JP4572915B2 - 車輌用操舵制御装置 - Google Patents

車輌用操舵制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4572915B2
JP4572915B2 JP2007182134A JP2007182134A JP4572915B2 JP 4572915 B2 JP4572915 B2 JP 4572915B2 JP 2007182134 A JP2007182134 A JP 2007182134A JP 2007182134 A JP2007182134 A JP 2007182134A JP 4572915 B2 JP4572915 B2 JP 4572915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
vehicle
driving force
front wheels
right front
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007182134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007326573A (ja
Inventor
健 鯉渕
義明 土屋
太郎 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007182134A priority Critical patent/JP4572915B2/ja
Publication of JP2007326573A publication Critical patent/JP2007326573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4572915B2 publication Critical patent/JP4572915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、車輌用操舵制御装置に係り、更に詳細には左右輪の駆動力差に起因する車輌の挙動変化に対する抑制効果が向上するよう操舵特性を制御する車輌用操舵制御装置に係る。
自動車等の車輌の操舵制御装置の一つとして、例えば下記の特許文献1に記載されている如く、左右輪の回転数差に応じて操舵アシストトルクを調整することにより車輌の挙動を良好にするよう構成された操舵制御装置が従来より知られており、この種の操舵制御装置によれば左右の路面の摩擦係数が異なる所謂またぎ路に於ける車輌挙動の悪化に対処する運転者の操舵が容易になるので、車輌挙動の安定化を図ることができる。また下記の特許文献2には、車輌の制動時に於ける左右の車輪速度差が基準値以上であるときには、車輪速度が小さい方へ操舵輪の舵角を制御するよう構成された操舵制御装置が記載されて知られており、この種の操舵制御装置によれば左右の路面の摩擦係数が異なる所謂またぎ路に於ける車輌の直進走行安定性を向上させることができる。
特開昭64−4577号公報 特開2001−334947号公報
また下記の特許文献3には、車輌が左右輪に対する摩擦係数の異なる路面上にあってアンチスキッド装置が作動したとき、左右輪間の制動力差に起因した車輌の偏向を容易に修正することができるよう、そのときハンドル操作に対し可変反力を付与する反力可変機構に供給される油圧を制御して可変反力を軽減することが記載されている。また下記の特許文献4には、挙動制御装置による挙動制御に悪影響を与えることなく車輪の操舵制御により車輛の走行性を向上させるよう、運転者による操舵とは別に車輪を操舵するアクティブ操舵手段と、車輪の制駆動力を個別に制御することによって車輌の挙動を制御する挙動制御装置とを備えた車輌に於いて、挙動制御装置の作動中にはアクティブ操舵の制御量を低減することが記載されている。
特開平8−183470号公報 特開2002−302059号公報
上記特許文献1及び2に記載された技術を応用し、左右輪の制駆動力差に応じて、即ち左右輪の制駆動力差により生じるヨーモーメントに応じて該ヨーモーメントの影響が抑制されるよう操舵アシストトルクを調整し又は操舵輪の舵角を制御することにより車輌挙動の安定化を図ることが考えられる。また上記特許文献3に記載された技術によれば、車輌が左右輪に対する摩擦係数の異なる路面上にあってアンチスキッド装置が作動したとき、左右輪間の制動力差に起因した車輌の偏向を容易に修正することができ、また上記特許文献4に記載された技術によれば、車輌挙動制御がアクティブ操舵により乱されないようにして車輌の挙動を安定化させることができる。
一般に車輌が旋回加速する場合には、左右の荷重移動により旋回外輪の接地荷重が増大し、旋回外輪の駆動力が旋回内輪の駆動力に比して高くなる。そのため車輌の旋回加速時に左右輪の駆動力差に応じて操舵アシストトルクを調整し又は操舵輪の舵角を制御すると、旋回方向とは逆方向の操舵アシストトルクが発生され、操舵トルクが大きくなって運転者の操舵負担が増大したり、或いは操舵輪の舵角が低減され、旋回半径が大きくなって車輌の旋回性能が悪化するという問題が生じる。
