JP4572816B2 - 音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラム - Google Patents

音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4572816B2
JP4572816B2 JP2005334759A JP2005334759A JP4572816B2 JP 4572816 B2 JP4572816 B2 JP 4572816B2 JP 2005334759 A JP2005334759 A JP 2005334759A JP 2005334759 A JP2005334759 A JP 2005334759A JP 4572816 B2 JP4572816 B2 JP 4572816B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music content
content data
data
display
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005334759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007140208A (ja
Inventor
成彦 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2005334759A priority Critical patent/JP4572816B2/ja
Priority to US11/599,718 priority patent/US20070113723A1/en
Priority to CN2006101403043A priority patent/CN1967655B/zh
Publication of JP2007140208A publication Critical patent/JP2007140208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4572816B2 publication Critical patent/JP4572816B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B15/00Teaching music
    • G09B15/02Boards or like means for providing an indication of notes

Description

本発明は、楽譜データや歌詞データなどを含む音楽コンテンツを利用して、楽譜や歌詞などをユーザに提示する音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラムに関する。
楽譜データや歌詞データなどを含む音楽コンテンツを利用して、楽譜や歌詞などをユーザに提示する音楽コンテンツ利用装置として、記憶されている演奏情報、楽譜表示情報あるいは歌詞表示情報等に従って楽譜や歌詞を表示器に表示するものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、楽譜データを含む音楽コンテンツをサーバからダウンロードし、この音楽コンテンツに基づいて楽譜表示するようにしたクライアント装置(音楽コンテンツ利用装置)も知られている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2002−258838号公報 特開2004−118256号公報
しかし、上記従来の音楽コンテンツ利用装置のうちの前者では、表示器として、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の、表示器自体が発光するものを用いているので、消費電力が多く、かつ目が疲れ易かった。
また、上記従来の音楽コンテンツ利用装置のうちの後者では、音楽コンテンツをダウンロードして内部の記憶装置(たとえば、ハードディスク装置)に保存した後に利用するので、保存した音楽コンテンツが不正に流通してしまう可能性が高かった。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、音楽コンテンツの著作権を保護しながら、消費電力を抑え、目に優しく見易い表示を行うことが可能となる音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の音楽コンテンツ利用装置は、電子ペーパーと、音楽コンテンツ提供装置が提供可能な複数ページの音楽コンテンツデータから、1ページの音楽コンテンツデータを指定する指定手段と、該指定手段によって指定された音楽コンテンツデータを前記音楽コンテンツ提供装置から受信する受信手段と、該受信手段によって受信された音楽コンテンツデータを一時的に保存するバッファと、該バッファに保存された音楽コンテンツデータを前記電子ペーパーに供給して表示させる表示手段と、該表示手段によって前記音楽コンテンツデータが前記電子ペーパー上に表示された後、直ちに該音楽コンテンツデータを前記バッファから消去する消去手段とを有し、前記指定手段によって音楽コンテンツデータが順次指定され、前記表示手段によって音楽コンテンツデータが複数ページに亘って表示される場合には、1ページ分の音楽コンテンツデータが表示される度に、該1ページ分の音楽コンテンツデータは表示後直ちに、前記消去手段によって前記バッファから消去され、該音楽コンテンツデータの表示処理および消去処理は、前記指定された複数ページ分、ページ単位で繰り返し実行されることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項に記載のプログラムは、請求項1と同様の技術的思想によって実現できる。
