YES/NO」等)を表示させ、操作者がその入力画面に応じて操作部102を介して入力した操作入力信号に基づき行われる。ユーザデータの入力が完了していない場合には、判定が満たされずに先のステップS10に戻り、再び同様の手順を繰り返して次の台詞に係わる情報の取得を行う。一方、ユーザデータの入力が完了した場合には、判定が満たされてステップS75に移る。
ステップS75では、制御回路105は、以上のステップにより取得した各種情報を含むユーザデータを、無線タグTの作成を要求するタグ作成要求信号と共に、無線タグ作成装置500に対しネットワークNWを介して送信する。以上により、本フローを終了する。
なお、上記フローチャートでは説明を省略したが、各ステップにおいて、後述の図8〜図11に示す前段に戻る操作である「戻る」ボタンや、次段へ進む操作である「進む」ボタンを用いた操作者の操作入力によって、各ステップの移行を実施することとしてもよい。
図8は、上記ステップS10〜ステップS30において、PC端末100の表示部101に表示される入力画面の一例を表す図である。
図8において、台詞入力画面110は、アバターMに関連して表示する台詞のテキストの入力欄111と、プルダウンメニューにより台詞のフォント名を選択可能なフォント名選択欄112と、プルダウンメニューにより台詞のフォントサイズを選択可能なフォントサイズ選択欄113と、台詞のフォントカラーを選択可能なフォントカラー選択欄114と、チェックボックスへのチェックの有無により広告表示の可否を入力可能な広告表示可否入力欄115とを有している。操作者が、これら入力欄(又は選択欄)111〜115に情報を入力することにより、制御回路105が対応する情報(台詞のテキスト情報、フォント名情報、フォントサイズ情報、フォントカラー情報、広告表示可否情報)を取得する。そして、操作者が「次へ」ボタン116を操作すると、表示部101の表示が吹き出し形状選択画面120(後述の図9参照)に切り替わる。一方、操作者が「戻る」ボタン117を操作すると、表示部101の表示が図示しない仮想世界選択画面(サービスサーバ選択画面)に戻るようになっている。
図9は、上記ステップS35及びステップS40において、PC端末100の表示部101に表示される入力画面の一例を表す図である。
図9において、吹き出し形状選択画面120は、台詞を内包する吹き出しの形状を予め登録された複数の吹き出し形状の中から選択する吹き出し形状選択欄121と、吹き出しの表示座標を入力する吹き出し表示座標入力欄122とを有している。上記吹き出し形状選択欄121では、操作者の操作に応じて移動可能なカーソル123により吹き出し形状が選択されるようになっている。操作者が、これら入力欄(又は選択欄)121,122に情報を入力することにより、制御回路105が吹き出し形状情報及び吹き出し表示座標情報を取得する。そして、操作者が「次へ」ボタン124を操作すると、表示部101の表示がフレームイメージ選択画面130(後述の図10参照)に切り替わる。一方、操作者が「戻る」ボタン125を操作すると、表示部101の表示が上記台詞入力画面110に戻るようになっている。
図10は、上記ステップS45において、PC端末100の表示部101に表示される入力画面の一例を表す図である。
図10において、フレームイメージ選択画面130は、表示部101における表示全体の外周部に付与される外枠であるフレームイメージを予め登録された複数のフレームイメージの中から選択するフレームイメージ選択欄131を有している。上記フレームイメージ選択欄131では、操作者の操作に応じて移動可能なカーソル132によりフレームイメージが選択されるようになっている。操作者が、この選択欄131でフレームを選択することにより、制御回路105がフレームイメージ情報を取得する。そして、操作者が「次へ」ボタン133を操作すると、表示部101の表示がアバター情報入力画面180(後述の図11参照)に切り替わる。一方、操作者が「戻る」ボタン134を操作すると、表示部101の表示が上記吹き出し形状選択画面120に戻るようになっている。
図11は、上記ステップS50〜ステップS55において、PC端末100の表示部101に表示される入力画面の一例を表す図である。
図11において、アバター情報入力画面180は、アバター指定情報(この例ではアバターMの名称のテキスト)の入力欄181と、プルダウンメニューによりアバターMのポーズを選択可能なアバターポーズ選択欄182とを有している。操作者が、これら入力欄(又は選択欄)181〜182に情報を入力することにより、制御回路105がアバターの名称情報及びポーズ情報を取得する。そして、操作者が「次へ」ボタン183を操作すると、表示部101の表示が台詞が1つであるか否かを確認する画面(図示せず。前述のステップS60参照)に切り替わる。一方、操作者が「戻る」ボタン184を操作すると、表示部101の表示が上記フレームイメージ選択画面130に戻るようになっている。
