JP2004188688A - 印鑑 - Google Patents
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Abstract
【課題】2つの印面を有して、その印面を用途ごとに使い分けできる、すなわち、1本で2用途に使用できる印鑑を提供する。
【解決手段】印鑑本体の長手方向両端部に互いに異なる印字サイズの印面が形成されたことを特徴とする。また、印面の印字を彫刻によって形成することができる。また、印鑑本体の上記一方の端部を他方に比べ細く形成することができる。また、印鑑本体の上記一方の端部に、他方の印面と印字サイズが異なる印面が形成された印字体を嵌め込み可能に形成することができる。また、印字サイズの大きい方の印面に完全に付着可能なサイズの朱肉を内部にセットしたキャップを印鑑本体の左右両端にそれぞれ着脱自在に形成することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】印鑑本体の長手方向両端部に互いに異なる印字サイズの印面が形成されたことを特徴とする。また、印面の印字を彫刻によって形成することができる。また、印鑑本体の上記一方の端部を他方に比べ細く形成することができる。また、印鑑本体の上記一方の端部に、他方の印面と印字サイズが異なる印面が形成された印字体を嵌め込み可能に形成することができる。また、印字サイズの大きい方の印面に完全に付着可能なサイズの朱肉を内部にセットしたキャップを印鑑本体の左右両端にそれぞれ着脱自在に形成することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は印鑑に関する。
【0002】
【従来の技術】
印鑑には、認印、銀行印、実印、会社印など、用途ごとに様々な種類があり、これらは、一般的に印面の印字サイズが異なっている。
【0003】
印面の印字を彫刻により形成する印鑑は、ほとんど印鑑本体の長手方向の径が一定なので、その印鑑本体の左右両端面に印字を彫刻すると、印面の印字サイズが同一になってしまい、用途で使い分けることができない。したがって、従来、印鑑本体の左右両端面に印字を彫刻する彫刻印では、印鑑本体の左右両端に印面を有するものは存在しなかった。
【0004】
そして、異なる2用途に使用する場合は、印面の印字サイズが異なる2本の印鑑を具えなければならず、面倒であった。
【0005】
なお、上記の従来例は文献公知発明に係るものではなく、出願人が出願時に知り得た先行技術文献情報は存在しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、2つの印面を有して、その印面を用途ごとに使い分けできる、すなわち、1本で2用途に使用できる印鑑の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の印鑑は、印鑑本体の長手方向両端部に互いに異なる印字サイズの印面が形成されたことを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の印鑑は、印面の印字が彫刻によって形成された構成にすることができる。
【0009】
また、本発明の印鑑は、印鑑本体の上記一方の端部は他方に比べ細く形成された構成にすることができる。
【0010】
また、本発明の印鑑は、印鑑本体の上記一方の端部に、他方の印面と印字サイズが異なる印面が形成された印字体が嵌め込み可能に形成された構成にすることができる。
【0011】
また、本発明の印鑑は、印字サイズの大きい方の印面に完全に付着可能なサイズの朱肉を内部にセットしたキャップが印鑑本体の左右両端にそれぞれ着脱自在に形成された構成にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1に示すように、丸棒状の印鑑本体1の左右両側に互いに異なる印字サイズの印面2,3が形成されている。
【0013】
印鑑本体1は、図に示すように、左右両端の太さを異ならせることができる。すなわち、印鑑本体1の一端の外周部を削る等の加工をして、その一端を他端より細い小径部3となして、その印鑑本体1の左右両端面をそれぞれ印面2,4となすことができる。そして、それら面積の異なる印面2,4に、それぞれサイズが互いに異なる印字を設けることができる。なお、印鑑本体1の素材は自由である。
【0014】
それら印面2,4の印字は彫刻により形成することができる。
【0015】
また、図2に示すように、長手方向の径が一定の印鑑本体5の一方の端面に印面6を形成するとともに、他方の端面には凹部7を設け、又、この印鑑本体5とは別個に、一端に上記の凹部7に嵌合可能な凸部9を有し、かつ、他方の端面には上記の印面6とは印字サイズの異なる印面10を形成した印字体8を具えて、その印字体8の凸部9を凹部7に嵌め込んで、印字体8を印鑑本体5に対し固定する構造にすることもできる。
【0016】
なお、印字体はインサート成形などにより印鑑本体に対し取り外し不能に完全固着しても良いし、取り外し可能な着脱式にすることも可能である。
【0017】
上記のように印字体を嵌め込み式とする場合は、凹部7に嵌合する凸部12の寸法が上記の凸部9と共通で、印面13の印字サイズが異なる別の印字体11を具えることができる。すなわち、印字体は複数具えることができる。そして、それらを交換して印鑑本体5に組み付けることにより使い分けることができる。この場合の印字体は完全固着式ではなく、着脱式となる。
【0018】
また、上記のように印字体を嵌め込み式とする場合、図は省略するが、印字体の側に凹部を設けて、印鑑本体の一端をその凹部に嵌め込み可能とした構造にすることも可能である。
【0019】
また、図3に示すように、本発明の印鑑には、印鑑本体14の左右両端にそれぞれ着脱自在なキャップ15を付属品として具えることができる。そして、このキャップ15の内部に朱肉17をセットして、キャップ15を印鑑本体14に被せたときに、朱肉17を印面16,18に付着可能とすることができる。この場合、朱肉17のサイズは、サイズの大きい方の印面16に付着可能なサイズとする。このようにすれば、キャップ15を印鑑本体14の反対側の端部に被せたときに、サイズの小さい方の印面18にも朱肉17を付着させることができる。
【0020】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明の印鑑は、印鑑本体の左右両端に互いに印字サイズの異なる印面が形成されるので、それらを用途ごとに使い分けることができる。したがって、用途ごとに印面の印字サイズが異なる2本の印鑑を具える面倒がないとともに、使用する際の印字サイズに合わせて迅速に押印することができる。
また、請求項2記載の本発明の印鑑は、印面の印字が彫刻によって形成された彫刻印でも2用途に使用できることになって利便性が高い。
また、請求項3記載の本発明の印鑑は、印鑑本体の長手方向両端部に互いに異なる印字サイズの印面を容易に形成することができる。
また、請求項4記載の本発明の印鑑は、印字体を用いて嵌め込み式とすることにより、印鑑本体を削る等の加工上の面倒がなく、印鑑の製作を容易に行なうことができる。また、印面の印字サイズが異なる複数の印字体を具えることにより交換可能とすれば、多用途に使用可能となる。
また、請求項5記載の本発明の印鑑は、押印する際に朱肉を備える必要がなく、又、キャップも2つ備える必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の側面図である。
【図2】第2実施例の一部切断側面図である。
【図3】第3実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 印鑑本体
2 印面
3 小径部
4 印面
5 印鑑本体
6 印面
7 凹部
8 印字体
9 凸部
10 印面
11 印字体
12 凸部
13 印面
14 印鑑本体
15 キャップ
16 印面
17 朱肉
18 印面
【発明が属する技術分野】
本発明は印鑑に関する。
【0002】
【従来の技術】
印鑑には、認印、銀行印、実印、会社印など、用途ごとに様々な種類があり、これらは、一般的に印面の印字サイズが異なっている。
【0003】
印面の印字を彫刻により形成する印鑑は、ほとんど印鑑本体の長手方向の径が一定なので、その印鑑本体の左右両端面に印字を彫刻すると、印面の印字サイズが同一になってしまい、用途で使い分けることができない。したがって、従来、印鑑本体の左右両端面に印字を彫刻する彫刻印では、印鑑本体の左右両端に印面を有するものは存在しなかった。
【0004】
そして、異なる2用途に使用する場合は、印面の印字サイズが異なる2本の印鑑を具えなければならず、面倒であった。
【0005】
なお、上記の従来例は文献公知発明に係るものではなく、出願人が出願時に知り得た先行技術文献情報は存在しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、2つの印面を有して、その印面を用途ごとに使い分けできる、すなわち、1本で2用途に使用できる印鑑の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の印鑑は、印鑑本体の長手方向両端部に互いに異なる印字サイズの印面が形成されたことを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の印鑑は、印面の印字が彫刻によって形成された構成にすることができる。
【0009】
また、本発明の印鑑は、印鑑本体の上記一方の端部は他方に比べ細く形成された構成にすることができる。
【0010】
また、本発明の印鑑は、印鑑本体の上記一方の端部に、他方の印面と印字サイズが異なる印面が形成された印字体が嵌め込み可能に形成された構成にすることができる。
【0011】
また、本発明の印鑑は、印字サイズの大きい方の印面に完全に付着可能なサイズの朱肉を内部にセットしたキャップが印鑑本体の左右両端にそれぞれ着脱自在に形成された構成にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1に示すように、丸棒状の印鑑本体1の左右両側に互いに異なる印字サイズの印面2,3が形成されている。
【0013】
印鑑本体1は、図に示すように、左右両端の太さを異ならせることができる。すなわち、印鑑本体1の一端の外周部を削る等の加工をして、その一端を他端より細い小径部3となして、その印鑑本体1の左右両端面をそれぞれ印面2,4となすことができる。そして、それら面積の異なる印面2,4に、それぞれサイズが互いに異なる印字を設けることができる。なお、印鑑本体1の素材は自由である。
【0014】
それら印面2,4の印字は彫刻により形成することができる。
【0015】
また、図2に示すように、長手方向の径が一定の印鑑本体5の一方の端面に印面6を形成するとともに、他方の端面には凹部7を設け、又、この印鑑本体5とは別個に、一端に上記の凹部7に嵌合可能な凸部9を有し、かつ、他方の端面には上記の印面6とは印字サイズの異なる印面10を形成した印字体8を具えて、その印字体8の凸部9を凹部7に嵌め込んで、印字体8を印鑑本体5に対し固定する構造にすることもできる。
【0016】
なお、印字体はインサート成形などにより印鑑本体に対し取り外し不能に完全固着しても良いし、取り外し可能な着脱式にすることも可能である。
【0017】
上記のように印字体を嵌め込み式とする場合は、凹部7に嵌合する凸部12の寸法が上記の凸部9と共通で、印面13の印字サイズが異なる別の印字体11を具えることができる。すなわち、印字体は複数具えることができる。そして、それらを交換して印鑑本体5に組み付けることにより使い分けることができる。この場合の印字体は完全固着式ではなく、着脱式となる。
【0018】
また、上記のように印字体を嵌め込み式とする場合、図は省略するが、印字体の側に凹部を設けて、印鑑本体の一端をその凹部に嵌め込み可能とした構造にすることも可能である。
【0019】
また、図3に示すように、本発明の印鑑には、印鑑本体14の左右両端にそれぞれ着脱自在なキャップ15を付属品として具えることができる。そして、このキャップ15の内部に朱肉17をセットして、キャップ15を印鑑本体14に被せたときに、朱肉17を印面16,18に付着可能とすることができる。この場合、朱肉17のサイズは、サイズの大きい方の印面16に付着可能なサイズとする。このようにすれば、キャップ15を印鑑本体14の反対側の端部に被せたときに、サイズの小さい方の印面18にも朱肉17を付着させることができる。
【0020】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明の印鑑は、印鑑本体の左右両端に互いに印字サイズの異なる印面が形成されるので、それらを用途ごとに使い分けることができる。したがって、用途ごとに印面の印字サイズが異なる2本の印鑑を具える面倒がないとともに、使用する際の印字サイズに合わせて迅速に押印することができる。
また、請求項2記載の本発明の印鑑は、印面の印字が彫刻によって形成された彫刻印でも2用途に使用できることになって利便性が高い。
また、請求項3記載の本発明の印鑑は、印鑑本体の長手方向両端部に互いに異なる印字サイズの印面を容易に形成することができる。
また、請求項4記載の本発明の印鑑は、印字体を用いて嵌め込み式とすることにより、印鑑本体を削る等の加工上の面倒がなく、印鑑の製作を容易に行なうことができる。また、印面の印字サイズが異なる複数の印字体を具えることにより交換可能とすれば、多用途に使用可能となる。
また、請求項5記載の本発明の印鑑は、押印する際に朱肉を備える必要がなく、又、キャップも2つ備える必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の側面図である。
【図2】第2実施例の一部切断側面図である。
【図3】第3実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 印鑑本体
2 印面
3 小径部
4 印面
5 印鑑本体
6 印面
7 凹部
8 印字体
9 凸部
10 印面
11 印字体
12 凸部
13 印面
14 印鑑本体
15 キャップ
16 印面
17 朱肉
18 印面
Claims (5)
- 印鑑本体の長手方向両端部に互いに異なる印字サイズの印面が形成されたことを特徴とする印鑑。
- 印面の印字が彫刻によって形成された請求項1記載の印鑑。
- 印鑑本体の上記一方の端部は他方に比べ細く形成された請求項1又は2記載の印鑑。
- 印鑑本体の上記一方の端部に、他方の印面と印字サイズが異なる印面が形成された印字体が嵌め込み可能に形成された請求項1、2又は3記載の印鑑。
- 印字サイズの大きい方の印面に完全に付着可能なサイズの朱肉を内部にセットしたキャップが印鑑本体の左右両端にそれぞれ着脱自在に形成された請求項1、2、3又は4記載の印鑑。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357608A JP2004188688A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 印鑑 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357608A JP2004188688A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 印鑑 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004188688A true JP2004188688A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32757561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002357608A Pending JP2004188688A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 印鑑 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004188688A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027148A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Hisaaki Iwanuma | 印鑑 |
JP2006027147A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Hisaaki Iwanuma | 印鑑 |
-
2002
- 2002-12-10 JP JP2002357608A patent/JP2004188688A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027148A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Hisaaki Iwanuma | 印鑑 |
JP2006027147A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Hisaaki Iwanuma | 印鑑 |
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