JP4574769B2 - バッチ交換時に自動あや巻機を運転するための方法 - Google Patents

バッチ交換時に自動あや巻機を運転するための方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動あや巻機でバッチ交換を実施するための方法であって、当該自動あや巻機がセクション毎に配置された複数の同種の巻取ヘッドと、巻取ヘッドに供給・排出するための搬送系とを有しており、搬送系の内部でコップ(巻き上がりボビン)もしくは空ボビンを搬送するための搬送プレートが循環しており、さらに巻取ヘッドが搬送プレートを受容する複数の横断方向搬送区間を有していて、これらの横断方向搬送区間に貯蔵区間からコップを供給する形式の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近代的な自動あや巻機は原則として、セクション毎に配置された同種の複数の巻取ヘッドと、これらの巻取ヘッドにコップもしくは空ボビンを供給・排出するための搬送系とを有している。公知のように種々異なる複数の搬送区間、特に巻取ヘッドに続く横断方向搬送区間を有するこのような搬送系の内部で、垂直に配置された受容ピンを有する搬送プレートが循環しており、これらの搬送プレートによってコップまたは空ボビンが搬送される。さらに、通常これらの搬送系の領域には、コップもしくは空ボビンのための加工ステーション、たとえばコップ準備ステーション、ボビン監視装置、ボビンクリーナなどが配置されている。
【0003】
この場合に、自動あや巻機の搬送系は、前段に配置されたコップを生産する繊維機械の搬送系に、いわゆる転向器を介して直接接続することができるか(繊維機械複合体と呼ぶ)、あるいは自動あや巻機の搬送系に特殊なインタフェースを介して独立に配置されたリング精紡機のコップを供給し、もしくは空ボビンが取り除かれる。
【0004】
このようなインタフェースは、たとえばいわゆる受取区間に配置されたコップ装着装置とボビン抜取装置とから成り、コップ装着装置の前段には半円形コンベヤが配置されている。この場合、コップ装着装置は、たとえばドイツ連邦共和国特許第3348033号明細書により、また円形フラットコンベヤは、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第4112434号明細書により、あるいはボビン抜取装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第4446161号明細書により公知である。
【0005】
このような独立の巻取機搬送系において、比較的大きい搬送容器で供給されるコップは半円形コンベヤ内で最初にばらされて整えられる。次いでコップはコップ装着装置により搬送系内を循環する搬送プレート上に位置決めされる。
【0006】
巻き出された空ボビンはボビン抜取装置によって搬送系から取り出され、搬送容器内に中間貯蔵される。
【0007】
前記搬送系では、搬送系内で循環する搬送プレートの数が、自動あや巻機の巻取ヘッドの数をたいてい著しく上回る。循環する搬送プレートの数が巻取ヘッドの数の5倍であることが好ましい。たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第4233819号明細書によっても公知のこのような搬送系では、これらの搬送プレートはバッチ交換時に最初に空にされなければならないが、搬送系内に留まっているので、搬送プレートのロジスティックスに関する問題が生じる。その結果として、公知のように常に生産停止を意味するバッチ交換が比較的長時間続く。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の自動あや巻機もしくはそれらの搬送系から出発して、そのような自動あや巻機でバッチ交換を実施するための方法を改良することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の構成では、最初に古い糸バッチの除去をセクション毎に行い、その際に、送り出された、コップを載せた搬送プレートを直ちに空にし、隣接した巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間をまだ空にしているときに、空にされた巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間に空の搬送プレートを中間貯蔵し、次いで自動あや巻機に新しい糸バッチのコップを装填する際に、巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間毎にそれぞれ1つの空の搬送プレートを連続的に送り出し、このときに生じる横断方向搬送区間の空きスペースを、貯蔵区間を介してコップを積んだ搬送プレートで一様に満たすようにした。
【0010】
この方法の有利な構成が、請求項2以下に記載されている。
【0011】
【発明の効果】
本発明の方法は従来公知の方法に比べて、古い糸バッチの除去、空にされた搬送プレートの中間貯蔵、および新しい糸バッチの装填が最初から完全に制御されて進行するという利点を有している。この場合、巻取ヘッドに続く横断方向搬送区間は空の搬送プレートのための限定的に負荷可能な中間貯蔵器として利用され、これらの横断方向搬送区間の入口領域で何らかの追加の遮断手段または制御手段は必要ない。すなわち、古い糸バッチのコップを除去する際に、コップを取り除かれた空の搬送プレートは直ちに自動あや巻機の搬送循環路から取り出され、貯蔵区間を介してセクション毎に横断方向搬送区間に分配される。この際に、巻取ヘッド毎に存在する計5つの搬送プレートのうちその都度3つの搬送プレートが順次横断方向搬送区間に送り込まれる。残りの2つの搬送プレートは除去過程の終わりに、ボビン返送区間もしくは分配区間に中間貯蔵され、そこで直ちに新しい糸バッチのコップを装填するために待機する。
【0012】
さらに、自動あや巻機に新しい糸バッチのコップを装填する際には、横断方向搬送区間に中間貯蔵された空の搬送プレートを計画的に送り出すことによって、自動あや巻機のすべての巻取ヘッドに新しい糸バッチのコップを比較的一様に供給し、ひいてはすべての巻取ヘッドを同時に生産に入れることが確保される。
【0013】
隣接した巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間がまだ空にされている間に、空にされた巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間で空の搬送プレートの中間貯蔵を開始し、さらに自動あや巻機のすべての巻取ヘッドが直ちに生産に入れることが確保されているので、本発明によるバッチ交換法は非常に急速であることを特徴とする。総じて本発明による方法は、自動あや巻機の効率の改善を招く。
【0014】
請求項2に記載された方法が特に有利であることが判った。なぜならば、このようにすることによってまだ降ろさなければならないコップを積んだ搬送プレートと、中間貯蔵されるべき空の搬送プレートとを簡単かつ確実に分離することが可能だからである。
【0015】
請求項3に記載された方法ステップは、特に請求項11および請求項12に記載された方法ステップと組み合わせて、一方では、コップを積んだ搬送プレートが巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間から連続的に送り出されることを保証し、他方ではこのように構成することによって、送り出された搬送プレートがボビン返送区間で渋滞し、ひいてはこれらの搬送プレートが横断方向搬送区間の合流領域で挟まって動けなくなることが回避される。なぜならば、このように挟まって動けなくなる障害は、しばしば人手だけで取り除くことができるからである。
【0016】
請求項4に記載されているような好ましい構成において、コップ供給区間の搬送方向を基準にして最初に配置されている分岐区間がコップを載せた搬送プレートを貯蔵区間に向かって送り出す一方で、後方の分岐区間は搬送プレートをコップ供給区間に向かって差し出すようにされている。コップ供給区間に向かって送り出された搬送プレートが最初に取り戻されるので、このようにすることによって抜取区間で降ろされるコップを載せた搬送プレートの搬送流をある程度一様にすることができる。
【0017】
請求項5および請求項7に記載されている方法ステップにより、横断方向搬送区間に通じている貯蔵区間が、特に後側分岐区間の領域で直ちに開放されるので、最初に空にされた巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間に空の搬送プレートを送り入れることをすぐに開始できる。
【0018】
