JP4581487B2 - 軸体 - Google Patents

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Description

本発明は、軟質部材よりなる中空部を有するグリップを装着した軸体に関し、特に、軸体を形成する複数の部材をグリップの両端(あるいはその近傍)に固定する手段を設け、前記軸体を形成する部材の相対的回転により、前記グリップが長手軸を中心にねじり回転変形すると共に、その変形形状を維持させる手段を設けた軸体に関する。
従来、筆記具等において、軟質部材よりなるグリップ部を有する軸体は数多く知られている。把持部分の硬度、表面状態、形状等により、把持のし易さについての追求がなされている。
しがしながら一般的に軟質部材よりなる把持部分は軸体に固定されており、把持する手の大きさ、好み等、把持する側のバラツキを吸収するには、軸体に固定された把持部の場合、限界があった。
一方、把持部分を長手方向に移動可能なものや軸体を回転させることで、把持部分を部分的に伸張させるものなども知られている。
特開2000−313193号。
グリップに軟質部材を用いることで、把持によるグリップの僅かな弾性変形が把持のしやすさに寄与している。しかしながら、弾性変形しやすいが故に、固定部の緩み、軸体に対する空回りなどの不具合をきたすことがある。
又、軸体を形成する部材を相対的に回転することで、グリップが長手軸を中心にねじれ変形し、その変形を維持する手段を設けた軸体においては、特に回転変形時に、固定部でのグリップの変形、空回りなどの不具合をきたすことがある。
更に、グリップが回転変形している状態で更にグリップを回転変形させようとすると、グリップが空回りするなどの不具合をきたすことがある。
そこで本発明は、軟質部材よりなるグリップを装着した軸体において、グリップ両端(あるいはその近傍)と軸体との固定をより強固にし、軟質部材なるが故の、グリップの軸体からの緩みあるいは空回り等の不具合を極力防ぐことを目的とし、特に、グリップが長手軸を中心にねじり回転変形し、その変形を維持する手段を設けた軸体においては、その回転変形時に、そのグリップの変形や空回り等の不具合を極力防止することを目的としている。
本発明は、軟質部材よりなる中空部を有するグリップを装着した軸体において、前記グリップの装着する前の長さを軸体の装着部の長さよりも短く形成したことを要旨とする。
本発明は、軟質部材よりなる中空部を有するグリップを装着した軸体において、前記グリップの装着する前の長さを軸体の装着部の長さよりも短く形成したので、グリップの軸体からの緩みあるいは空回りなどの不具合が極力防止される。
又、特に、グリップが長手軸を中心にねじり回転変形し、その変形を維持する手段を設けた軸体においては、回転変形時にグリップの変形や空回りなどの不具合が極力防止される。
更に、グリップが回転変形している状態で更にグリップを回転変形させようとした場合においても、グリップの空回り等が極力防止される。
図1〜4に発明を実施するための最良の形態について説明する。
軸筒Aは、後方軸筒1と中方軸筒6、前方軸筒5より形成され、後方軸筒1と中方軸筒6とはグリップ後方部を介して回転不能に、長手方向に脱落不能に結合されている。又、中方軸筒6と前方軸筒5とは、相対的に長手軸を回転軸として、回転可能ではあるが長手方向には移動不能に配置されている。
前方軸筒5の前方には長手方向に延設され、且つ、断面が略部分円弧状の突起5aが複数等間隔に形成されており、後述するグリップ2の前方内方に形成された、断面が前記突起5aとほぼ同形状の穴2aにそれぞれ挿入されている。又、グリップ2の前方部は前方軸筒5に形成された円周段状の前方係止面5bと先部材3の係止面3aで挟着されている。此によって、グリップ2の前方は、前記前方軸筒5に対して回転不能で、且つ、長手方向に脱落不能に結合されている
又、前方軸筒5の前端には、グリップ2の前方部を介して先部材3が螺着などの手段によって着脱自在に取り付けられているが、此に限定されることなく、例えば、凹凸嵌合などによる圧入構造であっても良い。
前記中方軸筒6の後方には、長手軸方向に延設され、且つ、断面が略部分円弧状の突起6aが複数等間隔に形成されており、グリップ2の後部内面に形成された断面が前記突起6aとほぼ同形状の穴2bにそれぞれ挿入されている。
又、グリップ2の後方は中方軸筒6に形成された円周段状の後方係止面6cと後方軸筒1の前端面1aの間に挟着されている。此によって、グリップ2の後方も、中方軸筒6(及び後方軸筒1)に対して回転不能で、且つ、長手方向に脱落不能に結合されてる。
前記グリップ2は長手方向に伸長された状態で係合している。具体的に説明すると、前方軸筒5の突起5aの前端面部から内方軸筒6の突起6aの後端面部までの長さMは、その突起に係合するグリップ2の前方穴2akら後方穴2bまでの長さNよりも長く形成されている。つまり、グリップ2を軸体Aに組み付けた状態においては、グリップ2の長手寸法(L’)は組み付け前の長手寸法(L)よりも伸張された状態で長くなっている。
