JP2008279747A - キャップ付印鑑 - Google Patents

キャップ付印鑑 Download PDF

Info

Publication number
JP2008279747A
JP2008279747A JP2007157328A JP2007157328A JP2008279747A JP 2008279747 A JP2008279747 A JP 2008279747A JP 2007157328 A JP2007157328 A JP 2007157328A JP 2007157328 A JP2007157328 A JP 2007157328A JP 2008279747 A JP2008279747 A JP 2008279747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
cap
groove
stamp
seal body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007157328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4579271B2 (ja
Inventor
Michio Hiuga
教夫 日向
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2007157328A priority Critical patent/JP4579271B2/ja
Publication of JP2008279747A publication Critical patent/JP2008279747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4579271B2 publication Critical patent/JP4579271B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】印鑑キャップに印肉部が付いているにもかかわらず、使用時にのみ印鑑本体の印面を印肉部に接触させることができて、印鑑本体の印面を長持ちさせることができ、さらに、公的な文書にも使うことができるキャップ付印鑑を提供する。
【解決手段】キャップ付印鑑1を、印鑑キャップ2と、この印鑑キャップ2の内側底板に設けた印肉部2aと、印鑑キャップ2の内周22に設けた凸部23と、印鑑キャップ2を装着する印鑑本体3と、この印鑑本体3の外周31にそれぞれ設けた、凸部23を嵌合させて、印鑑本体3の印面3aを印肉部2aへガイドする直線状の第一溝部32、および、印鑑本体3の印面3aを印肉部2aに非接触状態にガイドするL字状の第二溝部33と、で構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯に便利なキャップ付印鑑に関し、印鑑キャップに印肉部が付いているにもかかわらず、使用時にのみ印面を印肉部に接触させることができて、印鑑本体の印面を長持ちさせることができ、さらに公的な文書などにも使用することができるキャップ付印鑑に関する。
キャップ付印鑑は、携帯に便利であっても、印肉入れを別に持ち運ぶ必要があるので煩わしい。印肉入れの付いた印鑑ケースは、嵩張って携帯に不向きである。一方、シャチハタ印などで知られる浸透印は、これらの問題を解決して便利だが、ゴム製のものが一般的で、常に同じ印影になる保証が無く、公的な文書で使用できないという問題がある。
ここで、キャップの内側底部に印鑑本体の印面の形状に合わせた印肉板を設け、上記問題を解決しようとしたキャップ内印肉入り印鑑が、下記特許文献1にて提案されている。
特開平7−223352号公報
しかし、特許文献1の提案に係るキャップ内印肉入り印鑑は、キャップを押して印鑑本体の印面に印肉板を接触させるため、持ち運びの際の衝撃などにより、常に印面に印肉板が付着する恐れがあり、そうすると付着した印肉により印面の劣化が進行しやすく、また印肉板も印鑑本体との接触による衝撃により傷みやすくなるので、長持ちするという印鑑の本来的な役割を果たすことができないという問題がある。
本発明は、上記実情から提案され、印鑑キャップに印肉部が付いているにもかかわらず、使用時にのみ印鑑本体の印面を印肉部に接触させることができて、印鑑本体の印面を長持ちさせることができ、さらに公的な文書などにも使用することができるキャップ付印鑑を提供することを目的とする。
本発明に係るキャップ付印鑑は、上記目的を達成するために、印鑑キャップと、この印鑑キャップの内側底部に設けた印肉部と、前記印鑑キャップの内周に設けた凸部と、前記印鑑キャップが印面を覆うように装着される印鑑本体と、この印鑑本体の外周に設けた、前記凸部を嵌合させて前記印鑑本体の印面を前記印肉部へ接触させるようにガイドする第一溝部、および、前記凸部を嵌合させて前記印鑑本体の印面を前記印肉部に非接触状態にガイドするとともに、前記印鑑キャップが前記印鑑本体から前記印鑑本体の軸方向へ外れるのを阻止する第二溝部と、で構成したことを特徴とする。