図12は、図7中ステップS75でPC端末100の制御回路105から送信されたユーザデータ等を受信した無線タグ作成装置500によって無線タグTが作成される際に制御回路510によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
まずステップS110では、制御回路510は、ネットワークNW及びネットワーク通信制御部509を介してPC端末100(の制御回路105)よりユーザデータ(無線タグTの作成要求信号を含む)を受信したか否かの判定を行う。PC端末100よりユーザデータを受信するまで本ステップを繰り返し、受信した場合には判定が満たされてステップS120に移る。
ステップS120では、制御回路510は、上記ステップS110でPC端末100より受信したユーザデータに基づき印字データ(本実施形態では台詞のテキスト情報)を作成し、この印字データに基づいて印字ヘッド505でタグテープ503の所定の印字領域に印字を行う。本実施形態では、台詞のテキスト情報が印字される。また、高周波回路502によりアクセス情報を生成して装置アンテナ501を介して無線タグ回路素子Toへ送信し、IC回路部150へ上記受信したユーザデータの書き込みを行う。
ステップS130では、制御回路510は、上記ステップS120で行った印字・情報書き込みが正常に終了したか否かの判定を行う。例えば情報書き込みが正常に終了したか否かの判定は、具体的には、高周波回路502により無線タグ回路素子ToのIC回路部150の内容を確認する確認信号に応じたアクセス情報を生成して、装置アンテナ501を介して無線タグ回路素子Toへ送信し、それに対応して書き込み対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号に基づき、上記ユーザデータの書き込みが正常に完了したか否かを判定することにより行う。印字・情報書き込みが正常に終了していない場合には、ステップS140に移る。そして、制御回路510は、ネットワーク通信制御部509及びネットワークNWを介してPC端末100の制御回路105に制御信号を送信し、表示部101にその旨の表示(例えば「印字が正常に終了しませんでした」「タグ書き込みが正常に終了しませんでした」等)を行わせるエラー処理を行う。その後、本フローを終了する。一方、印字・情報書き込みが正常に終了した場合には、ステップS150に移る。
ステップS150では、制御回路510は、カッタ507でタグテープ503の切断を行う。これにより、無線タグ回路素子ToのIC回路部150にユーザデータが書き込まれると共に、印字領域に印字データ(台詞のテキスト情報)に対応する印字が行われた無線タグTが作成される。そして、本フローを終了する。
上記において、ステップS120は、台詞表示関連情報を無線通信を介し書き込む情報書き込み手段を構成する。
なお、上記では無線タグTに台詞のテキスト情報を印刷するようにしたが、これに限られず、その他の情報(例えばアバター名称やポーズ、吹き出し形状等)を印刷するようにしてもよい。このように台詞以外の印字を行うことにより、操作者が仮想世界への表示内容(アバターMのポーズや吹き出し形状等)を容易に認識することができる。また、台詞のテキスト情報の一部(最初の数文字、要約等)を印刷するようにしてもよいし、複数の情報(台詞とアバター名称等)を組み合わせて印刷するようにしてもよい。なお、この印刷は必ずしも行われなくともよく、ユーザデータの書き込みのみを行うようにしてもよい。
図13は、操作者がリーダ200により無線タグTの情報読み取りを行う際に、リーダ200の制御回路206によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
ステップS210において、制御回路206は、高周波回路204に制御信号を出力し、タグIDを指定せずに通信領域内に存在する無線タグTの無線タグ回路素子To(のメモリ部155)に記録されたデータを読み取る読み取り信号として、所定の変調を行った質問波をリーダアンテナ203を介して通信領域内に存在する無線タグ回路素子Toに送信する。
ステップS220では、制御回路206は、上記読み取り信号に対応して通信領域内の無線タグ回路素子Toからリプライ信号(タグIDを含む)が受信されたか否かを判定する。通信領域内に無線タグTが存在しない場合にはリプライ信号を受信しないため、判定が満たされずに上記ステップS210に戻る。一方、無線タグTが存在する場合にはリプライ信号を受信するため、判定が満たされてステップS230に移る。
