JP3185357U - 日付印機能付スタンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】仕事を進める上での書類の入手元が明確になることにより、情報の重要度の差別化や処理の優先順位など書類管理を簡単で確実に行うことができるようにした日付印機能付スタンプ装置を提供する。
【解決手段】日付印機能付スタンプ装置において、日付を印字するための貫通孔2周辺の印面1に、メール、郵便、ファックス表示を刻印されているスタンプ印面を有することを特徴とする。書類に日付とともに押印後、該当箇所に手書きで丸印を書き込むことで書類の入所元情報を記録できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、日付印機能付スタンプ装置に関するものであり、スタンプを押印する書類の出所を簡単に記載できるように成したものである。
従来、日付印として利用するスタンプ装置は、中央の貫通孔に回転式日付を、回転操作させながら受け取った日付を押印することにより、該書類に記載していた。この日付の周囲には所属部署が刻印されていたり、あるいは氏名が刻印されており、スタンプを押印することにより、所属や氏名を日付と同時に押印することにより、その機能は果たしていたが、近年多くの書類が手元に届くことがあり、書類そのものの情報源はメールの添付ファイルを印刷したものなのか、郵送によるものなのか、また手渡しによるものなのか、さらにはファクスによるものなのかの種別がわからないままであった。
印面を簡単に交換できることの提案である実用新案登録第3111682号考案(特許文献1)など、スタンプ装置そのものの提案は多くみられるものの印面による印影は一つの効果しか表わさないものであり、例えば受領済である印としてや、解決済の印しなどの一つの情報機能しかなく、複数の効果的機能を有する物の提案はなかった。
また、登録実用新案公報第3148418号公報(特許文献2)として、相手方に便利なように目的の意思表示をするとともに、目的達成の一助となる意思表示を併有することによって、例えば売掛金の回収効果向上のような主目的の達成を促進するゴム印を提供する提案がある。
この提案は、ゴム製の印面を印本体に具備して構成されたゴム印について、ゴム製の印面に少なくとも2つの領域を設定し、相手方に一定の行為を求める第1の文言の彫刻と、上記文言によってなされた行為に対応する第2の文言の彫刻とを、上記2つの領域にそれぞれ設けるものであり、目的を達する行為を相手方に求める第1の文言の彫刻とともに、その目的達成の一助となる意思表示である第2の文言の彫刻を併有することによって、例えば売掛金の回収効果向上のような主目的の達成を可能にするゴム印を提供することができる。また、本考案によれば、1個のゴム印に第1の文言の彫刻と第2の文言の彫刻を併記して、2個のゴム印の役割を果たすことができるとともに、それによって請求者と被請求者相互の信頼関係を傷付けることなく、目的を達成することに寄与し、さらに第1の文言と第2の文言を同一の印面に併記したので、1個のゴム印が2個又はそれ以上の個数のゴム印として機能するようになるもので、本考案のような書類の入手元を明確にするためのものではない。
登録実用新案公報 第311682号公報 登録実用新案公報 第3148418号公報
本考案は、従来提案に鑑み案出されたものであり、構造が簡単で安価な複数の効果的機能を有するスタンプ印面を提供するためのものである。
本考案は、日付印機能付スタンプ装置において、日付を印字するための日付印面が位置するための貫通孔周辺の印面に、メール、郵便、ファックス表示からなる機能印面から成る印面を有することを特徴とする日付印機能付スタンプ装置である。
本考案の実施例を図面に従って説明すると図1に示すように印面1は、横方向長径60mmで、縦方向短径50mmの長円形状からなり、中央には日付を印字するための日付印面が位置するための貫通孔2が形成され、該貫通孔2には、従来公知の使用時に日付を示す印面の先端が面一となるように、出し入れ自在に形成され、日付を回転式に調整可能となした日付印面が望むように成してある。
また、印面1の貫通孔2の周辺には、複数の機能印面3を必要に応じて形成されており、本実施例では郵便印3a、メール印3b、ファクス印3c、ダウンロード印3d、手渡し印3eの書類の入手元を示す機能印面3からなるものである。
印面1は、多孔質の朱肉を不要としたゴム製であっても朱肉スタンプにより押印するように成したものであってもよい。
機能印面は例示した郵便印3a、メール印3b、ファクス印3c、ダウンロード印3d、手渡し印3eのうち複数個であればよく、実施に際しては、書類に日付とともに押印後、該当箇所に手書きで丸印4を書き込むことで書類の入所元情報を印字するものであ。
考案の効果
本考案の日付印機能付スタンプ装置は、仕事を進める上での書類の入手元が明確になることにより、情報の重要度の差別化や処理の優先順位など書類管理を簡単で確実に行うことができるようになるものである。
本考案の日付印機能付スタンプ装置の印面の正面図である。 本考案の実施例を示す正面図である。
1・・・印面
2・・・貫通孔
3・・・機能印面
3a・・郵便印
3b・・メール印
3c・・ファクス印
3d・・ダウンロード印
3e・・手渡し印
【0011】
【図1】本考案の日付印機能付スタンプ装置の印面の正面図である。
【図2】本考案の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1・・・印面
2・・・貫通孔
3・・・機能印面
3a・・郵便印
3b・・メール印
3c・・ファクス印
3d・・ダウンロード印
3e・・手渡し印

Claims (1)

  1. 日付印機能付スタンプ装置において、日付を印字するための貫通孔周辺の印面に、メール印、郵便印、ファックス印表示などの機能印面を刻印されているスタンプ印面を有することを特徴とする日付印機能付スタンプ装置。
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