JP4568461B2 - 描画装置における描画処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークステーションで作成・編集された描画データをビットマップ展開して感光材上に描画する描画装置における描画処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
描画装置は、感光性のフィルム、プリント基板のフォトレジスト層等の感光材に対して光ビームを照射してパターンの描画を行う装置である。描画装置は、光源としてレーザ光を用いるもの或いは発光ダイオード(LED)を用いるものが知られており、これらの光源からの光ビームを描画データに基づいて変調しつつ感光材上で走査することによって描画を行う。描画物の一つであるフォトマスクは、フォトリソグラフによってプリント基板等に導電性のパターンを形成する為に用いられる。
【0003】
近年、描画性能を高める観点から、描画面を複数の帯状のバンド領域に分割し、このバンド領域単位で描画面を走査して描画面全体に亘り描画処理を行うように構成された描画装置が用いられている。このような描画装置に対する入力情報である描画データは、描画装置と共に描画システムを構成するワークステーション上で、ベクトル形式の複数の図形データをバンド単位で配列した構造として作成される。そして、描画装置は、例えばネットワークを介してワークステーション上に置かれた描画データをバンド単位で受信し、受信したバンドに対応するバンド領域に対する描画を1つの処理単位として描画処理を行う。
【0004】
ところで、このような描画装置では、例えば図13に示すように、描画面内に同一の基本描画パターンを複数描画することがある。図13は、描画面20が4つのバンド領域から成り、描画面20内に5つの同一の描画パターンA−Eが描画される場合の例を示している。このような描画を行う場合、描画データの容量を抑える、描画データの変換時間を抑える等の、描画装置及びワークステーションを含む描画システム全体における描画効率を向上させる観点から、「面付け機能」と呼ばれる機能が用いられる。
【0005】
面付け機能を用いる場合、ワークステーションにおいて、描画データは、実体としての1つの基本描画パターンの情報に、それを複写する数分の描画パターンのオフセット情報が付加された状態で生成される。描画装置は、オフセット情報を用いて、実体として基本描画パターンを所定のオフセット位置に複数描画する。以下では、面付け機能によって複写して描画する基本描画パターンの数を「面付け数」、面付け数分のオフセット情報全体を「面付け情報」と記す。
【0006】
図14は、面付け機能によって生成された描画データの構成の一例を表している。図14の描画データ30の実体データ部31には、実体としての1つの基本描画パターンが格納され、面付け情報部32には、面付け数分のそれぞれのオフセット情報が格納される。描画パターンが図13のような例である場合、実体データ部31には、描画パターンAの描画データが実体データとして格納され、面付け情報部32には、描画パターンA−Eの描画面上の開始座標であるそれぞれのオフセット位置が格納される。
【0007】
面付け機能を用いる場合、描画装置は、1つのバンドの描画データを受信した後、面付け情報部32のデータに基づいて必要な面付け数分の描画パターンをオフセットさせつつビットマップ展開して描画する。このとき処理中のバンドからはみ出す図形データがあれば、それらを全てスタックに退避する。図13に示す描画データ30の例でいえば、始めに描画装置は、実体データ31のうちバンド1内にある部分を読み込む。そして、面付け情報部32を参照して実体データのバンド1内の部分を、面付け数分全てについてオフセット情報を用いてオフセットさせつつビットマップ展開する。
【0008】