ステップS230では、制御回路206は、上記リプライ信号を受信した無線タグTの無線タグ回路素子Toに記録されたユーザデータを取得する。具体的には、高周波回路204に制御信号を出力し、上記ステップS220で受信したタグIDを指定して該当する無線タグ回路素子Toのメモリ部155に記録されたデータを読み出す信号として所定の変調を行った質問波をリーダアンテナ203を介して情報読み取り対象の無線タグ回路素子Toに送信し、返信を促す。その後これに対応して読み取り対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号をリーダアンテナ203を介して受信し、当該リプライ信号に基づき無線タグ回路素子Toに記録されたユーザデータを取得する。
ステップS240では、制御回路206は、上記取得したユーザデータ中の仮想世界用のデータであるか否かを識別するための識別情報に基づき、当該無線タグTが仮想世界用の無線タグTであるか否かを判定する。仮想世界用の無線タグTでない場合には、判定が満たされずに本フローを終了する。一方、仮想世界用の無線タグTである場合には、判定が満たされてステップS250に移る。
ステップS250では、制御回路206は、上記ステップS230で取得したユーザデータを、ネットワーク通信制御部205及びネットワークNWを介して中継局300(の制御回路304)に送信する。以上により、本フローを終了する。
図14は、図13中ステップS250でリーダ200の制御回路206から送信されたユーザデータを受信した際に、中継局300の制御回路304によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
ステップS310では、制御回路304は、ネットワークNW及びネットワーク通信制御部303を介してリーダ200(の制御回路206)よりユーザデータを受信したか否かの判定を行う。リーダ200よりユーザデータを受信するまで本ステップを繰り返し、受信した場合には判定が満たされてステップS320に移る。
ステップS320では、制御回路304は、上記受信したユーザデータのデータの解析(データ形式やデータ項目の解析等)を行う。
ステップS330では、制御回路304は、上記解析結果に基づき、ユーザデータを、サービスサーバ50において前述した表示信号を生成するための仮想世界に対応した(取り込み可能な)データ形式へ変換する。このデータ変換は、データ項目(台詞のテキスト情報、フォント名情報、フォントサイズ情報・・・等)ごとに実行される。
ステップS340では、制御回路304は、ユーザデータの全データ項目について上記データ変換が完了したか否かを判定する。全データ項目についてデータ変換が完了していない場合には、判定が満たされずに先のステップS320に戻り、次の項目のデータ変換を実行する。一方、全データ項目についてデータ変換が完了している場合には、判定が満たされてステップS350に移る。
ステップS350では、制御回路304は、データ変換が完了したユーザデータを、ネットワークNWを介し、ユーザデータ中の上記仮想世界指定情報に対応するサービスサーバ50に送信する。これにより、サービスサーバ50では、ユーザデータ中の仮想世界指定情報に含まれる認証情報に基づき、利用者の仮想世界への参加の認証が行われ、その後、ユーザデータに基づく上記表示信号の生成が行われるようになっている。以上により、本フローを終了する。
なお、上記ステップS330は、特許請求の範囲各項記載の台詞表示関連情報を、サービスサーバで表示信号を生成するための、仮想世界に対応した取り込み可能な態様に変換する情報変換手段を構成する。
図15は、中継局300で実行される上記データ変換の一例を表す図である。
この図15に示す例では、ユーザデータの各データ項目について、XML(Extensible Markup Language)形式へのデータ変換が実行されている。なお、ユーザデータは全データ項目についてデータ変換されるが、ここでは煩雑防止のため、そのうちの台詞(テキスト)、フォント名、フォントサイズについてのみ一例として示している。
図16は、中継局300から出力された上記変換後のユーザデータに基づき上記サービスサーバ50によって生成された表示信号が、PC端末100に送信された際に、PC端末100の表示部101で受信した上記表示信号に基づき行われる表示の一例を表す図である。
この図16に示すように、表示部101の表示画面190には、ユーザデータに基づき、選択されたポーズのアバターMが表示されると共に、入力された座標位置に位置する選択された形状の吹き出し191内に、入力された台詞192が選択されたフォント名、フォントサイズ、及びフォントカラーに従って表示されている。これにより、アバターMに台詞192を言わせる表示を行うことができる。なお、ここでは選択されたフレームイメージについては図示省略している。
