JP4582008B2 - エンジンの補機駆動ベルトカバー - Google Patents

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本発明は、エンジンの補機類を駆動するベルトを保護するためのエンジンの補機駆動ベルトカバーに関するものである。
一般に、自動車のエンジンにはオルタネータ(発電機)やウォータポンプ等の種々の補機類が設けられている。これらの補機は入力軸にプーリ(補機プーリ)が設けられ、各補機プーリとエンジンのクランクシャフトの端部に設けられたプーリ(クランクプーリ)とが補機駆動ベルトを介して接続されている。そして、エンジンの駆動力が補機駆動ベルトを介して各補機に伝達されて各補機が駆動される。
ところで、車両に搭載されるエンジンでは、走行中にタイヤによって跳ねた小石等の異物が、地面に近いプーリと補機駆動ベルトとの間に侵入するおそれがある。そして、このような異物を噛みこむと、補機駆動ベルトが損傷を受けたり、クランクプーリや補機プーリ溝からずれてしまうおそれがある。
このため、従来よりクランクプーリや補機プーリに小石等の異物が侵入するのを防ぐ目的でプーリとベルトとの間にリブを設けた技術が知られている(例えば下記の特許文献1参照)。
特開2003−74370号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、異物の噛み込みを確実に防止するのは困難であった。例えば上記特許文献1では、補機プーリの手前に当該補機プーリに近付くにしたがい表面からの高さが高くなる傾斜面を有する第一のリブを設けるとともに、クランクプーリの手前に補機駆動ベルトとなす角度θが鈍角になるような傾斜面を有する第二のリブとを設けたものが開示されているが、第二のリブは単にベルトに対して鈍角となるように構成されたのみで、このリブに跳ね返された石等は再びベルト上に戻ってくる可能性が高い。また、クランクプーリに対する異物の噛み込み防止は上記第二のリブのみであり、このような構成ではいずれベルトとプーリとの間に石が噛み込んでベルトが脱落するおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、ベルトとプーリとの間の異物噛み込みを確実に防止して、ベルトの脱落を防止できるようにした、エンジンの補機駆動ベルトカバーを提供することを目的とする。
本発明のエンジンの補機駆動ベルトカバーは、クランクシャフトプーリと補機プーリとを接続する補機駆動ベルトを保護する補機駆動ベルトカバーであって、該クランクシャフトプーリを覆うカバー本体と、該カバー本体と一体に形成され、該クランクシャフトプーリの該補機駆動ベルト巻き付き開始位置近傍に設けられた異物噛み込み防止リブと、該カバー本体と一体に形成され、該異物噛み込み防止リブよりも該補機駆動ベルトの走行上流側であって、且つ該異物噛み込み防止リブよりも上方に設けられた庇状の異物落下防止リブとを有することを特徴としている(請求項1)。
また、該異物落下防止リブの該補機駆動ベルトの駆動方向における下流側端部と該異物噛み込み防止リブの該補機駆動ベルトの駆動方向における上流側端部との間には水平方向に隙間が形成されているのが好ましい(請求項2)。
また、該異物落下防止リブと該クランクシャフトプーリの回転中心とが略同じ高さに位置するように設定されるとともに、該異物落下防止リブの該下流側端部が該クランクシャフトプーリの外縁部に近接するように設定されているのが好ましい(請求項3)。
また、該異物噛み込み防止リブは上流側に壁面を有し、該壁面は、該カバー本体に対して該補機駆動ベルト巻き付き開始位置側に向けて傾斜しているのが好ましい(請求項4)。
また、該補機プーリの該補機駆動ベルト巻き付け開始位置近傍に、異物噛み込み防止のためのピンが突設されているのが好ましい(請求項5)。
本発明のエンジンの補機駆動ベルトカバーによれば、補機駆動ベルト上に跳ね上げられた小石等の異物は、補機駆動ベルトによりクランクシャフトプーリに向けて運ばれるが、このとき異物は異物噛み込み防止リブに衝突して補機駆動ベルトとエンジンとの間の隙間から下方に落下する。また、異物噛み込み防止リブよりも高く跳ねた小石等は異物落下防止リブの下面により跳ね返されて、やはり、ベルトカバーとエンジンとの間の隙間から下方に落下する。したがって、このような2つのリブの相乗効果により、異物がクランクシャフトプーリと補機駆動ベルトとの間に噛み込むような事態を確実に回避でき、クランクシャフトプーリにおける補機駆動ベルトの脱落等を確実に防止することができる(請求項1)。
また、異物落下防止リブの下流側端部と異物噛み込み防止リブの上流側端部との間に水平方向に隙間を設けることにより、異物落下防止リブの下流端側から小石等の異物が落下した場合であっても、小石等は確実に異物噛み込み防止リブの手前に落下し、異物噛み込み防止リブにより小石等の噛み込みを確実に防止できる(請求項2)。
また、異物落下防止リブとクランクシャフトプーリの回転中心との高さを略同じに設定するとともに、異物落下防止リブの下流側端部をクランクシャフトプーリの外縁部に近接させることにより、異物落下防止リブとクランクシャフトプーリとの間から小石等が落下するのを極力防止でき、仮に小石等が異物落下防止リブから落下しても、確実に異物噛み込み防止リブによりクランクシャフトプーリでの噛み込みを防止することができる(請求項3)。
また、異物噛み込み防止リブの壁面をベルト巻き付き開始位置側に向けて傾斜させることにより、壁部に衝突した石の進行方向をエンジン側に変更することができる。これにより、小石等を再び補機駆動ベルト上に落下するのを防止でき、小石等をベルトカバーとエンジンとの間の隙間から確実に排出することができる(請求項4)。
さらには、補機プーリの補機駆動ベルト巻き付け開始位置近傍に、異物噛み込み防止のためのピンを突設することで、補機プーリと補機駆動ベルトとの間での異物噛み込みを防止することができる(請求項5)。
以下、図面により、本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーについて説明する。
図1及び図2において、符号1は車両に搭載されるエンジンであって、図示するようにエンジン1は後方に向けて傾斜して車両の後方に搭載されている。また、図2に示すように、エンジン1にはさまざまな補機が搭載されている。例えば本実施形態では、エアコンコンプレッサ2、オルタネータ3、ウォータポンプ4が設けられており、これらの補機はエンジン1の駆動力により駆動されるようになっている。
すなわち、各補機2〜4には、それぞれエアコンコンプレッサプーリ5、オルタネータプーリ6、ウォータポンププーリ7(以下、まとめて補機プーリという)が設けられ、これらの補機プーリ5〜7と、エンジン1のクランクシャフトに接続されたクランクシャフトプーリ(又はクランクプーリという)8とが補機駆動ベルト9で接続され、この補機駆動ベルト9によりエンジン1の回転駆動力が各補機2〜4に伝達されるようになっている。
なお、図2中の符号12はベルトの張力を一定に保持するためのオートテンショナ、13は上記オートテンショナ12に設けられたテンショナプーリ、14は上記オートテンショナ12に設けられたアイドラプーリである。
さて、図1に示すように、エンジン1にはクランクプーリ8を覆う樹脂製の補機駆動ベルトカバー(以下、単にベルトカバーという)10が設けられている。ここで、ベルトカバー10はボルト11によりエンジン側面のタイミングチェーンケース(以下、単にチェーンケースという)1aと図示しないオイルパンとにまたがってに取り付けられるようになっており、このようなベルトカバー10によりクランクプーリ8や補機駆動ベルト9が保護されるようになっている。
図3はベルトカバー10をエンジン1側(即ちチェーンケース1a側)から見た平面図であって、図示するように、このベルトカバー10は主にカバー本体15と種々のリブ16〜20とをそなえて構成されている。ここで、図4〜図10はそれぞれベルトカバー10に形成された各リブ16〜20の形状を示す断面図または矢視図であり、以下では図1〜図3に加えて、図4〜図10を用いて各リブ16〜20の機能について説明する。
さて、このベルトカバー10には、クランクプーリ8とベルト9との間に形成される空間であって、且つクランクプーリ8の補機駆動ベルト9巻き付き開始位置近傍に、図2及び図3に示すような第1リブ(異物噛み込み防止リブ)16が突設されている。ここで、第1リブ16は、チェーンケース1a側(即ちエンジン1側)に向けて突出するようにカバー本体15と一体に形成されたものであって、クランクプーリ8と補機駆動ベルト9との間に小石等の異物が噛み込むのを防止する目的で設けられている。
また、図11に示すように、この第1リブ16のベルト走行方向上流側には壁面16aが形成されている。この壁面16aは、ベルト9の上に跳ね上げられてベルト9によってクランクプーリ8に向けて運ばれた小石等を確実に跳ね飛ばすべく設けられており、これによりクランクプーリ8とベルト9との間に小石等が侵入するのを防止するようになっている。
また、上記壁部16aは、図6に示すように、ベルトカバー10に対してベルト巻き付き開始位置側(ベルトの進行方向側)に向けて傾斜して形成されており、これにより、壁部16aに衝突して跳ね返った石が再びベルト9上に落下するのを防止するようになっている。
また、上記第1リブ16よりもベルト9の走行上流側には、第2リブ(異物落下防止リブ)17が形成されている。図2〜図4及び図7に示すように、この第2リブ17は第1リブ16の上方に設けられ、チェーンケース1a側に突出した庇状に形成されている。また、この第2リブ17の両端部は上方に向けて湾曲しており、これにより、カバー本体15の上方から侵入してくる小石等を第2リブ17で受け止めて、ベルト9上への小石が落下するのを防止するようになっている。
また、図2及び図3に示すように、第2リブ17には下方に向けて突設された壁面17aが形成されている。この壁面17aは、第1リブ16の壁面16aと平面視で略平行(図3参照)に形成されるとともに、第1リブ16の壁面16aよりも上方に形成されており、ベルト9により運ばれた石のうち上方に跳ねた石は、この第2リブ17の壁面17aにより跳ね返されるようになっている。
また、図3に示すように、第2リブ17のベルト走行方向に対する下流側端部(図3では右側端部であって、図2では左側端部)と、第1リブ16のベルト走行方向に対する上流側端部との間には水平方向に隙間が形成されている。
これにより、第2リブ17の下流端側から小石等が落下しても、小石等は確実に第1リブ16の手前に落下することとなり、この第1リブ16により小石等の噛み込みを確実に防止することができる。
また、第2リブ17は、クランクプーリ8の回転中心と略同じ高さに形成されており、第2リブ17の下流側端部はクランクプーリ8の外周縁部に近接するように設定されている。そして、このように、第2リブ17をクランクプーリ8の外周縁部に近接させることにより、クランクプーリ8と第2リブ17との間から小石等が落下するのを極力防止するとともに、仮に小石等が第2リブ17から落下しても、確実に第1リブ16で跳ね返すようになっているのである。
ところで、図3に示すように、カバー本体15の縁部には縦壁部15aが形成されている。このため、例えば車両が水溜りを走行するとクランクプーリ8により泥水等の流体が縦壁部15aとクランクプーリ8との間を通って上方に掻き揚げられて、オルタネータ3に泥水が掛かることが考えられる。
そこで、本実施形態では、図2,図3及び図12に示すように、クランクプーリ8の配設位置よりも上方に、クランクプーリ8が掻き揚げた泥水等を堰き止めるための第3リブ(防水プレート)18が形成されている。この第3リブ18はカバー本体15と一体に形成されるとともに、図3及び図5に示すように、第3リブ18の一端(図3中、右端)が上記縦壁部15aに接続されている。
また、第3リブ18は泥水等の流れに対して略直交するような角度に設定されており、このため本実施形態では、第3リブ18は先端が下方に向けて傾斜して形成されている。
そして、このような第3リブ18を設けることにより、車両が水溜りを走行した際にクランクプーリにより水が掻き揚げられても、この水の流れを第3リブ18で遮断することができ、水の上方への跳ね上げを防止することができる。特に、第3リブ18の一端をカバー本体15の縦壁部15aに接続することにより、リブ18の強度が増し、水の流れに確実に対抗することができる。
また、図2,図3及び図10に示すように、第3リブ18の上方には、上方からの小石等の異物の侵入を防止する第4リブ(第1の異物侵入防止リブ)19が設けられている。この第4リブ19は、第3リブ18と同様に、その一端(図3中、右端)がカバー本体15の縦壁部15aに接続されている。
また、第4リブ19は上方に向けて傾斜するように形成されている。具体的には、第4リブ19の他端は上記一端よりも上方に位置しており、これにより上方から落下してきた小石等は、第4リブ19と縦壁部15aとの間に溜まって下方への落下が防止されるようになっている。
また、カバー本体15の上端縁部であって、エアコンコンプレッサプーリ5の配設位置よりも上方には、やはり上方からの小石等の異物の落下及び侵入を防止する第5リブ(第2の異物侵入防止リブ)20が設けられている。この第5リブ20は、図8及び図9に示すように、カバー本体の上端縁部からチェーンケース1a側に向かって庇状に形成されており、このような第5リブ20により、上方から小石等の異物のベルトカバー内への侵入を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーは上述のように構成されているので、その作用を図13を用いて説明すると以下のようになる。
車両走行により路面から跳ね上げられた小石等が下方からベルトカバー10内に侵入した場合には、第1リブ16によりベルト9とクランクプーリ8との間での異物の噛み込みが防止される。即ち、ベルト9上に跳ね上げられた小石等は、ベルト9によりクランクプーリ8に向けて運ばれるが、このとき小石等は第1リブ16の壁面16aに衝突してベルト9とチェーンケース1aとの間、或いはベルトカバー10とチェーンケース1aとの間から下方に落下する。また、第1リブ16よりも高く跳ねた小石等は第2リブ17の下面や壁面17aにより跳ね返されて、やはり、ベルトカバー10とチェーンケース1aとの間から下方に落下する。
なお、壁面16aをベルトカバー10に対してベルト巻き付き開始位置側に向けて傾斜させることにより、壁部16aに衝突した石の進行方向をチェーンケース1a側に変更することができる。これにより、小石等を再びベルト9上に落下するのを防止でき、小石等をベルトカバー10とチェーンケース1aとの間の隙間から確実に排出することができる。
また、第4リブ19及び第5リブ20によりベルトカバー10の上方からの小石等の侵入が防止され、仮に上部からベルトカバー10内に小石等が侵入したとしても、第2リブ17上により小石等の落下が阻まれる。
また、第2リブ17の下流側端部と、第1リブ16の上流側端部との間に水平方向に隙間を形成することにより、第2リブ17の下流端側から小石等が落下した場合であっても、小石等は確実に第1リブ16の手前に落下し、第1リブ16により小石等の噛み込みを確実に防止することができる。
また、第2リブ17とクランクプーリ8の回転中心とを略同じ高さに設定するとともに、第2リブ17の下流側端部をクランクプーリ8の外周縁部に近接させることにより、クランクプーリ8と第2リブ17との間から小石等が落下するのを極力防止でき、仮に小石等が第2リブ17から落下しても、確実に第1リブ16により跳ね返されてクランクプーリ8での噛み込みを防止することができる。
以上のように、2つのリブ16,17の相乗効果により、異物がクランクプーリ8とベルト9との間に噛み込むような事態を確実に回避でき、クランクプーリ8におけるベルト9の脱落等を確実に防止することができる。
ところで、例えば車両が水溜りを走行すると、図13に示すように、クランクプーリ8により泥水等が掻き揚げられて、クランクプーリ8とベルトカバー10の縁部との間を通って泥水等が上昇するが、この泥水等は第3リブにより堰き止められて、下方に向きが変更される。また、第3リブ18は、掻き揚げられた泥水等の流れに対して略直交するような向きであって、且つ下向きになるように形成されているので、図13に示すように、泥水等の流れを第3リブ18で遮断することができベルトカバー10から確実に排出することができる。
また、水の上方への跳ね上げを防止することができるため、上方に設けられたオルタネータ3や点火系等のエンジン電装系やその他の部品に対して水がかかるような事態を確実に回避することができる。また、第3リブ18の一端がカバー本体15の縦壁部15aに接続されているので、第3リブ18の強度を高めることができ、泥水等の流れに対して確実に対抗することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、図13に仮想線(二点鎖線)で示すように、エアコンコンプレッサプーリ5のベルト巻き付け開始位置近傍に、異物噛み込み防止のためのピン21を突設してもよい。また、図示はしないが他の補機プーリのベルト巻き付け開始位置近傍に同様のピンを突設してもよい。そして、このようなピンを設けることにより、補機プーリとベルトとの間の異物噛み込みが防止でき、補機プーリでのベルト外れを防止することができる。
また、本実施形態では落下してきた小石等を第2リブ17上に載置するように構成されているが、第2リブ17をチェーンケース側に向けて下向きに傾斜させて、第2リブ17上に落下してきた小石を積極的にベルトカバー10とチェーンケース1aとの間から落下させるように構成してもよい。
本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーを装備したエンジンの模式的な側面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーが適用されるエンジンの模式的な側面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーを示す模式的な平面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部を示す断面図であって図3のA−A断面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部を示す断面図であって図3のB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部を示す断面図であって図3のC−C断面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部を示す断面図であって図3のD−D断面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部を示す断面図であって図3のE−E断面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部を示す模式図であって図3のF矢視図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部を示す模式図であって図3のG矢視図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの要部構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの補機駆動ベルトカバーの作用について説明するための模式図である。
符号の説明
1 エンジン
2 エアコンコンプレッサ(補機)
3 オルタネータ(補機)
4 ウォータポンプ(補機)
5 エアコンコンプレッサプーリ(補機プーリ)
6 オルタネータプーリ(補機プーリ)
7 ウォータポンププーリ(補機プーリ)
8 クランクシャフトプーリ(又はクランクプーリ)
9 補機駆動ベルト
10 補機駆動ベルトカバー(ベルトカバー)
11 ボルト
12 オートテンショナ
13 テンショナプーリ
14 アイドラプーリ
15 カバー本体
16 第1リブ(異物噛み込み防止リブ)
17 第2リブ(異物落下防止リブ)
18 第3リブ(防水プレート)
19 第4リブ(第1の異物侵入防止リブ)
20 第5リブ(第2の異物侵入防止リブ)
21 ピン

Claims (5)

  1. クランクシャフトプーリと補機プーリとを接続する補機駆動ベルトを保護する補機駆動ベルトカバーであって、
    該クランクシャフトプーリを覆うカバー本体と、
    該カバー本体と一体に形成され、該クランクシャフトプーリの該補機駆動ベルト巻き付き開始位置近傍に設けられた異物噛み込み防止リブと、
    該カバー本体と一体に形成され、該異物噛み込み防止リブよりも該補機駆動ベルトの走行上流側であって、且つ該異物噛み込み防止リブよりも上方に設けられた庇状の異物落下防止リブとを有する
    ことを特徴とする、エンジンの補機駆動ベルトカバー。
  2. 該異物落下防止リブの該補機駆動ベルトの駆動方向における下流側端部と該異物噛み込み防止リブの該補機駆動ベルトの駆動方向における上流側端部との間には水平方向に隙間が形成されている。
    ことを特徴とする、請求項1記載のエンジンの補機駆動ベルトカバー。
  3. 該異物落下防止リブと該クランクシャフトプーリの回転中心とが略同じ高さに位置するように設定されるとともに、該異物落下防止リブの該下流側端部が該クランクシャフトプーリの外縁部に近接するように設定されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のエンジンの補機駆動ベルトカバー。
  4. 該異物噛み込み防止リブは上流側に壁面を有し、該壁面は、該カバー本体に対して該補機駆動ベルト巻き付き開始位置側に向けて傾斜している
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載のエンジンの補機駆動ベルトカバー。
  5. 該補機プーリの該補機駆動ベルト巻き付け開始位置近傍に、異物噛み込み防止のためのピンが突設されている
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載のエンジンの補機駆動ベルトカバー。
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