JP4579271B2 - キャップ付印鑑 - Google Patents

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本発明は、携帯に便利なキャップ付印鑑に関し、印鑑キャップに印肉部が付いているにもかかわらず、使用時にのみ印面を印肉部に接触させることができて、印鑑本体の印面を長持ちさせることができ、さらに公的な文書などにも使用することができるキャップ付印鑑に関する。
キャップ付印鑑は、携帯に便利であっても、印肉入れを別に持ち運ぶ必要があるので煩わしい。印肉入れの付いた印鑑ケースは、嵩張って携帯に不向きである。一方、シャチハタ印などで知られる浸透印は、これらの問題を解決して便利だが、ゴム製のものが一般的で、常に同じ印影になる保証が無く、公的な文書で使用できないという問題がある。
ここで、キャップの内側底部に印鑑本体の印面の形状に合わせた印肉板を設け、上記問題を解決しようとしたキャップ内印肉入り印鑑が、下記特許文献1にて提案されている。
特開平7−223352号公報
しかし、特許文献1の提案に係るキャップ内印肉入り印鑑は、キャップを押して印鑑本体の印面に印肉板を接触させるため、持ち運びの際の衝撃などにより、常に印面に印肉板が付着する恐れがあり、そうすると付着した印肉により印面の劣化が進行しやすく、また印肉板も印鑑本体との接触による衝撃により傷みやすくなるので、長持ちするという印鑑の本来的な役割を果たすことができないという問題がある。
本発明は、上記実情から提案され、印鑑キャップに印肉部が付いているにもかかわらず、使用時にのみ印鑑本体の印面を印肉部に接触させることができて、印鑑本体の印面を長持ちさせることができ、さらに公的な文書などにも使用することができるキャップ付印鑑を提供することを目的とする。
本発明に係るキャップ付印鑑は、上記目的を達成するために、印鑑キャップと、この印鑑キャップの内側底部に設けた印肉部と、前記印鑑キャップの内周に設けた凸部と、前記印鑑キャップが印面を覆うように装着される印鑑本体と、この印鑑本体の外周に設けた、前記凸部を嵌合させて前記印鑑本体の印面を前記印肉部へ接触させるようにガイドする第一溝部、および、前記凸部を嵌合させて前記印鑑本体の印面を前記印肉部に非接触状態にガイドするとともに、前記印鑑キャップが前記印鑑本体から前記印鑑本体の軸方向へ外れるのを阻止する第二溝部と、で構成し、前記印鑑キャップの内周の凸部を点対称な二箇所に設け、これに対応させて前記第一溝部を前記印鑑本体の外周上に点対称に二箇所に設けるとともに、前記印鑑本体の外周上であって前記第一溝部とは異なる位置に、前記印鑑キャップの内周の凸部に対応するように前記第二溝部を点対称に二箇所に設け、前記第一溝部は、前記印鑑本体の外周を軸方向へ延びる直線状の溝とし、前記第二溝部は、前記印鑑本体の外周を軸方向へ延び、延びた先から円周方向へ曲がるL字状の溝とし、前記印鑑キャップの前記凸部に対応する外周の位置には、位置合わせ部を設け、前記印鑑本体を使用しないときは、前記印鑑キャップの位置合わせ部を、前記第二溝部を構成する縦溝に合わせ、前記印鑑本体の印面側を前記印鑑キャップ内へ差し込むことで、前記印鑑キャップの凸部を第二溝部に嵌合させるとともに、前記印鑑キャップを前記印鑑本体の円周方向に回転させて、前記凸部を前記第二溝部に固定して前記印面を前記印鑑キャップの印肉部に接触させることなく保持されるようにし、前記印鑑本体を使用するときは、前記印鑑キャップの位置合わせ部を、前記第一溝部に合わせ、前記印鑑本体の印面側を前記印鑑キャップ内へ差し込むことで、前記印鑑キャップの凸部を第一溝部に嵌合させるとともに、前記凸部を前記第一溝部の溝に沿ってガイドし、前記印面を前記印鑑キャップの印肉部に接触させ、印肉を付着させることを特徴とする。
そして、上記キャップ付印鑑は、第二溝部に第二ロック突条を設けると、さらに好ましい。
本発明に係るキャップ付印鑑は、印鑑キャップの内周に設けた凸部を嵌合させて、印鑑本体の印面を印鑑キャップの印肉部へ接触させるようにガイドする第一溝部、および、印鑑キャップの内周に設けた凸部を嵌合させて、印鑑本体の印面を印肉部に非接触状態にガイドするとともに、印鑑キャップが印鑑本体から印鑑本体の軸方向へ外れるのを阻止する第二溝部をそれぞれ設けたので、使用時には、印鑑キャップに設けた凸部を印鑑本体の第一溝部に嵌合させて差し込めば、印鑑本体の印面に印肉部を接触させることができる。また、持ち運びの際などの不使用時には、印鑑キャップに設けた凸部を印鑑本体の第二溝部に嵌合させて差し込めば、印鑑本体を印鑑キャップの印肉部に非接触状態にガイドするとともに、印鑑キャップが印鑑本体から外れるのを阻止することができる。これにより、使用時にのみ印鑑本体の印面に印肉部を接触させ、不使用時に印面に印肉が付着する恐れがなくなるので、印面の劣化が進行しにくく、印肉部を印鑑本体の衝撃により傷めることもなくなり、長持ちするという印鑑の本来的な役割を果たすことができる。また、印鑑キャップに印肉部が付いているので、印肉を別に持ち運ぶことを不要とする。さらに、印面にゴム製以外のものを採用した場合には、常に同じ印影になって、公的な文書にも使うことができる。
特に、上記キャップ付印鑑は、印鑑キャップの内周の凸部を点対称な二箇所に設け、これに対応させて第一溝部を印鑑本体の外周上に点対称に二箇所に設けるとともに、印鑑本体の外周上であって第一溝部とは異なる位置に、印鑑キャップの内周の凸部に対応するように第二溝部を点対称に二箇所に設け、第一溝部は、印鑑本体の外周を軸方向へ延びる直線状の溝とし、第二溝部は、印鑑本体の外周を軸方向へ延び、延びた先から円周方向へ曲がるL字状の溝とし、印鑑キャップの前記凸部に対応する外周の位置には、位置合わせ部を設けたものである。そして、印鑑本体を使用しないときは、印鑑キャップの位置合わせ部を、第二溝部を構成する縦溝に合わせ、印鑑本体の印面側を印鑑キャップ内へ差し込むことで、印鑑キャップの凸部を第二溝部に嵌合させるとともに、印鑑キャップを印鑑本体の円周方向に回転させて、凸部を第二溝部に固定して印面を印鑑キャップの印肉部に接触させることなく、保持されるようにし、印鑑本体を使用するときは、印鑑キャップの位置合わせ部を、第一溝部に合わせ、印鑑本体の印面側を印鑑キャップ内へ差し込むことで、印鑑キャップの凸部を第一溝部に嵌合させるとともに、凸部を第一溝部の溝に沿ってガイドし、印面を印鑑キャップの印肉部に接触させ、印肉を付着させるようにする。したがって、使用時に、印鑑キャップの内周面に設けた凸部を印鑑本体の第一溝部に嵌合させて差し込めば、印鑑本体の印面に印肉部を確実に接触させることができ、不使用時に、印鑑キャップの内周面に設けた凸部を印鑑本体の第二溝部に嵌合させて差し込めば、印鑑本体を印鑑キャップの印肉部に非接触状態にガイドするとともに、印鑑キャップが印鑑本体から外れるのを確実に阻止することができる。
また、上記キャップ付印鑑について、第二溝部に第二ロック突条を設けたので、不使用時に印鑑キャップの凸部が所定の位置に固定されることにより、印鑑本体が印鑑キャップか外れるのを確実に阻止することができる。
以下、一実施形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑に関し、不使用時の状態を示す斜視図である。図2(a)は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑キャップの斜視図であり、図2(b)は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑本体の斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における、不使用時に印鑑キャップを印鑑本体にロックする方法を示す説明図、図4は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における、使用時に印鑑キャップを装着して印鑑本体の印面に印肉部を接触させる方法を示す説明図である。
本発明に係るキャップ付印鑑1は、図1に示す通り、円筒形状で、印鑑キャップ2と、この印鑑キャップ2が一端面に設けた印面を覆うように装着される印鑑本体3とからなるものである。そして、印鑑キャップ2の外周21および印鑑本体3の外周31の中央部312には、印鑑キャップ2を印鑑本体3の適切な位置に装着するための位置合わせ部20、30がそれぞれ設けられ、また、印鑑本体3の外周31の下部には、使用時の印面の上下を示す目印となる平らな部分313が設けられている。
まず、図2(a)に示す、印鑑キャップ2について説明する。印鑑キャップ2の内側底部には、印鑑本体の印面に接触し、印肉を付けるための印肉部2aが設けられている。また、印鑑キャップ2の内周22には、外周21の位置合わせ部20に対応するように凸部23が設けられている。なお、凸部23は、後述する印鑑本体の第一溝部および第二溝部に嵌合するのに適した形状、大きさを有している。
続いて、図2(b)に示す、印鑑本体3について説明する。印鑑本体3は、外周31の上部311に、印鑑キャップの凸部を嵌合させるための第一溝部32および第二溝部33が設けられている。第一溝部32は印鑑本体3の軸方向へ伸びる直線状の溝で、印鑑キャップを装着した際、嵌合した印鑑キャップの凸部をガイドし、印鑑本体3の印面3aを印鑑キャップの印肉部に接触させる長さを有している。また、第二溝部33は印鑑本体3の軸方向へ伸びるL字状の溝で、印鑑キャップを装着した際、印鑑本体3の印面3aが印鑑キャップの印肉部に接触しないうちに、嵌合した印鑑キャップの凸部が当接するストッパ面331を有している。また、第二溝部33のL字状の溝を構成する横溝には、印鑑キャップがストッパ面331に沿って円周方向に回転することにより、ストッパ面331に当接した印鑑キャップの凸部が乗り越える第二ロック突条332が設けられている。
なお、印面3aは、常に同じ印影とするため、ゴム製以外のものが採用されている。
次に、本発明に係るキャップ付印鑑1に関し、使用方法および持ち運びの際を含めた不使用時のロック方法を説明する。まず、キャップ付印鑑1を使用しないときは、図3に示す通り、印鑑キャップ2の位置合わせ部20を、印鑑本体3の外周31の中央部312に設けられた位置合わせ部30、または、L字状の第二溝部33を構成する縦溝に合わせ、印鑑本体3の印面3a側を印鑑キャップ2内へ差し込む。そうすると、印鑑キャップ2の内周22に設けた凸部は、印鑑本体3の外周31の上部311に設けられた軸方向へ延びるL字状の第二溝部33に嵌合し、印鑑本体3の印面3aが印鑑キャップ2の内側底部に設けた印肉部に接触しないうちに、第二溝部33のストッパ面331に当接する。そして、このストッパ面331に沿って印鑑キャップ2を印鑑本体3の円周方向に回転させると、印鑑キャップ2の凸部が、第二溝部33に設けた第二ロック突条332を乗り越えて固定され、印鑑本体3の印面3aは印鑑キャップ2の印肉部に接触することなく、保持される。
また、キャップ付印鑑1を使用するときは、図4に示す通り、印鑑キャップ2の位置合わせ部20を、印鑑本体3の平らな部分313、または、第一溝部32に合わせ、印鑑本体3の印面3a側を印鑑キャップ2内へ差し込む。そうすると、印鑑キャップ2の凸部が、印鑑本体3の外周31の上部311に設けられた軸方向へ延びる直線状の第一溝部32に嵌合する。そして、印鑑キャップ2の凸部が第一溝部32の溝に沿ってガイドされると、印鑑本体3の印面3aは、印鑑キャップ2の印肉部2aに接触して印肉を付着させる。
つまり、本発明に係るキャップ付印鑑1は、図1〜図4に示したように、印鑑キャップ2の内周22に設けた凸部23が、印鑑本体3の外周31の上部311に設けた第一溝部32および第二溝部33にそれぞれ嵌合するので、印鑑キャップ2の凸部23が、直線状の第一溝部32に嵌合した場合には、印鑑本体3が印鑑キャップ2の凸部23を通じて印肉部2aへガイドされて接触し、印面3aに印肉を付着させる。また、印鑑キャップ2の凸部23が、L字状の第二溝部33に嵌合した場合には、印鑑キャップ2の凸部23が第二溝部33に設けた第二ロック突条332によって固定され、印鑑本体3の印面3aが印鑑キャップ2の印肉部2aに非接触状態にガイドされるととともに、キャップ付印鑑1が図1に示す状態のまま保持される。
したがって、本発明に係るキャップ付印鑑1は、使用時には、印鑑本体3の第一溝部32に印鑑キャップ2の凸部23を嵌合させ、印鑑キャップ2に印鑑本体3を差し込めば、印鑑本体3の印面3aに印鑑キャップ2の印肉部2aを接触させることができる。また、不使用時には、印鑑本体3の第二溝部33に印鑑キャップ2の凸部23を嵌合させ、印鑑キャップ2に印鑑本体3を差し込めば、印鑑キャップ2の凸部23が第二溝部33に設けた第二ロック突条332によって固定され、印鑑本体3の印面3aを印鑑キャップ2の印肉部2aに接触させることなく、保持することができる。これにより、使用時にのみ印鑑本体3の印面3aを印鑑キャップ2の印肉部2aに接触させることができ、不使用時に印面3aに印肉部2aの印肉が付着する恐れがなくなるので、印面3aの劣化が進行しにくく、印肉部2aを印鑑本体3の衝撃により傷めることもなくなって、長持ちするという印鑑の本来的な役割を果たすことができる。また、印鑑キャップ2の内側底部に印肉部2aを設けているので、印肉を別に持ち運ぶことを不要とする。さらに、印鑑本体3の印面3aが、ゴム製以外のものであるので、常に同じ印影になって、公的な文書にも使うことができる。
そして、本発明に係るキャップ付印鑑は、長持ちするので、例えば、小学校、中学校、高等学校の児童、生徒の卒業記念品に適している。
なお、印鑑キャップの内周面に設けた凸部を、点対称な二箇所に設けてもよく、これに対応して、印鑑本体の直線状の第一溝部およびL字状の第二溝部をそれぞれ点対称な二箇所に設けてもよい。そうすると、印鑑キャップと印鑑本体とを一体化させた際、印鑑キャップが印鑑本体に対してガタつくようなことがなくなるので、不使用時の非接触状態を確実なものとし、また使用時の印面への印肉の付着を確実なものとすることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、実用新案登録請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である