ビットマップ展開されたもののうち描画パターンD及びEに関するものは全てバンド1内の範囲を超えているので、これらの描画パターンD及びEについての図形データは全てスタック内に格納される。描画パターンD及びEについてのこれらスタックに退避されたデータは、バンド3或いはバンド4への描画を行う際にスタックから読み出されて描画に使用される。なお、描画パターンA−Cに関しても、図形の一部がバンド1からはみ出す図形データがある場合には、それらの図形データはスタックに退避され、バンド2についての描画時に用いられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の描画処理方式では、1つのバンドを処理するときにそのバンドからはみ出る図形データは全てスタックに退避する為、面付け数が増えるとそれだけスタックを圧迫し、スタックがオーバーフローしてしまい描画処理が実行できなくなる場合もあり得る。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされた。すなわち、本発明は、面付け機能を用いて描画する場合に、スタックへ退避するデータ量を抑えることのできる描画処理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明における描画処理方法は、バンド単位で配列された少なくとも1以上の図形データから成る基本描画パターンの情報と、描画すべきN個の基本描画パターンについてのオフセット位置を表すオフセット情報とを含む描画データを用い、描画面を描画データの1バンド単位に対応する帯状の1バンド領域単位で走査するとともに、描画面上のそれぞれのオフセット位置に対応する位置に、描画すべきN個の基本描画パターンをそれぞれ描画する描画処理方法である。
【0012】
請求項1に記載の本描画処理方法では、第1ステップとして、オフセット情報に基づいて、描画データ上の読出し位置を表すポインタであって、描画すべきN個の基本描画パターンに対応するN個のポインタP(n)、但しn=1〜N、が生成される。つまり、面付け数分の基本描画パターンそれぞれに関する読出しポインタが準備される。次に、第2ステップとして、オフセット情報に基づいて、描画すべきN個の基本描画パターンそれぞれのオフセット位置を格納したオフセットD(n)が生成される。そして、第3ステップとして、N個のポインタP(n)は全て描画データの先頭部分に対応する位置に初期化される。次に、第4ステップとして、1つのバンド領域(例えば第k番目のバンド領域)内における第n番目の基本描画パターンに関する処理として、描画データのポインタP(n)の位置から1図形データ毎に図形データを取得し、取得した1図形データの位置に第n番目のオフセットD(n)を加えた位置が前記第k番目のバンド領域内に有るか否かを判定し、前記第k番目のバンド領域内にあると判定される場合には、取得した1図形データのビットマップを生成しオフセットD(n)を加えた位置に描画を行い、該描画した1図形データのデータサイズに相当する分だけ第n番目のポインタP(n)に加える一方、前記第k番目のバンド領域内に無いと判定される場合には、取得した1図形データの描画は行わず且つ第n番目のポインタP(n)の値をそのままで維持する。さらに、第5ステップとして、第4ステップを全てのnについて繰り返し実行させることにより、全ての基本描画パターンについての前記第k番目のバンド領域内にある部分の描画を行う。第k番目のバンド領域内で描画された基本描画パターンついてのポインタP(n)は増加され、一方、第k番目のバンド領域内で描画されなかった基本描画パターンついてのポインタP(n)は増加されずに維持される。次に、第6ステップとして、N個のポインタP(n)全てが描画データの読出し終了位置に達するまで、第5ステップが描画データに含まれる全てのバンドについて繰返し実行される。第k番目のバンド領域を超えたバンド領域に存在する基本描画パターンは、第6ステップによる繰返し処理により、しかるべきバンド領域に描画され、そのとき、それらの基本描画パターンについてのポインタが増加される。
【0013】
この場合において、第4ステップは、さらに、取得した1図形データの位置に第n番目のオフセットD(n)を加えた位置が、前記第k番目のバンド領域からはみ出る場合には、前記はみ出る部分を含む1図形データをオフセットD(n)を加えた位置に描画すべきものとしてスタックに退避する。つまり、オフセット位置を加えた図形データが、2つのバンドにまたがるものである場合、スタックに一旦退避される。そして、第k番目のバンド領域以前のバンド領域に関する処理によって、スタックに格納されている図形データの中から、前記第k番目のバンド領域に含まれる図形データを取得しビットマップを生成して描画を行う(請求項2)。これらの処理によって、2つのバンドに跨って存在する図形データも、その図形データに対応する図形全体を、複数のバンド領域に亘って描画することができる。
【0014】
