JP3901564B2 - 複合式印鑑 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
印鑑の構造、特に文字、模様等の各種印影を組み合わせて押印できる複合式印鑑に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとしている課題】
姓名等の文字の周囲を取り囲んで、鳳凰、昇竜、瑞雲等の吉祥文様を刻した印鑑が、幸運、招福の願いや趣味の印鑑として市販され、使用されている。しかしこれら印鑑は1つの印材の印章面に前記姓名等の文字と前記吉祥文様とを一体として刻み込まれたものであって主に実印や銀行印等として用いられ、日常の用途、例えば書き留め郵便の受領書への押印などには別の姓名文字のみを刻印した印鑑を使用することが多い現状にある。
上記現状に鑑み、一つの印鑑で、前記姓名文字と前記吉祥文様のほか文字、模様、画像の1つ又は2種以上を組み合わせた印影と、前記姓名文字だけの印影と、前記吉祥文様のほか文字、模様、画像の1つ又は2種以上を組み合わせた印影とが、必要に応じて押印し分けられる印鑑を提供する。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、次に示す方法によって上記課題を解決した。
(1)柱状の主印鑑胴部の周囲に筒形状の従印鑑をスライド可能に周設してなる複合式印鑑であって、スライドして変わる主印鑑と従印鑑との相互位置関係によって、主印鑑の印影だけ、又は従印鑑の印影だけ、あるいは主印鑑の印影と従印鑑の印影とが同時に押印できるようにする主印鑑と従印鑑との所定位置固定機構、及び前記従印鑑が主印鑑胴部の周囲に回転するのを防止する機構を備えてなることを特徴とする複合式印鑑。
(2)従印鑑が主印鑑の胴部の周囲に回転するのを防止する機構が、主印鑑の胴部又は従印鑑の内壁面に軸方向に延びた突起でなるスライド用ガイドと、従印鑑の内壁面又は主印鑑の胴部の前記スライ用ドガイドに対応する位置に削設された軸方向に延びるガイド用レールとでなることを特徴とする前記(1)に記載の複合式印鑑。
(3)主印鑑と従印鑑との所定位置固定機構が、主印鑑の胴部周囲に弾性を持つ素材で作成された環状の突状部と、従印鑑の内周面に前記環状の突状部が嵌入される溝とからなり、又は主印鑑の胴部に穿設された窪みと、従印鑑の内周面に配設された前記窪みに嵌入する螺旋状バネで加圧されたボールベアリングとで構成されてなることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の複合式印鑑。
)前記主印鑑の印影と従印鑑の印影とが別異の印色で構成されるようにしたことを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の複合式印鑑。
)従印鑑が、複数個を多重環状に周設されてなることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の複合式印鑑。
)前記主印鑑が姓名文字よりなり、従印鑑が文字、模様、画像の1つ又は2種以上の組み合わせで構成するようにしたことを特徴とする前記(1)〜()のいずれか1項に記載の複合式印鑑。
)常用の印鑑を主印鑑として採用できるようにしたことを特徴とする前記(1)〜()項のいずれか1項に記載の複合式印鑑。
【0004】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、実施例の図により説明する。
図1は本発明の基本構造及び基本動作を示す斜視図、図2は(a)が本発明実施例の主印鑑と従印鑑の構造を示す斜視図、(b)が本発明実施例の主印鑑と従印鑑の構造を示す断面図、図3は図2に示す実施例の動作の説明図、図4は本発明の他の実施例の斜視図、図5は本発明のその他の実施例の印影及び主印鑑と従印鑑の断面図、図6は主印鑑が角柱形の場合の一実施例の斜視図、図7は、本発明のその他の実施例であり、(a)は主印鑑と従印鑑の構造を示す斜視図であり、(b)は従印鑑の断面斜視図である。図8は従印鑑の外周にさらにもう1つの従印鑑を周設した実施例の印影及び構造斜視図である。
