JP5443064B2 - 室内用フェンス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、幼児や、種々のペット類、ボール等の玩具類等が、室内のキッチンや玄関等の特定の場所に侵入してしまう事態の発生を防止するために、室内における床面の所定の場所に設置する、室内用フェンス装置に関するものである。
従来において、この種の室内用フェンスとしては、例えば、特許文献1に開示されているように、柱や壁に対して着脱自在な取付部を、互いに対面する柱や壁に取り付けることにより、柱や壁の間の空間を塞ぐことができる柵が存在する。
この柵の取付部は、枠体の左側部及び右側部の上部から側方に向かって、また、下部の両側端部から側方に向かってそれぞれ突設されるボールねじにより構成されており、回転方向により柵の側方に伸縮可能に突出するねじ部を備えている。
そして、ねじ部の先端には、これと一体に伸縮方向に移動するように圧接部が設けられており、圧接部の柱や壁等に当接する部分は、ゴム等の柔軟素材により形成されている。
柵を取り付ける際には、この柵を互いに対向している柱や壁の間に設置し、それぞれのねじ部を突出方向に回転させ、圧接部の先端を柱や壁に当接させる。
そして、ねじ部をさらに突出方向に回転させて、圧接部の先端を柱や壁に強く押し付けることにより、所謂突っ張った状態にして、柵が取り付けられるのである。
特開2002−21376号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている柵は、柵の側方にある取付部における伸縮可能なボールねじを突出方向に回転させ、圧接部の先端を柱や壁に強く押し付けることにより、所謂突っ張った状態にして固定するものであるため、その設置作業が非常に面倒である。また、圧接部の先端を柱や壁に強く押し付けるため、柱や壁に傷が生じることがある。
さらに、圧接部の先端を柱や壁に強く押し付けて柵を取り付けることから、撤去のためのボールねじの回転操作も非常に面倒である。
また、階段の上がり口等、圧接部を強く押し付ける柱や壁が存在しない場所においては、このようなボールねじを用いた柵を設置することができない事態が生じていた。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、室内における床面に、フェンスを立てた状態で簡単に設置することができ、しかも、床面からの撤去も極めて容易である室内用フェンス装置を提供することを目的とする。
本発明は、互いの裏面同士を対峙させて掛止手段を介して組み付ける一対のフェンス体から構成される室内用フェンス装置であり、この室内用フェンス装置は、伸縮自在であり、
一対のフェンス体を組み付ける掛止手段は、一方のフェンス体における下側に配置されている横枠部の裏面に取り付けられている下向きフック部材と、他方のフェンス体における上側に配置されている横枠部の裏面に取り付けられている上向きフック部材により構成されていることで、上述した課題を解決した。
また、本発明は、互いの裏面同士を対峙させて組み付ける一対のフェンス体から構成される室内用フェンス装置であり、この室内用フェンス装置は、直立手段を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、室内用フェンス装置を構成する一対のフェンス体の各々は、所定の間隔を保持して上下に配置されている横枠部と、両横枠部の一端部同士を連結した縦枠部により全体が略コ字形に形成され、両横枠部間には、縦枠部に沿うように複数の棒状部材が並設されていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、室内用フェンス装置を構成する一対のフェンス体の各々は、いずれも縦枠部を外側に配置していることで、同じく上述した課題を解決した。
この他、下向きフック部材と上向きフック部材は、いずれも縦方向のスリット部を有することで、同じく上述した課題を解決した。
また、下向きフック部材と上向きフック部材は、全体が略コ字形に形成されている各々のフェンス体の開放部近傍の横枠部に取り付けられていることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体において下側に配置されている横枠部に取り付けた水平板部材により形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体において下側に配置されている横枠部、または、縦枠部に取り付けた旋回可能な脚部により構成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、直立手段を構成する旋回可能な脚部は、上側水平脚部と下側水平脚部を積層状に取り付けて形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部と下側水平脚部は、各々の基端部分をフェンス体の横枠部、または、縦枠部に軸支して、水平方向に旋回できるように取り付けられていることで、同じく上述した課題を解決した。
この他、旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部は、先端側部分に下向きの高さ保持部材を有することで、同じく上述した課題を解決した。
また、旋回可能な脚部を形成する下側水平脚部は、上側水平脚部よりも短く形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部は、基端側部分における上下の両面に、切り欠いた段差面部を有することで、同じく上述した課題を解決した。
