JP4568608B2 - 間仕切りパネルの安定構造 - Google Patents
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Description
(1) 左右方向を向く間仕切りパネルの端面に、開口部に互いに対向する内向き突片を設けることにより、開口部を奥部より幅狭とした上下方向を向く係合溝を設け、側面視が閉ループ状をなし、かつ下端前後部が接床するようにした前後方向を向く安定枠の上部における前後方向の中間部に左右方向を向くボルト挿通孔を設け、前記ボルト挿通孔に挿通したボルトを、前記係合溝の奥部に嵌挿した板ナットのねじ孔に螺合して締め付けることにより、前記係合溝の内向き突片を前記板ナットと安定枠とにより挟んで、安定枠を間仕切りパネルの端部に固定する。
また、安定枠の上部を、ボルトを介して、間仕切りパネルに取付けるため、間仕切りパネル上部の揺れを抑えることができる。
さらに、安定枠は、間仕切りパネルの端面に取付けるため、間仕切りパネルの前後両面に取付ける必要のある安定装置と比べて、取付け作業が容易である。
その外、予めボルトに板ナットを軽く螺合した状態で、係合溝に板ナットを挿入し、その後最終的にボルトを締め付けることにより、安定枠を、それより高さの高い側端を有するものであればどのような間仕切パネルにも、特殊な加工を施すことなく、自由に、かつ強固に取付けることができる。しかも、ボルトと板ナットの位置合わせ作業が不要であるので、組み付け作業を簡単に行うことができる。
なお、閉ループの形状は、外観を良好に保つことのできるものとすることができる。
図1は、本発明の一実施形態を備える間仕切装置の斜視図、図2〜図7は、その各部の詳細を示す図である。
図1に示すように、この間仕切装置は、正面視方形の枠体(1)にガラス板(2)を嵌め込んだ2枚の間仕切りパネル(3)(3)を左右方向に並べて連結し、その左右の端部に、前後方向を向く互いに高さの異なる側面視方形の安定枠(4)(5)の前後方向の中間部を結合することにより、両間仕切りパネル(3)(3)が前後方向に倒れることがないようにしてある。
各間仕切りパネル(3)の枠体(1)の両側部下端と、各安定枠(4)(5)の前後の端部の下端とには、高さ調整用のアジャスタボルト(6)(7)が設けられている。
なお、左右の間仕切りパネル(3)(3)の連結に際しては、互いに隣接する枠体(1)(1)の端部のカバー(10)を取り除き、それに代えて、上記1対のカバー(10)(10)を背中合わせとして連結したのと同様の形状の連結金具(11)(図1参照)の各端部を、互いに隣接する枠体(1)(1)の端部上面にねじ止めすることにより、左右の間仕切りパネル(3)(3)の上部同士を連結してある。
各支持脚(12)は、アジャスタボルト(6)が下端より螺合されたほぼ円筒状の脚部(13)と、その基部から外側方に延出して、係合溝(8)の下端を閉塞する連結部(14)と、脚部(13)の基部から内側方に延出する取付部(15)とからなっている。
上向き突部(23)を、支持脚(12)の切込み溝(16)に係合させて、安定枠(4)(5)の下端部を間仕切パネル(3)の側端の下部に連結する際に、係合片(22)の上向き突部(23)の傾斜面(23a)と支持脚(12)における下向き突部(17)の傾斜面(17a)とが互いに摺接することにより、安定枠(4)(5)を間仕切りパネル(3)側に引き寄せる方向の分力が生じ、安定枠(4)(5)の下端部を間仕切りパネル(3)の下端部に対する正規の位置に自動的に位置決めする作用を生じることができる。
なお、傾斜面(17a)(23a)のいずれか一方を省略し、その部分を単なる直角の角部としても同様の位置決め作用を生じることができる。
すなわち、まず、各安定枠(4)(5)における上部のボルト挿通孔(18)にボルト(19)を挿通し、そのボルト(19)の先端部に板ナット(20)のねじ孔(21)を緩く螺合して、板ナット(20)が図5に実線で示すように、ほぼ上下方向を向くようにしておく。
例えば、上記実施形態における切込み溝(16)を安定枠(4)(5)に、係合片(22)を間仕切りパネル(3)に設けて実施することもできる。
また、安定枠(4)(5)の高さを、両方とも間仕切りパネル(3)の高さに揃えたり、もしくはそれより低くしたり、または安定枠(4)(5)の側面形状を二等辺三角形や円形もしくは長円形等としたりしてもよい。
(2) ガラス板
(3) 間仕切りパネル
(4)(5) 安定枠
(4a)(5a) 縦杆
(4b)(5b) 上部横杆
(4c)(5c) 下部横杆
(6)(7) アジャスタボルト
(8) 係合溝
(8a) 開口部
(8b) 奥部
(9) 内向き突片
(10) カバー
(11) 連結金具
(12) 支持脚
(13) 脚部
(14) 連結部
(15) 取付部
(16) 切込み溝
(17) 下向き突部
(17a) 傾斜面
(18) ボルト挿通孔
(19) ボルト
(20) 板ナット
(21) ねじ孔
(22) 係合片
(23) 上向き突部
(23a) 傾斜面
(24) ボルト孔
(25) ボルト
Claims (7)
- 左右方向を向く間仕切りパネルの端面に、開口部に互いに対向する内向き突片を設けることにより、開口部を奥部より幅狭とした上下方向を向く係合溝を設け、側面視が閉ループ状をなし、かつ下端前後部が接床するようにした前後方向を向く安定枠の上部における前後方向の中間部に、左右方向を向くボルト挿通孔を設け、前記ボルト挿通孔に挿通したボルトを、前記係合溝の奥部に嵌挿した板ナットのねじ孔に螺合して締め付けることにより、前記係合溝の内向き突片を、前記板ナットと安定枠とにより挟んで、安定枠を間仕切りパネルの端部に固定したことを特徴とする間仕切りパネルの安定構造。
- 安定枠を、側面視方形枠状とし、その上部の前後方向の中間部にボルト挿通孔を設け、前記中間部を間仕切りパネルの端部に当接させて固定したことを特徴とする請求項1記載の間仕切りパネルの安定構造。
- 板ナットの横幅を、係合溝の開口幅より小とし、かつ板ナットの長さを、係合溝の奥部の幅より大としたことを特徴とする請求項1または2記載の間仕切りパネルの安定構造。
- 安定枠の下端部における前後方向の中間部と、それに対向するパネルの側端の下端部とのいずれか一方に下方に開口する切込み溝を設け、かつ他方に、前記切込み溝に下方より係合する上向き鉤形の係合片を突設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の間仕切りパネルの安定構造。
- 係合片の先端部に設けた上向き突部と、切込み溝内に設けられ、かつ前記係合片の上向き突部が係合するようにした下向き突部との少なくともいずれか一方に、前記上向き突部と下向き突部との係合時に、安定枠を間仕切りパネル側に引き寄せる方向の分力が生じるようにした傾斜面を設けたことを特徴とする請求項4記載の間仕切りパネルの安定構造。
- 係合片を、切込み溝に係合させた状態で、切込み溝が設けられた部材にボルト止めしたことを特徴とする請求項4または5記載の間仕切りパネルの安定構造。
- 安定枠の前後の端部下面に、高さ調節用のアジャスタを設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の間仕切りパネルの安定構造。
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