JP4579496B2 - 水溶性アゾール化合物の改良された方法 - Google Patents

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Description

本発明は重大な全身的真菌感染の治療に有用なある水溶性アゾール化合物の改良された製造方法に関する。特には、本発明は一般式:
Figure 0004579496
を有する水溶性のプロドラッグ、およびその医薬的に許容し得る塩の改良された製造方法に関する。Aが2級または3級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分であり、RおよびR1はそれぞれ独立に水素、または(C1−C6)アルキルである。
(背景技術)
トリアゾール抗真菌化合物は先行技術で周知である。公知のいくつかの種類の中で1つの特に強力な種類は3級ヒドロキシ基を含む。例えば米国特許第5648372号は(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ブタン−2−オールは抗真菌活性を有することを開示する。
Figure 0004579496
この種の化合物の有用性はそれらの低い水溶性により限定される。例えば、pH6.8での上記トリアゾール化合物の水中の溶解度は0.0006mg/mLである。これが適当な非経口の投与形の開発を大いに妨げる。
この問題に接近する1つの方法が欧州特許出願829478に開示され、アゾール抗真菌剤の水溶性は分子のアゾール部分に結合したアミノ酸をつけることにより増加する。
Figure 0004579496
或いは、WO97/28169は、リン酸塩部分を抗真菌化合物の3級ヒドロキシ部分に直接結合できること。例えば、式
Figure 0004579496
を有する化合物を開示する。
米国特許第5707977号およびWO95/19983号は一般式
Figure 0004579496
(式中、XはOP(O)(OH)2または容易に加水分解可能なエステルOC(O)RNR12である)
を有する水溶性プロドラッグを開示する。
WO95/17407号は一般式
Figure 0004579496
(式中、XはP(O)(OH)2、C(O)−(CHR1n−OP(O)(OH)2,またはC(O)−(CHR1)n−(OCHR1CHR1mOR2である)
の水溶性アゾールプロドラッグを開示する。
WO96/38443は一般式
Figure 0004579496
の水溶性アゾールプロドラッグを開示する。
米国特許第5883097号はグリシンエステル等の水溶性アミノ酸アゾールプロドラッグを開示する。
Figure 0004579496
ヒドロキシ含有薬剤にホスホノオキシメチル部分を導入することはヒドロキシ含有薬剤の水溶性プロドラッグを製造する方法として開示されている。
欧州特許出願604910は一般式
Figure 0004579496
(式中、R1’,R2”,R3’,R6’,またはR7’の少なくとも1つはOCH2OP(O)(OH)2である)
のホスホノオキシメチルタキサン誘導体を開示する。
欧州特許出願639577は、式T−[OCH2(OCH2mP(O)(OH)2]n(式中、TはC13炭素原子に置換3−アミノ−2−ヒドロキシプロパノイルオキシ基を有するタキサン部分であり;nは1,2,または3であり、mは0または1−6の整数である)のホスホノオキシメチルタキサン誘導体および医薬的に許容し得るその塩をを開示する。
WO99/388873はジアリール1,3,4−オキサジアゾロンカリウムチャンネルオープナーのO−ホスホノオキシメチルエーテルプロドラッグを開示する。
Golik, j. et al, Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters, 1996, 6:1837-1842は
Figure 0004579496
等のパクリタキセルの新規な水溶性プロドラッグを開示する。
我々の同僚のYasutugu Ueda, John D. Matiskella, Jerzy Golik, およびThomas W. Hudymaにより2000年1月20日に出願された継続中の米国仮特許出願第60/177169(その開示の全体は本明細書の一部を構成する)には、下に示す一般式を有する水溶性プロドラッグのシリーズおよび医薬的に許容し得るその塩が記載されている。
Figure 0004579496
式中、Aは2級または3級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分であり、RおよびR1はそれぞれ独立に水素または(C1−C6)アルキルである。
一般式Iの化合物は次の反応スキームにより上の出願で製造されている。
Figure 0004579496
この方法で、Aは3級または2級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分を表わし、Prはt−ブチル、ベンジルまたはアリル等の従来のヒドロキシ保護基を表わし、RおよびR1は各独立に水素または(C1−C6)アルキルを表わす。好ましい態様ではRおよびR1は両方とも水素である。
問題の抗真菌化合物、II、は、水素化ナトリウム等の適当な塩基の存在下に塩化物中間体IIIによるO−アルキル化によりリン酸エステル中間体IVに変換する。エステル中間体IVを従来の脱保護に付して、ヒドロキシ保護基Prを除去し、生成物Iを得る。所望により生成物Iは所望の医薬的に許容し得る塩に変換してもよい。
本発明は、O−アルキル化工程を実質的に増加した収率で行うことにより上の工程を大いに改良する。
(発明の開示)
本発明は上の一般式Iの水溶性抗真菌プロドラッグを製造する改良された方法である。
Figure 0004579496
特に、本発明は式
Figure 0004579496
(式中、Aは3級または2級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分であり、RおよびR1はそれぞれ独立に水素または(C1−C6)アルキルである。)
の水溶性プロドラッグまたは医薬的に許容し得るその塩の製造方法に関し、その方法は、
(a)式A−OH(式中、Aは2級または3級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分である)の化合物を、式
Figure 0004579496
(式中、RおよびR1は上に定義した通りであり、Prはヒドロキシ保護基である)
の化合物と、ヨウ素イオン源と共に不活性有機溶媒中で、塩基の存在下に約25℃〜50℃の温度で反応させ、式
Figure 0004579496
(式中、Pr,A,R、R1は上に定義した通りである)
の中間体を得、そして
(b)従来の手段により中間体IVから保護基Prを除去して、式
Figure 0004579496
の化合物を得、望ましいなら従来の手段により医薬的に許容し得るその塩に変換することを含む。
一般式Iの化合物は、インビボに投与された場合プロドラッグとして作用する。即ちそれらはアルカリホスファターゼの存在下で生物学的に活性な親アゾールに変換される。
(発明を実施するための最良の形態)
本明細書で用いる「(C1−C6)アルキル」という用語は,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等の1−6炭素原子を有する直鎖または分枝の飽和脂肪族基を言う。
本明細書で用いる「医薬的に許容し得る塩」という用語は、アンモニウム、金属塩のような対イオンを有するリン酸塩、アミノ酸との塩、アミンとの塩、およびピペリジンまたはモルホリン等の他の塩基との塩を含むことを意図する。用語「医薬的に許容し得る塩」にはモノおよびビス塩を包含することを意図する。具体的な態様は、アンモニウム,ナトリウム,カルシウム、マグネシウム、セシウム、リチウム,カリウム、バリウム、亜鉛、アルミニウム、リシン、アルギニン、ヒスチジン、メチルアミン、エチルアミン、t−ブチルアミン、シクロヘキシルアミン、N−メチルグルカミン、エチレンジアミン、グリシン、ベンザテン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ピペリジンおよびモルホリンを含む。もっとも好ましい態様は、(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1、2、4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジハイドロジェンホスホノオキシ)メトキシ]ブタンt−ブチル塩およびリシン塩が、それらが良好な溶解性と安定性を有する高純度の単一多形相の結晶性固体として得ることができるので特に好ましい。
式Iの化合物は溶媒和し、または溶媒和しない。好ましい溶媒和は水和である。
本発明により製造される最も好ましい化合物は(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1、2、4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジハイドロジェンホスホノオキシ)メトキシ]ブタンまたは医薬的に許容し得るその塩である。このプロドラッグは、親の化合物にくらべてずっと改良された溶解度(>10mg/ml(pH7)、5−6mg/ml(pH4.3)を示し、非経口および経口投与に用いることができる。この化合物は溶液中でも安定であり、結晶型で単離でき、インビボで容易に親の薬剤に変換できる。
2000年1月20日に出願された米国特許出願第60/177169号において、式Iの化合物は次の反応スキームにより製造される。この方法において、Aは3級または2級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分を表わし、Prはt−ブチル、ベンジルまたはアリル等の従来のヒドロキシ保護基を表わし、RおよびR1は各独立に水素または(C1−C6)アルキルを表わす。好ましい態様ではRおよびR1は両方とも水素である。
Figure 0004579496
その方法をさらに詳しく述べるために、問題の抗真菌親化合物、II、は、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムt−ブトキサイド、カリウムt−ブトキサイド、ビス(トリメチルシリル)アミドナトリウム、ビス(トリメチルシリル)アミドカリウム、または水素化ナトリウムとビス(トリメチルシリル)アミドナトリウム等の組み合わせ等の適当な塩基の存在下クロライド中間体IIIによるO−アルキル化により、ホスフェート中間体IVに変換する。この反応工程はテトラヒドロフラン、メチル−テトラヒドロフラン、メチルt−ブチルエーテル、ジエチルエーテル、ジメチルアセトアミド等の非活性有機溶媒中で約0℃〜約50℃、より好ましくは約20度〜約40℃、もっとも好ましくは約40℃の温度で行い得る。最も好ましい塩基は水素化ナトリウムであり、最も好ましい溶媒はテトラヒドロフランである。最も好ましいRおよびR1基は水素である。
エステル中間体IVを次に従来の脱保護工程に付して、ヒドロキシ保護基Prを除く。そのような工程に用いる試薬は使用する個々のヒドロキシ保護基によるであろうが、当業者に周知である。最も好ましいヒドロキシ保護基はt−ブチル基であり、適当な不活性有機溶媒中でトリフルオロ酢酸、塩酸、またはギ酸を用いて除去できる。不活性有機溶媒は例えば、メチレンクロライド、ジクロロエタン、メチルベンゼンまたはトリフルオロメチルベンゼンであり得る。ジt−ブチルエステルを用いる好ましい脱保護工程の場合には、メチレンクロライド中のトリフルオロ酢酸で、約0〜約40℃の温度で、最も好ましくは約0〜5℃で脱保護工程を行うことが好ましい。
次に最終生成物Iを回収し、逆相C−18カラムクロマトグラフィーまたは溶媒抽出等の従来の方法により回収し、精製しうる。
最終生成物Iは勿論、従来の方法により上述したように望ましい医薬的に許容し得る塩に変換してもよい。
精製した試薬IIIの使用は上の反応においてかなり低収率の中間体IV(約10−35%収率)を与え、低い全体の生成物を生ずることが本発明により後に発見された。しかしがら、アイオダイドイオンの源を上記反応のO−アルキル化工程に添加した場合、中間体IVの収率は予期しないことに約90%まで増加し、従って最終生成物Iの収率を顕著に増加させる。ヨウ素イオンの添加は式
Figure 0004579496
の対応するアイオダイド中間体III’のその場での形成をもたらし、この試薬の使用はホスフェート中間体IVの収率の大きい増加をもたらすと信じられる。しかしがら、上の反応の最初の工程において中間体IIIのかわりに、あらかじめ形成した中間体III’を直接もちいる試みは、クロライド中間体IIIと比べてヨウ素試薬III’の安定性が非常に低いため成功しなかった。成功的なべつの方法はNaH(これはヨウ素に対して還元剤としても作用しうる)等の塩基の存在下にクロライド中間体IIIとともにO−アルキル化工程でヨウ素を用いることを含む。ヨウ素はアイオダイドイオンに還元され、それは次にクロライド中間体IIIをその場でアイオダイド中間体に変換し、その方法のこの工程を促進する。以下の実施例は元素ヨウ素を用いるO−アルキル化工程を示し、それはこの反応を行って中間体IVを得る好ましい方法である。