本発明は、左右輪の駆動力差に応じて操舵アシストトルクを調整し又は操舵輪の舵角を制御する場合に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主要な課題は、特に前輪駆動車輌の旋回時に左右輪の駆動力差に基づく操舵アシストトルクや操舵輪舵角の制御量を低減することにより、操舵トルクの過不足や旋回半径の増減による車輌の旋回性能の悪化や旋回安定性の低下を防止することである。
上述の主要な課題は、本発明によれば、左右輪の駆動力差に起因する前輪駆動車輌の偏向を抑制するよう操舵特性を制御する車輌用操舵制御装置に於いて、左右の荷重移動量の大きさを示す指標値が高いほど操舵特性制御量を小さくすることを特徴とする車輌用操舵制御装置によって達成される。
上記の操舵特性の制御は、操舵アシストトルクを制御することにより行われてよく、或いはまた操舵輪の舵角を制御することにより行われてよい。また前記指標値は車輌のヨーレートであってよい。
上記の如く、左右輪の駆動力差に起因する前輪駆動車輌の偏向を抑制するよう操舵特性を制御する車輌用操舵制御装置に於いて、左右の荷重移動量の大きさを示す指標値が高いほど操舵特性制御量を小さくするようになっていれば、左右輪の駆動力差に起因する車輌の偏向抑制による操舵特性制御をそのまま実行したのでは、運転者がハンドルを大きく切って旋回度の高い旋回を行なうとき、特に前輪駆動車輌では左右前輪間の駆動力差が大きくなって、操舵特性制御により操舵量が削減されがちになるところ、この操舵特性制御による操舵量削減作用を抑え、またぎ路等のために用意された操舵特性制御が旋回操舵性能に悪影響を与えることを確実に防止することができる。
操舵特性制御が操舵アシストトルクの制御により行われるようになっていれば、上記の旋回時のための操舵特性制御量の調整は操舵アシストトルクの調整により容易に且つ確実に達成される。また同様に、操舵特性制御が操舵輪の舵角制御により行われるようになっていても、上記の旋回時のための操舵特性制御量の調整は操舵輪の舵角の調整により容易に且つ確実に達成される。
前記指標値が車輌のヨーレートとされれば、車輌の旋回による左右の荷重移動を容易に且つ確実に把握して旋回時のための操舵特性制御量の調整を行うことができる。
車輛が駆動輪の駆動スリップに基づくトラクション制御を行うよう構成されているときには、上記の旋回時のための操舵特性制御量の調整は左右駆動輪の駆動力差に基づくトラクション制御の修正により行われてよい。その場合、アシストトルクや操舵輪の舵角の調整は、運転者の操舵に基づく基本操舵トルク又は基本操舵輪舵角にトラクション制御により付加すべき操舵方向とは逆方向の付加操舵トルク又は付加操舵輪舵角の大きさを左右の荷重移動量の大きさを示す指標値の増大に応じて低減するようになっていてよい。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を好ましい実施形態について詳細に説明する。
第一の実施形態
図1は電動式パワーステアリング装置を備えた前輪駆動式の車輌に適用された本発明による車輌用操舵制御装置の第一の実施形態を示す概略構成図である。
図1に於いて、10FL及び10FRはそれぞれ車輌12の駆動輪である左右の前輪を示し、10RL及び10RRはそれぞれ車輌12の従動輪である左右の後輪を示している。操舵輪でもある左右の前輪10FL及び10FRは運転者によるステアリングホイール14の転舵に応答して駆動されるラック・アンド・ピニオン式の電動式パワーステアリング装置16によりタイロッド18L及び18Rを介して操舵される。また左右の前輪10FL及び10FRはエンジン20により流体式トルクコンバータ22及び自動変速機24を介して駆動軸26FL及び26FRが回転駆動されることにより駆動される。
図示の実施形態に於いては、電動式パワーステアリング装置16はラック同軸型の電動式パワーステアリング装置であり、電子制御装置28により制御される。電動式パワーステアリング装置16は電動機30と、電動機30の回転トルクをラックバー32の往復動方向の力に変換する例えばボールねじ式の変換機構34とを有し、ハウジング36に対し相対的にラックバー32を駆動する補助転舵力を発生することにより、運転者の操舵負担を軽減する操舵アシストトルクを発生する。
各車輪の制動力は制動装置38の油圧回路40によりホイールシリンダ42FR、42FL、42RR、42RLの制動圧が制御されることによって制御されるようになっている。図には示されていないが、油圧回路40はリザーバ、オイルポンプ、種々の弁装置等を含み、各ホイールシリンダの制動圧は通常時には運転者によるブレーキペダル44の踏み込み操作に応じて駆動されるマスタシリンダ46により制御され、また必要に応じて後に詳細に説明する如く電子制御装置48により制御される。