【0005】
本発明における複合式印鑑は、図1に示すように、姓名文字を刻した柱状の主印鑑1と文字、模様、画像の1つ又は2種以上の組み合わせが刻まれた筒形状の従印鑑2とが、スライド可能に周設され、前記主印鑑1と前記従印鑑2との相互位置関係によって、主印鑑1の印影だけ、又は従印鑑2の印影だけ、あるいは主印鑑1の印影と従印鑑2の印影とが同時に押印できるよう構成されている。
また、本発明の複合式印鑑は、前記従印鑑2を前記主印鑑1の軸方向にスライドする際、従印鑑2が、主印鑑1胴部の周囲に回転するのを防止する機構、及び押印の際の加圧によって前記従印鑑2がスライドするのを抑止し、所定位置に固定される機構を備えて構成されている。前記、回転を防止する機構及び所定位置固定機構に関して、以下にいくつかの実施例で説明する。
【0006】
【実施例1】
図2に示すように、本発明の実施例では、円柱形の主印鑑1の胴部にスライド用ガイド3となる突起部2本が、前記主印鑑1の軸方向に延びるように設けられ、また、円筒形の従印鑑2の内周面の前記主印鑑1の胴部に設けられたスライド用ガイド3に対応する位置に、ガイドレール4となる2本の溝が前記従印鑑2の軸方向に延びるように設けられている。なお、前記スライド用ガイド3及びガイドレール4は、従印鑑2が主印鑑1の胴部周囲に回転するのを防止するために設けられており、実施例では、2本設けられているが、スライド用ガイド3及びガイドレール4は、1本あるいは2本以上の複数本とすることもできる。
なお、主印鑑1と従印鑑2の印影の位置関係を厳密に保持するためには、2本以上設けることが望ましい。
また、図2に示す実施例では、前記主印鑑1の胴部周囲に、弾性を持つ素材で作成された環状の突状部5が周設され、従印鑑2の内周面には前記突状部5が嵌入される溝6が形設されている。前記環状の突状部5が、前記溝6に嵌入されると、主印鑑1と従印鑑2の印章面が同一平面に揃う構成となっている。
【0007】
上記図2に示す本発明の実施例の操作方法を図3によって説明する。
図3(a)は、前記主印鑑1の環状突起部5が従印鑑2の溝6に嵌入された状態であり、前記主印鑑1と従印鑑2との相互位置が固定され、主印鑑1と従印鑑2の印章面が同一平面に揃っている状態となっている。前記、主印鑑1と従印鑑2の印象面が同一平面に揃った状態であれば、主印鑑1と従印鑑2とを同時に押印することができる。
図3(b)は、前述の図3(a)の状態から従印鑑2を後方にスライドさせ、前記主印鑑1と従印鑑2との相互位置を前記主印鑑1の環状突起部5と従印鑑2の内壁との間に作用する前記環状突起部5の弾性によって緩やかに固定させた状態であり、主印鑑1の印章面が従印鑑2の印章面より突出するので、主印鑑1を把持して印肉の付着や押印することができ、前記状態で捺印すると、主印鑑1のみの印影が得られる。
図3(c)は、前述の図3(a)の状態から従印鑑2を前方にスライドさせ、前記主印鑑1と従印鑑2との相互位置を前記主印鑑1の環状突起部5と従印鑑2の内壁との間に作用する前記環状突起部5の弾性によって緩やかに固定させた場合であり、従印鑑2の印章面が主印鑑1の印章面より突出するので、従印鑑2を把持して印肉の付着や押印することができる。前記状態で捺印すると、従印鑑2のみの印影が得られる。
【0008】
なお、図示していないが、前記主印鑑1の環状突状部5を平行に3箇所周設するか、あるいは、従印鑑2の溝6を平行に3箇所形設することも好ましい。環状突状部5あるいは溝6を複数箇所形設することにより、主印鑑1のみの押印時及び印肉を付着させる時、また、従印鑑2のみの押印時及び印肉を付着させる時の主印鑑1と従印鑑2の相互位置の固定を強固にして、複合印鑑の把持位置に関わりなく、主印鑑1のみ又は従印鑑2のみを押印及び印肉の付着をすることができる。
