JPH11218899A - マスクパターンの補正方法およびその装置 - Google Patents

マスクパターンの補正方法およびその装置

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JPH11218899A
JPH11218899A JP1743698A JP1743698A JPH11218899A JP H11218899 A JPH11218899 A JP H11218899A JP 1743698 A JP1743698 A JP 1743698A JP 1743698 A JP1743698 A JP 1743698A JP H11218899 A JPH11218899 A JP H11218899A
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JP
Japan
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pattern
mask
mask pattern
bias
evaluation
Prior art date
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JP1743698A
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English (en)
Inventor
Keisuke Tsudaka
圭祐 津▲高▼
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクパターンを補正した場合をシミュレー
ションする際の設計者の負担を軽減できるマスクパター
ン補正方法を提供する。 【解決手段】 マスクパターンのパターンサイズを拡大
あるいは縮小する比率を示すマスクバイアスパラメータ
を含むパラメータと、設計パターンとを入力し(S1
1)、前記入力された設計パターンを前記マスクバイア
スパラメータに示される比率で拡大あるいは縮小するマ
スクバイアス処理を行い(S13)、ステップS18で
生成されたマスクパターンを用いて、所定の転写条件で
露光を行った場合に得られる転写イメージのシミュレー
ションを行い(S19)、評価結果に基づいて、マスク
パターンを補正する(S21)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、半導体装
置などの製造に用いられるフォトマスクのマスクパター
ンを補正するマスクパターン補正方法およびその装置
と、当該補正方法を利用したフォトマスクの製造装置
と、シミュレーション装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリやASIC(Application-Specifi
c Integrated Circuit) などの半導体装置などの製造に
あたって、マスクパターンを、光を用いて半導体ウェハ
のレジスト材料に転写するプロセスをフォトリソグラフ
ィープロセスという。近年、半導体装置の微細化に伴
い、設計ルールが微細化し、理論的な解像度の限界近辺
でのリソグラフィープロセスが行われるようになってい
る。そのため、解像度が不十分となり、マスクパターン
と、露光装置でマスクパターンを用いて転写して得られ
たレジストパターンとの差異の影響が大きくなるという
問題がある。その結果、転写パターンの変形によるデバ
イス特性の劣化や、パターンのブリッジや断線による歩
留りの低下といった問題が引き起こされている。従っ
て、所望のレジストパターンを得るために、プロセスマ
ージンの拡大や加工プロセスでの変換差などを考慮し
て、マスクパターンにトライアンドエラーで処理を施し
ている。すなわち、光の干渉やレジストの解像度不足に
よるパターンの変形をマスクパターンを変形することで
補正している。
【0003】これらの補正処理には、例えば、パターン
の配置を保持した状態で、パターンサイズを一律に拡大
するインクリメントや、一律に小さくするデクリメント
などを行い、大きさのみを変化させるものがある。
【0004】ところで、上述したマスクパターンの生成
は、従来から光リソグラフィーシミュレータを用いて行
われている。この光リソグラフィーシミュレータは、入
力されたマスクパターンに応じた転写パターンを出力す
る。設計者は、出力された転写パターンを見ながら、所
望の転写パターンが得られるように光リソグラフィーシ
ミュレータに入力するマスクパターンを変形する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光リソグラフィーシミュレータでは、シミュレ
ーションの機能としては、入力されたマスクパターンに
応じた転写パターンを出力するのみであり、例えば、マ
スクパターンに対して、例えば線幅を変形するなどの処
理ができない。そのため、マスクパターンの線幅を変更
する場合には、設計者が線幅を変形したマスクパターン
を新たに生成し、この新たなマスクパターンを光リソグ
ラフィーシミュレータに入力する必要がある。ここで、
マスクパターンの生成は非常に手間がかかり、設計者の
負担が非常に大きいという問題がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、マスクパターンを補正した場合をシミュレー
ションする際の設計者の負担を軽減できるマスクパター
ン補正方法およびその装置と、シミュレーション装置お
よびその方法と、前記補正方法を利用したフォトマスク
製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
マスクパターンの補正方法は、光リソグラフィー工程で
使用するフォトマスクのマスクパターンを、設計パター
ンに近い転写イメージが得られるように、補正するマス
クパターンのシミュレーション方法であって、マスクパ
ターンのパターンサイズを拡大あるいは縮小する比率を
示すマスクバイアスパラメータを含むパラメータと、設
計パターンとを入力し、前記入力された設計パターンを
前記マスクバイアスパラメータに示される比率で拡大あ
るいは縮小するマスクバイアス処理を行い、前記マスク
バイアス処理が行われた設計パターンのパターン外周に
沿って複数の評価点を付加し、前記評価点が付加された
設計パターンからマスクパターンを生成し、前記生成さ
れたマスクパターンを用いて、所定の転写条件で露光を
行った場合に得られる転写イメージのシミュレーション
を行い、前記シミュレーションされた転写イメージと前
記設計パターンとの差を、前記複数の評価点毎に評価
し、前記評価の結果に基づいて、前記生成されたマスク
パターンを補正する。
【0008】また、本発明のマスクパターンのシミュレ
ーション方法は、光リソグラフィー工程で使用するフォ
トマスクのマスクパターンのシミュレーションを行うマ
スクパターンのシミュレーション方法であって、マスク
パターンのパターンサイズを拡大あるいは縮小する比率
を示すマスクバイアスパラメータを含むパラメータと、
設計パターンとを入力し、前記入力された設計パターン
からマスクパターンを生成し、前記生成されたマスクパ
ターンを前記マスクバイアスパラメータに示される比率
で拡大あるいは縮小するマスクバイアス処理を行い、前
記マスクバイアス処理が行われたマスクパターンを用い
て、所定の転写条件で露光を行った場合に得られる転写
イメージをシミュレーションし、前記シミュレーション
された転写イメージと、前記設計パターンとの差に基づ
いて評価を行う。
【0009】また、本発明のマスクパターン補正装置
は、光リソグラフィー工程で使用するフォトマスクのマ
スクパターンを、設計パターンに近い転写イメージが得
られるように補正するマスクパターン補正装置であっ
て、マスクパターンのパターンサイズを拡大あるいは縮
小する比率を示すマスクバイアスパラメータを含むパラ
メータと、設計パターンとを入力する入力手段と、前記
入力された設計パターンを前記マスクバイアスパラメー
タに示される比率で拡大あるいは縮小するマスクバイア
ス処理を行うマスクバイアス手段と、前記マスクバイア
ス処理が行われた設計パターンのパターン外周に沿って
複数の評価点を付加する評価点付加手段と、前記評価点
が付加された設計パターンからマスクパターンを生成す
るマスクパターン生成手段と、前記生成されたマスクパ
ターンを用いて、所定の転写条件で露光を行った場合に
得られる転写イメージのシミュレーションを行うシミュ
レーション手段と、前記シミュレーションされた転写イ
メージと前記設計パターンとの差を、前記複数の評価点
毎に評価する評価手段と、前記評価の結果に基づいて、
前記生成されたマスクパターンを補正する補正手段とを
有する。
【0010】また、本発明のマスクパターンのシミュレ
ーション装置は、光リソグラフィー工程で使用するフォ
トマスクのマスクパターンのシミュレーションを行うマ
スクパターンのシミュレーション装置であって、マスク
パターンのパターンサイズを拡大あるいは縮小する比率
を示すマスクバイアスパラメータを含むパラメータと、
設計パターンとを入力する入力手段と、前記入力された
設計パターンからマスクパターンを生成するマスクパタ
ーン生成手段と、前記生成されたマスクパターンを前記
マスクバイアスパラメータに示される比率で拡大あるい
は縮小するマスクバイアス処理を行うマスクバイアス手
段と、前記マスクバイアス処理が行われたマスクパター
ンを用いて、所定の転写条件で露光を行った場合に得ら
れる転写イメージをシミュレーションするシミュレーシ
ョン手段と、前記シミュレーションされた転写イメージ
と、前記設計パターンとの差に基づいて評価を行う評価
手段とを有する。
【0011】さらに、本発明のフォトマスク製造装置
は、光リソグラフィー工程で使用するフォトマスクのマ
スクパターンを、設計パターンに近い転写イメージが得
られるように補正し、当該補正されたマスクパターンを
用いてフォトマスクの描画を行うフォトマスク製造装置
であって、マスクパターンのパターンサイズを拡大ある
いは縮小する比率を示すマスクバイアスパラメータを含
むパラメータと、設計パターンとを入力する入力手段
と、前記入力された設計パターンを前記マスクバイアス
パラメータに示される比率で拡大あるいは縮小するマス
クバイアス処理を行うマスクバイアス手段と、前記マス
クバイアス処理が行われた設計パターンのパターン外周
に沿って複数の評価点を付加する評価点付加手段と、前
記評価点が付加された設計パターンからマスクパターン
を生成するマスクパターン生成手段と、前記生成された
マスクパターンを用いて、所定の転写条件で露光を行っ
た場合に得られる転写イメージのシミュレーションを行
うシミュレーション手段と、前記シミュレーションされ
た転写イメージと前記設計パターンとの差を、前記複数
の評価点毎に評価する評価手段と、前記評価の結果に基
づいて、前記生成されたマスクパターンを補正する補正
手段と、前記補正されたマスクパターンのフォトマスク
を描画する描画手段とを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
光リソグラフィーシミュレータについて説明する。第1実施形態 図1は、本実施形態の光リソグラフィーシミュレータ1
の構成図である。図1に示すように、光リソグラフィー
シミュレータ1は、入力手段2、配置手段3、マスクバ
イアス手段4、鋭角処理手段5、マスクエラー検出手段
6、マスクコーナラウンディング手段7、シミュレーシ
ョン手段8、評価手段9、出力手段10および記録手段
11を有する。図2は、図1に示す光リソグラフィーシ
ミュレータ1を実現する演算処理システム31の構成図
である。図2に示すように、演算処理システム31は、
バス33に、CPU32、ROM34、RAM35、V
(Video) RAM36、タイマー37、CRT(Cathode-
Ray-Tube) コントローラ38、プリンタインターフェー
ス39、HDD(Hard Disk Drive) インターフェース4
0、CD−ROMインターフェース41、FDD(Flopp
y Disk Drive) インターフェース42、マウスインター
フェース43、キーボードインターフェース44および
ネットワークインターフェース45を接続した構成をし
ている。
【0013】CRTコントローラ38にはCRT46が
接続されている。プリンタインターフェース39にはプ
リンタ47が接続されている。HDDインターフェース
40には、HDD48が接続されている。CD−ROM
インターフェース41には、CD−ROM49が接続さ
れている。FDDインターフェース42にはFDD50
が接続されている。マウスインターフェース43にはマ
ウス51が接続されている。キーボードインターフェー
ス44にはキーボード52が接続されている。ネットワ
ークインターフェース45にはネットワーク回線53が
接続されている。
【0014】ここで、図1に示す入力手段2は、図2に
示すFDD50、マウス51、キーボード54およびネ
ットワーク回線53などによって実現される。図1に示
す出力手段10は、図2に示すCRT46およびプリン
タ47などによって実現される。図1に示す記録手段1
1は、図1に示すROM34、RAM35、VRAM3
6、HDD48およびCD−ROM49によって実現さ
れる。また、図1に示す配置手段3、マスクバイアス手
段4、鋭角処理手段5、マスクエラー検出手段6、マス
クコーナラウンディング手段7、シミュレーション手段
8および評価手段9は、例えば、図2に示すROM34
から読み出されたプログラムをCPU32で実行して実
現される。
【0015】以下、光リソグラフィーシミュレータ1の
処理について説明する。図3は、光リソグラフィーシミ
ュレータ1の処理のフローチャートである。 ステップS1:光リソグラフィーシミュレータ1は、図
1に示す入力手段2を介して、設計パターン、露光パラ
メータおよびマスクパラメータを入力する。。
【0016】露光パラメータとしては、以下に示すもの
がある。 (1)露光波長(μm)を示すlambda (2)レンズ開口数を示すNA、光源のみかけの大きさ
を示すσ (3)焦点位置(μm)を示すfocus (4)露光量を示すexposure (5)レジストプロセスファクターを示すresist
_factor、これは、光強度分布に対し当該値を標
準偏差とするガウス関数とコンボルーションを行うこと
でレジストプロセスの近似を行う際に用いられる (6)露光におけるスライスレベルを示すith (7)輪帯照明使用時の輪帯比を示すannular_
ratio (8)ハーフトーン輪帯照明使用時の輪帯内部の光源強
度を示すhalftone_annular (9)球面収差を示すspherical (10)コマ収差を示すcoma (11)非点収差を示すastigmatism (12)歪曲湾曲を示すdistortion (13)像面湾曲を示すcurvature (14)パターンのマスク中での位置(像高)を示すm
ask_position (15)FLEX露光のピッチを示すflex_pit
chがある。
【0017】また、マスクパラメータとしては以下に示
すものがある。 (A)マスクパターンの強度透過率を示すpatter
n_transmittance (B)マスクパターンの背景の強度透過率を示すbac
kground_transmittance (C)マスクパターンの位相を示すdesign_ph
ase (D)パターンの設計グリッドを示すdesign_g
rid当該design_gridは、ウェハ上の単位
で設定される。 (E)マスクパターンバイアス(μm)を示すmask
_bias当該mask_biasは、ウェハ上の単位
で設定される。 (F)鋭角除去する際に付加する辺の長さ(μm)を示
