JP2005181663A - マスクパターンの修正方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 マスクパターンのエッジを規定する補正前パターンエッジ規定工程と、該パターンエッジと、設計パターンのパターンエッジとの乖離値に基づいて接近点と隔絶点を設定する乖離位置設定工程と、隔絶点から所定の範囲内にある各エッジに対し補正を施し、マスクパターン側での近接点光強度の変化量が小さくなり、かつ隔絶点光強度の変化量が大きくなるエッジを選定するエッジ選定工程と、補正対象エッジに対し、補正後の隔絶点光強度が補正基準を満たすべく補正を施す補正工程と、補正したマスクパターンのパターンエッジを規定する補正後パターンエッジ規定工程と、規定した補正パターンエッジと設計パターンのエッジとの乖離が所定の補正終了判定基準内であるとき、補正を終了する終了判定工程とで構成される修正方法。
【選択図】 図1
Description
リソグラフィ工程は、レジストに投影光学系の露光機を用いてパターニングを施す処理であり、このパターニングを施すために露光機には、レチクルと称されるマスクパターンを備えており、該マスクパターンに光を照射して透過した像でレジストにパターニングを施す。
ところで、前記したマスクパターンを用いた露光機でパターニングを行うとき、当該露光機の解像度の限界性能に近いと、設計パターンの形状と異なったパターン形状になってしまう。
この光近接効果補正を位相シフトマスクによる2回露光の例で説明する。設計されたパターン10が図2に示されており、該パターンをマスクパターンとしてレジストにパターニングを行なうための位相シフトマスクが図3にCrトリムマスクが図4に示されており、これらのマスクの重ね合わせ露光でレジストにパターニングを行なったときのレジストパターン20が図5に示されている。
また、特許文献2によれば、マスクパターンを分類化して、分類したマスクパターンに光近接効果補正を施す方法が開示されている。
更に、特許文献3によれば、マスクパターンの外周に沿って評価点を付して、該評価点に基づいてマスクパターンを補正する方法が開示されている。
ところで、前記した補正方法では、所望のマスクパターンを得るために、該マスクパターン上に照射される光の堆積エネルギーの強度分布を2次元光強度分布として求め、この2次元光強度分布に基づくシミュレーションを繰返すことでマスクパターンの補正を行っている。
従って、本発明の目的は、作業効率の低下を招くことなく、所望のマスクパターンを得る方法を提供することにある。
〈構成1〉
設計パターンに対応したマスクパターンを光リソグラフィで得るために、前記マスクパターンの補正を行う方法において、前記マスクパターン全域の2次元光強度分布に基づいて、前記マスクパターンにおけるパターンエッジを規定する補正前パターンエッジ規定工程と、規定したパターンエッジと、前記設計パターンのパターンエッジとの乖離値が小さい設計パターン上の位置を接近点、乖離値が大きい設計パターン上の位置を隔絶点として設定する乖離位置設定工程と、前記隔絶点から所定の範囲内にある前記マスクパターン側の各エッジに対し、微小量補正を施し、前記近接点に対応する前記マスクパターン側の位置での光強度と前記隔絶点に対応する前記マスクパターン側の位置での光強度との変化量を求め、近接点光強度の変化量が小さくなり、かつ隔絶点光強度の変化量が大きくなる補正対象エッジを前記マスクパターン側の前記各エッジから選定するエッジ選定工程と、選定した前記補正対象エッジに対し、補正後の前記隔絶点光強度が所定の補正基準を満たすべく、前記補正対象エッジに補正を施すことを繰返す補正工程と、前記補正対象エッジに補正を施したマスクパターン全域の2次元光強度分布に基づいて、改めて補正パターンエッジを規定する補正後パターンエッジ規定工程と、改めて規定した補正パターンエッジと設計パターンのエッジとの乖離が所定の補正終了判定基準内であるとき、前記マスクパターンの補正を終了する終了判定工程とで構成されることを特徴とする。