【0009】
【実施例2】
図4に示すように、本発明の他の実施例では、円柱形の主印鑑1の側面にスライド用ガイド3となる突起部2本が、前記主印鑑1の軸方向に延びるように設けられ、また、円筒形の従印鑑2の内周面の、前記主印鑑1に設けられたスライド用ガイドに対応する位置には、ガイドレール4となる2本の溝が前記従印鑑2の軸方向に延びるように設けられている。なお、前記スライド用ガイド3及びガイドレール4は、従印鑑2が主印鑑1の胴部周囲に回転するのを防止するために設けられており、実施例では、2本設けられているが、スライド用ガイド3及びガイドレール4は、1本あるいは2本以上の複数本とすることもできる。
なお、実施例1と同様に、主印鑑1と従印鑑2の印影の位置関係を厳密に保持するためには、2本以上設けることが望ましい。
また、図4に示す実施例では、前記主印鑑1の胴部に1個又は複数個の窪み7が穿設され、従印鑑2の内周面には前記主印鑑1の窪み7に嵌入することによって主印鑑1と従印鑑2の押印面を同一平面に揃えるためのボールベアリング8が、螺旋状バネ9によって加圧されて配設されている。
【0010】
上記実施例の構造の複合式印鑑では、図4(a)に示すように前記主印鑑1の胴部に設けられた窪み7に従印鑑2のボールベアリング8が嵌入したとき、主印鑑1と従印鑑2の印章面は同一平面に揃い、主印鑑1と従印鑑2とを同時に押印することができる。
また、図4(b)に示すように、従印鑑2を後方にスライドさせ、前記主印鑑1の胴部に前記従印鑑2のボールベアリング8を螺旋状バネ9によって圧接して緩やかに固定させると、主印鑑1の印章面が従印鑑2の印章面より突出するので、主印鑑1を把持して印肉の付着及び押印すれば主印鑑1の印影のみが得られ、図4(c)に示すように、従印鑑2を前方にスライドさせ、前記主印鑑1の胴部に従印鑑2のボールベアリング8を螺旋状バネ9によって圧接して緩やかに固定させると、従印鑑2の印章面が主印鑑1の印章面より突出するので、従印鑑2を把持して印肉の付着及び押印すれば従印鑑2の印影のみが得られる。
【0011】
なお、前記主印鑑1の窪み7を軸方向に3箇所穿設するか、又は従印鑑2のボールベアリング8を軸方向に3箇所配設すると、主印鑑1のみの印肉を付着させる時及び押印時、また、従印鑑2のみの印肉を付着させる時及び押印時の主印鑑1と従印鑑2の相互位置の固定を強固にして、複合印鑑の把持位置に関わりなく、主印鑑1のみ又は従印鑑2のみを押印又は印肉の付着をすることも可能である。
【0012】
【実施例3】
図5に示すように、本発明の複合式印鑑では、従印鑑2として角筒形状のものも使用できる。本実施例では図5(c)及び(b)の主印鑑1及び従印鑑2の断面図に見られるように、実施例1とは逆に角筒形状の従印鑑2の内側面にスライド用ガイド3となる突起部2本が前記従印鑑2の軸方向に延びるように設けられ、また、円柱形の主印鑑1の胴部に、前記従印鑑2の内側面に設けられたスライド用ガイド3に対応する位置に、ガイドレール4となる2本の溝が前記主印鑑1の軸方向に延びるように設けられている。なお、実施例1のように、スライド用ガイド3を主印鑑1の胴部に、ガイドレール4を従印鑑の内側面に配設することを妨げるものではない。
【0013】
前記スライド用ガイド3及びガイドレール4は、従印鑑2が主印鑑1の胴部周囲に回転するのを防止するために設けられており、その形状は図示したものに限定されず、従印鑑2が主印鑑1の胴部周囲に回転するのを防げる形状であればよく、そして、スライド用ガイド3及びガイドレール4は、主印鑑1又は従印鑑2のどちらに形成してもよい。また、実施例1及び実施例2と同様に、スライド用ガイド3及びガイドレール4は、1本あるいは2本以上の複数本とすることもでき、主印鑑1と従印鑑2の印影の位置関係を厳密に保持するためには、2本以上設けることが望ましい。