また、旋回可能な脚部を形成する下側水平脚部は、基端側部分における上面に、上方に向けて突出させた柱部を有することで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体における横枠部の水平状態を維持する固定脚部を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
本発明は、互いの裏面同士を対峙させて掛止手段を介して組み付ける一対のフェンス体から構成される室内用フェンス装置であり、この室内用フェンス装置は、伸縮自在であることから、室内用フェンス装置を設置する場所に応じて、好ましい長さの室内用フェンス装置を容易に形成することができる。
この他、一対のフェンス体を組み付ける掛止手段は、一方のフェンス体における下側に配置されている横枠部の裏面に取り付けられている下向きフック部材と、他方のフェンス体における上側に配置されている横枠部の裏面に取り付けられている上向きフック部材により構成されていることから、掛止手段を比較的に容易に製作することができる。
そして、この掛止手段は、一方のフェンス体における下向きフック部材を、他方のフェンス体の下側に位置している横枠部に上方から載せて掛止し、また、一方のフェンス体における上側に位置している横枠部を、他方のフェンス体における上向きフック部材に上方から載せて掛止することから、一方のフェンス体自身の重みにより、一方のフェンス体の下向きフック部材が他方のフェンス体の横枠部を上方からしっかりと掴んで、一方のフェンス体の下向きフック部材が他方のフェンス体の横枠部に下方から支持されている状態を維持することができる。
同様に、一方のフェンス体自身の重みにより、他方のフェンス体の上向きフック部材が一方のフェンス体の横枠部を下方からしっかりと掴んで、一方のフェンス体の横枠部が他方のフェンス体の上向きフック部材に下方から支持されている状態を維持することができる。
このような掛止手段により、一対のフェンス体の裏面同士が対峙した状態で、しっかりと組み付けられるのである。
また、本発明は、互いの裏面同士を対峙させて組み付ける一対のフェンス体から構成される室内用フェンス装置であり、この室内用フェンス装置は、直立手段を備えていることから、好ましい長さの室内用フェンス装置を、室内における床面に立てた状態で簡単に設置することができる。
また、室内用フェンス装置を構成する一対のフェンス体の各々は、所定の間隔を保持して上下に配置されている横枠部と、両横枠部の一端部同士を連結した縦枠部により全体が略コ字形に形成され、両横枠部間には、縦枠部に沿うように複数の棒状部材が並設されていることから、この一対のフェンスの裏面同士を対峙させて組み付け、室内における床面に立てた状態で設置したときには、例えば、幼児や、種々のペット類、ボール等の玩具類等が、室内におけるキッチンや玄関等の特定の場所に侵入してしまう事態の発生を確実に防止することができる。
加えて、室内用フェンス装置を構成する一対のフェンス体の各々は、いずれも縦枠部を外側に配置した状態でその裏面同士を対峙させて組み付けていることから、室内用フェンス装置自体の堅牢性を充分に確保することができる。また、室内用フェンス装置の長さの調整を、各々のフェンス体における縦枠部の内側において容易に行うことができる。
また、下向きフック部材と上向きフック部材は、いずれも縦方向のスリット部を有することから、一方のフェンス体の下向きフック部材は、他方のフェンス体において並設されている所定の棒状部材をスリット部に導入している状態で、他方のフェンス体の下側に位置している横枠部に上方から載せて掛止する。同様に、他方のフェンス体の上向きフック部材は、一方のフェンス体において並設されている所定の棒状部材をスリット部に導入している状態で、他方のフェンス体の上向きフック部材に一方のフェンス体の上側に位置している横枠部を上方から載せて掛止する。その為、一対のフェンス体を組み付けた室内用フェンス装置の長さを確実に保持することができる。
即ち、一方のフェンス体の下向きフック部材は、他方のフェンス体において並設されている所定の棒状部材をスリット部に導入している状態で、一方のフェンス体の下向きフック部材が他方のフェンス体の横枠部を上方からしっかりと掴んでいる。その為、一方のフェンス体の下向きフック部材は、スリット部に導入している他方のフェンス体の棒状部材の存在により、他方のフェンス体の横枠部の長手方向に沿った移動が阻止されている。
同様に、他方のフェンス体の上向きフック部材は、一方のフェンス体において並設されている所定の棒状部材をスリット部に導入している状態で、他方のフェンス体の上向きフック部材が一方のフェンス体の横枠部を下方からしっかりと掴んでいる。その為、他方のフェンス体の上向きフック部材は、スリット部に導入している一方のフェンス体の棒状部材の存在により、一方のフェンス体の横枠部の長手方向に沿った移動が阻止されている。以上のことから、一対のフェンス体を組み付けている室内用フェンス装置の長さが確実に保持されるのである。
また、室内用フェンス装置の使用に際し、室内用フェンス装置の長さを決定するときは、一対のフェンス体を互いにフリーな状態にし、一方のフェンス体の下向きフック部材のスリット部に他方のフェンス体に並設されている任意の位置の棒状部材を宛がう。
すると、他方のフェンス体の上向きフック部材のスリット部に導入される一方のフェンス体の所定の棒状部材が、上向きフック部材のスリット部に自ずと宛がわれる。
この状態で、一方のフェンス体を他方のフェンス体に向けて若干押し込むことで、ぞれぞれのスリット部に棒状部材が導入される。このように、一方のフェンス体の下向きフック部材のスリット部に、他方のフェンス体に並設されている任意の位置の棒状部材を宛がう(他方のフェンス体の上向きフック部材のスリット部に、一方のフェンス体に並設されている任意の位置の棒状部材を宛がう)ことにより、他方のフェンス体の上向きフック部材のスリット部に導入される一方のフェンス体の棒状部材が自ずと定まり(一方のフェンス体の下向きフック部材のスリット部に導入される他方のフェンス体の棒状部材が自ずと定まり)、室内用フェンス装置の長さを自由に調整できるのである。