描画データがネットワーク上に置かれたものである場合には、それぞれの図形データ及びオフセット情報は、前記ネットワークを介して取得される(請求項3)。また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の描画処理方法を、描画装置内部のCPUが、読み込み、実行可能なプログラムとして格納した記憶媒体である。請求項5に記載の発明は、上記の請求項1ないし3のいずれかに記載の描画処理方法によって描画を行う描画装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の描画処理方法を実行する描画装置130の構成を表すブロック図である。描画装置130は、描画面を複数の帯状の領域に分割したバンド単位で描画を行うマルチバンドタイプの描画装置である。描画データ141は、先頭からベクトル形式の図形データがバンド単位に配列され、図14を参照して説明したような実体データに面付け情報が付加された構成をなす。描画データ141は、ネットワーク140を介して描画装置130と接続されるワークステーション(不図示)上に置かれているものとする。
【0016】
図1において、制御/演算CPU110は、ネットワーク140を介してワークステーション上の描画データ141から図形データ(ベクトルデータ)を取得すると共に、取得した図形データをビットマップ展開する演算処理を行う機能を持ち、また、描画装置130の様々な動作制御をも司るCPUである。イメージ生成回路120は、制御/演算CPU110から得られるデータの輪郭データに対する塗りつぶし処理を行いイメージデータを生成する回路である。LED発光回路125は、イメージデータに基づいてLEDを発光させる。
【0017】
また、描画装置130は、LED発光回路125からのビームを描画面上に照射する照射ユニット(不図示)を有し、照射ユニットをバンド領域方向に走査して1バンド領域の描画を行い、描画テーブル(不図示)をバンド領域の方向と直交する方向に移動させ、さらに別のバンド領域の描画を行うという処理を繰り返すことによって描画面全体に亘る描画を行うように構成されている。
【0018】
図2は、描画装置130で実行される描画処理を説明する為の図であり、主にデータの流れを表している。図2において描画データ141は、ベクトル形式の図形データがバンド単位で配列されたデータ部分と面付け情報部とから構成される。以下では、描画データ141には、図13で示したものと同じ描画パターンを表すデータが格納されているものとして説明を行う。すなわち、描画データ141のデータ部分41及び42には、描画パターンAを表す複数の図形データが格納されており、面付け情報部には、描画パターンA−Eの描画面上のオフセット情報が格納されている。
【0019】
描画処理を行う際には、描画装置内では、始めに、描画データ141内の読出し位置を指し示す為の読み出しポインタテーブル150が作成される。読出しポインタ150は、面付け機能によって複数描画される各描画パターンA−Eそれぞれの、描画データ141上の読み出し位置を指し示す為のものである。描画データ141の面付け数は5なので、5つのポインタが作成される。ここでは、ポインタP0−P4が、描画パターンA−Eにそれぞれ対応するポインタであるものとする。ポインタP0−P4は、全て、描画データ141の先頭位置である0に初期化される。
【0020】
読出しポインタテーブル150には、それぞれのポインタP0−P4に、各ポインタに対応する描画パターンのオフセット値が対応付けられる。すなわち、ポインタP0には、描画パターンAのオフセットD0が対応付けられ、さらに、ポインタP1−P4には、描画パターンB−EそれぞれのオフセットD1−4がそれぞれ対応付けられる。
【0021】
次に、描画装置130は、バンド1から描画処理を開始する。バンド1について描画処理する場合には、バンド1内のポインタP0で示される位置から1図形データづつ順次読み出し、読み出した図形データにオフセットD0を加えた位置にその図形データを描画し、ポインタP0を描画を行った図形データのデータサイズ分移動させる。このことを描画データ141のバンド1内の全ての図形データについて行うことで、描画パターンAについてのバンド1内での描画は達成される。さらに描画装置130は、バンド1内のポインタP1で示される位置から1図形データづつ順次読み出し、読み出した図形データにオフセットD1を加えた位置にその図形データを描画し、ポインタP1を描画を行った図形データのサイズ分移動させる。バンド1内で同様の処理をポインタP2,オフセットD2についても行って、描画パターンA−Cについてのバンド1内での描画が達成される(矢印162)。
【0022】
以上の描画パターンA−Cに関する処理で、図形データのうち、バンド1内のみならずバンド1を超える部分にもまたがって存在すようなものがある場合には、その図形データはスタック111内に格納する(矢印163)。スタック111内に格納されたデータは、後のバンドに関する処理を行う際に読み出して描画される(矢印164)。
【0023】
一方、バンド1内での描画パターンDについての処理では、描画装置130は、ポインタP3で示される位置から1図形データづつ順次読み出し、読み出した図形データにオフセットD3を加えた位置にその図形データを描画して、ポインタP3を描画を行った図形データのデータサイズ分移動させようとするが、オフセットD3を加えた後の図形データを描画すべき位置はバンド1を超えた位置にあるので、この場合描画装置130は、描画パターンDをバンド1内には描画せず、ポインタP3の移動も行わない。描画パターンEについても同様となる。
【0024】
したがって、バンド1についての処理が終了したとき、ポインタP0−2は移動しているが、ポインタP3,P4は、描画データ141の先頭位置のままである。描画データD,Eは、バンド3にあるので、バンド3に対する処理が行われたとき初めて、ポインタP3から読み込んだ図形データにオフセットD3を加えた位置が、バンド3内に存在することになり、その図形データの描画が行われポインタP3が移動されることになる。全てのポインタP0−4が、描画データ141の実体データ部分の読出し終了位置に移動したとき、描画パターンA−Eは全て描画面内に描画され処理は終了する。
【0025】
図3及び図4は、図2を参照して説明した描画処理の詳細を表すフローチャートである。なお、図2の描画処理は、制御/演算CPU110によって制御される。この描画処理が開始されると、始めに、描画データ141を参照することによって面付けの総数が変数RP_TOTALに格納される。また、面付け機能によって複数描画される描画パターンのうちの、現在処理中の描画パターンの番号(面付け番号)を格納しておく変数RP_NOが0に初期化される(S11)。
【0026】
ステップS12〜S14のループでは、ステップS14でカウントアップされる面付け番号RP_NOが面付け総数RP_TOTAL未満であることを判定しつつ(S12)、面付け数分の読出しポインタPOS[RP_NO]が全て0に初期化され、また、各描画パターンのオフセットが描画データ141内の面付け情報を参照することで描画オフセットOFF[RP_NO]にそれぞれ格納される(S13)。これらの読出しポインタPOS[RP_NO]と描画オフセットOFF[RP_NO]が読出しポインタテーブル150(図2参照)を構成する。面付け番号RP_NOが面付け総数RP_TOTAL以上となると(S12:NO)、処理はステップS15に進む。
【0027】
ステップS15では、描画データ141の読出し終了位置を示す変数POS_ENDに格納すべき値が、描画データ141が置かれているワークステーション側から取得され、変数POS_ENDに格納される。次に、描画データ141内のバンド総数がワークステーション側から取得され、変数BD_TOTALに格納され、処理対象のバンド番号を格納しておく変数BD_NOが0に初期化され、また、バンド長がワークステーション側から取得され変数BD_LENに格納される(S16)。
【0028】
図4を参照して、ステップS17では、処理対象のバンドの最大座標が、
(BD_NO+1)×BD_LEN
によって求められ、変数FD_MAXに格納される。ステップS18では、現在の処理対象のバンドのバンド番号BD_NOがバンド総数BD_TOTAL未満となっているか否かが判定され、処理対象のバンドのバンド番号BD_NOがバンド総数BD_TOTAL以上となり、全てのバンドに対する処理が終了しているときは(S18:NO)、本描画処理は終了する。全てのバンドの処理が終了していないとき(S18:YES)、処理はステップS19に進む。ステップS19では、面付け番号RP_NOが0に初期化される。
【0029】
ステップS20では、面付け番号RP_NOが面付け総数RP_TOTAL未満であるか否かが判定される。面付け番号RP_NOが面付け総数RP_TOTAL未満であるとき(S20:YES)、処理はステップS21に進む。ステップS21では、ポインタPOS[RP_NO]が、読出し終了位置POS_ENDにまで達しているか否かが判定される。読出し終了位置まで達していないときは(S21:YES)、処理はステップS22に進む。