上記において、上記アバターM(ポーズを含む)、吹き出し191、及び台詞192の表示(図示省略したフレームイメージ表示を含む)が、特許請求の範囲各項記載の台詞関連表示に相当する。
そして、この状態において、操作者が操作部102を用いて印刷実行の操作を行うと、PC端末100の制御回路105は、表示部101に表示された上記アバターM及び台詞等の表示を含む仮想世界表示領域Sの画像データをネットワークNWを介して印刷装置400に送信し、表示部101に表示された上記仮想世界表示領域Sがカラー印刷されて画像シールが作成される。
図17は、複数の台詞が設定された場合における、PC端末100の表示部101の表示の一例を表す図である。
本実施形態では、前述したように、複数(この例では3つ)の台詞を入力することができる。図17に示す例では、3つの台詞192が吹き出し191内において操作者により設定された表示切替時間ごとに切り替わって表示されており、これによりアバターMに会話させるように表示することができる。なお、この例では台詞192の内容(テキスト)のみを変化させるようにしたが、フォントやフォントサイズ、吹き出し191の形状等、他のデータ項目についても変更させてもよい。
以上説明した実施形態においては、無線タグ回路素子ToのIC回路部150にユーザデータを記憶させた無線タグTを用意しておき、その無線タグTに対しリーダ200で情報読み取りを行う。これにより、無線タグ回路素子ToのIC回路部150からユーザデータが取得され、取得されたユーザデータは中継局300においてデータ変換が行われた後、サービスサーバ50へ送られる。サービスサーバ50は、その中継局300から出力された変換されたユーザデータに基づく表示信号を生成してPC端末100へ出力し、これによって、PC端末100の表示部101は、アバターM及びその周囲に関してユーザデータに対応した台詞等の表示を行う。
このようにして、無線タグTに対し情報読み取りを行わせるだけで、仮想世界内のアバターMに対し所定の台詞を言わせたり、その台詞に対応した所望のポーズを取らせたりする等のイベントを、タッチペン等によるマニュアル入力を行うことなく簡単かつ迅速に発生させることができる。特に、アバターMに対し同内容の台詞を言わせる場合には、同じ無線タグTの読み取りを実行するのみでよく、同じ台詞を重複してマニュアル入力する場合に比べ大幅に手間を省くことができる。また異なる台詞を言わせる場合には、予め台詞の種類や態様等に応じた複数の無線タグTを用意しておき、それらを使い分けて読み取らせるだけで、簡単かつ迅速に所望の台詞をアバターMに言わせることができる。したがって、操作者の利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、中継局300において、ユーザデータをサービスサーバ50で表示信号を生成するための仮想世界に対応した取り込み可能な態様に変換する。これにより、無線タグTの無線タグ回路素子Toから取得可能な情報の態様が、サービスサーバ50が取り扱う仮想世界用の情報の態様と異なる場合であっても、ユーザデータを変換することによってサービスサーバ50で取り扱い可能な態様とすることができる。
また、本実施形態では特に、仮想世界提供システムVSは、PC端末100の操作部102における操作者の操作入力に対応して無線タグTを作成する無線タグ作成装置500を有している。これにより、操作者の操作入力によってユーザデータをIC回路部150に書き込み無線タグTを作成することで、アバターMに言わせたい台詞や、PC端末100の表示部101に表示させたい表示態様を自在に設定することができる。
また、本実施形態では特に、PC端末100が、所望のアバターM及び台詞等の表示に必要な各種設定を操作者が行うためのタグ作成アプリケーションを備えている。これにより、操作者は、特別なスキルがなくても、PC端末100で起動させたタグ作成アプリケーションを用いて、アバターMに言わせたい台詞や、PC端末100の表示部101に表示させたい表示態様を容易に自在に設定することができる。
また、本実施形態では特に、PC端末100のタグ作成アプリケーションを用いて、操作者が、台詞192のテキスト情報を入力可能となっている。これにより、アバターMに言わせたい台詞の内容を自在に設定することができる。
また、本実施形態では特に、PC端末100のタグ作成アプリケーションを用いて、操作者が、台詞192を内包する吹き出し191の形状を選択することができる。これにより、アバターMの周りの吹き出し191の形状を自在に設定し、台詞内容に対する印象を変化させることができる。