請求項1またはに記載の発明によれば、音楽コンテンツデータが順次指定され、音楽コンテンツデータが複数ページに亘って表示される場合には、1ページ分の音楽コンテンツデータが表示される度に、該1ページ分の音楽コンテンツデータは表示後直ちに、バッファから消去され、該音楽コンテンツデータの表示処理および消去処理は、前記指定された複数ページ分、ページ単位で繰り返し実行されるので、著作権保護すべき音楽コンテンツデータがいつまでも装置内に残らない。したがって、音楽コンテンツデータが電子データの状態で装置外へ流出することを最小限に食い止めることができ、これにより、音楽コンテンツデータに対する著作権保護をより盤石にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る音楽コンテンツ利用装置1の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、音楽コンテンツ利用装置1は、音高情報を入力するための鍵盤を含む演奏操作子、および各種情報を入力するための複数のスイッチやキーボード、マウスを含む設定操作子からなる操作子群2と、各種設定情報等を表示する液晶ディスプレイ(LCD)3と、音楽コンテンツデータを表示する電子ペーパー4と、操作子群2の各操作子の操作状態を検出する検出回路5と、LCD3を駆動する駆動回路6と、電子ペーパー4を駆動する駆動回路7と、装置全体の制御を司るCPU8と、該CPU8が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM9と、楽曲データ、音楽コンテンツデータ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM10と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ11と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置12と、外部からのMIDIメッセージを入力したり、MIDIメッセージを外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)13と、通信ネットワーク101を介して、たとえばサーバコンピュータ(以下、「サーバ」と略して言う)102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)14と、操作子群2を用いて入力された演奏データや上記記憶された楽曲データ等をオーディオ信号に変換する音源回路15と、該音源回路15からのオーディオ信号に各種効果を付与するための効果回路16と、該効果回路16からのオーディオ信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム17とにより構成されている。
上記構成要素5〜16は、バス18を介して相互に接続され、CPU8にはタイマ11が接続され、MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効果回路16にはサウンドシステム17が接続されている。ここで、通信I/F14および通信ネットワーク101は、有線方式のものに限らず、無線方式のものであってもよい。また、両方式のものを備えていてもよい。
外部記憶装置12としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置12には、前述のように、CPU8が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM9に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置12に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM10に読み込むことにより、ROM9に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU8にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
MIDII/F13は、専用のものに限らず、RS−242CやUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインターフェースにより構成してもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信してもよい。
通信I/F14は、上述のように、たとえばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、該通信ネットワーク101を介して、サーバ102に接続される。外部記憶装置12に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていない場合には、通信I/F14は、サーバ102からプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなる音楽コンテンツ利用装置1は、通信I/F14および通信ネットワーク101を介してサーバ102へとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバ102は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワーク101を介して音楽コンテンツ利用装置1へと配信し、音楽コンテンツ利用装置1が通信I/F14を介して、これらプログラムやパラメータを受信して外部記憶装置12に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
なお、音楽コンテンツ利用装置1は、上述の構成から分かるように、電子楽器上に構築されている。
電子楽器の形態を採るようにした場合、その形態は鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。また、音源装置、音楽コンテンツ利用装置1等を1つの電子楽器本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別体の装置であり、MIDII/Fや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するものであってもよい。
また、本発明を実施できる最小限要素のみから構成した電子楽器以外の専用装置上に構築してもよい。専用装置としては、たとえば、カラオケ装置や、ゲーム装置、携帯電話などの携帯型通信端末等を挙げることができる。携帯型通信端末を採用した場合、端末のみで所定の機能が完結している場合に限らず、機能の一部をサーバ側に持たせ、端末とサーバとからなるシステム全体として所定の機能を実現するようにしてもよい。あるいは、汎用的なパーソナルコンピュータ上に構築するようにしてもよい。
図2は、電子ペーパー4の動作原理を説明するための図である。
同図に示すように、電子ペーパー4は、シート状の透明電極41と、シート状のTFT(Thin Film Transistor)基板からなる背面電極42との間に、多数のマイクロカプセル(電子インク)43を挟み込んだサンドイッチ構造をなしている。各マイクロカプセル43は、透明であり、その中に、多数の酸化チタン粒子43aとカーボンブラック粒子43bが詰め込まれている。
透明電極41と背面電極42との間に電圧を印加すると、各マイクロカプセル43内の各酸化チタン粒子43aおよび各カーボンブラック粒子43bは、それぞれ、+(プラス)および−(マイナス)に帯電する。したがって、透明電極41および背面電極42に、透明電極41側が−になり、背面電極42側が+になるような電圧を印加すると、電気泳動によって、+に帯電した酸化チタン粒子43aが透明電極41側に引き寄せられるとともに、−に帯電したカーボンブラック粒子43bが背面電極42側に引き寄せられる。つまり、白色である酸化チタン粒子43aが透明電極41に集まるので、透明電極41の表面は白く見えるようになる。一方、透明電極41および背面電極42に、透明電極41側が+になり、背面電極42側が−になるような電圧を印加すると、上の動作とは逆の動作により、透明電極41の表面は黒く見えるようになる。このように白色と黒色を制御することで、文字や図形を表示するようにしている。
なお、電子ペーパーには、上で説明した、マイクロカプセル型電気泳動方式とは異なった表示原理を採用するものも、いくつか知られている。たとえば、ツイスティングボール方式、水平移動型電気泳動方式、電解析出・溶解式などがある。しかし、本発明の特徴は、電子ペーパーを備えた装置にあり、電子ペーパー自体にある訳ではないので、他の方式の表示原理についての説明は省略する。もちろん、表示原理の説明は省略するものの、電子ペーパーとして、マイクロカプセル型電気泳動方式とは異なった表示原理のものを採用してもよいことは言うまでもない。
電子ペーパーには、表示原理の違いに拘わらず、次のような長所と短所がある。すなわち、長所の主なものには、
(1)コントラストが高く、反射型のために、目に優しく、見易い
(2)薄く、軽量で、曲げることもできる
(3)電源の供給を停止しても、供給前の表示状態を維持するので、省電力である
ことがある。
一方、短所の主なものには、
(4)反応速度が遅く、表示内容の書き換えに時間がかかる(数十〜百数十ms程度)
ことがある。
本発明では、電子ペーパーが紙に近いという、上記(2)の長所を利用して、紙の状態で多くが流通している、楽譜や歌詞を電子ペーパー上に表示するようにしている。さらに、本発明では、上記(3)の長所を利用して、表示済みの音楽コンテンツデータを、バッファから直ちに削除し(第1の実施の形態)、または、所定個を超えた場合、あるいは利用期限が経過した場合に削除する(第2の実施の形態)ようにして、音楽コンテンツデータが電子データのまま不正に流通してしまう可能性を極力減らしている。このように、著作権保護に貢献でき、音楽コンテンツデータが電子データのまま音楽コンテンツ利用装置1内に保存されないことから、音楽コンテンツデータをダウンロード扱いではなく、ストリーミング扱いとして、著作権料(音楽コンテンツデータ利用料)を安価に設定することも可能となる。
なお、本実施の形態では、電子ペーパーとして、音楽コンテンツ利用装置上に固定的に設定されるものを採用しているが、これに限らず、専用インターフェース、または、USB等の汎用インターフェースを介して着脱可能に設置されるものや、音楽コンテンツ利用装置とは物理的に切り離され、音楽コンテンツ利用装置側から無線によって表示の切り替えを指示するものなどを採用してもよい。本実施の形態のように、音楽コンテンツ利用装置上に固定的に設定される電子ペーパーを採用した場合、譜面立部に電子ペーパーを設置するのが好ましい。また、音楽コンテンツ利用装置に着脱可能に設置される電子ペーパーを採用した場合、譜面立部に載置可能な形状(たとえば、紙楽譜と同様の大きさかつ厚さ)とするのが好ましい。さらに、着脱可能な電子ペーパーを採用した場合、電子ペーパーを駆動する駆動回路は音楽コンテンツ利用装置の本体側に固定しておき、電子ペーパーのみを着脱可能としてもよいし、駆動回路と電子ペーパーを一体化して、一体化したものを着脱可能としてもよい。
音楽コンテンツ利用装置1は、前述のように、音楽コンテンツとして、楽譜や歌詞を電子ペーパー4上に表示するようにしている。そして、表示に使用する音楽コンテンツデータは、前記サーバ102に対して提供依頼し、それに応じてサーバ102が提供したものが利用される。つまり、サーバ102は、前述のようなCPU8が実行する制御プログラムを提供する機能に加え、音楽コンテンツデータを提供する機能も備えている。本発明では、むしろ、制御プログラムを提供する機能より、音楽コンテンツデータを提供する機能の方が重要であるので、以下、サーバ102を「音楽コンテンツ提供装置102」と言うことにする。音楽コンテンツ提供装置102は、通常のサーバが備えている構成を備えていればよいので、音楽コンテンツ提供装置102としては、たとえば、音楽コンテンツ利用装置1の構成から、演奏に関連する構成(演奏操作子、音源回路および効果回路など)、電子ペーパに関連する構成(電子ペーパー本体および電子ペーパーを駆動する駆動回路)およびMIDIに関連する構成(MIDII/FおよびMIDI機器)を削除した残りの構成によって構成すればよい。
以上のように構成された音楽コンテンツ利用装置1および音楽コンテンツ提供装置102が実行する制御処理を、図3を参照して詳細に説明する。
図3は、音楽コンテンツ利用装置1および音楽コンテンツ提供装置102が実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、音楽コンテンツ利用装置1と音楽コンテンツ提供装置102は、協働して、制御処理を行う。
音楽コンテンツ利用装置1は、主として、
(a)ログイン要求処理(ステップS1)
(b)音楽コンテンツ指定処理(ステップS2およびS3)
(c)音楽コンテンツ表示処理(ステップS4〜S8)
(d)ログアウト要求処理(ステップS10)
の各処理を行う。
一方、音楽コンテンツ提供装置102は、主として、
(A)ログイン処理(ステップS102)
(B)音楽コンテンツ指定用データ提供処理(ステップS103)
(C)音楽コンテンツデータ提供処理(ステップS104)
(D)ログアウト処理(ステップS105)
の各処理を行う。
まず、音楽コンテンツ利用装置1側の制御処理が起動されると、前記LCD3には、音楽コンテンツ提供装置102にログインするために必要な情報(本実施の形態では、ユーザIDとパスワード)を入力するためのユーザ認証画面が表示される。ユーザが、前記操作子群2中のマウスおよびキーボードを用いて、ユーザ認証画面中のユーザID入力欄およびパスワード入力欄に自分のユーザIDおよびパスワードを入力すると、音楽コンテンツ利用装置1は、処理を上記(a)ログイン要求処理に進める。この(a)ログイン要求処理では、入力されたユーザIDおよびパスワードを、前記通信I/F14を介して、音楽コンテンツ提供装置102に送信する。
