JP2007268980A - インクカートリッジの収納装置に対する保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出荷、輸送、保管時にインク導入口を確実に覆って、液体の漏れを防止し且つ小型で軽量でありながら、複数のインク導入口を封止する作業に手間取らないようにした保護装置を提供する。
【解決手段】収納ケース本体74の奥側に横一列状に設けられた4つのインク導入口に対して、保護キャップ手段40は、先端に弾性キャップが設けられた4つの誘い込み漏斗部が並列された本体部41を備える。本体部41の前面に一対のガイド突起47a,47bが左右に離れた扉体76に対応するように突出しており、各扉体76の回動基端部の近傍に設けられた一対の鉤状の引出し部材77の幅内に嵌まって案内されるように各ガイド突起47a,47bの幅寸法が設定されている。
【選択図】図11

Description

本発明は、インクジェット記録装置(インクジェットプリンタ)に搭載されるインクカートリッジの収納装置(リフィルユニット)に対する保護装置の構造に関するものである。
一般に、インクジェット記録装置は、搬送される被記録媒体(記録用紙)に対して交差(直交)する方向(主走査方向)に往復移動可能なキャリッジに搭載された記録ヘッドからインク滴を吐出させることによって当該被記録媒体上に画像を記録する。インクは、一般にカートリッジ式のインクタンク(インクカートリッジ)に予め貯留されており、このインクカートリッジから記録ヘッドへ供給されるようになっている。
一般に、インクカートリッジの配置位置で大別すると、いわゆるオンキャリッジ型とオフキャリッジ型とがある。オンキャリッジ型とは、インクカートリッジを着脱可能に収納する所要のケースが上記移動可能なキャリッジ上に設けられており、このケース内に収容保持されたインクカートリッジから記録ヘッドへとインクが供給される形式である。一方、オフキャリッジ型とは、所要のケースがキャリッジ上を除くインクジェット記録装置におけるハウジングの何処かに設けられており、このケース内にインクカートリッジが収容保持される形式である。そして、インクは、インクカートリッジを収容保持しているケースから記録ヘッドまでインク供給管等によって供給されるのである。
通常は、上記のいずれの形式であっても、貯留されているインクの残量が少なくなると、インクカートリッジは新しいものに交換される必要がある。
ところで、上記オンキャリッジ型及びオフキャリッジ型のいずれの形式のインクジェット記録装置においても、工場内で、印字テストを実行するため、一旦インクカートリッジをケースにセットし、そのテストが終了した良品については、工場からの出荷時には、インクカートリッジは上記ケースから取り外され、記録ヘッド内のインクを除去し、記録ヘッド内には、染料または顔料を除いたインクと同様の特性を有する保存液を充填する。もしくは記録ヘッド内のインクを残したまま、その後、上記インクカートリッジの代わりに、このケースにおける記録ヘッドへのインク導入口の全てを保護キャップあるいはダミーカートリッジ(インクカートリッジと同形状であるが、インクが貯蔵されていないもの)で覆ってインク導入口からの保存液またはインク(以下単に液体という)の漏出の防止に役立てる一方、記録ヘッドのノズル面をノズルキャップにて覆い、液体の漏出の防止とノズル面の保護とに役立てるようにしている(特許文献1、2、3及び4参照)。
いずれの場合も、インクカートリッジをケースに固定するロックレバーや係止部を利用して、保護キャップあるいはダミーカートリッジが不用意に外れないで、インク導入口に対する封止性(密封性)を保持するように構成されている。
他方、インクカートリッジの交換時に、カートリッジホルダ(ケース)に収納されたインクカートリッジを取り出し易いようにするため、特許文献5に開示されているように、着脱用レバーがケースの着脱口の近傍に回動可能に支軸されており、この支軸部と着脱用レバーにおけるハンドルとの中間点に形成された当接部で、インクカートリッジの前面を押圧して軽い力でケース内に押し込めることができるようにする一方、この着脱用レバーの跳ね上げ方向への回動に応じて後退するリンク板の端部にリンクレバーが設けられており、このL字状に形成されたリンクレバーの先端で、ケース内のインクカートリッジを引っかけて、当該インクカートリッジを着脱口方向に押し戻す構成があった。
特開2002−79690号公報 特開2004−230857号公報 特開2005−238857号公報 特開2003−54000号公報 特開平11−157094号公報
しかしながら、特許文献5の構成では、インクカートリッジの着脱作業を容易にするための必要部品点数が、着脱用レバー、リンク板、リンクレバー及び支軸というように多い。さらに、インクカートリッジを押し戻すためにリンク板、リンクレバーをインクカートリッジの挿入底側にまで延設しなければならないので、部品が大型になるという問題があった。
さらに、従来の技術では、インクカートリッジや保護キャップあるいはダミーカートリッジをケースに挿入する際の正規の姿勢を一定にして案内するためのガイド手段がなかったため、誤った姿勢でインクカートリッジや保護キャップあるいはダミーカートリッジを挿入してしまうおそれもあった。
本発明は、出荷、輸送、保管時にインク導入口を確実に覆って、液体の漏れを防止し、インクジェット記録装置内のインクの乾燥を防止するという本来の機能を有し、且つ挿入する姿勢も一定にできて作業に手間取らないようにしたインクカートリッジの収納装置に対する保護装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置は、記録ヘッドに対する並列状の複数のインク導入口と、前記各インク導入口に対して接離可能なインクカートリッジが挿抜可能なカートリッジ収納部と、前記カートリッジ収納部を挟んで前記各インク導入口と対峙した開口部を開閉可能とする扉体とを備えた収納ケース本体内に対して挿抜可能で、且つ前記全てのインク導入口を塞ぐための保護キャップ手段が備えられた保護装置において、前記各扉体の内面のうち回動支点に近い部位には、挿入するときの前記インクカートリッジの一側面を案内し、引き出すときの前記インクカートリッジの一側面の係止片に係合して引き出し移動を助勢するための引出部材を備える一方、前記保護キャップ手段における本体部には、前記扉体と対向するガイド突起を備え、該ガイド突起は前記扉体の閉止方向への回動時に前記引出部材により、挿入方向に案内されるように構成されているものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記ガイド突起は、前記インク導入口の並列方向