JPH08323991A

JPH08323991A - 記録装置

Info

Publication number: JPH08323991A
Application number: JP7132475A
Authority: JP
Inventors: Fukuo Aman; 福夫阿萬; Kenji Kanabou; 健司金棒
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1995-05-31
Filing date: 1995-05-31
Publication date: 1996-12-10

Abstract

(57)【要約】【目的】使用者の不用意な操作による装置の破損や記
録手段の破損および装着不良による記録不良が防止でき
る記録装置を提供することを目的とする。【構成】キャリッジ保護部材５０に設けられた切り欠
き部５１からは、各色用のインクジェットヘッドユニッ
ト１〜４のみが通過されるだけで、それ以外の侵入や通
過を防止するので、使用者の不用意な操作を無くす。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、インクなどの記録材を
被記録材に付着させて、画像を記録する記録装置に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、コンピューターやワードプロセッ
サー等に接続されるプリンター、複写機、ファクシミリ
等の記録装置は、画像情報に基づいて、紙やプラスチッ
ク薄板等の被記録材に画像を形成していくように構成さ
れている。

【０００３】これらの記録装置の内、記録手段が被記録
材の前面で往復移動しながら記録を行うシリアル型記録
装置は、その記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤードット式、サーマル式等に分類することができる。
いずれの方式も、インク等の記録材を紙やプラスチック
薄板などの被記録材に付着させることによって、画像を
形成して行くように構成されている。

【０００４】ワイヤードット式の場合は、電磁気力など
によりワイヤーを突出させ、インクを含浸したリボンを
被記録材にたたきつけ、インクを被記録材に転写させて
画像を形成する。

【０００５】また、インクジェット式の場合は、電気熱
エネルギー変換体により印加される熱エネルギーによっ
て膜沸騰を形成し、この膜沸騰による気泡の発生および
収縮によってインク室に対する圧力を変化させ、この圧
力変化を利用して、記録手段であるインクジェットヘッ
ドから被記録材へインクを吐出飛翔させて画像を形成し
たり、ピエゾ素子などの電気機械エネルギー変換体によ
り加圧される機械エネルギーによってインク室の容積を
変化させ、この容積変化を利用して、インクジェットヘ
ッドから被記録材へインクを吐出飛翔させて画像を形成
したりするのが一般的である。このように、インクジェ
ット式の場合は、いずれの方式に於いてもインクを貯溜
する記録材保持手段であるインク容器を必要とする。

【０００６】以下、従来から利用されている一般的なカ
ラーインクジェット式の記録装置について、図１に基づ
いて説明する。図１において、１はブラックインク用の
インクジェットヘッドユニット、２はイエローインク用
のインクジェットヘッドユニット、３はマゼンダインク
用のインクジェットヘッドユニット、４はシアンインク
用のインクジェットヘッドユニット、５は被記録材であ
る記録用紙、６はインクジェットヘッドユニット１〜４
を搭載し記録用紙５の前面を往復移動するキャリッジ、
７はキャリッジ６を保護するキャリッジ保護部材として
のカバーである。

【０００７】ここで、インクジェットヘッドユニット１
〜４はインクジェットヘッドとインク容器とにより構成
され、インクジェットヘッドとインク容器とは一体的に
形成されている。

【０００８】また、カバー７は装置全体を覆う外装と一
体的に形成されており、その装置中央部には、予め、イ
ンクジェットヘッドユニット１〜４を交換するため大き
な開口部が設けられている。

【０００９】以上のように構成されたカラーインクジェ
ット記録装置について、その動作を以下に説明する。イ
ンクジェットヘッドユニット１〜４を搭載したキャリッ
ジ６を、キャリッジモーター（図では省略されている）
により駆動することによって、記録用紙５の前面で往復
移動させながら、記録用紙５の記録面に対してインクジ
ェットヘッドからインクを吐出させて記録用紙５に画像
などの記録を行っていく。