【0030】
以下で説明するステップS21〜S29のループが、処理中の1つのバンド内で読出しポインタの1つを操作しつつ描画を行う処理であり、ステップS30で面付け番号RP_NOがカウントアップされ再びステップS21〜S29のループが処理されることにより2つ目の読出しポインタを操作しつつ描画が行われる。ステップS21〜S29のループは、1つのバンドについて処理する際に、全ての読出しポインタについて実行される。
【0031】
ステップS22では、描画データ141中の現在のポインタPOS[RP_NO]が指し示す位置から1つの図形データ(基本図形vec)が読み出される。ステップS23では、S22で読み出した図形データにオフセットOFF[RP_NO]が加算される。ステップS24では、S22で読み出した図形データに基づいて、この図形の最小座標と最大座標が求められ、変数VEC_MIN及びVEC_MAXにそれぞれ格納される。ステップS25では、S23でオフセットを加えた座標(vec)が、現在処理中のバンド(BD_NO)の最大座標FD_MAXを超えていないかどうかが判定される。オフセットを加えた座標(vec)がバンド内の最大座標FD_MAX以上となっているときは(S25:NO)、この図形はその全てが現在処理中のバンドを超える領域に描画されるべきものなので、この図形データについてスタック111への退避を行うことなく、読出しポインタPOS[RP_NO]の値を現状のままとして、処理はステップS30に進み次の読出しポインタについての処理に移る。
【0032】
ステップS25において、オフセットを加えた座標(vec)がバンド内の最大座標FD_MAXに入っているときは(S25:YES)、この図形は現在処理中のバンド領域内に描画することができるので、ステップS26にて描画を行う。なお、ステップS26における描画処理では、描画すべき図形データのうち、現在処理中のバンド領域に存在する部分が描画されるように適切な処理が施されるものとする。
【0033】
次にステップS27では、S26で描画を行った図形の最大座標VEC_MAXが、現在処理中のバンドのバンド最大座標FD_MAXを超えているか否かが判定される。
最大座標VEC_MAXが、現在処理中のバンドのバンド最大座標FD_MAXを超えている場合は(S27:YES)、現在処理中のバンド領域を超える領域にも描画すべき部分を含むものであるため、オフセットが足しこまれた状態の図形データ(vec)をスタック111に退避する(S28)。このように、図形データのうち、現在処理中のバンド内のみならず現在処理中のバンドを超える部分にもまたがって存在すようなものについてのみ、スタック111内に格納されることになる。なお、スタック111に退避された図形データは、例えばS26の描画処理の中でスタックから読み出され、しかるべきバンド領域内に描画されるものとする。
【0034】
一方、ステップS27において、基本図形最大座標VEC_MAXがバンドのバンド最大座標FD_MAXを超えていない場合には(S27:NO)、この図形は次のバンドに跨っておらず退避を行う必要は無いので、処理はステップS29に進む。ステップS29では、次の図形データに処理を移すべく、ポインタPOS[RP_NO]に、S26で描画処理を行った図形データのデータサイズを加算しポインタPOS[RP_NO]を移動させる。そして、次の図形データを対象としてステップS21からの処理が繰り返される。
【0035】
ステップS21〜S29のループを繰り返す中で、現在処理中の読出しポインタPOS[RP_NO]の位置から読み出された図形データにオフセットを加えた状態の座標(vec)が、現在処理中のバンドのバンド最大座標FD_MAXを超え、その図形データが全て現在処理中のバンドを超える領域に書くべきものであると判定された場合には(S25:NO)、ステップS30で面付け番号RP_NOがカウントアップされ、ステップS20に戻り、次の読出しポインタについての処理に移る。
【0036】
また、このように一つのバンドについて処理を行う中で、ステップS20において、面付け番号RP_NOが面付け総数RP_TOTAL以上となった場合には(S20:NO)、ステップS31でバンド番号BD_NOをカウントアップして、次のバンドについての処理に移るべくステップS17からの処理が繰り返される。なお、ステップS21において、現在処理中の読出しポインタPOS[RP_NO]が、読出し終了位置POS_END以上となった場合にも(S21:NO)、その読出しポインタPOS[RP_NO]についてそれ以上処理を進める必要は無いので、次の読出しポインタPOS[RP_NO]についての処理に移るべく処理はステップS30に進む。
【0037】
全ての読出しポインタPOS[RP_NO]が読出し終了位置POS_ENDに達し、全てのバンドについて処理が終了すると(S18:NO)、処理は終了する。
【0038】
次に、図3及び図4のフローチャートに示される描画処理の動きを、描画パターンの描画面への描画の進行状態と、そのときの各読出しポインタPOS[RP_NO]の値を対応させつつ説明する。なお、ここでは、図5に示すように、描画装置130の描画面170上に5つの同一の描画パターン181−185を面付け機能によって描画するものとする。描画パターン181−185が、面付け番号PR_NOの0−4に対応する。
【0039】
図6に示すように、この場合の描画データ190は、描画データ190のバンド1のデータ部分に描画パターン181−185のうちの1つに相当する実体データ195を含み、面付け情報部分に描画パターン181−185のそれぞれのオフセットを含む構成となる。この実体データ195が、いま図6に示すように、3つの図形データ(vec1,vec2,vec3)から成るものとする。また、描画データ190内におけるvec1,vec2,vec3の位置をそれぞれPA0,PA1,PA2とする。PA3は、読出し終了位置POS_ENDに当たる。
【0040】
図7−9は、バンド1についての処理において、図4のステップS21〜S29のループが処理される毎に、描画が進行する状態と、そのときの読出しポインタPOS[RP_NO]の状態を対応させて示した図である。図10−12は、同様のことをバンド2についての処理が行われる場合について表したものである。
【0041】
バンド1についての処理で、面付け番号PR_NO=0についてステップS21〜S29のループが終了すると、図7(a)に示すように、描画パターン181の描画が完了する。このとき、実体データ195内の図形データ(vec1,vec2,vec3)は全て読み込まれ且つ描画されることになるので、面付け番号RP_NO=0についての読出しポインタPOS[0]は、図7(b)に示すようにPA3となる。
【0042】
ステップS30で面付け番号RP_NOがカウントアップされ、面付け番号RP_NO=1に関してステップS21〜S29のループが終了すると、図8(a)に示すように、描画パターン182の描画が完了する。このとき、実体データ195内の図形データ(vec1,vec2,vec3)は全て読み込まれ且つ描画されることになるので、面付け番号RP_NO=1についての読出しポインタPOS[1]は、図8(b)に示すようにPA3となる。
【0043】
さらに、ステップS30で面付け番号RP_NOがカウントアップされ、面付け番号RP_NO=2に関してステップS21〜S29のループが終了すると、図9(a)に示すように、描画パターン183のバンド1内に存在する部分について描画が完了する。ここで、図形データvec2がバンド1とバンド2にまたがるものである場合、ステップS21〜S29のループが終了すると、実体データ195内の図形データvec1とvec2のみ読み込まれ且つ描画が行われることになるので、面付け番号RP_NO=2についての読出しポインタPOS[2]は、図9(b)に示すようにPA2となる。このときvec2はスタック111に格納される。
【0044】
描画データ184及び185は、バンド1内ではないので、面付け番号RP_NO=3及び4についてのステップS21〜S29のループ処理では、図形データvec1読み出すと(S22)、ステップS25の判定で直ちにステップS30に移り、したがって、バンド1についての処理が終了しても、面付け番号RP_NO=3及びRP_NO=4についての読出しポインタPOS[3]及びPOS[4]は、0のままである。
【0045】
次に、ステップS31でバンド番号BD_NOがカウントアップされ、バンド2についての処理に移る。バンド2についての処理において、面付け番号RP_NO=0及びRP_NO=1の状態でステップS21〜S29のループ処理に入ると、ステップS21で読出しポインタPOS[RP_NO]が読出し終了位置POS_ENDに達していると判定され、直ちにステップS30に進み次の読出しポインタに処理が移る。
【0046】