音楽コンテンツ提供装置102は、音楽コンテンツ利用装置1から送信されてきたユーザIDおよびパスワードに基づいて、ユーザ認証を行う(ステップS101)。その結果、ユーザ認証に成功したときには、音楽コンテンツ提供装置102は、処理を上記(A)ログイン処理に進める。この(A)ログイン処理では、音楽コンテンツ利用装置1を音楽コンテンツ提供装置102にログインさせるとともに、音楽コンテンツ利用装置1(のユーザ)に対する課金処理を行う。なお、課金方法としては、本実施の形態では、月極の定額制を採用しているので、その月の最初のログイン時にのみ課金され、その後、月末まで何度ログインされたとしても、課金されない。もちろん、課金方法は、これに限らず、音楽コンテンツのページ毎に課金される従量制を採用してもよいし、最大ダウンロード回数を設定しておき、最大ダウンロード回数を超えて、音楽コンテンツのダウンロードが指示された場合には、音楽コンテンツのページ毎に課金される準定額制を採用してもよい。また、月極に限らず、日極であっても、年極であってもよい。さらに、課金処理の方法としては、たとえば、ユーザにクレジットカードの番号を問い合わせ、ユーザが自分のカード番号を入力すると、提供した音楽コンテンツの使用料の支払いをクレジットカード会社に請求するという方法が考えられる。もちろん、課金処理の方法は、これに限らず、どのような方法を採用してもよい。
(A)ログイン処理を終了すると、音楽コンテンツ提供装置102は、処理を前記(B)音楽コンテンツ指定用データ提供処理に進める。この(B)音楽コンテンツ指定用データ提供処理では、音楽コンテンツ提供装置102から提供を受けたい音楽コンテンツを指定するために、前記LCD3に表示する表示用データ(音楽コンテンツ指定ページデータ)を音楽コンテンツ利用装置1に送信する。音楽コンテンツ利用装置1は、この音楽コンテンツ指定ページデータを、通信I/F14を介して受信すると、処理を前記(b)音楽コンテンツ指定処理に進める。
(b)音楽コンテンツ指定処理では、まず、受信した音楽コンテンツ指定ページデータをLCD3に表示する。ここで、音楽コンテンツ指定ページデータは、音楽コンテンツを特定する情報(たとえば、コンテンツID)複数からなる、1表示画面分のデータを複数画面分含んでいる。したがって、LCD3には、複数の音楽コンテンツ指定ページのうちの1ページが表示されるので、これと同時に、他のページを切り替え表示するためのタブも表示される。なお、コンテンツIDは、通常、数値によって表現されるので、そのまま表示したのでは、ユーザにとって分かり難い。このため、コンテンツIDに音楽コンテンツの名称を示す情報を付随させ、この情報を表示するようにした方が好ましい。
次に、ユーザが、LCD3に表示された音楽コンテンツ指定ページから、提供を受けたい(表示したい)音楽コンテンツを指定すると、指定された音楽コンテンツに対応するコンテンツIDおよびページIDを前記RAM10に一時記憶する。そして、音楽コンテンツ利用装置1は、このコンテンツIDおよびページIDを、通信I/F14を介して音楽コンテンツ提供装置102に送信する。
音楽コンテンツ提供装置102は、音楽コンテンツ利用装置1からコンテンツIDおよびページIDを受信すると、処理を前記(C)音楽コンテンツデータ提供処理に進める。この(C)音楽コンテンツデータ提供処理では、受信したコンテンツIDおよびページIDに対応する音楽コンテンツデータを、たとえば内蔵されたHDD(図示せず)から検索し、検索された音楽コンテンツデータを音楽コンテンツ利用装置1に送信する。ここで、音楽コンテンツデータは、前述のように、楽譜や歌詞を表示するためのデータである。楽譜を表示するためのデータには、楽譜論理データや楽譜画像データがあり、歌詞を表示するためのデータには、歌詞テキストデータや歌詞画像データがある。
楽譜論理データとは、楽譜を構成する各種要素(音符や休符、その他の音楽記号)を表示するために必要な、各要素の種類を示す種類情報とその表示位置を示す位置情報を含むデータを言う。したがって、楽譜論理データそのものを表示することはできず、楽譜論理データを楽譜画像データに変換して表示しなければならない。ただし、楽譜論理データは、楽譜画像データと比較して、データ容量が少ないため、前記内蔵されたHDDに多数の楽譜論理データを記憶しておくことができるという長所がある。
楽譜画像データとは、そのまま表示することができる表示用のデータであり、ビットマップ形式のデータが広く知られている。もちろん、変換操作を行わずに表示できるデータであれば、ビットマップ形式に限らず、どのような形式のデータを採用してもよい。
歌詞テキストデータとは、歌詞を示す文字コードからなるデータを言う。歌詞テキストデータも、楽譜論理データと同様に、そのままでは表示できず、歌詞画像データに変換して表示しなければならないが、歌詞テキストデータも、歌詞画像データと比較して、データ容量が少ないという長所がある。
歌詞画像データとは、楽譜画像データと同様に、そのまま表示することができる表示用のデータである。
本実施の形態では、1つの楽譜に対して、楽譜論理データまたは楽譜画像データのいずれかが、1つの歌詞に対して、歌詞テキストデータまたは歌詞画像データのいずれかが対応付けられて、前記HDDに記憶されている。つまり、HDD内には、楽譜論理データ、楽譜画像データ、歌詞テキストデータおよび歌詞画像データが混在して記憶されている。
なお、音楽コンテンツデータは、楽譜または歌詞のいずれかを表示するものに限らず、楽譜と一緒に歌詞を表示するものであってもよい。この場合の音楽コンテンツデータの管理方法としては、たとえば、楽譜データ(楽譜論理データまたは楽譜画像データ)と歌詞データ(歌詞テキストデータまたは歌詞画像データ)を一括して管理する方法や、楽譜データと歌詞データとを独立して管理する方法が考えられる。前者の管理方法では、音楽コンテンツ利用装置1のユーザが指定した音楽コンテンツが、楽譜のみを表示するもの、歌詞のみを表示するもの、あるいは、楽譜と歌詞を一緒に表示するもののいずれであっても、音楽コンテンツ提供装置102は、指定された音楽コンテンツデータを検索し、検索したものをそのまま音楽コンテンツ利用装置1に送信すればよい。一方、後者の管理方法では、音楽コンテンツ利用装置1のユーザが指定した音楽コンテンツが、楽譜のみを表示するもの、あるいは、歌詞のみを表示するものである場合には、音楽コンテンツ提供装置102は、前者の管理方法と同様に、指定された音楽コンテンツデータを検索し、検索したものをそのまま音楽コンテンツ利用装置1に送信すればよいが、音楽コンテンツ利用装置1のユーザが指定した音楽コンテンツが、楽譜と一緒に歌詞を表示するものである場合には、対応する楽譜データおよび歌詞データの2種類のデータを検索し、この2種類のデータを一緒に音楽コンテンツ利用装置1に送信する必要がある。本実施の形態では、後者の管理方法を採用することにするが、これは専ら説明の都合上であり、もちろん、前者の管理方法を採用してもよい。
さらに、本実施の形態では、音楽コンテンツデータとしては、楽譜と一緒に歌詞を表示するものを考えず、楽譜または歌詞のいずれかを表示するもののみ考えることにする。これは、楽譜と一緒に歌詞を表示する音楽コンテンツデータに対する制御処理は、楽譜または歌詞のいずれかを表示する音楽コンテンツデータに対する制御処理から簡単に類推できるからである。
次に、音楽コンテンツ利用装置1は、音楽コンテンツ提供装置102から送信された音楽コンテンツデータを、通信I/F14を介して受信すると、処理を前記(c)音楽コンテンツ表示処理に進める。この(c)音楽コンテンツ表示処理では、まず、受信した音楽コンテンツデータを、RAM10の所定位置に確保されたバッファに一時記憶する。次に、バッファから、一時記憶された音楽コンテンツデータを読み出し、読み出された音楽コンテンツデータが、変換処理の必要なもの(楽譜論理データまたは歌詞テキストデータ)であれば、表示用データ(楽譜画像データまたは歌詞画像データ)に変換し、変換後の音楽コンテンツデータを前記電子ペーパー4に供給する。ここで、楽譜論理データまたは歌詞テキストデータから楽譜画像データまたは歌詞画像データに変換する方法は、本発明の特徴ではないため、公知の方法を用いればよい。
一方、読み出された音楽コンテンツデータが、変換処理の不必要なもの(楽譜画像データまたは歌詞画像データ)であれば、読み出された音楽コンテンツデータをそのまま電子ペーパー4に供給する。
音楽コンテンツデータの電子ペーパー4への供給が完了すると、前記駆動回路7によって電子ペーパー4を駆動させる。これにより、電子ペーパー4上には、供給された音楽コンテンツデータが表示される。その後、直ちにバッファをクリアする。
前述のように、電子ペーパー4は、一旦ある画面を表示すると、他の画面に書き替えられない限り、その表示画面を維持する。つまり、電子ペーパー4に、バッファから表示用データを常時供給し続けなくても、電子ペーパー4は現在の表示状態を維持するので、バッファに一時記憶した音楽コンテンツデータは、電子ペーパー4に供給後、直ちにバッファから削除することができる。したがって、バッファ、すなわち音楽コンテンツ利用装置1内には、著作権保護すべき音楽コンテンツデータが残らないので、音楽コンテンツデータが電子データの状態で装置外へ流出することを最小限に食い止めることができ、これにより、音楽コンテンツデータに対する著作権保護をより盤石にすることができる。
以上説明した(b)音楽コンテンツ指定処理および(c)音楽コンテンツ表示処理を、ユーザが終了を指示するまで繰り返し(ステップS9)、ユーザが終了を指示すると、音楽コンテンツ利用装置1は、処理を前記(d)ログアウト要求処理に進める。この(d)ログアウト要求処理では、ログアウトを、通信I/F14を介して音楽コンテンツ提供装置102に通知する。
音楽コンテンツ提供装置102は、音楽コンテンツ利用装置1からログアウトが通知されたかどうかを常時チェックし(ステップS105)、ログアウトが通知されるまで、前記(C)音楽コンテンツデータ提供処理を繰り返す。そして、ログアウトが通知されると、音楽コンテンツ提供装置102は、処理を前記(D)ログアウト処理に進める。この(D)ログアウト処理では、音楽コンテンツ利用装置1を音楽コンテンツ提供装置102からログアウトさせる。そして、音楽コンテンツ提供装置102は、処理を前記ステップS101のユーザ認証が成功したかどうかの判別に戻す。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る音楽コンテンツ利用装置について説明する。
本実施の形態の音楽コンテンツ利用装置は、上記第1の実施の形態の音楽コンテンツ利用装置に対して、制御処理の一部が異なるのみであるので、そのハードウェアは、上記第1の実施の形態の音楽コンテンツ利用装置と同様のハードウェア、すなわち図1に記載のものをそのまま使用することにする。
上記第1の実施の形態の音楽コンテンツ利用装置が、音楽コンテンツデータを1つだけ一時記憶するバッファを設け、一時記憶した音楽コンテンツデータをバッファから読み出して(読み出した後、変換して)、電子ペーパー4に供給した後、直ちにその音楽コンテンツデータをバッファから削除するようにしたのに対して、本実施の形態の音楽コンテンツ利用装置は、図4に示すように、RAM10内に複数個(N個)のバッファ10aを設け、バッファ10a内には、記憶後、利用期限(たとえば、72時間)が経過するまでの音楽コンテンツデータを、最大バッファ10aの個数(N個)だけ、保存できるようにして、音楽コンテンツ提供装置102から既に提供された音楽コンテンツデータを再表示する際に、改めて音楽コンテンツ提供装置102から提供を受けずに、バッファ10aに記憶されたものを読み出して、迅速に再表示させるようにした点が異なっている。
図4は、本実施の形態の音楽コンテンツ利用装置のRAM10内に設けられた各バッファ10aの領域構成の一例を示す図である。
同図に示すように、各バッファ10aは、それぞれ、音楽コンテンツ提供装置102から音楽コンテンツデータを取得した時刻を示す取得時刻データを格納する領域10a1と、当該音楽コンテンツデータの利用期限を示す利用期限データを格納する領域10a2と、当該音楽コンテンツデータを特定するコンテンツIDおよびページIDをそれぞれ示すコンテンツIDデータおよびページIDデータを格納する領域10a3および10a4と、当該音楽コンテンツデータそのもの(実体)を格納する領域10a5とによって構成されている。
取得時刻データは、音楽コンテンツ提供装置102から提供された音楽コンテンツデータをバッファ10aのいずれかに格納したときの時刻を示すものである。本実施の形態の音楽コンテンツ利用装置は、タイマ11を備えているので、通常時計機能も備えている。取得時刻の計時は、この時計機能によって行えばよいが、音楽コンテンツ利用装置側に時計機能が備わっていない場合には、音楽コンテンツ提供装置102が音楽コンテンツデータを送信するときに、その送信時刻(取得時刻とほぼ同時刻)を計時して送信時刻データを生成し、音楽コンテンツデータと一緒に送信するようにすればよい。