【００１０】このようにして記録を行いインクを消費し
てしまうと、インクジェットヘッドユニット１〜４が交
換される。インクジェットヘッドユニット１〜４の交換
時には、そのインクジェットヘッドユニット１〜４がカ
バー７に設けられた開口部に位置するように、キャリッ
ジ６を移動制御する。そして、インクジェットヘッドユ
ニット１〜４の交換が終わると、キャリッジ６を移動制
御して再びホームポジションに戻す。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の記録装置では、インク容器内のインクの空も
しくは残量わずかを検知した場合でも、ブラックインク
用のインクジェットヘッドユニット、イエローインク用
のインクジェットヘッドユニット、マゼンダインク用の
インクジェットヘッドユニット、シアンインク用のイン
クジェットヘッドユニットのうち、どのインク容器のイ
ンクが空もしくは残量わずかなのかが、容易にわからな
いという問題点を有していた。

【００１２】又、使用者が、不用意な操作によって、イ
ンクジェットヘッドユニット（インク容器）を交換目的
外でキャリッジから誤まって脱着してしまい、インクジ
ェットヘッドユニットが装置から外れている状態が長時
間続けば、インクの乾燥を招きインクジェットヘッドの
目詰まりを起こす恐れを生じるとともに、インクジェッ
トヘッドユニットの装着不良等を招き、装置の破損や、
インクジェットヘッドの破損などにより、記録不良が生
じるという問題点をも有していた。

【００１３】本発明は、使用者の不用意な操作による記
録材保持手段（インク容器）の交換目的外での誤脱着を
防止することができるとともに、装置の破損や、記録手
段（インクジェットヘッド）の破損および装着不良など
による記録不良を防止することができる記録装置を提供
することを目的とする。

【００１４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項１に記載の記録装置は、記録材を保持
する記録材保持手段と、前記記録材を前記記録材保持手
段から被記録材に転移する記録手段と、前記記録材保持
手段と記録手段とを登載し前記被記録材の前面を移動す
るキャリッジと、前記キャリッジの移動範囲の少なくと
も一部を覆うキャリッジ保護部材とを有し、キャリッジ
の前記移動中に、前記記録手段の前記転移により、前記
被記録材に記録材を付着させ情報を記録する記録装置に
おいて、前記キャリッジ保護部材に、前記記録材保持手
段のみが通過可能な記録材保持手段通過部を設けた構成
とする。

【００１５】請求項２に記載の記録装置は、請求項１に
記載の記録装置に、記録材保持手段に保持されている記
録材の残量を検知する残量検知手段と、前記残量検知手
段が前記記録材の空もしくは残量わずかを検知した際
に、前記記録材保持手段が記録材保持手段通過部の位置
にくるように、キャリッジの位置を制御する制御部とを
設けた構成とする。

【００１６】

【作用】請求項１の構成によると、キャリッジ保護部材
に設けられた記録材保持手段通過部は、記録材保持手段
のみが通過し、それ以外の侵入を防止するので、使用者
の不用意な操作を無くす。

【００１７】請求項２の構成によると、残量検知手段
が、記録材保持手段に保持されている記録材の空もしく
は残量わずかを検知した際には、制御部が、記録材が空
もしくは残量わずかとなった記録材保持手段が記録材保
持手段通過部の位置にくるように、キャリッジを位置制
御する。

【００１８】

【実施例】以下、本発明の実施例の記録装置について、
図面を参照しながら説明する。図２は本実施例の記録装
置における制御動作を説明するためのブロック図であ
る。図２において、制御部としてのＣＰＵ３１に対する
入力信号としては、用紙有無検知信号３２、パージユニ
ットホーム位置検知信号３３、キャリッジホーム位置検
知信号３４及びインク有無検知信号３５等が有るが、こ
こでは、キャリッジホーム位置検知信号３４とインク有
無検知信号３５とを、同一の光学的検出手段により電気
信号として検出し、この検出信号を、ＣＰＵ３１におけ
る入力信号として送信している。

【００１９】ＣＰＵ３１は、この検出信号を受け取り、
キャリッジ駆動用のドライバ３６によって、キャリッジ
６を再びホームポジションへ戻す。次に、キャリッジ６
はホームポジションよりイニシャライズを行い、インク
エンド検出までに有する時間の長短により交換が必要な
インクジェットヘッドユニットの検出を行う。この信号
はＣＰＵ３１に送られ、ＣＰＵ３１は、交換必要なイン
クジェットヘッドユニットを取り外すべく、キャリッジ
６の移動量を決定する。