本実施例では、グリップ2の前方と前方軸筒5の突起5aの近傍、及び、グリップ2の後方と中方軸筒6の突起6aの近傍は、部分的に軸径方向にもグリップが伸長された状態で組み付けられている。
前方軸筒5の後方外面には縮径部が形成されており、その縮径部の長手方向には断面が円弧状の突起5cが複数形成されている。又、中方軸筒6の前方内周面には断面が円弧状の溝6cが長手方向に複数形成されており、前記前方軸筒5の突起5cと係脱可能になっている。具体的に説明する。前方軸筒5と中方軸筒6の相対的回転により、突起5cが溝6cを乗り越えながら回転するとともに、回転により変形されたグリップ2の元に戻る弾力に打ち勝って突起5cと溝6cが係合する。此により、グリップ2の回転変形形状を維持することができる。この時、前記グリップ2の前方内方の穴2aと前方軸筒5の突起5bによる係合と、グリップ2の後方と中方軸筒6と後方軸筒1の結合が故に、グリップ両端が回転変形を解除する力に抗して、前記の回転変形形状を維持することができる。
又、前記の係合に加え、グリップ2は不回転変形状態でも、伸長した状態で軸体に係合しているため、グリップ2単体での空回りを極力防ぐことができる。尚、不回転変形状態で先部材3を外した場合でも、グリップ2が縮もうとする応力が発生しているため、グリップ2の前方の穴2aと前方軸筒5の突起5aとの係合状態を維持でき、その結果、グリップ2前方での空回りを極力防ぐことができる。図4は図1におけるA−A線断面矢視図であるが、グリップ2の後方部分の断面(係合状態)もほぼ同様である。
更に、前方軸筒5の複数の突起5cの後方に設けた回転規制部と、中方軸筒6内方の複数の溝6cの後方に設けた回転規制部(図示せず)により、一定の回転角以上の回転を阻止するごとができ、此によって、グリップ2の著しい回転変形によるグリップ2の破損などが回避できる。
図6に本発明の変形例を挙げ説明する。グリップ2の後方の後方軸筒1に覆われる縮径部2eの側面には、長手軸に略直交する複数の穴2bを形成する一方、中方軸筒6の後方には突起6aが形成されている。そして、中方軸筒6はグリップ2の穴2bに係合した状態で、前記後方後軸1とは回転不能で、且つ、長手方向に脱落不能に結合されている。上記以外の構成は、前例と同様なので、その説明を省略する。
以上の例において、グリップ2の前方内方、或いは後方内方に形成した複数の穴2a、2bは、前方、或いは後方側に閉じているが、成型性を考慮し、貫通した状態で成形しても良い。
又、図示はしないが、前方軸筒と中方軸筒を一体に形成させ、両者を相対的に回転させない、つまり、グリップを回転変形させない軸体のグリップの固定方法に、本発明を採用することができる。
符号7は、弾撥部材10によって後方に付勢されたボールペンやシャープペンシルなどの筆記体であって、その筆記体7はノックキャップ4を介してノック部材13を押圧前進させることにより軸体Aの先端から出没が可能なものとなっている。又、符号11は、後方軸筒1の後端に取り付けたれたクリップであって、そのクリップ11の前端にノック部材13を係止させることによって前記筆記体7の突出状態を維持している。そして、そのクリップ11の後部には押圧駒13が固定されており、その押圧駒12を押圧することによって前記ノック部材13とクリップ11前端との係止を解除し得るようになっている。即ち、この押圧駒13を押圧することによって前記筆記体7を軸体A内に収納することができるようになっている。
本発明の外観斜視図である(グリップを回転変形させた状態)。 本発明の縦半断面図である(グリップを回転させない状態)。 グリップの半断面図である。 図2におけるA−A断面矢視図である。 要部分解斜視図である。 変形例を示す要部分解斜視図である。
1 後方軸筒
1a 前端面
2 グリップ
2a 前方独立穴
2b 後方独立穴
2c 前方係止段部
2d 後方係止段部
2e 縮径部
3 先部材
3a 係止面
4 ノックキャップ
5 前方軸筒
5a 前方突起
5b 前方係止面
5c 突起
6 中方軸筒
6a 後方突起
6b 後方係止面
6c 溝
7 筆記体
10 弾発部材
11 クリップ
12 押圧駒
13 出没機構

Claims (3)

  1. 軟質部材よりなる中空部を有するグリップを装着した軸体において、前記グリップの装着する前の長さを軸体の装着部の長さよりも短く形成したことを特徴とする軸体。
  2. 前記グリップの端部近傍を軸体の装着部に伸張した状態で固定したことを特徴とする請求項1記載の軸体
  3. 前記中空部を有するグリップの前方及び後方の内側から、長手軸と略平行方向に伸びた独立穴を1個以上形成し、その独立穴に係合する突起を軸体に形成し、それら各々を係合したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の軸体。
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