JP4736987B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
そして、本発明では、メディアセンサを位置決めするための位置決め壁部が、タンクに設けられているので、メディアセンサをフロントエンドプレートに対して高い位置決め精度でフロントエンドプレートに組み付けることができ、メディアセンサを放射口に対して高い位置決め精度にて組み付けることができる。
また、請求項2に記載の発明では、放射口は、撥水性を有する膜にて覆われていることを特徴とする。
1.多機能装置1の概略構成
図1は多機能装置1の外観斜視図であり、図2は多機能装置1の側面図である。因みに、図2の破線部は、多機能装置1の内部に収納された機器を示している。
図3はプリンタ部100(図2において破線で示された部分)の模式図であり、図4はインクリフィルユニット190や画像記録部110等を上面側から見た図である。
多機能装置1(プリンタ部100)の底部には、図3に示すように、多数枚の記録用紙が載置される給紙トレイ151が配設されており、この給紙トレイ151の奥側(紙面右側)には、給紙トレイ151に載置された記録用紙を分離して上方側へ案内するための分離傾斜板152が配設されている。
すなわち、例えば、給紙ローラ154は、給紙トレイ151に接離可能に上下動する給紙アーム155の先端に軸支され、駆動伝達機構を介してモータに連結されている。給紙アーム155は、基端軸156の周りに回転可能に設けられ、かつ、待機状態では、図示されていない給紙クラッチやバネ等により上側へ跳ね上げられ、記録用紙を供給する際には下側へ揺動する。
図5はヘッドユニット(キャリッジ)112を噴射口(ノズル)側から見た図であり、図6はヘッドユニット112を噴射口側から見た外観斜視図であり、図7はヘッドユニットケーシング114からキャップ114A及びヘッドユニット基板115を取り外した状態を示す上面図であり、図8は図7のA−A断面図である。
また、放射口111Bは、図11に示すように、撥水性及び透光性を有する薄膜111Cにて覆われており、この薄膜111Cは、フロントエンドプレート111の外側(プラテン157)側から放射口111Bを覆っている。
また、ヘッドユニット112(プラテン157)より用紙搬送方向下流側には、排紙ローラ161及び押さえローラ162が設けられており、これら排紙ローラ161及び押さえローラ162は、画像記録部110から排出されてきた記録用紙を狭持して印刷が終了した記録用紙を排紙トレイ153に搬送する。
上述したように、サブタンク113は噴射口111Aに連通しているので、サブタンク113は噴射口111A、つまりフロントエンドプレート111に対して高い位置決め精度にてヘッドユニットケーシング114に組み付けられている。
また、本実施形態では、放射口111Bが撥水性を有する薄膜111Cにて覆われているので、放射口111Bがインクにより塞がれてしまうことを防止しつつ、放射口111Bを覆う薄膜111Cにインクが付着したままの状態となることを抑制できる。したがって、記録用紙の端部を検出することができないといった不具合が発生することを未然に防止できる。
本実施形態では、ヘッドユニット112が特許請求の範囲に記載されたキャリッジに相当し、薄膜111Cが特許請求の範囲に記載された膜に相当する。
第1実施形態では、メディアセンサ116(放射口111B)は、フロントエンドプレート111(ヘッドユニット112)の幅方向略中央に配置されていたが、本実施形態は、図14及び図15に示すように、フロントエンドプレート111の前方側であって、幅方向一端側にメディアセンサ116(放射口111B)を配置したものである。
(第3実施形態)
本実施形態は、図16及び図17に示すように、メディアセンサ116のうち発光素子及び受光素子が収納された部位、つまりメディアセンサ116の先端部がフロントエンドプレート111側に近接しているタイプ(焦点距離が短いタイプ)に本発明を適用した例である。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、ヘッドユニットケーシング114とサブタンク113とが別体であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばヘッドユニットケーシング114とサブタンク113とを樹脂にて一体成形してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明を多機能装置に適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。
100…プリンタ部、110…画像記録部、111…フロントエンドプレート、
111A…噴射口、111B…放射口、111C…薄膜、112…ヘッドユニット、
113…サブタンク、113A…連通口、113B…位置決め壁部、
113C…突起部、114…ヘッドユニットケーシング、114A…キャップ、
115…ヘッドユニット基板、116…メディアセンサ、150…フィーダ部、
151…給紙トレイ、152…分離傾斜板、153…排紙トレイ、
154…給紙ローラ、155…給紙アーム、156…基端軸、157…プラテン、
158…レール部材、159…駆動ローラ、160…押さえローラ、
161…排紙ローラ、162…押さえローラ、190…インクリフィルユニット、
191…インクカートリッジ、192…インクチューブ、200…スキャナ部、
210…原稿載置部、L1…搬送経路。
Claims (2)
- 記録媒体にインク滴を噴射するキャリッジ、及び前記キャリッジと所定の隙間を有して対向配置されて記録媒体を保持するプラテンを有するインクジェットプリンタであって、
前記キャリッジは、
前記プラテン側に向けて光を放射し、その反射光を検出することにより記録媒体の端部を検出するメディアセンサと、
記録媒体にインク滴を噴射する噴射口及び前記メディアセンサから放射される光が通過する放射口が形成されたフロントエンドプレートと、
前記噴射口側に連通する連通口を有するとともに、前記噴射口に供給するインクを蓄えるタンクと、
前記メディアセンサ及び前記タンクを収納するとともに、前記フロントエンドプレート及び前記タンクが組み付けられたケーシングとを備え、
前記タンクには、前記メディアセンサの一部に接触して前記放射口に対して前記メディアセンサを位置決めする位置決め壁部が設けられていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記放射口は、撥水性を有する膜にて覆われていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
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JP2006198124A JP4736987B2 (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | インクジェットプリンタ |
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JP2006198124A JP4736987B2 (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | インクジェットプリンタ |
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