【００２０】図３は本実施例の記録装置で使用されるイ
ンクジェットヘッドユニットの構成を示す。図３におい
て、２１は記録手段としてのインクジェットヘッドであ
る。記録材保持手段としてのインク容器は、インク容器
上ケース８及びインク容器下ケース９で形成された筐体
で構成され、その中には、記録材としてのインク１４が
貯溜され、さらに、発光部１９から発せられる光Ｐに対
して遮光性を有する遮光部材１１及び遮光部材１１をイ
ンク１４の水面上に浮上させる浮上部材１０からなる浮
上体ｆが封入されている。この浮上部材１０は、少なく
とも中に封入されているインク１４より比重の軽い物体
であれば、どのような物体でも構わない。

【００２１】そして、印字動作の結果、フィルター１３
を通して吸引されたインク１４が消費されると、主イン
ク容器部１６及び連通孔で結ばれた検出用インク容器部
１７のインク面が下がってくる。その結果、検出用イン
ク容器部１７内にある浮上体ｆが、インク面の高さに応
じて下へと下がっていく。

【００２２】インク面がある一定の高さまで下がってく
ると、遮光部材１１は光透過性を有する透過部１８へと
下がってくる。すると、透過部１８は遮光性を有する遮
光部材１１によって透過性を失い、透過部１８が遮光さ
れたインクジェットヘッドユニットとなる。ここで、発
光部１９から発光された光Ｐは、透過部１８を通過でき
ず受光部２０へは光Ｐが届かなくなる。このことによ
り、ＣＰＵ３１はインクが消費されていることを検知す
ることができる。

【００２３】図４は本実施例のインクジェット式の記録
装置の主要部の構成を示す斜視図である。図示のインク
ジェット記録装置は、シリアルタイプの記録装置であ
り、水平方向にキャリッジシャフト２２が設けられてお
り、このキャリッジシャフト２２とキャリッジ６は摺動
部材Ｓで連結されている。また、このキャリッジ６には
タイミングベルト２３が固定されており、このタイミン
グベルト２３をキャリッジモーター２４で回転摺動させ
ることにより、キャリッジ６は水平方向Ｈの移動が可能
となる。このキャリッジ６には、キャリッジホーム位置
検出用部材２７が設けられている。

【００２４】又、キャリッジ６上には、ブラックインク
用のインクジェットヘッドユニット１、イエローインク
用のインクジェットヘッドユニット２、マゼンダインク
用のインクジェットヘッドユニット３、シアンインク用
のインクジェットヘッドユニット４が搭載されている。
ここでは、各インクジェットヘッドユニット１〜４とし
て、図３に示すように、インク容器とインクジェットヘ
ッド２１とを一体化した一体型を使用しているが、イン
ク容器とインクジェットヘッド２１とを分離し、インク
容器のみが取り外せるようにした分離タイプでも構わな
い。

【００２５】この実施例では、キャリッジホーム位置検
出用及びインクエンプティ検出用の残量検知手段とし
て、透過型のフォトインタラプタ２５を使用している。
このフォトインタラプタ２５は、その発光部１９と受光
部２０との間を、キャリッジホーム位置検出用部材２７
及びブラックまたはイエローまたはマゼンダまたはシア
ンインク用の各インクジェットヘッドユニット１〜４の
インク残量検出部が通過することで、キャリッジホーム
位置検出信号及びインクエンプティ検出信号を出力す
る。

【００２６】例えば、印字中にインク有無検知信号３５
を受けたＣＰＵ３１は、キャリッジ６を一度ホームポジ
ションへ戻す。この時、キャリッジホーム位置検出用部
材２７と遮光状態となったインク残量検出部とが、フォ
トインタラプタ２５を通過していく。そして、このキャ
リッジホーム位置検出用部材２７がフォトインタラプタ
２５を通過したことを検知した時点から、遮光状態とな
ったインク残量検出部がフォトインタラプタ２５を通過
したことを検知するまでに要した時間を、ＣＰＵ３１は
受けて、ブラックまたはイエローまたはマゼンダまたは
シアンインク用の各インクジェットヘッドユニット１〜
４のうち、どのインク容器のインク１４が残量わずかか
を示しているかを検知し、この検知したインクジェット
ヘッドユニットが、図５に示すように、キャリッジ保護
部材５０に設けられた記録材保持手段通過部としての切
り欠き部５１に対応する位置にくるように、キャリッジ
６の位置を制御することができる。ここでは、フォトイ
ンタラプタ２５を、キャリッジホーム位置検出用とイン
ク残量検出用とで兼用したが、キャリッジホーム位置検
出用として、インク残量検出用のフォトインタラプタと
は別にリーフスイッチ等を設けても構わない。

【００２７】図５は本実施例の記録装置に於けるキャリ
ッジ保護部材５０の構成を示す斜視図であり、その平面
図を図６に示す。また、図７に本実施例の記録装置にお
けるインク有無検知制御ルーチンの制御動作手順を表す
フローチャートを示し、図８に、図７のフローチャート
に対応し、本実施例の記録装置におけるインク有無検知
制御ルーチンの制御動作手順を表すタイミングチャート
を示す。

【００２８】図５および図６中の２８、２９、３０は、
それぞれキャリッジ保護部材５０の一部に設けられたイ
ンクジェットヘッドユニット交換用の切り欠き部５１に
形成されたガイドリブで、これらは、交換を必要としな
いインクジェットヘッドユニットが交換不能となるよう
に設けられたものであり、又、インクジェットヘッドユ
ニットの交換目的以外で、使用者の手が装置内に進入す
ることを防止するためのものである。

【００２９】ここで、今、図４に示すフォトインタラプ
タ２５がブラックインク用のインクジェットヘッドユニ
ット１のインクの空もしくは残りわずかを検知したと
し、その検知に対応してＣＰＵ３１がドライバ３６によ
ってキャリッジ６を駆動し、ブラックインク用のインク
ジェットヘッドユニット１が、キャリッジホームポジシ
ョンからキャリッジ保護部材５０に設けられた切り欠き
部５１まで移動し、ブラック用のインクジェットヘッド
ユニット１が交換可能な状態にある時、キャリッジ６の
ホームポジションからの移動距離をＬ、各色のインクジ
ェットヘッドユニット間ピッチをａとすると、ブラッ
ク、イエロー、マゼンダ、シアンの各色インクジェット
ヘッドユニット１〜４に於ける各々の交換時に要するキ
ャリッジの移動距離は、キャリッジホームポジションよ
り、それぞれＬ、Ｌ＋３ａ、Ｌ＋２ａ、Ｌ＋ａとなる。

【００３０】これらの各色インクジェットヘッドユニッ
ト１〜４（インクＡ〜Ｄ）に対応したキャリッジ６の移
動距離は、図８のタイミングチャートに示す各インクＡ
〜ＤにおけるタイミングＴ１〜Ｔ４後のインクエンド検
出信号ＴＡ〜ＴＤの検出判定に対応して、図７に示すフ
ローチャートに従って求められる。これらの移動量によ
って、ＣＰＵ３１がキャリッジ６を位置制御し、各色イ
ンクジェットヘッドユニット１〜４（インクＡ〜Ｄ）
が、それぞれキャリッジ保護部材５０に設けられた切り
欠き部５１まで移動する。

【００３１】以上の動作により、本実施例のように、複
数個のインクジェットヘッドユニット（インク容器）を
有する場合には、インクが空もしくは残量わずかとなっ
て交換を必要とするインクジェットヘッドユニット（イ
ンク容器）を、使用者の手をわずらわすこと無く容易に
判別することができ、このインクジェットヘッドユニッ
ト（インク容器）のみを切り欠き部の位置に移動するこ
とができるため、確実に交換を必要とするインクジェッ
トヘッドユニット（インク容器）を交換することができ
る。

【００３２】その結果、使用者の不用意な操作によるイ
ンクジェットヘッドユニット（インク容器）の交換目的
外での誤脱着を防止することができるとともに、装置の
破損や、インクジェットヘッドの破損および装着不良な
どによる記録不良を防止することができる。

【００３３】上記実施例では、インクジェットヘッドユ
ニットの交換用であって、インクジェットヘッドユニッ
ト（インク容器）のみが通過できる記録材保持手段通過
部として、キャリッジ保護部材の側面から上面に渡る切
り欠き部を設けたが、キャリッジ保護部材の上面のみに
インクジェットヘッドユニット（インク容器）のみが通
過できる開口により構成された開口部を設けてもよい。