設計パターンに対応したマスクパターンを光リソグラフィで得るために、前記マスクパターンの補正を行う方法において、前記マスクパターン全域の2次元光強度分布に基づいて、前記マスクパターンにおけるパターンエッジを規定する補正前パターンエッジ規定工程と、規定したパターンエッジと、前記設計パターンのパターンエッジとの乖離値が小さい設計パターン上の位置を接近点、乖離値が大きい設計パターン上の位置を隔絶点として設定する乖離位置設定工程と、前記隔絶点から所定の範囲内にある前記マスクパターン側の各エッジに対し、微小量補正を施し、前記近接点に対応する前記マスクパターン側の位置での光強度と前記隔絶点に対応する前記マスクパターン側の位置での光強度との変化量を求め、近接点光強度の変化量が小さくなり、かつ隔絶点光強度の変化量が大きくなる補正対象エッジを前記マスクパターン側の前記各エッジから選定するエッジ選定工程と、選定した前記補正対象エッジに補正を施し、補正後のマスクパターンの前記近接点光強度および前記隔絶点光強度を求め、前記近接点光強度が所定の選定判断基準値より外れているとき、改めてエッジ選定工程を行ない、前記選定判断基準値内であるときには補正後の前記隔絶点光強度が所定の補正基準を満たすべく、前記補正対象エッジに補正を施すことを繰返す補正工程と、前記補正対象エッジに補正を施したマスクパターンの全域の2次元光強度分布に基づいて、改めて補正パターンエッジを規定する補正後パターンエッジ規定工程と、改めて規定した補正パターンエッジと設計パターンのエッジとの乖離が所定の補正終了判定基準内であるとき、前記マスクパターンの補正を終了する終了判定工程とで構成されることを特徴とする。
前記エッジ選定工程は、前記隔絶点から近接効果補正の及ぶ範囲内にある前記マスクパターン側の各エッジから選定することを特徴とする。
このとき、隔絶点P2が複数あるとき、先ず複数の隔絶点から任意の1点を選定する。また接近点P1が複数あるとき、隔絶点P2に最も近い接近点P1を選定する。
ここで、エッジ選定工程を具体的に説明する。
隔絶点P2から所定の距離離れた範囲にあるマスクパターンのエッジMn(n=1、2、・・・)の各々について、マスクパターンのエッジを微小量dMnだけ動かしたときの、近接点P1における光強度の変化量dI(P1)/dMnと、隔絶点P2における光強度の変化量dI(P2)/dMnとを求め、dI(P1)/dMnが0乃至最小となり、かつdI(P2)/dMnが最大となるマスクパターンのエッジMnを、補正対象エッジとして選択する。
また隔絶点P2における変化量が大きく、かつ近接点P1における変化量が少ないエッジを補正対象として選択することにより、設計パターンとの乖離値が大きなエッジに対し補正を施すことができ、かつ設計パターンとの乖離値が小さい近接点では、その補正の影響のおよぶ恐れを抑えることができる。
ところで、前記所定の距離は例えば光近接効果補正が及ぶ範囲の距離として露光波長の2倍を適用する。また、この所定の距離は露光波長の2倍に限る必要はなく、適宜変更してもよい。
先ず、選択したマスクパターンのエッジに対し補正を施す(ステップS40)。例えば、図3のマスクパターンとしての位相シフトマスクのエッジ36の補正は、0度位相シフター31の矩形形状の縦方向に伸張させるか若しくは収縮させるべく、微小量の補正を施す。
このようにして補正が施されたマスクパターンにおける前記隔絶点P2の位置での光強度I(P2)を求める(ステップS50)。
求めた隔絶点光強度I(P2)と、所定の補正基準値との比較を行ない、求めた光強度I(P2)が前記補正基準値に達しているか否かを判定する(ステップS60)。この判定で、所定の補正基準値を満たしていないと判断すると、ステップ40からの処理に戻って、選択したマスクパターンに対し改めて補正を施す。
一方、補正後に規定したパターンエッジと設計パターンのエッジとの乖離が所定の補正終了判定基準を満たしていると判断したとき、マスクパターンの補正を終了する。
実施例2のマスクパターンの修正方法は、補正前パターンエッジ工程と、乖離位置設定工程と、エッジ選定工程と、補正工程と、補正後パターン規定工程と、終了判定工程とで構成されている。
尚、実施例1と同様である工程内容の説明は割愛し、本実施例の補正工程の内容をステップS140〜ステップS170に沿って詳細に説明する。
次に、選択したエッジに対し補正を施したマスクパターンにおける近接点P1の位置での光強度I(P1)と、隔絶点P2の位置での光強度I(P2)とを求める(ステップS150)。前記した実施例1では、隔絶点光強度I(P2)のみを求めたが、実施例2では、近接点光強度I(P1)も求める。
0.95*Ith<I(P1)<1.05*Ith (式1)
0.95*Ith<=I(P1) (式2)
20 レジストパターン
30 位相シフトマスク
31 Cr遮光部分31
32 0度の位相シフター
33 180度の位相シフター
34、35 頂点
36 エッジ
Claims (3)
- 設計パターンに対応したマスクパターンを光リソグラフィで得るために、前記マスクパターンの補正を行う方法において、
前記マスクパターン全域の2次元光強度分布に基づいて、前記マスクパターンにおけるパターンエッジを規定する補正前パターンエッジ規定工程と、
規定したパターンエッジと、前記設計パターンのパターンエッジとの乖離値が小さい設計パターン上の位置を接近点、乖離値が大きい設計パターン上の位置を隔絶点として設定する乖離位置設定工程と、
前記隔絶点から所定の範囲内にある前記マスクパターン側の各エッジに対し、微小量補正を施し、前記近接点に対応する前記マスクパターン側の位置での光強度と前記隔絶点に対応する前記マスクパターン側の位置での光強度との変化量を求め、近接点光強度の変化量が小さくなり、かつ隔絶点光強度の変化量が大きくなる補正対象エッジを前記マスクパターン側の前記各エッジから選定するエッジ選定工程と、
選定した前記補正対象エッジに対し、補正後の前記隔絶点光強度が所定の補正基準を満たすべく、前記補正対象エッジに補正を施すことを繰返す補正工程と、
前記補正対象エッジに補正を施したマスクパターン全域の2次元光強度分布に基づいて、改めて補正パターンエッジを規定する補正後パターンエッジ規定工程と、
改めて規定した補正パターンエッジと設計パターンのエッジとの乖離が所定の補正終了判定基準内であるとき、前記マスクパターンの補正を終了する終了判定工程とで構成されることを特徴とするマスクパターンの修正方法。 - 設計パターンに対応したマスクパターンを光リソグラフィで得るために、前記マスクパターンの補正を行う方法において、
前記マスクパターン全域の2次元光強度分布に基づいて、前記マスクパターンにおけるパターンエッジを規定する補正前パターンエッジ規定工程と、
規定したパターンエッジと、前記設計パターンのパターンエッジとの乖離値が小さい設計パターン上の位置を接近点、乖離値が大きい設計パターン上の位置を隔絶点として設定する乖離位置設定工程と、
前記隔絶点から所定の範囲内にある前記マスクパターン側の各エッジに対し、微小量補正を施し、前記近接点に対応する前記マスクパターン側の位置での光強度と前記隔絶点に対応する前記マスクパターン側の位置での光強度との変化量を求め、近接点光強度の変化量が小さくなり、かつ隔絶点光強度の変化量が大きくなる補正対象エッジを前記マスクパターン側の前記各エッジから選定するエッジ選定工程と、
選定した前記補正対象エッジに補正を施し、補正後のマスクパターンの前記近接点光強度および前記隔絶点光強度を求め、前記近接点光強度が所定の選定判断基準値より外れているとき、改めてエッジ選定工程を行ない、前記選定判断基準値内であるときには補正後の前記隔絶点光強度が所定の補正基準を満たすべく、前記補正対象エッジに補正を施すことを繰返す補正工程と、
前記補正対象エッジに補正を施したマスクパターンの全域の2次元光強度分布に基づいて、改めて補正パターンエッジを規定する補正後パターンエッジ規定工程と、
改めて規定した補正パターンエッジと設計パターンのエッジとの乖離が所定の補正終了判定基準内であるとき、前記マスクパターンの補正を終了する終了判定工程とで構成されることを特徴とするマスクパターンの修正方法。 - 前記エッジ選定工程は、前記隔絶点から近接効果補正の及ぶ範囲内にある前記マスクパターン側の各エッジから選定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のマスクパターンの修正方法。
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