また、主印鑑1と従印鑑2との所定位置固定機構としては、前述の実施例1又は2に示した方法のいずれも使用できる。
【0014】
【実施例4】
図6に角柱形の主印鑑1と角筒形の従印鑑2とによる複合式印鑑の1実施例を示す。この場合前記各実施例に示した円柱形主印鑑1の場合に必要であったスライド用ガイド3及びスライドレール4は不要であり、主印鑑1と従印鑑2との相互位置の固定機構のみ構成されればよい。またこの固定機構には前記各実施例で示したすべての方法が利用できる。なお、従印鑑1は図示しないが、角筒形に限らず円筒形とすることもできる。
【0015】
【実施例5】
図7は、本発明のその他の実施例であり、(a)は主印鑑と従印鑑の構造を示す斜視図であり、(b)は従印鑑の断面斜視図である。図7に示す本発明の複合式印鑑の1実施例は、前述の実施例におけるスライド用ガイド3として、従印鑑2の内側面に突起部30を突設させた構成となっている。そして、主印鑑1には、前記突起部30がスライドできるようにスライドレール4が構成されている。
前記突起部30によるスライド用ガイドは、主印鑑1の胴部周囲に設け、従印鑑2にスライドレール4を設けることもできる。
また、図7には図示していないが、前記各実施例と同様に、主印鑑1と従印鑑2の相互位置の固定するための機構を形成することが望ましい。
【0016】
【実施例6】
また、常用の印鑑の胴部に前記各実施例のスライド機構及び従印鑑2との相互所定位置固定機構に合致した図示しない補助具を付着して従印鑑2に挿入すれば、常用の印鑑を主印鑑1として使用することが可能になる。
例えば、常用の印鑑の胴部に、スライド用ガイドとなる補助具を固着させ、また、相互所定位置を固定するための環状突起となるような弾性素材で形成されるリングを装着固着させることにより、常用の印鑑を主印鑑1として、本発明の複合式印鑑とすることができる。
【0017】
【実施例7】
前述の実施例は、すべて従印鑑2を1個とした例であるが、本発明の複合式印鑑は、従印鑑として、複数個の従印鑑を多重環状に周設することもできる。例えば、図8(b)に示すように、従印鑑2の外周にさらなる従印鑑2’を付加した複合式印鑑を作成することもできる。この場合従印鑑2と2’の間のスライド機構、及び固定機構は、前記各実施例に準じて構成すればよい。
【0018】
【実施例8】
また、図9に示すように、従印鑑2’の印章面の任意の場所に、任意の主印鑑1’を配置することができる。
この場合も、主印鑑1、1’及び従印鑑2、2’の間のスライド機構及び固定機構は、前記各実施例に準じて構成することができる。
【0019】
なお、本発明の複合式印鑑は、主印鑑1の印影と従印鑑2の印影とを別異の印色で構成することができる。
上記実施例のいずれにおいても同様であるが、まず図1(a)に示すように従印鑑2を後方にスライドさせて主印鑑1を突出させて主印鑑1の印章面に朱肉等印肉を付着させた後、図1(b)に示すように従印鑑2を前方にスライドさせて従印鑑2を突出させて従印鑑2の印章面に別異の印色の印肉を付着させて押印し、その位置を保持したまま主印鑑1を前方にスライドさせて押印する等すれば、主印鑑1の印影と従印鑑2の印影とが異なる色で押印することが可能になる。
もちろん、従印鑑2を後方にスライドさせて主印鑑1を突出させて主印鑑1の印章面に朱肉等印肉を付着させた後、従印鑑2を前方にスライドさせて従印鑑2を突出させて従印鑑2の印章面に別異の印色の印肉を付着させてから、主印鑑1と従印鑑2の印章面を同一平面にした後に、押印してもよい。
また、実施例6の複合式印鑑で主印鑑1と従印鑑2、及び従印鑑2’のそれぞれに異色の印肉を使用すれば、主印鑑1、従印鑑2,従印鑑2’の各印影色の異なる図7(a)に示すような合成印影が得られる。
【0020】
また、本発明の複合式印鑑における主印鑑1は、姓名文字で構成され、主印鑑1のみで認め印等に使用することができる構成となっているが、姓名文字以外の任意の文字、あるいは模様、画像等で構成することもできる。