そして、一方のフェンス体を若干下方に降ろすことで、一方のフェンス体の下向きフック部材を他方のフェンス体の横枠部に載せて掛止する。同時に、一方のフェンス体の横枠部を、他方のフェンス体の上向きフック部材に載せて掛止する。このように、室内用フェンス装置の長さを自由に調整することにより、室内における設置場所に応じた好ましい長さの室内用フェンス装置を容易に形成することができるのである。
この他、室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体において下側に配置されている横枠部に取り付けた水平板部材により形成されていることから、室内においてこの水平板部材を載置する部分があれば、床面におけるどのような場所においても、誰もが室内用フェンス装置を立てた状態で簡単に設置することができる。
このとき、室内用フェンス装置の直立手段は、柱や壁に強く押し付けて、所謂突っ張り状態とするものではないため、柱や壁に傷が生じることもない。
また、室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体において下側に配置されている横枠部、または、縦枠部に取り付けた旋回可能な脚部により構成されていることから、この旋回可能な脚部により、室内用フェンス装置を安定した状態で立てることができる。
さらに、直立手段を構成する旋回可能な脚部は、上側水平脚部と下側水平脚部を積層状に取り付けて形成されていることから、この上側水平脚部と下側水平脚部のそれぞれを旋回させて、室内用フェンス装置を安定した状態で立てることができる。
また、旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部と下側水平脚部は、各々の基端部分をフェンス体の横枠部、または、縦枠部に軸支して、水平方向に旋回できるように取り付けられていることから、例えば、上側水平脚部の長手方向、下側水平脚部の長手方向の各々が、横枠部の長手方向と並行となる位置から、横枠部の表面・裏面に直交する位置に旋回でき、この横枠部の表面・裏面に直交する位置の上側水平脚部と下側水平脚部により、室内用フェンス装置を安定した状態で立てることができる。
この他、上側水平脚部の長手方向、下側水平脚部の長手方向の各々を、横枠部の長手方向と並行となるように旋回させたときは、上側水平脚部と下側水平脚部が横枠部に沿って収まる。その為、上側水平脚部と下側水平脚部が邪魔になることがなく、室内用フェンス装置をコンパクトに収納することができる。
また、旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部は、先端側部分に下向きの高さ保持部材を有することから、室内用フェンス装置を床面に設置した時に、上側水平脚部と下側水平脚部のいずれもが床面に接して、室内用フェンス装置を安定した状態で立てることができる。
さらに、旋回可能な脚部を形成する下側水平脚部は、上側水平脚部よりも短く形成されているので、例えば、上側水平脚部の長手方向、下側水平脚部の長手方向の各々を、横枠部の長手方向と並行となるように旋回させたときは、例えば、上側水平脚部と下側水平脚部の先端部同士が同一方向を向いた状態で、下側水平脚部の全体を上側水平脚部に沿ってその内側に収めることができる。
また、旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部は、基端側部分における上下の両面に、切り欠いた段差面部を有している。その為、この上方の切り欠いた段差面部を横枠部や縦枠部に係合させることにより、上側水平脚部は、横枠部の表面・裏面に直交した状態を固定的に維持することができる。
加えて、旋回可能な脚部を形成する下側水平脚部は、基端側部分における上面に、上方に向けて突出させた柱部を有することから、横枠部の表面・裏面に直交した状態を固定的に維持している上側水平脚部における下方の切り欠いた段差面部に柱部を係合させることにより、例えば、上側水平脚部と下側水平脚部の先端部同士が反対向きになって、直線状に配置した状態を固定的に維持することができる。
また、下側水平脚部の向きを変えて、上側水平脚部における下方の切り欠いた段差面部に柱部を係合させることにより、例えば、上側水平脚部と下側水平脚部の先端部同士が同一方向を向いて、積層している状態を固定的に維持することができる。
この他、室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体における横枠部の水平状態を維持する固定脚部を備えていることにより、室内用フェンス装置を常に安定した状態で床面に設置することができる。
上側水平脚部と下側水平脚部による直立手段を備えた室内用フェンス装置を、一方のフェンス体側から見た状態を示す斜視図である。 上側水平脚部と下側水平脚部による直立手段を備えた室内用フェンス装置を、他方のフェンス体側から見た状態を示す斜視図である。 上側水平脚部と下側水平脚部による直立手段を備えた室内用フェンス装置を、一方のフェンス体側から見た状態を示す分解斜視図である。 上側水平脚部と下側水平脚部による直立手段を備えた室内用フェンス装置を、他方のフェンス体側から見た状態を示す分解斜視図である。 上側水平脚部と下側水平脚部による直立手段を備えた室内用フェンス装置を、長くしている状態を示す斜視図である。 室内用フェンス装置を短くしている状態を示し、(a)は下向きフック部材を横枠部の上に載せる前の状態を他方のフェンス体側から見た斜視図、(b)は下向きフック部材を横枠部の上に載せた後の状態を他方のフェンス体側から見た斜視図である。 