すprop_length 当該prop_lengthはウェハ上の単位で設定さ
れる。 (G)マスク線幅エラー(μm)を示すmask_er
ror 当該mask_errorはウェハ上の単位で設定され
る。 (H)マスクのコーナーラウンディング(μm)を示す
mask_corner_rounding 当該mask_corner_roundingは、ウ
ェハ上の単位で設定される。 (I)OPC(Optical Proximity Correction: 光近接
効果補正)の適用の有無を示すOPCがある。ここで、
マスクパラメータOPCがonのときにOPCを行うこ
とを示し、offのときにOPCを行わないことを示
す。
【0018】ステップS2:光リソグラフィーシミュレ
ータ1は、ユーザによる入力手段2の操作に応じて、図
1に示す配置手段3において、設計パターン(基本パタ
ーン)に対して、セル領域を設定し、このセル領域に対
して、図4(A)に示すような回転処理rotatio
n_x、図4(B)に示すような回転処理rotati
on_y、図4(C)に示すような回転処理rotat
ion_c、図5(A)に示すような反射処理mirr
or_x、図5(B)に示すような反射処理mirro
r_y、図5(C)に示すような反転処理revers
e_x、図5(D)に示すような反転処理revers
e_yなどの配置処理を行い、所望のマスクパターンを
生成する。当該配置処理は、セル領域の大きさに基づい
て、当該回転処理、反転処理および反射処理が行われた
新たなセル領域が設計パターン内に適切に配置されるよ
うに自動的に行われる。
【0019】具体的には、図4(A)に示すように、回
転処理rotation_xでは、パターン70aを含
むセル領域60aから、パターン70a,70bを含む
セル領域60bを生成する。また、図4(B)に示すよ
うに、回転処理rotation_yでは、パターン7
1aを含むセル領域61aから、パターン71a,71
bを含むセル領域61bを生成する。また、図4(C)
に示すように、回転処理rotation_cでは、パ
ターン72aを含むセル領域62aから、パターン72
a,72bを含むセル領域62bを生成する。
【0020】図5(A)に示すように、反射処理mir
ror_xでは、パターン73aを含むセル領域63a
から、パターン73a,73bを含むセル領域63bを
生成する。また、図5(B)に示すように、反射処理m
irror_yでは、パターン74aを含むセル領域6
4aから、パターン74a,74bを含むセル領域64
bを生成する。図5(C)に示すように、反転処理re
verse_xでは、パターン75aを含むセル領域6
5aから、パターン75a,75bを含むセル領域65
bを生成する。図5(D)に示すように、反転処理re
verse_yでは、パターン76aを含むセル領域6
6aから、パターン76a,76bを含むセル領域66
bを生成する。
【0021】なお、マスクパターンおよび設計パターン
は、数値計算を行うための計算領域を単位としてウェハ
上を分割したグリッドを用いて、マスクパラメータde
sign_gridによって特定(グリッディング)さ
れる。
【0022】例えば、図6に示すように、設計パターン
内のパターン81a,81bを含むセル領域80に対し
て、回転処理rotation_cを行い、合計4個の
パターン81a,81bを含むセル領域82をマスクパ
ターン内に生成する。次に、セル領域82に対して、反
射処理mirror_xを行い、合計8個のパターン8
1a,81bを含むセル領域83をマスクパターン内に
生成する。次に、セル領域83に対して、反射処理mi
rror_yを行い、合計16個のパターン81a,8
1bを含むセル領域84をマスクパターン内に生成す
る。
【0023】ステップS3:光リソグラフィーシミュレ
ータ1は、図1に示すマスクバイアス手段4において、
ステップS1で入力したマスクパラメータmask_b
iasに基づいた倍率で、ステップS2で生成したマス
クパターンにバイアス処理を行う。具体的には、ステッ
プS2で生成したマスクパターンを、拡大(インクリメ
ント)あるいは縮小(デクリメント)する。このとき、
マスクパラメータdesign_gridによって特定
されていることを条件として、マスクパターンの全ての
エッジ(境界線)にバイアス処理が行われる。なお、バ
イアス処理では、マスクパラメータmask_bias
が正の値の場合にはマスクパターンを拡大し、負の値の
場合にはマスクパターンを縮小し、ゼロの場合にはマス
クパターンについて拡大および縮小の何れも行わない。
【0024】ステップS4:光リソグラフィーシミュレ
ータ1は、図1に示す鋭角処理手段5において、マスク
パラメータprop_lengthに示される辺の長さ
で、ステップS3で得られたマスクパターンに存在する
鋭角を除去する。
【0025】ステップS5:光リソグラフィーシミュレ
ータ1は、図1に示すマスクエラー検出手段6におい
て、ステップS4で得られたマスクパターンに、マスク
パラメータmask_errorで示される線幅エラー
を発生させたマスクパターンを生成する。このとき、設
計パターンに存在する全てのエッジに対して線幅エラー
を発生する。従って、ライン幅の場合には、エッジの場
合の2倍のエラーが生じる。
【0026】ステップS6:光リソグラフィーシミュレ
ータ1は、図1に示すマスクコーナラウンディング手段
7において、マスクパラメータmask_corner
_roundingに基づいて、ステップS5で得られ
たマスクパターンに存在するコーナの丸みを直角2等辺
三角形で近似する。なお、マスクパラメータmask_
corner_roundingが、0.0の場合に
は、コーナの丸みは無いものとして処理を行う。
【0027】ステップS7:光リソグラフィーシミュレ
ータ1は、図1に示すシミュレーション手段8におい
て、ステップS6で得られたマスクパターンについて、
シミュレーションを行い、シミュレーション結果を、図
1に示す出力手段10から出力する。 具体的には、シ
ミュレーション手段8において、マスクパターンの転写
イメージを示す転写レジストパターンを生成する。
【0028】ステップS8:光リソグラフィーシミュレ
ータ1は、図1に示す評価手段9において、ステップS
7で得られたマスクパターンについて、評価を行う。具
体的には、評価手段9において、転写レジストパターン
と、設計パターンとのずれを検出する。
【0029】以上説明したように、光リソグラフィーシ
ミュレータ1によれば、設計者は、マスクパラメータに
おけるマスクバイアスを示すmask_biasを設定
するのみで、シミュレーションを行うマスクパターンの
バイアスを自由に設定できる。そのため、マスクパター
ンのバイアスを、マスクパラメータのmask_bia
sを変更するだけで容易に変更できる。そのため、プロ
セス開発効率を大幅に向上させることができる。
【0030】第2実施形態 以下、本実施形態の光リソグラフィーシミュレータにお
いて、OPC(光近接効果補正)を適用した場合の処理
について説明する。図7は、本実施形態の光リソグラフ
ィーシミュレータ21の構成図である。図7に示すよう
に、光リソグラフィーシミュレータ21は、入力手段
2、配置手段3、マスクバイアス手段4、鋭角処理手段
5、マスクエラー検出手段6、マスクコーナラウンディ
ング手段7、シミュレーション手段8、評価手段9、出
力手段10、記録手段11、補正手段12、OPCパタ
ーン生成手段13、設計パターン生成手段14および評
価点付加手段15を有する。
【0031】以下、光リソグラフィーシミュレータ21
の処理について説明する。図8は、光リソグラフィーシ
ミュレータ21の処理のフローチャートである。 ステップS11:光リソグラフィーシミュレータ21
は、図7に示す入力手段2を介して、設計パターン、露
光パラメータおよびマスクパラメータを入力する。
【0032】ステップS12:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、ユーザによる入力手段2の操作に応じ
て、図7に示す配置手段3において、設計パターン(基
本パターン)に対して、セル領域を設定し、このセル領
域に対して前述した配置処理を行い、所望のマスクパタ
ーンを生成する。
【0033】ステップS13:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、図7に示すマスクバイアス手段4におい
て、ステップS11で入力したマスクパラメータmas
k_biasに基づいた倍率で、ステップS12で生成
したマスクパターンに前述したバイアス処理を行う。
【0034】ステップS14:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、ステップS13のバイアス処理された結
果である設計パターンを得る。
【0035】ステップS15:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、図7に示す評価点付加手段15におい
て、ステップS14で生成した設計パターンに対して、
以下に規則に基づいて、評価点を付加する。 1)設計パターンの各角に評価点を付加する。 2)残りの辺に対し、角から所定の数だけ、所定の小さ
な間隔で評価点を付加し、残りの辺に対し、所定の大き
な間隔で評価点を付加する。 3)微小な辺に接する角には評価点を付加せず、また、
微小な辺にも評価点は付加しない。 4)繰り返し領域と接する辺は、辺として認識しない。 5)評価点の付加される辺において比較的小さな辺の中
点には評価点を付加する。 6)微小な辺に接する角に評価点が付加されていない辺
に対し、端に、比較的大きな間隔で評価点を付加する。
【0036】ステップS16:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、図7に示す鋭角処理手段5において、マ
スクパラメータprop_lengthに示される辺の
長さで、ステップS14で得られたマスクパターン(設
計パターン)に存在する鋭角を除去する。
【0037】ステップS17:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、図7に示すマスクエラー検出手段6にお
いて、ステップS16で得られたマスクパターンに、マ
スクパラメータmask_errorで示される線幅エ
ラーを発生させたマスクパターンを生成する。
【0038】ステップS18:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、図7に示すマスクコーナラウンディング
手段7において、マスクパラメータmask_corn
er_roundingに基づいて、ステップS17で
得られたマスクパターンに存在するコーナの丸みを直角
2等辺三角形で近似する。
【0039】ステップS19:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、図7に示すシミュレーション手段8にお
いて、ステップS18で得られたマスクパターンについ
て、前述したシミュレーションを行い、シミュレーショ
ン結果を、図7に示す出力手段10から出力する。
【0040】ステップS20:光リソグラフィーシミュ
レータ1は、図7に示す評価手段9において、ステップ
S19で得られたマスクパターンのステップS15で付
加した全ての評価点について、評価を行う。具体的に
は、評価手段9において、全ての評価点について、転写
レジストパターンと、設計パターンとのずれを検出す
る。
【0041】ステップS21:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、図7に示す補正手段12において、ステ
ップS20で評価したずれを補正するように、マスクパ
ターンを変形する。
【0042】ステップS22:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、図7に示すOPCパターン生成部13に
おいて、ステップS21で補正したマスクパターンのO
PCパターンを生成する。
【0043】ステップS23〜27:ステップS22で
得られたOPCパターンについて、前述したステップS
16〜S20と同様の処理を行う。
【0044】ステップS28:ステップS27での評価
結果が、それ以前に記憶された最適なOPCパターンの
評価結果より良い場合には、ステップS25で新たに得
られたOPCパターンを最適なOPCパターンとして、
図7に示す記録手段11に記録する。
【0045】ステップS29:光リソグラフィーシミュ
レータ21は、ステップS21〜S28の処理を、所定
の条件に満たしたときに終了させ、記録手段11に最終
的に記録されているOPCパターンを最適なOPCパタ
ーンとして決定し、例えば、当該最適なOPCパターン
を図7に示す出力手段10から出力する。
【0046】ステップS30〜S33:ステップS29
で得られた最適なOPCパターンに対して、ステップS
17〜S20と同様の処理をして、最終的な評価を行
う。
【0047】以上説明したように、光リソグラフィーシ
ミュレータ21によれば、設計者は、マスクパラメータ
におけるマスクバイアスを示すmask_biasを設
定するのみで、シミュレーションを行うマスクパターン
のバイアスを自由に設定できる。そのため、マスクパタ
ーンのバイアスを、マスクパラメータのmask_bi
asを変更するだけで容易に変更できる。また、光リソ
グラフィーシミュレータ21によれば、OPC(光近接
効果補正)を適用した場合の処理についてシミュレーシ
ョンを行うことができる。そのため、プロセス開発効率
を大幅に向上させることができる。また、本実施形態の
フォトマスク製造装置は、図7に示すように、光リソグ
ラフィーシミュレータ21に、記録手段11に記憶され
た最適なOPCパターンのフォトマスクを描画する描画
手段200を付加した構成をしている。
【0048】以下、光リソグラフィーシミュレータ21
の実施例について説明する。実施例1 本実施例では図3に示す処理を行う。すなわち、OPC
補正は行わない。また、バイアス処理も行わない。本実
施例で用いた露光パラメータおよびマスクパラメータを
挙げる。 lambda=0.365、 NANA =0.550、 sigma =0.550、 focus =0.000、 exposure=0.000、 resist_factor=0.000、 ith =0.271420、 annular_ratio=0.000、 halftone_annular=0.000、 spherical=0.000、 coma =0.000、 astigmatism=0.000、 distortion=0.000、 curvatures=0.000、 mask_posision=0.000、 flex_pitch=0.000、 pattern_transmittance=0.0
00、 background_transmittance=
1.000、 pattern_phase=0.000、 design_grid=0.010、 mask_bias=0.000、 prop_length=0.150、 mask_error=0.000、 mask_corner_rounding=0.00
0、 OPC =off
【0049】この場合には、マスクパターンには例えば
図9に示すパターン100aが含まれ、パターン100
aは、転写イメージにおいてパターン100bとなる。
【0050】実施例2 次に、デクリメントの効果を評価するため、次のパラメ
ータを変更した。第1実施例のパラメータのうち、マス
クパレメータのmask_biasを以下に示すように
変更した。 mask_bias=−0.010 この場合には、図10に示すように、マスクバイアスを
行わない場合のパターン100aは、デクリメントを行
うと、パターン101aになり、この転写イメージは、
パターン101bとなる。
【0051】実施例3 本実施例では図8に示す処理を行う。すなわち、OPC
補正を行う。また、デクリメント処理も行う。本実施例
では、マスクパラメータのOPCをoffとすること以
外は、前述した実施例1のパラメータと同じパラメータ
を用いた。この場合には、図10に示すように、マスク
バイアスを行わない場合のパターン100aは、デクリ
メントを行うと、パターン102aになり、この転写イ
メージは、パターン102bとなる。
【0052】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した実施形態では、図1および図7に
示す光リソグラフィーシミュレータ1,21では、配置
手段3、鋭角処理手段5、マスクエラー検出手段6およ
びマスクコーナラウンディング手段7は必ずしも設ける
必要はない。また、評価手段9における評価方法や、補
正手段12における補正方法は上述したものには限定さ
れず、種々に改変可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマスクパ
ターンの補正方法およびその装置によれば、例えば、マ
スクパターンの補正に伴う設計者の負担を軽減できる。
例えば、入力するマスクバイアスパラメータの比率を変
更すれば、異なる拡大率あるいは縮小率のマスクパター
ンについてのシミュレーションを簡単に行うことができ
る。また、本発明のマスクパターンのシミュレーション
方法およびその装置によれば、異なる拡大率あるいは縮
小率のマスクパターンについてのシミュレーションを簡
単に行うことができる。さらに、本発明のフォトマスク
製造装置によれば、異なる拡大率あるいは縮小率のマス
クパターンについてのシミュレーションを簡単に行える
ため、最適なフォトマスクの製造に伴う設計者の負担を
軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の光リソグラフ
ィーシミュレータの構成図である。
【図2】図2は、図1に示す光リソグラフィーシミュレ
ータを実現する演算処理システムの構成図である。
【図3】図3は、光リソグラフィーシミュレータの処理
のフローチャートである。
【図4】図4は、図3に示すステップS2の配置処理を
説明するための図である。
【図5】図5は、図3に示すステップS2の配置処理を
説明するための図である。
【図6】図6は、図3に示すステップS2の配置処理を
説明するための図である。
【図7】図7は、本発明の第2実施形態の光リソグラフ
ィーシミュレータの構成図である。
【図8】図8は、光リソグラフィーシミュレータの処理
のフローチャートである。
【図9】図9は、OPC補正を行わないで、マスクバイ
アスとしてデクリメントを行った場合における、マスク
パターンとその転写パターンを説明するための図であ
る。
【図10】図10は、OPC補正を行った場合におけ
る、マスクパターンとその転写パターンを説明するため
の図である。
【符号の説明】
1,21…光リソグラフィーシミュレータ、2…入力手
段、3…配置手段、4…マスクバイアス手段、5…鋭角
処理手段、6…マスクエラー検出手段、7…マスクコー
ナラウンディング手段、8…シミュレーション手段、9
…評価手段、10…出力手段、11…記録手段、12…
補正手段、13…OPCパターン生成手段、15…評価
点付加手段、100a,101a,102a…マスクパ
ターン、100b,101b,102b…転写レジスト
パターン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光リソグラフィー工程で使用するフォトマ
    スクのマスクパターンを、設計パターンに近い転写イメ
    ージが得られるように補正するマスクパターンの補正方
    法において、 マスクパターンのパターンサイズを拡大あるいは縮小す
    る比率を示すマスクバイアスパラメータを含むパラメー
    タと、設計パターンとを入力し、 前記入力された設計パターンを前記マスクバイアスパラ
    メータに示される比率で拡大あるいは縮小するマスクバ
    イアス処理を行い、 前記マスクバイアス処理が行われた設計パターンのパタ
    ーン外周に沿って複数の評価点を付加し、 前記評価点が付加された設計パターンからマスクパター
    ンを生成し、 前記生成されたマスクパターンを用いて、所定の転写条
    件で露光を行った場合に得られる転写イメージのシミュ
    レーションを行い、 前記シミュレーションされた転写イメージと前記設計パ
    ターンとの差を、前記複数の評価点毎に評価し、 前記評価の結果に基づいて、前記生成されたマスクパタ
    ーンを補正するマスクパターンの補正方法。
  2. 【請求項2】前記補正は、光近接効果補正である請求項
    1に記載のマスクパターンの補正方法。
  3. 【請求項3】前記評価の結果に基づいて、前記転写イメ
    ージと前記設計パターンとの差を小さくするように、前
    記生成されたマスクパターンを変形する請求項1に記載
    のマスクパターンの補正方法。
  4. 【請求項4】光リソグラフィー工程で使用するフォトマ
    スクのマスクパターンのシミュレーションを行うマスク
    パターンのシミュレーション方法において、 マスクパターンのパターンサイズを拡大あるいは縮小す
    る比率を示すマスクバイアスパラメータを含むパラメー
    タと、設計パターンとを入力し、 前記入力された設計パターンからマスクパターンを生成
    し、 前記生成されたマスクパターンを前記マスクバイアスパ
    ラメータに示される比率で拡大あるいは縮小するマスク
    バイアス処理を行い、 前記マスクバイアス処理が行われたマスクパターンを用
    いて、所定の転写条件で露光を行った場合に得られる転
    写イメージをシミュレーションし、 前記シミュレーションされた転写イメージと、前記設計
    パターンとの差に基づいて評価を行うマスクパターンの
    シミュレーション方法。
  5. 【請求項5】光リソグラフィー工程で使用するフォトマ
    スクのマスクパターンを、設計パターンに近い転写イメ
    ージが得られるように補正するマスクパターン補正装置
    において、 マスクパターンのパターンサイズを拡大あるいは縮小す
    る比率を示すマスクバイアスパラメータを含むパラメー
    タと、設計パターンとを入力する入力手段と、 前記入力された設計パターンを前記マスクバイアスパラ
    メータに示される比率で拡大あるいは縮小するマスクバ
    イアス処理を行うマスクバイアス手段と、 前記マスクバイアス処理が行われた設計パターンのパタ
    ーン外周に沿って複数の評価点を付加する評価点付加手
    段と、 前記評価点が付加された設計パターンからマスクパター
    ンを生成するマスクパターン生成手段と、 前記生成されたマスクパターンを用いて、所定の転写条
    件で露光を行った場合に得られる転写イメージのシミュ
    レーションを行うシミュレーション手段と、 前記シミュレーションされた転写イメージと前記設計パ
    ターンとの差を、前記複数の評価点毎に評価する評価手
    段と、 前記評価の結果に基づいて、前記生成されたマスクパタ
    ーンを補正する補正手段とを有するマスクパターン補正
    装置。
  6. 【請求項6】前記補正手段は、光近接効果補正を行う請
    求項5に記載のマスクパターン補正装置。
  7. 【請求項7】前記補正手段は、前記評価の結果に基づい
    て、前記転写イメージと前記設計パターンとの差を小さ
    くするように、前記生成されたマスクパターンを補正す
    る請求項5に記載のマスクパターン補正装置。
  8. 【請求項8】光リソグラフィー工程で使用するフォトマ
    スクのマスクパターンのシミュレーションを行うマスク
    パターンのシミュレーション装置において、 マスクパターンのパターンサイズを拡大あるいは縮小す
    る比率を示すマスクバイアスパラメータを含むパラメー
    タと、設計パターンとを入力する入力手段と、 前記入力された設計パターンからマスクパターンを生成
    するマスクパターン生成手段と、 前記生成されたマスクパターンを前記マスクバイアスパ
    ラメータに示される比率で拡大あるいは縮小するマスク
    バイアス処理を行うマスクバイアス手段と、 前記マスクバイアス処理が行われたマスクパターンを用
    いて、所定の転写条件で露光を行った場合に得られる転
    写イメージをシミュレーションするシミュレーション手
    段と、 前記シミュレーションされた転写イメージと、前記設計
    パターンとの差に基づいて評価を行う評価手段とを有す
    るマスクパターンのシミュレーション装置。
  9. 【請求項9】光リソグラフィー工程で使用するフォトマ
    スクのマスクパターンを、設計パターンに近い転写イメ
    ージが得られるように補正し、当該補正されたマスクパ
    ターンを用いてフォトマスクの描画を行うフォトマスク
    製造装置において、 マスクパターンのパターンサイズを拡大あるいは縮小す
    る比率を示すマスクバイアスパラメータを含むパラメー
    タと、設計パターンとを入力する入力手段と、 前記入力された設計パターンを前記マスクバイアスパラ
    メータに示される比率で拡大あるいは縮小するマスクバ
    イアス処理を行うマスクバイアス手段と、 前記マスクバイアス処理が行われた設計パターンのパタ
    ーン外周に沿って複数の評価点を付加する評価点付加手
    段と、 前記評価点が付加された設計パターンからマスクパター
    ンを生成するマスクパターン生成手段と、 前記生成されたマスクパターンを用いて、所定の転写条
    件で露光を行った場合に得られる転写イメージのシミュ
    レーションを行うシミュレーション手段と、 前記シミュレーションされた転写イメージと前記設計パ
    ターンとの差を、前記複数の評価点毎に評価する評価手
    段と、 前記評価の結果に基づいて、前記生成されたマスクパタ
    ーンを補正する補正手段と、 前記補正されたマスクパターンのフォトマスクを描画す
    る描画手段とを有するフォトマスク製造装置。
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