好ましくは抜取区間の領域に配置されたコップ取出し装置によって、古い糸バッチのコップを連続的に取り出し、搬送プレートから糸層を手厚く取り出すことが確保される(請求項6)。
【0019】
請求項8から請求項10に記載された方法ステップも、同様にバッチ交換過程の急速な進行、ひいては自動あや巻機の効率に非常に好影響を与える。なぜならば、これらの方法ステップは空の搬送プレート(請求項8)の中間貯蔵を加速するか、または自動あや巻機のすべての巻取ヘッドに新しい糸バッチのコップを一様に装填できるようにするからである(請求項9、請求項10)。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】
図1には、自動巻取機(図示しない)の搬送系21が概略的に示されている。図示の実施例では搬送系21に、インタフェース、すなわちいわゆるコップ装着装置22を介して、別個に設けられているリング精紡機で作成されたコップが供給される。空ボビンはボビン抜取装置23を介して排出され、次いでリング精紡機に返送される。
【0022】
この場合、図1は正常の巻取運転中に見られる状況を示している。それ自体公知のこのような搬送系21は種々異なる複数の搬送区間を有しており、これらの搬送区間を介して自動あや巻機の巻取ヘッドにコップを供給し、もしくは空ボビンを排出する。
【0023】
図1では、受取区間1の領域にコップ装着装置22を有する半円形コンベヤ20と、空ボビン抜取装置23とが示されている。公知のように、このような搬送系では受取区間1にコップ供給区間2が接続しており、このコップ供給区間2から分岐区間または準備区間3a、3b、3cが分岐している。分岐区間または準備区間3a、3b、3cは、搬出区間4を介して貯蔵区間5に接続されている。貯蔵区間5はまた多数の横断方向搬送区間6を介してボビン返送区間8と接続している。ボビン返送区間8には、受取区間1に合流する分配区間9が接続している。
【0024】
さらにボビン返送区間8は、接続区間7を介してコップ供給区間2に接続されている。接続区間7の領域およびボビン返送区間8の領域には、限定的に負荷可能なストップ装置25aもしくは25bが設けられている。
【0025】
ボビン監視装置15が配置されている分配区間9から、当該分配区間9とコップ供給区間2との間に延びている、いわゆる横断方向通路10が分岐しており、これにボビンクリーナ16を配置したボビン清掃区間11が接続されている。ボビン清掃装置11は最後に抜取区間12として機能する手動準備区間に移行している。抜取区間12の領域にはコップ抜取装置26が配置されている。
【0026】
正常な巻取運転の間、搬送系21の内部ではコップまたは空ボビンを装着された多数の搬送プレートが循環している。この場合、搬送プレートは原則として空ボビン抜取装置23とコップ装着装置22との間の受取区間1の領域でのみ一時的に空である。
【0027】
図1では、コップを載せた搬送プレートは19、空ボビンを装備された搬送プレートは18、空の搬送プレートは17で示されている。搬送プレートは搬送系21の内部で搬送方向Tに循環する。
【0028】
図2には、本発明によるバッチ交換方法の開始時の状況が示されている。自動あや巻機の巻取ヘッド(図示しない)は巻取運転を停止している。受取区間1の領域に配置されたコップ装着装置22は「送り出し」に切り換えられている。すなわち入ってくる空の搬送プレート17はもはやコップを装備されておらず、直接コップ供給区間2に向かって通過する。同時に分岐・準備区間3a、3bおよび3cが操作されて、これらの区間にあるコップを載せた搬送プレート19が送り出される。
【0029】
この場合、分岐・準備区間3aおよび3bにある搬送プレート19が搬出区間4を介して貯蔵区間5に送られる一方で、分岐・準備区間3cの搬送プレート19はコップ供給区間2に向かって送り出される。
【0030】
同時にすべての横断方向搬送区間6から、コップを載せたそれぞれ1つの搬送プレート19がボビン返送区間8に向かって送り出され、接続区間7が一時的に運転を停止する。
【0031】
コップを装備された搬送プレート19はボビン監視装置15によって抜取区間12に向かって送り出され、そこでコップ抜取装置26によって機械的に降ろされるか、または操作員によって人手で降ろされる。
【0032】
ボビン監視装置は空ボビンを載せた搬送プレート18を受取区間1に送り出し、そこで搬送プレート18から空ボビン抜取装置23によりボビンが取り除かれる。