下向きフック部材の使用状態を示し、(a)は下向きフック部材を横枠部の上に載せる前の状態を示す拡大斜視図、(b)は下向きフック部材を横枠部の上に載せた後の状態を示す拡大斜視図である。 室内用フェンス装置を短くしている状態を示し、(a)は横枠部を上向きフック部材の上に載せる前の状態を一方のフェンス体側から見た斜視図、(b)は横枠部を上向きフック部材の上に載せた後の状態を一方のフェンス体側から見た斜視図である。 上向きフック部材の使用状態を示し、(a)は横枠部を上向きフック部材に上の載せる前の状態を示す拡大斜視図、(b)は横枠部を上向きフック部材に上の載せた後の状態を示す拡大斜視図である。 フェンス体への直立手段である上側水平脚部と下側水平脚部の取付例を示すもので、(a)はフェンス体の横枠部に直交するように取り付けた上側水平脚部に、下側水平脚部を反対の向きに組み付けてネジで固定する状態を示す分解斜視図、(b)はネジで固定した状態を示す斜視図である。 フェンス体への直立手段である上側水平脚部と下側水平脚部の取付例を示すもので、フェンス体の横枠部に直交するように取り付けた上側水平脚部に、下側水平脚部を同一の向きに組み付けてネジで固定した状態を示す斜視図である。 室内用フェンス装置の使用状態を示すもので、所定の通路を形成している床面において、左右の側壁の間に室内用フェンス装置を設置した状態を示す斜視図である。 室内用フェンス装置の使用状態を示すもので、所定の通路を形成している床面において、左右の側壁の手前側に室内用フェンス装置を設置した状態を示す斜視図である。 上側水平脚部の長手方向、下側水平脚部の長手方向の各々を、横枠部の長手方向と並行となるように旋回させている状態を示す斜視図である。 上側水平脚部の長手方向、下側水平脚部の長手方向の各々を、横枠部の長手方向と並行となるように旋回させている状態の室内用フェンス装置を、狭所空間に押し込む状態を示す斜視図である。 上側水平脚部の長手方向、下側水平脚部の長手方向の各々を、横枠部の長手方向と並行となるように旋回させている状態の室内用フェンス装置を、側壁に沿うように立て掛けている状態を示す斜視図である。 他の構成例を示す室内用フェンス装置を、他方のフェンス体側から見た状態を示す斜視図である。 他の構成例を示す室内用フェンス装置について、上側水平脚部の長手方向、下側水平脚部の長手方向の各々を、横枠部の長手方向と並行となるように旋回させている状態を示す斜視図である。 他の構成例を示す室内用フェンス装置について、フェンス体への直立手段である上側水平脚部と下側水平脚部の取付例を示すもので、(a)はフェンス体の横枠部に直交するように取り付けた上側水平脚部に、下側水平脚部を反対の向きに組み付けてネジで固定した状態を示す斜視図、(b)はフェンス体の横枠部に直交するように取り付けた上側水平脚部に、下側水平脚部を同一の向きに組み付けてネジで固定した状態を示す斜視図である。 他の構成例を示す室内用フェンス装置について、上側水平脚部の長手方向、下側水平脚部の長手方向の各々を、横枠部の長手方向と並行となるように旋回させている状態を示す斜視図である。 直立手段として水平板部材を備えている室内用フェンス装置を、一方のフェンス体側から見た状態を示す斜視図である。 直立手段として水平板部材を備えている室内用フェンス装置を、他方のフェンス体側から見た状態を示す斜視図である。 直立手段として水平板部材を備えている室内用フェンス装置を、一方のフェンス体側から見た状態を示す分解斜視図である。 水平板部材による直立手段を備えた室内用フェンス装置を、他方のフェンス体側から見た状態を示す分解斜視図である。 直立手段として水平板部材を備えている他の構成例の室内用フェンス装置を、一方のフェンス体側から見た状態を示す斜視図である。 直立手段として水平板部材を備えている他の構成例の室内用フェンス装置を、他方のフェンス体側から見た状態を示す斜視図である。 直立手段として水平板部材を備えている他の構成例の室内用フェンス装置を、一方のフェンス体側から見た状態を示す分解斜視図である。 直立手段として水平板部材を備えている他の構成例の室内用フェンス装置を、他方のフェンス体側から見た状態を示す斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。
本発明に係る室内用フェンス装置Pは、図12・図13に示すように、例えば、室内における玄関の近くにおいて、所定の通路を形成している床面に設置して、幼児や、種々のペット類、ボール等の玩具類等が、玄関部分に侵入してしまうような事態の発生を防止するものである。
尚、室内用フェンス装置Pは、玄関の近くの床面に設置することに限定されることはなく、例えば、キッチンや廊下、ベランダの近く等、床面におけるどのような場所に設置しても良い。
室内用フェンス装置Pは、図1乃至図4に示すように、互いの裏面同士を対峙させ、後述する掛止手段Fを介して組み付ける一対のフェンス体1a,1bから構成されている。これらのフェンス体1a,1bは、互いの裏面同士を対峙させて組み付けるものであるが、図3・図4に示すように、基本的に同じ高さと横幅を備えた同一形状に形成されている。
具体的には、各々のフェンス体1a,1bは、図3・図4に示すように、所定の間隔を保持して上下に配置されている横枠部2,3と、両横枠部2,3の一端部同士を連結した縦枠部4により、全体が略コ字形に形成されている。
尚、図に示す各々のフェンス体1a,1bは、横枠部3の側端部に縦枠部4を固定しているが、これに限定されることはなく、横枠部3に載せるようにして縦枠部4を固定しても良い。
また、両横枠部2,3間には、図3・図4に示すように、縦枠部4に沿うように複数の縦方向の棒状部材L1が並設されている。各棒状部材L1の間には、所定の隙間が生じている。そして、これらの棒状部材L1の上部と下部には、横方向の棒状部材L2が付設されている。
