JP2007196439A - 画像記録装置 - Google Patents

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修一 村上
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英男 才川
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Abstract

【課題】 MFPでのヘッド交換を容易にする。
【解決手段】 ヘッドの着脱をMFP本体に手を入れること無く行うために、ヘッド着脱時にはヘッドを含む内部ユニットをMFP本体から横にスライドさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録対象物に記録を行う画像記録装置および記録対象物に記録を行う記録部と、対象物から文字や画像を読み取る読取部と、を備えた複写機、ファクシミリ装置等の画像記録装置に関するものである。
従来の記録対象物に記録を行う画像記録装置では、外装の上蓋を開き開口部に手を入れてヘッドを着脱する方式(方式1)が提案されている。
また、従来の複写機、ファクシミリ装置は、ミラー移動式の走査型縮小光学系や密着型イメージセンサなどを用いた画像読取手段と、記録媒体に画像を記録する記録部を備えた装置である。特に、インクジェット記録方式を用いた装置では、インクジェット記録ヘッドを交換する必要があり、スキャナ部を持ち上げ、スキャナを部材で固定した後、開口部に手を入れてヘッドを着脱する方式(方式2)や、排紙側の面に着脱用の開口部を設け、正面から開口部に手を入れてヘッドを着脱する方式(方式3)が提案されている。
従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2003−48356号公報
しかしながら上記従来例において、第一の課題であるヘッドもしくは吐出機能部とタンクが一体化したインクジェットカートリッジ、またはインクタンクの着脱に関しては、方式1においては、記録装置の上部を開口してしまうために、上面にディスプレイ等の物を載せるなどの活用がしにくかった。また、方式2に関してはある程度の重量のあるスキャナを持ち上げる必要があり、かつ、スキャナが開口部の上にあるために手を入れて着脱するにはスペースが十分なく、着脱動作をしずらかった。さらに、方式3においては、正面から開口部に手を入れて着脱する必要があり、低い位置に設置されている場合には着脱動作が極めて行いにくかった。
どの方式の場合にも、装置内に開口部を通して手を入れる必要があり、着脱動作をする上で煩わしかった。
また、第二の課題としてインクジェット記録ヘッドを装着したキャリッジが左右に動作した際に、画像記録装置も同時に左右に揺れてしまうという現象があった。特に、キャリッジに載せるインクタンク数が増加してキャリッジの重量が増え、また、プリントスピード向上のためにキャリッジ速度が上がると顕著になる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、開口部に手を入れることなくヘッドの着脱動作を行え、また、キャリッジ動作時に左右に揺れにくい画像記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の画像記録装置は、対象物から文字や画像を読み取る読取部と外装を一体化した外部ユニットに対して、記録媒体に対して画像を記録する記録部ユニットを主とする内部ユニットを外部ユニットからキャリッジのシリアル移動方向に沿った方向に引き出せるようにしたことを特徴とする。また、前記記録部ユニットの上部はヘッド着脱用に手を入れる必要が無いように上方に空間を空けるような構成になっている。このように内部ユニットを外部ユニットからキャリッジのシリアル移動方向に沿った方向に引き出すことにより、ヘッド着脱場所の上方に十分な空間を空け、開口部に手を入れることなくヘッドの着脱動作を行える。また低い位置に画像記録装置を設置した場合でも上方からヘッドの着脱動作が行えるようになる。さらには、キャリッジのシリアル移動方向に沿った方向に引き出せるようにすることにより、インクジェット記録ヘッドのホームポジションを引き出し方向に設定することが可能となり、少ない引き出し量で内部ユニットを着脱ポジションまで移動させることが可能となる。特に、ホームポジションをインクジェット回復機構側に設けることにより、インクジェット記録ヘッドがキャッピングされている状態で即座に引き出すことが可能となる。さらには、ガイド軸の端でのヘッドカートリッジの着脱が可能となりガイド軸への加重を抑制し、ガイド軸の曲がり等の不具合の発生を抑制できる。本手段では、インクジェット記録ヘッドだけでなく、
また、請求項2に記載の画像記録装置は、外部ユニットに記録部ユニットを装着した際に、記録部ユニットが固定されるのではなく、外部ユニットの中でキャリッジ動作方向と同じ方向に移動可能な空間を設けている。また、外部ユニット内で記録部ユニットが左右に移動した際の緩衝材を外部ユニットに設けている。こうすることにより、キャリッジ動作時に左右に揺れにくい画像記録装置を提供できる。
(1)内部ユニットを外部ユニットから横に引き出すことにより、ヘッド着脱場所の上方に十分な空間を空け、開口部に手を入れることなくヘッドの着脱動作を行える。また低い位置に画像記録装置を設置した場合でも上方からヘッドの着脱動作が行えるようになる。
(2)外部ユニットに記録部ユニットを装着した際に、記録部ユニットが固定されるのではなく、外部ユニットの中でキャリッジ動作方向と同じ方向に移動可能な空間を設けている。また、外部ユニット内で記録部ユニットが左右に移動した際の緩衝材を外部ユニットに設けている。こうすることにより、キャリッジ動作時に左右に揺れにくい画像記録装置を提供できる。
(実施例1)
図2及び図3は本発明と適用した画像記録装置を示す斜視図である。図において、Aはインクジェット記録装置である記録部、Bは読取対象物である原稿を光学的に読み取る読取部、Cは積載された記録対象物である記録紙を分離して記録部Aに供給する給送部、Dは装置電源部、装置全体を制御するための電装部である。特に、記録部と給送部と電装部を合わせて画像記録部と称している。
本図において、まず記録対象物(以下、記録紙と称す)の流れについての概略説明を行なう。オートシートフィーダー1が給送部Cであり、給送トレイ9、スライダ2、不図示の給紙ローラから構成されている。本実施形態では定形のカット紙を用いており、給送部Cとしての紙を給紙するオートシートフィーダー1の給送トレイ9に複数枚重ねて収納される。オートシートフィーダー1はスライダ2によって記録紙のサイズに合わせて記録紙の側面をガイドできるように構成されている。
まずオートシートフィーダー1の給送トレイ9上に収納積載された記録紙は、不図示の給紙ローラおよび不図示の分離爪によって1枚だけ分離搬送される。その後、搬送ローラ4と対向配置されたコロ5とで挟持搬送される。
記録部Aでは、記録ヘッド6によって記録が行なわれ、記録ヘッド6の記録紙搬送方向下流に位置し印字がなされた記録紙を装置の下流に搬送する排紙ローラ7と、該排紙ローラ7の対向側にあり記録紙の印字面に接触してもインクが転写されることの無い材質で構成された不図示の拍車とによって排紙トレイ8に向けて搬送される。インクジェット記録ヘッドから吐出されるインクによって記録される部分の印字媒体の裏面には、プラテン50があり印字媒体とインクジェット記録ヘッドとの距離を維持している。排紙ローラ7と拍車によって搬送された記録紙は、装置本体の前部に設けられた記録紙排紙トレイ8上に排出される。
次に本実施形態の読取部Bであるフラットベッドスキャナの構成を詳細に説明する。読取手段である密着型イメージセンサ11はキャリッジ12に支持され、図2中矢印方向に平行なガイド軸13に沿って移動可能である。キャリッジ12の移動はモータ14から駆動を受けたタイミングベルト15によって行われる。イメージセンサ11は図示しない光源とレンズと光電変換素子を内蔵しており、原稿載置台としてのコンタクトガラス(図示しない)の裏面に一定の距離を保って移動する。読み取られた画像はフレキブルケーブル16により本体画像処理部(制御部:システムコントロール基板21)に電送される。
次に本実施形態の記録部Aの構成を詳細に説明する。図3において、6は記録手段である記録ヘッドであり、本実施形態ではインクタンクを別体とし、インクが無くなった時にはインクタンクのみ新品と交換し得るカートリッジ式のインクジェット記録ヘッドを搭載している。記録ヘッド6を精度良く保持しながら記録紙の搬送方向(副走査方向)とは直角方向、すなわち主走査方向に往復移動させるためのキャリッジ10は、ガイド棒18と突き当て部(図示しない)により摺動自在に保持されている。キャリッジ10の往復動は、モータ19によって駆動されるプーリ(図示しない)及びタイミングベルト(図示しない)によって行われ、この際に記録ヘッド6に与える印字信号及び電力は、フレキシブルケーブル(図示しない)によって本体の電気回路より供給されている。記録ヘッド6とフレキシブルケーブルとはお互いの接点を圧接して接続している。
本実施形態で用いる記録ヘッド6は、ノズル内に設けた電気熱変換素子の発熱によってインク中に生じた膜沸騰の圧力によってノズル先端の吐出口よりインクを吐出するものである。
本発明における記録手段として本実施形態のインクジェット記録装置に用いられる記録ヘッドの吐出原理について説明する。インクジェット記録装置に適用される記録ヘッド部は、一般に微細な液体吐出口(オリフィス)、液路およびこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段とを備え、交換可能である。
このようなエネルギーを発生するエネルギー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用いたもの、レーザ等の電磁波を照射して、そこにある液体に吸収させて発熱させ、該発熱による作用で液滴を吐出、飛翔させるようにしたもの、あるいは電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させるようにしたもの等がある。その中でも熱エネルギーによって液体を吐出させるインクジェット記録方式に用いられる記録ヘッド部は、記録用の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するための液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列することができるために高解像力の記録をすることが可能である。
また、電気熱変換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッド部は、記録ヘッド部として全体的なコンパクト化も容易で、かつ、最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、長尺化及び面状化(2元化)が容易であること等から、マルチノズル化、高密度実装化が容易で、しかも大量に生産性よく、製造コストも安価なインクジェット記録用ヘッド部を提供することが可能である。
このようにエネルギー発生手段に電気熱変換体を用い、半導体製造プロセスを経て製造されたインクジェット用記録ヘッド部は、一般には各インク吐出口に対応した液路を設け、該液路ごとに該液路を満たす液体に熱エネルギーを作用させて、対応するインク吐出口から液体を吐出して飛翔用液滴を形成する手段としての電気熱変換体が設けられ、各液路には、各液路に連通している共通液室から液体が供給される構造となっている。
このようなインクジェット記録ヘッドにおいては、インクが蒸発して吐出口が目詰まりしないように、全ての吐出口を保湿する働きをする吸引キャップが設けられている。また、目詰まりした時でも、それを解消できるように吐出口からインクを吸引するための吸引回復装置や、吐出口周囲にインクが残留することによる印字品位の低下を防止するために、ワイピング機構が設けられている。このような吸引キャップ、吸引回復装置、ワイピング機構のいずれか、もしくは全体としてインクジェット回復機構としている。また上記以外にも、搬送ローラ4と対向配置されたコロ5、排紙ローラ7、プラテン50、拍車は記録部に含まれる。
次に本実施形態の電装部Dの構成を詳細に説明する。図2及び図3に示すように、電装部Dは主に装置全体のシステムを制御する制御部としてのシステムコントロール基板21、主に記録系を制御する制御部としてのプリンタコントロール基板22、主に回線との通信を制御する通信制御部としてのネットワークコントロール基板群23,24,25、装置に電源を供給する装置電源部としての電源ユニット26、操作パネルのキーやLEDを実装しているオペレーションコントロール基板27からなる。尚、公衆電話回線等からのデータを接続する接続部は前記ネットワークコントロール基板群23,24,25に一体に設けられている。前述した基板のうち、オペレーションコントロール基板27は装置操作性の観点から装置前面(装置手前側)に斜めに配置されている。システムコントロール基板21、ネットワークコントロール基板群23,24,25と電源ユニット26は、図2に示すように全て電装部Dとして1つにまとめて給送部Cの下部に集中配置されており、こうすることで電装基板類をつなぐケーブル類を短くでき、組立性が向上する。また、給送部Cおよび給紙トレイ9の下部はデッドスペースであり、この部分に前記電装部Dを配置しても装置設置面積が増大することはない。このため装置設置を増やさずに装置を小型化できる。また記録部Aの下部に電装部を配置していないため、記録部Aのインクジェット方式記録部からインクが流出しても電装類に接触することがない。
尚、本実施形態では、公衆電話回線等からのデータを接続する接続部や通信制御部を有する装置を用いて本発明の適用例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、前述の通信手段を持たない画像記録装置の場合、装置電源部としての電源ユニット26や、制御部としてのシステムコントロール基板21、プリンタコントロール基板22を1つにまとめた電装部Dとして前記給送部Cの略下方に配置する構成としても同様の効果が得られる。
このような構成の画像記録装置において、図1に本発明の代表的な図を示す。Aの記録部とCの給送部は一体化された内部ユニット40とし、ヘッド着脱のために内部ユニット40を外装と分離して、横に引き出せるようにしている。本実施例では、内部ユニットは電装部Dのシステムコントロール基板21とプリンタコントロール基板22も含んでいる。内部ユニット40の上面を外装上面51が覆っている特に本実施例では、インクジェット記録ヘッドは図1の手前側にホームポジションを設定しているので、図1の手前に引き出せるようにしている。また、ガイド軸のY方向の中央ではなく、端側にホームポジションを設定している。そのために、図4(b)に示す通り記録部の最下部41であるシャーシ30にコロ31を設けており、図4(a)に示す通り内部ユニットが横に直線的に引き出せるようにコロ31と合うレール32を外装底面37に設けている。また、図1に示す通り、画像記録装置の横の外装開口カバー34の所に引き出すレバー33があり、レバー33を引き出すとその操作でインクジェット記録ヘッドの吐出口を覆っている吸引キャップがヘッドから離れ、ヘッドを着脱できる状態にするような機構になっている。具体的には、レバー33を手前に引いた際に、吸引キャップを動作させているモーターと吸引キャップの動作させるギアとの連結を切断すると同時に吸引キャップのギアを回転させて吸引キャップをヘッドをカバーしている状態から、開放している状態にしている。また、図6に示す通り、レバ33を手前に引くと、ストッパー35が下に移動し、2箇所の回転部45が曲がり外装の内側に設けられた引っ掛け38から、はずれることにより外装から内部ユニットを手前に引き出せる状態になる。図5に手前に引き出した状態を示す。この状態がインクジェット記録ヘッドの着脱ポジションである。Aの記録部とCの給送部は一体化された内部ユニット40を引き出し、インクジェット記録ヘッドの上の空間を十分に空けてヘッドの着脱をし易くしている。本実施例では外装開口カバー34と内部ユニット40は常時連結されている。
本実施例では、シャーシ30にコロ31、外装にレール32を設けているが、シャー30シにレール32を設け、外装にコロ31を設けても同様の効果が得られる。
また、外装に設けたレールの高さを引き出し方向に低くすることにより、より引き出し易くする構成でも同様の効果が得られる。
また、引き出し量は、内部ユニット40の自重により画像記録装置が倒れないように、ヘッドを交換するに十分なだけ引き出せれば良く、また、電源等の電装部から内部ユニットへの電気的な接続線も引き出し量に合わせた長さで良い。即ち、内部ユニットは外装から外れることはなく、内部ユニット下部にあるストッパーが外装に引っ掛かることにより途中で止まる構成になっている。さらに、内部ユニット40を引き出した際に、図1に示すX方向へのズレが生じないように、最大量引き出した時にも、1レール当たり複数のコロがレールに乗っている構成になっている。
このように、Aの記録部とCの給送部は一体化された内部ユニットを横に引き出す構造にすることにより、ヘッド着脱場所の上方に十分な空間を空け、開口部に手を入れることなくヘッドの着脱動作を行える。また低い位置に画像記録装置を設置した場合でも上方からヘッドの着脱動作が行えるようになる。
このようにキャリッジのシリアル移動方向に沿った方向に引き出せることにより、インクジェット記録ヘッドを載せたキャリッジを引き出し方向に移動させることが可能となり、少ない引き出し量で内部ユニットを着脱ポジションまで移動させることが可能となる。特に、ホームポジションをインクジェット回復機構側に設けることにより、インクジェット記録ヘッドがキャッピングされている状態で即座に引き出すことが可能となる。さらには、ガイド軸の端でのヘッドカートリッジの着脱が可能となりガイド軸への加重を抑制し、ガイド軸の曲がり等の不具合の発生を抑制できる。
また、上記した実施例中ではヘッドの着脱動作に関してのみ記載しているが、キャリッジ10に搭載された吐出機能部とタンクが一体化したインクジェットカートリッジ、またはインクタンクの着脱に関しても同様な効果が得られる。また、本発明ではインクを吐出する機能部を持つものをインクジェット記録デバイスを称する。
また、本実施例では内部ユニットとして、Aの記録部とCの給送部を一体化しているが、記録部のインクジェット記録ヘッドの着脱のためには、記録部のみで引き出す構成でも良い。
(実施例2)
本実施例の実施形態は、実施例1と同じであり、実施例1と異なる部分に関して以下に説明する。図9は本発明と適用した画像記録装置を示す斜視図であり、本実施例では実施例1と異なり読取対象物である原稿を光学的に読み取る読取部Bを有していず、実施例1にて読取部Bが設けられていた上面は外装52で覆われている。以上から本実施例は、Aはインクジェット記録装置である記録部、Cは積載された記録対象物である記録紙を分離して記録部Aに供給する給送部、Dは装置電源部、装置全体を制御するための電装部を合わせた画像記録部より構成される画像記録装置である。
このような構成の画像記録装置において、図9,10に本発明の代表的な図を示す。Aの記録部とCの給送部は一体化された内部ユニット40とし、ヘッド着脱のために内部ユニット40を外装と分離して、横に引き出せるようにしている。本実施例では、内部ユニットは電装部Dのシステムコントロール基板21とプリンタコントロール基板22も含んでいる。内部ユニット40の上面を外装上面52が覆っている。特に本実施例では、インクジェット記録ヘッドは図1の手前側にホームポジションを設定しているので、図9の手前に引き出せるようにしている。また、ガイド軸におけるY方向の中央ではなく、端側にホームポジションを設定している。そのために、図4(b)に示す通り記録部の最下部41であるシャーシ30にコロ31を設けており、図4(a)に示す通り内部ユニットが横に直線的に引き出せるようにコロ31と合うレール32を外装底面37に設けている。また、図9に示す通り、画像記録装置の横の外装開口カバー34の所に引き出すレバー33があり、レバーを手前に引くことにより、ヘッドを着脱できる状態にするような機構になっている。また、図6に示す通り、レバ33を手前に引くと、ストッパー35が下に移動し、2箇所の回転部45が曲がり外装の内側に設けられた引っ掛け38から、はずれることにより外装から内部ユニットを手前に引き出せる状態になる。図5に手前に引き出した状態を示す。この状態がインクジェット記録ヘッドの着脱ポジションである。Aの記録部とCの給送部は一体化された内部ユニット40を引き出し、インクジェット記録ヘッドの上の空間を十分に空けてヘッドの着脱をし易くしている。本実施例では外装開口カバー34と内部ユニット40は常時連結されている。また、本実施例では内部ユニットとして、Aの記録部とCの給送部を一体化しているが、記録部のインクジェット記録ヘッドの着脱のためには、記録部のみで引き出す構成でも良い。
(実施例3)
本実施例の実施形態は、実施例1と同じであり、実施例1と異なる部分に関して以下に説明する。図7(a)に示すように、横に引き出すレバー33とストッパー35を含む外装開口カバー34は、内部ユニット40が画像記録装置内部にある場合には、内部ユニット40から分離されており、レバーを手前に上げると外装開口カバー34のジョイント部材42が下に下がり、内部ユニット40にある引っかかり部39(図7(b))に入り込み連結される構成になっている。この連結された状態にしてレバーを引くことにより、内部ユニットを引き出せ、インクタンクや、カートリッジを交換することが可能になる。また、図示しないレバーにより外装引き出しユニットはレバーに連動したストッパーと独立したストッパーにより、外装43と連結している。本実施例では、プリント時は、レバーを下げていることにより内部ユニットと外装とは分離されており、さらに外装の中で内部ユニット40は図1に示すY方向に動くことが可能なように、外装43と内部ユニット40との間には隙間を設けている。こうする事により、図8(a)に示す通り、プリント時にキャリッジ動作に対応して内部ユニットが外装内部でY方向に動くことにより、キャリッジ動作により生じる左右の揺れのエネルギーを内部ユニット40の左右への揺れで吸収でき、画像記録装置としての左右への揺れを減少させることができた。
また、内部ユニット30がY方向に動いた際に外装との接触に備えて、図8(b)にあるように外装の左右に緩衝材36を設けても良い。
本発明を適用した画像記録装置の外観図である。 本発明を適用した画像記録装置内部の斜視図である。 本発明を適用した画像記録装置内部の斜視図である。 内部ユニットを引き出すための構成図である。 本発明を適用した画像記録装置にて、内部ユニットを引き出した図である。 本発明の第一の実施例にかかわる、内部ユニットを引き出すためのレバーの構成を示す図である。 本発明の第三の実施例にかかわる、内部ユニットを引き出すためのレバーの構成を示す図である。 本発明の第三の実施例にかかわる、動作の説明図である。 本発明の第二の実施例にかかわる、画像記録装置の外観図である。 本発明の第二の実施例にかかわる画像記録装置にて、内部ユニットを引き出した図である。
符号の説明
1 オートシートフィーダー
2 スライダ
4 搬送ローラ
5 コロ
6 記録ヘッド
7 排紙ローラ
8 排紙トレイ
9 給送トレイ
10 キャリッジ
11 イメージセンサ
12 キャリッジ
13 ガイド軸
14 モータ
15 タイミングベルト
16 フレキブルケーブル
18 ガイド棒
21 システムコントロール基板
22 プリンタコントロール基板
23、24、25 ネットワークコントロール基板群
26 電源ユニット
27 オペレーションコントロール基板
30 シャーシ
31 コロ
32 レール
33 レバー
34 外装開口カバー
35 ストッパー
36 緩衝材
38 引っ掛け
40 内部ユニット
41 最下部
43 外装
45 回転部
50 プラテン
51 外装上面
52 外装
A 記録部
B 読取部
C 給送部
D 電装部

Claims (14)

  1. 記録媒体に記録するためにインクを吐出するインクジェット記録デバイスと、前記インクジェット記録デバイスを搭載するキャリッジを有し、キャリッジを走査して記録媒体に記録を行う記録部と、記録媒体を記録部に供給する給送部と、記録を行うための電力を供給するための電源と信号を供給するためのコントロール基板を有する電装部とより成る画像記録部と、前記画像記録部の上方に読取対象物から文字や画像を読み取る読取部を配置した画像記録装置において、
    前記記録部と前記給送部を含む内部ユニットを、前記読取部と前記内部ユニットの少なくとも底面を覆う外装から前記キャリッジの走査方向に沿った方向に、前記インクジェット記録デバイスもしくは前記キャリッジに搭載されたインクタンクの交換が可能な着脱ポジションまで引き出せることを特徴とする画像記録装置。
  2. 記録媒体に記録するためにインクを吐出するインクジェット記録デバイスと、前記インクジェット記録デバイスを搭載するキャリッジを有し、キャリッジを走査して記録媒体に記録を行う記録部と、記録媒体を記録部に供給する給送部と、記録を行うための電力を供給するための電源と信号を供給するためのコントロール基板を有する電装部とより成る画像記録部を持つ画像記録装置において、
    前記記録部と前記給送部を含む内部ユニットを前記内部ユニットの少なくとも上面と底面を覆う外装から、前記キャリッジの走査方向に沿った方向に、前記インクジェット記録デバイスもしくは前記キャリッジに搭載されたインクタンクの交換が可能な着脱ポジションまで引き出せることを特徴とする画像記録装置。
  3. 前記内部ユニットは、画像記録装置を動作させるための電源を除く電装部を含むことを特徴とする請求項1、2に記載の画像記録装置。
  4. 前記画像記録装置には、前記内部ユニットを引き出す開口部、前記内部ユニットを引き出すための移動機構があることを特徴とする請求項1から3に記載の画像記録装置。
  5. 前記着脱ポジションは、前記内部ユニットの引き出し方向側にあることを特徴とする請求項1から4に記載の画像記録装置。
  6. 前記内部ユニットは、前記外装から前記着脱ポジションまでの途中までしか引き出せないストッパーがあることを特徴とする請求項1から5に記載の画像記録装置。
  7. 前記着脱ポジションまで引き出した際に、前記インクジェット記録デバイスの吐出部を覆う吸引キャップと前記インクジェット記録デバイスが離れる機構があることを特徴とする請求項1から6に記載の画像記録装置。
  8. 前記吸引キャップと前記インクジェット記録デバイスが離れる機構は、前記内部ユニットを引き出すためのレバーに連動していることを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  9. 前記内部ユニットが前記内部ユニットの外側を覆っている外装の内部にある時には、前記内部ユニットと前記内部ユニットの引き出し側のカバーである外装開口カバーとが固定されない機構を持ち、前記キャリッジの移動方向に沿った方向に可動できることを特徴とする、請求項1から8に記載の画像記録装置。
  10. 前記内部ユニットが前記外装の内部にある時には、前記内部ユニットと前記外装開口カバーとが固定されない機構を持ち、かつ前記内部ユニットが前記キャリッジの移動方向に沿った方向に可動できる隙間があることを特徴とする請求項9に記載の画像記録装置。
  11. 前記内部ユニットが前記外装の内部にある時には、前記内部ユニットと前記外装開口カバーとが固定されない機構を持ち、前記レバーを引くことによりレバーに連動したジョイント部材が前記外装開口カバーの引っ掛けと連結することを特徴とする、請求項10に記載の画像記録装置。
  12. 前記外装と前記内部ユニットとの接触部に緩衝材があることを特徴とする請求9から11に記載の画像記録装置。
  13. 前記移動機構は、コロとレールであることを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  14. 前記記録部は、前記キャリッジの移動をガイドするシャフトと、前記キャリッジを移動させる動力からの伝達手段であるベルトを含み、かつ前記給送部は印字媒体を給紙するシートフィーダーを含むことを特徴とする請求項1から3に記載の画像記録装置。
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JP2021059062A (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 株式会社リコー 画像形成装置

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