【0033】
図3に見られるように、次いで貯蔵区間5の駆動が制御されて、正常な巻取運転で可逆的に駆動される貯蔵区間5の搬送ベルトが、コップ供給区間2の搬送方向に対して反対の進行方向を維持する。この進行方向に基づき、巻取ヘッドセクションAの領域では貯蔵区間5からボビンを載せた搬送プレートが取り除かれる。さらに巻取ヘッドセクションAからコップを積んだ搬送プレートが連続的に送り出される。この際に送出しは、巻取ヘッドセクションAのすべての横断方向搬送区間6がその都度同時に搬送プレート19をボビン返送区間8に向かって差し出すように行われる。
【0034】
図3、特に図4から明らかなように、巻取ヘッドセクションAでまだコップを積んだ搬送プレート19が除去されている間に、コップ供給区間2を介して空の搬送プレート17が引き寄せられる。図4に示されているように、巻取ヘッドセクションBでは横断方向搬送区間6がまだ空にされている間にすでに、これらの空の搬送プレート17は分岐・準備区間3cを介して空にされた巻取ヘッドセクションAの横断方向搬送区間6に送り入れられる。さらに、巻取ヘッドセクションAが空になるとすぐに、接続区間7が再び運転に入る。
【0035】
空の搬送プレート17を中間貯蔵する際に、巻取ヘッドセクションAの領域で貯蔵区間5は最初に進行方向Rに切り換えられている。
【0036】
巻取ヘッドセクションBを空にする際も、同時に横断方向搬送区間6毎にコップを載せたそれぞれ1つの搬送プレート19が送り出される。この方法ステップは、この巻取ヘッドセクションも空になるまで繰り返される。
【0037】
上述の形式で自動あや巻機のすべての巻取ヘッドセクションA、B、Cからコップを載せた搬送プレート19が順次排出され、抜取区間12でこれらの搬送プレート19から古い糸バッチのコップが順次除去される。同時に相応の順序で、コップ供給区間2および分岐・準備区間3cを介して、巻取ヘッドセクションA、B、Cなどの横断方向搬送区間6が再び空の搬送プレート17で満たされる。これはたとえば図5に示されている。
【0038】
最初の巻取ヘッドセクション、すなわちこの実施例では巻取ヘッドセクションAおよびBからコップを載せた搬送プレート19がなくなるとすぐに、ボビン返送区間8の領域でストップ装置25が作動される。コップを載せた搬送プレート19は、すべての巻取ヘッドセクションが空になるまでストップ装置25によってせき止められる。次いでストップ装置25も作動停止され、抜取区間12上の搬送プレートからコップが除去される。
【0039】
図6は、古い糸バッチのすべてのコップと空ボビンが自動あや巻機の搬送系21から除去されており、横断方向搬送区間6ならびにボビン返送区間8もしくは分配区間9では空の搬送プレート17だけが新しい糸バッチのコップを受容するために待機している状況を示している。ここに示されているように空の搬送プレートの約60%は横断方向搬送区間6に中間貯蔵され、約40%はボビン返送区間8に中間貯蔵されている。
【0040】
次いで自動あや巻機の巻取ヘッドに新しい糸バッチのコップを装填する過程は、原理的に上述したコップを除去する過程と同じように進行する。
【0041】
図7に示されているように、最初にボビン返送区間8で待機している空の搬送プレート17は、コップ装着装置22で新しい糸バッチのコップを装備される。これらの搬送プレート19はコップ供給区間2を介して分岐・準備区間3aおよび3bに搬送され、そこで通常のように準備ステーション14aおよび14bによって加工される。準備ステーション14aおよび14bで加工されたコップは、準備区間3aおよび3bもしくは搬出区間4を介して貯蔵区間5に到達する。貯蔵区間5の搬送ベルトは最初に前側準備ステーション14aに向かって進む。
【0042】
図7に示されているように、これと同時に搬送系21のすべての横断方向搬送区間6からそれぞれ1つの空の搬送プレート17が送り出され、それによってコップを積んだそれぞれ1つの搬送プレート19を受容するためのスペースが横断方向搬送区間6に提供される。すべての横断方向搬送区間6におけるこれらの空きスペースは、少なくとも一時的に後退Rに切り換えられる貯蔵区間5を介して、新しい糸バッチのコップを載せた搬送プレートによって満たされる。
【0043】