また、上記実施形態ではいずれも、第二溝部に第二ロック突条を設ける構成について説明したが、例えば、第二ロック突条を有さない構成であっても、持ち運びの際など不使用時に、印鑑キャップが印鑑本体から外れることがないという確実性が失われるのみであり、使用時にのみ印鑑本体の印面に印肉を接触させ、不使用時に印面に印肉が付着する恐れがなくなって、印面の劣化が進行しにくく、印肉部を印鑑本体の衝撃により傷めることもなくなり、長持ちするという印鑑の本来的な役割を果たすことが可能である。
なお、本発明に係るキャップ付印鑑は、通常、印面にゴム製以外のもの採用するが、常に同じ印影になることが必要ない場合には、もちろん、ゴム製のものも採用してもよい。
本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑に関し、不使用時の状態を示す斜視図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑キャップの斜視図である。(b)は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑本体の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における、不使用時に印鑑キャップを印鑑本体にロックする方法を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における、使用時に印鑑キャップを装着して印鑑本体の印面に印肉部を接触させる方法を示す説明図である
符号の説明
1 キャップ付印鑑
2 印鑑キャップ
20 印鑑キャップの位置合わせ部
21 印鑑キャップの外周
22 印鑑キャップの内周
23 凸部
2a 印肉部
3 印鑑本体
30 印鑑本体の位置合わせ部
31 印鑑本体の外周
311 外周の上部
312 外周の中央部
313 平らな部分
32 第一溝部
33 第二溝部
331 ストッパ面
332 第二ロック突条
3a 印面

Claims (2)

  1. 印鑑キャップと、
    この印鑑キャップの内側底部に設けた印肉部と、
    前記印鑑キャップの内周に設けた凸部と、
    前記印鑑キャップが印面を覆うように装着される印鑑本体と、
    この印鑑本体の外周に設けた、前記凸部を嵌合させて前記印鑑本体の印面を前記印肉部へ接触させるようにガイドする第一溝部、および、前記凸部を嵌合させて前記印鑑本体の印面を前記印肉部に非接触状態にガイドするとともに、前記印鑑キャップが前記印鑑本体から前記印鑑本体の軸方向へ外れるのを阻止する第二溝部と、
    で構成し、
    前記印鑑キャップの内周の凸部を点対称な二箇所に設け、これに対応させて前記第一溝部を前記印鑑本体の外周上に点対称に二箇所に設けるとともに、前記印鑑本体の外周上であって前記第一溝部とは異なる位置に、前記印鑑キャップの内周の凸部に対応するように前記第二溝部を点対称に二箇所に設け、
    前記第一溝部は、前記印鑑本体の外周を軸方向へ延びる直線状の溝とし、
    前記第二溝部は、前記印鑑本体の外周を軸方向へ延び、延びた先から円周方向へ曲がるL字状の溝とし、
    前記印鑑キャップの前記凸部に対応する外周の位置には、位置合わせ部を設け、
    前記印鑑本体を使用しないときは、前記印鑑キャップの位置合わせ部を、前記第二溝部を構成する縦溝に合わせ、前記印鑑本体の印面側を前記印鑑キャップ内へ差し込むことで、前記印鑑キャップの凸部を第二溝部に嵌合させるとともに、前記印鑑キャップを前記印鑑本体の円周方向に回転させて、前記凸部を前記第二溝部に固定して前記印面を前記印鑑キャップの印肉部に接触させることなく、保持されるようにし、
    前記印鑑本体を使用するときは、前記印鑑キャップの位置合わせ部を、前記第一溝部に合わせ、前記印鑑本体の印面側を前記印鑑キャップ内へ差し込むことで、前記印鑑キャップの凸部を第一溝部に嵌合させるとともに、前記凸部を前記第一溝部の溝に沿ってガイドし、前記印面を前記印鑑キャップの印肉部に接触させ、印肉を付着させる、
    ことを特徴とするキャップ付印鑑。
  2. 請求項1に記載のキャップ付印鑑において、
    前記第二溝部にロック突条を設けた、
    ことを特徴とするキャップ付印鑑。
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