JP4569209B2 - 双音さ型振動ジャイロセンサ及びその製造方法 - Google Patents

双音さ型振動ジャイロセンサ及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、振動ジャイロセンサに関し、特に回転各速度の検出精度の向上を図った水平横置き型双音さ型振動ジャイロセンサの構造に関する。
近年、物体の回転を検出するセンサとして、コリオリ力を応用した音さ型振動ジャイロセンサが広く使われている。特に、水平横置き型と呼ばれる音さ型振動ジャイロセンサは薄型化及び小型化しやすいため、カメラの手振れ防止用やカーナビゲーションシステム用等に広く用いられている。
その中でも、一対の短冊状のアーム部とアーム部の両端を支持する双音さ支持部と双音さ支持部につながる支持固定部とからなり、前記各部の表面に所定の電極が形成されているものであって、前記2箇所の支持固定部をセンサのパッケージの台座等に固着することによって耐振動衝撃性の向上を図った構造の双音さ型振動ジャイロセンサが、本発明の出願人等による特願2002−264872に示されている。
図3は、前記特願2002−264872に示されている双音さ型振動ジヤイロセンサの水晶振動子の外観図であって、この水晶振動子の構造は次のとおりである。
同図に示すように、水晶振動子30は、基板主面の法線方向が結晶Z軸方向となるようにカットしたZ板水晶薄片を双音さ形状に加工し、その表面に所定の電極を形成したものであって、駆動部31と、第1の双音さ支持部32と、第2の双音さ支持部33と、第1の検出部34と、第2の検出部35と、第1の支持固定部36と、第2の支持固定部37とを備えている。
前記駆動部31は、一対の短冊状のアーム部31a、31bと該アーム部31a、31bの表面に形成された駆動電極31c、31dとを有し、前記第1、第2の双音さ支持部32、33は駆動部31の両端を支持すると共に、駆動電極31c、31dに外部から駆動信号を供給するためのリード電極32a、33aを備えている。
前記第1の検出部34は第1の検出電極34a、34bを有し、前記第1の双音さ支持部32を介してアーム部31a、31bの振動を検出し、前記第2の検出部35は第2の検出電極35a、35bを有し前記第2の双音さ支持部33を介してアーム部31a、31bの振動を検出する。
また、前記第1の支持固定部36は、前記第1の検出部34の一端を支持すると共に第1の検出電極34a、34bに接続する一対の引き出し電極36a、36bを有し、前記第2の支持固定部37は、前記第2の検出部35の一端を支持すると共に第2の検出電極35a、35bに接続する一対の引き出し電極37a、37bとを有する。
これらの引き出し電極36a、36b、37a、37bを介して外部へ検出信号が供給される。
ここで、同図に示した駆動電極と第1、第2の検出電極と引き出し電極の各電極パターンは裏面にも同様な電趣パターンが形成され、側面のパターンを介して接続されている。
本水晶振動子30による回転の検出動作は、前記特願2002−264872に詳述されているので細部説明は省略するが、概略は次のとおりである。
まず、水晶振動子30の非回転時の状態においては、駆動用電極31c、31d間に駆動信号を与えると、アーム部31a、31bには面内対称屈曲1次振動モードと呼ばれる屈曲振動(駆動モード)が発生する。
この駆動モードで振動している水晶振動子30に結晶Z軸周りの角速度(回転)を与えると、アーム部31a、31bにコリオリ力が働いて面内非対称屈曲2次モードと呼ばれる屈曲振動(検出モード)が発生する。
このとき第1、第2の双音さ支持部32、33にはそれぞれモーメントが発生するので第1、第2の検出部34、35はこれに対応してX方向に振動して、第1の検出電極34a、34b間及び第2の検出電極35a、35b間にはそれぞれ極性が互いに反転する二つの検出電圧が発生する。