利用期限データは、音楽コンテンツデータによって、その利用期限が異なる場合に、音楽コンテンツデータに対応付けて記憶しておくものである。したがって、利用期限が、すべての音楽コンテンツデータ間で共通である場合には、音楽コンテンツデータ毎に利用期限データを記憶しておく必要はない。なお、利用期限データとしては、通常、音楽コンテンツ提供装置102が送信したものをそのまま記憶すればよい。
図5は、本実施の形態の音楽コンテンツ利用装置および音楽コンテンツ提供装置が実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。図5において、音楽コンテンツ提供装置が実行する制御処理は、前記図3において、前記第1の実施の形態の音楽コンテンツ提供装置が実行する処理と同一であるので、図5では、音楽コンテンツ提供装置が実行する制御処理の具体的な手順を示さずに、単にボックスのみを示している。また、図5において、図3と同様の処理を行っているステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
ステップS2で、ユーザが、表示したい音楽コンテンツを指定すると、まず、指定された音楽コンテンツに対応するコンテンツIDおよびページIDの音楽コンテンツデータが、前記複数のバッファ10aのいずれかに保存されているか否かを判別する(ステップS21)。前述のように、各バッファ10aには、コンテンツIDおよびページIDをそれぞれ記憶する領域10a3および10a4が設けられているので、この領域10a3および10a4に記憶された各データと、指定された音楽コンテンツに対応するコンテンツIDおよびページIDとを比較することで、簡単に、目的の音楽コンテンツデータがバッファ10a中に記憶されているかどうかを判別することができる。
ステップS21で、目的の音楽コンテンツデータがバッファ10a内に記憶されていないときには、複数のバッファ10a内に、新たな音楽コンテンツデータを記憶するための空きバッファがあるか否かを判別する。その結果、空きバッファがないときには、各バッファ10aに記憶されている音楽コンテンツデータ中、最も古く記憶された音楽コンテンツデータが格納されているバッファの内容を消去し(ステップS22)、そのバッファに、目的の音楽コンテンツデータを音楽コンテンツ提供装置102からダウンロードして記憶させる(ステップS3およびS4)。一方、複数のバッファ10a内に、空きバッファがあるときには、その空きバッファ(空きバッファが複数ある場合には、そのうちの選択されたいずれか)に、目的の音楽コンテンツデータを音楽コンテンツ提供装置102からダウンロードして記憶させる(ステップS3およびS4)。
一方、ステップS21で、目的の音楽コンテンツデータがバッファ10a内に記憶されているときには、そのバッファ10a内の領域10a5に記憶されている音楽コンテンツデータを読み出し、読み出した音楽コンテンツデータに基づいて、電子ペーパー4上に表示する(ステップS5〜S7)。
そして、(b)音楽コンテンツ指定処理および(c)音楽コンテンツ表示処理(ステップS2,S21,S5,S6,S7およびS9の処理)を繰り返すときには、バッファ10a中、利用期限の過ぎた音楽コンテンツデータが記憶されているバッファの内容を消去する。ここで、利用期限が過ぎたか否かの判別は、前記取得時刻データによって示される取得時刻およびタイマ11の計時時間と、利用期限データによって示される利用期限とを比較することで簡単に行うことができる。
一方、(b)音楽コンテンツ指定処理および(c)音楽コンテンツ表示処理を終了するときには、ログアウトを音楽コンテンツ提供装置102に通知する(ステップS10)とともに、複数のバッファ10aのすべての内容をクリアする(ステップS24)。
このように、本実施の形態では、過去に取得した音楽コンテンツデータのうち、所定個内の音楽コンテンツデータをバッファ10aに保存するようにしたので、保存された音楽コンテンツデータを再度利用するときに、その音楽コンテンツデータへのアクセスが速くなり、これにより、ユーザの操作性が向上する。さらに、バッファ10aには、利用期限内の音楽コンテンツデータしか保存されていないので、前記第1の実施の形態の音楽コンテンツ利用装置と同様に、音楽コンテンツデータが電子データの状態で装置外へ流出することを最小限に食い止めることができ、これにより、音楽コンテンツデータに対する著作権保護をより盤石にすることができる。
なお、上述した各実施の形態では、音楽コンテンツ提供装置102から提供された音楽コンテンツデータは、電子ペーパー4上にのみ表示され、LCD3上には、他の情報が表示されるが、これに限らず、電子ペーパー4とLCD3の両方に、同じ音楽コンテンツデータを表示するようにしてもよい。この場合、たとえば、電子ペーパー4には、1ページ分の音楽コンテンツデータを表示し、LCD3には、そのうちの一部(たとえば、楽曲の進行位置近傍)のみを表示することが考えられる。
また、上述した各実施の形態では、音楽コンテンツデータを、楽譜または歌詞を表示するためのデータとしたが、これは、前述のように、楽譜や歌詞は紙に印刷したものが多く流通しており、そのことが電子ペーパーが紙に近いという特性等とよくマッチするからである。逆に言えば、電子ペーパの特性によくマッチする表示対象であれば、楽譜や歌詞に限らず、どのような表示対象であってもよい。
なお、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係る音楽コンテンツ利用装置の概略構成を示すブロック図である。 図1中の電子ペーパーの動作原理を説明するための図である。 図1の音楽コンテンツ利用装置および音楽コンテンツ提供装置(サーバコンピュータ)が実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。 図1のの音楽コンテンツ利用装置のRAM内に設けられた各バッファの領域構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る音楽コンテンツ利用装置および音楽コンテンツ提供装置が実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
4…電子ペーパー,7…駆動回路(表示手段),8…CPU(表示手段、消去手段),10…RAM(バッファ),10a…バッファ,14…通信I/F(受信手段)

Claims (2)

  1. 電子ペーパーと、
    音楽コンテンツ提供装置が提供可能な複数ページの音楽コンテンツデータから、1ページの音楽コンテンツデータを指定する指定手段と、