に適宜隔てて複数設けられて、ガイド突起の幅方向の寸法を互いに異なるように形成されているものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記収納ケース本体内に収納された前記保護キャップ手段は、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記ガイド突起が閉止された前記扉体に押圧された状態で姿勢保持されるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記ガイド突起には、前記扉体の内面に形成されている係止部に位置決めされる位置決め突起がさらに突設されているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記保護キャップ手段は、本体部と、その本体部から前記複数のインク導入口に向かって突出形成された前記インク導入口の数に対応する数の支持杆と、該各支持杆の先端部に形成された誘い込み漏斗部と、該各誘い込み漏斗部の内径側に設けられて、前記各インク導入口に密着し得る弾性キャップとを備えているものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記保護キャップ手段を正規の姿勢以外の不正規の姿勢で前記収納ケース本体内に挿入するとき、前記弾性キャップが前記インク導入口に適合しないように規制する規制板を、前記本体部に設けたものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置において、前記インク導入口は前記収納ケース本体内の前記カートリッジ収納部に向かって突出する筒状に形成され、前記インク導入口より外周には、保護リブが突出形成され、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記本体部が閉止された前記扉体に押圧された状態で前記保護キャップ手段が姿勢保持されるとき、前記誘い込み漏斗部と前記保護リブとの間に適宜の隙間を有するものである。
請求項1に記載の発明の構成では、収納ケース本体の前面開口部を塞ぐための各扉体の内面のうち回動支点に近い部位には、挿入するときのインクカートリッジの一側面を案内し、引き出すときの前記インクカートリッジの一側面の係止片に係合して引き出し移動を助勢するための引出部材を備える一方、前記保護キャップ手段における本体部には、前記扉体と対向するガイド突起を備え、該ガイド突起は前記扉体の閉止方向への回動時に前記引出部材により、挿入方向に案内されるように構成されているものである。
従って、通常のインクカートリッジの挿抜作業に際して案内したり、引出しを助勢できる扉体の引出し部材を利用して、保護キャップ手段を収納ケース本体内に挿入する際にも本体部をガイドできることになり、保護キャップ手段の組み付け作業が容易になるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、前記ガイド突起は、前記インク導入口の並列方向に適宜隔てて複数設けられ、ガイド突起の幅方向の寸法を互いに異なるように形成されているものであるので、保護キャップ手段を収納ケース本体内に挿入するとき、扉本体の幅寸法に対応した正規の姿勢にセット(組み付け)することに誤りが一層生じにくくなるという効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、前記収納ケース本体内に収納された前記保護キャップ手段は、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記本体部が閉止された前記扉体に押圧された状態で姿勢保持されるものであるので、インクカートリッジの収納装置の出荷や輸送中にも、記弾性キャップが前記インク導入口外れることがなく、確実な封止性(密閉性)を確保できる。
請求項4に記載の発明によれば、前記ガイド突起には、前記扉体の内面に形成されている係止部に位置決めされる位置決め突起がさらに突設されているものであるので、扉体を閉じたときの、保護キャップ手段が正規の姿勢に保持され、弾性キャップが前記インク導入口から外れることがなく、インク導入口の密閉性(封止性)を確実にできる。
請求項5に記載の発明によれば、前記収納ケース本体内に、前記インク導入口が並列状にて複数設けられていても、前記保護キャップ手段における本体には、前記インク導入口の数に対応する数の支持杆と、前記弾性キャップを備えた誘い込み漏斗部とが並列状に設けられているものであるので、1つの保護キャップ手段を装着するだけで、複数のインク導入口を一挙に封止(密閉)する作業が簡単にできる。また、保護キャップ手段は、本体部と、その本体部から前記インク導入口に向かって突出形成された支持杆と、該支持杆の先端部に形成された誘い込み漏斗部と、該誘い込み漏斗部の内径側に設けられて、前記インク導入口に密着し得る弾性キャップとを備えて、前記インクカートリッジより小型になる異型に形成されているので、軽量となり、且つ前記収納ケース本体内への保護キャップ手段の挿入作業が簡単にできるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、前記保護キャップ手段を正規の姿勢以外の不正規の姿勢で前記収納ケース本体内に挿入するとき、前記弾性キャップが前記インク導入口に適合しないように規制する規制板を、前記本体部に設けたものであるから、作業者が保護キャップ手段を装着するとき、誤った姿勢で取付することがなく、特に前記インク導入口が筒状である場合に、誤った姿勢で挿入した保護キャップ手段の弾性キャップで前記インク導入口を破損させるというトラブルを確実に防止できる。
請求項7に記載の発明によれば、前記インク導入口は前記収納ケース本体内の前記カートリッジ収納部に向かって突出する筒状に形成され、前記インク導入口より外周には、保護リブが突出形成され、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記本体部が閉止された前記扉体に押圧された状態で前記保護キャップ手段が姿勢保持されるとき、前記誘い込み漏斗部と前記保護リブとの間に適宜の隙間を有するものであるので、保護リブに付着しているインクが誘い込み漏斗部に乗り移って汚れるという不都合を解消できる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は本発明の一実施形態に係る多機能装置の外観斜視図、図2は上部ケースを除去したハウジング(本体ケース)の平面図、図3は記録部の要部側断面図、図4は記録部の斜視図、図5はカートリッジ収納装置15の斜視図、図6(a)はカートリッジ収納装置15の正面図、図6(b)は図5におけるVIb −VIb の矢視断面図、図7(a)〜図7(c)はそれぞれ接続体62の斜視図、図8はインクカートリッジの収納状態を示す側断面図、図9はインクカートリッジを取り出す状態を示す側断面図、図10(a)〜図10(d)は第1実施形態の保護キャップ手段の斜視図、図11はカートリッジ収納装置15に保護キャップ手段を装着した状態の斜視図、図12(a)はカートリッジ収納装置15に保護キャップ手段を装着した状態の正面図、図12(b)は側断面図、図13はインク導入口に対する弾性キャップ及び誘い込み漏斗部の位置姿勢を示す要部拡大側断面図、図14は閉止した扉体と保護キャップ手段の後端との関係を示す一部切欠き拡大断面図である。
本実施形態の画像記録装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device )に本発明を適用したものであり、多機能装置は、図示されていないコンピュータと接続されて、主にこのコンピュータから送信された画像データや文書データに基づいて、被記録媒体である記録用紙に画像や文書を記録するものである。また、多機能装置は、デジタルカメラ等の外部機器と接続されてデジタルカメラから出力される画像データを記録用紙に記録することができる。
本実施形態では、図1に示すように、合成樹脂製の装置筐体2の下部にプリンタ部(記録部)7が備えられている。そして、装置筐体2の底部のカセット収納部(収納空間)に対して、装置筐体2の前側に開口された挿入口2aから挿抜可能(実質上水平方向に出し入れ可能)な給紙カセット3が配置されている。以下、合成樹脂製の装置筐体2の挿入口2aがある側を前側または前方といい、これを基準に装置の前側、左右側、後側(奥側)という。装置筐体2の前面部にはスロット部6が備えられ、このスロット部6にメモリカード等の各種記憶媒体が装填されることによって当該記憶媒体に記憶された画像データ等を記録用紙に記録することも可能である。
装置筐体2の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取などのための画像読取装置(スキャナ部)12が配置されている。
装置筐体2の上側には、画像読取装置12の前方に各種操作ボタンや液晶表示部等を備えた操作パネル部14が設けられており、画像読取装置12と操作パネル部14との平面視投影面積内に、記録部7と排紙部10などが配置される。この排紙部10の一側(図1で右側)であって、装置筐体2の前部側に、後に詳述するカートリッジ収納装置15が内臓されている。そして、装置筐体2の前部側に下端を蝶番を介して上下回動して開閉する蓋体2bにてカートリッジ収納装置15の前面側が覆われている。即ち、蓋体2bは、図1に示すように前方へ倒伏することによって装置筐体2の前面の開口2cからカートリッジ収納装置15を露出させる姿勢と、上記開口2cを閉じてカートリッジ収納装置15を覆う姿勢との間で回動自在となっている。
画像読取装置12の上面には、原稿を載置することができる載置用ガラス板(図示せず)が設けられ、その下側に原稿読取り用のイメージスキャナ装置(CIS:Contact Image Sensor)(図示せず)が図3の紙面と直交する方向(主走査方向、以下、X軸方向といい、主走査方向に延びる軸をX軸という)に往復移動可能に設けられている。
上記載置用ガラス板を覆う原稿カバー体13は自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder)13aを備えており、原稿カバー体13の後端部(図1で右奥側)は蝶番を介して上下開閉自在に取り付けられている。
本実施形態では、図3に示すように、給紙カセット3は、被記録媒体としての例えばA4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ、はがきサイズ等にカットされた用紙Pをその短辺が用紙搬送方向(副走査方向、以下、Y軸方向という)と直交する方向(図1において紙面と直交する方向、主走査方向、X軸方向)に延びるようにして複数枚積層(堆積)されて収納できる形態とする。
給紙カセット3の上部には、小サイズの用紙(図示せず)を複数枚堆積させて供給する補助カセット3aがY軸方向に移動可能に装着されている。図1では給紙カセット3及び補助カセット3aを省略して示す。
給紙カセット3の奥側(図3において右側)には、用紙分離用の傾斜分離板8が配置されている。他方、装置筐体2側には、上端部が上下方向に回動可能なアーム6aが装着されている。このアーム6aの下端に設けられた給紙ローラ6と、傾斜分離板8とが協働することにより、給紙カセット3及び補助給紙カセット3aに堆積された被記録媒体である用紙Pが一枚ずつ分離搬送される。分離された用紙Pは上横向きのUターンパス(給送路)9を介して給紙カセット3より後方の上側(高い位置)に設けられた記録部7に給送される。記録部7は、プリンタ機能などを実現するためのインクジェット式の記録ヘッド4が搭載された往復動可能なキャリッジ5等からなる。
記録部7にて記録された用紙Pがその記録面を上向きにして排出される排紙部10は、補助給紙カセット3aの上側に形成されており、排紙部10に連通する排紙口10a(挿入口2aの上方、図1参照)が装置筐体2の前面に向かって開口されている。
記録部7は、図2、図4に示すように、上面開放された枠状のメインフレーム21における左右一対の側板21a、21bにて支持され、X軸方向(主走査方向)に延びる横長の板状(プレート状)の第1ガイド部材22、第2ガイド部材23と、これら両ガイド部材22、23に跨がって摺動自在に支持(搭載)されて往復移動可能に構成されたキャリッジ5と、記録ヘッド4が搭載されたキャリッジ5を往復移動させるために第2ガイド部材23の上面にそれと平行状にて、プーリに巻回配置された無端ベルトとしてのタイミングベルト25と、そのタイミングベルト25を駆動するCR(キャリッジ)モータ24(実施形態ではDCモータであるが、ステッピングモータ等他のモータでもよい。)と、記録ヘッド4の下面側にて搬送される用紙Pを支持する板状のプラテン26と、主走査方向に沿って延びるように配置されてキャリッジ5のX軸方向(主走査方向)の位置とその方向の移動速度を検知するための光学式リニアエンコーダの構成部品であるテープスケール(図示せず)等を備える。なお、プラテン26上で用紙Pが通過する方向での用紙搬送方向(矢印A方向、図3参照)の上流側に、第1ガイド部材22が配置され、下流側に第2ガイド部材23が配置されることになる。