この第1、第2の検出部34、35から出力する前記2つの検出電圧の差動成分を検出信号とすれば、回転角速度に比例した電圧を検出信号として得ることができる。
図4は、図3の水晶振動子30を用いた双音さ型振動ジャイロセンサの構造例を示す図で、(a)は上蓋を省略した状態の上面図、(b)は(a)のA−A'縦断面図である。(特願2003−279937参照)
同図(a)に示されるように、本双音さ型振動ジャイロセンサ(以下、振動ジャイロセンサという)は、双音さ形状の水晶振動子30と、水晶材からなる台座40と、台座40を搭載するベース材41と、複数のリード端子42を備えたパッケージ基部43と、下方に開口する凹部を備えた金属蓋44とを備えている。
前記水晶振動子30は、台座40によってベース材41上の水晶振動子30の第1、第2の支持固定部36、37に対応する位置に図示しない接着材によって接合固定される。リード端子42と該リード端子42に対応する電極は、それぞれワイヤボンディング45によって接続される。そして、所定の調整作業の後、金属蓋44により水晶振動子30を気密封止する。
特願2002−264872 特願2003−279937
図3に示す従来の双音さ型振動ジャイロセンサにおいては、第1、第2の支持固定部36、37それぞれに設けられた1対の検出部出力の引き出し電極は各支持固定部上のアーム部31の縦長方向に対して左右端に配置されている。
そのため、双音さ支持部32、33上に設けられた駆動信号用のリード電極32a、33aのいずれか一方を基準電位(接地電位)として他方をHOT電位側リード電極とした場合、このHOT電位側リード電極は、前記引き出し電極のHOT電位側電極36a、37bのいずれかと隣接することになる。
そのため、HOT電位側リード電極と隣接する一方の出力のHOT電位側引き出し電極のみが、駆動信号回路からの漏洩電界の影響を受けることになる。そのため、2つの引き出し電極36a、37bから出力されて差動増幅回路に入力する信号にアンバランスが生じるという問題があった。
また、本双音さ型振動ジャイロセンサでは、2つの引き出し電極のそれぞれのHOT電位側の電極が支持固定部上の図中左右の位置に配置されているので、検出信号処理回路の差動増幅器までの電気線路長に差異が生じる。そのため回路インピダンスが異なってノイズの影響に差が出てしまい、2つの検出電圧の差動分から得られる検出信号に誤差が生じるという問題があった。
また、図4(b)に示されるように、本双音さ型振動ジャイロセンサは、水晶振動子30は第1、第2の支持固定部36、37において台座40を介して、例えば熱硬化型接着剤で振動ジャイロセンサのベース材41に接着固定され、その後、金属蓋44で密封して使用される。
しかしながら、2点を接着剤で固定した後、金属蓋44でパッケージ基部43を例えば溶接によって封止する際に、溶接の熱によって水晶振動子30に応力が加わり、特性の劣化を招くという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、動作時の電極間の影響を少なくして性能の劣化を防止し、精度の高い双音さ型振動ジャイロセンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の双音さ型振動ジャイロセンサにおいては、表面に駆動用電極を備えた2本のアーム部と、前記アーム部の両端を支持し、それぞれ前記駆動用電極へ駆動信号を供給するリード電極を備えた第1、第2の双音さ支持部と、前記第1、第2の双音さ支持部にそれぞれ接続し第1、第2の検出電極を備えた第1、第2の検出部と、前記第1、第2の検出部のそれぞれの一端を支持し、前記第1、第2の検出電極の検出信号を出力するそれぞれ1対の引き出し電極を備えた第1、第2の支持固定部とが一体となった圧電振動子の前記第1、第2の支持固定部を、パッケージ基部に接着によって固定し、金属蓋で密封する構造の双音さ型振動ジャイロセンサであって、前記第1、第2の支持固定部の1対の引き出し電極のそれぞれのHOT電位側の電極を、前記第1、第2の支持固定部上の一方のアーム部側端に備えると共に、前記第1、第2の双音さ支持部のリード電極のHOT電位側の電極を前記第1、第2の支持固定部上の他方のアーム部側端に備えることを特徴とする。
本発明の双音さ型振動ジャイロセンサにおいては、表面に駆動用電極を備えた2本のアーム部と、前記アーム部の両端を支持し、それぞれ前記駆動用電極へ駆動信号を供給するリード電極を備えた第1、第2の双音さ支持部と、前記第1、第2の双音さ支持部にそれぞれ接続し第1、第2の検出電極を備えた第1、第2の検出部と、前記第1、第2の検出部のそれぞれの一端を支持し、前記第1、第2の検出電極の検出信号を出力するそれぞれ1対の引き出し電極を備えた第1、第2の支持固定部とが一体となった圧電振動子の前記第1、第2の支持固定部を、パッケージ基部に接着によって固定し、金属蓋で密封する構造の双音さ型振動ジャイロセンサであって、前記第1、第2の支持固定部のいずれか一方は紫外線硬化型接着剤を塗布硬化させてパッケージ基部に固着し、他方の支持固定部は熱硬化方接着剤を塗布硬化させて固着するものであって、前記熱硬化方接着剤の硬化は、水晶振動子を金属蓋で密封した後に加熱して硬化させるようにしたことを特徴とする。
本発明においては、双音さ型振動ジャイロセンサの電極構成を、双音さ支持部に設けられている駆動信号用のリード電極についてはそのHOT電位側の電極を双音さ支持部上の一方のアーム部側に配置すると共に、支持固定部に設けられている検出部出力引き出し電極についてはそのHOT電位側の電極を支持固定部上の他方のアーム部側に配置するようにした。
その結果、駆動信号用のHOT電位側のリード電極が、検出部出力の引き出し電極のいずれのHOT電位側の電極にも隣接することがないので、引き出し電極の検出部出力信号は、駆動信号回路からの漏洩電界の影響をうけることはない。さらに、前記のように検出部出力信号の引き出し電極を配置することによって、検出信号処理回路の差動増幅器までの電気線路長を容易に同じにすることができるので、差動増幅器の入力回路インピダンスのバランスをとることができ、検出誤差を小さくすることができる。
また、水晶振動子の2箇所の支持固定部を振動ジャイロセンサのパッケージ基部に固着するにあたって、一方の支持固定部は紫外線硬化型接着剤を塗布し、他方の支持固定部は熱硬化型接着剤を塗布して水晶振動子をパッケージ基部に載置し、先ず紫外線硬化型接着剤を硬化させて固着し、次に金属蓋で水晶振動子を密封した後、熱硬化型接着剤を加熱して硬化させるようにしたので、水晶振動子の熱による応力歪の発生を抑えて特性の劣化を防止することができる。
したがって本発明の双音さ型振動ジャイロセンサによれば、精度の高い双音さ型振動ジャイロセンサを提供する上で顕著な効果を有する。
本発明を図面に示した実施の形態に基づいて説明する。図1は、本発明に係わる双音さ型振動ジャイロセンサの構造の一形態例を示す図で、上蓋を省略した状態の上面図である。なお、本双音さ型振動ジャイロセンサは、水晶振動子の電極構成と該水晶振動子の固着方法とを除いて、図4に示された従来の双音さ振動ジャイロセンサの構造と同一であり、また、回転検出の原理は図3における説明と同じであるので、同一部分の詳細な説明は省略する。
図1に示されるように、本双音さ振動ジャイロセンサ(以下単に、振動ジャイロセンサという)1は、双音さ形状の水晶振動子10と、水晶からなる台座2と、台座2を搭載するベース材3と、複数のリード端子4を備えたパッケージ基部5と、図示しない金属蓋とを備えている。
図2は、前記水晶振動子10の外観図であって、その構造は次のとおりである。
同図に示すように、水晶振動子10は、水晶薄片を双音さ形状に加工し、その表面に所定の電極を形成したものであって、駆動部11と、第1の双音さ支持部12と、第2の双音さ支持部13と、第1の検出部14と、第2の検出部15と、第1の支持固定部16と、第2の支持固定部17とを備えている。
前記駆動部11は、一対の短冊状のアーム部11a、11bと該アーム部11a、11bの表面に駆動電極11c、11dとを有し、前記第1、第2の双音さ支持部12、13は駆動部11の両端を支持すると共に、駆動電極11c、11dに外部から駆動信号を供給するためのリード電極12a、12b、13a、13b(12a、13bは、裏面に設けられた駆動電極用のリード電極)を備えている。
前記第1の検出部14は第1の検出電極14a、14bを有し、第1の双音さ支持部12を介してアーム部11a、11bの振動を検出し、前記第2の検出部15は第2の検出電極15a、15bを有し第2の双音さ支持部13を介してアーム部11a、11bの振動を検出する。
また、前記第1の支持固定部16は、第1の検出部14の一端を支持すると共に第1の検出電極14a、14bに接続する一対の引き出し電極16a、16bを有し、前記第2の支持固定部17は、第2の検出部15の一端を支持すると共に第2の検出電極15a、15bに接続する一対の引き出し電極17a、17bとを有する。
ここで、同図に図示した前記駆動電極と第1、第2の検出電極と引き出し電極の電極パターンは裏面にも同様な電極パターンが形成され、側面のパターンを介して接続されている。
本水晶振動子10の特徴は、前記第1、第2の支持固定部16、17にそれぞれ設けられた一対の引き出し電極16a−16b、17a−17bのそれぞれのHOT電位側の電極(本例では16b、17b)が、共にそれぞれの支持固定部上の一方のアーム部(図中、アーム部11b)側に配置され、前記第1、第2の双音さ支持部12、13にそれぞれ設けられたリード電極12a、12b、13a、13bのそれぞれのHOT電位側の電極(本例では12a、13a)が、共にそれぞれの双音さ支持部上の他方のアーム部(図中、アーム部11a)側に配置されている点である。
上記のように各電極を配置することによって、第1、第2の支持固定部16、17上の検出部出力のHOT電位側引き出し電極16a、17bは、第1、第2の双音さ支持部12、13上の基準電位(接地電位)側のリード電極12b、13bと隣接することになるので、駆動信号回路からの漏洩電界の影響を受けることはない。
また、HOT電位側引き出し電極16a、17bは、それぞれの支持固定部16、17上の一方のアーム部側端に配置されているので、検出信号処理回路の差動増幅器までの電気線路長を容易に同じにすることができるので、差動増幅器の入力回路インピダンスを揃えることができる。
図1において、水晶振動子10を振動ジャイロセンサ1のパッケージ基部5に装着する方法は、次の手順による。
水晶振動子10の第1、第2の支持固定部16、17のそれぞれに台座2を固着する。
第1、第2の支持固定部16、17に固着された台座2のベース材3との接合面に、一方の台座2には紫外線硬化型接着剤を、他方の台座2には熱硬化型接着剤を、それぞれ塗布して所定の位置に載置する。
紫外線を照射して一方の台座2の紫外線硬化型接着剤を硬化させてベース材3に固着させる。
図示しない金属蓋をパッケージ基部5に溶接して、水晶振動子10を封止する。
加熱処理して他方の台座2の熱硬化型接着剤を硬化させ、ベース材3に固着させる。
上記方法で水晶振動子10をパッケージ基部5に装着することによって、金属蓋を溶接する際の熱によって振動子に応力が加わることを防止できる。また、手順(5)の加熱処理は、熱硬化型接着剤の硬化と同時に、振動ジャイロセンサのパッケージに加わった残留応力を取り除くためアニーリングを兼ねて行われるので、組立て作業時間の短縮が可能となる。