    該指定手段によって指定された音楽コンテンツデータを前記音楽コンテンツ提供装置から受信する受信手段と、
    該受信手段によって受信された音楽コンテンツデータを一時的に保存するバッファと、
    該バッファに保存された音楽コンテンツデータを前記電子ペーパーに供給して表示させる表示手段と、
    該表示手段によって前記音楽コンテンツデータが前記電子ペーパー上に表示された後、直ちに該音楽コンテンツデータを前記バッファから消去する消去手段と
    を有し、
    前記指定手段によって音楽コンテンツデータが順次指定され、前記表示手段によって音楽コンテンツデータが複数ページに亘って表示される場合には、1ページ分の音楽コンテンツデータが表示される度に、該1ページ分の音楽コンテンツデータは表示後直ちに、前記消去手段によって前記バッファから消去され、該音楽コンテンツデータの表示処理および消去処理は、前記指定された複数ページ分、ページ単位で繰り返し実行されることを特徴とする音楽コンテンツ利用装置。
  2. 電子ペーパーを備えた音楽コンテンツ利用装置を制御する制御方法であって、
    音楽コンテンツ提供装置が提供可能な複数ページの音楽コンテンツデータから、1ページの音楽コンテンツデータを指定する指定手段によって指定された音楽コンテンツデータを前記音楽コンテンツ提供装置から受信する受信ステップと、
    該受信ステップによって受信された音楽コンテンツデータを一時的に保存するバッファに保存された音楽コンテンツデータを前記電子ペーパーに供給して表示させる表示ステップと、
    該表示ステップによって前記音楽コンテンツデータが前記電子ペーパー上に表示された後、直ちに該音楽コンテンツデータを前記バッファから消去する消去ステップと
    を有し、
    前記指定手段によって音楽コンテンツデータが順次指定され、前記表示ステップによって音楽コンテンツデータが複数ページに亘って表示される場合には、1ページ分の音楽コンテンツデータが表示される度に、該1ページ分の音楽コンテンツデータは表示後直ちに、前記消去ステップによって前記バッファから消去され、該音楽コンテンツデータの表示処理および消去処理は、前記指定された複数ページ分、ページ単位で繰り返し実行されることを特徴とする制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2005334759A 2005-11-18 2005-11-18 音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラム Expired - Fee Related JP4572816B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005334759A JP4572816B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラム
US11/599,718 US20070113723A1 (en) 2005-11-18 2006-11-14 Music content using apparatus, method of controlling the apparatus, and computer-readable medium storing program for implementing the method
CN2006101403043A CN1967655B (zh) 2005-11-18 2006-11-20 音乐内容使用装置和控制该装置的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005334759A JP4572816B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007140208A JP2007140208A (ja) 2007-06-07
JP4572816B2 true JP4572816B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=38052215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005334759A Expired - Fee Related JP4572816B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070113723A1 (ja)
JP (1) JP4572816B2 (ja)
CN (1) CN1967655B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010185957A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Brother Ind Ltd 表示装置、表示データ削除プログラム及び表示データ削除方法
CN103414966A (zh) * 2013-08-29 2013-11-27 刘骏涛 一种迷你音响
US10338827B2 (en) 2015-04-17 2019-07-02 Johann George Digitally lending content without reproduction
WO2016168832A1 (en) * 2015-04-17 2016-10-20 Johann George Digitally transferring content across media without reproduction

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003036077A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Roland Corp 携帯音響装置
JP2004170636A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Shinano Kenshi Co Ltd Bgm再生システムおよびこれに用いるbgmプレーヤ
JP2004309580A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Yamaha Music Foundation 楽器演奏教習用楽譜
JP2005181652A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Yamaha Corp 音楽コンテンツ処理プログラム及び電子楽器
JP2005266191A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 電子ペーパーシステム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5351995A (en) * 1992-01-29 1994-10-04 Apple Computer, Inc. Double-sided, reversible electronic paper
US5760323A (en) * 1996-06-20 1998-06-02 Music Net Incorporated Networked electronic music display stands
US5894100A (en) * 1997-01-10 1999-04-13 Roland Corporation Electronic musical instrument
EP1299851A4 (en) * 2000-05-19 2004-08-18 Technology Innovations Llc DOCUMENT WITH EMBEDDED INFORMATION
JP3743298B2 (ja) * 2001-03-05 2006-02-08 ヤマハ株式会社 電子楽器
JP3894062B2 (ja) * 2002-07-11 2007-03-14 ヤマハ株式会社 楽曲データ配信装置、楽曲データ受信装置及びプログラム
JP2004118256A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Yamaha Corp コンテンツ配信装置及びプログラム
JP2005156982A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Yamaha Corp 電子音楽装置及びプログラム
JP4687032B2 (ja) * 2004-08-10 2011-05-25 ヤマハ株式会社 音楽情報表示装置及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003036077A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Roland Corp 携帯音響装置
JP2004170636A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Shinano Kenshi Co Ltd Bgm再生システムおよびこれに用いるbgmプレーヤ
JP2004309580A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Yamaha Music Foundation 楽器演奏教習用楽譜
JP2005181652A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Yamaha Corp 音楽コンテンツ処理プログラム及び電子楽器
JP2005266191A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 電子ペーパーシステム

Also Published As

Publication number Publication date
CN1967655B (zh) 2011-06-29
JP2007140208A (ja) 2007-06-07
US20070113723A1 (en) 2007-05-24
CN1967655A (zh) 2007-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4572816B2 (ja) 音楽コンテンツ利用装置およびその制御方法を実現するためのプログラム
CN1670817B (zh) 用于记录和再现音乐内容的电子音乐装置
JP2010185957A (ja) 表示装置、表示データ削除プログラム及び表示データ削除方法
JP5626944B2 (ja) 情報表示装置及びプログラム
JP5217473B2 (ja) 表示処理装置及び表示処理プログラム
JP4665813B2 (ja) 電子楽器、音楽コンテンツ配信装置およびプログラム
US20160092971A1 (en) Content distribution system, content distribution server, storage medium and content distribution method
KR20000009265A (ko) 어휘 학습 보조 장치
CN112749962A (zh) 智能健身设备的控制方法、装置、健身设备及存储介质
JP4636531B2 (ja) 通信システム、サーバ装置、クライアント装置、通信方法、並びにプログラム
JP2008181335A (ja) 情報管理装置、情報配信システム及びプログラム
JP2008305370A (ja) 拡張ディスプレイ認識データ管理方法
JP2006072738A (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP4277689B2 (ja) 電子音楽装置用コンテンツ取得装置及びプログラム
JP4349260B2 (ja) 電子音楽装置及びプログラム
de La Pena et al. The PyRAF graphics system
JP2008117045A (ja) ソフトウェア関連情報提供システムおよびソフトウェア部品
JP3811545B2 (ja) パソコン通信学習システム及びパソコン通信学習システム用の学習データを記録した記録媒体
JP4025335B2 (ja) パソコン通信学習システム及びパソコン通信学習システム用の学習データを記録した記録媒体
JP2010250379A (ja) 情報処理装置及びページ表示方法
Ravshanovich LEGAL BASIS OF THE MECHANISM OF SELECTION OF LEADERSHIP IN THE EDUCATION SYSTEM
JP6106968B2 (ja) 電子書籍端末、情報処理方法、プログラム
JP2005141457A (ja) プログラム更新システム
JP2002091414A (ja) 情報表示装置、情報処理システム、情報表示方法、及び制御プログラムを提供する媒体
JPH10149328A (ja) コンピュータネットワーク対応メッセージ表示 機能付きスクリーンセーバーシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees