JP5183431B2 - 油汚染土壌の油回収方法 - Google Patents

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Description

本発明は、油汚染土壌の油を効率的に回収可能な油汚染土壌の油回収方法に関する。
油汚染土壌の油汚染箇所の下部から油汚染箇所に空気を供給することによって、地下水中に浮遊している油や土粒子に付着したり土粒子間に閉塞している油を地下水面へ浮上させて、地下水面に油層を形成させた後、回収井戸内に溜まった液体を引揚げる。これにより、回収井戸の周囲の地下水位が低下し、地下水とともに地下水面に浮上した油が横方向に移動して回収井戸内に流入するので、この油を地下水とともに引揚げることで回収井戸の周囲に存在していた油を回収できる(例えば、特許文献1等参照)。
特開2007−245052号公報
しかしながら、地下水面上の油は地下水に比べて流動が緩慢であり、回収井戸の地下水位を低下させただけでは、地下水面に浮上した油が横方向(水平方向)に移動しにくく、油が回収井戸内に流入しにくいので、油を効率的に回収できないという問題点があった。特に、回収井戸の周囲に存在する地中の油汚染領域が広範囲に渡る場合、回収井戸よりも離れた場所に存在する油の水平方向の流動が緩慢となり、回収井戸内に油が流入しにくい。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、回収井戸の周囲に存在する地下水面上の油を水平方向に早く移動させることができて、回収井戸内に油が流入しやすくなり、油を効率的に回収可能とした地中の油汚染土壌の油回収方法を提供する。
本発明に係る油汚染土壌の油回収方法は、油汚染土壌中の油汚染部の油を回収するための回収井戸を形成し、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌の任意の位置の地表面から地中に向けて地表面と油汚染部との間を通過した後に上記任意の位置とは異なる位置の地表面に到達するボーリング孔を回収井戸を挟んで複数形成した後、当該複数の各ボーリング孔を拡径した各拡径孔内に、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔を複数備えた有孔管を、油汚染部を通過する部分に位置されるように埋設し、当該複数の拡径孔内に埋設された有孔管に水を注入して有孔管の孔から油汚染部の方向に向けて排出される水によって油汚染部の油に上方から水圧を加えるとともに、回収井戸内の液体を引揚げる回収作業を行うことによって回収井戸の周囲に存在していた油を回収したことを特徴とする。
本発明に係る別の油汚染土壌の油回収方法は、油汚染土壌中の油汚染部の油を回収するための回収井戸を形成し、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌の任意の位置の地表面から地中に向けて油汚染部の下方に延長して油汚染部の下を通過した後に上記任意の位置とは異なる位置の地表面に到達するボーリング孔を回収井戸を挟んで複数形成した後、当該複数の各ボーリング孔を拡径した各拡径孔内に、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔を複数備えた有孔管を、油汚染部を通過する部分に位置されるように埋設し、当該複数の拡径孔内に埋設された有孔管に水を注入して有孔管の孔から油汚染部の方向に向けて排出される水によって油汚染部の油に下方から水圧を加えるとともに、回収井戸内の液体を引揚げる回収作業を行うことによって回収井戸の周囲に存在していた油を回収したことを特徴とする。
本発明に係るさらに別の油汚染土壌の油回収方法は、油汚染土壌中の油汚染部の油を回収するための回収井戸を形成し、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌の第1の任意の位置の地表面から地中に向けて地表面と油汚染部との間を通過した後に上記第1の任意の位置とは異なる位置の地表面に到達するボーリング孔を回収井戸を挟んで複数形成した後、当該複数の各ボーリング孔を拡径した各拡径孔内に、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔を複数備えた一方の有孔管を、油汚染部を通過する部分に位置されるように埋設するとともに、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌の第2の任意の位置の地表面から地中に向けて油汚染部の下方に延長して油汚染部の下を通過した後に上記第2の任意の位置とは異なる位置の地表面に到達するボーリング孔を回収井戸を挟んで複数形成した後、当該複数の各ボーリング孔を拡径した各拡径孔内に、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔を複数備えた他方の有孔管を、油汚染部を通過する部分に位置されるように埋設し、当該複数の拡径孔内に埋設された一方の有孔管内及び他方の有孔管内に水を注入して各有孔管の孔から油汚染部の方向に向けて排出される水によって油汚染部の油に上下方向から水圧を加えるとともに、回収井戸内の液体を引揚げる回収作業を行うことによって回収井戸の周囲に存在していた油を回収したことを特徴とする。
従って、本発明に係る油汚染土壌の油回収方法によれば、地中の油の上方から、あるいは、地中の油の下方から、あるいは、地中の油の上方及び下方から、地中の油に水圧を加えたことにより、回収井戸の周囲に存在する地下水面上の油を水平方向に早く移動させることができて、回収井戸内に油が流入しやすくなり、油を効率的に回収できる。また、油汚染部と地表面との間に延長させた有孔管の孔を介して地中より油汚染部に注水するので、油汚染部に近い地中から注水できることにより、地表面から注水する場合に比べて水圧損失を少なくできて油汚染部の油に加える水圧を大きくできるので、油回収効率を向上できる。
最良の形態1
図1乃至図3は本発明の最良の形態1を示し、図1は図3のA−A断面に相当する図であって油汚染土壌の油回収方法を示し、図2は図3のB−B断面に相当する図であって油汚染土壌の油回収方法を示し、図3は油汚染土壌の油回収方法を油汚染土壌の上方から見て示す。
図1を参照し、地中の油汚染土壌の油回収装置の構成を説明する。油回収装置1は、回収井戸2、水圧付与装置3、引揚装置4を備える。尚、Xは不飽和帯、Yは飽和帯、Lは地下水位を示す。
回収井戸2は、地中の油汚染土壌5の地表面から地中の油汚染部8に向けて形成された掘削竪孔6と、掘削竪孔6内に挿入された回収用の有孔管7とにより形成される。
掘削竪孔6は、孔底13が油汚染土壌5の油汚染部8よりも下方まで到達する深さに形成される。即ち、掘削竪孔6は、油汚染土壌5の地表面から地中の油汚染部8を通過して油汚染部8よりも下方まで到達するように形成される。油汚染部8の位置及び深さは、事前のボーリング調査で調べる。
有孔管7は、例えば断面円形で一端閉塞他端開口の有底管により形成され、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔9を複数備えたものである。孔9は、例えば有孔管7の周方向に延長する細長の孔により形成される。有孔管7は、油汚染部8に近い部分にだけ孔9を備えた有孔管を用いる。有孔管7は、複数の管を継いで形成してもよいし、1本の管により形成してもよい。
有孔管7は、管底12側から掘削竪孔6内に挿入される。有孔管7の外面と掘削竪孔6の内壁面11とが接触するように、掘削竪孔6の径と有孔管7の外径とがほぼ同じである。
水圧付与装置3は、貯水タンク15、加圧ポンプ16、注水用の有孔管17、貯水タンク15と加圧ポンプ16とを連通可能に繋ぐ連結ホース18、加圧ポンプ16の駆動電源19とを備える。
有孔管17は、周知の曲線ボーリング装置により形成されたボーリング孔内に埋設される。ボーリング孔内に有孔管17を埋設する方法は、例えば、特開2004−293135号公報等に開示された周知の方法により実現可能である。即ち、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌5の任意のA位置の地表面から地中に向けて地表面と油汚染部8との間を通過した後にA位置とは異なるB位置の地表面に到達するボーリング孔を形成した後、ボーリング孔を掘削した曲線ボーリング装置の回転ロッドの先端に取り付けられていた掘削ビットを取り外して回転ロッドの先端に拡径掘削ビット(リーマと呼ばれる)を取り付ける。この拡径掘削ビットによって、B位置にあるボーリング孔の出口26からA位置にあるボーリング孔の入口25までボーリング孔の径を拡径しながら掘削する際に、拡径掘削ビットの掘削進行方向の後端に有孔管17を繋げておくことで、水平ボーリング孔を拡径した拡径孔22内に有孔管17を埋設できる。尚、有孔管17は、複数の管を継いで形成する。有孔管17は、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔23を複数備えた有孔管が、油汚染部8を通過する部分にだけ位置されるように埋設される。
有孔管17は、地表面側から見た場合に、例えば、回収用井戸2を挟んで互いに平行に位置するように複数設けられる(図2,図3参照)。
拡径孔22の入口25から地上に延長する有孔管17の一端と一方の加圧ポンプ16の吐出口とが連通可能に連結され、拡径孔22の出口26から地上に延長する有孔管17の他端と他方の加圧ポンプ16の吐出口とが連通可能に連結される。尚、有孔管17の一端又は他端のうちの一方のみを加圧ポンプ16に連結し、加圧水を有孔管17の一端又は他端のうちの一方のみから地中に供給するようにしてもよい。
引揚装置4は、引揚ホース31、吸引ポンプ32、回収タンク33、吸引ポンプ32と回収タンク33とを連通可能に繋ぐ連結ホース34、吸引ポンプの駆動電源35とを備える。引揚ホース31の一端が吸引ポンプ32の吸込口に連結され、引揚ホース31の他端が回収井戸2内の液体36中に挿入される。連結ホース34の一端が回収タンク33の水取込口に連結され、連結ホース34の他端が吸引ポンプ32の吐出口に連結される。
図1を参照し、油汚染土壌の油回収方法を説明する。まず、油汚染土壌5での事前のボーリング調査で調べた油汚染部8の範囲及び油汚染部8の地中深さを確認して、当該油汚染部8の範囲の中心位置に油汚染部8よりも下方まで到達する地中深さの掘削竪孔6を形成し、当該掘削竪孔6内に回収用の有孔管7を設置することによって、回収井戸2を形成し、さらに、水圧付与装置3、引揚装置4を設置する。その後、水圧付与作業及び引揚作業による油汚染土壌5の油の回収作業を行う。
即ち、水圧付与装置3の加圧ポンプ16を駆動することで、貯水タンク15の水が加圧ポンプ16で加圧され、油汚染部8と地表面との間に延長させた注水用の有孔管17の孔23を介して地中より油汚染部8に注水されることで、回収井戸2の周辺に位置する油汚染部8の上面に水圧Pを付与するとともに、引揚装置4によって、回収井戸2内の液体36を引揚げる引揚作業を行うことによって回収井戸2の周囲に存在していた油を回収タンク33に回収する。
最良の形態1によれば、回収井戸2の周辺に位置する油汚染部8の上面に水圧Pを付与したことにより、油汚染部8の上面が水圧Pで押されることによって当該油汚染部8の油が横方向に移動しやすくなる。よって、油回収井戸2内に油が流入しやすくなり、油を効率的に回収できるようになる。
また、注水用の有孔管17を油汚染部8と地表面との間に延長させたので、油汚染部8に近い地中から注水できるようになり、地表面から注水する場合に比べて水圧損失を少なくできて油汚染部8の油に加える水圧Pを大きくできる。従って、油汚染部8の上面がより大きい水圧Pで押されることによって当該油汚染部8の油が横方向により移動しやすくなるので、油回収効率をより向上できる。
最良の形態2
図4は油汚染土壌の油回収処理装置及び油回収方法を示す。
最良の形態2では、注水用の有孔管17を、地表面から油汚染土壌5中の油汚染部8の下方に延長するように設けて、当該有孔管17内に水を注入して有孔管17の孔23から油汚染部8の方向に向けて排出される水によって油汚染部8の油に下方から水圧Pを加えるとともに、回収井戸2内の液体36を引揚げる回収作業を行うことによって回収井戸2の周囲に存在していた油を回収する。
最良の形態2で使用する油回収装置1の構成、及び、水圧付与装置3、引揚装置4の動作は、最良の形態1と同じである。
最良の形態2によれば、油汚染部8の下方から油汚染部8の下面に水圧Pを付与したことにより、油汚染部8の油が横方向に移動しやすくなる。よって、油回収井戸2内に油が流入しやすくなり、油を効率的に回収できるようになる。
また、注水用の有孔管17を油汚染部8の下方に延長させたので、油汚染部8に近い地中から注水できるようになり、地表面から注水する場合に比べて水圧損失を少なくできて油汚染部8の油に加える水圧Pを大きくできるので、油回収効率をより向上できる。
最良の形態3
最良の形態1と最良の形態2とを組み合わせてもよい。即ち、図5に示すように、一方の注水用の有孔管17を、地表面から油汚染土壌5中の油汚染部8と地表面との間に延長するように油汚染部8の上側に設置するとともに、他方の注水用の有孔管17を、地表面から油汚染土壌5中の油汚染部8の下方に延長するように油汚染部8の下側に設け、一方の有孔管17内及び他方の有孔管17内に水を注入して各有孔管17の孔23から油汚染部8の方向に向けて排出される水によって油汚染部8の油に上下方向から水圧Pを加えるとともに、回収井戸2内の液体36を引揚げる回収作業を行うことによって回収井戸2の周囲に存在していた油を回収する。
最良の形態3によれば、最良の形態1の効果と最良の形態2の効果とを合わせた相乗効果を得ることができ、油回収効率をさらに向上できる。
回収用の有孔管7の断面形状は矩形でもよい。
回収用の有孔管7の孔9、注水用の有孔管17の孔23の形状は問わない。
注水用の有孔管17は、一方の端が地中で止まるように設けられ、他方の端が地上で加圧ポンプ16に連結された構成としてもよい。
油汚染土壌の油回収方法を示す断面図(最良の形態1)。 油汚染土壌の油回収方法を示す断面図(最良の形態1)。 油汚染土壌の油回収方法を示す平面図(最良の形態1)。 油汚染土壌の油回収方法を示す断面図(最良の形態2)。 油汚染土壌の油回収方法を示す断面図(最良の形態3)。
符号の説明
2 回収井戸、5 油汚染土壌、8 油汚染部、17 有孔管、23 有孔管の孔、
36 回収井戸内の液体、P 水圧。

Claims (3)

  1. 油汚染土壌中の油汚染部の油を回収するための回収井戸を形成し、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌の任意の位置の地表面から地中に向けて地表面と油汚染部との間を通過した後に上記任意の位置とは異なる位置の地表面に到達するボーリング孔を回収井戸を挟んで複数形成した後、当該複数の各ボーリング孔を拡径した各拡径孔内に、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔を複数備えた有孔管を、油汚染部を通過する部分に位置されるように埋設し、当該複数の拡径孔内に埋設された有孔管に水を注入して有孔管の孔から油汚染部の方向に向けて排出される水によって油汚染部の油に上方から水圧を加えるとともに、回収井戸内の液体を引揚げる回収作業を行うことによって回収井戸の周囲に存在していた油を回収したことを特徴とする油汚染土壌の油回収方法。
  2. 油汚染土壌中の油汚染部の油を回収するための回収井戸を形成し、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌の任意の位置の地表面から地中に向けて油汚染部の下方に延長して油汚染部の下を通過した後に上記任意の位置とは異なる位置の地表面に到達するボーリング孔を回収井戸を挟んで複数形成した後、当該複数の各ボーリング孔を拡径した各拡径孔内に、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔を複数備えた有孔管を、油汚染部を通過する部分に位置されるように埋設し、当該複数の拡径孔内に埋設された有孔管に水を注入して有孔管の孔から油汚染部の方向に向けて排出される水によって油汚染部の油に下方から水圧を加えるとともに、回収井戸内の液体を引揚げる回収作業を行うことによって回収井戸の周囲に存在していた油を回収したことを特徴とする油汚染土壌の油回収方法。
  3. 油汚染土壌中の油汚染部の油を回収するための回収井戸を形成し、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌の第1の任意の位置の地表面から地中に向けて地表面と油汚染部との間を通過した後に上記第1の任意の位置とは異なる位置の地表面に到達するボーリング孔を回収井戸を挟んで複数形成した後、当該複数の各ボーリング孔を拡径した各拡径孔内に、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔を複数備えた一方の有孔管を、油汚染部を通過する部分に位置されるように埋設するとともに、曲線ボーリング装置を用いて、油汚染土壌の第2の任意の位置の地表面から地中に向けて油汚染部の下方に延長して油汚染部の下を通過した後に上記第2の任意の位置とは異なる位置の地表面に到達するボーリング孔を回収井戸を挟んで複数形成した後、当該複数の各ボーリング孔を拡径した各拡径孔内に、管の壁に管の内面と外面とに貫通する孔を複数備えた他方の有孔管を、油汚染部を通過する部分に位置されるように埋設し、当該複数の拡径孔内に埋設された一方の有孔管内及び他方の有孔管内に水を注入して各有孔管の孔から油汚染部の方向に向けて排出される水によって油汚染部の油に上下方向から水圧を加えるとともに、回収井戸内の液体を引揚げる回収作業を行うことによって回収井戸の周囲に存在していた油を回収したことを特徴とする油汚染土壌の油回収方法。
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