また、本実施形態では特に、PC端末100のタグ作成アプリケーションを用いて、操作者が、複数の台詞192を切り替えて表示するときの切り替え時間を設定することができる。これにより、アバターMに対し複数の台詞192を順次切り替えて言わせることができるとともに、その台詞192の表示時間を自在に設定することができる。
また、本実施形態では特に、PC端末100のタグ作成アプリケーションを用いて、操作者が、PC端末100における表示全体の外周部に付与されるフレームの態様を選択することができる。これにより、アバターMや吹き出し191を含む表示全体の外枠の態様を自在に設定し、装飾を変化させることができる。
また、本実施形態では特に、PC端末100のタグ作成アプリケーションを用いて、操作者が、アバターMのポーズを選択することができる。これにより、アバターMに対し台詞を言わせるときのアバターMの姿勢を自在に設定することができる。
また、本実施形態では特に、印刷装置400により、PC端末100におけるアバターM及び台詞等の表示を含む仮想世界表示領域Sを、カラー印刷して画像シールを作成することができる。これにより、言わせたい台詞を言わせたアバターMを印刷した画像シール等を作成することができる。
また、本実施形態では特に、無線タグTの無線タグ回路素子ToのIC回路部150に、利用者が仮想世界を利用するための認証情報を記憶させておき、サービスサーバ50は、中継局300から出力されたユーザデータに含まれる認証情報に基づき、利用者の仮想世界への参加を認証する。これにより、仮想世界提供サービスの利用権限を有しない者(例えば仮想提供サービスの管理者やアカウント保持者以外の者)であっても、無線タグTの読み取りを行うことにより、仮想世界内のアバターMに対し所定の台詞を言わせたり所望のポーズを取らせたりする等のイベントを発生させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、PC端末100にタグ作成アプリケーションがインストールされており、操作者は当該アプリケーションの機能により、アバターM及びその台詞等の表示に係わる各種設定情報の入力を行うようにしたが、これに限られない。例えば、無線タグ作成装置500にタグ作成アプリケーションがインストールされ、当該無線タグ作成装置500に設けられた表示部及び操作部を用いて操作者が各種設定情報の入力を行える構成としてもよい。
また上記実施形態では、アバターMが人物である場合を例にとって説明したが、例えば動植物やロボット等、人物以外のアバターを用いてもよい。
また上記実施形態では、利用者は誰でも無線タグTを用いることで仮想世界内のアバターMに対し所定の台詞を言わせたり所望のポーズを取らせたりする等のイベントを発生できるようにしたが、イベントを発生できる者を制限するようにしてもよい。この場合、無線タグTに権限情報(許可パスワード等)を記憶させておき、リーダ200(あるいは中継局300等)で権限情報に基づきサービスサーバ50へのユーザデータの送信の可否を判定するようにすればよい。これにより、不正にアバターMの操作が行われることを防止でき、セキュリティ性を高めることができる。
また、以上において、印字及び無線タグ回路素子Toへのアクセス(書き込み)の終了したタグテープ503をカッタ507で切断して無線タグTを作成した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、無線タグTに対応した所定の大きさに予め分離されたラベル台紙(いわゆるダイカットラベル)がロールから繰り出されるテープ上に連続配置されているような場合には、カッタ507で切断しなくても、テープが排出口から排出されてきた後にラベル台紙(アクセス済みの無線タグ回路素子Toが備えられかつ対応する印字がなされたもの)のみをテープから剥がして無線タグTを作成しても良く、本発明はこのようなものに対しても適用できる。
また、以上においては、タグテープ503(に備えられた図示しない被印字テープ層)に直接印字を行う方式(いわゆる貼りあわせを行わないノンラミネートタイプ)を例にとって説明したが、これに限られず、無線タグ回路素子Toを備えたタグテープ503とは別のカバーフィルムに印字を行ってこれらを貼り合わせる方式(いわゆるラミネートタイプ)に本発明を適用してもよい。
