JP4579813B2 - 液体噴射記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体噴射記録ヘッドから記録液を吐出して記録媒体に画像を形成する液体噴射記録装置に関する。また、本発明は、液体噴射記録装置の中でも、特に、原稿からの光を電気信号に変換し画像として読み取る画像読み取り部と、記録媒体に液滴を噴射して画像を記録する液体噴射記録ユニットとを備える画像入出力装置に関する。
一般にインクジェット記録方式として知られている記録方式を採用した液体噴射記録ヘッドとしては、図22に示すように、そのホルダ部材103に対して記録液貯蔵カートリッジを着脱可能に構成したものが知られている。図22に示す例では、ホルダ部材103は、7つの記録液貯蔵カートリッジ111,112,113,114,115,116,117を装着可能となっており、各記録液貯蔵カートリッジは、それぞれ独立して着脱可能である。ホルダ部材103は、一面が開放された箱状の形状を有しており、開放された一面から各記録液貯蔵カートリッジを挿入し、装着できるようになっている。各記録液貯蔵カートリッジには、ホルダ部材103の底に当たる部分に記録液供給口211(図23)が形成され、これがホルダ部材103の底部に設けられたジョイント部に接続されるようになっている。
図23は、記録液貯蔵カートリッジ111の装着工程を示している。装着工程では、まず、図23(a)に示すように、ホルダ部材103の内部に記録液貯蔵カートリッジ111を挿入する。この挿入は、ホルダ部材103の上面に記録液貯蔵カートリッジ111の記録液供給口211側の面を向けるとともに、突起132の配置された面を下方に傾けた状態で行う。そして、図23(b)に示すように記録液貯蔵カートリッジ111がホルダ部材103の図中右側側面の傾斜面に沿って挿入されることで記録液貯蔵カートリッジ111の突起132がホルダ部材103の第2の穴242に対応する位置に導かれる。さらに、図23(c)に示すように、記録液貯蔵カートリッジ111をホルダ部材103に押し込むことでラッチレバー130が内側に撓む。そして、最終的に、図23(d)に示すように、ラッチレバー130に形成されたフック131がホルダ部材103の第1の穴241に係合され、突起132が第2の穴242に係合される。それによって、記録液貯蔵カートリッジ111はホルダ部材103に固定される。この装着状態とすることで、吸収体136に保持されている記録液が記録液供給口211部分に配置されたジョイント部材137を介して液体噴射記録ヘッド内へと導入される。
一方、記録液貯蔵カートリッジ111を取り外す場合は、ラッチレバー130を内側に撓ませてフック131をホルダ部材103の第1の穴241から抜く。それによって、記録液貯蔵カートリッジ111はホルダ部材103から容易に取り出すことができる。
上記の構成では、記録液貯蔵カートリッジを、液体噴射記録ヘッドの上方から容易に着脱操作することができる。このため、この液体噴射記録ヘッドを備える液体噴射記録装置は、記録液貯蔵カートリッジの着脱作業を行うために、装置の上方を、あるいは上方と前方を同時に開放できるメンテナンスカバーを有している。
液体噴射記録ヘッドは、装置本体側に取り付けられたホルダ部材103と一体に形成される場合もあるが、装置本体に対して着脱可能に構成される場合もある。また、記録液貯蔵カートリッジを単独で交換できる構成は、装置のランニングコストが低く抑えられる点で好ましいとされているが、液体噴射記録ヘッドに液体貯蔵部が一体に組み込まれ、それを装置本体に対して着脱可能とした構成も知られている。これらの場合にも、液体噴射記録ヘッドの着脱作業を、装置の上方から行えるようにする構成が知られている。
この際、液体噴射記録ヘッドの着脱の繰り返しは吐出口形成面をぶつけてしまうなどの損傷の危険性を増やす要因となる。このため、液体噴射記録ヘッドの着脱作業は、このような危険を比較的容易に回避して作業を行うことができる装置上方側からのアクセスが好ましいとされている。
特開平10−286972号公報 特開2004−042498号公報
近年、液体噴射記録ヘッドは、それを用いた画像記録機構に加え、画像読み取り機構を一体に備える、MFP(マルチファンクションプリンタ)と称される画像入出力装置に利用されるようになってきている。このような画像入出力装置では、画像記録機構は液体噴射記録ユニットとして装置下段に配置され、画像読み取り機構はスキャナユニットとして装置上段に配置されるのが一般的である。
このようなMFPにおいて、前述のように、記録液貯蔵カートリッジや液体噴射記録ヘッドを、装置上方から交換可能とするためには、スキャナユニットを退避させる必要がある。スキャナユニットを退避させる構成としては、スキャナユニットを上方に揺動させてワニ口状に開くことができるようにした構成や、スキャナユニットをスライド可能にした構成が挙げられる。後者の構成は、スキャナユニットのスライド退避に伴う装置本体からのはみ出し量が大きくなり、装置本体を設置する際に余分なスペースを確保しなければならない上、構造が複雑で高価な構成となりがちである。一方、前者の構成は、スキャナユニットの、退避(揺動移動)に伴う装置本体からのはみ出し量を小さくすることができること、簡単な構造で安価に製作できることなどの利点を有する。
しかし、MFPのスキャナユニットとしては、筐体の上部に原稿を載置する透明な原稿台が設けられており、筐体の内部には原稿台に対し平行に移動可能な画像読み取り部が設けられたフラットベット型のものが一般的である。このフラットベット型のスキャナユニットは、記録用紙などの一定の大きさの記録媒体を水平に載置できる構成とされるため、奥行きが大きくなってしまう。一方、液体噴射記録ユニットにおいては、装置前方に排出される記録済の記録媒体の、前方への飛び出し量を小さく設定するなどの設計要因から液滴が噴射される記録位置が、したがって、液体噴射記録ヘッドの配置位置が装置の奥側に設定されるのが一般的である。
そこで、記録液貯蔵カートリッジあるいは液体噴射記録ヘッドの交換は、特にスキャナユニットを前方から上方に揺動させて退避させる構成の場合、装置の前方から装置の奥側深くまで指先を進入させて行う必要がある。その結果、特に室内照明下の作業では、作業部に入射する照明光が、操作者の上方に位置するスキャナユニットによって遮られてしまい、操作者は手暗がりな状態での交換作業を余儀なくされていた。このため、作業性は必ずしも良好ではなく、記録液貯蔵カートリッジや液体噴射記録ヘッドを交換作業中に装置筐体などにぶつけてしまい、液体噴射記録ヘッド、記録液貯蔵カートリッジ、装置の内部構成部品などを破損してしまうことが懸念されていた。