そして、上記キャップ付印鑑は、第一溝部を印鑑本体の軸方向へ延びる直線状の溝とし、第二溝部を印鑑本体の軸方向へ延びるL字状の溝としてもよい。
また、上記キャップ付印鑑は、第一溝部を印鑑本体の軸方向へ延びるクランク溝とし、第二溝部をクランク溝の突き当たり面に連なり、印鑑本体の軸と交差する横溝としてもよい。
さらに、上記キャップ付印鑑は、第一溝部を印鑑本体の軸方向へ延びる縦溝とし、第二溝部を縦溝の途中から印鑑本体の軸と交差する方向の少なくとも一方へ延びる横溝としてもよく、特に、第一溝部としての縦溝と第二溝部としての横溝の延長部分とが交差する縦溝の領域の、印鑑本体の印面から遠い部分に、または、縦溝の領域の、印鑑本体の印面から遠い部分に接するように、横溝の方向へ延びる第一ロック突条を設けると、さらに好ましい。
そして、上記キャップ付印鑑は、第二溝部に第二ロック突条を設けると、さらに好ましい。
本発明に係るキャップ付印鑑は、印鑑キャップの内周に設けた凸部を嵌合させて、印鑑本体の印面を印鑑キャップの印肉部へ接触させるようにガイドする第一溝部、および、印鑑キャップの内周に設けた凸部を嵌合させて、印鑑本体の印面を印肉部に非接触状態にガイドするとともに、印鑑キャップが印鑑本体から印鑑本体の軸方向へ外れるのを阻止する第二溝部をそれぞれ設けたので、使用時には、印鑑キャップに設けた凸部を印鑑本体の第一溝部に嵌合させて差し込めば、印鑑本体の印面に印肉部を接触させることができる。また、持ち運びの際などの不使用時には、印鑑キャップに設けた凸部を印鑑本体の第二溝部に嵌合させて差し込めば、印鑑本体を印鑑キャップの印肉部に非接触状態にガイドするとともに、印鑑キャップが印鑑本体から外れるのを阻止することができる。これにより、使用時にのみ印鑑本体の印面に印肉部を接触させ、不使用時に印面に印肉が付着する恐れがなくなるので、印面の劣化が進行しにくく、印肉部を印鑑本体の衝撃により傷めることもなくなり、長持ちするという印鑑の本来的な役割を果たすことができる。また、印鑑キャップに印肉部が付いているので、印肉を別に持ち運ぶことを不要とする。さらに、印面にゴム製以外のものを採用した場合には、常に同じ印影になって、公的な文書にも使うことができる。
また、上記キャップ付印鑑について、第一溝部を印鑑本体の軸方向へ延びる直線状の溝とし、第二溝部を印鑑本体の軸方向へ延びるL字状の溝としたので、使用時に、印鑑キャップの内周面に設けた凸部を印鑑本体の第一溝部に嵌合させて差し込めば、印鑑本体の印面に印肉部を確実に接触させることができ、不使用時に、印鑑キャップの内周面に設けた凸部を印鑑本体の第二溝部に嵌合させて差し込めば、印鑑本体を印鑑キャップの印肉部に非接触状態にガイドするとともに、印鑑キャップが印鑑本体から外れるのを確実に阻止することができる。
さらに、上記キャップ付印鑑について、第一溝部を印鑑本体の軸方向へ延びるクランク溝とし、第二溝部をクランク溝の突き当たり面に連なり、印鑑本体の軸と交差する横溝としたので、印鑑本体の外周面の溝部が一箇所に集中し、使用時に、印鑑キャップを印鑑本体から外し、再び印鑑本体へ装着する手間を省くことができ、上記の効果に加え、さらなる利便性を提供することができる。
また、第一溝部を印鑑本体の軸方向へ延びる縦溝とし、第二溝部を縦溝の途中から印鑑本体の軸と交差する方向の少なくとも一方へ延びる横溝としても印鑑本体の外周面の溝部が一箇所に集中し、使用時に、印鑑キャップを印鑑本体から外し、再び印鑑本体へ装着するという手間を省くことができる。この場合、特に、第一溝部としての縦溝と第二溝部としての横溝の延長部分とが交差する縦溝の領域の、印鑑本体の印面から遠い部分に、または、縦溝の領域の、前記印鑑本体の印面から遠い部分に接するように、横溝の方向へ延びる第一ロック突条を設けたので、不使用時に、印鑑キャップの凸部を印鑑本体の縦溝に嵌合させて差し込んでから行う、印鑑キャップを円周方向に回転させるタイミングが分かるため、さらに好ましい利便性を提供することができる。
また、上記キャップ付印鑑について、第二溝部に第二ロック突条を設けたので、不使用時に印鑑キャップの凸部が所定の位置に固定されることにより、印鑑本体が印鑑キャップか外れるのを確実に阻止することができる。
以下、一実施形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑に関し、不使用時の状態を示す斜視図である。図2(a)は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑キャップの斜視図であり、図2(b)は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑本体の斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における、不使用時に印鑑キャップを印鑑本体にロックする方法を示す説明図、図4は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における、使用時に印鑑キャップを装着して印鑑本体の印面に印肉部を接触させる方法を示す説明図、図5は、本発明の他の実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑本体の各溝部の展開正面図、図6は、本発明のさらに他の実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑本体の各溝部の展開正面図である。