アイオダイドイオンの源の添加によるその場でのアイオダイド試薬を形成することにより、または強い塩基の存在下にヨウ素および試薬IIIの反応により、ホスフェートエステルIVの非常に増加した収率は最終生成物Iを非常に増加した収率を可能にする。
アイオダイドイオンの源は好ましくは好ましくは沃化ナトリウムであるが、沃化リチウム、沃化セシウム、沃化カドミウム、沃化コバルト、沃化銅、沃化ルビジウム、沃化バリウム、沃化亜鉛および沃化カルシウムも含む。アイオダイド塩の約2−3等量を式IIの親化合物(A−OH)の等量あたり通常用いる。
元素ヨウ素をカップリング工程で用いる場合,約0.1−1.0等量のヨウ素、好ましくは0.5等量を親化合物A−OHの等量あたり用いる。
ヨウ素またはアイオダイドイオンを用いる場合に用いる塩基および溶媒は試薬IIIを用いる場合上に記載したのと同じである。
上の反応に用いる置換基が、望ましくない副反応をもたらし得るアミノまたはカルボキシレート基等のある反応に敏感な基を含む場合、そのような基は当業者に知られた従来の保護基により保護しうることは理解されるであろう。適当な保護基およびその除去方法は、例えばProtective Group in Organic Synthesis, Theodora W. Greene(John Wiley & Sons,1991)に説明されている。そのような”保護された”中間体および最終生成物は本開示および請求の範囲内に含まれる。
式Iの範囲内のある生成物が置換基を有し、光学異性体の形成をもたらしうることはよく理解されるであろう。本発明はその範囲内にすべてのそのような光学異性体そしてまたそれらのエピマー混合物、即ちR−またはS−またはラセミ形を含むことを意図する。
本発明の医薬的に活性な化合物は、活性なトリアゾール成分の他に医薬的に許容し得る担体、アジュバンド、または希釈剤を含む医薬組成物として単独でまたは製剤化して用い得る。その化合物はさまざまな手段、例えば経口的に、局所的に,または非経口的に(静脈内または筋肉内注射)により投与しうる。医薬組成物はカプセル、錠剤、粉末等の固体形、溶液、懸濁液、乳濁液等の液体形でありうる。注射のための組成物はアンプル中の単位用量形又はマルチ用量容器中で製造し得、懸濁化剤、安定化剤、および分散化剤等の添加物を含み得る。組成物はレディツユース(ready-to-use)形、または運搬時に滅菌水等の適当なビークルにより再構築される粉末形であり得る。
或いは、本発明の化合物は座剤、またはペッサリー形で投与してもよく、或いはローション、溶液、クリームの形で局所的に適用してもよい。更に、必要な安定化剤および/または保存剤とともに白蝋、または柔らかい白色パラフィンベースよりなる軟膏に導入してもよい(10%までの濃度で)。
本発明の化合物は、特に哺乳動物、もっとも特にヒトを含む動物中で薬理学的活性を有するので有用である。特に、本発明の化合物は、Candida, Trichophyton, Microsporum またはEpidemophyton種によりおこされるものを含む 局部的な真菌感染の治療に有用である。更に、それらはCandida albicansにより起される粘膜感染の治療にも有用である。それらはまた、例えば、Candida albicans, Cryptococcus neoformans, Aspergillus flavus, Aspergillus fumigatus, coccidiodes, Paracoccidiodes, Histoplasma, またはBlastomycesの種により起される全身的真菌感染の治療にも用いることができる。
従って本発明の他の態様によれば、真菌感染を治療する方法が提供され、その方法は、治療的に有効量の化合物を宿主に、特に哺乳動物宿主に、最も特にヒト患者に投与することを含む。医薬としての本発明の化合物の使用および真菌感染を治療のための薬剤の製造における本発明の化合物の使用も提供される。
投与すべき用量は、使用する化合物、製剤化される組成物、投与経路、宿主の性質、条件および治療する位置および器官に大いに依存する。好ましい用量および経路の選択は医師または獣医師の判断に委ねられる。一般に化合物は非経口的にまたは経口的に哺乳動物宿主に約5mg/日〜約1.0g/日の量で投与される。これらの用量は平均的なケースの例であり、より高いまたはより低い用量が正当な個々の場合がある。そのような用量は本発明の範囲である。更に、本発明の化合物の投与は単一のまたは分割された用量で行い得る。
本発明の方法により製造された化合物の抗真菌活性のインビトロ評価は、最小阻害濃度(MIC)を測定することにより行われ得る。MICは、試験微生物の成長を阻害する試験改良の濃度である。実施において特定の濃度で試験化合物を導入した一連の寒天プレートに真菌を接種し、37℃で48時間インキュベートする。そのプレートを真菌増殖の有り、または無しについて調べ、関連する濃度を記録する。その試験に用いることができる微生物には、Candida albicans, Aspergillius fumigatus, Trichophyton spp., Microsporum spp., Epidermophyton Floccosum, Coccidioides ommitis, およびTorulopsos galbrataを含む。プロドラッグとして、本発明のいくつかの化合物はインビトロ試験で活性でないかもしれないことを認識すべきである。
本発明の方法により製造された化合物の抗真菌活性のインビボ評価は真菌(例えばCandida albicans)の株を接種したマウスに腹膜内または静脈内注射または経口投与による一連の用量レベルで行うことができる。活性は、未処理群のマウスの死後、異なった用量レベルで処置したマウス群の生存率を比較することによって決定する。試験化合物が感染の致死効果に対して50%の保護を与える用量レベルを記録する
本発明により製造した化合物は親のトリアゾール抗真菌化合物の溶解度を実質的に増加させ、ヒト肝臓S9実験で示されるように、生活性な親化合物を放出する(即ち、プロドラッグとして機能する)。
本発明の方法において好ましい式Iの化合物は、RおよびR1が水素であるものである。
本発明のある態様において、式I中の基Aは3級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分である。好ましい態様では、Aは、
Figure 0004579496
(式中、R3は1以上の(好ましくは1−3)のハロゲン原子により置換されたフェニルを表わし;
4はHまたはCH3を表わし;
5は水素であるか、R4と一緒になって=CH2を表わし;
6は,5または6員の窒素を含む環であって、該環はハロゲン、=O,CN,(C64)−OCH2CF2CF2およびCH=CH=(C64)−CH2CF2CHF2よりなる群から選択される1以上の基で置換されたフェニル、またはハロゲンおよびメチルピラゾリルよりなる群から選択される1以上の基で置換されたフェニルよりなる群から選択される1以上の基で場合により置換されてもよい)
6が表わす窒素を含有するヘテロ環は、トリアゾリル、ピリミジニル、およびチアゾリルを含む。
本明細書で用いる「ハロゲン」という用語は、クロロ、ブロモ、フルオロおよびヨードを含み、好ましくはクロロ、フルオロであり、最も好ましくはフルオロである。
Aの具体的な例は、限定されるものではないが、以下のものを含む。
Figure 0004579496
Figure 0004579496
3級アルコールを含む構造に対する本発明の適用に加えて、本発明は2級アルコールを含む抗真菌剤に対して適用できることも理解すべきである。2級アルコール基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分のいくつかの例は、限定されるものではないが、以下のものを含む
Figure 0004579496
Figure 0004579496
次の実施例は本発明を説明するが限定することを意図するものではない。実施例中で用いる略号は当業者に周知の慣用的な略号である。用いる略号のいくいつかは次のようである。
h=時間
rt=室温
mmol=ミリモル
g=グラム
THF=テトラヒドロフラン
mL=ミリリッター
L=リッター
Et2O=ジエチルエーテル
EtoAc=酢酸エチル
TFA=トリフルオロ酢酸
CH2Cl2=ジクロロメタン
CH3CN=アセトニトリル
次の実施例において、すべての温度は摂氏度で示す。融点は電熱装置で測定し、補正しなかった。プロトン核磁気共鳴(1H NMR)スペクトルはBruker−500,BrukerAM−300またはVarian Gemini 300スペクトロメーターで記録した。特に示さない限り、全てのスペクトルはCDCl3またはD2O中で測定した。ケミカルシフトはテトラメチルシラン(TMS)または対照溶媒ピークに比較してδ単位(ppm)で報告し、プロトン間カップリング定数はHertz(Hz)で報告した。スプリッティングパターンは次のように命名した。s、シングレット;d,ダブレット;t、トリプレット;q:カルテット;m,マルチプレット;br,ブロードピーク;dd、ダブレットのダブレッツ;dt、トリプレットのダブレット;appd、アパレントダブレット等。質量スペクトルはダイレクトケミカルイオン化(DCI,イソブテン)、ファーストアトムボンバ−ドメント’FAB),または電子イオンスプレー(ESI)を用いてKratos MS−50またはFinnegan4500装置をもちいて記録した。
分析的薄層クロマトグラフィー(TLC)は予めコートしたシリカゲルプレート(60F−254)で行い、UV光、ヨウ素蒸気、を用いて可視化し、および/またはメタノール性ホスホモリブデン酸と加熱することによって染色した。逆層クロマトグラフィーは大気圧より幾分上の圧力でC18シリカゲル(Waters Corporation PreparativeC18 125A)を用いてガラスカラムを用いておこなった。
(実施例)
実施例1
(USSN60/177,169の先行技術の方法を説明する)
(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジハイドロジェンホスホノオキシ)メトキシ]ブタン、ナトリウム塩
Figure 0004579496
(A)(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジ−t-ブチルホスホノオキシ)メトキシ]ブタン
Figure 0004579496
窒素雰囲気下にTHF(40ml)中の(2R,3R)−3−4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、II、(8.74g、20mol)の溶液に、室温で水素化ナトリウム(0.80g、油中60%、20mmol)を添加した。生じた混合物を室温で0.25時間攪拌し、次にジ-t−ブチルクロロメチルホスフェート、III(10.3g、40mmol)を添加した。反応混合物を50℃で16時間加熱した。反応混合物を次に室温まで冷却し、減圧下に濃縮した。残渣をEt2Oに溶解し、水およびブラインで洗浄した。有機層をMgSO4で乾燥し、減圧下に濃縮し、17.0gの粗製のサブタイトルした化合物IVをガムとして得た。この粗化合物の少量をC−18上で逆相クロマトグラフィーにより精製した。カラムを30%CH3CN/H2O、38%CH3CN/H2O、45%CH3CN/H2O、次に50%CH3CN/H2Oで溶出した。生成物を含む分画をCH3CNを除去するために減圧下に濃縮した。生成した水層を次にEt2Oで抽出した。そのEt2O層をブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下に濃縮し、精製したサブタイトル化合物IVを白色フォームとして得た。
Figure 0004579496
(B)(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジハイドロジェンホスホノオキシ)メトキシ]ブタン、ナトリウム塩
Figure 0004579496
粗製の(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジ−t-ブチルホスホノオキシ)メトキシ]ブタン、IV(17g)をCH2Cl2(100mL)に溶解した。この溶液に、TFA(50ml)を添加し、反応混合物を室温で0.25時間攪拌した。次に反応混合物を減圧下に濃縮した。残渣にH2O(200ml),Et2O(100ml)およびEtOAc(100ml)を添加した。水層のpHを固体Na2CO3の添加により7.6に調節し、次に有機および水層を分離した。水層を次に400gのC−18上で逆層クロマトグラフィーにかけ、H2O〜CH3CN/H2Oで溶出した。生成物を含む分画を減圧下に濃縮し、凍結乾燥し、1.5gのサブタイトル化合物Iを白色の無定形固体(1.5g、2工程で12%)を得た。
Figure 0004579496
231825511/Na2/3.5H2Oとしての元素分析計算値:C,42.21:H3.85:N10.70:Na,7.03.測定値:C42.32:H3.83:N10.60:Na,7.04.
ジ−t-ブチルクロロメチルホスフェート、III:
ジ−t-ブチルクロロメチルホスフェート、IIIは次の方法のいずれかにより製造しうる。
方法1
ジ−t−ブチルホスフェート(Zwierzak and Kluba, Tetrahedron, 1971, 27,3136の方法によりジ−t−ブチルホスファイトより得た)を50%アセトニトリル水溶液中の炭酸銀1等量と混合し、絶乾することにより製造したジ−t−ブチルホスフェート銀(6.34g、20mmol)をクロロヨードメタン(35g、200mmol)と共にベンゼン中に置き、室温で18時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣をシリカ上でクロマトグラフィーし、2:1ヘキサン−酢酸エチルで溶出した。適当な画分を絶乾し、サブタイトル化合物III(3.7g、71%収率)を得た。1NHR(CDCl3)δ5.63(d,2H,J=17)、1.51(s,18H);MS(MH+=259)
方法2
ジ−t−ブチルホスフェート(20g、94mmol、Zwierzak and Kluba, Tetrahedron, 1971, 27,3136の方法によりジ−t−ブチルホスファイトより得た)を、メタノール性テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(1M溶液47mL、47mmol)に溶解することによりテトラブチルアンモニウムジ−t−ブチルホスフェートを製造した。反応混合物は温度23℃およびpH4.33であった。反応混合物のpHをメタノール性テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(1M溶液48mL、48mmol)を2時間かけて添加することにより6.5−7.0に調節した。反応混合物を約26℃で0.5時間攪拌し、次に40℃以下のバス温度で減圧下に濃縮した。粗製の残渣を、トルエンを添加することにより(3x100mL)アゼオトロープし、次に混合物を減圧下に濃縮した。粗製の残渣を冷ヘキサン(0℃)中で1時間トリチュレートし、次に固体を濾過により集め、最少量のヘキサンで洗浄し、乾燥して、テトラブチルアンモニウムジ−t−ブチルホスフェートの最初のクロップを白色固体(24.0g)として得た。母液を減圧下に濃縮して、次に冷ヘキサン(20mL)中で1時間トリチュレートした。固体を濾過により集め、最少量の冷ヘキサンで洗浄し、乾燥して、テトラブチルアンモニウムジ−t−ブチルホスフェートの第2クロップを白色固体[(8.5g)、全体32.5g(77%)]を得た。ベンゼン(200mL)中のテトラブチルアンモニウムジ−t−ブチルホスフェート(218g、480mmol)を室温で1.5時間かけてクロロヨードメタン(800g、4535mmol)に滴加した。反応混合物を更に、1.5時間室温で攪拌し、次に減圧下に濃縮した。油性残渣をEt2Oに溶解し、沈殿していた白色固体を除去するためにろ過した。有機層を飽和NaHCO3およびH2O/ブライン(1/1)で洗浄した。次に有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮して赤褐色の油(320g)を得た。赤褐色の油をシリカゲル(800g)上でクロマトグラフィーにかけ、20%EtOAc/ヘキサンおよび次に30%EtOAc/ヘキサンで溶出した。生成物を含む画分を減圧下に濃縮し、金色の油を得た。油をCH2Cl2(30mL)で希釈し、減圧下に濃縮し、真空下に乾燥し、サブタイトルの化合物III(61.3g、49%収率)を得た。1HNMR(ベンゼン−d6)δ5.20(2H,d,j-15),1.22(18H,s)。
方法3
25℃のヨードクロロメタン(974g、402mL,5.53mol)をテトラブチルアンモニウムジ−t−ブチルホスフェート(250g、0.533mol)で処理した。そのホスフェートを10かけて滴加した。不均一な混合物は約15分間後にきれいなピンク色溶液になった。その混合物を3時間攪拌し、次にヨードクロロメタンを、<30℃のバス温度でロータリーエバポレーターにより除去した。残渣を1Lのt−ブチルメチルエーテルに溶解し、15分攪拌してテトラブチルアンモニウムアイオダイド副生物を沈殿させた。テトラブチルアンモニウムアイオダイドをガラス濾過器を通して真空濾過した。濾液は油までロータリーエバポレーターにより濃縮し、それは5:1のIIIおよび望ましくないダイマー不純物を含んでいた。
Figure 0004579496
を含んでいた。
その混合物ヲシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、油として約60%の収率で純粋な化合物として得た。
実施例2
(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジハイドロジェンホスホノオキシ)メトキシ]ブタン
Figure 0004579496
(A)機械的攪拌器、窒素入り口アダプター、ゴム隔壁を備えた圧力を等しくする添加ロートおよび温度プローブを備えた、オーブン乾燥した1L丸底フラスコに水素化ナトリウム(2.89g、0.069mol、60%)およびTHF(50mL)を入れた。この攪拌した懸濁液に30mLのTHF中の(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、II、(10g、0.023mol)を20分かけて室温で滴加した。45分間攪拌後、THF(30mL)中のヨウ素(2.99g、0.0115mol)溶液を10分かけて滴加後、ジt−ブチルクロロメチルホスフェートIII(13.29g、0.035mol、純度約68%)を15分かけて滴加した。反応混合物を約41℃で4時間攪拌し反応を完結させた。反応の完了はインプロセスHPLCにより判断した。反応混合物を氷冷水(100l)中に注いだ。水層を分離し、酢酸エチルで抽出し(3x50ml)、一緒にした有機抽出物を10%のチオ亜硫酸ナトリウム(50mL)、水(50ml)、ブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾液を減圧下に濃縮し、淡い黄色の油(22.8g、インプロセスHPLC:純度約97%)。その粗生成物は工程Bでそのまま用いた。
(B)マグネチックスターラー、冷却バス、pHプローブ、およびN2入口−出口を備えた丸底フラスコにCH2Cl2(23mL)中の工程Aの生成物(7.5g)を入れ、0℃に冷却した。この攪拌した溶液に、トリフルオロ酢酸(8.8mL)をゆっくり添加し、3時間攪拌して反応を完結させた。反応の完了はインプロセスHPLCにより判断した。反応混合物を冷2N NaOH溶液(64ml)中に注いだ。反応混合物を酢酸t−ブチルで抽出し(2x65mL)、すべての有機不純物を除いた。2ナトリウム塩として標記生成物を含む水層を活性炭素(10g)で処理し、セライト床で濾過した。透明な濾液を1NHClでpH2.5に酸性化した。遊離の酸、標記化合物を酢酸エチルで抽出した(2x50mL)。一緒にした有機層を水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下に濃縮し、3.39gの粗製の標記化合物を得た。
実施例3
(2R,3R)−3−4−[(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジハイドロジェンホスホノオキシ)メトキシ]ブタンのビスリジン塩
実施例2から得た上記化合物をメタノール(75mL)に溶解し、これにL−リジン(1.8g)を加え、60℃で4.5時間加熱した。熱い反応混合物をセライトの床を通して濾過した。濾液を約5mLまで濃縮し、エタノール(100mL)と混合し、65℃に加熱しビスリジン塩を結晶化させた。その塩をブッフナーロート上で集め、真空下に乾燥し、3.71gをオフホワイト結晶性固体として得た。
実施例4
(2R,3R)−3−[4−(4−シアノフェニル)チアゾール−2−イル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[(ジハイドロジェンホスホノオキシ)メトキシ]ブタンのt−ブチルアミン塩
実施例2からの化合物を50mLの酢酸エチルに溶解し、これにt−ブチルアミン(5.3mL)を窒素下に加えた。反応混合物を40℃で約1時間攪拌し、生成物を結晶化させた。ビスt−ブチル塩をブッフナーロート上で集め、真空下に乾燥し、2.21gの化合物をオフホワイト結晶性固体として得た。

Claims (6)


  1. Figure 0004579496
    (式中、
    Aは2級または3級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分であり、RおよびR1はそれぞれ独立に水素、または(C1−C6)アルキルである)
    の水溶性プロドラッグ,または医薬的に許容し得るその塩の製造方法であって、
    (a)式A−OH(式中、Aは2級または3級ヒドロキシ基を含むタイプのトリアゾール抗真菌化合物の非ヒドロキシ部分である)の化合物を、式
    Figure 0004579496
    (式中、RおよびR1は上に定義した通りであり、Prはヒドロキシ保護基である)の化合物と、アイオダイドイオンの源と共に、不活性有機溶媒中で、塩基の存在下に約25℃〜50℃の温度で反応させ、式
    Figure 0004579496
    (式中Pr,A,RおよびR1は上に定義したとおりである)
    の中間体を形成させ、そして
    (b)慣用の手段により中間体IVから保護基Prを除去して、式
    Figure 0004579496
    の化合物を製造し、そして
    所望により慣用の手段により医薬的に許容し得る塩に変換することを含む方法。
  2. 保護基Prがtert−ブチルである請求項1に記載の方法。
  3. 工程(a)に用いる溶媒がテトラヒドロフランである請求項1に記載の方法。
  4. アイオダイドイオンがI2および水素化ナトリウムの反応によりその場で製造される請求項1に記載の方法。
  5. 工程(a)に用いる塩基が水素化ナトリウムである請求項1に記載の方法。
  6. 出発物質A−OHが
    Figure 0004579496
    である請求項1に記載の方法。
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