そして、面付け番号RP_NO=2についてのステップS21〜S29のループ処理に入ると、図形データvec2がスタック111から読み出されそのバンド2に存在する部分が描画され、続いて図形データvec3も読み出され且つ描画される。したがって面付け番号RP_NO=2に関してステップS21〜S29のループが終了すると、図10(a)に示すように、描画パターン183の描画が完了する。このとき、面付け番号RP_NO=2についての読出しポインタPOS[2]は、図10(b)に示すようにPA3となる。
【0047】
次に、面付け番号RP_NO=3についてのステップS21〜S29のループ処理に入ると、読出しポインタPOS[3]は、初期値のままなので、実体データ195の先頭から図形データ(vec1,vec2,vec3)が読み出され、これらの図形データに描画パターン184のオフセットを加えたものはバンド2内に全て存在するので、図11(a)に示すように描画パターン184が描画される。
このとき、図形データ(vec1,vec2,vec3)は全て読み出され且つ描画されるので、読出しポインタPOS[3]=PA3となる。
【0048】
次に、面付け番号RP_NO=4についてのステップS21〜S29のループ処理に入ると、読出しポインタPOS[4]は、初期値のままなので、実体データ195の先頭から図形データ(vec1,vec2,vec3)が読み出され、これらの図形データに描画パターン185のオフセットを加えたものはバンド2内に全て存在するので、図12(a)に示すように描画パターン185が描画される。
このとき、図形データ(vec1,vec2,vec3)は全て読み出され且つ描画されるので、読出しポインタPOS[4]=PA3となる。
【0049】
描画パターン185の描画が終了すると、読出しポインタPOS[0]−[4]は全て、読出し終了位置PA3となり、処理は終了する。
【0050】
上述の実施形態において説明に用いた面付け数或いは描画パターンは1つの例であって、本発明は、様々な描画パターンや面付け数での描画処理に適用可能であることはいうまでもない。また、上述の実施例は、描画データがネットワーク接続されたワークステーション上にある場合の例であったが、描画データが置かれる場所はこのような例に限られるものではない。描画データは、描画装置と通信可能なあらゆる装置内に置かれたもの、或いは描画装置本体のファイル装置で読み取られる記憶媒体に格納されたものであっても良い。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スタックに退避すべき図形データは、バンド境界に跨って存在する一部の図形データのみとなる。複数のポインタによって各基本描画パターンの描画データ上の読み出し位置が指し示されるので、描画すべき複数の基本描画パターンのうち、処理中のバンドを超える部分に描画される基本描画パターンの図形データを全てスタックに退避しなければならない事態が回避できる。したがって、描画すべき基本描画パターンのデータサイズ或いは面付け数が増加した場合でも、スタックを圧迫されることが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の描画処理方法を実行する描画装置の構成を表すブロック図である。
【図2】本発明の描画処理方法を説明する為のデータの流れを示す図である。
【図3】図4と共に本発明の描画処理方法を詳細に表すフローチャートである。
【図4】図3と共に本発明の描画処理方法を詳細に表すフローチャートである。
【図5】本発明の描画処理方法によって描画される描画パターンの例である。
【図6】図5の描画パターンに対応する描画データの構成を表す図である。
【図7】図5に例として示す描画パターンを描画する場合についての、バンド1におけるポインタPOS[0]に関する処理が終了した際の、描画の進行状態とポインタの状態を示す図である。
【図8】図5に例として示す描画パターンを描画する場合についての、バンド1におけるポインタPOS[1]までに関する処理が終了した際の、描画の進行状態とポインタの状態を示す図である。
【図9】図5に例として示す描画パターンを描画する場合についての、バンド1におけるポインタPOS[4]までに関する処理が終了した際の、描画の進行状態とポインタの状態を示す図である。
【図10】図5に例として示す描画パターンを描画する場合についての、バンド2におけるポインタPOS[2]までに関する処理が終了した際の、描画の進行状態とポインタの状態を示す図である。
【図11】図5に例として示す描画パターンを描画する場合についての、バンド2におけるポインタPOS[3]までに関する処理が終了した際の、描画の進行状態とポインタの状態を示す図である。
【図12】図5に例として示す描画パターンを描画する場合についての、バンド2におけるポインタPOS[4]までに関する処理が終了した際の、描画の進行状態とポインタの状態を示す図である。
【図13】面付け機能によって描画する描画パターンの例を示す図である。
【図14】図13の描画パターンに対応する描画データの構成を表す図である。
【符号の説明】
110 制御/演算CPU
120 イメージ生成回路
125 LED発光回路
130 描画装置
141 描画データファイル

Claims (5)

  1. バンド単位で配列された少なくとも1以上の図形データから成る基本描画パターンの情報と、描画すべきN個の前記基本描画パターンについてのオフセット位置を表すオフセット情報とを含む描画データを用い、描画面を前記描画データの1バンド単位に対応する帯状の1バンド領域単位で走査するとともに、前記描画面上の前記それぞれのオフセット位置に対応する位置に前記描画すべきN個の基本描画パターンをそれぞれ描画する描画処理方法であって、
    前記オフセット情報に基づいて、前記描画データ上の読出し位置を表すポインタであって、前記描画すべきN個の基本描画パターンに対応するN個のポインタP(n)、但しn=1〜N、を生成する第1ステップと、
    前記オフセット情報に基づいて、前記描画すべきN個の基本描画パターンそれぞれのオフセット位置を格納したオフセットD(n)を生成する第2ステップと、
    前記N個のポインタP(n)を全て前記描画データの先頭部分に対応する位置に初期化する第3ステップと、
    1つのバンド領域内における第n番目の前記基本描画パターンに関する処理として、前記描画データのポインタP(n)の位置から1図形データ毎に前記図形データを取得し、前記取得した1図形データの位置に第n番目のオフセットD(n)を加えた位置が前記1つのバンド領域内に有るか否かを判定し、前記1つのバンド領域内にあると判定される場合には、前記取得した1図形データのビットマップを生成し前記オフセットD(n)を加えた位置に描画を行い、該描画した1図形データのデータサイズに相当する分だけ前記第n番目のポインタP(n)に加える一方、前記1つのバンド領域内に無いと判定される場合には、前記取得した1図形データの描画は行わず且つ第n番目のポインタP(n)の値をそのままで維持する第4ステップと、
    前記第4ステップを全てのnについて繰り返し実行させることにより、全ての前記基本描画パターンについて前記1つのバンド領域内にある部分の描画を行う第5ステップと、
    前記N個のポインタP(n)全てが前記描画データの読出し終了位置に達するまで、前記第5ステップを前記描画データに含まれる全てのバンドについて繰返し実行させる第6ステップと、
    を含むことを特徴とする描画処理方法。
  2. 前記第4ステップは、さらに、
    前記取得した1図形データの位置に第n番目のオフセットD(n)を加えた位置が、前記1つのバンド領域からはみ出る場合には、前記はみ出る部分を含む1図形データを前記オフセットD(n)を加えた位置に描画すべきものとしてスタックに退避することと、
    前記1つのバンド領域以前のバンド領域に関する処理によって前記スタックに格納されている図形データの中から、前記1つのバンド領域に含まれる図形データを取得しビットマップを生成して描画を行うことと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の描画処理方法。
  3. 前記描画データはネットワーク上に置かれ、
    前記それぞれの図形データ及び前記オフセット情報は前記ネットワークを介して取得されること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の描画処理方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の描画処理方法を、描画装置内部のCPUが、読み込み、実行可能なプログラムとして格納した記憶媒体。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の描画処理方法によって描画する描画装置。
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