本発明に係わる双音さ型振動ジャイロセンサの構造の一形態例を示す図で、上蓋を省略した状態の上面図。 本発明に係わる水晶振動子の外観図。 特願2002−264872に示されている双音さ型振動ジヤイロセンサの水晶振動子の外観図。 図3の水晶振動子30を用いた双音さ型振動ジャイロセンサの構造例を示す図で、(a)は上蓋を省略した状態の上面図、(b)は(a)のA−A'縦断面図。
符号の説明
1・・双音さ振動ジャイロセンサ、 2・・台座、 3・・ベース材、
4・・リード端子、 5・・パッケージ基部、 10・・水晶振動子、 11・・駆動部、
11a、11b・・アーム部、11c、11d・・駆動電極、12・・第1の双音さ支持部、
12a、12b、・・リード電極、 13・・第2の双音さ支持部、
13a、13b・・リード電極、14・・第1の検出部、14a、14b・・第1の検出電極、
15・・第2の検出部、15a、15b・・第2の検出電極、16・・第1の支持固定部、
16a、16b・・引き出し電極、 17・・第2の支持固定部、
17a、17b・・引き出し電極、
30・・水晶振動子、31・・駆動部、31a、31b・・アーム部、
31c、31d・・駆動電極、32・・第1の双音さ支持部、32a、33a・・リード電極、
33・・第2の双音さ支持部、32a、33a・・リード電極34・・第1の検出部、
34a、34b・・第1の検出電極、35・・第2の検出部、
35a、35b・・第2の検出電極、36・・第1の支持固定部、
36a、36b・・引き出し電極、 37・・第2の支持固定部、
37a、37b・・引き出し電極、40・・台座、41・・ベース材、42・・リード端子、
43・・パッケージ基部、44・・金属蓋

Claims (2)

  1. 表面に駆動用電極を備えた2本のアーム部と、前記アーム部の両端を支持し、それぞれ前記駆動用電極へ駆動信号を供給するリード電極を備えた第1、第2の双音さ支持部と、前記第1、第2の双音さ支持部にそれぞれ接続し第1、第2の検出電極を備えた第1、第2の検出部と、前記第1、第2の検出部のそれぞれの一端を支持し、前記第1、第2の検出電極の検出信号を出力するそれぞれ1対の引き出し電極を備えた第1、第2の支持固定部とが一体となった圧電振動子の前記第1、第2の支持固定部を、パッケージ基部に接着によって固定し、金属蓋で密封する構造の双音さ型振動ジャイロセンサであって、
    前記第1、第2の支持固定部のいずれか一方は紫外線硬化型接着剤を塗布硬化させてパッケージ基部に固着し、他方の支持固定部は熱硬化方接着剤を塗布硬化させて固着するものであって、前記熱硬化方接着剤の硬化は、水晶振動子を金属蓋で密封した後に加熱して硬化させるようにしたことを特徴とする双音さ型振動ジャイロセンサ。
  2. 表面に駆動用電極を備えた2本のアーム部と、前記アーム部の両端を支持し、それぞれ前記駆動用電極へ駆動信号を供給するリード電極を備えた第1、第2の双音さ支持部と、前記第1、第2の双音さ支持部にそれぞれ接続し第1、第2の検出電極を備えた第1、第2の検出部と、前記第1、第2の検出部のそれぞれの一端を支持し、前記第1、第2の検出電極の検出信号を出力するそれぞれ1対の引き出し電極を備えた第1、第2の支持固定部とが一体となった圧電振動子の前記第1、第2の支持固定部を、パッケージ基部に接着によって固定し、金属蓋で密封する構造の双音さ型振動ジャイロセンサの製造方法であって、
    前記第1、第2の支持固定部のいずれか一方は紫外線硬化型接着剤を塗布硬化させてパッケージ基部に固着し、他方の支持固定部は熱硬化方接着剤を塗布硬化させて固着するものであって、前記熱硬化型接着剤の硬化は、水晶振動子を金属蓋で密封した後に加熱して硬化させるようにしたことを特徴とする双音さ型振動ジャイロセンサの製造方法。
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