JP4567871B2 - ユニット建物構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、設計の自由度を増大させたユニット建物構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のバルコニー付き建物ユニットとしては、図11及び図12に示す特開平6−322835号公報に記載されているようなものが知られている。
【0003】
このようなものでは、ユニット建物1を構成する複数の建物ユニット2,3等のうち、一つの建物ユニット2内には、一対の妻壁4a,4a及び開口部5を設けた外壁面4bによって囲まれた居室部4が形成されている。
【0004】
この居室部4の上面には、略水平状を呈する屋根パネル載置部6が形成されて、上方に屋根ユニット7,8が載置されることにより、屋根部9が構成されるようにしている。
【0005】
そして、この居室部4からは、開口部5を介して連続するバルコニー部10が設けられている。
【0006】
また、他の従来のものとして、図13に示す特開昭60−65844号に記載されているようなユニット建物構造が知られている。
【0007】
このようなユニット建物17では、各建物ユニット11〜13の上に各々屋根パネル14〜16が装着されている。
【0008】
そして、図14に示すようなユニット建物28も知られている。
【0009】
このユニット建物28では、複数の建物ユニット21〜23を組み合わせて居室部24が構成されると共に、正面視略三角形状の屋根ユニット25と共に、各屋根パネル26,26をこの居室部24の上に載置することにより屋根部27が構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11及び図12に示されるような従来のユニット建物構造では、上方に屋根ユニット7,8が載置される屋根パネル載置部6が、略水平状を呈するように形成されているので、ユニット建物1をバルコニー側で隣地境界線や道路面に近接させると、斜線制限の範囲を超えて上方に、前記屋根ユニット7の庇部や、この建物ユニット2の居室部4の一部が突出してしまう虞があった。
【0011】
また、図13に示す建物ユニット11〜13の上に各々屋根パネル14〜16が装着されているユニット建物17では、屋根パネル14と屋根パネル15との境界線18部分や、屋根パネル15と屋根パネル16との境界線20部分に、天窓を設置することが出来ず、天窓の大きさや位置が制約され、建築プランの自由度が少ないといった問題があった。
【0012】
更に、図14に示すようなユニット建物28では、前記居室ユニット21と前記屋根ユニット25との境界線29と、前記居室ユニット21と居室ユニット22との間の境界線30とが、外部に露出してしまう。
【0013】
このため、これらの境界線29,30を化粧パネル等で隠す必要が生じて、施工工数が増大すると共に、外観品質が良好であるとは言い難かった。
【0014】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、斜線制限に対応する等、建築プランの自由度を増大させて、外観品質を向上させると共に使用利便性も良好なユニット建物構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、軒先側に向けて下げられるように、平板状の屋根パネル部材が、所定の角度で傾斜して載置される屋根パネル載置部を有する居室ユニットを複数個、流れ方向に並設して、該居室ユニットのうち、一つの居室ユニットの上部の屋根パネル載置部の角度と、隣接配置される他の一つの居室ユニットの上部の屋根パネル載置部の角度とが、同一角度で傾斜して連続することにより、前記屋根パネル部材を跨るように載置する屋根パネル載置部を形成すると共に、前記屋根パネル部材には、該隣接配置された両居室ユニットの境界真上にかかるように、天窓部が形成されたユニット建物構造を特徴としている。
【0019】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記屋根パネル部材に形成された天窓部が、隣接する建物ユニットの境界真上にかかるように形成出来るので、建築プランの自由度が増大して、しかも、外観品質を向上させることができる。
【0020】
そして、前記建物ユニットのうち、一つは、前記上部が傾斜した居室ユニットであると共に、他の一つは、前記一居室ユニットの上部の傾斜と同一角度で、上部が傾斜し、前記一つの居室ユニットの上部と連続する屋根パネル載置部を形成する居室ユニットである。
【0021】
このため、居室ユニットのみで前記屋根パネル載置部を構成出来るので、別途、部材を必要とせず、施工が容易である。
【0022】
また、請求項2に記載されたものでは、前記建物ユニットのうち、一つは、前記妻壁パネルが装着される直方体形状の居室ユニットであると共に、他の一つは、上部が傾斜した居室ユニットである請求項1記載のユニット建物構造を特徴としている。
【0023】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記妻壁パネルを装着することにより、更に、設計の自由度が増大する。
【0026】
また、請求項3に記載されたものでは、切妻屋根部の妻面に、下方に位置する居住ユニットの外壁部を構成する妻壁パネル部材を装着するユニット建物構造であって、前妻壁パネル部材は、前記切妻屋根部の棟部直下まで延設されて、屋根面裏面側に当接する左右一対の上縁部を有する請求項1記載のユニット建物構造を特徴としている。
【0027】
このように構成された請求項3記載のものでは、前妻壁パネル部材が、前記切妻屋根部の棟部直下まで延設されて、屋根面裏面側に当接する左右一対の上縁部を有するので、該妻壁パネル部材を居住ユニットの外壁部として装着することにより、継ぎ目の無い外壁施工が完了する。
【0028】
このため、従来のように継ぎ目が無いので、仕上げ工程を省略出来、施工性が良好であると共に、外観品質が良好である。
【0029】
更に、請求項4に記載されたものでは、複数の居室ユニットに跨って、外壁部を構成する壁パネル部材を有するユニット建物構造であって、前記壁パネル部材は、屋根ユニット下面側に当接する水平上縁部と、該水平上縁部の左,右少なくとも何れか一方に連設されて、屋根パネル部材を傾斜させて載置する傾斜上縁部とを有する請求項1記載のユニット建物構造を特徴としている。
【0030】
このように構成された請求項4記載のものでは、少なくとも2つの居室ユニットの外壁部を一枚の壁パネル部材で構成することが出来るので、居室ユニットの境界に相当する部分の継ぎ目を無くすことが出来ると共に、横長の窓部開口等を形成することが出来、仕上げ工程を省略して良好な施工性を得ることが出来ると共に、外観品質を良好なものとすることが出来る。
【0031】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。
【0032】
図1乃至図3は、この発明の実施の形態1のユニット建物構造を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0033】
まず、構成を説明すると、この実施の形態1のユニット建物31では、ユニット建物31を構成する複数の建物ユニット3…及び32等のうち、一つの建物ユニット32内には、一対の妻壁32a,32a及び窓開口部33を設けた外壁面32bによって囲まれて居室部34が形成されている。
【0034】
この居室部34の上面には、平板状の屋根パネル部材35が、所定の角度で傾斜して載置されるように、前記バルコニー部10側の前記妻壁32a,32a上縁部が斜めに下げられて形成されると共に、前記外壁面32bの高さも低く抑えられた屋根パネル載置部36が形成されている。
【0035】
そして、この屋根パネル載置部36の上方に屋根パネル部材35が載置されると共に、他の屋根ユニット37…,38…の上方に載置された屋根パネル部材39…,40…と共に、、屋根部41が構成されるようにしている。
【0036】
そして、この居室部34からは、前記窓開口部33を介してバルコニー部10が連続して設けられている。
【0037】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0038】
この実施の形態1では、前記建物ユニット3,32によって構成される居室部41の上部に形成された屋根パネル載置部36が、前記バルコニー部10側が下げられて形成されている。
【0039】
このため、平板状の屋根パネル部材35をこの屋根パネル載置部36に、所定の角度で傾斜させて載置した状態では、従来の図11のように上面の屋根パネル載置部6が水平な建物ユニットに比2して、低い位置に、屋根パネル部材35前端を位置させることができる。
【0040】
この実施の形態1では、図2に示すように地表GLから軒先までの高さhをh=約5.25mに抑制されている。
【0041】
従って、前記バルコニー10側を隣地境界線や道路面に、近接させて、これらの建物ユニット3,32等を配置しても、斜線制限の範囲内に納まるので、設計の自由度が増大する。
【0042】
【実施の形態2】