これに対して、作業性を改善するために、スキャナユニットの退避角度(開放角度)を大きく設定する(例えばスキャナユニットを90°揺動可能にする)ことが考えられる。しかし、スキャナユニットの揺動角度を大きくすると、スキャナユニットを閉める際の揺動に伴う加速度が大きくなって、スキャナユニットが勢いよく揺動しがちになる。そのため、操作者の手がスキャナユニットと液体噴射記録ユニットの間に挟まれてしまうことが懸念される。したがって、この場合、スキャナユニットが勢い良く揺動することのないように設計上の安全対策を十分に施す必要が生じ、これが装置の製造コストを増大させてしまうことになる。
一方、MFPに対してSFP(シングルファンクションプリンタ)と称される通常の液体噴射記録装置においても、記録液貯蔵カートリッジあるいは液体噴射記録ヘッドの交換のために、装置の上方を開放する必要があるのは必ずしも好ましくない。すなわち、SFPとしては、天井部外装カバーの上面が水平面となっており、その上に物を載せることを可能とするのが、利便性が高められて好ましい場合がある。この場合、交換のために装置上方を開放するたびに、装置上に載せられた物を一時的に退避させなければならず、作業性が著しく悪化してしまう。
そこで、本発明の目的は、液体噴射記録装置、その中でも特に画像入出力装置において、記録液貯蔵カートリッジの交換の作業性や、交換を可能とする構成の利便性や簡素性を向上させることにある。
上述の目的を達成するため、本発明の液体噴射記録装置は、液体を噴射して記録媒体に記録を行うための記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される液体を収納するための記録液カートリッジと、前記記録ヘッド及び前記記録液カートリッジを搭載して記録媒体の搬送方向交差する方向に移動するためのキャリッジと、を備え、前記キャリッジは、該キャリッジに対して前記記録液カートリッジを着脱可能なメンテナンス位置に移動可能である液体噴射記録装置であって
前記キャリッジ前記メンテナンス位置に移動させた際に該キャリッジと対向する部材の壁面に、前記記録液カートリッジを前記キャリッジに着脱する際に前記記録液カートリッジの側面を案内する仕切り部と前記記録液カートリッジの上面を案内する案内部とを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、案内部によって、記録液カートリッジを装置の前方からのアクセスで、容易に適切に着脱可能とすることができる。それによって、記録液貯蔵カートリッジの交換の作業性や、交換を可能とする構成の利便性や簡素性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1,2に、本実施形態の液体噴射記録装置であるMFP40の外観斜視図を示す。MFP40は、装置本体の底面を覆う底カバー72、メインカバー71、およびスキャナハウジング75を下から順に積み上げるように構成された筐体を有している。このメインカバー71に対応する位置に、後述する液体噴射記録ユニットA(図3など参照)が配置され、スキャナハウジング75に対応する位置に、後述するスキャナユニットB(図4,5参照)が配置されている。
装置筐体の上面には、図示していないが、スキャナユニットBの、透明な原稿台が配置されており、それを覆うように、原稿台カバー39が揺動して開閉できるように取り付けられている。装置筐体の前面には、排紙カバー73が取り付けられている。排紙カバー73は、図1に示すように、装置筐体の外面の一部となるように装置筐体に沿った位置と、図2に示すように、水平になった位置との間で、下端縁を中心として揺動可能に取り付けられている。排紙カバー73は、水平にした状態で、液体噴射記録ユニットAによって画像が記録された記録媒体を載置する働きをする。排紙カバー73の内側には、同様に下端縁を中心に揺動させて開閉可能なアクセスカバー74が配置されている。
図3〜5は、装置筐体を外して、MFP40の内部の構成を示している。図3は、内部の構成のうち、液体噴射記録ユニットAのみを示す斜視図、図4,5は、それぞれ後方と前方から見た全体の斜視図である。
MFP40は、液体噴射記録方式の液体噴射記録ユニットA、原稿を光学的に読み取るスキャナユニットB、積載された記録媒体を分離して液体噴射記録ユニットAに供給する給紙ユニットC、および、電源部、制御部などから成る電装部Dを有している。本実施形態において、スキャナユニットBは液体噴射記録ユニットAの上方に固定された構成となっている。本実施形態のMFP40は、必要に応じてコンピュータや送受信器などの他の装置に接続可能に構成され、あるいは、そのような機能部が組み込まれて、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を有することができる。
給紙ユニットCはASF(オートシートフィーダー)として構成されており、記録用紙やプラスチック薄板(OHPなど)などの記録媒体を複数枚積層搭載可能な給紙トレイ21を有している。給紙トレイ21上には、記録媒体の側面位置をガイドするためのスライダ22が、記録媒体の給紙方向に直交する方向にスライド可能に取り付けられている。給紙トレイ21の上方には、積層搭載された記録媒体を、上方のものから1枚ずつ分離して給紙するための給紙ローラ23が配置されている。
液体噴射記録ユニットAは、給紙ユニットCによって給紙された記録媒体を挟持搬送する対になった搬送ローラ24とコロ(不図示)を有している。そして、この液体噴射記録ユニットAは、キャリッジ3が、搬送ローラ24によって搬送された記録媒体上を通る位置を搬送方向に対して直角方向(主走査方向)に往復移動可能に取り付けられたシリアルタイプの構成を有している。キャリッジ3には、タイミングベルト28が係合しており、タイミングベルト28が懸架されたプーリ27をモータ26によって駆動することによって往復移動させられる。記録媒体の搬送経路の、往復移動するキャリッジ3との交差部より下流には、装置本体の前部に配置された排紙トレイ8に記録媒体を排紙する対になった排紙ローラ25と拍車(不図示)が配置されている。
本実施形態では、キャリッジ3は、上方に開放した箱状のキャリッジカバー(ホルダ部材)52(図6など参照)を有しており、この内部に液体噴射記録ヘッド1と複数の記録液貯蔵カートリッジ2とをそれぞれ着脱可能となっている。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2は、貯蔵された記録液が無くなった時にそれぞれ新品と交換可能となっている。液体噴射記録ヘッド1は、装置着荷時にキャリッジ3に装着された後は、ほとんど交換されることはないが、不具合が生じた時や老朽化した時に必要に応じて交換可能である。概ね薄い直方体形状の複数の記録液貯蔵カートリッジ2をそれぞれ搭載可能とするため、液体噴射記録ヘッド1とキャリッジカバー52には、各記録液貯蔵カートリッジ2の搭載部間に配置された仕切り部材1b,52c(図8など参照)が設けられている。
キャリッジ3は、液体噴射記録ヘッド1に記録指令信号や電力などを供給するために、不図示のフレキシブルケーブルを介して電装部Dの電気回路に接続されている。液体噴射記録ヘッド1は、その接点がこのフレキシブルケーブルに接続された接点に、後述するように所定の位置に搭載固定されることによって圧接して接続される。
液体噴射記録ヘッド1には、その底部に液体噴射機構が設けられている。液体噴射機構は、一般に、微細な吐出口およびノズルと、このノズルの一部に設けられた加圧室、すなわちエネルギー作用部と、このエネルギー作用部にある記録液に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生部とを備えている。このような液体噴射機構を用いた記録方式は、ノンインパクト方式であるため騒音が少ないという利点を有している。エネルギーを発生するエネルギー発生部としては、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いたもの、電気熱変換素子によって記録液を過熱して記録液中に生じる膜沸騰の圧力によって記録液を吐出させるようにしたものなどがある。
電気熱変換素子をエネルギー発生手段として用いた液体噴射機構は、一般に、各種の記録液に対応して構成された多数の吐出口およびノズルを有し、所定の各ノズル群に連通している各共通液室から各種の記録液がそれぞれ供給される構造となっている。そして、各ノズル内に配置された電気熱変換素子に記録信号となる電気パルスを与えることにより記録液に熱エネルギーを与え、そのときの記録液の相変化により生じる記録液の発泡時(沸騰時)の気泡圧力によって記録液が吐出される。このような液体噴射機構は、エッチング、蒸着、スパッタリングなどの半導体製造プロセスを経て、基板上に電気熱変換素子、電極、液流路壁などを成膜して形成することにより製造することができる。
このような液体噴射機構は、記録手段のコンパクト化が容易であり、記録用の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成する吐出口を高密度に配列するのが比較的容易である。このため、この液滴噴射機構を利用した液体噴射記録ヘッド1は、高解像度の記録を高速に処理するものとするのが容易であり、また、多色の記録液を使用してカラー画像を記録するようにするのも容易であるという利点を有している。さらに、この液体噴射機構は、その小型化や長尺化、マルチノズル化も容易で、しかも大量生産に適し、製造コストも安価にすることができる。
キャリッジ3の往復移動経路の一端部付近の下方には、吐出回復ユニット65が配置されている。吐出回復ユニット65は、液体噴射記録ヘッド1の吐出口を、その周辺に密着して覆うことが可能なキャップ66を有している。また、吐出回復ユニット65には、液体噴射記録ヘッド1の吐出口周辺に残存した記録液を拭き取るための可撓性材料からなるブレード(不図示)を配置してもよい。
記録待機モード選択時や装置本体の電源スイッチが切られたときなどには、液体噴射記録ヘッド1はキャリッジ3によって回復ユニット65の上方へ移動させられる。そして、吐出回復ユニット65のキャップ66が液体噴射記録ヘッド1の吐出口形成面に圧接され、これを密封するキャッピング状態となる。それによって、記録液溶剤の蒸発伴う増粘や吐出口内方への塵埃の進入が防止され、記録液が吐出に適さない状態となるのが抑制される。
キャップ66には、キャップ66による密閉部内に作用させる吸引力を発生するポンプ(不図示)が連通している。キャッピング状態でこのポンプを適宜駆動することによって、液体噴射記録ヘッド1の吐出口内方に残存した気泡、塵埃、および増粘した記録液などを吸い出して除去することができる。それによって、吐出口内方の記録液がリフレッシュされ、吐出不良の回避、吐出性能の確保が図られる(吐出回復処理)。
スキャナユニットBは、筐体の上部に原稿を載置する透明な原稿台が設けられており、筐体の内部には原稿台に対し平行に往復移動可能な画像読み取り部32を有するフラットベット型の画像読み取り装置を構成している。画像読み取り部32は、ガイド軸42に沿って往復移動自在になっている。ガイド軸42は、液体噴射記録ユニットAにおける記録媒体の搬送方向に対して直角方向(キャリッジ3の主走査方向と平行な方向)に延びている。画像読み取り部32にはタイミングベルト45が係合しており、画像読み取り部32は、タイミングベルト45が懸架された不図示のプーリがスキャナモータ44によって駆動されることによって往復移動させられる。
詳細には示さないが、画像読み取り部32は、光電変換素子を備える密着イメージセンサを有している。往復移動させられている時に、画像読み取り部32の往復移動経路の上方に位置する原稿台に載置された原稿の、有効領域にある画像の情報がこの密着イメージセンサによって順次読み取られる。画像読み取り部32には、フレキシブルケーブル(不図示)が接続され、これを介して、読み取られた画像情報が電装部Dに電送される。MFP40は、他のコンピュータなどから入力された画像データに基づく記録動作の他、この画像読み取り部32によって読み取られた画像データに基づく記録動作が可能である。
なお、スキャナユニットBは、ミラー移動式の走査型縮小光学系を具備するものであってもよい。また、スキャナユニットBは、必要に応じて、原稿台に載置された原稿に照明光を照射する光源を有し、原稿の表面で反射されて集光レンズにより集光された光を読み取る構成を有していてもよい。
電送部Dは液体噴射記録ユニットAのコントロール基板、スキャナユニットBのコントロール基板、画像入出力装置全体のシステムコントロール基板、オペレーションコントロール基板、電源基板などを備えている。
本実施形態のMFP40による記録動作においては、まず、給紙トレイ21に積載された記録媒体が、スライダ22によって側面をガイドされながら給紙ローラ23によって給送され、さらに、搬送ローラ24とコロによって挟持搬送される。そして、記録媒体が液体噴射記録ユニットAの内部に進入すると、キャリッジ3が往復移動させられ、液体噴射記録ヘッド1から液滴が噴射されて記録媒体に、液体噴射記録ヘッド1の吐出口列の幅に相当する所定幅の画像記録が行われる。その後、記録媒体の、所定量の搬送と所定幅の画像記録が繰り返されて、記録媒体の全域に画像を記録することができる。画像記録が完了した記録媒体は、排紙ローラ25と拍車によって挟持搬送されて排紙トレイ8上に排出される。排紙トレイ8上に排出された記録媒体は、排紙カバー73によって開放された装置前面から取り出すことができる。
本実施形態のMFP40では、液体噴射記録ヘッド1または記録液貯蔵カートリッジ2の交換時、あるいは、搬送部への記録媒体の詰まりを解消するためにアクセスカバー74が開かれる。図2に示すように、アクセスカバー74を開くと、筐体内部の所定の領域の前方が開放され、筐体内部の液体噴射記録ユニットAにアクセスすることが可能となる。本実施形態では、アクセスカバー74によって開放される領域(メンテナンス位置)は、それぞれほぼキャリッジ3の幅分の広さを有するカートリッジ交換領域(第一メンテナンス位置)Fとヘッド交換領域(第二メンテナンス位置)Gとに設定されている。
MFP40は、通常の状態でアクセスカバー74が開放されると、カートリッジ交換モードが選択されたことを認識する。一方、液体噴射記録ヘッド1を交換するためのヘッド交換モードは、スイッチの押圧、プリンタドライバーの操作などによる入力に応じて選択可能とすることができる。なお、通常、液体噴射記録ヘッド1や記録液貯蔵カートリッジ2の交換は、キャリッジ3が吐出回復ユニット65の上方に停止した待機状態にある時に開始される。しかし、キャリッジ走査状態やキャリッジ走査待機状態であっても、アクセスカバー74が開放された時にカートリッジ交換モードあるいはヘッド交換モードになるようにしてもよい。また、カートリッジ交換モードの選択は、上記のように、アクセスカバーの開閉動作によって自動的に選択されるようにするのが操作が簡便になり、好ましいが、スイッチの押圧、プリンタドライバーの操作などによる入力に応じて選択可能としてもよい。
また、記録動作準備中もしくは記録動作中に、搬送部に記録媒体が詰まっているのが検出された状態でアクセスカバー74が開放された場合、MFP40は紙詰まり処理モードが選択されたことを認識する。紙詰まり処理モードが選択された場合、キャリッジ3は、記録動作中断位置で停止したままとしてもよいし、回復ユニット上方へ移動させてキャッピング状態としてもよいし、紙詰まりの状態などに応じて適切な位置に移動させるようにしてもよい。
次に、カートリッジ交換モードについて説明する。
カートリッジ交換モードが選択されると、キャリッジ3は、図6に示すようにカートリッジ交換領域Fへ移動させられる。この際、アクセスカバー74の開放時に液体噴射記録ヘッド1がキャッピング状態となっている通常の場合、キャリッジ3の移動前に、吐出回復ユニット65のキャップ66を液体噴射記録ヘッド1から離す処理が行われる。
カートリッジ交換領域Fには、スキャナハウジング75の下面75a(図8参照)から突出して形成された複数の仕切り板(仕切り部)11と案内板(案内部)12(図2参照)が配置されている。仕切り板11と案内板12は、その下端が、図6に示すように、記録液貯蔵カートリッジ2を所定の位置に装着した状態では、記録液貯蔵カートリッジ2の上縁から所定の距離離間した位置にある。したがって、キャリッジ3の往復移動時に、記録液貯蔵カートリッジ2が仕切り板11や案内板12と接触することはない。
仕切り板11は、カートリッジ交換モード時、キャリッジ3が所定の位置に停止すると、液体噴射記録ヘッド1およびキャリッジ3の仕切り部材1b,52cに相対する位置にくるように配置されている。案内板12は、仕切り板11に挟まれる位置に配置されており、記録液貯蔵カートリッジ2を液体噴射記録ヘッド1およびキャリッジ3に対して着脱する際に、記録液貯蔵カートリッジ2が所定の着脱軌跡を描くように誘導する働きをする。
本実施形態のMFP40では、これらの仕切り板11と案内板12を利用することによって、記録液貯蔵カートリッジ2を装置の前方側から容易に着脱することができる。図7,8に、この記録液貯蔵カートリッジ2の装着方法を示す。
記録液貯蔵カートリッジ2は、図8に示すように、貯蔵された記録液を液体噴射記録ヘッド1に供給するためのジョイント部2eを底面に有している。また、所定位置に装着固定するための構成として、記録液貯蔵カートリッジ2の、装着のための挿入時に前方となる側には突起2bが形成され、後方となる側には弾性変形可能なラッチレバー2dが取り付けられている。液体噴射記録ヘッド1には、記録液貯蔵カートリッジ2の突起2bに対応する位置に位置決め穴1aが形成されている。
記録液貯蔵カートリッジ2の装着では、まず、記録液貯蔵カートリッジ2が、図8(a)に示すように、そのジョイント部2eを下方に向けた状態で、スキャナハウジング75の下面75aとキャリッジカバー52の端部52aの間に前方から挿入される。この時、記録液貯蔵カートリッジ2は、その装着個所に対応した所定の仕切り板11の間に挿入される。すると、記録液貯蔵カートリッジ2の上面先端部2aが案内板12の下縁の傾斜面12aに当接する。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2は、図7、図8(b)に示すように、突起2bの形成面が下方に向くように自然に傾けられる。そして、記録液貯蔵カートリッジ2の上面先端部2aが案内板12の傾斜面12a上を摺動しながら傾斜面12aに沿って挿入されることによって、記録液貯蔵カートリッジ2はキャリッジカバー52の内部へと挿入されていく。このようにして記録液貯蔵カートリッジ2を挿入していくと、記録液貯蔵カートリッジ2の突起2bが液体噴射記録ヘッド1の位置決め穴1aに対応する位置へと誘導される。
そして、図8(c)に示すように、記録液貯蔵カートリッジ2を傾斜した状態でほぼ完全に挿入した後、記録液貯蔵カートリッジ2の上面後端部側2cを下方に向けて押し込む。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2の突起2bが液体噴射記録ヘッド1の位置決め穴1aに係合される。さらに、ラッチレバー2dが、キャリッジカバー52の内壁面と干渉することによって内側に撓み、キャリッジカバー52の係合部52bに係合する(図8(d)参照)。このようにして、記録液貯蔵カートリッジ2はキャリッジカバー52に対して完全に固定される。この状態にすることによって、記録液貯蔵カートリッジ2のジョイント部2eが液体噴射記録ヘッド1の記録液導入部に確実に良好に接続される。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2内に貯蔵されている記録液を、ジョイント部2eを介して液体噴射記録ヘッド1内へと供給可能な状態となる。
一方、記録液貯蔵カートリッジ2を取り外す場合は、ラッチレバー2dを内側に撓ませてラッチレバー2dのフックをキャリッジカバー52の係合部52bから外し、記録液貯蔵カートリッジ2を上方へ持ち上げつつ前方へ引き出す。この際、記録液貯蔵カートリッジ2の上面が案内板12の傾斜面12aと接触する。そして、記録液貯蔵カートリッジ2を、傾斜面12a上を摺動させるように引き出すことによって、記録液貯蔵カートリッジ2は、上面先端部2aが下方へ傾斜した姿勢を保ちながら引き出される。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2は、挿入軌跡を逆方向に辿るように誘導され、そのため、キャリッジカバー52などにぶつけることなく容易に取り出すことができる。
上述のようにして、記録液貯蔵カートリッジ2の交換作業が終了してアクセスカバー74が閉められると、キャリッジ3は吐出回復ユニット45の上方へ移動させられ、液体噴射記録ヘッド1はキャッピングされる。この際、仮に、記録液貯蔵カートリッジ2が所定位置にセットされない状態でアクセスカバー74が閉められると、その後のキャリッジ3の移動によって記録液貯蔵カートリッジ2は仕切り板11と接触してしまう恐れがある。このため、カートリッジ交換モード終了後の、キャリッジ3の移動開始段階では、所定の移動範囲の間、キャリッジ3を、記録のためのキャリッジ移送速度に対して低速度で移動させるようにするのが好ましい。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2が完全に装着されていない状態でキャリッジ3の移動が開始され、記録液貯蔵カートリッジ2と仕切り板11が干渉したとしても、両者に加わる負荷を軽減でき、両者の破損を抑制することができる。
通常、キャリッジ3の移動距離はリニア式エンコーダ、回転式エンコーダなどの不図示のカウント式移動距離測定手段によって測定される。記録液貯蔵カートリッジ2と仕切り板11との干渉が生じた場合は、記録液貯蔵カートリッジ2と仕切り板11が干渉するとキャリッジ3の移動負荷が増大してカウントアップ速度が低下するかあるいはカウントアップが行われなくなる。このように、カウント式移動距離測定手段を利用することによって、記録液貯蔵カートリッジ2と仕切り板11との干渉が生じているのをすみやかに判定することができる。干渉が生じているのが判定された場合、キャリッジ3の移動は直ちに停止される。このような制御により、記録液貯蔵カートリッジ2と仕切り板11との干渉に伴う損傷が防止される。この際、前述のように、キャリッジ3の移動開始段階での速度を低速にしておくことによって、干渉に伴う負荷が過大にならないうちに移動を停止させ、効果的に損傷を抑制することができる。
また、記録液貯蔵カートリッジ2がキャリッジカバー52に対して確実に係合された状態であることを電気的に検出する記録液貯蔵カートリッジ検出手段を設けてもよい。それによって、MFP40が、記録液貯蔵カートリッジ2の装着状態を判定できるようになる。そして、MFP40は、記録液貯蔵カートリッジ2が適切に保持されていない状態でカートリッジ交換モードが終了された場合には、記録液貯蔵カートリッジ2のセット不良を判定することができる。
記録液貯蔵カートリッジ2のセット不良が検出された場合、MFP30は、キャリッジ3をカートリッジ交換領域Fに停止したまま移動させない構成とすることができる。また、記録液貯蔵カートリッジ2がセット不良状態であることを警告表示することにより、操作者に対して記録液貯蔵カートリッジ2のセット状態の再確認を要請するようにしてもよい。
次に、ヘッド交換モードについて説明する。
前述のようにスイッチやプリンタドライバーなどの入力手段を介してヘッド交換モードが選択されてアクセスカバー74が開放されると、キャリッジ3はヘッド交換領域Gへ移動させられて停止する。この状態で、液体噴射記録ヘッド1の交換を行うことができる。
図10から13は、液体噴射記録ヘッド1の、キャリッジ3への固定方法を説明するための図である。図11に示すように、キャリッジ3は、液体噴射記録ヘッド1をキャリッジ3に押圧して固定するヘッド固定部材51を有している。ヘッド固定部材51は軸51bを中心として揺動できるように取り付けられ、下方に揺動させることによって液体噴射記録ヘッド1に当接させ、上方に揺動させることによって液体噴射記録ヘッド1上から退避させることができる。ヘッド固定部材51の軸51bの方向に関する一方の端部には、操作者がヘッド固定部材51を揺動させる力を加える操作部として機能するレバー51aが設けられている。また、ヘッド固定部材51の軸51bの方向に関する両端部付近には第1、第2のヘッド押圧ばね53,54がそれぞれ設けられている。これらのヘッド押圧ばね53,54は、ヘッド固定部材51の揺動に伴って軸51bを中心として移動し、ヘッド固定部材51を液体噴射記録ヘッド1に当接させた時に、液体噴射記録ヘッド1をキャリッジ3に押圧して密着固定する押圧力を発生する。
また、図10に示すように、液体噴射記録ヘッド1の両側面の下端付近には、ラフガイド1cが突出するように形成されている。キャリッジカバー52には、図11に示すように、このラフガイド1cに対応する溝52dが形成されている。溝52dは、装置奥側に向かって斜め下方に延びている。
液体噴射記録ヘッド1の装着時には、まず、レバー51aを揺動させて、図12に示すように、ヘッド固定部材51を、液体噴射記録ヘッド1の上端に当接する位置から上方に退避させる。そして、図10に示すように、液体噴射記録ヘッド1を、その下面から、その上端を装置本体手前側に傾けてキャリッジ3に向けて挿入する。この時、液体噴射記録ヘッド1のラフガイド1cがキャリッジカバー52の溝52aに沿って案内され、それによって、液体噴射記録ヘッド1を、キャリッジカバー52などにぶつけることなく所定の固定位置に容易に挿入することができる。
そして、液体噴射記録ヘッド1の下面が所定位置に当接した後、レバー51aを揺動させて、ヘッド固定部材51を液体噴射記録ヘッド1の上縁に当接させる。それによって、液体噴射記録ヘッド1はキャリッジ3に密着固定される。
一方、液体噴射記録ヘッド1を取り外す際はレバー51aを揺動させて押圧を解除した後に、液体噴射記録ヘッド1の上端を装置前方側に引き出す。この時、液体噴射記録ヘッド1のラフガイド1cがキャリッジカバー52の溝52aに沿って案内されることによって、液体噴射記録ヘッド1を、装置前方側へ傾けながら容易に引き出すことができる。
液体噴射記録ヘッド1の交換作業が終了してアクセスカバー74が閉められると、キャリッジ3は所定の退避位置へ移動させられ停止される。この時、記録液貯蔵カートリッジ2が未搭載状態であるので、表示手段などによって操作者に対して引き続き記録液貯蔵カートリッジ2の搭載を促すことができる。そして、操作者が再びアクセスカバー74を開放すると、装置本体はカートリッジ交換モードが選択されたことを認識し、キャリッジ3をカートリッジ交換領域Fへ移動させて停止し、記録液貯蔵カートリッジ2の搭載待機状態となる。
なお、記録液貯蔵カートリッジ2が搭載された状態では、記録液貯蔵カートリッジ2が液体噴射記録ヘッド1の着脱の妨げとなる。そこで、記録液貯蔵カートリッジ2が搭載状態でヘッド交換モードが選択された場合、操作者に対して警告表示するようにしてもよい。また、記録液貯蔵カートリッジ2の搭載状態の時、キャリッジ3のレバー51aの揺動を阻止する揺動ロック手段を設けてもよい。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2が搭載された状態でヘッド交換モードが選択された場合でも、操作者が、誤って液体噴射記録ヘッド1の保持状態を解除しようとして、不具合が発生するのを回避することができる。
以上説明した本実施形態のMFP40によれば、カートリッジ交換領域Fに設けられた仕切り板11および案内板12によって、記録液貯蔵カートリッジ2を、装置の前方側から容易に交換可能とすることができる。さらに、カートリッジ交換領域Fとは別にヘッド交換領域Gを設けることによって、液体噴射記録ヘッド1の交換も、仕切り板11および案内板12によって妨げられることなく装置の前方側から実行可能とすることができる。また、液体噴射記録ヘッド1のラフガイド1cとキャリッジの溝52dの作用によって、液体噴射記録ヘッド1の、装置前方側からの交換作業も容易とすることができる。
したがって、本実施形態では、液体噴射記録ヘッド1と記録液貯蔵カートリッジ2を交換可能とするために、スキャナユニットBを退避させて装置の上方を開放可能とする必要がなく、装置構成の簡素化を図ることができる。また、スキャナユニットBを退避させる作業をする必要がないので、操作性も格段に向上する。
なお、本実施形態では、MFP40の例を示したが、本実施形態の構成は、図14に示すようなSFP41にも適用することができる。図示していなが、SFP41の場合、仕切り板11および案内板12は、天井部外装カバー76の下面に形成すればよい。SFP41において、液体噴射記録ヘッド1と記録液貯蔵カートリッジ2を装置前方側から交換可能とすることによって、天井部外装カバー76上を含む装置上面上に物を載せる構成とした場合の利便性を向上させることができる。すなわち、液体噴射記録ヘッド1および記録液貯蔵カートリッジ2の交換時に、天井部外装カバー76上の物を退避させる必要がなくなる。なお、図示の例では、天井部外装カバー76は、紙詰まり処理などの際に搬送部を開放するために開放可能となっているが、固定された構成とすることも可能である。
また、本実施形態の構成は、上述のように、記録液貯蔵カートリッジ2の底面にジョイント部2eが形成された装置に適用するのに特に有効である。すなわち、このような装置では、従来、記録液貯蔵カートリッジ2を装置上方側から交換するようになっていたのに対して、本実施形態の構成を適用することによって、装置前方側からの交換が可能となり、それによって、上述のような優れた効果が得られる。しかし、本実施形態の構成は、ジョイント部が側面もしくは上面に配置された形態の記録液貯蔵カートリッジを用いる装置に対しても有効である。すなわち、そのような装置に本実施形態の構成を適用することによって、記録液貯蔵カートリッジの交換の作業性を向上させることができる。
さらに、本実施形態のMFP40およびSFP41の構成では液体噴射記録ヘッドの記録液吐出方向が装置底面方向に設定されている。しかし、本実施形態の構成は、記録液吐出方向を装置側面方向や、装置上面方向に設定した装置に対しても適用できる。
(実施形態2)
図15〜18に本実施形態のMFP40を示す。これらの図において、実施形態1と同様の部分には同一の符号を付し説明を省略する。
本実施形態では、図15に示すように、アクセスカバー74を開いて開放される領域は、カートリッジ交換領域Fに設定されている。すなわち、このカートリッジ交換領域Fにおいて、スキャナハウジング75の下面75aに仕切り板11と案内板12(図17,18参照)が突出するように形成されている。
本実施形態では、スキャナユニットB(スキャナハウジング75)が、装置奥側に設けられたヒンジ部75aによって、図17,18に示すように、上方に開いて液体噴射記録ユニットAの上方を開放するように揺動可能に取り付けられている。仕切り板11および案内板12は、スキャナハウジング75の下面75aに一体的に形成されていることから、スキャナハウジング52を揺動させて開くと、液体噴射記録ユニットAから離間し退避させられる。本実施形態のMFP40は、スキャナユニットBをこのように装置上方へ開くことにより液体噴射記録ヘッド1の交換が可能となる構成である。
本実施形態のMFP40において、紙詰まりなどが発生していない通常の状態でアクセスカバー74が前方に開かれると、カートリッジ交換モードが選択される。カートリッジ交換モードが選択されると、キャリッジ3は、カートリッジ交換領域Fへ移動させられる。それによって、キャリッジ3は、スキャナハウジング75の下面75aに突出するように形成された各仕切り板11と、液体噴射記録ヘッド1およびキャリッジカバー52の各仕切り部材1b,52cとが相対する位置に停止する(図15参照)。
この状態で、交換対象となる記録液貯蔵カートリッジ2のラッチレバー2dの係合を解除して記録液貯蔵カートリッジ2を上方へ持ち上げつつ前方へ引き出すと、記録液貯蔵カートリッジ2は案内板12に誘導されてキャリッジカバー52から簡単に引き出せる。その後、新規の記録液貯蔵カートリッジ2が、仕切り板11、スキャナハウジング75の下面75a、およびキャリッジカバー52の端部に囲まれて生じている装置前方挿入口より挿入される。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2は案内板12により所定の固定位置まで誘導されて(図16参照)位置決め係合される。
一方、スキャナハウジング75が上方へ揺動させられて開放されるとともにアクセスカバー74が前方へ揺動させられて開放されるとヘッド交換モードが選択される。この際、液体噴射記録ヘッド1を取り外す場合は、事前に記録液貯蔵カートリッジ2を取り外す必要がある。本実施形態の構成では、このように装置上方が開放された状態では、仕切り板11および案内板12もカートリッジ交換領域Fから離間してしまう。しかし、この状態で、従来技術と同様に(図23参照)、記録液貯蔵カートリッジ2を取り外すこともできる。
いずれにしても、図17に示すように全ての記録液貯蔵カートリッジ2が取り外された状態から液体噴射記録ヘッド1の交換が行われる。すなわち、レバー51aを上方に揺動させて液体噴射記録ヘッド1の押圧を解除した後に、液体噴射記録ヘッド1を、その上端を装置前方に傾けて装置前方または装置上方へ容易に引き出すことができる。
また、液体噴射記録ヘッド1を挿入する際は、予めキャリッジ3のレバー51aを上方に揺動させてヘッド固定部材51を退避させた状態としておく。そして、液体噴射記録ヘッド1を、その上端を装置本体前方に傾けて下面側を先頭に装置前方または装置上方からキャリッジ3に向けて挿入する。この際、液体噴射記録ヘッド1のラフガイド1cがキャリッジカバー52の溝52aに誘導されることによって、液体噴射記録ヘッド1は所定の位置に当接させられる。最後に、レバー51aを下方に揺動させることによって、液体噴射記録ヘッド1はキャリッジ3に押圧されて保持される。
液体噴射記録ヘッド1の搭載後、アクセスカバー74を開放した状態でスキャナハウジング75を閉めると、仕切り板11および案内板12が再びカートリッジ交換領域Fに進入する。したがって、記録液貯蔵カートリッジ2を装置前方から装着できるようになる。スキャナハウジング75を開いたまま、記録液貯蔵カートリッジ2を装置上方から装着してもよいのはもちろんである。
以上のような構成により、交換頻度の高い記録液貯蔵カートリッジ2の交換作業は装置前方から実行可能となる。したがって、MFP40を設置する際に、スキャナハウジング75を揺動できる領域を確保する必要がなくなる。液体噴射記録ヘッド1は、通常、装置着荷時にキャリッジに装着され、その後は、装置不具合などが発生しない限り、交換が必要となることはほとんどない。液体噴射記録ヘッド1の交換作業は、このように頻度が極めて低いので、交換が必要になった時に、MFP40あるいはその周囲のものを退避させて作業を行う運用としても、実用上ほとんど問題にはならないと考えられる。また、スキャナユニットBの収容に伴って重量が大きくなるスキャナハウジング75を揺動させる機会が極めて少なくなることから、装置の操作性が格段に向上する。
なお、当然のことながら、記録液貯蔵カートリッジ2の着脱操作は、装置前方からのアクセスに制限されるものではなく、状況に応じて、スキャナハウジング75を揺動させて装置上方からアクセスすることも可能である。
以上が本発明の実施形態2に係るスキャナユニット開閉式のMFP40の構成であるが、当然のことながら本実施形態の構成は、図19に示すように、SFP41に適用することも可能である。この場合、仕切り板11および案内板12は、装置奥側の縁を中心として揺動させて開閉可能な天井部外装カバー76の下面に一体的に形成されている。この構成では、液体噴射記録ヘッド1の着脱時には天井部外装カバー76を揺動させて開放し、装置上方からアクセスする。一方、記録液貯蔵カートリッジの着脱時には、アクセスカバー73を揺動させて開放し、装置前方からアクセスすることができ、すなわち、仕切り板11と案内板12の作用によって前方側から容易に交換作業を行うことができる。したがって、SFP41の、水平になった上面を、物を載置するのに利用可能とする場合の利便性を向上させることができ、すなわち、記録液貯蔵カートリッジ2を交換する際に、SFP41上に載置された物を退避する必要がなくなる。
(実施形態3)
図20、図21に本実施形態のSFP41の外観斜視図を示す。これらの図において、実施形態1,2と同様の部分には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
本実施形態のSFP41では、仕切り板11および案内板12が、ヘッド固定部材51の軸51bの方向に複数並んで、ヘッド固定部材51の天板61から下方に突出するように一体的に形成されている。仕切り板11および案内板12は、ヘッド固定部材51が液体噴射記録ヘッド1を押圧保持している状態にあるとき、記録液貯蔵カートリッジ2を、装置前方から着脱する際に誘導可能な位置に配置される。すなわち、この時、仕切り板11は、液体噴射記録ヘッド1とキャリッジカバー52の仕切り部材1b,52cに相対してこれらの上方に位置する。一方、仕切り板11および案内板12は、ヘッド固定部材51を、液体噴射記録ヘッド1を押圧する位置から上方に揺動させることによって、記録液貯蔵カートリッジ2および液体噴射記録ヘッド1から離間させることができる(退避位置)。この状態では、仕切り板11および案内板12に妨げられることなく、液体噴射記録ヘッド1を容易に交換することが可能となる。
本実施形態のSFP41において、紙詰まりなどが発生していない通常の状態でアクセスカバー74が前方に開かれると、カートリッジ交換モードが選択される。カートリッジ交換モードが選択されると、キャリッジ3は、アクセスカバー74によって前方が開放されたカートリッジ交換領域Fへ移動させられて停止する(図20参照)。
この状態で、交換対象となる記録液貯蔵カートリッジ2のラッチレバー2dの係合を解除して記録液貯蔵カートリッジ2を上方へ持ち上げつつ前方へ引き出す。すると、記録液貯蔵カートリッジ2は案内板12に誘導されてキャリッジカバー52から簡単に引き出すことができる。新規の記録液貯蔵カートリッジ2の装着時には、記録液貯蔵カートリッジ2を、仕切り板11、天板61、およびキャリッジカバー52の端部52aに囲まれて生じている装置前方挿入口より挿入する。それによって、記録液貯蔵カートリッジ2は案内板12により所定の固定位置まで誘導されて位置決め係合される。
一方、天井部外装カバー76が上方へ揺動させられて開放されるとともにアクセスカバー74が前方へ揺動させられて開放されると、ヘッド交換モードが選択される。
液体噴射記録ヘッド1を取り外すには、事前に記録液貯蔵カートリッジ2を取り外す必要がある。記録液貯蔵カートリッジ2の取り外しは、ヘッド固定部材51を、液体噴射記録ヘッド1を押圧している状態としたままで、前述のカートリッジ交換モードと同様にして装置前方から実行することができる。あるいは、ヘッド固定部材51を揺動させて退避させ、記録液貯蔵カートリッジ2を装置上方から取り外してもよい。
いずれにしても、液体噴射記録ヘッド1の交換は、記録液貯蔵カートリッジ2を全て外し、キャリッジ3のレバー51aを揺動させてヘッド固定部材51を上方に揺動させ退避させた状態で開始される。この状態で、図21に示すように、液体噴射記録ヘッド1を、その上端を装置前方に傾けて装置前方または装置上方へ容易に引き出すことができる。液体噴射記録ヘッド1を挿入する際は、やはりヘッド固定部材51を退避させた状態で、液体噴射記録ヘッド1を、その上端を装置本体前方に傾けて下面側を先頭に装置前方または装置上方からキャリッジ3に向けて挿入する。この際、液体噴射記録ヘッド1のラフガイド1cがキャリッジカバー52の溝52aに誘導されることによって、液体噴射記録ヘッド1は所定の位置に当接させられる。最後に、レバー51aを揺動させることによって、液体噴射記録ヘッド1はキャリッジ3に押圧されて保持される。この状態では、仕切り板11および案内板12が液体噴射記録ヘッド1の上方へ進入していることから、その後、記録液貯蔵カートリッジ2は、装置前方から容易に装着できる。
以上のような構成により、交換頻度の高い記録液貯蔵カートリッジ2の交換作業時は装置前方からのアクセスが可能であり、装置上方からのアクセスは、交換頻度の極めて低い液体噴射記録ヘッド1の交換作業時のみ必要となる。したがって、天井部外装カバー76の上面を水平面として、SFP41上に物を載置できる構成とした時、記録液貯蔵カートリッジ2を交換するのに、SFP41上に載置された物を退避する必要がなくなり、利便性を高めることができる。
以上が本発明の実施形態3に係るSFP構成であるが、当然のことながら本実施形態の構成はMFPに適用することができる。すなわち、この場合、スキャナユニットを開閉式とし、液体噴射記録ヘッド1の交換時には、スキャナユニットを開き、さらにキャリッジのヘッド固定部材を揺動させて退避させる構成とする。この構成によれば、スキャナユニットを開閉する頻度が大幅に減少し、装置の操作性が格段に向上する。また、MFPを設置する際にスキャナハウジングの揺動に必要なスペースを確保する必要もなくなる。
本発明の実施形態1に係るMFPの、アクセスカバーが閉められた状態を示す外観斜視図。 図1のMFPの、アクセスカバーが開放された状態を示す外観斜視図。 図1のMFPの、筐体および画像読み取りユニットを省略し斜め前方から見た概略斜視図。 図1のMFPの、筐体を外し斜め後方から見た概略斜視図。 図1のMFPの、筐体を外し斜め前方から見た概略斜視図。 図1のMFPの、全ての記録液貯蔵カートリッジを搭載したキャリッジがカートリッジ交換領域に停止した状態を示す概略斜視図。 図1のMFPの、カートリッジ交換領域に停止したキャリッジに対して記録液貯蔵カートリッジが着脱されている状態を示す概略斜視図。 図1のMFPにおける記録液貯蔵カートリッジの挿入方法を説明するための概略断面図。 図1のMFPの、液体噴射記録ヘッドが搭載された状態のキャリッジがヘッド交換領域に停止した状態を示す概略斜視図。 図1のMFPの、ヘッド交換領域に停止したキャリッジに対する液体噴射記録ヘッドの着脱動作を説明するための概略斜視図。 図1のMFPのキャリッジの外観斜視図。 図11のキャリッジの、ヘッド固定部材が退避位置にある状態を示す断面図。 図11のキャリッジの、ヘッド固定部材がヘッド保持位置にある状態を示す断面図。 本発明の実施形態1に係るSFPの外観斜視図。 本発明の実施形態2に係るMFPの、カートリッジ交換領域に停止したキャリッジに全ての記録液貯蔵カートリッジが搭載された状態を示す概略斜視図。 図15のMFPの、カートリッジ交換領域に停止したキャリッジに対する記録液貯蔵カートリッジの着脱動作を説明するための概略斜視図。 図15のMFPの、スキャナハウジングを開いた状態を示す概略斜視図。 図15のMFPの、液体噴射記録ヘッドの着脱動作を説明するための概略斜視図。 本発明の実施形態2に係るSFPの、液体噴射記録ヘッドの着脱動作を説明するための概略斜視図。 本発明の実施形態3に係るSFPの、記録液貯蔵カートリッジの交換動作を説明するための概略斜視図。 本発明の実施形態3に係るSFPの、液体噴射記録ヘッドの交換動作を説明するための概略斜視図。 従来例のMFPまたはSFPに搭載されるキャリッジ、液体噴射記録ヘッド、記録液貯蔵カートリッジの概略斜視図。 図22の構成における記録液貯蔵カートリッジの着脱操作を説明するための断面図。
符号の説明
1 液体噴射記録ヘッド
2 記録液貯蔵カートリッジ
3 キャリッジ
11 仕切り板
12 案内板
40 MFP(液体噴射記録装置)
41 SFP(液体噴射記録装置)
F カートリッジ交換領域(第1のメンテナンス領域)

Claims (5)

  1. 液体を噴射して記録媒体に記録を行うための記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される液体を収納するための記録液カートリッジと、前記記録ヘッド及び前記記録液カートリッジを搭載して記録媒体の搬送方向交差する方向に移動するためのキャリッジと、を備え、前記キャリッジは、該キャリッジに対して前記記録液カートリッジを着脱可能なメンテナンス位置に移動可能である液体噴射記録装置であって
    前記キャリッジ前記メンテナンス位置に移動させた際に該キャリッジと対向する部材の壁面に、前記記録液カートリッジを前記キャリッジに着脱する際に前記記録液カートリッジの側面を案内する仕切り部と前記記録液カートリッジの上面を案内する案内部とを設けたことを特徴とする液体噴射記録装置。
  2. 前記仕切り部と前記案内部は、1部材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射記録装置。
  3. 原稿の画像を読み取るためのスキャナユニットを備え、前記キャリッジと対向する部材は前記スキャナユニットであることを特徴とする請求項1または2に記載の液体噴射記録装置。
  4. 装置本体に対して開閉可能なアクセスカバーを備え、前記アクセスカバーが開かれると前記キャリッジは前記メンテナンス位置に移動させられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液体噴射記録装置。
  5. 前記アクセスカバーが閉じられると前記キャリッジは前記メンテナンス位置から移動させられることを特徴とする請求項4に記載の液体噴射記録装置。
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