車輪10FR〜10RLにはそれぞれ対応する車輪の車輪速度Vwi(i=fr、fl、rr、rl)を検出する車輪速度センサ50FR〜50RLが設けられ、左右の前輪10FL及び10FRのホイールシリンダ42FL及び42FRには左右の前輪の制動圧Pfl及びPfrを検出する圧力センサ52FL及び52FRが設けられている。またステアリングシャフト54には操舵トルクTsを検出するトルクセンサ56が設けられ、車輌12には車速Vを検出する車速センサ58及びヨーレートγを検出するヨーレートセンサ60が設けられている。尚トルクセンサ56及びヨーレートセンサ58は車輌の右旋回方向を正としてそれぞれ操舵トルクTs及びヨーレートγを検出する。
図示の如く、車輪速度センサ50FR〜50RLにより検出された車輪速度Vwiを示す信号、それぞれ圧力センサ52FL及び52FRにより検出された左右前輪の制動圧Pfl及びPfrを示す信号、トルクセンサ56により検出された操舵トルクTsを示す信号、車速センサ58により検出された車速Vを示す信号、ヨーレートセンサ60により検出されたヨーレートγを示す信号は電子制御装置48に入力される。尚図には詳細に示されていないが、電子制御装置28及び48は例えばCPUとROMとRAMと入出力ポート装置とを有し、これらが双方向性のコモンバスにより互いに接続された一般的な構成のマイクロコンピュータを含んでいる。
電子制御装置48は、後述の図2に示されたフローチャートに従い、操舵トルクTs及び車速Vに基づき運転者の操舵負担を軽減するための基本アシストトルクTabを演算し、左右前輪の駆動力差ΔFwを演算すると共に左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントを打ち消す運転者の操舵を補助するための補助操舵トルクTcaを演算し、基本アシストトルクTabと補助操舵トルクTcaとの和に基づき電子制御装置28を介して電動式パワーステアリング装置16によるアシストトルクを制御し、これにより車輌がまたぎ路を加速走行するような状況に於ける車輌の直進走行安定性を向上させる。
また電子制御装置48は、車輌のヨーレートγの大きさが大きいほど小さくなるようゲインKgを演算し、ゲインKgと補助操舵トルクTcaとの積と基本アシストトルクTabとの和を最終の目標アシストトルクTaとすることにより、車輌の旋回加速時に於ける車輌横方向の荷重移動に起因して左右前輪の駆動力差ΔFwが生じている状況に於いて、車輌の直進走行安定性を向上させるためのアシストトルクの制御により旋回方向とは逆方向の操舵アシストトルクが発生され、これにより運転者の操舵負担が増加したり車輌の旋回性が悪化することを防止する。
また電子制御装置48は、フローチャートとしては示されていないが、各車輪の車輪速度Vwiに基づき当技術分野に於いて公知の要領にて車体速度Vb及び左右前輪の加速スリップ量SAfl及びSAfrを演算し、加速スリップ量SAfl若しくはSAfrがトラクション制御(TRC制御)開始の基準値よりも大きくなり、トラクション制御の開始条件が成立すると、トラクション制御の終了条件が成立するまで、当該車輪について加速スリップ量が所定の範囲内になるようホイールシリンダ42FL、42FR内の圧力を増減するトラクション制御を行う。
更に電子制御装置48は、左右前輪の少なくとも一方についてトラクション制御が行われているときに、それらの制動圧Pfl及びPfrの差に基づき左右前輪の駆動力差ΔFwを演算し、トラクション制御が行われていないときには運転者の操舵負担を軽減するための通常の操舵アシストトルクの制御を行う。
次に図2に示されたフローチャートを参照して図示の第一の実施形態に於ける操舵アシストトルクの制御による操舵特性制御ルーチンについて説明する。尚図2に示されたフローチャートによる制御は図には示されていないイグニッションスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ10に於いては車輪速度センサ50FR〜50RLにより検出された車輪速度Vwiを示す信号等の読み込みが行われ、ステップ20に於いては操舵トルクTs及び車速Vに基づき図3に示されたグラフに対応するマップより運転者の操舵負担を軽減するための基本アシストトルクTabが演算される。
ステップ30に於いては左右前輪の少なくとも一方についてトラクション制御が行われているか否かの判別、即ち車輌が加速状態にあり且つ左右前輪の少なくとも一方の加速スリップが過大な状況であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ90へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ40へ進む。
ステップ40に於いては左右前輪の制動圧Pfl及びPfrの差ΔPf(=Pfr−Pfl)に基づきKpfを正の係数として下記の式1に従って左右前輪の駆動力差ΔFwが演算される。
ΔFw=Kpf×ΔPf ……(1)
ステップ50に於いては左右前輪の駆動力差ΔFwの絶対値が基準値ΔFwo(正の定数)以上であるか否かの判別、即ち左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントの大きさが大きい状況であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ90へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ60へ進む。
ステップ60に於いては左右前輪の駆動力差ΔFwに基づきKcaを正の係数として下記の式2に従って左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントを打ち消す運転者の操舵を補助するための補助操舵トルクTcaが演算され、ステップ70に於いては車輌のヨーレートγの大きさが大きいほどゲインKgが小さくなるよう、車輌のヨーレートγの絶対値に基づき図4の実線にて示されたグラフに対応するマップよりゲインKgが演算される。
Tca=Kca×ΔFw ……(2)
ステップ80に於いては最終目標操舵アシストトルクTaが下記の式3に従って演算され、ステップ90に於いては最終目標操舵アシストトルクTaが基本アシストトルクTabに設定され、ステップ100に於いては電動式パワーステアリング装置16による操舵アシストトルクが最終目標操舵アシストトルクTaになるよう電子制御装置28を介して電動式パワーステアリング装置16が制御される。
Ta=Tab+Kg×Tca ……(3)
かくして図示の第一の実施形態によれば、ステップ20に於いて操舵トルクTs及び車速Vに基づき運転者の操舵負担を軽減するための基本アシストトルクTabが演算され、左右前輪の何れについてもトラクション制御が行われていないときには、ステップ30に於いて否定判別が行われ、これによりステップ90及び100に於いて基本アシストトルクTabに基づき電動式パワーステアリング装置16が制御され、運転者の操舵負担が軽減される。
これに対し車輌が路面の摩擦係数が低い走行路を加速走行する場合の如く、左右前輪の少なくとも一方についてトラクション制御が行われているときには、ステップ30に於いて肯定判別が行われ、ステップ40に於いて左右前輪の制動圧Pfl及びPfrの差ΔPfに基づき左右前輪の駆動力差ΔFwが演算される。
特に走行路がまたぎ路の如く左右の車輪に対応する路面の摩擦係数が相互に大きく異なる走行路である場合には、左右前輪の駆動力差ΔFwの大きさが大きくなるので、ステップ50に於いて肯定判別が行われ、ステップ60〜100に於いて左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントを打ち消す運転者の操舵を補助するための補助操舵トルクTcaが演算され、基本アシストトルクTabと補助操舵トルクTcaとの和に基づきアシストトルクが制御されるので、運転者は左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントを打ち消す操舵を容易に行うことができ、これにより車輌がまたぎ路を加速走行するような状況に於ける運転者の操舵負担を軽減し、車輌の直進走行安定性を向上させることができる。
例えば図5は車輌12が左半分102Aの路面の摩擦係数が高く右半分102Bの路面の摩擦係数が低いまたぎ路102を直進加速走行する状況を示しており、特に(A)は左右前輪の駆動力差に基づくアシストトルクの制御が行われない場合を示し、(B)は左右前輪の駆動力差に基づくアシストトルクの制御が行われる第一の実施形態の場合を示している。
この状況に於いては、左前輪10FLの駆動力Fflが右前輪10FRの駆動力Ffrよりも大きくなるので、車輌12の重心104には右旋回方向のヨーモーメントMfが作用する。従って左右前輪の駆動力差に基づくアシストトルクの制御が行われない場合(A)には、運転者は車輌の直進加速状態を維持するためには、ヨーモーメントMfに抗する比較的大きい力にて車輌の左旋回方向へステアリングホイール14を操作し維持しなければならない。
これに対し、左右前輪の駆動力差に基づくアシストトルクの制御が行われる第一の実施形態の場合(B)には、車輌に作用するヨーモーメントMfを打ち消す運転者の操舵を補助するための補助操舵トルクTcaが電動式パワーステアリング装置16により発生されるので、運転者が車輌の直進加速状態を維持するために車輌の左旋回方向へステアリングホイール14を操作し維持するに必要な力を軽減し、運転者の操舵負担を軽減すると共に、車輌の良好な直進走行安定性を確保することができる。
また車輌が路面の摩擦係数が均一な走行路を旋回加速走行する場合には、旋回外側への荷重移動により旋回外側前輪の駆動力が旋回内側前輪の駆動力よりも高くなり、左右前輪の駆動力差ΔFwの大きさが大きくなるので、ステップ50に於いて肯定判別が行われ、ステップ60に於いて左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントMfを打ち消す操舵方向の補助操舵トルクTcaが演算される。
しかしこの補助操舵トルクTcaは、車輌の旋回加速時を示す図6に示されている如く、ステアリングホイール14を車輌の直進位置へ戻す方向、即ち車輌の旋回を阻害する方向の操舵トルクであり、従って補助操舵トルクTcaに基づく操舵アシスト制御が行われると、却って運転者の操舵負担が増大すると共に車輌のコーストレース性や旋回性が悪化する。
図示の第一の実施形態によれば、ステップ70に於いて車輌のヨーレートγの大きさが大きいほどゲインKgが小さくなるよう、車輌のヨーレートγの絶対値に基づきゲインKgが演算され、ステップ80に於いてゲインKgと補助操舵トルクTcaとの積と基本アシストトルクTabとの和が最終目標操舵アシストトルクTaとされるので、旋回外側への荷重移動量が大きくなるほど左右前輪の駆動力差ΔFwに基づく補助操舵トルクが低減され、これにより車輌の旋回加速時に運転者の操舵負担が増大したり車輌のコーストレース性や旋回性が悪化することを効果的に防止することができる。
特に図示の第一の実施形態によれば、左右前輪の駆動力差ΔFwは、左右前輪の少なくとも一方についてトラクション制御が行われているときに於ける左右前輪の制動圧Pfl及びPfrの差に基づいて演算されるので、左右前輪の駆動力自体を検出する手段又は左右前輪の駆動力及び制動力を検出する手段や複雑な演算を要することなく左右前輪の駆動力差ΔFwを演算することができ、これにより左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントを打ち消す運転者の操舵を補助するための補助操舵トルクTcaを容易に演算することができる。
第二の実施形態
図7はアクティブ操舵装置を備えた前輪駆動式の車輌に適用された本発明による車輌用操舵制御装置の第二の実施形態を示す概略構成図である。尚図7に於いて図1に示された部材に対応する部材には図1に於いて付された符号と同一の符号が付されている。
この実施形態に於いては、パワーステアリング装置16は通常の油圧式のパワーステアリング装置である。ステアリングホイール14はアッパステアリングシャフト54A、転舵角可変装置70、ロアステアリングシャフト54B、ジョイント72を介してパワーステアリング装置16のピニオンシャフト74に駆動接続されている。
図示の第二の実施形態に於いては、転舵角可変装置70はハウジングの側にてアッパステアリングシャフト54Aの下端に連結され、回転子の側にてロアステアリングシャフト54Bの上端に連結された補助転舵駆動用の電動機76を含んでいる。転舵角可変装置70は電子制御装置78により制御され、アッパステアリングシャフト54Aに対し相対的にロアステアリングシャフト54Bを回転駆動することにより、操舵輪である左右の前輪10FL及び10FRをステアリングホイール14に対し相対的に補助転舵駆動する。
特に転舵角可変装置70は、通常時にはハウジング及び回転子の相対回転を阻止する保持電流が電動機76に通電されることにより、アッパステアリングシャフト54Aに対するロアステアリングシャフト54Bの相対回転角度(単に相対回転角度という)を0に維持するが、アクティブ操舵時には電動機76によりアッパステアリングシャフト54Aに対し相対的にロアステアリングシャフト54Bを積極的に回転させ、これにより運転者の操舵操作に依存せずに左右の前輪10FL及び10FRを自動操舵する。
図示の実施形態に於いては、アッパステアリングシャフト54Aには該アッパステアリングシャフトの回転角度を操舵角θsとして検出する操舵角センサ80が設けられており、ロアステアリングシャフト54Bには該ロアステアリングシャフトの回転角度を左右前輪の実操舵角θaとして検出する操舵角センサ82が設けられており、これらのセンサの出力は電子制御装置48へ供給される。尚操舵角センサ80及び82は車輌の右旋回方向を正としてそれぞれ操舵角θs及びθaを検出する。また操舵角θaはアクティブ操舵完了後に左右の前輪10FL及び10FRの直進位置をステアリングホイール14の中立位置に合せるために使用される。
電子制御装置48は、後述の図8に示されたフローチャートに従い、左右前輪の駆動力差ΔFwを演算すると共に左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントを打ち消すための左右前輪の転舵角、即ち転舵角可変装置70による目標相対回転角度φbを演算し、目標相対回転角度φbに基づき電子制御装置78を介して転舵角可変装置70による相対回転角度φを制御し、これにより車輌がまたぎ路を加速走行するような状況に於ける車輌の直進走行安定性を向上させる。
また電子制御装置48は、車輌のヨーレートγの大きさが大きいほど小さくなるようゲインKgを演算し、ゲインKgと目標相対回転角度φbとの積を最終の目標相対回転角度φtとすることにより、車輌の旋回加速時に於ける車輌横方向の荷重移動に起因して左右前輪の駆動力差ΔFwが生じている状況に於いて、車輌の直進走行安定性を向上させるためのアクティブ操舵の制御により左右の前輪が旋回方向とは逆方向へ自動的に転舵され、これにより運転者の操舵負担が増加したり車輌の旋回性が悪化することを防止する。
更に電子制御装置48は、上述の第一の実施形態の場合と同様にトラクション制御を行い、左右前輪の少なくとも一方についてトラクション制御が行われているときに、それらの制動圧Pfl及びPfrの差に基づき左右前輪の駆動力差ΔFwを演算し、トラクション制御が行われていないときには転舵角可変装置70による相対回転角度φを0に設定し、アクティブ操舵を行わない。
次に第二の実施形態に於けるアクティブ操舵の制御による操舵特性制御ルーチンを示す図8のフローチャートを参照して、第二の実施形態の作動について説明する。尚図8に於いて、ステップ110、130〜150はそれぞれ上述の第一の実施形態に於けるステップ10、30〜50と同様に実行され、ステップ170に於いては車輌のヨーレートγの大きさが大きいほどゲインKgが小さくなるよう、車輌のヨーレートγの絶対値に基づき図4の一点鎖線にて示されたグラフに対応するマップよりゲインKgが演算される。
上述の第一の実施形態に於けるステップ60に対応するステップ160に於いては、左右前輪の駆動力差ΔFwに基づき駆動力差ΔFwが大きいほど大きくなるよう、図には示されていないマップ又は関数により転舵角可変装置70による目標相対回転角度φbが演算される。
ステップ180に於いては最終目標相対回転角度φtが下記の式7に従って演算され、ステップ190に於いては最終目標相対回転角度φtが目標相対回転角度φbに設定され、ステップ200に於いては転舵角可変装置70による相対回転角度φが最終目標相対回転角度φtになるよう電子制御装置78を介して転舵角可変装置70が制御される。
かくして図示の第二の実施形態によれば、車輌が路面の摩擦係数が低い走行路を加速走行する場合の如く、左右前輪の少なくとも一方についてトラクション制御が行われているときには、ステップ130に於いて肯定判別が行われ、ステップ140に於いて左右前輪の駆動力の間の差に基づき左右前輪の駆動力差ΔFwが演算される。
特に走行路がまたぎ路の如く左右の車輪に対応する路面の摩擦係数が相互に大きく異なる走行路である場合には、左右前輪の駆動力差ΔFwの大きさが大きくなるので、ステップ150に於いて肯定判別が行われ、ステップ160〜200に於いて左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントを打ち消すための目標相対回転角度φbが演算され、目標相対回転角度φbに基づき転舵角可変装置70が制御されることにより、左右の前輪がヨーモーメントを打ち消す方向へ自動的に操舵されるので、車輌がまたぎ路を加速走行するような状況に於ける運転者の操舵負担を軽減し、車輌の直進走行安定性を向上させることができる。
例えば図9は、図5(B)の場合と同様、車輌12が左半分102Aの路面の摩擦係数が高く右半分102Bの路面の摩擦係数が低いまたぎ路102を直進加速走行する状況であって、左右前輪の駆動力差に基づくアクティブ操舵の制御が行われる状況を示している。
第二の実施形態によれば、左右前輪の駆動力差に基づくアクティブ操舵の制御が行われ、車輌に作用するヨーモーメントMfを左右前輪の横力により打ち消すよう左右の前輪が自動的に操舵されるので、運転者は車輌の直進加速状態を維持するために車輌の左旋回方向へステアリングホイール14を操作し維持しなくてよく、運転者の操舵負担を軽減すると共に、車輌の良好な直進走行安定性を確保することができる。
また車輌が路面の摩擦係数が均一な走行路を旋回加速走行する場合には、旋回外側への荷重移動により旋回外側前輪の駆動力が旋回内側前輪の駆動力よりも高くなり、左右前輪の駆動力差ΔFwの大きさが大きくなるので、ステップ150に於いて肯定判別が行われ、ステップ160に於いて左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントMfを打ち消すための目標相対回転角度φbが演算される。
しかしこの目標相対回転角度φbは、車輌の旋回加速時を示す図10に示されている如く、ステアリングホイール14を車輌の直進位置へ戻す方向、即ち車輌の旋回を阻害する方向の相対回転角度であり、従って目標相対回転角度φbに基づくアクティブ操舵の制御が行われると、却って運転者の操舵負担が増大すると共に車輌のコーストレース性や旋回性が悪化する。
図示の第二の実施形態によれば、ステップ170に於いて車輌のヨーレートγの大きさが大きいほどゲインKgが小さくなるよう、車輌のヨーレートγの絶対値に基づきゲインKgが演算され、ステップ180に於いてゲインKgと目標相対回転角度φbとの積が最終目標相対回転角度φtとされるので、旋回外側への荷重移動量が大きくなるほど左右前輪の駆動力差ΔFwに基づく左右前輪の自動操舵による転舵角が低減され、これにより車輌の旋回加速時に運転者の操舵負担が増大したり車輌のコーストレース性や旋回性が悪化することを効果的に防止することができる。
特に図示の第二の実施形態によれば、上述の第一の実施形態の場合と同様、左右前輪の駆動力差ΔFwは、左右前輪の少なくとも一方についてトラクション制御が行われているときに於ける左右前輪の駆動力の差に基づいて演算されるので、左右前輪の駆動力自体を検出する手段を要することなく左右前輪の駆動力差ΔFwを演算することができ、これにより左右前輪の駆動力差ΔFwに起因する車輌のヨーモーメントを打ち消すための目標相対回転角度φbを容易に演算することができる。
以上に於いては本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば上述の各実施形態に於いては、左右の荷重移動量の大きさを示す指標値は車輌のヨーレートγであるが、この指標値は当技術分野に於いて公知の任意の車輌状態量若しくは運転者の操作量であってよく、例えば車輌の横加速度、操舵角、左右輪の接地荷重差、それらの組合せ、それらとヨーレートγとの組合せの何れかであってよい。
また上述の各実施形態に於いては、何れかの駆動輪についてトラクション制御が行われているときの左右駆動輪の動力差に基づき左右駆動輪の駆動力差が推定され、左右輪の駆動力差は当技術分野に於いて公知の任意の要領にて推定されてよく、例えば各車輪の車軸のトルクを検出することにより推定されてもよく、またホイールインモータ式の車輌の如く、各車輪の駆動力を制御可能な車輌の場合には各車輪に対する駆動力の制御出力より推定されてよい。
また上述の各実施形態に於いては、ゲインKgの演算に際しステアリングホイール14の切り増し又は切り戻し状況であるか否かが考慮されていないが、特に車輌の旋回制動時には、ステアリングホイール14の切り増し時のゲインKgは保舵時や切り戻し時よりも小さく設定されるよう修正されてもよい。
また上述の第一の実施形態及び第一の修正例に於いては、操舵アシストトルクを制御することにより操舵特性が制御され、上述の第二の実施形態及び第二の修正例に於いては、アクティブ操舵によって操舵輪の舵角を制御することにより操舵特性が制御されるようになっているが、第一の実施形態と第二の実施形態、第一の修正例と第二の実施形態、第一の実施形態と第二の修正例、第一の修正例と第二の修正例の如く、各実施形態及び修正例が組み合わされてもよい。
される。
更に上述の各実施形態に於いては、車輌は前輪駆動車であり、前輪駆動車の場合には他の駆動形式の車輌の場合に比して旋回加速時や旋回制動時に左右輪の制駆動力差に基づき操舵アシストトルクや操舵輪の舵角を制御することにより操舵特性が制御されると、旋回半径の増大等の問題が生じ易いが、本発明の車輌用操舵制御装置は後輪駆動車や四輪駆動車に適用されてもよい。
電動式パワーステアリング装置を備えた前輪駆動式の車輌に適用された本発明による車輌用操舵制御装置の第一の実施形態を示す概略構成図である。 第一の実施形態に於ける操舵アシストトルクの制御による操舵特性制御ルーチンを示すフローチャートである。 操舵トルクTs及び車速Vと基本アシストトルクTabとの間の関係を示すグラフである。 車輌のヨーレートγの絶対値とゲインKgとの間の関係を示すグラフである。 車輌がまたぎ路を直進加速走行する状況の説明図であり、特に(A)は左右前輪の駆動力差に基づくアシストトルクの制御が行われない場合を示し、(B)は左右前輪の駆動力差に基づくアシストトルクの制御が行われる図示の実施形態の場合を示している。 車輌の旋回加速時に於ける第一の実施形態の作動を示す説明図である。 アクティブ操舵装置を備えた前輪駆動式の車輌に適用された本発明による車輌用操舵制御装置の第二の実施形態を示す概略構成図である。 第二の実施形態に於けるアクティブ操舵の制御による操舵特性制御ルーチンを示すフローチャートである。 車輌がまたぎ路を直進加速走行する状況であって、第二の実施形態により左右前輪の駆動力差に基づくアクティブ操舵の制御が行われる状況を示す説明図である。 車輌の旋回加速時に於ける第二の実施形態の作動を示す説明図である。
符号の説明
14…ステアリングホイール、16…パワーステアリング装置、20…エンジン、28…電子制御装置、38…制動装置、48…電子制御装置、50FR〜50RL…車輪速度センサ、52FL,52FR…圧力センサ、56…トルクセンサ、58…車速センサ、60…ヨーレートセンサ、70…転舵角可変装置、78…電子制御装置、80,82…操舵角センサ

Claims (1)

  1. 左右の前輪の駆動力差に起因する前輪駆動車輌の偏向を抑制するよう、運転者の前輪操舵を動力により助ける操舵アシストトルクを前記駆動力差の増大に応じて増大するよう制御する車輌用操舵制御装置に於いて、左右の荷重移動量の大きさを示す指標値としての車輌のヨーレートが高いほど前記駆動力差の増大に対比して前記操舵アシストトルクの増大を小さくすることを特徴とする車輌用操舵制御装置。
JP2007182134A 2007-07-11 2007-07-11 車輌用操舵制御装置 Expired - Fee Related JP4572915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007182134A JP4572915B2 (ja) 2007-07-11 2007-07-11 車輌用操舵制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007182134A JP4572915B2 (ja) 2007-07-11 2007-07-11 車輌用操舵制御装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002342600A Division JP4003627B2 (ja) 2002-11-26 2002-11-26 車輌用操舵制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007326573A JP2007326573A (ja) 2007-12-20
JP4572915B2 true JP4572915B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=38927329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007182134A Expired - Fee Related JP4572915B2 (ja) 2007-07-11 2007-07-11 車輌用操舵制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4572915B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010082292A1 (ja) * 2009-01-13 2010-07-22 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08183470A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Toyota Motor Corp 車両のパワーステアリング装置
JPH11129927A (ja) * 1997-11-04 1999-05-18 Honda Motor Co Ltd 電動操舵車両の操向輪制御構造
JP2002302059A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Toyota Motor Corp 車輌の走行制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08183470A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Toyota Motor Corp 車両のパワーステアリング装置
JPH11129927A (ja) * 1997-11-04 1999-05-18 Honda Motor Co Ltd 電動操舵車両の操向輪制御構造
JP2002302059A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Toyota Motor Corp 車輌の走行制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007326573A (ja) 2007-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4003627B2 (ja) 車輌用操舵制御装置
JP4029856B2 (ja) 車輌の挙動制御装置
JP4866580B2 (ja) 車両の走行制御装置
US8548706B2 (en) Device operable to control turning of vehicle
JP4353058B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置用制御装置
US8255122B2 (en) Vehicle behavior control apparatus
JP4137041B2 (ja) 車輌の制御装置
JP4172361B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置用制御装置
JP4140611B2 (ja) 車輌の挙動制御装置
JP5194430B2 (ja) 車両の4輪操舵制御装置
JP4572915B2 (ja) 車輌用操舵制御装置
JP4107162B2 (ja) 車輌の走行制御装置
JP5347500B2 (ja) 車両制御装置及び車両制御方法
JP4296970B2 (ja) 車輌の挙動制御装置
JP5298950B2 (ja) 車両用操舵制御装置および車両用操舵制御方法
JP5035538B2 (ja) 操舵力制御装置
JP4172360B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置用制御装置
JP5194429B2 (ja) 車両の4輪操舵制御装置
JP4630039B2 (ja) 車両の操舵制御装置
JP4284210B2 (ja) 車両の操舵制御装置
JP2008081115A (ja) 車輌の制御装置
JP4685407B2 (ja) 車輌の挙動制御装置
JP2008024125A (ja) 車両挙動安定化制御装置
JP4238809B2 (ja) 操舵制御装置
JP4353011B2 (ja) 車輌の操舵制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees