JP4567270B2 - シート型漏洩探査器を運転する方法並びに該方法を実施するために適したシート型探査器 - Google Patents

シート型漏洩探査器を運転する方法並びに該方法を実施するために適したシート型探査器 Download PDF

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Description

【0001】
本発明はそれぞれ1つのフレームに張設された2つのシートを有し、被験体が挿入された状態で該シートがテスト室を制限しており、2つの真空ポンプを備えているシート型漏洩探査器を運転する方法であって、まずテスト室を排気し、この排気運転のあと漏洩探査運転に切換え、テスト室の排気期の間は両方の真空ポンプの一方だけを使用し、漏洩探査運転の間は第2の真空ポンプだけを使用する形式のものに関する(ドイツ国特許出願19846799.0号)。さらに本発明は前記方法を実施するのに適した漏洩探査器にも関する。
【0002】
前記原出願19846799.0号によるインテグラルな漏洩探査では、被験体は測定前に既にテストガス、この場合にはヘリウムで充たされる。検査室内では存在する漏れによって侵出するヘリウムが検出される。自然の周辺空気はすでに小量のヘリウムを含んでいるが、これはたいてい無視することができる。充填プロセスによってこの割合は場合によっては強く上昇することがある。いまや漏洩探査器の検出システムは、測定されたヘリウムが被験体からのものであるか又は検査室に閉成された周辺空気からのものであるかを一義的に区別することはできなくなる。
【0003】
本発明の課題は、原出願のシート型漏洩探査器を、周辺空気における高められたヘリウム濃度がミス測定をもたらさないように運転しかつ構成することである。
【0004】
この課題は請求項に記載した特徴によって解決された。
【0005】
本発明のさらなる利点と詳細については図示の実施例に基づき以下に説明する。
【0006】
実施例
図1には概略に、ヒンジ2を介して結合されたフレーム3と4並びに該フレーム3,4に張設されたシート5,6とを有するシート型漏洩探査器1が示されている。
【0007】
フレーム3,4は円形である。下方のフレームは有利には鋼から成る皿状の底8の縁部7に支えられている。シート5,6の上にあるフリース区分9は被験体が挿入された状態で連続したテスト室の形成を保証する。この種のシート型漏洩探査器の原理的な構造はDE−A−19642099号に記載されている。下方のフレーム4は個々には詳細に示されていない複数の孔を備えている。これらの孔は被験体が挿入された状態で両方のシート5,6により形成されたテスト室の内部へ開口している。これらの孔には導管区分10が接続され、該導管区分10は弁12を有する共通の導管11を介して前真空ポンプ13と接続されている。弁12の上流側にて導管11には圧力測定装置14及び通気弁15が接続されている。
【0008】
下方のシート6はほぼ中央に導管接続18を備えている。この導管接続部18には導管区分19、フィルタ20及び弁22を有する導管21が接続されている。導管21も圧力測定装置23と通気弁24とを備えている。
【0009】
圧力測定装置23の接続部と弁22との間にある導管21の区分は、互いに平行な2つの導管26と27を介して導管28と接続されている。この導管28はテストガス検出器29と第2の真空ポンプ30との間を延びている。導管26には絞り弁32がある。導管27は弁33を備えている。
【0010】
前真空ポンプ13は有利には単段に構成され、前真空ポンプ30は2段に構成されている。ポンプ30はガスバラスト装置を備えている。弁31が開いている場合には空気(又はイナートガス)はポンプ30へ流入する。
【0011】
テストガス検出器29内にはターボ分子真空ポンプ35があり、ターボ分子真空ポンプ35の出口は導管28と接続されている。ターボ分子真空ポンプの入口には質量スペクトロメータ36が接続されている。さらに圧力測定装置37が導管28における圧力を測定する漏洩検出器29の構成部分を成している。
【0012】
両方の導管11と28は弁12と22とに関し下流側で導管38を介し接続されている。導管38には導管21も開口している。この導管38内には導管21の開口と導管28の開口との間に弁41と42とがある。弁41と42との間にある導管38の区分にはカップリング45に接続された導管44が開口している。カップリング45は導管44をスニフタ48のスニフティング導管47に接続するために用いられている。符号51で示されたスニフタ48のスニフティングゾンデはハンドグリップ52とスニフティング先端53とを有している。
【0013】
スニフティングゾンデ51を載置するためには保持体54が設けられている。この保持体54はシート型漏洩探査器1に固定されるか又は独立したスタンドとして構成されている。保持体54は中空室55を有し、該中空室55は、スニフティングゾンデ51が載置させられた場合に、スニフティング先端53を受容する。さらにスニフティングゾンデ51が載置させられた場合に中空室55をハンドグリップ52に対してシールするシール56が設けられている。中空室55には導管57が接続されている。この導管57はカップリング58を介して、シート型漏洩探査器1のケーシングに配置された負圧スイッチ59と接続されている。スニフティング導管47としては公知の毛細管(直径約0.5mm)が用いられる。これはスニフティング先端53により室55内に生ぜしめられた負圧を迅速に負圧スイッチ59に作用させる導管57にも当嵌まる。
【0014】
図1のシート型漏洩探査器1においては漏洩探査サイクルは自動的に行なわれる。この漏洩探査を制御するためにはブロック61として示された制御センタが設けられている。この制御センタ61にはすべての測定装置と、制御しようとするすべての構成部分とが接続されている。これはテスト室の閉鎖で作動されるスイッチにも当嵌まる。図示の実施例の場合には前記スイッチはフレーム3に設けられた金属ピン62とフレーム4に配置されたセンサ63とを有している。接近スイッチングであるセンサ63は制御センタ61と接続されている。又、電気的、機械的又は光学的に作動されるものであれ、他のスイッチを前記目的のために使用することもできる。
【0015】
制御センタ61と構成部分との間の多数の電気的な接続線は図面を見やすくするために図示していない。制御センタ61には2つの信号ランプ64,65が接続されている。これらの信号ランプ64,65の一方は被験体が緊密であることが確認されると緑色に光り、他方は被験体が不緊密であることが確認されると赤色に光る。
【0016】
原発明によるシート型漏洩探査器1が運転準備状態にある場合に、テスト室が−図1に示されているように−開かれるか又は上方のフレーム3が下方のフレーム4から引き離されると、全部の弁−弁41を除いて−が閉じられている。1つの被験体を下のシート6の上に載せかつ上方のフレーム3を下方のフレーム4に載せたあとで接近スイッチ62,63が漏洩探査過程を開始させる。このためにはまず、当該システムに漏洩測定を誤らせる上昇させられたヘリウムバックグラウンドが存在するか否かが試験される。これは質量スペクトロメータ36を用いて行なわれる。この質量スペクトロメータ36が高すぎるバックグラウンドを告げると弁31が開放され、ヘリウムバックグラウンドが無害な値をとるまでポンプ30がガスバラストで運転される。
【0017】
通常は高められたヘリウムバックグラウンドは存在していないので、テスト室の閉鎖と共に本来の漏洩探査サイクルも開始する。まず弁12と22とが開かれる。これはシート5,6の間の室のきわめて迅速な排気をもたらす。フリース区分9が存在する領域の外側で、互いに直接的に接触するシート5,6はテスト室のシールを形成する。
【0018】
原発明の漏洩探査方法では、若干100mbar(100〜300mbar)の圧力で絞り弁32が開放される。絞り弁32はターボ分子真空ポンプ35にて必要な前真空室が許容されないほど高い値をとらないように設計されている。絞り弁32が開放されると粗漏洩探査が開始される。ヘリウムが絞り弁32を通って流れると、ヘリウムは向流でターボ分子ポンプ35を通って質量スペクトロメータ36に達する。ヘリウムが記録されると被験体は不緊密である。すなわち、漏洩探査サイクルは中断される。