上述の方法は、すべての空の搬送プレート17が横断方向搬送区間6から送り出されて、新しい糸バッチのコップを載せた搬送プレート19によって一様に置き換えられるまで繰り返される。
【0044】
上述のように構成することによって、コップがないために若干の巻取ヘッドが運転に入れなくなることが防止される。すなわち、自動あや巻機のすべての巻取ヘッドが同時にそれらの運転を開始できることが保証されている。バッチ交換過程は終了すると、自動あや巻機が再び正常な巻取運転に移行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】正常な巻取運転中の自動あや巻機の搬送系の平面図である。
【図2】本発明によるバッチ交換方法を実施する際の方法ステップを示す平面図である。
【図3】本発明によるバッチ交換方法を実施する際の方法ステップを示す別の平面図である。
【図4】本発明によるバッチ交換方法を実施する際の方法ステップを示すさらに別の平面図である。
【図5】本発明によるバッチ交換方法を実施する際の方法ステップを示すさらに別の平面図である。
【図6】本発明によるバッチ交換方法を実施する際の方法ステップを示すさらに別の平面図である。
【図7】本発明によるバッチ交換方法を実施する際の方法ステップを示すさらに別の平面図である。
【図8】本発明によるバッチ交換方法を実施する際の方法ステップを示すさらに別の平面図である。
【符号の説明】
1 受取区間、 2 コップ供給区間、 3a 分岐・準備区間、 3b 準備・分岐区間、 3c 準備・分岐区間、 4 搬出区間、 5 貯蔵区間、6 横断方向搬送区間、 7 接続区間、 8 ボビン返送区間、 9 分配区間、 10 横断方向通路、 11 ボビン清掃区間、 12 抜取区間、 14a 準備ステーション、 14b 準備ステーション、 15 ボビン監視装置、 16 ボビンクリーナ、 17 空の搬送プレート、 18 空ボビンを載せた搬送プレート、 19 コップを載せた搬送プレート、 20 半円形コンベヤ、 21 搬送系、 22 コップ装着装置、 23 空ボビン抜取装置、 25a ストップ装置、 25b ストップ装置、 26 コップ抜取装置

Claims (10)

  1. 自動あや巻機で糸のバッチ交換を実施するための方法であって、
    当該自動あや巻機は、同一構造を有する多数の巻取ヘッドをセクション(A,B,C,D)毎に配置してあり、これら多数の巻取ヘッドにコップを供給し、巻き取られて糸がなくなった空ボビンを排出して返送するための搬送系(21)を有しており、
    当該搬送系は、コップ及び空ボビンを搬送するための多数の搬送プレート(17,18,19)が循環するものであって、互いに略平行に延びるコップ供給区間(2)とボビン返送区間(8)と、該コップ供給区間と該ボビン返送区間との間に、これらに対して略平行に延びる貯蔵区間(5)と、該コップ供給区間と該貯蔵区間とを接続する分岐・準備区間(3a,3b,3c)とを備えており、
    当該搬送系は、さらに、該貯蔵区間と該ボビン返送区間とを結ぶ、多数の横断方向搬送区間(6)を有しており、該横断方向搬送区間の各々に対応して該巻取ヘッドの各々が配置されており、
    当該搬送系の該コップ供給区間と該ボビン返送区間の一端同士は、該搬送プレートにコップを装着するコップ装着装置(22)を介して接続されており、該コップ供給区間と該ボビン返送区間の他端同士は、接続区間(7)によって接続されており、該コップ供給区間と該ボビン返送区間の該一端には、さらに、空ボビン抜取装置(23)とコップ抜取装置(26)とを備えており、
    あや巻きを行っているときは、該コップ装着装置によってコップが装着された搬送プレート(19)を、該コップ供給区間、該分岐・準備区間及び該貯蔵区間を通じて該多数の横断方向搬送区間に分配し、巻き取られて糸がなくなった空ボビンを載せた搬送プレート(18)を該横断方向搬送区間から該ボビン返送区間に排出して該コップ装着装置へと返送する動作を行う形式の搬送系であり、
    該バッチ交換を実施するときは、
    古い糸バッチの除去を、コップ供給区間の搬送方向を基準にして最後の、すなわち該他端側の巻取ヘッドセクション(A)から、セクション毎に行って、各セクションの該横断方向搬送区間を順次空にしていき、
    該横断方向搬送区間から送り出された、搬送プレートは、該空ボビン抜取装置又は該コップ抜取装置によって空にされて、該コップ供給区間に搬送され、
    ある巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間を空にしている最中に、当該巻取ヘッドセクションに隣接した、既に空にされた巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間に、該コップ供給区間、該分岐・準備区間及び該貯蔵区間を通じて空の搬送プレート(17)を搬送して、該横断方向搬送区間に中間貯蔵し、
    全ての巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間に空にされた搬送プレートのみが中間貯蔵された状態になった後に、新しい糸バッチのコップを積んだ搬送プレート(19)を該横断方向搬送区間に供給する動作を開始するものであり、
    その際に、すべての横断方向搬送区間から、それぞれ1つの空の搬送プレートを送り出し、このときに生じる各横断方向搬送区間の空きスペースに、該コップ供給区間、該分岐・準備区間及び該貯蔵区間を通じて、コップを積んだ搬送プレート(19)を一様に供給し、各横断方向搬送区間を、一様に、コップを積んだ搬送プレートで満たすことを特徴とする、自動あや巻機で糸のバッチ交換を実施するための方法
  2. 古い糸バッチの除去開始時に、それぞれ当該巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間毎にコップを載せた搬送プレートをボビン返送区間に向かって連続的に送り出す、請求項記載の方法。
  3. コップ供給区間から分岐する分岐・準備区間を操作して、コップ供給区間の搬送方向を基準にして最後の、すなわち他端側の、分岐・準備区間(3c)が、コップを載せた搬送プレートをコップ供給区間に向かって送り出し、次いで、該接続区間(7)を介してボビン返送区間に向かって送り出すようにする一方、コップ供給区間の搬送方向で最初に配置された、すなわち該一端側の分岐・準備区間(3a)が、コップを載せた搬送プレートを貯蔵区間に向かって搬送する、請求項1記載の方法。
  4. 分岐・準備区間を空にした後、貯蔵区間の駆動装置を操作して、貯蔵区間にあるコップを載せた搬送プレートを貯蔵区間でコップ供給区間の搬送方向と反対方向に搬送する、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  5. 巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間から連続的に送り出された、コップを積んだ搬送プレート(19)のコップを、抜取区間(12)抜き取る、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  6. 最初に空にされた巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間で空の搬送プレートの中間貯蔵を開始するときに、当該巻取ヘッドセクションの貯蔵区間が、残りの貯蔵区間に対して反対搬送方向を有している、請求項記載の方法。
  7. 自動あや巻機に新しい糸バッチを装填する際に、一端側の分岐・準備区間(3a,3b)を介して、コップを貯蔵区間に搬送し、さらにこの貯蔵区間を介して巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間に送り込む、請求項1記載の方法。
  8. 新しい糸バッチを装填する際に、コップを貯蔵区間で最初にコップ供給区間の搬送方向とは反対方向に搬送し次いでコップ供給区間の搬送方向に搬送して、横断方向搬送区間を充填する、請求項記載の方法。
  9. コップ供給区間の搬送方向で見て最後の、すなわち該他端側の巻取ヘッドセクション(A)を空にすることを開始する前に、コップ供給区間とボビン返送区間とを接続する接続区間(7)を一時的に遮断する、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  10. 幾つかの巻取ヘッドセクションの横断方向搬送区間を空にした後、ボビン返送区間に設けられたストッパ装置(25)を作動させ、このストッパ装置が搬送プレートをせき止める、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
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