さらに、以上は、タグテープ503がリール部材の周りに巻回されてタグテープロール504を構成し、そのロール504からタグテープ503が繰り出される場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、無線タグ回路素子Toが少なくとも一つ配置された長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシート(ロールに巻回されたテープを繰り出した後に適宜の長さに切断して形成したものを含む)を、所定の収納部にスタックして(例えばトレイ状のものに平積み積層して)カートリッジ化し、このカートリッジを無線タグ作成装置500側のカートリッジホルダ506に装着して、上記収納部から移送、搬送して印字及び書き込みを行い無線タグTを作成するようにしてもよい。
さらには上記ロールを直接無線タグ作成装置500側に着脱可能に装着する構成や、長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシートを無線タグ作成装置500外より1枚ずつ所定のフィーダ機構によって移送し無線タグ作成装置500内へ供給する構成も考えられ、さらにはカートリッジのような無線タグ作成装置500本体側に着脱可能なものにも限られず、装置本体側に着脱不能のいわゆる据え付け型あるいは一体型としてタグテープロール504を設けることも考えられる。この場合も同様の効果を得る。
なお、以上において、図2、図3、図4等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図7、図12、図13等に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本実施形態の仮想世界提供システムの全体構成を表すシステム構成図である。 仮想世界提供システムのシステム全体の機能構成を概念的に表す機能ブロック図である。 無線タグ作成装置の機能構成を表す機能ブロック図である。 リーダの高周波回路の詳細構成を表す機能ブロック図である。 無線タグに備えられる無線タグ回路素子の機能的構成の一例を表す機能ブロック図である。 IC回路部のメモリ部に記憶された情報の内容を概念的に表す図である。 ユーザデータを操作者がPC端末において入力する際に、PC端末の制御回路で実行される制御内容を表すフローチャートである。 ステップS10〜ステップS30において、PC端末の表示部に表示される入力画面の一例を表す図である。 ステップS35及びステップS40において、PC端末の表示部に表示される入力画面の一例を表す図である。 ステップS45において、PC端末の表示部に表示される入力画面の一例を表す図である。 ステップS50〜ステップS55において、PC端末の表示部に表示される入力画面の一例を表す図である。 図7中ステップS75でPC端末の制御回路から送信されたユーザデータ等を受信した無線タグ作成装置によって無線タグが作成される際に制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。 操作者がリーダにより無線タグの情報読み取りを行う際に、リーダの制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。 図13中ステップS250でリーダの制御回路から送信されたユーザデータを受信した際に、中継局の制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。 中継局で実行される上記データ変換の一例を表す図である。 中継局から出力された変換後のユーザデータに基づきサービスサーバによって生成された表示信号がPC端末に送信された際に、PC端末の表示部で受信した表示信号に基づき行われる表示の一例を表す図である。 複数の台詞が設定された場合における、PC端末の表示部の表示の一例を表す図である。
符号の説明
50 サービスサーバ
100 PC端末(表示端末)
150 IC回路部
151 タグアンテナ
191 吹き出し
192 台詞
200 リーダ(無線タグ読み取り装置)
300 中継局
400 印刷装置(印刷手段)
500 無線タグ作成装置
503 タグテープ(タグ媒体)
508 搬送ローラ(搬送手段)
M アバター(仮想キャラクター)
T 無線タグ
To 無線タグ回路素子
VS 仮想世界提供システム

Claims (11)

  1. 利用者の表示端末に、仮想キャラクターの存在する仮想世界を提供するサービスサーバを有する仮想世界提供システムであって、
    情報を記憶するIC回路部と情報を送受信するタグアンテナとを備えた無線タグ回路素子を有し、前記仮想世界における前記仮想キャラクターの台詞表示関連情報を、前記IC回路部に記憶した無線タグと、
    前記無線タグの前記IC回路部より、無線通信により前記台詞表示関連情報を取得する無線タグ読み取り装置と、
    前記無線タグ読み取り装置で取得した前記台詞表示関連情報に対し、所定の処理を行って前記サービスサーバへ出力する中継局と
    を有し、
    前記サービスサーバは、
    前記中継局から出力された前記台詞表示関連情報に基づく表示信号を生成し、
    前記表示端末は、
    前記サービスサーバからの前記表示信号に基づき、前記仮想キャラクター及びその周囲に関して前記台詞表示関連情報に対応した台詞関連表示を行う
    ことを特徴とする仮想世界提供システム。
  2. 前記中継局は、
    前記所定の処理として、前記台詞表示関連情報を、前記サービスサーバで前記表示信号を生成するための、前記仮想世界に対応した取り込み可能な態様に変換する情報変換手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の仮想世界提供システム。
  3. 前記無線タグ回路素子を備えたタグ媒体を搬送するための搬送手段と、前記タグ媒体に設けられた前記無線タグ回路素子の前記IC回路部に対し、前記台詞表示関連情報を無線通信を介し書き込む情報書き込み手段とを備え、操作者の操作入力に対応して前記無線タグを作成する無線タグ作成装置を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の仮想世界提供システム。
  4. 前記表示端末又は前記無線タグ作成装置は、
    前記台詞関連表示における各種設定を前記操作者が操作入力可能に行うための
    所定のタグ作成アプリケーションを備える
    ことを特徴とする請求項3記載の仮想世界提供システム。
  5. 前記タグ作成アプリケーションは、
    前記操作者が、前記各種設定として、前記台詞関連表示における台詞のテキストを操作入力可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の仮想世界提供システム。
  6. 前記タグ作成アプリケーションは、
    前記操作者が、前記各種設定として、前記台詞関連表示における台詞を内包する吹き出しの形状を操作入力可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の仮想世界提供システム。
  7. 前記タグ作成アプリケーションは、
    前記操作者が、前記各種設定として、複数の前記台詞関連表示における台詞を切り替えて表示するときの切り替え時間を操作入力可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の仮想世界提供システム。
  8. 前記タグ作成アプリケーションは、
    前記操作者が、前記各種設定として、前記表示端末における表示全体の外周部に付与される外枠の態様を操作入力可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の仮想世界提供システム。
  9. 前記タグ作成アプリケーションは、
    前記操作者が、前記各種設定として、前記仮想キャラクターの姿勢態様を操作入力可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の仮想世界提供システム。
  10. 前記表示端末における前記仮想キャラクター及び前記台詞関連表示を含む仮想世界表示領域を、カラー印刷して画像シールを作成する印刷手段
    を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の仮想世界提供システム。
  11. 前記IC回路部は、前記利用者が前記仮想世界を利用するための認証情報を含む前記台詞表示関連情報を記憶しており、
    前記サービスサーバは、
    前記中継局から出力された前記台詞表示関連情報に含まれる前記認証情報に基づき、前記利用者の前記仮想世界への参加を認証する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の仮想世界提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016115128A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 学校法人立命館 メッセージ処理装置、端末装置、及びコンピュータプログラム
JP2019533844A (ja) * 2017-09-27 2019-11-21 歌爾科技有限公司GoerTek Technology Co., Ltd. 表示制御方法、システム及びバーチャルリアリティデバィス
CN113900751A (zh) * 2021-09-29 2022-01-07 平安普惠企业管理有限公司 一种合成虚拟形象的方法、装置、服务器和存储介质

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