そして、従印鑑2は、任意の文字、模様、画像等の1つ又は2種以上の組み合わせで構成することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明により次のような効果が期待できる。
(1)主印鑑と従印鑑との相互位置関係によって、主印鑑の印影だけ、又は従印鑑の印影だけ、あるいは主印鑑の印影と従印鑑の印影とが同時に押印できるので、一つの複合印鑑によって複数の異なる印影を押印することができる。
(2)主印鑑と従印鑑とで別異の印色の印影を押印できる。
(3)主印鑑の周囲が欠けるのを従印鑑によって防止することができる。
(4)補助具を用いることにより常用の印鑑を主印鑑として使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構造及び基本動作を示す斜視図。
【図2】 本発明実施例の主印鑑と従印鑑の構造を示す斜視図及び断面図。
【図3】 図2に示す実施例の動作の説明図。
【図4】 本発明の他の実施例の斜視図。
【図5】 本発明のその他の実施例の印影及び断面図。
【図6】 主印鑑が角柱形の場合の一実施例の斜視図。
【図7】 本発明の他の実施例の印影及び断面図。
【図8】 従印鑑の外周にさらにもう1つの従印鑑を周設した実施例の印影及び構造斜視図。
【図9】 本発明の他の実施例の印影及び構造断面図。
【符号の説明】
1、1’:主印鑑 2、2’:従印鑑
3:スライド用ガイド 4:ガイドレール
5:環状突起部 6:溝
7:窪み 8:ボールベアリング
9:螺旋状バネ 30:突起部

Claims (7)

  1. 柱状の主印鑑胴部の周囲に筒形状の従印鑑をスライド可能に周設してなる複合式印鑑であって、スライドして変わる主印鑑と従印鑑との相互位置関係によって、主印鑑の印影だけ、又は従印鑑の印影だけ、あるいは主印鑑の印影と従印鑑の印影を同時に押印できるようにする主印鑑と従印鑑との所定位置固定機構、及び前記従印鑑が主印鑑胴部の周囲に回転するのを防止する機構を備えてなることを特徴とする複合式印鑑。
  2. 従印鑑が主印鑑の胴部の周囲に回転するのを防止する機構が、主印鑑の胴部又は従印鑑の内壁面に軸方向に延びた突起でなるスライド用ガイドと、従印鑑の内壁面又は主印鑑の胴部の前記スライ用ドガイドに対応する位置に削設された軸方向に延びるガイド用レールとでなることを特徴とする請求項1に記載の複合式印鑑。
  3. 主印鑑と従印鑑との所定位置固定機構が、主印鑑の胴部周囲に弾性を持つ素材で作成された環状の突状部と、従印鑑の内周面に前記環状の突状部が嵌入される溝とからなり、又は主印鑑の胴部に穿設された窪みと、従印鑑の内周面に配設された前記窪みに嵌入する螺旋状バネで加圧されたボールベアリングとで構成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合式印鑑。
  4. 前記主印鑑の印影と従印鑑の印影とが別異の印色で構成されるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合式印鑑。
  5. 従印鑑が、複数個を多重環状に周設されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の複合式印鑑。
  6. 前記主印鑑が姓名文字よりなり、従印鑑が文字、模様、画像の1つ又は2種以上の組み合わせで構成するようにしたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の複合式印鑑。
  7. 常用の印鑑を主印鑑として採用できるようにしたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の複合式印鑑。
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