また、プラテン26を挟んで搬送上流側にレジストローラ対27が配置されて用紙Pを記録ヘッド4の下面のノズル面とプラテン26との隙間に送られる。プラテン26の下流側には、用紙Pの上面に接する拍車28bと下面側の駆動する排紙ローラ28aとが配置され記録済みの用紙Pが排紙部10に搬送される。
また、搬送される用紙Pの幅(用紙Pの短辺)より外側には、その一端側(実施形態では図2、図4で左側の側板21aに近い部位)にインク受け部29が、また、他端側(図2及び図4で右側の側板21bに近い部位)にメンテナンスユニット30がそれぞれ配置されている。これにより、記録ヘッド4はインク受け部29に設けられたフラッシング位置にて記録動作中に定期的にノズルの目詰まり防止のためのインク吐出を行い、インク受け部にてインクを受ける。メンテナンスユニット30部分では、キャリッジ5は待機位置であって、色毎にインクを選択的に吸引したり、記録ヘッド4上の図示しないバッファタンク内の気泡を除去したりするための回復処理等を行う。また、メンテナンスユニット30には図示しないが、ワイパーが設けられており、キャリッジ5をメンテナンスユニット30部分から画像記録領域方向に移動させるときに記録ヘッド4のノズル面のクリーニングを行う。
次に、カートリッジ収納装置15の構成について説明する。カートリッジ収納装置15は、フルカラー記録のための4色のインクを各々収容した平面視の面積が小さく、且つ高さ寸法の高いほぼ矩形箱状のインクカートリッジ60(個別の色、即ち、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)用インクである。)を、X軸方向に沿って一列状に収納できる収納ケース本体74を備える。そして、収納ケース本体74の前面の開口部を開閉する扉体76を開いて前方から着脱可能となるように構成されている。
そして、図6(b)及び図7(a)〜図7(c)に示すように、収納ケース本体74の後端に装着された接続手段としての接続体62には、各インクカートリッジ60に対応させて、4つのニードル(筒)状のインク導入口63が縦板部62aを貫通するように一体的に突出形成されており、この各インク導入口63の裏面の接続部に一端が接続されたインクチューブ20(図2、図4、図6(b)、図12(b)及び図13参照)を介して各インクカートリッジ60からインクジェット式の記録ヘッド4にインクを供給するように構成されている。なお、4色よりも多数のインク色を使用する場合(6色〜8色等)には、そのインク色の数に応じたインクカートリッジ60をカートリッジ収納装置15に収納可能に構成すれば良いし、インクチューブ20もインクカートリッジ60の数に合わせて増やせばよい。
インクカートリッジ60は、合成樹脂製のカートリッジ本体64と、これに内蔵されたインクとを備えている。本実施形態では、カートリッジ収納装置15が4つのインクカートリッジ60を収容するようになっているので、各インクカートリッジ60には、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のインクがそれぞれ貯留されている。ただし、各インクカートリッジ60の構造は、図1や図5から明らかなように、ブラックインクを貯留するインクカートリッジ60のみが他のインク色のインクカートリッジ60に比べて僅かに厚み方向に大きく構成されている。これは、一般的に言ってブラックインクの需要が最も多く、大量に消費されるからである。なお、ブラック以外の色のインクを貯留するインクカートリッジ60の構造は、すべて同様である。
本実施形態では、カートリッジ本体64は全体として薄肉の直方体状に形成されており、内部にインクが収容されるインク収容空間が区画されている。このカートリッジ本体64は、左右2つ割りのトレイ状の部材から構成されており、これら2つの部材が溶着その他の既知の固着手段によって接合されてなる。
カートリッジ本体64の背面には、その上部寄り部位に空気導入弁85が設けられている。本実施形態では、この空気導入弁85の内奥部にチェック弁(図示せず)が配置されている。インクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容されると、空気導入弁85に設けられてインクカートリッジ60から突出されているプッシュロッド84が収納ケース本体74の奥側の壁に当接することによって、プッシュロッド84がインクカートリッジ60の内部に押し戻される。その結果、チェック弁が開かれるようになっている。また、カートリッジ本体64の背面のうち下部寄り部位には、インク供給弁65が設けられている。このインク供給弁65はカートリッジ本体64の背面に突出形成されたガイド筒65aの内径部に配置されている(図6(b)参照)。他方、接続体62の縦板62aの表面に突出形成された複数の円弧状のガイドリブ69(図7(a)〜図7(c)参照)が、上記ガイド筒65aの外径部に被嵌して挿入時のガイドの役割を果たし、インクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容(セット)されると、このインク供給弁65に収納ケース本体74の背面(後面)に設けられた筒状のインク導入口63が連結されるようになっている。
このインク導入口63及びインクチューブ20を介してインクカートリッジ60内のインクが記録ヘッド4に供給される。さらに、カートリッジ本体64の背面には、インクカートリッジ60内のインクの液面を検出するための被検出部66が設けられている。インクカートリッジ60内には、インクの残量によって移動する図示しない被検出体(アクチュエータ)が設けられており、インクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容(セット)されると、この被検出部66を介して収納ケース本体74の背面(後面)に設けられたホトインタラプタ等の液位センサ87が近接し被検出体の有無を検出することで、インクの液面を常時監視できるように構成されている。
カートリッジ本体64の下面には、収納ケース本体74への挿入方向に沿って長手のガイド溝67が設けられている。ガイド溝67は、図8、図9に示すように、カートリッジ本体64の側面と底面との境界の角部に凹設されている。このガイド溝67は、図8に示すように、カートリッジ本体64の長手方向に延びている。
本実施形態では、このガイド溝67は、カートリッジ本体64の左右両側に対称に設けられている。このガイド溝67は、カートリッジ本体64の背面に開口し、当該背面に連続してカートリッジ本体64の前面側へ延びる浅溝部67aと、この浅溝部67aに連続し、溝深さ(図8、図9において上下方向の寸法)が漸次大きくなる境界溝部67bと、さらに、この境界溝部67bに連続する深溝部67cとを有する。この深溝部67cは、カートリッジ本体64の前面に一体的に形成された係合片64aにて前面方向に開放しないように遮られている。
実施形態では、カートリッジ本体64の平坦な底面板64bが収納ケース本体74における底板部80に形成された一対の平坦なガイドレール80aの上面に載置され、インクカートリッジ60の挿抜時に直線状に案内されるものである(図5、図6、図8及び図9参照)。一対の平坦なガイドレール80aの間の断面凹状の溝80bは漏れたインクの逃がし溝となる。
カートリッジ本体64の上面にも溝68が設けられている。この溝68はカートリッジ本体64の側面と上面との境界の角部に凹設されている。この溝68は、カートリッジ本体64の長手方向に延びており、カートリッジ本体64の前面及び背面に連なっている。さらに、カートリッジ本体64の上面の長手方向中途部に凹部68aが設けられている。この凹部68aは、ほぼV字状に形成されており、前側傾斜面と後側傾斜面とを備えている。
収納ケース本体74は、例えば樹脂からなり、全体としてほぼ直方体状に形成されている。収納ケース本体74は、底板部80と、この底板部80の左右両側に立設された一対の側板部81と、各側板部81間に架け渡すように配置された天板部82と、左右両側板部81間を繋ぎ、天板部82寄り部位に設けられた後板部79とを備えている。さらに、収納ケース本体74は前面開口部74aを有し、収納ケース本体74の内部には、各インクカートリッジ60が収容され保持されるカートリッジ収納部としての収容室78を区画するための隔壁部75が設けられている。この隔壁部75は、収納ケース本体74に収容されるインクカートリッジ60の数に応じて配置される(図9、図11及び図12(b)参照)。
本実施形態では、収納ケース本体74は、4つの収容室78を有し、各収容室78に4つのインクカートリッジ60が前面開口部74aから挿抜可能に構成されている。各収容室78の内壁面形状は、インクカートリッジ60の外周面形状に対応されている。このため、各インクカートリッジ60は、がたつくことなく確実に収納ケース本体74に保持される。もっとも、この隔壁部75は、各収容室78を完全に区画するように設けられている必要はなく、少なくとも収納ケース本体74の奥側(後板部79に近い側)に、隣り合う収容室78間を仕切るリブ状に形成されていれば良い。これら底板部80、側板部81、天板部82、後板部79及び隔壁部75は、一体的に形成されるのが好ましい。
底板部80の上面には、インクカートリッジ60がその長手方向に沿って摺動可能に載置される載置面としてのガイドレール80aが形成されている(図6(b)参照)。このガイドレール80aの高さ位置は、インクカートリッジ60が収容室78に挿入された状態で、ニードル状(筒状)のインク導入口63がインクカートリッジ60のインク供給弁65に挿入され、プッシュロッド84がインクカートリッジ60の空気導入弁85(図6(b)参照)を開放し、且つ液位センサ87がインクカートリッジ60の被検出部66と嵌合することができるように設定されている。上記の構成により、空気が空気導入弁85を通じてインクカートリッジ60の内部へ進入することができ、インクカートリッジ60内のインクが円滑に記録ヘッド4側へ送られる。
図5及び図11に示すように、収納ケース本体74の前面開口部74aには、扉体76が各収容室78に対応して設けられている。換言すれば、前面開口部74aにそれぞれ連続して収納ケース本体74内に各収容室78が設けられている。上記4つのインクカートリッジ60は、それぞれ、前面開口部74aを通じて前面側から各収容室78に挿抜されるようになっている。
合成樹脂製などの扉体76は、その下端部に形成された横軸部94を介して収納ケース本体74の前端で且つ下端に対して上下回動可能に枢支されており、図5に示すように、前面開口部74aを閉じる姿勢(閉塞姿勢)と、前面開口部74aを開放する姿勢(開放姿勢)との間で姿勢変化するようになっている。扉体76が閉塞姿勢となったときは、収容室78内にインクカートリッジ60が確実に保持され、扉体76が開放姿勢となったときは、収容室78に対してインクカートリッジ60が容易に挿抜されるようになっている。
図5、図6(b)、図8、図9、図11及び図12に示すように、扉体76は、扉本体89と、これに設けられた押圧保持部材90、ロック部材91及びロック解除レバー92とを備えており、これらは、それぞれ樹脂により成形されている。
扉本体89の下端部には、左右一対の引出部材77が一体成形されている。この引出部材77は、略L字状(鉤状)に形成されており、延設部77aと屈曲部77bとを有する。図8に示すように、延設部77aは、扉体76が閉塞姿勢となった状態で、扉本体89の下端部から後方に延びている。また、屈曲部77bは、延設部77aの後端に連続し、略90°の角度をなして上方に延びている。扉体76が閉塞姿勢となったときは、屈曲部77bの先端は、載置面(ガイドレール)80aよりも上方に突出している。扉本体89と共に引出部材77が回動されることにより、インクカートリッジ60の前面下端の係止片64aを屈曲部77bの先端が引き出し方向に押して、当該インクカートリッジ60が収容室78から若干の距離L1だけ引き出されるようになっている(図8の一点鎖線参照)。
図8に示すように、扉体76が開放姿勢へと変化する際に、引出部材77の屈曲部77bが横軸部(回動軸部)94を中心に反時計回りに回動する。このとき、屈曲部77bが回動することによって、その外壁面(外端面)110は、略垂直に起立した状態から略水平な状態に変化する(図8参照)。引出部材77の延設部77aの長さは所定の寸法に設定されており、このため、屈曲部77bが回動されたときは、その外壁面110は、収納ケース本体74の載置面(ガイドレール)80aよりも若干上方に位置し、且つ前後方向に延びる。そして、この外壁面110は、扉体76が開放姿勢であるときに、インクカートリッジ60を収容室78内の載置面80a上へ案内するガイド面として機能する。すなわち、引出部材77は、インクカートリッジ60を収容室78から引き出すための部材として機能することに加えて、インクカートリッジ60を収容室78へ挿入する際の案内部材としても機能する(図8、図9参照)。
図5、図6(b)、図8、図9、図11及び図12(b)に示すように、押圧保持部材90は、扉本体89の内側面に対して前後方向に進退可能に取り付けられている。そして、押圧保持部材90と扉本体89との間に介在された圧縮コイルバネ(図示せず)により、平板状などの押圧保持部材90は、常時上記突出姿勢となるように弾性付勢されている。従って、扉体76が閉塞姿勢となったときにインクカートリッジ60の前面に当接し、インクカートリッジ60が収納ケース本体74に対して位置決めされた状態で保持される。
ロック部材91は、扉本体89の上端部に上下方向に所定寸法だけ進退可能に取り付けられている。ロック部材91には、収納ケース本体74の内側にて上向きに突出する鉤部91aを備えている。また、ロック部材91は図示しない付勢バネにより、鉤部91aが常時扉本体89から上方に突出するように弾力付勢されている。また、ロック部材91の鉤部91aの上面は、下方へ傾斜した傾斜面となっている。したがって、図5及び図6(b)に示すように、扉体76が開放姿勢から閉塞姿勢へと変化したときに、ロック部材91の鉤部91aの上面が収納ケース本体74の前面開口部74aの上縁部74bに当接し、さらに扉体76が閉塞姿勢側へ回動されると、ロック部材91が上縁部74bに相対的に押圧されつつ扉本体89の内側へ退避する。上縁部74bの奥側の係合孔74cに鉤部91aが嵌まると、扉体76が閉塞姿勢が保持される。なお、カートリッジ収納装置15の正面図である図6(a)において、右端部のみ扉体76が記載され、左の3つの収容室78の前面の扉体76は図示省略している。
図5及び図6(b)に示すように、ロック解除レバー92は、矩形の板状に形成されており、扉本体89の外側面の上方に取り付けられている。ロック解除レバー92は、その下端部に設けられた支持ピン92aを介して扉本体89に対して回動自在に構成されている。実施形態では、ロック解除レバー92は、図8及び図12(b)に示すように起立することによって扉本体89の外側面と略平行となる起立姿勢と、垂直面に対して略40度に前向き傾斜した中立姿勢と(図6(b)参照)、さらに、略水平に倒伏した倒伏姿勢(図5参照)との間で自由に回動変位することができるようになっている。
ロック解除レバー92の下端に形成されたカム部92b(図6(b)参照)により、ロック解除レバー92の姿勢が中立姿勢から倒伏姿勢に変化したときにロック部材91を下向きに押し下げて、ロック解除する(上記鉤部91aが係合孔74cから外れる)ように構成されている。
なお、収納ケース本体74の天板部82に設けられ、貫通孔を介して収容室78の上部に臨むようにした側面視略L字状のスイングアーム(図示せず)は、引張付勢バネ96により、常時インクカートリッジ60を押圧する方向に回動するように付勢されている。収容室78内に挿入されたインクカートリッジ60の上面に、スイングアームの下端が当接しているときには、引張付勢バネ96の弾性力に抗してスイングアームはインクカートリッジ60から反力を受けている。したがって、上述したように扉体76を大きく開いて、インクカートリッジ60を図8の一点鎖線の位置まで引き出すと、当該インクカートリッジ60の上面に設けられているほぼV字状の凹部68aに、スイングアームの下端が嵌まると、上記反力を受けたスイングアームの回動にて、図9の状態まで、インクカートリッジ60を強制的に押し出すことができるのである。
使用済みのインクカートリッジ60は、次の要領で交換される。使用済みのインクカートリッジ60が収納ケース本体74から取り出される際には、まず扉体76が開かれる。この扉体76が閉塞姿勢から開放姿勢へと変化する際に、一対の引出部材77がインクカートリッジ60における下端の係合片64aを引っかけて当該インクカートリッジ60を開口側へ引き出す。これにより、作業者は、当該インクカートリッジ60を前面開口部74aから引っ張り出すことが容易になる。また、インクカートリッジ60が収容室78に収容される際には、扉体76が開かれた状態で前面開口部74aから収容室78へ挿入される。このとき、収容室78へ挿入されるべきインクカートリッジ60の下面の前部側は、予め一対の引出部材77に支持され、引出部材77に案内されつつ収容室78へ挿入される。また、インクカートリッジ60の下面の後部側(奥側)は平坦な載置面80aに載って滑り移動する。従って、インクカートリッジ60は、収容室78に対して簡単且つ確実にしかも円滑に挿抜され得る。
新品のインクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容された状態で、作業者は、再び扉体76を閉塞姿勢へと変化させる。扉体76が閉塞姿勢へと変化する際に、押圧保持部材90がインクカートリッジ60の前面に当接し、扉体76が完全に閉塞姿勢となったときは、押圧保持部材90が当該インクカートリッジ60を収納ケース本体74の収容室78の内奥側へ弾性付勢する。同時に、ロック部材91の鉤部91aが収納ケース本体74に設けられたロック部材嵌合孔74cに嵌め込まれ、当該扉体76が閉塞姿勢に保持される。
この状態では、インクカートリッジ60が収納ケース本体74に収容(セット)されると、カートリッジ本体64の背面の下部寄りに設けられたインク供給弁65に収納ケース本体74の背面(後面)に設けられた筒状のインク導入口63が連結されて、このインク導入口63及びインクチューブ20を介してインクが記録ヘッド4に供給される。一方、カートリッジ本体64の背面における上部寄り部位に設けられた空気導入弁85が収納ケース本体74により押圧されて、インクカートリッジ60内に押し戻されたプッシュロッド84によって空気導入弁85の内奥のチェック弁が開かれ、大気圧がカートリッジ本体64内のインクに作用して円滑なインク供給が実現できる。
次に、画像記録装置1の出荷、運搬時において、カートリッジ収納装置15におけるインク導入口63に接続している上記インクカートリッジ60の代わりに装着する保護キャップ手段40の構成について説明する。
保護キャップ手段40の第1実施形態は図10(a)〜図10(d)に示されている。第1実施形態の保護キャップ手段40は、上記実施形態の4つのインクカートリッジ60の組(従って、収納ケース本体74の奥側から前面開口部74aの方向に実質的に水平状に突出している4列の筒状のインク導入口63の組)に対応するものである。
この保護キャップ手段40は扁平形状の本体部41と、この本体部41の背面側からインク導入口63の先端部の方向に向かって平行状に延びる4本の支持杆42と、各支持杆42の先端に形成されるラッパ形(朝顔形)の誘い込み漏斗部43と、この誘い込み漏斗部43の内径側に取付けられる弾性キャップ44とを備えている。そして、保護キャップ手段40はその全体形状として、4つ1組のインクカートリッジ60、または各インクカートリッジ60とは異型となる扁平状に形成されている。また、本体部41の形状としても、4つ1組のインクカートリッジ60、または各インクカートリッジ60とは異型となる扁平状に形成されている。
本体部41と、支持杆42と、誘い込み漏斗部43とは、可撓性を有する材料、例えば、合成樹脂材の射出成形等にて一体的に形成されている。弾性キャップ44は、合成ゴムなどの柔らかい弾性体からなるほぼ筒状であり、先端側には、インク導入口63の先端部を密接被嵌するための装着凹部44aが形成され、弾性キャップ44の基端部には大径の鍔部44bが一体成形されている。
上述のように、保護キャップ手段40の全体形状が4つ1組のインクカートリッジ60、または各インクカートリッジ60とは異型に形成されているので、各インクカートリッジ60を収納ケース本体74内に挿入するときに、区画リブである隔壁部75の側面に沿うように案内されるものとは異なり、各インク導入口63を目標として誘い込み漏斗部43を覆い被せるようにして、保護キャップ手段40を押し込むだけで、各誘い込み漏斗部43を介して弾性キャップ44の装着凹部44aにインク導入口63の先端部が嵌まる一方、保護キャップ手段40の前面側が上向き回動して閉止する扉体76(扉本体89)に押圧されるので、軽量化された保護キャップ手段40の本体部41が載置面80aから浮き上がった状態で実質的に水平に姿勢保持され、且つ弾性キャップ44がインク導入口63から外れず、確実な密閉状態を保持できる。
また、保護キャップ手段40を軽量化し、且つ可撓性を有するように構成するため、本体部41と支持杆42とは、薄肉形状とする。即ち、本体部41は、天板部41aと、左右側板部41bと、前板部41dと、後板部41eとにより下方開放状の筐状に形成されている(図10(a)〜図10(d)参照)。そして、天板部41aの中途部には作業者の指先が入ることができる凹部41fが備えられ、この凹部41fの外周と上記左右側板部41b、前板部41d、後板部41eのそれぞれ内面との間が補強リブ41gにて接続されている。他方、支持杆42は半円筒状に形成されている。
したがって、閉止する扉体76に本体部41が押圧され、前端部である弾性キャップ44がインク導入口63に被嵌しているとき、保護キャップ手段40自体の可撓性により、弾性キャップ44におけるインク導入口63に対する密閉性(封止性)が一層向上するのである。
支持杆42と誘い込み漏斗部43との連結部(付け根部)には、図13に示すように、弾性キャップ44における大径の鍔部44bの円周方向の略半分を係合する半環状溝45が形成されると共に、誘い込み漏斗部43の内径部に対して支持杆42側から弾性キャップ44を挿入できる嵌合孔46が設けられている。この構成により、上記封止時に弾性キャップ44がインク導入口63により、その軸線方向に押圧されても、大径の鍔部44bが半環状溝45に係止されているために、支持杆42と誘い込み漏斗部43との付け根部から弾性キャップ44が抜け出ることがない。また、保護キャップ手段40を外す場合に、作業者が本体部41のみを指で摘んで、収納ケース本体74内から引き出すときにも、弾性キャップ44は大径の鍔部44bのために誘い込み漏斗部43の内径部から抜け出る(脱落する)という不都合も解消できる。
支持杆42が半円筒状であることと支持杆42と誘い込み漏斗部43との連結部(付け根部)の嵌合孔46が貫通形成されていることとから、基部側に大径の鍔部44bがあっても弾性キャップ44を簡単に誘い込み漏斗部43内に挿入できる。
本体部41の前板部41dには、4列のインクカートリッジ60のうち左右両端部のインクカートリッジ60を収容室78に挿入するときの上記一対の引出部材77の内幅寸法に相当する幅寸法(L1),(L2)を有するガイド突起47a,47bが一体的に設けられている(図10(c)、図10(d)及び図11参照)。この構成により、二つの扉体76のうちいずれか一方のみを先に閉止方向に回動したとしても、本体部41におけるガイド突起47a,47bを一対の引出部材77で案内させてほぼ平行状に押し込むことができる。
なお、作業者が本体部41を指で摘んで収納ケース本体74内に挿入するとき、上記凹部41fに作業者の人指し指先と中指と薬指とを入れ、親指は本体部41の前板部41dに当接して摘むことができ、しかも、前板部41dが、その左右両端に突出したガイド突起47a,47bよりも凹部41fの前縁に近い位置となり、且つ前板部41dの平面部を大きくできるので、指で摘み易くなる。
さらに、両ガイド突起47a,47bを前板部41dの左右方向に適宜隔てて突出形成し、且つ両ガイド突起47a,47bの幅寸法(L1),(L2)を同一としないことで、保護キャップ手段40を収納ケース本体74内に挿入するとき、扉本体89の幅寸法に対応した正規の姿勢にセット(組み付け)することに誤りが一層生じにくくなる。
本実施形態では、扉体76を閉止したとき、扉本体89の内面でガイド突起47a,47bを押圧することもできるが、各ガイド突起47a,47bにさらに小型の位置決め突起49a,49bを設け(図10(c)、図10(d)、図11及び図14参照)、この各位置決め突起49a,49bを扉本体89の内面のうち押圧保持部材90の下方に凹み形成された係止部97に嵌まって、扉本体89の内面への本体部41の位置決めが確実にできるように構成することが好ましい。
その場合、図10(c)、図10(d)、図11及び図14に示すように、各位置決め突起49a,49bは、各ガイド突起47a,47bから突出側が大きく先端部(自由端)に行くに従って小さくなるように下面が上向き傾斜しており、且つ先端部の角部が丸みを帯びているように形成されている。これにより、各位置決め突起49a,49bが各係止97に誘い込まれ易くなる。
なお、作業者は本体部41を指で摘んで収納ケース本体74内に挿入し、全ての弾性キャップ44を全てのインク導入口63に被嵌させた状態(図11参照)の後に、4つの扉体76を順次閉止するようにしても良い。
図10(a)〜図10(d)及び図11に示すように、本体部41の上面の左右両側端に、適宜高さのフイン48を上向きに突設することにより、規制板としてのフイン48が下向きになるような誤った姿勢で保護キャップ手段40を挿入した時には、フイン48が収容室78内の載置面80aにつかえるので、支持杆42の軸線がインク導入口63の軸線の高さより高い位置となる。従って、誘い込み漏斗部43側を下向き姿勢にする誤った姿勢のまま、弾性キャップ44をインク導入口63に被嵌させることが不能となるので、誤作業することがない。なお、フイン48の上側端面のうち、支持杆42に近い側の高さを低くするか、または角を丸く形成することで、誘い込み漏斗部43側が下向き姿勢のまま保護キャップ手段40が収容室78内の載置面80aに載置されるので、誤り姿勢が視認し易くなる。
規制板としてのフイン48は、本体部41の上面の左右方向の中央より何れか一方に適宜偏倚させた位置に1枚だけ突設することにより、このフイン48が載置面80aに当接したとき本体部41等の左右の重心とずれるので、保護キャップ手段40が左右において一方が高く、他方が低いように傾き、この場合も、誤った姿勢のまま、保護キャップ手段40を差し込んでも弾性キャップ44をインク導入口63に被嵌させることが不能となる。
図12(b)及び図13に示すように、本実施形態では、弾性キャップ44の装着凹部44aにインク導入口63を挿入した密閉姿勢(封止姿勢)では、誘い込み漏斗部43の先端部もしくはその略円錐状の内径面とガイドリブ69の先端縁との間に適宜寸法H1の隙間を有するように設定されている。そのためには、誘い込み漏斗部43の朝顔形の拡大側内径の直径を円筒状のガイドリブ69の外周直径より大きくするか、もしくは、円筒状のガイドリブ69に対して、誘い込み漏斗部43の朝顔形の拡大側内径を上下に長い楕円形状または卵形状に形成し、且つガイドリブ69の直径中心に対して上側に偏倚させるようにする。
上記のように、隙間を形成しておけば、ガイドリブ69に付着したインクが誘い込み漏斗部43に乗り移ることも防止できる。
そして、本発明で異型とは、保護キャップ手段40の全体形状が収納ケース本体74のカートリッジ収納部としての収容室78の空間の一部のみを占有するような小型形状を言い、特に、本体部41及び支持杆42の形状が1つまたは複数のインクカートリッジ60の組の形状空間よりも相当程度(半分程度以下)小さいものを言う。
本発明は、カートリッジ収納装置の収納ケース本体の開口部が上面に形成され、収納ケース本体の底部に、インク導入口が上向きに開口している形態において、本発明の保護キャップ手段40を上方から差し込むように設定しても良い。また、本発明は、本実施形態のオフキャリッジ型に適用できるばかりでなく、オンキャリッジ型にも適用できることはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係る多機能装置の外観斜視図である。 上部ケースを除去したハウジング(本体ケース)の平面図である。 記録部の要部側断面図である。 記録部の斜視図である。 カートリッジ収納装置15の斜視図である。 (a)はカートリッジ収納装置15の正面図、(b)は図5におけるVIb −VIb の矢視断面図である。 図7(a)〜図7(c)はそれぞれ接続体62の斜視図である。 インクカートリッジの収納状態を示す側断面図である。 インクカートリッジを取り出す状態を示す側断面図である。 図10(a)〜図10(d)は第1実施形態の保護キャップ手段の斜視図である。 カートリッジ収納装置15に保護キャップ手段を装着した状態の斜視図である。 (a)はカートリッジ収納装置15に保護キャップ手段を装着した状態の正面図、(b)は側断面図である。 インク導入口に対する保護キャップ及び誘い込み漏斗部の位置姿勢を示す要部拡大側断面図である。 保護キャップ手段の後端部と扉体との係止位置関係を示すための一部切欠き拡大断面図である。
符号の説明
4 記録ヘッド
15 インクカートリッジ収納装置
40 保護キャップ手段
41 本体部
41a 天板部
41d 前板部
41f 凹部
42 支持杆
43 誘い込み漏斗部
44 弾性キャップ
45 半環状溝
46 嵌合孔
47a,47b ガイド突起
48 規制板としてのフイン
49a,49b 位置決め突起
60 インクカートリッジ
62 接続体
63 インク導入口
69 ガイドリブ
74 収納ケース本体
76 扉体
77 引出し部材
89 扉本体
97 係止部

Claims (7)

  1. 記録ヘッドに対する並列状の複数のインク導入口と、前記各インク導入口に対して接離可能なインクカートリッジが挿抜可能なカートリッジ収納部と、前記カートリッジ収納部を挟んで前記各インク導入口と対峙した開口部を開閉可能とする扉体とを備えた収納ケース本体内に対して挿抜可能で、且つ前記全てのインク導入口を塞ぐための保護キャップ手段が備えられた保護装置において、
    前記各扉体の内面のうち回動支点に近い部位には、挿入するときの前記インクカートリッジの一側面を案内し、引き出すときの前記インクカートリッジの一側面の係止片に係合して引き出し移動を助勢するための引出部材を備える一方、
    前記保護キャップ手段における本体部には、前記扉体と対向するガイド突起を備え、該ガイド突起は前記扉体の閉止方向への回動時に前記引出部材により、挿入方向に案内されるように構成されていることを特徴とするインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  2. 前記ガイド突起は、前記インク導入口の並列方向に適宜隔てて複数設けられて、ガイド突起の幅方向の寸法を互いに異なるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  3. 前記収納ケース本体内に収納された前記保護キャップ手段は、前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記ガイド突起が閉止された前記扉体に押圧された状態で姿勢保持されることを特徴とする請求項1または2に記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  4. 前記ガイド突起には、前記扉体の内面に形成されている係止部に位置決めされる位置決め突起がさらに突設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  5. 前記保護キャップ手段は、本体部と、その本体部から前記複数のインク導入口に向かって突出形成された前記インク導入口の数に対応する数の支持杆と、該各支持杆の先端部に形成された誘い込み漏斗部と、該各誘い込み漏斗部の内径側に設けられて、前記各インク導入口に密着し得る弾性キャップとを備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  6. 前記保護キャップ手段を正規の姿勢以外の不正規の姿勢で前記収納ケース本体内に挿入するとき、前記弾性キャップが前記インク導入口に適合しないように規制する規制板を、前記本体部に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
  7. 前記インク導入口は前記収納ケース本体内の前記カートリッジ収納部に向かって突出する筒状に形成され、
    前記インク導入口より外周には、保護リブが突出形成され、
    前記弾性キャップが前記インク導入口に密接し、且つ前記本体部が閉止された前記扉体に押圧された状態で前記保護キャップ手段が姿勢保持されるとき、前記誘い込み漏斗部と前記保護リブとの間に適宜の隙間を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のインクカートリッジの収納装置に対する保護装置。
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