図4は、この発明の実施の形態2のユニット建物構造を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0043】
まず、構成から説明すると、この実施の形態2のユニット建物42は、ユニット建物42を構成する一つの居室ユニット43が、前記上部が傾斜して、軒先側に向けて下げられるように、平板状の屋根パネル部材44,45が、所定の角度αで傾斜して載置される屋根パネル載置部43aを有している。
【0044】
また、このユニット建物42を構成する他の一つの居室ユニット46には、前記一居室ユニット43の上部の傾斜と同一角度αで、上部が傾斜して、屋根パネル載置部43aが形成されている。
【0045】
これらの居室ユニット43,46は、流れ方向に並設されて、各建物ユニット43,46に跨るように、前記屋根パネル部材44,45が載置されている。
【0046】
このうち、前記屋根パネル部材45には、これらの建物ユニット43,46の境界47の真上にかかるように、天窓部4が形成されている。
【0047】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0048】
このように構成された実施の形態2のユニット建物構造では、前記屋根パネル部材45に形成された天窓部48が、隣接する居室ユニット43,46の境界47真上にかかるように形成出来るので、建築プランの自由度が増大して、しかも、外観品質を向上させることができる。
【0049】
【変形例1】
図5は、この発明の実施の形態2の変形例1のユニット建物構造を示すものである。なお、前記実施の形態2と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0050】
まず、構成から説明すると、この変形例1のユニット建物構造では、ユニット建物49を構成する一つの居室ユニット50は、前記妻壁パネル51が装着される直方体形状の居室ユニットである。この妻壁パネル51には、上縁に所定角度αで傾斜して、屋根パネル部材44,45を載置する屋根パネル載置部51aが設けられている。
【0051】
また、他の一つの居室ユニット52には、上部が所定角度αで傾斜して、屋根パネル部材44,45を載置する屋根パネル載置部52aが設けられている。
【0052】
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態2と略同様であるので説明を省略する。
【0053】
【実施の形態3】
図6は、この発明の実施の形態3のユニット建物構造を示すものである。なお、前記実施の形態1,2と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0054】
まず、構成から説明すると、この実施の形態3のユニット建物53では、居室部54の上部に、複数の屋根ユニット55〜58が載置されて、葺きおろし屋根部59が構成されている。
【0055】
この屋根部59は、棟60側から軒先61側に向けて所定の角度βで傾斜する屋根面62を有し、棟60側の下部で屋根裏空間64内に、小屋根裏部屋63が形成されている。
【0056】
前記棟60側と軒先61との間の屋根面62の下面側には、棟60延設方向である図6中紙面上,下方向に沿って延設されて、下方に向けて突出した梁材65,65が設けれている。
【0057】
そして、この梁材65よりも前記軒先61側の屋根面62の下側空間が、収納部66,66とされている。
【0058】
次に、この実施の形態3の作用について説明する。
【0059】
このように構成された実施の形態3のユニット建物構造では、収納部66,66が、梁材65,65よりも前記軒先61,61側の屋根面62,62の下面側に形成されているので、居住空間としては、使いにくい挟小空間を収納空間として活用出来、使用利便性が良好である。
【0060】
【実施の形態4】
図7及び図8は、この発明の実施の形態4のユニット建物構造を示すものである。なお、前記実施の形態1乃至3と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0061】
まず、構成から説明すると、この実施の形態4のユニット建物70では、ユニット建物70を構成する建物ユニット68,68間に、主に床部74aからなる居住ユニット74が設けられている。
【0062】
このユニット建物70には、複数の屋根パネル部材71,72を組み合わせて構成される切妻屋根部73が設けられている。
【0063】
そして、この切妻屋根部73の妻面には、下方に位置する居住ユニット74の外壁部を構成する妻壁パネル部材69が装着されている。
【0064】
この妻壁パネル部材69は、切妻屋根部73の棟部73a直下まで延設されて、屋根面裏面71a,71a側に当接する左右一対の上縁部69b,69bを有している。
【0065】
また、この実施の形態4のユニット建物70では、前記妻壁パネル部材69に、棟部73a直下まで開口形成された縦窓開口部69aが設けられている。
【0066】
次に、この実施の形態4の作用について説明する。
【0067】
この実施の形態4のユニット建物構造では、前記妻壁パネル部材69が、横臥された状態で、工場から施工現場まで、前記建物ユニット74と別途、搬送される。
【0068】
施工現場では、建物ユニット68,68間に設けられた建物ユニット74の床部74aの上に、妻壁パネル部材69が装着されると、妻壁パネル部材69に形成された左右一対の上縁部69b,69bが、切妻屋根部73の棟部73a直下で、上縁部69b,69bを屋根面裏面71a,71a側に当接させる。
【0069】
このように、前記妻壁パネル部材69を居住ユニット74の外壁部として装着することにより、高所作業を伴うことなく、継ぎ目の無い外壁施工が完了する。
【0070】
しかも、この実施の形態4では、前記妻壁パネル部材69に、棟部73a直下まで開口形成された縦窓開口部69aが設けられているので、外観品質が良好である。このように、延設形成された上縁部69b,69bによって、造形上及び設計上の自由度を向上させることが出来る。
【0071】
【実施の形態5】
図9及び図10は、この発明の実施の形態5のユニット建物構造を示すものである。なお、前記実施の形態1乃至4と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0072】
まず、構成から説明すると、この実施の形態5のユニット建物80では、ユニット建物80を構成する建物ユニット81,81間に、床部84a及び壁部84bからなる居住ユニット84が設けられている。
【0073】
このユニット建物80には、これらの複数の居室ユニット81,84,81に跨って、外壁部を構成する正面視略六角形形状の妻壁パネル部材85が設けられている。
【0074】
この妻壁パネル部材85には、屋根ユニット82下面側82aに当接する水平上縁部85bと、水平上縁部85aの左,右に連設されて、屋根パネル部材71,71を傾斜させて載置する傾斜上縁部85c,85cとが設けられている。
【0075】
また、この実施の形態5のユニット建物80では、前記妻壁パネル部材85に、横長に開口形成された横長窓開口部85aが設けられている。
【0076】
次に、この実施の形態5の作用について説明する。
【0077】
この実施の形態5のユニット建物構造では、前記妻壁パネル部材85が、横臥された状態で、工場から施工現場まで、前記建物ユニット84と別途、搬送される。
【0078】
施工現場では、建物ユニット81,81間に設けられた建物ユニット84の床部84aの上に、両側の建物ユニット81,81の床部81a,81aに跨って妻壁パネル部材85が装着される。
【0079】
このように、前記妻壁パネル部材85を居住ユニット74の外壁部として装着することにより、継ぎ目の無い外壁施工が完了するので、高所作業となる仕上げ工程を省略して良好な施工性を得ることが出来る。
【0080】
しかも、この実施の形態5では、横長の横長窓部開口85aを一枚の妻壁パネル部材85に予め形成することが出来、外観品質を良好なものとすることが出来て、造形上及び設計上の自由度を向上させることが出来る。
【0081】
【発明の効果】
上述してきた様に、この発明の請求項1に記載されたものでは、前記建物ユニットの居室部の上部に形成された屋根パネル載置部が、前記バルコニー部側が下げられて形成されているので、平板状の屋根パネル部材を該屋根パネル載置部に、所定の角度で傾斜させて載置した状態で、上面が水平な建物ユニットに比して、低い位置に該屋根パネル部材前端を位置させることができる。
【0082】
このため、前記バルコニー側を隣地境界線や道路面に、近接させて、該建物ユニットを配置しても、斜線制限の範囲内に納まる。従って設計の自由度が増大する。
【0083】
また、請求項2に記載されたものでは、前記屋根パネル部材に形成された天窓部が、隣接する建物ユニットの境界真上にかかるように形成出来るので、建築プランの自由度が増大して、しかも、外観品質を向上させることができる。
【0084】
そして、請求項3に記載されたものでは、居室ユニットのみで前記屋根パネル載置部を構成出来るので、別途、部材を必要とせず、施工が容易である。
【0085】
また、請求項4に記載されたものでは、前記妻壁パネルを装着することにより、更に、設計の自由度が増大する。
【0086】
そして、請求項5に記載されたものでは、収納部が、梁材よりも前記軒先側の屋根面の下面側に形成されているので、居住空間としては、使いにくい挟小空間を収納空間として活用出来、使用利便性が良好である。
【0087】
また、請求項6に記載されたものでは、前妻壁パネル部材が、前記切妻屋根部の棟部直下まで延設されて、屋根面裏面側に当接する左右一対の上縁部を有するので、該妻壁パネル部材を居住ユニットの外壁部として装着することにより、継ぎ目の無い外壁施工が完了する。
【0088】
このため、従来のように継ぎ目が無いので、仕上げ工程を省略出来、施工性が良好であると共に、外観品質が良好である。
【0089】
更に、請求項7に記載されたものでは、少なくとも2つの居室ユニットの外壁部を一枚の壁パネル部材で構成することが出来るので、居室ユニットの境界に相当する部分の継ぎ目を無くすことが出来ると共に、横長の窓部開口等を形成することが出来、仕上げ工程を省略して良好な施工性を得ることが出来ると共に、外観品質を良好なものとすることが出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のユニット建物構造で、建物ユニットの構成を説明する斜視図である。
【図2】実施の形態1のユニット建物構造で、建物ユニットの装着されたユニット建物の側面図である。
【図3】実施の形態1のユニット建物構造で、建物ユニットの装着されたユニット建物の上面図である。
【図4】本発明の実施の形態2のユニット建物構造で、要部の構成を説明する斜視図である。
【図5】実施の形態2の変形例1のユニット建物構造で、要部の構成を説明する斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態3のユニット建物構造で、屋根部の構成を説明する側面図である。
【図7】実施の形態4のユニット建物構造で、ユニット建物を側面から見た模式図である。
【図8】実施の形態4のユニット建物構造で、要部の分解斜視図である。
【図9】実施の形態5のユニット建物構造で、ユニット建物を側面から見た模式図である。
【図10】実施の形態5のユニット建物構造で、要部の分解斜視図である。
【図11】一従来例のユニット建物に用いられる建物ユニットの一部断面斜視図である。
【図12】一従来例のユニット建物の構成を説明する模式図である。
【図13】他の従来例のユニット建物で、構成を説明する分解斜視図である。
【図14】一般的なユニット建物の構成を説明する側面模式図である。
【符号の説明】
3 建物ユニット
10 バルコニー部
31 ユニット建物
32 建物ユニット
34 居室部
35 屋根パネル部材
36 屋根パネル載置部
48 天窓部
65 梁材
66 収納部
69 妻壁パネル部材
69a 窓部開口
73 切妻屋根部
85 (妻)壁パネル部材
85b 水平上縁部
85c 傾斜上縁部
Claims (4)
- 軒先側に向けて下げられるように、平板状の屋根パネル部材が、所定の角度で傾斜して載置される屋根パネル載置部を有する居室ユニットを複数個、流れ方向に並設して、該居室ユニットのうち、一つの居室ユニットの上部の屋根パネル載置部の角度と、隣接配置される他の一つの居室ユニットの上部の屋根パネル載置部の角度とが、同一角度で傾斜して連続することにより、前記屋根パネル部材を跨るように載置する屋根パネル載置部を形成すると共に、前記屋根パネル部材には、該隣接配置された両居室ユニットの境界真上にかかるように、天窓部が形成されたことを特徴とするユニット建物構造。
- 前記建物ユニットのうち、一つは、前記妻壁パネルが装着される直方体形状の居室ユニットであると共に、他の一つは、上部が傾斜した居室ユニットであることを特徴とする請求項1記載のユニット建物構造。
- 切妻屋根部の妻面に、下方に位置する居住ユニットの外壁部を構成する妻壁パネル部材を装着するユニット建物構造であって、
前記妻壁パネル部材は、前記切妻屋根部の棟部直下まで延設されて、屋根面裏面側に当接する左右一対の上縁部を有することを特徴とする請求項1記載のユニット建物構造。 - 複数の居室ユニットに跨って、外壁部を構成する壁パネル部材を有するユニット建物構造であって、
前記壁パネル部材は、屋根ユニット下面側に当接する水平上縁部と、該水平上縁部の左,右少なくとも何れか一方に連設されて、屋根パネル部材を傾斜させて載置する傾斜上縁部とを有する請求項1記載のユニット建物構造。
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