【0019】
ヘリウムがまだ記録されない場合には排気プロセスが続行される。圧力がターボ分子ポンプ35の前真空圧の大きさである、装置23にて測定された値に達すると、弁12,22および32が閉じられかつ弁33が開かれ、敏感な漏洩探査期が開始させられる。これはテストガスが記録され、したがって被験体が不緊密であると中断されるか又は所定の時間後に中断される。この場合にはあらかじめ決まった時間が定められているか又は圧力が(装置23で測定されて)所定の値を下回るまで検査される。この時間帯内にテストガスが記録されないと、この結果からは被験体が緊密であると結論づけることができる。
【0020】
敏感な漏洩探査の間は導管19と21と27だけがテスト室と漏洩検出器29との間の接続を成す。被験体の破裂はもはや見込まれない。通常は導管19と21との間にはあらゆる不純物を漏洩検出器29から遠ざける粒子フィルタ20が存在している。
【0021】
原発明の漏洩探査サイクルの終了は、これまで開いていたすべての弁−弁41を除いて−が閉じられ、弁15,24が開かれる形式で行なわれる。テスト室は通気され、上方のフレーム3は下のフレーム4から引き離される。有利であるのは、互いにヒンジ結合された両フレーム3,4がヒンジ2の領域で、図示されていないばね装置の作用下にあり、このばね装置の力が常に開放方向に作用していることである。ばね装置の力は、漏洩探査の間に発生した真空がテスト室を閉じた状態に保ち、フレーム3が通気過程の後で開放位置をとるように設定されている。
【0022】
漏洩試験の間に被験体が不緊密であることが確認されると、利用者は漏洩個所を知ることに関心を持つようになる。このためには本発明によるシート型漏洩探査器はスニフタ48を備えている。このスニフタ48はスニフティング導管47でカップリング45を介して導管44に接続されている。スニフタ48が用いられない間は、スニフタ48は保持体54に置かれている。この保持体54は既に記述した手段55から59までを備えている。これらの手段55から59までによって制御センタ61はゾンデ51が保持体54に載置させられているか否かを識別する。他の手段−機械的、電気的又は誘導的に作動されるスイッチを前記目的のために使用することもできる。
【0023】
保持体54にゾンデ51が存在している限り、すでに述べたように、弁41は開放した状態に保たれる。スニフタはこれにより常時スタンドバイ状態にある。スニフタが保持体54から取出されてはじめて弁41が閉じかつ弁42が開く。スニフタ48を貫流するガス流はこれにより導管28に達し、ポンプ30により維持される。この状態でスニフティング漏洩探査が可能である。ヘリウムがスニフティング先端53によって受容されると、ヘリウムは向流でターボ分子ポンプ35を通って質量スペクトロメータ36に達する。
【0024】
制御センタ61は、接近スイッチ62,63が閉じられている間はスニフタ48が待機から漏洩探査運転への切換え(弁41と42との切換え)が行われないようにプログラミングされている。これによりミス測定につながるシート型漏洩探査器1とスニフタ48とを介した同時の漏洩探査は回避される。
【0025】
量的な漏洩探査に際しては通常は見つけ出された漏れのm/bar l/secで測定された漏れ値が探査者にとって興味深いことである。
【0026】
しかし、大きな個数で製造された被験体の検査に際しては、被験体におけるテストガスの濃度の測定も興味深いことである。これはスニフティング先端53が被験体へ刺設されるか又は被験体にて規定された漏れを発生させ、シート型漏洩探査器1にて漏洩探査サイクルを実施することで行うことができる。したがって、制御センタは図示されていないディスプレーにて漏洩値も濃度も読取り可能であるように構成されている。
【0027】
図2にはフレーム3と4の構造が示されている。フレーム3と4はそれぞれ1つの外側のリング71もしくは72と内側のリング73,74から成っている。リング対の間にはシート5,6が固定、有利には接着されている。各内側のリングはそれぞれ対応する切欠き75,76に位置し、切欠き75,76は外側のリング71,72がテスト室に向いた領域にて互いに直接的に向合いかつこれによって張設されたシート5,6の平面を決定するように配置されている。外側の領域では内側のリング73,74は互いに直接的に向合っている。内側のリング73,74の間にはリップシール77がある。シート5,6は各リング対の間のアングル状のギャップ内を延びかつ締込まれているか又は接着されている。
【0028】
さらに図2においては、シール5,6がその間に被験体79が挿入された状態でテスト室80を形成していることが判る。フリース区分9は連続したテスト室80の形成を保証する。
【0029】
下方のフレーム4のリング72は皿形の底8の縁7に支えられかつこれに接着されている(接着層78)。上方のフレーム3には保持体が配属され、この保持体はフレーム3を外側からかつ部分的に上方から取囲む鋼製プロフィール81により構成されている。フレーム3は軸方向で浮遊して鋼製のプロフィール81に固定されているのでフレーム3は下降後に均一にフレーム4に載着される。テスト室80の排気によって付加的に圧着力が生ぜしめられる。軸方向には鋼製プロフィール81はフレーム3を越えて下方へ延びかつ下降運動の最終時期での案内を形成する。鋼製プロフィール81をカバーするためには検出リング85が役立つ。
【0030】
さらに図2には環状のハンドグリップ82を有するシート型漏洩探査器が示されている。このハンドクリップ82にはスニフタ48の保持体54が固定されている。保持体54には、スニフタ48のゾンデ51が保持体54に載置されているか否かを識別可能にする手段が存在する。保持体54とケーシング86はカップリング58内へ延び込む手納管ホース57が延びている。
【0031】
原発明の漏洩探査方法では、内部の汚染に基づくミス測定を回避する処置が提案されている。しかしミス測定は漏洩探査器の周辺空気が未知でかつ過剰のヘリウム濃度を有していることによっても可能である。したがって例えば制限された証明限界を知るか又は適当な形式で補償するためには少なくとも前記ヘリウム濃度の大きさを知ることが興味深いことである。
【0032】
これは本願の追加の発明の対象ではテスト室80が閉鎖される前に空気のヘリウム濃度が測定されることによって行われる。この時点でのこの測定を可能にするためには、原発明による漏洩探査方法では粗漏洩探査の間に開かれている絞り弁32の構成が、導管21における圧力が大気圧である場合にも開いているように変更されている。テスト室80が開放されている場合には、絞り弁32が開いた状態で小さな空気流が検出器29の入口へ達する。質量スペクトロメータ36は侵入する空気に存在するヘリウム濃度を記録する。連続的に測定された値は短時間(数秒で十分)に亘って例えば制御装置に記録される。
【0033】
この処置によって空気におけるヘリウム濃度は、後続する漏洩探査プロセスに際して考慮される。このようなプロセスがフレーム4にフレーム3を載せることで開始されると、テスト室を閉じる直前に測定されかつ記録された空気中のヘリウム濃度の値が漏洩測定の評価に際して考慮される。被験体に漏れが見られると、例えば漏洩探査の自動的な修正が実施される。空気中のヘリウム濃度が高すぎる場合には視覚的又は聴覚的な警報が発せられることもできる。
【0034】
重要であることは絞り弁32が、導管21が大気圧よりも低くてもターボ分子ポンプ35の前真空圧が許容できない高い値をとらないように構成されていること、十分に小さい絞り開口を有していることである。絞り弁32は少なくとも漏洩プロセスの開始前に漏洩探査室80がまだ開かれている状態で開放させられていなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるシート漏洩探査器をその回路と共に概略的に示した図。
【図2】 シートが張設されたフレームの詳細を示した部分的な断面図。
【符号の説明】
1 漏洩探査器、 2 ヒンジ、 3,4 フレーム、 5,6 シート、 7 縁部、 8 底、 9 フリース区分、 10 導管区分、 11 導管、 12 弁、 13 前真空室、 14 圧力測定装置、 15 通気弁、 18 導管接続部、 19 導管区分、 20 フィルタ、 21 導管、 22 弁、 23 圧力測定装置、 24 通気弁、 26,27 導管、 28 導管、 29 テストガス検出器、 30 真空ポンプ、 31 弁、 32 絞り弁、 33 弁、 35 ターボ分子真空ポンプ、 36 質量スペクトロメータ、 37 圧力測定装置、 38 導管、 41,42 弁、 44 導管、 45 カップリング、 47 スニフティング導管、 48 スニフタ、 51 スニフティングゾンデ、 52 ハンドグリップ、 53 スニフティング先端、 54 保持体、 55 中空室、 56 シール、 57 導管、 58 カップリング、 59 負圧スイッチ、 61 制御センタ、 62 金属ピン、 63 センサ、 64,65 信号ランプ、 71,72 リング、 73,4 リング、 75 切欠き、 77 リップシール、 79 被験体、 80 テスト室、 81 鋼製プロフィール、 82 ハンドグリップ、 85 検出リング、 86 ケーシング

Claims (3)

  1. それぞれ1つのフレーム(3,4)に張設された2つのシート(5,6)を有し、すでにヘリウムで充填された被験体が挿入された状態で前記シート(5,6)がテスト室(80)を制限しておりかつ2つの真空ポンプ(13,30)を備えているシート型漏洩探査器(1)を運転する方法であって、まず前記テスト室(80)を排気し、この排気運転のあと漏洩探査運転に切換える形式のものにおいて、
    (イ)前記テスト室(80)の第1の排気期の間は、導管(11)を介して前記テスト室(80)と接続された第1の真空ポンプ(13)だけを使用すること、
    (ロ)漏洩探査運転の間は、導管(21,28)を介して前記テスト室(80)に接続された第2の真空ポンプ(30)だけを使用すること、
    (ハ)テストガス検出器(29)の構成部分であるターボ分子ポンプ(35)の出口が導管(28)を介して第2の真空ポンプ(30)に接続されていること、
    (ニ)漏洩探査運転が粗漏洩探査と敏感な漏洩探査とを含んでいること、
    (ホ)前記導管(21,28)が導管(26)を介して、漏洩探査運転の間、粗漏洩探査に用いられる絞り弁(32)に接続されており、大気圧が作用している場合でも前記ターボ分子ポンプ(35)の前真空圧が許容されない高い値を取らないように前記絞り弁(32)が設計されていること、
    (ヘ)前記絞り弁(32)と前記テスト室(80)とが漏洩探査の開始前に開放状態に維持されて、漏洩探査プロセスの開始前に周辺空気のヘリウム濃度が確認されること、
    (ト)前記絞り弁(32)を通って流れる周辺空気のヘリウム濃度を連続的に記録しかつ記憶させること、
    (チ)前記テスト室(80)の閉鎖前に測定されかつ記憶された、周辺空気のヘリウム濃度の値を、次いで行なわれる漏洩測定に際して考慮すること、
    以上、(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)、(ヘ)、(ト)、(チ)を特徴とする、シート型漏洩探査器を運転する方法。
  2. シート型漏洩探査器(1)が前記シート(5,6)のフレーム(3,4)の一方にある孔を介しても、前記シート(5,6)の一方に固定された接続管部(18)を介しても排気可能であるシート型漏洩探査器を運転する方法において、前記テスト室(80)が第1の排気期の間は前記孔だけを介して第1の真空ポンプ(13)を用いて排気され、漏洩探査運転の間は第2の真空ポンプ(30)に接続されている接続管片(18)だけが用いられる、請求項1記載の方法。
  3. 前記テスト室(80)における全体的な漏洩試験で不緊密であると証明された被験体(79)が次いで、スニフタを用いて漏洩部位を特定するために探査され、全体的な漏洩探査、スニフティング漏洩探査及び周辺空気におけるヘリウム濃度の測定に際して同じ検出器(29)が使用される、請求項1又は2記載の方法。
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