【００３４】また、上記の各実施例では、記録手段とし
てインクジェットヘッドを用いたインクジェット式につ
いて説明したが、従来例で説明したようなワイヤードッ
ト式やサーマル式などの場合も同様に実施できる。

【００３５】また、上記の各実施例では、インク容器を
復数個保持できるようにして、複数色印字（または、カ
ラー印字）に対応できるように構成した場合について説
明したが、インク容器を１個のみ保持できるようにし
て、単色印字（モノクロ印字）に対応できるように構成
した場合においても同様に実施できる。

【００３６】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャリッ
ジ保護部材に設けられた記録材保持手段通過部は、記録
材保持手段のみが通過し、それ以外の侵入を防止するの
で、使用者の不用意な操作を無くすことができる。

【００３７】そのため、使用者の不用意な操作による記
録材保持手段の交換目的外での誤脱着を防止することが
できるとともに、装置の破損や、記録手段の破損および
装着不良などによる記録不良を防止することができる。

【００３８】また、残量検知手段が記録材保持手段に保
持されている記録材の空もしくは残量わずかを検知した
際には、制御部は、記録材が空もしくは残量わずかとな
った記録材保持手段が記録材保持手段通過部の位置にく
るように、キャリッジを位置制御することができる。

【００３９】そのため、複数個の記録材保持手段を有す
る場合には、記録材が空もしくは残量わずかとなって交
換を必要とする記録材保持手段を、使用者の手をわずら
わすこと無く容易に判別することができ、この記録材保
持手段のみを記録材保持手段通過部の位置に移動するこ
とができるため、確実に交換を必要とする記録材保持手
段を交換することができる。

【００４０】その結果、使用者の不用意な操作による記
録材保持手段の交換目的外での誤脱着を防止することが
できるとともに、装置の破損や、記録手段の破損および
装着不良などによる記録不良を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】一般的なカラーインクジェット式の記録装置の
構成を示す斜視図

【図２】本発明の実施例の記録装置における制御動作の
説明図

【図３】同実施例で使用されるインクジェットヘッドユ
ニットの構成図

【図４】同実施例の主要部の構成を示す斜視図

【図５】同実施例のキャリッジ保護部材の構成を示す斜
視図

【図６】同実施例のキャリッジ保護部材の構成を示す平
面図

【図７】同実施例の制御動作の手順を示すフローチャー
ト

【図８】同実施例の制御動作を示すタイミングチャート

【符号の説明】

２１インクジェットヘッド２５フォトインタラプタ３１ＣＰＵ５０キャリッジ保護部材５１切り欠き部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】記録材を保持する記録材保持手段と、前
記記録材を前記記録材保持手段から被記録材に転移する
記録手段と、前記記録材保持手段と記録手段とを登載し
前記被記録材の前面を移動するキャリッジと、前記キャ
リッジの移動範囲の少なくとも一部を覆うキャリッジ保
護部材とを有し、キャリッジの前記移動中に、前記記録
手段の前記転移により、前記被記録材に記録材を付着さ
せ情報を記録する記録装置において、前記キャリッジ保
護部材に、前記記録材保持手段のみが通過可能な記録材
保持手段通過部を設けた記録装置。
【請求項２】記録材保持手段に保持されている記録材
の残量を検知する残量検知手段と、前記残量検知手段が
前記記録材の空もしくは残量わずかを検知した際に、前
記記録材保持手段が記録材保持手段通過部の位置にくる
ように、キャリッジの位置を制御する制御部とを設けた
請求項１に記載の記録装置。
【請求項３】記録材保持手段を複数個有し、記録材保
持手段通過部を、複数の記録材保持手段が共に通過でき
ないように構成した請求項１または請求項２に記載の記
録装置。
【請求項４】記録手段を、記録材保持手段に保持され
ている記録材をジェット状に吐出して被記録材に転移す
るインクジェットヘッドとした請求項１から請求項３の
いずれかに記載の記録装置。
【請求項５】記録手段と記録材保持手段とを一体的に
形成した請求項１から請求項４のいずれかに記載の記録
装置。