本発明に係るキャップ付印鑑1は、図1に示す通り、円筒形状で、印鑑キャップ2と、この印鑑キャップ2が一端面に設けた印面を覆うように装着される印鑑本体3とからなるものである。そして、印鑑キャップ2の外周21および印鑑本体3の外周31の中央部312には、印鑑キャップ2を印鑑本体3の適切な位置に装着するための位置合わせ部20、30がそれぞれ設けられ、また、印鑑本体3の外周31の下部には、使用時の印面の上下を示す目印となる平らな部分313が設けられている。
まず、図2(a)に示す、印鑑キャップ2について説明する。印鑑キャップ2の内側底部には、印鑑本体の印面に接触し、印肉を付けるための印肉部2aが設けられている。また、印鑑キャップ2の内周22には、外周21の位置合わせ部20に対応するように凸部23が設けられている。なお、凸部23は、後述する印鑑本体の第一溝部および第二溝部に嵌合するのに適した形状、大きさを有している。
続いて、図2(b)に示す、印鑑本体3について説明する。印鑑本体3は、外周31の上部311に、印鑑キャップの凸部を嵌合させるための第一溝部32および第二溝部33が設けられている。第一溝部32は印鑑本体3の軸方向へ伸びる直線状の溝で、印鑑キャップを装着した際、嵌合した印鑑キャップの凸部をガイドし、印鑑本体3の印面3aを印鑑キャップの印肉部に接触させる長さを有している。また、第二溝部33は印鑑本体3の軸方向へ伸びるL字状の溝で、印鑑キャップを装着した際、印鑑本体3の印面3aが印鑑キャップの印肉部に接触しないうちに、嵌合した印鑑キャップの凸部が当接するストッパ面331を有している。また、第二溝部33のL字状の溝を構成する横溝には、印鑑キャップがストッパ面331に沿って円周方向に回転することにより、ストッパ面331に当接した印鑑キャップの凸部が乗り越える第二ロック突条332が設けられている。
なお、印面3aは、常に同じ印影とするため、ゴム製以外のものが採用されている。
次に、本発明に係るキャップ付印鑑1に関し、使用方法および持ち運びの際を含めた不使用時のロック方法を説明する。まず、キャップ付印鑑1を使用しないときは、図3に示す通り、印鑑キャップ2の位置合わせ部20を、印鑑本体3の外周31の中央部312に設けられた位置合わせ部30、または、L字状の第二溝部33を構成する縦溝に合わせ、印鑑本体3の印面3a側を印鑑キャップ2内へ差し込む。そうすると、印鑑キャップ2の内周22に設けた凸部は、印鑑本体3の外周31の上部311に設けられた軸方向へ延びるL字状の第二溝部33に嵌合し、印鑑本体3の印面3aが印鑑キャップ2の内側底部に設けた印肉部に接触しないうちに、第二溝部33のストッパ面331に当接する。そして、このストッパ面331に沿って印鑑キャップ2を印鑑本体3の円周方向に回転させると、印鑑キャップ2の凸部が、第二溝部33に設けた第二ロック突条332を乗り越えて固定され、印鑑本体3の印面3aは印鑑キャップ2の印肉部に接触することなく、保持される。
また、キャップ付印鑑1を使用するときは、図4に示す通り、印鑑キャップ2の位置合わせ部20を、印鑑本体3の平らな部分313、または、第一溝部32に合わせ、印鑑本体3の印面3a側を印鑑キャップ2内へ差し込む。そうすると、印鑑キャップ2の凸部が、印鑑本体3の外周31の上部311に設けられた軸方向へ延びる直線状の第一溝部32に嵌合する。そして、印鑑キャップ2の凸部が第一溝部32の溝に沿ってガイドされると、印鑑本体3の印面3aは、印鑑キャップ2の印肉部2aに接触して印肉を付着させる。
つまり、本発明に係るキャップ付印鑑1は、図1〜図4に示したように、印鑑キャップ2の内周22に設けた凸部23が、印鑑本体3の外周31の上部311に設けた第一溝部32および第二溝部33にそれぞれ嵌合するので、印鑑キャップ2の凸部23が、直線状の第一溝部32に嵌合した場合には、印鑑本体3が印鑑キャップ2の凸部23を通じて印肉部2aへガイドされて接触し、印面3aに印肉を付着させる。また、印鑑キャップ2の凸部23が、L字状の第二溝部33に嵌合した場合には、印鑑キャップ2の凸部23が第二溝部33に設けた第二ロック突条332によって固定され、印鑑本体3の印面3aが印鑑キャップ2の印肉部2aに非接触状態にガイドされるととともに、キャップ付印鑑1が図1に示す状態のまま保持される。
したがって、本発明に係るキャップ付印鑑1は、使用時には、印鑑本体3の第一溝部32に印鑑キャップ2の凸部23を嵌合させ、印鑑キャップ2に印鑑本体3を差し込めば、印鑑本体3の印面3aに印鑑キャップ2の印肉部2aを接触させることができる。また、不使用時には、印鑑本体3の第二溝部33に印鑑キャップ2の凸部23を嵌合させ、印鑑キャップ2に印鑑本体3を差し込めば、印鑑キャップ2の凸部23が第二溝部33に設けた第二ロック突条332によって固定され、印鑑本体3の印面3aを印鑑キャップ2の印肉部2aに接触させることなく、保持することができる。これにより、使用時にのみ印鑑本体3の印面3aを印鑑キャップ2の印肉部2aに接触させることができ、不使用時に印面3aに印肉部2aの印肉が付着する恐れがなくなるので、印面3aの劣化が進行しにくく、印肉部2aを印鑑本体3の衝撃により傷めることもなくなって、長持ちするという印鑑の本来的な役割を果たすことができる。また、印鑑キャップ2の内側底部に印肉部2aを設けているので、印肉を別に持ち運ぶことを不要とする。さらに、印鑑本体3の印面3aが、ゴム製以外のものであるので、常に同じ印影になって、公的な文書にも使うことができる。
そして、本発明に係るキャップ付印鑑は、長持ちするので、例えば、小学校、中学校、高等学校の児童、生徒の卒業記念品に適している。
なお、印鑑キャップの内周面に設けた凸部を、点対称な二箇所に設けてもよく、これに対応して、印鑑本体の直線状の第一溝部およびL字状の第二溝部をそれぞれ点対称な二箇所に設けてもよい。そうすると、印鑑キャップと印鑑本体とを一体化させた際、印鑑キャップが印鑑本体に対してガタつくようなことがなくなるので、不使用時の非接触状態を確実なものとし、また使用時の印面への印肉の付着を確実なものとすることができる。
ここで、図5に示す通り、本発明に係るキャップ付印鑑に関し、印鑑本体3の外周31の上部311に設ける第一溝部をクランク溝34とし、第二溝部をクランク溝34の突き当たり面341に連なり、印鑑本体3の軸と直交する方向へ延びる横溝35としてもよい。そうすると、印鑑本体3の外周31に設けられる溝部が一箇所に集中するので、印鑑本体3の使用時に、印鑑キャップを印鑑本体3から外して、再び印鑑本体3へ装着する手間を省くことができ、使用者に、さらなる利便性を提供することができる。なお、クランク溝34の突き当たり面341に連なり、印鑑本体3の軸と直交する方向へ延びる横溝35には第二ロック突条351が設けられているので、印鑑キャップの凸部が第二ロック突条351を乗り越えることにより、印鑑キャップを外れないように固定することができる。
また、図6に示す通り、本発明に係るキャップ付印鑑に関し、印鑑本体3の外周31の上部311に設ける第一溝部を印鑑本体3の軸方向へ延びる縦溝36とし、第二溝部を縦溝36の途中から印鑑本体3の軸と直交する方向にそれぞれ延びる横溝37としつつ、この縦溝36と横溝37の延長部分とが交差する縦溝36の領域の、印鑑本体3の印面から遠い部分に接するように、横溝37の方向へ延びる第一ロック突条361を設けた構成としてもよい。この場合、印鑑本体3の外周31の溝部が一箇所に集中するので、印鑑本体3の使用時に、印鑑キャップを印鑑本体3から外して、再び印鑑本体3へ装着する手間を省くことができ、かつ、第一ロック突条361を設けているので、不使用時に印鑑キャップの凸部を印鑑本体3の軸方向へ延びる縦溝36に嵌合させて差し込んでから行う、印鑑キャップを円周方向に回転させるタイミングが分かる。そして、縦溝36の途中から印鑑本体3の軸と直交する方向にそれぞれ延びる横溝37にも第二ロック突条371が設けられているので、印鑑キャップの凸部が第二ロック突条371を乗り越えることにより、印鑑キャップを外れないように固定することができる。
なお、第一ロック突条を、第一溝部としての縦溝と第二溝部としての横溝の延長部分とが交差する縦溝の領域の、印鑑本体の印面から遠い部分に設けることによっても、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、実用新案登録請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。例えば、図6において、第二溝部を縦溝の途中から印鑑本体の軸と直交する方向にそれぞれ延びる横溝とした構成を説明したが、第二溝部を縦溝の途中から印鑑本体の軸と直交する方向のいずれか一方に延びる横溝としても、上記と同様の効果を得ることができる。また、図5および図6において、印鑑本体の軸と交差する第二溝部としての横溝を、印鑑本体の軸と直交させた例で説明したが、印鑑本体を印鑑キャップの印肉部に非接触状態にガイドするとともに、印鑑キャップが印鑑本体から外れるのを阻止することができる形態であれば、印鑑本体の軸と直交という形態に限定されず、様々な角度で交差させた横溝とすることができる。
また、上記実施形態ではいずれも、第二溝部に第二ロック突条を設ける構成について説明したが、例えば、第二ロック突条を有さない構成であっても、持ち運びの際など不使用時に、印鑑キャップが印鑑本体から外れることがないという確実性が失われるのみであり、使用時にのみ印鑑本体の印面に印肉を接触させ、不使用時に印面に印肉が付着する恐れがなくなって、印面の劣化が進行しにくく、印肉部を印鑑本体の衝撃により傷めることもなくなり、長持ちするという印鑑の本来的な役割を果たすことが可能である。
なお、本発明に係るキャップ付印鑑は、通常、印面にゴム製以外のもの採用するが、常に同じ印影になることが必要ない場合には、もちろん、ゴム製のものも採用してもよい。
本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑に関し、不使用時の状態を示す斜視図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑キャップの斜視図である。(b)は、本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑本体の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における、不使用時に印鑑キャップを印鑑本体にロックする方法を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るキャップ付印鑑における、使用時に印鑑キャップを装着して印鑑本体の印面に印肉部を接触させる方法を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑本体の各溝部の展開正面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るキャップ付印鑑における印鑑本体の各溝部の展開正面図である。
符号の説明
1 キャップ付印鑑
2 印鑑キャップ
20 印鑑キャップの位置合わせ部
21 印鑑キャップの外周
22 印鑑キャップの内周
23 凸部
2a 印肉部
3 印鑑本体
30 印鑑本体の位置合わせ部
31 印鑑本体の外周
311 外周の上部
312 外周の中央部
313 平らな部分
32 第一溝部
33 第二溝部
331 ストッパ面
332 第二ロック突条
34 クランク溝
341 突き当たり面
35 横溝
351 第二ロック突条
36 縦溝
361 第一ロック突条
37 横溝
371 第二ロック突条
3a 印面

Claims (6)

  1. 印鑑キャップと、
    この印鑑キャップの内側底部に設けた印肉部と、
    前記印鑑キャップの内周に設けた凸部と、
    前記印鑑キャップが印面を覆うように装着される印鑑本体と、
    この印鑑本体の外周に設けた、前記凸部を嵌合させて前記印鑑本体の印面を前記印肉部へ接触させるようにガイドする第一溝部、および、前記凸部を嵌合させて前記印鑑本体の印面を前記印肉部に非接触状態にガイドするとともに、前記印鑑キャップが前記印鑑本体から前記印鑑本体の軸方向へ外れるのを阻止する第二溝部と、
    で構成したことを特徴とするキャップ付印鑑。
  2. 請求項1に記載のキャップ付印鑑において、
    前記第一溝部を、前記印鑑本体の軸方向へ延びる直線状の溝とし、
    前記第二溝部を、前記印鑑本体の軸方向へ延びるL字状の溝とした、
    ことを特徴とするキャップ付印鑑。
  3. 請求項1に記載のキャップ付印鑑において、
    前記第一溝部を、前記印鑑本体の軸方向へ延びるクランク溝とし、
    前記第二溝部を、前記クランク溝の突き当たり面に連なり、前記印鑑本体の軸と交差する横溝とした、
    ことを特徴とするキャップ付印鑑。
  4. 請求項1に記載のキャップ付印鑑において、
    前記第一溝部を、前記印鑑本体の軸方向へ延びる縦溝とし、
    前記第二溝部を、前記縦溝の途中から前記印鑑本体の軸と交差する方向の少なくとも一方へ延びる横溝とした、
    ことを特徴とするキャップ付印鑑。
  5. 請求項4に記載のキャップ付印鑑において、
    前記縦溝と前記横溝の延長部分とが交差する前記縦溝の領域の、前記印鑑本体の印面から遠い部分に、または、前記縦溝の領域の、前記印鑑本体の印面から遠い部分に接するように、前記横溝の方向へ延びる第一ロック突条を設けた、
    ことを特徴とするキャップ付印鑑。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のキャップ付印鑑において、
    前記第二溝部に第二ロック突条を設けた、
    ことを特徴とするキャップ付印鑑。
JP2007157328A 2007-06-14 2007-06-14 キャップ付印鑑 Expired - Fee Related JP4579271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007157328A JP4579271B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 キャップ付印鑑

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007157328A JP4579271B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 キャップ付印鑑

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007003395 Continuation 2007-05-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008279747A true JP2008279747A (ja) 2008-11-20
JP4579271B2 JP4579271B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=40140966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007157328A Expired - Fee Related JP4579271B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 キャップ付印鑑

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4579271B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051106A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Shachihata Inc 印判本体へのキャップの取付構造
CN114368227A (zh) * 2021-12-09 2022-04-19 宁波大捷智能科技有限公司 一种双摄像头的智能印章的控制方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533617U (ja) * 1976-06-23 1978-01-13
JPS6440667U (ja) * 1987-09-04 1989-03-10
JPH03114770A (ja) * 1989-09-29 1991-05-15 Ankosu Kk 印鑑
JP2006027149A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Hisaaki Iwanuma 印鑑補助具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533617U (ja) * 1976-06-23 1978-01-13
JPS6440667U (ja) * 1987-09-04 1989-03-10
JPH03114770A (ja) * 1989-09-29 1991-05-15 Ankosu Kk 印鑑
JP2006027149A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Hisaaki Iwanuma 印鑑補助具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051106A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Shachihata Inc 印判本体へのキャップの取付構造
CN114368227A (zh) * 2021-12-09 2022-04-19 宁波大捷智能科技有限公司 一种双摄像头的智能印章的控制方法
CN114368227B (zh) * 2021-12-09 2023-09-19 广东合生信息科技有限公司 一种双摄像头的智能印章的控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4579271B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100411880C (zh) 上部冲击着墨的自着墨印章和用于此的墨垫盒
JP2008279747A (ja) キャップ付印鑑
JPH0357515Y2 (ja)
JP4642906B2 (ja) 文具ホルダ
US1716086A (en) Slotted clip for holding type
KR101926993B1 (ko) 자력 탈부착 방식의 신변 홍보용 명찰 조립체
JP3048149U (ja) 印鑑の補助器具
JP2019005916A (ja) 印判
KR102487028B1 (ko) 골프공 라이너
JP5062474B2 (ja) 球面型状の捺印台と捺印朱肉セット
JP6644389B1 (ja) 印鑑アダプター
JP4811847B2 (ja) 筆記具
JP2009119876A (ja) 消しコロ
US20050231309A1 (en) Board having magnetic members
JP3020195U (ja) 写経用判子
JP3901564B2 (ja) 複合式印鑑
KR200395661Y1 (ko) 대중교통수단의 승객 손잡이 광고케이스
JP3691407B2 (ja) 方向指示棒を有する印鑑
JP3110420U (ja) 印鑑
JP3145629U (ja) 印鑑
JP3214057U (ja) 捺印補助具
JP2005014257A (ja) ボール用スタンプ
JP2004188689A (ja) 印鑑
JP2595806Y2 (ja) ボールペン用キャップ
JP3181940U (ja) 押印補助具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100825

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4579271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees