JPH0633135B2 - 自動ワインダのロットチェンジ方法 - Google Patents

自動ワインダのロットチェンジ方法

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JPH0633135B2
JPH0633135B2 JP62261540A JP26154087A JPH0633135B2 JP H0633135 B2 JPH0633135 B2 JP H0633135B2 JP 62261540 A JP62261540 A JP 62261540A JP 26154087 A JP26154087 A JP 26154087A JP H0633135 B2 JPH0633135 B2 JP H0633135B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はロット切換時の稼動効率を改善する自動ワイン
ダにおけるロットチェンジ方法に関する。
[従来の技術] 従来、自動ワインダにおいては、現ロット分の糸量を全
部巻き上げてから、次ロットを流すという方法を採って
いた。
しかし、自動ワインダを構成する各ワインディングユニ
ットは、それぞれ巻取パッケージの糸量が異なるため、
現ロット分の糸量を巻き上げた時、満管パッケージに満
たない半玉パッケージが多量に生産されることがあっ
た。
また、現ロット分の糸量を巻き上げた時点で各ユニット
に巻取停止指令を出すが、それまでには現ロットのボビ
ン数が減少して、満管となったユニットに再度現ロット
を巻き続けるだけのボビンが無くなるため、長時間運転
を停止するユニットが発生することもあった。
[発明が解決しようとする問題点] 上記したように、現ロットの巻取りが完全に完了後次ロ
ットを流すという従来の方法では、現ロットから次ロッ
トに切換える時点で多量の半玉パッケージが生じたり、
長時間停止するワインディングユニットが発生するとい
う欠点があった。
したがって、本発明の目的は、半玉パッケージの発生を
可及的に低減させると共に、ワインディングユニットの
稼動効率を下げないような自動ワインダのロットチェン
ジ方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の自動ワインダのロットチェンジ方法は現ロット
と次ロットのロットボビンを選択的にワインディングユ
ニット内に取り込むロット選択機構を備えていることが
要件である。
そして、第1図に示すように、先行して自動ワインダに
流した現ロットの残給糸量が自動ワインダの巻取可能量
を下廻った時点Tで、次ロットを自動ワインダに流し
て現ロットと次ロットとを混在させる。
次に、現ロットの満管パッケージを時点T以降に生成
するワインディングユニットが現われる毎に、玉揚を行
なった上で、次ロットボビン巻取指令と巻取条件を当該
ユニットに付与する。
そして、当該ユニット内の残ボビンを強制排出して、現
ロットを巻取っている未満管の他のワインディングユニ
ット内に補給すると共に、満管となった上記ワインディ
ングユニットのロット選択機構を現ロットから次ロット
に切換えて、次ロットの巻取りを開始していくようにし
たものである。
[作 用] 現ロットを巻取っているユニットが満管になると、ユニ
ット内の残ボビンが強制排出されて、現ロットを巻続け
ても満管となり得ない他のユニット内にこの排出された
残ボビンを補給するようにしたので、残ボビンをそのま
ま同一ユニットで巻き続けるものと異なり、半玉パッケ
ージの発生が極力抑えられる。
また、ロットチェンジ開始点となるT時点以降、現ロ
ットの巻管パッケージを生成するユニットが現れる毎
に、当該ユニットを現ロットから次ロットの巻取りに切
換えるようにしてロットチェンジが完了するまでの間、
遊んでいるユニットが生じないようにしたので、ロット
チェンジの移行期に稼動効率が低下することがない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第5図、第6図は本発明が適用される自動ワインダの一
例である。即ち、複数のワインディングユニットUi(i=
1〜n)が並設されて、一台のワインダWが構成される。
上記各ワインディングユニットは実ボビン搬送路1と空
ボビン搬送路2との間に設けられ、第5図示の如く、ト
レイ3に挿着された実ボビン4が、ユニットの通路5内
へガイド極6,7,8、回転円板9等によって、自動的
に取込まれ、通路5内には一定量、例えば3 本の実ボビ
ンがストックされる。巻返し位置10のボビンの下位に
は図示しない圧空供給源に連なる圧空噴出ノズル11が
設けられ、該ノズルから噴出される圧空はトレイに形成
した空気通路からボビンの芯管内へ噴出し、芯管内に上
端から垂下している糸端を上部外方へ吹き上げ、待機す
るサクションパイプ18が糸端をつかみ、図示しない糸
継装置へガイドするようになっている。ユニットUiには
綾振ドラム19、ヤーンクリアラー等の部材が設けられ
パッケージ20に巻取られる。
第6図に示すように自動ワインダWのワインディングユ
ニットUi〜Unから払出されたボビンはトレイと一体で、
空ボビン搬送路2を矢印12方向へ搬送され、連続自動
ボビン供給装置(BF)へ移送される。
このBFは次のような機能を有する。ボビンは1本づつト
レイに差立てられる。糸端は口出しされ、ボビン頭部の
中空部に挿入される。口出しされたボビンはトレイによ
って実ボビン搬送路1へ送られる。各ユニットから排出
されたボビンのうち、特に強制的に排出された実ボビン
は、再び実ボビン搬送路1へ戻される。この他に、1ロ
ットを構成するトレイ数の総量を記憶すると共に、空ボ
ビン搬送路2から排出される空トレイ排出量をカウント
する機能も有する。
第5図において、42はボビン4の払出しを行うインジ
ェクトレバーであり、現ロット巻取完了ユニット内の残
ボビンを強制的に排出する。なお当該ユニットがロット
チェンジ開始後満管となった場合、強制的に排出された
残糸ボビンは、未満管ユニットへ供給されることにな
る。未満管ユニットでは強制的に排出された残糸ボビン
をガイド板6,7,8、回転円板9等によって自動的に
取り込むからである。なお、図中、GLは満管を示すグリ
ーンランプである。
また、各ユニットの通路5の入口にはトレイ選別機構が
組み込まれている。この選別機構は現ロット、次ロット
等ロット間を選別して指定ロットのボビンのみをユニッ
トの通路5内へ導くものである。この選別機構は単純な
機械的機構のタイプと、電子装置と機械装置を組合わせ
たタイプとが用意され、必要に応じて選択される。例え
ば、第7図に示すものは電子装置と機械装置を組合わせ
たトレイ選別機構SLである。トレイ3の上面に設けた磁
気シート50から読取りヘッド51によってロットボビ
ン4の判別を行う。この判別に基づいて、当該ロットボ
ビンがユニットをバイパスすべきものであれば、可動ガ
イド6をトレイ3の周側面に形成したリング溝52に合
致するようにその高さを調節する。これにより、搬送路
上を送られて来る実ボビン4は可動ガイド6と衝合する
ことなく、摺り抜けて当該ユニットを通り過ぎる。反対
に、当該ボビンがユニットの通路内に取り込むべきもの
であれば、トレイ3のリング溝52から可動ガイド6を
外すようにその高さを調節する。これにより、実ボビン
4は可動ガイド6と衝合して、ユニットの通路内に導か
れ、取り込まれる。
なお、ユニットのボビン取込口には図示しないゲートが
取り付けられ、ゲートを閉じることによってボビンの取
込みを禁止できるようになっている。
一方、自動ワインダは次に述べるような通信システムを
持っている。第4図に示すように、各ワインディングユ
ニットUi〜Unをコントロールするユニットコントローラ
UC〜UCn と、これらを統括コントロールするマスタコ
ントローラMCと、更に各ユニット毎に設けられたヤーン
クリアラYCL 〜YCLnと、これらを総括コントロールす
るマスタコントローラSGより成る。これらにはいずれも
マイクロコンピュータが組み込まれている。
MCと各UCi (i=1〜n)間、またSGと各YCLi(i=1〜n)間
はそれぞれ専用のコミュニケーションラインLm,Ls で結
ばれており、極めて短い周期で互いに通信を繰り返して
いる。各ユニットUi毎に設けられたUCi は、各ユニット
Uiの全てをコントロールし、それらのデータを収集す
る。しかし、基本的な運転条件の多くは設定用キーボー
ドKey によってMCにセットされ、MCより各UCi に与えら
れるようになっている。このMCには現ロット及び次ロッ
トの運転条件の全ても入力できるようになっており、入
力された運転条件は必要に応じてSG又は各UCi に送信さ
れる。
ここで、自動ワインダ全体からみたロットチェンジにつ
いて第2図を用いて説明する。図において、Aは巻き取
るべき現ロットのボビン上の糸量を示す。またBは自動
ワインダ(全ワインディングユニット)の現ロット巻取
り可能量の時間推移を示す。CはBの平均値を示す。D
は巻取るべき次ロットの糸量である。
巻き取るべき残糸量Aは運転開始時Tより巻取り時間
の経過と共に減少していくが、この残糸量Aが巻取り可
能量の瞬時値と交差した時点Tをロットチェンジ開始
点とする。この開始点T以降では、玉揚処理後再び現
ロット糸を巻き続けると、満管となり得ないユニットが
続出することとなる。
したがって、T通過と共に次ロットボビンの供給を開
始して、T以降満管となったユニットには、すなわ
ち、その後、現ロット糸を巻き続けると満管となり得な
いユニットには玉揚処理後次ロットボビンを巻くように
する。これにより、T時点から巻取るべき次ロットの
残糸量Dが減少を始め、ロットチェンジ完了点Tまで
の移行期間では現ロットボビンと次ロットボビンを巻く
ユニットが混在することになる。そして、T以降は次
ロットのみの巻取りとなる。
次に、ワインディングユニットからみたロットチェンジ
について第3図をもとに説明する。T以降満管となっ
たユニット、ここではt時点で満管となったユニット
からは、そのUCからMCに向けて当該ユニット満管メッセ
ージDAT1が送信される。また玉揚処理後のt時点で、
次ロット巻取り指令及び巻取条件データDATA2 がMCより
UCに与えられる。また、当該ヤーンクリアラYCL にもMC
よりSGを介して新レンジDATA3 が設定される。
MCより次ロットの巻取の指令と条件DATA2 が与えられる
とUCは、ボビンを排出する指令EJ1,EJ2,EJ3 を出力し
て、ユニット内に残っている現ロットの残糸ボビン、予
備ボタンを強制排出する。その上でボビン取込口の選別
機構の照準を次ロットに合わし、取込信号(IN1,IN2,IN
3)を出すことで流れている次ロット巻取ボビン、予備
ボビンを取り込み、t時点から巻取りを開始する。
さて、次に第8図〜第14図を用いて ロットチェンジにおけるMCの動き ロットチェンジにおけるユニットの動き を具体的に説明する。
ロットチェンジにおけるMCの動き(第8図〜第10
図) まず、現ロットの巻き量がロットチェンジ開始点T
(第2図)に達したか否かを、各UCからの情報にもと
づいてMCが判断する(S1)。Tに達したのであれば、現
ロットのトレイTAに対してトレイTBによる次ロットの供
給開始をBF(第6図)に指示する。これにより、BFは実
ボビン搬送路1にトレイTBに装着された次ロットボビン
を供給する(C)。したがって、実ボビン搬送路1に
はトレイTAに装着された現ロットとトレイTBに装着され
た次ロットとが混在して流れることになる。
次に、MCは現ロットを巻き取っているユニット中に満管
ユニットが発生したか否かを判別する(S2)。満管ユニッ
トが発生すると、該当ユニットNO.例えばNO.5からMCに
当該ユニット満管メッセージDATA1 (第3図)に送ら
れ、MCはこれを記憶する。またNO.5のユニットコントロ
ーラUCに対し、次ロットの巻取を指示すると共に次ロ
ット巻取条件を送る(第3図DATA2)。次ロットの巻取
指示及び巻取条件を送られたUCは、後述する第11
図、第12図のフローに進む(U)。またヤーンクリ
アラYCL5に対し、クリアラマスタコントローラSGを介し
て、MCは上記該当ユニットコントローラUCの新クリア
リング条件を送る(第3図DATA3)。これにより、ユニ
ットNO.5は、現ロットから次ロットへのロットチェンジ
準備が完了する。
そして、MCは現ロットがBFのフィーダ内に無くなったか
否かを判断する(S3)。否であれば、半玉の玉揚げの可
能性が無いとしてステップS2に戻る。現ロットがBFのフ
ィーダ内に無くなって、全てが搬送路1に払い出されて
いれば、いずれかのユニットにおいて現ロットの半玉が
発生する可能性が出て来るとして次のステップに進む。
このステップでは、搬送路2からの現ロット空トレイの
排出、即ちトレイストッカ(BF内にある)への格納を指
示する。この指示を受けたBFは、搬送路2上にある現ロ
ットの空トレイTAを排出してトレイストッカに格納する
(C2)。続いて、MCは、トレイTAの総量が予めわかって
いることから、現ロットの空トレイTAの排出量をBFより
求めた上で、搬送路1上の現ロットトレイ数の残量を次
式 (搬送路上の残トレイTAの量) =(トレイTAの総量)−(排出トレイTAの量) より算出する。
更に、上記のように算出した現ロットのトレイ残数が現
ロット巻取中のユニット数の3倍以上か否かをMCを判断
する(S4)。ここで3倍とあるのは、各ユニットUiには
巻取ボビンを始め合計3本のボビンが同時に取り込める
ことから、各ユニットが全て3本のボビンを取り込んで
いると仮定しての仮定数量である。ステップS4において
否であれば、現ロットのトレイ残数が少いため、そのま
ま巻取りを続行すべくステップ(S2)へ戻す。反対に3
倍以上であれば、現ロットのトレイ残数に余裕があるた
め、現ロット巻取中の各ユニットの満管までに必要な糸
量を算出する。半玉発生の可能性を検討するためであ
る。
そして、各ユニットについて満管までに必要な糸量がボ
ビン2本以内か否かを判断する(S5)。2本以内であれ
ば、後述するステップ(S6)に飛ぶ。この場合後述する
否の場合と異なり、ユニットは現ロットの巻取りを中止
しないから、ボビン取込口は現ロットボビンを依然取込
み可能な状態にある。したがって、不足分は、現ロット
の巻取りを中止した否の場合の、該当ユニットから強制
的に搬送路2に払い出された現ロットボビンで穴埋めさ
れることになる。さて、否であれば、現ロットトレイの
供給に限りがあることから、半玉発生止む無しとして、
MCは、該当ユニットの満管を待つことなく、現ロット巻
取中止を指示すると共に、次ロット巻取りを指示とその
条件を該当ユニットコントローラUCi に送る。このよう
に満管を待つことなく巻取を中止する点で先に述べたス
テップS2以降のフローとは異なる。次ロット巻取指示及
び巻取条件を送られたUCi は後述する第13図、第14
図のフローに進む(U2)。また、MCはクリアラ・マスタ
コントローラSG対しても、上記巻取中止ユニットNOと次
ロットクリアリング条件への切替を指示する。
続いて、満管までに必要な糸量がボビン2本以内である
現ロット巻取ユニットに満管が発生したか否かの判断が
なされる(S6)。満管が発生したときは、既述したステ
ップS2以降と同様にして、該当ユニットコントローラに
玉揚後に次ロットの巻取り指示と巻取り条件を送ると共
に、SGに対しても新クリアリング条件を送る。
ステップS6と、これに続く上記ステップを、現ロットの
巻取ユニットが無くなるまで繰り返す(S7)。無くなれ
ば、MCはBFに現ロットの実トレイボビンの払出しを示す
る(C3)。
そして、現ロットのトレイが全部排出されたとき(S
8)。始めて既に開始されている次ロット巻取中のユニ
ットに対するAD(自動玉揚)のサービス禁止を解除す
る。そして、次ロットを現ロットに置き変えるべくMC内
部処理を実施し、各ユニットコントローラ、BFに対し、
次ロットを現ロットとする処理を実施して、ロットチェ
ンジを完了する(第2図時点T)。
ロットチェンジにおけるユニットの動き(第11図
〜第14図) まず、ENTRY Uと印した満玉玉揚フローの説明を第1
1図〜第12図を用いて説明する。なお、半玉の玉揚は
これと僅かに異なるだけである。
次ロットの巻取りに備えて満管ユニットのボビン取込口
のゲート(図示せず)を閉じ、巻取り条件を次ロット用
に変更する。そして、満管となったパッケージ20とボ
ビン4間の糸をカットし、インジェクションレバ42を
3回動作(第3図EJ1 〜EJ3)してユニット内に残って
いる3本のボビンを全て払い出す。搬送路2に払い出さ
れた現ロットボビンは、搬送路1に廻り込み、トレイTA
用にセットされたままになっているユニットに自動的に
取り込まれる。また、満管ユニットの第7図に示すトレ
イ選別機構SLをトレイTB用にセットし、取込口のゲート
を開く。このため、搬送路1を次ロットボビンが流れて
くれば、該当ユニットの通路5内へ次ロットボビンが取
り込まれることとなる。
したがって、続けて次ロットボビンが流入したか否かを
判断する(S9)。流入したら、ノッティングスタートさ
せた上で、次ロットボビンから下糸が出ているか否かを
判断する(S10)。否であれば、予備ボビンにチェンジ
して再びノッティングスタートを掛け、下糸を確認する
まで繰り返す。下糸有か確認できたとき、ノッティング
の成功を判断する(S11)。ノッティングが不成功に終
れば、成功するまで繰り返す、成功のときは、ドラム1
9を停止し、グリーンランプGLを点滅して現ロットパッ
ケージの玉揚サービスを要求する、この要求により、図
示しないADが玉揚サービスを要求した該当ユニットに走
行して来て、玉揚を行う。このとき下糸が有る(S10)
ことが要件となる。玉揚が完了すれば(S12)、該当ユニ
ットは次ロットの巻取りを開始する。
次に、ENTRY Uと印した半玉揚フローの説明を第13
図〜第14図を用いて説明する。第11図〜第12図と
異なる点は、ノッティング成功の判断(S15)で、成功
したときに行われるグリーンランプの点滅が満管のとき
よりも早く行われ、玉揚サービスの要求が半玉である点
だけであり、その他は全く同じである。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば、現ロットの巻取りを終わ
ったユニットから逐次、次ロットの巻取りを開始させ
て、ロットチェンジ過度期に併行して現ロットと次ロッ
トの巻取りを行うようにしたので、遊んでいるユニット
が生ずることがなく、したがってワインディングユニッ
トの稼動効率が低下するのを有効に防止できる。また、
満管ユニットの現ロット残ボビンを払い出して他の現ロ
ット巻取りのユニットに融通するようにしたので、半玉
パッケージの発生を可及的に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明する概念フローチャート、第2図
は本発明によるロットチェンジのタイミングを自動ワイ
ンダからみた説明図、第3図は同じく自動ワインダを構
成するワインディングユニットからみた説明図、第4図
は本発明方法を実施するための制御システムの一例を示
すブロック図、第5図はワインディングユニットの一例
を示す概略構成斜視図、第6図はワインダ域でのボビン
搬送供給システムの一例を示す平面レイアウト図、第7
図はトレイ(ロット)選別機構の一例を示す要部斜視
図、第8図〜第10図はロットチェンジにおけるMCの動
きの一例を示すフローチャート、第11図〜第14図は
同じくユニットの動きの一例を示すフローチャートであ
る。 図中、Wは自動ワインダ、Uiはワインディングユニッ
ト、Tは現ロットの残給糸量が自動ワインダの巻取可
能量を下廻った時点、4はボビン、SLはトレイ(ロッ
ト)選択機構である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現ロットと次ロットのロットボビンを選択
    的にワインディングユニット内に取り込むロット選択機
    構を備え、先行して自動ワインダに流した現ロットの残
    給糸量が自動ワインダの巻取可能量を下廻った時点で、
    次ロットを自動ワインダに流して現ロットと次ロットと
    を混在させ、その後現ロットの満管パッケージを発生す
    るワインディングユニットが現われる毎に、該ワインデ
    ィングユニット内から現ロット残ボビンを強制排出し
    て、現ロットを巻取っている未満管の他のワインディン
    グユニット内に補給すると共に、上記満管のワインディ
    ングユニットのロット選別機構を現ロットから次ロット
    に切換えて、次ロットの巻取りを開始していくようにし
    たことを特徴とする自動ワインダのロットチェンジ方
    法。
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