さらに、上側の横枠部2は、一端面が平滑面で、他端面が円弧状に膨らんだ曲面となっており、全体が略蒲鉾形に形成されている。各々のフェンス体1a,1bは、図1・図2に示すように、横枠部2の平滑面(裏面)同士を対峙させて組み付け、横枠部2の円弧状に膨らんだ曲面を表面として位置させている。
そして、この室内用フェンス装置Pを構成する一対のフェンス体1a,1bは、フック構造による掛止手段Fを介して、互いの裏面同士を対峙させて組み付けている。このとき、一対のフェンス体1a,1bは、図3・図4に示すように、いずれも縦枠部4を外側に配置した状態で、互いの裏面同士を組み付けている。
室内用フェンス装置Pの掛止手段Fは、室内用フェンス装置Pを好ましい長さにすると共に、組み付けた一対のフェンス体1a,1bの任意の長さを保持するものである。
すなわち、掛止手段Fは、図3・図4に示すように、一方のフェンス体1aにおける下側に配置されている横枠部3の裏面に取り付けられている下向きフック部材5と、他方のフェンス体1bにおける上側に配置されている横枠部2の裏面に取り付けられている上向きフック部材6により構成されている。
また、下向きフック部材5と上向きフック部材6は、図3・図4に示すように、全体が略コ字形に形成されている各々のフェンス体1a,1bの開放部近傍の横枠部2,3に取り付けられている。
一方のフェンス体1aにおける下向きフック部材5は、図7(a)(b)に示すように、他方のフェンス体1bの下側に位置している横枠部3に上方から載せ、横枠部3の上部で掛止するものである。また、他方のフェンス体1aにおける上向きフック部材6は、図9(a)(b)に示すように、一方のフェンス体1aにおける上側に位置している横枠部2を上方から載せ、横枠部2の下部で掛止するものである。
下向きフック部材5の具体的な構成としては、図7(a)に示すように、一方のフェンス体1aにおける下側の横枠部3の裏面にタッピングネジ等によってネジ止め固定されるための一対のネジ挿通孔を有する矩形板状の取付ベース部7と、取付ベース部7の上端縁から水平に延びた水平面部8と、水平面部8の先端から下方に延びた垂直面部9とから成り、垂直面部9の下端中央から水平面部8にかけて、スリット部11が設けられている。このスリット部11は、他方のフェンス体1bにおける縦方向の棒状部材L1を導入する部分である。
また、上向きフック部材6の具体的な構成としては、図9(a)に示すように、他方のフェンス体1bにおける上側の横枠部2の平滑面(裏面)にタッピングネジ等によってネジ止め固定されるための一対のネジ挿通孔を有する矩形板状の取付ベース部7と、取付ベース部7の下端縁から水平に延びた水平面部8と、水平面部8の先端から斜め前方に向けて湾曲状に延びた斜行面部10とから成る。
この上向きフック部材6の斜行面部10は、一方のフェンス体1aにおいて、全体が略蒲鉾形に形成されている上側の横枠部2における円弧状に膨らんだ曲面の形状に対応している。さらに、斜行面部10の上端中央から水平面部8にかけて、スリット部11が設けられている。このスリット部11は、一方のフェンス体1aにおける縦方向の棒状部材L1を導入する部分である。
この他、室内用フェンス装置Pは、室内における床面に設置したとき、各々のフェンス体1a,1bが立っている状態を維持するための直立手段Rを備えている。
この室内用フェンス装置Pの直立手段Rは、図10(a)(b)、図11に示すように、各々のフェンス体1a,1bにおいて、縦枠部4の下端部に取り付けた旋回可能な上側水平脚部12と下側水平脚部13により構成されている。
具体的には、上側水平脚部12と下側水平脚部13を、積み重ねた状態で縦枠部4の下端部に取り付けている。また、上側水平脚部12と下側水平脚部13は、各々の基端部分を縦枠部4の下端部に軸支して、水平方向に旋回できるように取り付けられている。
尚、図に示す直立手段Rは、縦枠部4の下端部に取り付けられているが、これに限定されることはなく、各々のフェンス体1a,1bにおいて、下側に配置されている横枠部2の下端部に取り付けても良い。
直立手段Rを構成する上側水平脚部12は、図10(a)に示すように、所定の厚みを有する比較的に長尺な長方形の板状に形成されている。上側水平脚部12の先端側には、下方に向けて円柱状に突き出た高さ保持部材17が設けられている。この高さ保持部材17の下端部が、床面に当接するのである。また、高さ保持部材17の下端部が床面に当接して上側水平脚部12が床面に支持されたときには、床面と上側水平脚部12の下側の間に所定の空間が生じるようになっている。高さ保持部材17の下面には、ゴム等を素材として用いた円形の滑り止め部材18が付設されている。
さらに、上側水平脚部12の基端側部分には、図10(a)に示すように、上下の両面に、凹状に切り欠いた段差面部14a,14bを有している。また、上下の切り欠いた段差面部14a,14bに挟まれるように突出している板片21には、ネジ挿通孔を設けている。
上方の切り欠いた段差面部14aは、図10(a)(b)に示すように、長方形の柱状に形成されている縦枠部4における下端部の形状に合致するものである。
一方、直立手段Rを構成する下側水平脚部13は、所定の厚みを有する長方形の板状に形成されている。この下側水平脚部13は、図11に示すように、上側水平脚部12よりも短くなるように形成されている。
そして、下側水平脚部13は、前記した高さ保持部材17により上側水平脚部12が床面に支持されたときに、床面と上側水平脚部12の下側の間に生じる空間に、すっぽりと収まるように形成されている(図11参照)。また、下側水平脚部13における先端側の下面には、ゴム等を素材として用いた円形の滑り止め部材18が付設されている。
さらに、下側水平脚部13は、図10(a)に示すように、基端側部分における上面に、上方に向けて突出させた柱部15を有している。この柱部15は、全体として長方形状に形成され、柱部15の中央にネジ挿通孔を設けている。また、柱部15は、上側水平脚部12の下方の切り欠いた段差面部14bの深さと一致する高さを有している。この下側水平脚部13の柱部15は、上側水平脚部12における下方の切り欠いた段差面部14bの形状に合致するものである。
このように形成された上側水平脚部12と下側水平脚部13は、図10(a)(b)に示すように、ネジ16を介して、それぞれが水平方向に旋回できるように縦枠部4に取り付けられている。このとき、各々のフェンス体1a,1bの縦枠部4の下端部には、例えば、ナット部材や筒ネジ等の埋め込みのもの(例えば、鬼目ナット等)を用いて、ネジ孔が形成されている。
また、縦枠部4に取り付けた上側水平脚部12と下側水平脚部13においては、各々の滑り止め部材18が床面に当接して、各々のフェンス体1a,1bが立っている状態を維持するのである。
加えて、室内用フェンス装置Pの直立手段Rは、図3・図4に示すように、各々のフェンス体1a,1bにおける横枠部3の水平状態を維持する固定脚部19を備えている。
前記したように、直立手段Rとしての上側水平脚部12と下側水平脚部13が、各々のフェンス体1a,1bにおける縦枠部4の下端部に取り付けられていることから、積み重ねている上側水平脚部12と下側水平脚部13の高さ分だけ、横枠部3が上方に持ち上げられてしまう。
その為、上側水平脚部12と下側水平脚部13の取り付け位置から若干離れている横枠部3の下部において、固定脚部19を下方に向けて突設し、横枠部3の他方側を持ち上げることにより、横枠部3の水平状態を維持するのである。この固定脚部19は、図3・図4に示すように、各々のフェンス体1a,1bにおいて、横枠部3の中央より若干開放部寄りに設けられている
次に、以上のように構成された本発明の実施の形態について、組立・使用の一例を説明する。
室内用フェンス装置Pの使用に際し、先ず、室内用フェンス装置Pの長さを決定する。
この場合、一対のフェンス体1a,1bを互いにフリーな状態にし、各々の縦枠部4を外側に配置した状態で、一方のフェンス体1aの下向きフック部材5のスリット部11に他方のフェンス体1bに並設されている任意の位置の縦方向の棒状部材L1を宛がう(図7(a)参照)。すると、他方のフェンス体1bの上向きフック部材6のスリット部11に導入される一方のフェンス体1aの所定の棒状部材L1が、上向きフック部材6のスリット部11に自ずと宛がわれる(図9(a)参照)。
この状態で、一方のフェンス体1aを他方のフェンス体1bに向けて若干押し込むことで、ぞれぞれのスリット部11に棒状部材L1が導入される(図7(a)・図9(a)参照)。
このように、一方のフェンス体1aの下向きフック部材5のスリット部11に、他方のフェンス体1bに並設されている任意の位置の棒状部材L1を宛がう(他方のフェンス体1bの上向きフック部材6のスリット部11に、一方のフェンス体1aに並設されている任意の位置の棒状部材L1を宛がう)ことにより、他方のフェンス体1bの上向きフック部材6のスリット部11に導入される一方のフェンス体1aの棒状部材L1が自ずと定まり(一方のフェンス体1aの下向きフック部材5のスリット部11に導入される他方のフェンス体1bの棒状部材L1が自ずと定まり)、室内用フェンス装置Pの長さを自由に調整できる。
このとき、図6(a)(b)、図8(a)(b)に示すように、一方のフェンス体1aの側面全体と他方のフェンス体1bの側面全体が重なり合うときは、室内用フェンス装置Pが最も短くなっている状態となる。また、図5に示すように、一方のフェンス体1aの側面と他方のフェンス体1bの側面において、重なり合う部分が少なくなるほど、室内用フェンス装置Pが長くなっている状態となる。
室内用フェンス装置Pの長さが決まったときは、一方のフェンス体1aを若干下方に降ろすことで、一方のフェンス体1aの下向きフック部材5を他方のフェンス体1bの横枠部3に載せて掛止する(図7(b)参照)。同時に、一方のフェンス体1aの横枠部2を、他方のフェンス体1bの上向きフック部材6に載せて掛止する(図9(b)参照)。これにより、室内用フェンス装置Pの長さが確実に保持されるのである。
次に、直立手段Rとしての上側水平脚部12と下側水平脚部13を旋回させて、各フェンス体1a,1bの設置時における好ましい状況を実現させる。
例えば、図12に示すように、玄関の近くで所定の通路を形成している床面において、左右の側壁Qの間に室内用フェンス装置Pを設置する場合には、ネジ16を緩めて、上側水平脚部12と下側水平脚部13を、各々のフェンス体1a,1bにおける横枠部3の表面・裏面に直交する位置に旋回させる。
そして、図10(a)に示すように、上側水平脚部12と下側水平脚部13の先端部同士を反対向きとし、上側水平脚部12と下側水平脚部13を直線状に配置する。
このとき、図10(a)(b)に示すように、上側水平脚部12の上方の切り欠いた段差面部14aを、縦枠部4の下端面に係合させる。また、上側水平脚部12の下方の切り欠いた段差面部14bに、下側水平脚部13の柱部15を係合させた後、ネジ16を回転させてきつく締め付けて、上側水平脚部12と下側水平脚部13を固定する。
また、図13に示すように、所定の通路を形成している床面において、左右の側壁Qの手前側に室内用フェンス装置Pを設置する場合には、ネジ16を緩めてから、図11に示すように、上側水平脚部12と下側水平脚部13の先端部同士が同一方向を向いている位置に旋回させる。
このとき、図11に示すように、上側水平脚部12における下方の切り欠いた段差面部14bに、下側水平脚部13の柱部15を係合させる。この状態でネジ16を回転させてきつく締め付けて、上側水平脚部12と下側水平脚部13を固定する。
そして、図13に示すように、室内用フェンス装置Pについて、上側水平脚部12と下側水平脚部13が存在していない各々のフェンス体1a,1bの表面を壁面に当接するようにして、室内用フェンス装置Pを床面に設置するのである。
一方、室内用フェンス装置Pを床面から撤去するときは、組み付けている各フェンス体1a,1bにおいて、一方のフェンス体1aを若干上方に持ち上げて、一方のフェンス体1aの下向きフック部材5を、他方のフェンス体1bの下側に位置している横枠部3から離脱させる。
同時に、一方のフェンス体1aの上側に位置している横枠部2を、他方のフェンス体1bの上向きフック部材6から離脱させる。このように、各々のフェンス体1a,1b同士の組み付け状態を解除して、各々のフェンス体1a,1bを互いにフリーな状態とする。
そして、一方のフェンス体1aを移動させて、図6(a)(b)、図8(a)(b)に示すように、一方のフェンス体1aの側面全体と他方のフェンス体1bの側面全体が重なり合うような位置(一対のフェンス体1a,1bが最も短くなっている状態)で、再度、一方のフェンス体1aの下向きフック部材5を他方のフェンス体1bの下側に位置している横枠部3に宛がい、一方のフェンス体1aを若干下方に降ろすことで、図7(a)(b)に示すように、一方のフェンス体1aの下向きフック部材5を他方のフェンス体1bの下側に位置している横枠部3に載せて掛止する。同時に、図9(a)(b)に示すように、一方のフェンス体1aの上側に位置している横枠部2を、他方のフェンス体1bの上向きフック部材6に載せて掛止する。
この一対のフェンス体1a,1bが最も短くなっている状態において、図14に示すように、上側水平脚部12の長手方向、下側水平脚部13の長手方向のそれぞれを、各々のフェンス体1a,1bの横枠部3の長手方向と並行となるように旋回させ、室内用フェンス装置Pをコンパクトに収納するのである。この室内用フェンス装置Pの収納時には、縦枠部4の下端面と、上側水平脚部12の板片21との間に、若干の隙間が生じている状態となっている。
さらに、下側水平脚部13は、上側水平脚部12よりも短く形成されているので、図14に示すように、上側水平脚部12と下側水平脚部13を積み重ねたとき、下側水平脚部13は、上側水平脚部12の下側にすっぽりと収まる。その為、図15・図16に示すように、室内用フェンス装置Pをコンパクトに収納することができる。
この他、図17乃至図20には、室内用フェンス装置Pの他の構成例が示されている。
この室内用フェンス装置Pは、直立手段Rを、各々のフェンス体1a,1bにおける下側に位置している横枠部3の内部に取り付けて、室内用フェンス装置Pの水平状態を維持する固定脚部19を排除したものである。この室内用フェンス装置Pは、横枠部3に直立手段Rを内包させているのである。
尚、直立手段Rを内包している横枠部3以外の構成は、図1乃至図16に示した室内用フェンス装置Pと基本的に同一であることから、その構成が同一の部分には同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
各々のフェンス体1a,1bにおいて、直立手段Rを内包している横枠部3は、図17・図19(a)(b)に示すように、縦枠部4寄りに横長の切欠部3aを設けている。また、切欠部3aによって生じている所定の空間を維持するようにして、横枠部3に縦枠部4が固定されている。その為、縦枠部4の下方においても、所定の空間が存在することとなる(図19(a)(b)参照)。
この横枠部3の切欠部3aよって生じている空間と、縦枠部4の下方に生じている空間は連設しており、図18・図20に示すように、積み重ねた状態の上側水平脚部12と下側水平脚部13をすっぽりと収めることのできる深さと長さを有している。
このような空間を有する横枠部3と縦枠部4において、縦枠部4の下端面に上側水平脚部12と下側水平脚部13を旋回可能に取り付けているのである。
さらに、図21乃至図24には、室内用フェンス装置Pの直立手段Rについて、他の構成例が示されている。
尚、直立手段R以外の構成は、図1乃至図16に示した室内用フェンス装置Pと基本的に同一であることから、その構成が同一の部分には同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
この室内用フェンス装置Pの直立手段Rは、図23・図24に示すように、各々のフェンス体1a,1bにおいて下側に配置されている横枠部3に取り付けた水平板部材20によって形成されている。
具体的には、図23・図24に示すように、下側に位置している横枠部3の下面に、その長手方向に沿って、直立手段Rを形成する長方形状の水平板部材20が固着されている。水平板部材20は、横枠部3に固定している縦枠部4において、横枠部3・縦枠部4と同一の長さを有している。
この水平板部材20は、図21・図22に示すように、各々のフェンス体1a,1bの裏面同士を組み付けたとき、室内用フェンス装置Pの下端側において支障が生じないようにするために、水平板部材20の長手方向に沿った一方の側辺が横枠部3と縦枠部4に固着され、他方の側辺が、表向きに突出した状態となるように取り付けられている。
加えて、図25乃至図28には、各々のフェンス体1a,1bと直立手段Rについて、さらなる他の構成例が示されている。本例における直立手段Rは、各々のフェンス体1a,1bの下側に配置していた横枠部3を排除し、水平板部材20を直接的に固定したものである。
具体的には、各々のフェンス体1a,1bは、図27・図28に示すように、所定の間隔を保持して上下に配置されている横枠部2、水平板部材20と、横枠部2,水平板部材20の一端部同士を連結した縦枠部4により、全体が略コ字形に形成されている。
また、横枠部2と水平板部材20との間には、縦枠部4に沿うように複数の縦方向の棒状部材L1が並設されている。これらの棒状部材L1の上部と下部には、横方向の棒状部材L2が付設されている。
水平板部材20は、図25・図26に示すように、各々のフェンス体1a,1bの裏面同士を組み付けたときに、室内用フェンス装置Pの下端側において支障が生じないようにするために、水平板部材20の長手方向に沿った一方の側辺が縦枠部4と複数の棒状部材L1に固着され、他方の側辺が、互いに表向きに突出した状態となるように取り付けられている。
このとき、掛止手段Fは、一方のフェンス体1aに設けている下向きフック部材5と、他方のフェンス体1bに設けている上向きフック部材6により構成されている。
このうち、掛止手段Fの一方を構成する下向きフック部材5は、図26・図28に示すように、水平板部材20の裏面側にタッピングネジ等によってネジ止め固定される矩形板状の取付ベース部と、取付ベース部の上端縁から水平に延びた水平面部と、水平面部先端から下方に延びた垂直面部とから成り、垂直面部の下端中央から水平面部にかけて、棒状部材L1を導入するためのスリット部が設けられている。この一方のフェンス体1aに設けている下向きフック部材5の水平面部8は、図26に示すように、他方のフェンス体1bにおける水平板部材20に掛止できる幅を有している。
本発明は、室内における床面の所定の場所に設置して、幼児や、種々のペット類、ボール等の玩具類等が、室内の特定の場所に侵入してしまう事態の発生を防止する以外に、例えば、室内における間仕切りとして使用する等、幅広く利用することができる。
P…室内用フェンス装置
F…掛止手段
R…直立手段
L1…縦方向の棒状部材
L2…横方向の棒状部材
Q…側壁
1a…フェンス体
1b…フェンス体
2…横枠部
3…横枠部
3a…切欠部
4…縦枠部
5…下向きフック部材
6…上向きフック部材
7…取付ベース部
8…水平面部
9…垂直面部
10…斜行面部
11…スリット部
12…上側水平脚部
13…下側水平脚部
14a…段差面部
14b…段差面部
15…柱部
16…ネジ
17…高さ保持部材
18…滑り止め部材
19…固定脚部
20…水平板部材
21…板片

Claims (15)

  1. 互いの裏面同士を対峙させて掛止手段を介して組み付ける一対のフェンス体から構成される室内用フェンス装置であり、この室内用フェンス装置は、伸縮自在であり、
    一対のフェンス体を組み付ける掛止手段は、一方のフェンス体における下側に配置されている横枠部の裏面に取り付けられている下向きフック部材と、他方のフェンス体における上側に配置されている横枠部の裏面に取り付けられている上向きフック部材により構成されていることを特徴とする室内用フェンス装置。
  2. 互いの裏面同士を対峙させて組み付ける一対のフェンス体から構成される室内用フェンス装置であり、この室内用フェンス装置は、直立手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の室内用フェンス装置。
  3. 室内用フェンス装置を構成する一対のフェンス体の各々は、所定の間隔を保持して上下に配置されている横枠部と、両横枠部の一端部同士を連結した縦枠部により全体が略コ字形に形成され、両横枠部間には、縦枠部に沿うように複数の棒状部材が並設されている請求項1または2に記載の室内用フェンス装置。
  4. 室内用フェンス装置を構成する一対のフェンス体の各々は、いずれも縦枠部を外側に配置している請求項に記載の室内用フェンス装置。
  5. 下向きフック部材と上向きフック部材は、いずれも縦方向のスリット部を有する請求項に記載の室内用フェンス装置。
  6. 下向きフック部材と上向きフック部材は、全体が略コ字形に形成されている夫々のフェンス体の開放部近傍の横枠部に取り付けられている請求項またはに記載の室内用フェンス装置。
  7. 室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体において下側に配置されている横枠部に取り付けた水平板部材により形成されている請求項2乃至4のいずれかに記載の室内用フェンス装置。
  8. 室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体において下側に配置されている横枠部、または、縦枠部に取り付けた旋回可能な脚部により構成されている請求項2乃至4のいずれかに記載の室内用フェンス装置。
  9. 直立手段を構成する旋回可能な脚部は、上側水平脚部と下側水平脚部を積層状に取り付けて形成されている請求項に記載の室内用フェンス装置。
  10. 旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部と下側水平脚部は、各々の基端部分をフェンス体の横枠部、または、縦枠部に軸支して、水平方向に旋回できるように取り付けられている請求項に記載の室内用フェンス装置。
  11. 旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部は、先端側部分に下向きの高さ保持部材を有する請求項または10に記載の室内用フェンス装置。
  12. 旋回可能な脚部を形成する下側水平脚部は、上側水平脚部よりも短く形成されている請求項または10に記載の室内用フェンス装置。
  13. 旋回可能な脚部を形成する上側水平脚部は、基端側部分における上下の両面に、切り欠いた段差面部を有する請求項乃至11のいずれかに記載の室内用フェンス装置。
  14. 旋回可能な脚部を形成する下側水平脚部は、基端側部分における上面に、上方に向けて突出させた柱部を有する請求項または10、請求項12のいずれかに記載の室内用フェンス装置。
  15. 室内用フェンス装置の直立手段は、各々のフェンス体における横枠部の水平状態を維持する固定脚部を備えている請求項に記載の室内用フェンス装置。
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