JP4573286B2 - 土壌浄化方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学的、物理的に汚染された土地において、地中の汚染領域の土壌を浄化する土壌浄化法に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場、化学プラント、廃棄物処理施設、廃棄物最終投棄場等の跡地を再利用するに当たり、従来は汚染された土壌を直接掘起こし、掘り起こされた土壌を別の場所に投棄し、汚染されていない土壌によって掘起こした場所を埋め戻す、所謂直接処理が行われていた。しかし、この方法は汚染され、撤去すべき土壌の量、埋め戻し用の汚染されない土壌の量が膨大で、土壌の掘起こし・埋め立て及び搬出・搬入の費用が嵩み、全工程に費やす期間も長期化すると共に汚染土壌の最終投棄場の確保が極めて困難であった。又、工事中は工事用機器や車両が発生する騒音・振動及び排気ガスが環境に与える影響が大きかった。
【0003】
そこで、上記不具合を緩和するため、土壌の入替を行わないでコンクリート製パネルやゴムシート又はコンクリートを打設することにより、汚染された土壌全周を蔽ってしまう、所謂封じ込め工法が提案されている。しかし、この工法も封じ込めるために要する部材が膨大となる上、封じ込められた場所には他の設備を埋設することが出来ず、土地の利用価値は大幅に制限されることとなる。しかもゴムシートに破損が生じた場合や、コンクリートパネルの隙間から汚染物質の漏洩も考えられ、将来に禍根を残すこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みて提案されたものであり、土壌の入替を要さないで土壌中から汚染物質を完全に除去出来、振動、騒音、排気の発生を最小限に押さえ、地上側に特別な処理施設を必要とせず、改良後の土地の利用を大幅に拡大する土壌浄化方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の土壌浄化方法は、地表(1)下の土壌(2)中の汚染領域(3)の土壌を浄化するための土壌浄化方法において、その汚染領域(3)の下方に全域に亘って複数本の第一のボーリング孔(4)を掘削し、それらの第一のボーリング孔(4)に上部に複数個の噴出孔(6N、6M)が設けられ内部に汚染物質除去用流体供給管(6)を挿入し、その汚染物質除去用流体供給管(6)には汚染物質除去用流体(a)が充填され、前記汚染領域(3)の上方に全域に亘って複数本の第二のボーリング孔(5)を掘削し、それらの第二のボーリング孔(5)に下部に複数個の吸収孔(7N)が設けられ内部に汚染物質浄化材(c)が充填されている汚染物質浄化吸収管(7)を挿入し、汚染物質除去用流体供給管(6)の噴出孔(6N、6M)から汚染物質除去用流体(a)を上方に向って噴出させて汚染物質除去用流体(a´)と汚染領域(3)内の汚染物質と反応させ、そして汚染物質と反応により生成した物質(b)が汚染領域(3)の上方に上昇して前記汚染物質浄化吸収管(7)に到達して前記汚染物質浄化吸収管(7)に吸収され、汚染物質浄化吸収管(7)内に充填された前記汚染物質浄化材(c)に反応し、無害な最終物質となり除去させている。
【0006】
また本発明の土壌浄化方法は、地表(1)下の土壌(2)中の汚染領域(3)の土壌を浄化するための土壌浄化方法において、その汚染領域(3)は第一の汚染物質で汚染された第一の汚染領域(3D)と第二の汚染物質で汚染された第二の汚染領域(3E)とを有しており、その汚染領域(3)の上方に複数本の第二のボーリング孔(5)を掘削し、その汚染領域(3)の下方に複数本の第一のボーリング孔(4)を掘削し、その汚染領域(3)の上方にそれらの第二のボーリング孔(5)に汚染物質浄化吸収管(7)を挿入し、その汚染物質浄化吸収管(7)の下部に複数個の吸収孔(7N)が設けられ内部に汚染物質浄化材(c)が充填され、第一のボーリング孔(4)に上部に複数の噴出孔(60N)を有し供給管(11)と連通している汚染物質除去用流体供給モニタ(60)を挿入し、第一の汚染領域(3D)の下方において汚染物質除去用流体供給モニタ(60)から供給管(11)を介して圧送される汚染物質除去用流体(a)を上方に向って噴出させて、汚染物質除去用流体(a´)と第一の汚染領域(3D)内の汚染物質と反応させ、そして汚染物質と反応により生成した物質(b)が第一の汚染領域(3D)の上方に上昇して前記汚染物質浄化吸収管(7)に到達して前記汚染物質浄化吸収管(7)に吸収され、汚染物質浄化吸収管(7)内に充填された前記汚染物質浄化材(c)に反応し、無害な最終物質となり除去させて第一の汚染領域(3D)の浄化処理が完了した後に、汚染物質除去用流体供給モニタ(60)を第二の汚染領域(3E)の下方に移動し、第二の汚染領域(3E)の汚染物質を除去するのに適応した汚染物質除去用流体を前記汚染物質除去用流体モニタ(60)に供給して上方に向かって噴射させ、汚染物質除去用流体と第二の汚染領域(3E)内の汚染物質と反応させ、そして汚染物質と反応により生成した物質(b)が第二の汚染領域(3)の上方に上昇して前記汚染物質浄化吸収管(7)に到達して前記汚染物質浄化吸収管(7)に吸収され、汚染物質浄化吸収管(7)内に充填された前記汚染物質浄化材(c)に反応し、無害な最終物質となり除去させて第二の汚染領域(3E)の浄化処理を完了させている。
【0007】
かかる構成を具備する本発明によれば、供給管或いは注入用モニタから注入された汚染物質除去用流体が汚染物質を吸収し、酸化し、還元し、分解し、或いは活性化して、汚染領域から汚染物質が取り除かれる。
【0008】
さらに、汚染領域を経由して汚染物質を吸収し、酸化し、還元し、分解し、或いは活性化した汚染物質除去用流体は吸収管で吸収され、さらに吸収管内部に充填された汚染物質浄化材により分解或いは除去されるので、施工個所の土壌中から汚染物質が完全に除去される。
【0009】
しかも、地上側に特別な処理施設を必要としないので、施工用スペースが十分に確保出来ない様な現場であっても、確実に施工個所の土壌を浄化出来るのである。
【0010】
ここで、注入用モニタを用いた場合には、モニタの位置毎に異なる種類の汚染物質除去用流体を注入することが出来るので、部分毎に異なる(汚染)物質で汚染された土壌の浄化には特に好適である。
【0011】
本発明の実施に際しては、前記汚染物質除去用流体としては、例えば、水、温水、空気、界面活性剤、栄養剤、バクテリア、酸化剤、還元剤、中和剤、鉄材等を用いることが出来る。
また、前記汚染物質浄化材としては、鉄材、活性材、吸着材、酸化剤、還元剤、中和剤、分解材等を利用できる。
【0012】
また、本発明の実施に際して、地盤中の特に軟弱な領域の下方近傍に且つ該軟弱領域の長手方向と平行にボーリング孔を穿孔し、該ボーリング孔に供給管を挿入して、該供給管から軟弱領域に向けて大量の微細気泡を注入すれば、軟弱領域中に微細気泡が侵入し、微細気泡が緩衝材として作用するので、軟弱地盤の液状化防止を図ることが出来る。
或いは、地盤中の特に軟弱な領域の下方近傍に且つ該軟弱領域の長手方向と平行にボーリング孔を穿孔し、該ボーリング孔内を移動可能な注入用モニタを配置して、該注入用モニタをボーリング孔内で移動させつつ該注入用モニタから軟弱領域に向けて大量の微細気泡を注入すれば、軟弱領域中に微細気泡が侵入し、微細気泡が緩衝材として作用するので、軟弱地盤の液状化防止を図ることが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一実施形態に関して、図1〜図7に基づき説明する。
図1において、地表1下方の領域、即ち、土壌2には、(例えば化学的或いは物理的に)汚染された領域3が存在する。この汚染領域3の下方近傍で、且つ、汚染領域の長手方向(図1では左右方向)と平行に、汚染領域3全域に亘って、第一のボーリング孔4が掘削される。
第一のボーリング孔4は、ボーリング孔掘削機41によって、略々同じピッチL(図5)で複数本掘削する。
【0014】
前記第一のボーリング孔4を掘削後、図2及び図6で示すように、第一のボーリング孔4には、汚染物質除去用流体供給管6が挿入される。
図2では、汚染物質除去用流体供給管6は、その先端6Fが第一の前記ボーリング孔4の先端近傍まで達するように挿入されている。すなわち、ボーリング孔4の掘削と、汚染物質除去用流体供給管6の挿入は、同一方向から行われる。但し、後述する様に、ボーリング孔4を掘削した後、ボーリング孔4の掘削方向とは逆方向から、汚染物質除去用流体供給管6を挿入することが出来る。
【0015】
図6で示す様に、汚染物質除去用流体供給管6は、その内部には汚染物質を除去する汚染物質除去用流体aを充填され、管6の断面上部には複数個(図6では3個)の噴出孔6N(垂直上方の孔)、6M(孔6N以外の孔)が設けられている。
【0016】
図2(或いは図6)で示す様に、汚染領域3下方にボーリング孔4を掘削して、汚染物質除去用流体供給管6を挿入したならば、図3に示すように、前記汚染領域3の上方近傍で、且つ、汚染領域の長手方向(図3では左右方向)に、汚染領域3全域に亘って、第二のボーリング孔5を掘削する。ここで、第二のボーリング孔5は、ボーリング孔掘削機51によって掘削され、略々同ピッチN(図5)で複数本掘削される。
【0017】
前記第二のボーリング孔5を掘削後、図4、図5、図7で示す様に、第二のボーリング孔5には、その先端近傍まで汚染物質浄化吸収管7が挿入される。
汚染物質浄化吸収管7には、汚染物質を浄化するための汚染物質浄化材cが充填されている。そして図7で示す様に、汚染物質浄化吸収管7の断面部には、複数個の吸収孔7Nが設けられている。
【0018】
図2では、第二のボーリング孔5の掘削と、汚染物質浄化吸収管7の挿入が、同一方向から行われる場合を示している。但し、後述する様に、ボーリング孔5を掘削した後、ボーリング孔5の掘削方向とは逆方向から、汚染物質浄化吸収管7を挿入することが出来る。
【0019】
図4で示す様に、汚染物質除去用流体供給管6の後端は、汚染領域3の右方地上に設置した汚染物質除去用流体(a)圧送装置12に接続され、該汚染物質除去用流体圧送装置12により、汚染物質除去用流体aは供給管6内を圧送・供給される。
【0020】
汚染物質浄化吸収管7の後端は、汚染領域3の方地上に設置したホースリール10に接続され、汚染物質浄化吸収管7内に吸収された汚染物質が汚染物質浄化材cにより浄化された後、汚染物質浄化吸収管7ごと巻き取られるか、或いは、図示しない真空吸引装置によって吸収され浄化された汚染物質のみを回収する構成となっている。
尚、汚染物質除去用流体圧送装置12及びホースリール10の地上の設置位置は、図4で示すのとは逆にしてもよい。また、汚染領域3に対して同方向に設けても良い。
【0021】
図4−図7で示す様に、汚染物質除去用流体供給管6には、汚染物質除去用流体圧送装置12によって圧力を加えられた汚染物質除去用流体aが流れ、汚染物質除去用流体aは前記噴出孔6N、6Mから緩やかに噴出する。
図4−図7において、汚染物質除去用流体供給管6の噴出孔6N、6Mから噴射した汚染物質除去用流体は、符号「a’」で表現されている。そして、汚染物質除去用流体a’は、図4−図7の上方に向かって噴出され、汚染領域3に到達する。
この際、図6で示すように、相隣るボーリング孔4のピッチLは6の上方に噴出される汚染物質除去用流体a’が均等に汚染領域に到達するように考慮して設けられるのが好ましい。尚、前記汚染物質除去用流体供給管6の噴出孔6Mの向き(噴出孔6Mからの噴出方向)は、水平であっても良い。
【0022】
汚染物質除去用流体供給管6の上方に向かって噴出された汚染物質除去用流体a’は、汚染領域3内では汚染物質と反応し、(当該流体と汚染物質との組み合わせによって)酸化し、還元し、分解し、或いは活性化する。
汚染物質と反応した汚染物質除去用流体a’は、図7で示されるように、反応により生成した物質(或いは反応過程物質:矢印「b」で示す)となり、汚染領域3の上方に上昇する。そして、前記汚染物質浄化吸収管7に到達し、吸収管7内に吸収される。吸収管7内に吸収された反応生成物(或いは反応過程物質)bは、吸収管7内部に充填された汚染物質浄化材cと反応し、(反応生成物或いは反応過程物質bと浄化材cの組み合わせによって)酸化、還元、分解、或いは活性化され、無害な物質(最終物質)となる。
【0023】
汚染物質浄化吸収管7内の物質(上述した一連の反応により無害化された最終物質)は、ホースリール10によって汚染物質浄化吸収管7ごと巻き取られるか、或いは、図示せぬ真空吸引装置によって(例えば無害化された最終物質のみが)回収され、施工個所の土壌中から汚染物質が除去されるのである。
【0024】
本発明の第二実施形態に関して、図8、図9に基づき説明する。
土壌2には汚染領域3が存在し、該汚染領域3は、第一の汚染物質で汚染された領域3Dと、第二の汚染物質で汚染された領域3Eとを有している。
この汚染領域3の下方近傍には、汚染領域3の長手方向(図8の左右方向)へ、第一のボーリング孔4を複数本掘削されている。そして、前記汚染領域3の上方近傍には、汚染領域3の長手方向(図8の左右方向)へ、第二のボーリング孔5を複数本掘削されている。
【0025】
前記第一のボーリング孔4には、汚染物質除去用流体供給モニタ60(注入用モニタ)が挿入されており、汚染物質除去用流体供給モニタ60は円筒状をしており、円筒断面上部に複数個の噴出孔60Nを設けている。汚染物質除去用流体供給モニタ60の左端には、牽引用ケーブル9の一端が接続され、このケーブル9の他端は地上の巻上げ機10’に接続され、巻上げ機によって図中左方に牽引される仕組みとなっている。
なお、モニタ60の詳細については、後述する。
【0026】
汚染物質除去用流体供給モニタ60の右端には供給管11が連通しており、供給管11は、地上の汚染物質除去用流体圧送装置12’に連通している。ここで、圧送装置12’は、各種の汚染物質除去用流体貯蔵手段(図示せず)や、後述するパッカ膨張用流体の貯蔵手段(図示せず)を有している。
圧送装置12’からは、汚染領域3に含有されている汚染物質の除去に適応した汚染物質除去用流体aが、供給管11を介して、前記汚染物質除去用流体供給モニタ60へ供給される。
【0027】
前記第二のボーリング孔5には汚染物質浄化吸収管7が挿入されており、吸収管7内には、汚染物質を浄化するための汚染物質浄化材cが充填されている。そして、吸収管7の断面下部には複数個の吸収孔7Nを設けられている。ここで、吸収管7の構成については、第一実施形態において図7を参照して説明したのと同様である。
【0028】
かかる構成を具備する第2実施形態によれば、汚染物質除去用流体供給モニタ60には、供給管11を介して汚染物質除去用流体圧送装置12’から汚染物質除去用流体(例えば、中和剤)aが圧送される。圧送された汚染物質除去用流体aは、モニタ60の噴出孔60Nから上方に向かって噴出され(図9において、噴出された汚染物質除去用流体は矢印「a’」で示されている)、第一の汚染物質で汚染された領域3Dに到達する。
【0029】
第一の汚染物質で汚染された領域3Dから汚染物質が除去される過程は、前述の第一実施形態と同様である。
第一の汚染物質で汚染された領域3Dの浄化処理が完了した後、モニタ60を図8の右方へ移動して、第二の汚染物質で汚染された領域3Eの浄化を行う。第二の汚染物質で汚染された領域3Eに対しても、第一の汚染物質で汚染された領域3Dに対して行われたのと同様な処理が為される。但し、汚染物質の種類が相違するので、汚染物質除去用流体a(例えば、酸化剤)が、前記第一の汚染物質で汚染された領域3Dに用いられたもの(例えば中和剤)と異なる。
図8の領域3Eについても、領域3Dに対して行われたのと略々同様に処理され、領域3D、3Eの汚染物質処理を行うことにより、施工個所(領域3)の土壌中から汚染物質が除去される。
【0030】
以下、図15−図20を参照しつつ、上述した汚染物質除去用流体供給モニタ60の詳細について説明する。
図8では明示されていないが、第一のボーリング孔4の内壁面には、図15で示す様に、ライニング100が施されている。
図15において、全体を符号60で示す汚染物質除去用流体供給モニタは、ライニング100が施された第一のボーリング孔4内に配置されている。ここでライニング100は、モニタ60の移動を容易にするために施されている。
【0031】
モニタ60の一端は牽引用ケーブル9が接続されており、他端は供給管11が接続されている。
なお、図15−図20においては、図8のモニタ60とは、ケーブル9と供給管11の接続位置が左右逆になっている。これは、モニタ60の何れの端部に牽引用ケーブル或いは供給管を接続するのかは、ケース・バイ・ケースで決定されることによる。
【0032】
モニタ60には長手方向(図15−図20では左右方向)に2個のパッカ102,102が設けられており、パッカ102、102は、供給管11を介して汚染物質除去用流体圧送装置12’(図8)から供給されるパッカ膨張用流体(図15では矢印C1で示す)により膨張する。
より詳細には、図15で示す状態において、供給管11から供給されたパッカ膨張用流体C1は、ラインL1、チェックバルブ104(パッカ膨張用流体C1により開放状態となる)、ラインL2或いはL3を介して、パッカ102、102へ供給されて、当該パッカを膨張させるのである。
なお、汚染物質除去用流体aをパッカ膨張用流体C1に兼用しても良い。
【0033】
モニタ60は牽引用ケーブル9側の部材112と、供給管11側の部材114とを有しており、部材112及び114に設けた歯状部材が噛み合う事により、ラチェット機構106、106を構成している。図15の状態においては、ラチェット機構106、106とは係合状態にある。
図15において、符号L4は汚染物質除去用流体aを噴出孔60N(図16参照)に連通するラインであり、流路切換バルブ108を介装している。また、符号110は、パッカ102、102内を減圧するための圧力リリーフバルブである。なお、圧力リリーフバルブ110は、図18、図19で示す状態のみ開放されており、その他の状態ではラインL5を閉鎖している。
【0034】
供給管11から供給されたパッカ膨張用流体C1でパッカ102、102を膨張させたならば、図16で示す様に、パッカ膨張用流体C1の供給を停止して、供給管11に連通する側を減圧する。減圧した結果、パッカ102に供給された流体C1は供給管11側に戻ろうとするが、チェックバルブ104(パッカ102側の圧力により閉鎖状態となる)及びラチェット機構106(係合状態)の作用により、流体C1はパッカ102内に留まり、パッカ102を膨張した状態に維持する。
【0035】
パッカ102内の圧力は、流路切換バルブ108に作用して、ラインL4を開放する方向へ切り換える(図17)。ラインL4が開放された状態で、供給管11を介して汚染物質除去用流体aを供給すれば、汚染物質除去用流体aはラインL4、噴出孔60Nを介して、矢印a’で示す様に、地盤中へ噴射される。ここで、汚染物質除去用流体aは、パッカ102の膨張圧よりも低圧で供給されている。
汚染物質の除去に十分な時間が経過するまで、図17で示す様な状態、すなわち汚染物質除去用流体aが地盤中へ噴出(a’)される状態を維持する。
【0036】
汚染物質除去用流体aの噴出が完了したならば、ケーブル9を(図17、図18において)右方へ引っ張り、ラチェット機構106を解除して、圧力リリーフバルブ110を開放してラインL5を開放し、図18で示す状態にせしめる。
その結果、パッカ102、102を膨張せしめていた流体C1は、ラインL1、L2、L5、圧力リリーフバルブ110を介して、供給管11から排出され、パッカ102、102が収縮する。
なお、図18でケーブル9を引っ張ったのは、図15−図20では、ラチェット機構106の解除方向及び圧力リリーフバルブ110を開放する方向が、ケーブル9を引っ張る側(右側)だからである。ラチェット機構106の解除方向及び圧力リリーフバルブ110を開放する方向が左側に構成されていれば、供給管11を引っ張る事となる。
【0037】
パッカ102、102が収縮したならば、図19で示す様に、供給管11を引っ張ってモニタ60を左方(矢印L方向)へ移動するか、或いは、牽引用ケーブル9を引っ張ってモニタ60を右方(矢印R方向)へ移動する。
モニタ60の移動方向は、次に処理すべき汚染領域(図8の領域3D、3E)の位置により決定される。モニタ60が所定位置に移動したならば(図20)、モニタ60内には図15で示す様に、供給管11を介してパッカ膨張用流体C1が再び供給される。
【0038】
次に、第一実施形態で用いられた汚染物質除去用流体供給管6の他の例について、図10−図12、図21、図22を用いて説明する。
【0039】
図10において、汚染物質除去用流体供給管6’(図1−図7では符号「6」で示されている管の他の例)は、内管61と、外管62とによって構成される二重管であり、内管61からは、外管62を貫通して且つ上方へ向かって噴出口61Nが開口している。他方、外管62からは2箇所の噴出口62Nが水平方向へ開口している。
【0040】
内管61の内部には低圧の汚染物質除去用流体a1が流れ、外管62と内管61によって仕切られた環状空間には高圧の汚染物質除去用流体a2が充填されている。従って、低圧の汚染物質除去用流体a1は汚染物質除去用流体供給管6’の上方へ噴出され、高圧の汚染物質除去用流体a2は水平方向へ噴出される。そのため、汚染領域3の広範囲に亘って、汚染物質除去用流体a1、a2が均等に浸透する。
【0041】
図11、図12には、汚染物質除去用流体供給管について、図10で示すのとは更に別の例が示されている。図11において、汚染物質除去用流体供給管80(図1−図7の管6のその他の例)は、内管81と中管82と外管83とによって構成される三重管となっている。
内管81からは、中管82と外管83を貫通して、噴出口81Nが上方に向かって開口している。
【0042】
中管82からは、外管83を貫通して、2箇所の噴出口82Nが水平方向に向かって開口している。そして外管83からは、中管82の噴出口82Nを同芯に包み込む様に、環状の噴出口83Nが開口している。なお、断面形状が円形の噴出口82Nと、断面形状が環状の噴出口83Nとの配置については、図12に示されている。
【0043】
内管81の噴出口81Nからは低圧の汚染物質除去用流体a1’が上方へ噴出する。
中管82の噴出口82Nからは、高圧粉粒体(又は高圧ペレット:例えば栄養剤)を包含した汚染物質除去用流体a2’が噴出され、汚染物質除去用流体a2’を取り囲む様な態様で、高圧の流体ジェットa3’(例えば高圧水ジェット)が噴出口83Nから噴出される。
噴流a2’を取り囲む様な態様で高圧流体ジェットa3’を噴出された結果、噴流a2’及び流体ジェットa3’の流速は増幅され、土壌掘削能力が向上する。従って、隣接する汚染物質除去用流体供給管80同士のピッチを大きくとることが出来、供給管80の設置本数を少なくすることが出来る。そのため、より経済的、且つ、効果的に汚染物質の除去ができる。
なお、汚染物質除去用流体a2’が高圧水ジェットa3’を包囲する様に、噴出口82N、83Nから噴射される流体の種類を選定することが可能である。
【0044】
図21、図22で示す汚染物質除去用流体供給管90は、図11、図12の汚染物質除去用流体供給管80と同様に、3種類の流体を噴射する構造となっている。
図21において、汚染物質除去用流体供給管90は、内管91と、外管92と、郭壁93、93とから構成されている。そして、これ等の部材により、汚染物質除去用流体供給管90の横断面(図21で示す断面)は、3つの領域に分割される。すなわち、内管91の内側の区画91−aと、内管91と外管92との間の環状区画を郭壁93、93で区切った2つの区画92−a(大きい方の区画)、93−a(小さい方の区画)である。
【0045】
区画91−aは、汚染物質除去用流体圧送装置12(図4)から、汚染物質除去用流体として栄養や界面活性剤等が供給される。図21、図22において、区画91−aへ供給された栄養や界面活性剤等は、符号A1で示す。
また、区画92−aには高圧空気(符号A2)が供給され、区画93−aには低圧空気(符号A3)が供給される。
区画91−aに供給された栄養や界面活性剤等A1は、噴出孔90N−1を介して水平方向へ噴射され、或いは、噴出孔90N−2を介して上方へ噴射される。
【0046】
区画92−aに供給された高圧空気A2は、図22で示す様に、噴出孔90N−1の内側の噴出孔90N−1Aを介して噴出され、区画91−aに供給された栄養や界面活性剤等A1は、噴出孔90N−1の外側の噴出孔90N−1Bを介して噴射される。図11、図12の場合と同様に、噴射された流体による地盤掘削能力を向上し、隣接する汚染物質除去用流体供給管90の距離(ピッチ)を長くするためである。
明確には図示されていないが、区画93−aに供給された低圧空気A3は、噴出孔90N−2の内側の噴出孔(図示せず)から上方(汚染土壌の方向)へ噴射され、その周囲を、
噴出孔90N−2の外側の噴出孔(図示せず)から噴射される栄養や界面活性剤等A1(図示せず)が包囲している。
【0047】
第一のボーリング孔4に挿入される汚染物質除去用流体供給管(6、6’、80、90)の配置例が、図13、図14に示されている。図13、図14中、符号6Uは上側の汚染物質除去用流体供給管(6、6’、80、90)を示し、符号6Lは下側の汚染物質除去用流体供給管(6、6’、80、90)を示す。汚染物質除去用流体供給管(6、6’、80、90)を所謂「井桁」状に、2層に配置することによって、浄化効果を高めることが出来る。
明確には図示されていないが、汚染物質浄化吸収管7を同様に2層に配置すれば、汚染物質の除去効果が更に高まる。
【0048】
上述した実施形態において、前記汚染物質除去用流体としては、例えば、水、温水、空気、界面活性剤、栄養剤、バクテリア、酸化剤、還元剤、中和剤、鉄材等を用いることが出来る。
また、前記汚染物質浄化材としては、鉄材、活性材、吸着材、酸化剤、還元剤、中和剤、分解材等を利用できる。
【0049】
尚、図示の実施形態において、第一のボーリング孔4と第二のボーリング孔5とは、夫々逆向きに掘削されているが、同一方向に掘削しても良い。
【0050】
図示は省略されているが、本発明の実施に際して、軟弱領域に微細気泡を注入すれば、軟弱領域中に微細気泡が侵入し、微細気泡が緩衝材として作用するので、軟弱地盤の液状化防止を図ることが出来る。
【0051】
【発明の効果】
以上の通り本発明によれば、以下の優れた効果を奏する。
(a) 土壌の入替を要さずに土壌中から汚染物質が完全に除去出来る。
(b) 土壌浄化後の土地の利用を大幅に拡大することが出来る。
(c) 地上側に特別な処理施設を必要としないので、施工用スペースが十分に確保出来ないような現場であっても、確実に土壌を浄化できる。
(d) 振動、騒音、排気の発生を最小限に押さえ、地上設備を大幅に削減出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る土壌浄化方法の第一過程を示す断面図。
【図2】第一実施形態の土壌浄化方法の第二過程を示す断面図。
【図3】第一実施形態の土壌浄化方法の第三過程を示す断面図。
【図4】第一実施形態の土壌浄化方法の全体を示す断面図。
【図5】図1のX−X断面図。
【図6】図5のA部拡大図。
【図7】図5のB部拡大図。
【図8】本発明の第二実施形態の土壌浄化方法を示す断面図。
【図9】図8のY−Y断面図。
【図10】汚染物質除去用流体供給管を二重管に構成した例を示す図。
【図11】汚染物質除去用流体供給管を三重管に構成した例を示す図。
【図12】図11のW−W断面図。
【図13】汚染物質除去用流体供給管を2層に配置した場合の上面図。
【図14】図13のZ−Z断面図。
【図15】汚染物質除去用流体供給モニタの一例を示す断面図。
【図16】図15のモニタのパッカが膨張した状態を示す断面図。
【図17】図15、図16で示すモニタから汚染物質除去用流体を供給する状態を示す断面図。
【図18】図15−図17のモニタのパッカを収縮する前段階の操作を示す断面図。
【図19】図15−図18のモニタのパッカが収縮した状態を示す断面図。
【図20】図15−図19のモニタにおける図15の前段階の状態を示す断面図。
【図21】汚染物質除去用流体供給管の他の例を示す横断面図。
【図22】図21の部分拡大図。
【符号の説明】
1・・・地表
2・・・土壌
3・・・汚染領域
4・・・第一のボーリング孔
5・・・第二のボーリング孔
6、6’、80、90・・・汚染物質除去用流体供給管
7・・・汚染物質浄化吸収管
60・・・汚染物質除去用流体供給モニタ

Claims (2)

  1. 地表(1)下の土壌(2)中の汚染領域(3)の土壌を浄化するための土壌浄化方法において、その汚染領域(3)の下方に全域に亘って複数本の第一のボーリング孔(4)を掘削し、それらの第一のボーリング孔(4)に上部に複数個の噴出孔(6N、6M)が設けられ内部に汚染物質除去用流体供給管(6)を挿入し、その汚染物質除去用流体供給管(6)には汚染物質除去用流体(a)が充填され、前記汚染領域(3)の上方に全域に亘って複数本の第二のボーリング孔(5)を掘削し、それらの第二のボーリング孔(5)に下部に複数個の吸収孔(7N)が設けられ内部に汚染物質浄化材(c)が充填されている汚染物質浄化吸収管(7)を挿入し、汚染物質除去用流体供給管(6)の噴出孔(6N、6M)から汚染物質除去用流体(a)を上方に向って噴出させて汚染物質除去用流体(a´)と汚染領域(3)内の汚染物質と反応させ、そして汚染物質と反応により生成した物質(b)が汚染領域(3)の上方に上昇して前記汚染物質浄化吸収管(7)に到達して前記汚染物質浄化吸収管(7)に吸収され、汚染物質浄化吸収管(7)内に充填された前記汚染物質浄化材(c)に反応し、無害な最終物質となり除去させることを特徴とする土壌浄化方法。
  2. 地表(1)下の土壌(2)中の汚染領域(3)の土壌を浄化するための土壌浄化方法において、その汚染領域(3)は第一の汚染物質で汚染された第一の汚染領域(3D)と第二の汚染物質で汚染された第二の汚染領域(3E)とを有しており、その汚染領域(3)の上方に複数本の第二のボーリング孔(5)を掘削し、その汚染領域(3)の下方に複数本の第一のボーリング孔(4)を掘削し、その汚染領域(3)の上方にそれらの第二のボーリング孔(5)に汚染物質浄化吸収管(7)を挿入し、その汚染物質浄化吸収管(7)の下部に複数個の吸収孔(7N)が設けられ内部に汚染物質浄化材(c)が充填され、第一のボーリング孔(4)に上部に複数の噴出孔(60N)を有し供給管(11)と連通している汚染物質除去用流体供給モニタ(60)を挿入し、第一の汚染領域(3D)の下方において汚染物質除去用流体供給モニタ(60)から供給管(11)を介して圧送される汚染物質除去用流体(a)を上方に向って噴出させて、汚染物質除去用流体(a´)と第一の汚染領域(3D)内の汚染物質と反応させ、そして汚染物質と反応により生成した物質(b)が第一の汚染領域(3D)の上方に上昇して前記汚染物質浄化吸収管(7)に到達して前記汚染物質浄化吸収管(7)に吸収され、汚染物質浄化吸収管(7)内に充填された前記汚染物質浄化材(c)に反応し、無害な最終物質となり除去させて第一の汚染領域(3D)の浄化処理が完了した後に、汚染物質除去用流体供給モニタ(60)を第二の汚染領域(3E)の下方に移動し、第二の汚染領域(3E)の汚染物質を除去するのに適応した汚染物質除去用流体を前記汚染物質除去用流体モニタ(60)に供給して上方に向かって噴射させ、汚染物質除去用流体と第二の汚染領域(3E)内の汚染物質と反応させ、そして汚染物質と反応により生成した物質(b)が第二の汚染領域(3)の上方に上昇して前記汚染物質浄化吸収管(7)に到達して前記汚染物質浄化吸収管(7)に吸収され、汚染物質浄化吸収管(7)内に充填された前記汚染物質浄化材(c)に反応し、無害な最終物質となり除去させて第二の汚染領域(3E)の浄化処理を完了させることを特徴とする土壌浄化方法。
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