JP4566551B2 - 電動機駆動回路 - Google Patents

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本発明は、特に電気自動車等の負荷変動が頻繁に生じる電動機駆動回路に関し、急激に電動機の回転数が低下しても電力変換器を構成する制御素子に過電流が流れることがない電動機駆動回路に関する。
従来、電気自動車(電動式の自動二輪車,自転車等の二輪車を含む)のモータ駆動システムでは、図1に示すように、三相モータ9を駆動する電動機駆動回路8として、コントローラ81と、インバータ82と、過電流検出回路83と、シャント抵抗84と、磁極位置検出回路85と、電池電圧検出回路86とを備えたものが一般に知られている。
図1において、コントローラ81は、トルク指令および磁極位置検出回路85からの磁極位置信号を取得して、インバータ82に各相の電気量の実効値を決定するパルスを出力することができる。
インバータ82は直流を交流に変換し電動機を駆動する半導体スイッチ素子からなり、過電流検出回路83は、後述するようにインバータ82を構成する半導体スイッチ素子に流れる過電流をシャント抵抗84により検出することができる。磁極位置検出回路85は、ホール素子センサ(磁極位置検出センサ)91からの検出信号を取得して、磁極位置信
号をコントローラ81に出力することができる。コントローラ81は、ホール素子センサ91からの磁極位置信号およびこの磁極位置信号から求めた速度信号に基づき三相モータ9を制御することができる。
電池電圧検出回路86は、電池200の端子電圧を検出することができる。図2は、電動機駆動回路8の制御原理を示す図である。図2において、横軸は回転数(rpm)を示し、縦軸は電動機トルク(Nm)を示しており、各曲線は制御パルス信号U1,V1,W1のデューティが一定のときの回転数−トルク特性を示している。たとえば、アクセルによるトルク指令が6〔Nm〕で、磁極位置検出回路85が検出した回転数が3800〔rpm〕である場合に、デューティを大きくすると回転数は上昇し、デューティを小さくすると回転数は減少する。
負荷(図1では符号100で負荷をシンボルで示してある)が変動したとき(三相モータ9の回転数が変化したとき)は、磁極位置検出回路85が当該回転数変化を検出し、コントローラ81は当該回転数に見合ったデューティの駆動信号U2,V2,W2を三相モータ9に出力する。
ところで、電気自動車の走行中に急ブレーキをかけたような場合等、何らかの原因により、三相モータ9の回転数が異常に低下したとする。たとえば、図3に示すように、トルク指令が6〔Nm〕、回転数5500〔rpm〕(すなわち制御パルス信号U1,V1,W1のデューティ100%)で三相モータ9が駆動されているときに、回転数が何らかの原因により急に回転数2500〔rpm〕に低減したとする。この場合、磁極位置検出回路85は回転数の変化を検出し、コントローラ81は回転数2500〔rpm〕に対応したデューティ、この場合にはデューティ50%の制御パルス信号U1,V1,W1をインバータ82に出力するが、コントローラ81は、急激な回転数減少を磁極位置検出回路85からの信号を用いて認識するまでの間、回転数が低下しているにもかかわらず、高回転時に対応するデューティの制御信号をインバータ82に出力することになる。
すなわち、コントローラ81は、負荷が軽くなったにもかかわらず、重負荷時の制御を行なった場合、何の手段も講じないと、インバータ82の半導体スイッチ素子が過電流により破壊される危険がある。このため、図1の電動機駆動回路8では、シャント抵抗84の電圧降下を過電流検出回路83により検出することで半導体スイッチ素子の破壊を防止するようにしている。
しかし、上記のシャント抵抗を用いた過電流検出では、インバータ82の半導体スイッチ素子に過電流が流れた後に、インバータ82の動作を停止するため、前記過電流の大きさによっては短時間のうちに素子破壊が生じるおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するために提案されたものであって、急激に電動機の回転数が低下しても電力変換器を構成する制御素子に過電流が流れることがない電動機駆動回路を提供することを目的とする。
本発明の電動機駆動装置は、直流を交流に変換し電動機を駆動する電力変換器と、
トルク指令を取得して、前記電力変換器に制御信号を出力するコントローラと、
前記電動機に備えられた回転速度検出センサから各相のエッジを取得し、隣接する、立上りエッジ間、立下りエッジ間または立上り/立下りエッジ間の時間を所定クロックで検出することで、電動機の急減速を検出し、当該検出結果を前記コントローラに出力する急減速検出回路とを備え、
前記コントローラが、前記急減速検出回路から急減速検出結果を受け取ったときに、前記電力変換器のシャットダウンを実行する電動機駆動装置であって、
前記電動機の回転数領域を複数に分割し、各回転数領域について急減速停止時間を定め、前記の各隣接するエッジ間の時間が、前記回転数領域について定められた前記急減速停止時間を超えたときは、前記コントローラは、前記電力変換器のシャットダウンを実行することを特徴とする。
なお、コントローラは、PWM,PFM等の変調を行なう回路を有することができる。また、本発明の電動機は回生機能を備えたものであってもよい。本発明では、電力変換器を構成する制御素子に過電流が流れるような回転数の激減が電動機に生じても、電動機に備えた回転速度検出センサにより回転数変化を瞬時に検出して、シャットダウン制御を行なう。すなわち、従来、たとえば電力変換器に設けられたシャント抵抗を用いたり、既設の過電流検出回路を用いることなく、電動機の急減速に伴う電力変換器構成素子の過電流を予防でき、したがって当該素子の破壊等が防止される。
本発明の電動機駆動装置により制御される電動機は、単相モータ、あるいは多相モータ(たとえば、DCブラシレスモータ)である。なお、本発明は、同期電動機のみならず、誘導電動機に適用することができる。
本発明において、前記電動機がDCブラシレスモータである場合には、前記磁極位置検出センサを前記回転速度検出センサとして用いることができる。また、この場合には、前記磁極位置検出センサは典型的にはホール素子センサであり、このホール素子センサによりロータ磁極の漏れ磁束を検出することができる。
本発明の電動機駆動装置前述したように、前記急減速検出回路は、磁極位置検出センサから、
(1)各相の立上りエッジを取得し、隣接立上りエッジ間の時間を所定クロックで検出し、(2)各相の立下りエッジを取得し、隣接立下りエッジ間の時間を所定クロックで検出し、または(3)各相の立上がり・立下りエッジを取得し、隣接エッジ間の時間を所定クロックで検出する。
なお、本発明の電動機駆動装置では、エッジ間の時間間隔が所定時間を超えたか否かの検出を、隣接エッジによりリセットされる積分回路と、比較回路とを用いて検出することができる。すなわち、磁極位置検出センサからの信号(パルス)を積分回路に入力し、比較回路により積分値が所定値に達するか否かによりロータが所定速度を超えたか否かを検出することができる。
本発明では、電動機の回転数が急激に低下した場合において、たとえば電力変換器に設けれたシャント抵抗を用いたり、既設の過電流検出回路を用いることなく電動機の急減速に伴う電力変換器を構成するスイッチ素子に過大な電流が流れることを予防でき、したがって当該スイッチ素子に破壊等が生じる事態を回避できる。すなわち、本発明では、回転速度検出センサからの信号により電動機の回転数低下を監視するとともに、回転数の低下が、当該検出時の回転数について定められた限界値を超えたときは直ちに電力変換器による電動機への電力供給を停止する(電力変換器をシャットダウンする)ので、電力変換器を構成するスイッチ素子の過電流破壊を予防することができる。
図4は本発明の実施形態である電動機駆動回路により構成したモータ駆動システムの構成図である。図4において、電動機駆動回路1は、コントローラ11と、インバータ(本発明における「電力変換器」)12と、磁極位置検出回路13と、急減速検出回路14と、電池電圧検出回路15とを備えている。
コントローラ11は、トルク指令S、磁極位置検出回路13から磁極位置データを取得し当該データから回転数を演算し、インバータ12にPWM信号またはPFM信号等の制御パルス信号U1,V1,W1を出力することができる。インバータ12は、電池200から供給される直流を三相交流に変換し、三相モータ2に供給することができる。磁極位置検出回路13は、ホール素子センサ(本発明における「回転速度検出センサ」および「磁極位置検出センサ」として機能する)21からの各相ごとにロータ位置信号を取得して三相モータ2の回転数および位相を検出することができ、上述したようにコントローラ11に検出結果を出力することができる。なお、図4では符号100により負荷をシンボルで示してある。
急減速検出回路14は三相モータ2に備えられたホール素子センサ21からロータ位置信号を受け取り、急減速を検出し、コントローラ11に送出することができる。急減速検出回路14は、ホール素子センサ21からの各相の立上りエッジおよび立下りエッジを取得し、隣接エッジ間の時間を所定クロックで検出することができる。コントローラ11は、急減速検出回路14から急減速検出結果を受け取ったときは、インバータ12のシャットダウンを実行する。
図5(A),(B)は、ホール素子センサ21の出力を示す図であり、(A)は回転数が一定のときのホール素子センサ21からの出力X,Y,Zを示し、(B)は回転数が急激に低下したときのホール素子センサ21からの出力X,Y,Zを示している。図5(A),(B)に示すように、1回転あたり(機械角360°あたり)、12回の立上りエッジおよび立下りエッジを検出する。この機械角30°の回転に要する時間を監視する。
たとえば、1000〔rpm〕の例にとると、1回転にかかる時間は、60〔s〕/1000〔rpm〕、すなわち0.06〔s〕となる。よって、機械角30°の回転に要する時間は、
0.06〔s〕/〔30〔deg〕/360〔deg〕〕=0.005〔s〕=5〔ms〕
となる。一般には、回転数X〔rpm〕のときの、機械角30°回転時間Tは、T=5/X〔s〕である。
本実施形態では、機械角30°回転時間Tの期間を、128μs周期のクロックで計数し、ホール素子センサ21からの出力X,Y,Zの立上りエッジまたは立下りエッジで、計数終了(急減速停止カウンタ値クリア)とする。
図6は、三相モータ2の回転数nと急減速停止カウンタ値Kとの関係を示す図であり、n−Kは定常運転時における回転数nと、急減速停止カウンタ値Kとの関係を示しており、DZは回転数の変化があったときの危険領域を示す。回転数変化があった場合に、急減速停止カウンタ値Kの値がそのときの回転数にける定常運転時の値から所定値(図6の符号F参照)以上増加したとき(すなわち、急減速停止カウント値(急減速停止時間)を超えたとき)は、急減速検出回路14は回転数nが危険領域DZに遷移したと判断し、インバータ12は停止される(シャットダウンされる)。図6では、回転数4000〔rpm〕で運転しているとき(図6の符号a参照)に回転数が1800〔rpm〕に低下した場合(図6の符号b参照)を示している。この場合には、危険領域DZに遷移しているので、インバータ12はシャットダウンされる。
図7は回転数を複数のエリアに分割して定義した危険領域DZを示している。図7の回転数エリアは表1にも示すように、三相モータ2の回転数に応じて(0)〜(6)に区分されており、定常運転時における各回転数エリアにおける急減速停止カウンタ値が特定される。また表1に、高回転数エリアから低回転数エリアに回転数が遷移したときに緊急停止となる場合の、遷移後の回転数エリアと遷移前の回転数エリアとの関連を右欄に示す。なお、磁極位置検出回路13の分解能は、100〔rpm〕程度で十分であるので、本実施形態では、三相モータ2の回転数は、表1にも示されるように100〔rpm〕単位で設定される。
Figure 0004566551
たとえば、回転数5000〔rpm〕において、30°の回転に要する時間は1msであり、この1ms(30°間隔)を128μs周期のクロックで計数すると、急減速停止カウンタ値は「8」となる。何らかの外的要因により回転数の急激な低下が発生し、図5(B)または図8(図5(B)の点線で囲った部分の拡大図)に示すように急減速停止カウンタ値が「13」を超えたとする。この場合には、図7および表1からわかるように、危険領域DZに回転数が遷移したことになるので、インバータ12はシャットダウンされ
る。
図9および図10(A),(B)により、電動機駆動回路1の動作(図7および表1に危険領域DZを定めた場合)を説明する。図9は、急減速検出処理を示すフローチャートである。急減速検出回路14は、128μsを1サイクルとしてS100〜S112までの処理を繰り返す。
なお、本実施形態では、予め急減速停止カウンタ値Kがクリアし(K=0)されているものとする。すなわち、図10(A)に示すように、急減速検出回路14は、ホール素子センサ21からのX,Y,Zのエッジが検出されたか否かを監視し(S201)、当該エッジが検出されたときは、所定の記憶領域Rの急減速停止カウンタ値Kをクリア(初期値を0にセット)する(S202)。
急減速検出回路14は、128μsのクロックによりサイクルが開始され(S100)、まず急減速停止カウンタ値Kがインクリメントされ(K=K+1:S101)、急減速停止カウンタ値Kが12を超えるか否か(13以上であるか否か)が判断される(S102)。急減速停止カウンタ値Kが13を超えていない場合には(K≦12:S102の「NO」)、急減速検出回路14によるサイクルは終了となり(S112)、次の128μsのクロックにより再びサイクルが開始される。
S102において急減速停止カウンタ値Kが12を超えた場合(13以上である場合)には、急減速停止カウンタ値Kが18を超えたか(19以上であるか否か)が判断される(S103)。急減速停止カウンタ値Kが18を超えないときは(13≦K≦18:S103の「NO」)、磁極位置検出回路13による回転数nの検出値(実際の回転数ではない)が4000〔rpm〕を超えているか否かが判断され(S104)、超えていなければシャットダウン処理を行なわずに上述したS112に処理を渡す(S104の「NO」)が、超えていればS301〜S303の(図10(B)参照)シャットダウン処理に移行する(S104の「YES」)。
S103において急減速停止カウンタ値Kが18を超えた場合(19以上である場合)には、急減速停止カウンタ値Kが25を超えたか(26以上であるか否か)が判断される(S105)。急減速停止カウンタ値Kが25を超えないときは(19≦K≦25:S105の「NO」)、磁極位置検出回路13による回転数nの検出値が3000〔rpm〕を超えているか否かが判断され(S106)、超えていなければシャットダウン処理を行なわずに上述したS112に処理を渡すが(S106の「NO」)、超えていればS301〜S303のシャットダウン処理に移行する(S106の「YES」)。
S105において急減速停止カウンタ値Kが25を超えた場合(26以上である場合)には、急減速停止カウンタ値Kが36を超えたか(37以上であるか否か)が判断される(S107)。急減速停止カウンタ値Kが36を超えないときは(26≦K≦36:S107の「NO」)、磁極位置検出回路13による回転数nの検出値が2000〔rpm〕を超えているか否かが判断され(S108)、超えていなければシャットダウン処理を行なわずに上述したS112に処理を渡すが(S108の「NO」)、超えていればS301〜S303のシャットダウン処理に移行する(S108の「YES」)。
S107において急減速停止カウンタ値Kが36を超えた場合(37以上である場合)には、急減速停止カウンタ値Kが77を超えたか(78以上であるか否か)が判断される(S109)。急減速停止カウンタ値Kが77を超えないときは(37≦K≦77:S109の「NO」)、磁極位置検出回路13による回転数nの検出値が1500〔rpm〕を超えているか否かが判断され(S110)、超えていなければシャットダウン処理を行なわずに上述したS112に処理を渡すが(S110の「NO」)、超えていればS301〜S303のシャットダウン処理に移行する(S110の「YES」)。
S109において急減速停止カウンタ値Kが77を超えた場合(78以上である場合)には、磁極位置検出回路13による回転数nの検出値が1000〔rpm〕を超えているか否かが判断され(S111)、超えていなければシャットダウン処理を行なわずに上述したS112に処理を渡すが(S111の「NO」)、超えていればS301〜S303のシャットダウン処理に移行する(S111の「YES」)。
図10(B)はシャットダウン処理を示すフローチャート(S301〜S303)であり、コントローラ11は、インバータへの制御パルス信号U1,V1,W1の送出を停止し(S301)、進角値のクリア(S302)、デューティ値のクリア(S303)を行い、この後、処理を上述したS112に処理を渡す。
従来のモータ駆動システムを示す説明図である。 図1のモータ駆動システムにおける電動機駆動回路の制御原理を示す図である。 図1のモータ駆動システムにおける電動機駆動回路の制御原理を示す図であり、回転数が急激に低下したときの様子を示す図である。 本発明の電動機駆動回路の実施形態を示す回路構成図である。 ホール素子センサの出力を示す図であり、(A)は回転数が一定のときのホール素子センサからの出力を示す図、(B)は回転数が急激に低下したときのホール素子センサからの出力を示す図である。 三相モータの回転数と急減速停止カウンタ値との関係を示す図である。 三相モータの回転数と急減速停止カウンタ値との関係および回転数が急減したときの危険領域を速度領域に分割した場合を示す図である。 急減速停止カウンタ値がある値を超えたときの説明図である。 本発明の電動機駆動回路における急減速検出処理を示すフローチャートである。 (A)は急減速停止カウンタ値のクリア処理を示すフローチャートであり、(B)は本発明の電動機駆動回路におけるシャットダウン処理を示すフローチャートである。
1 電動機駆動回路
2 三相モータ
11 コントローラ
12 インバータ
13 磁極位置検出回路
14 急減速検出回路
15 電池電圧検出回路
21 ホール素子センサ
100 負荷
200 電池

Claims (3)

  1. 直流を交流に変換し電動機を駆動する電力変換器と、
    トルク指令を取得して、前記電力変換器に制御信号を出力するコントローラと、
    前記電動機に備えられた回転速度検出センサから各相のエッジを取得し、隣接する、立上りエッジ間、立下りエッジ間または立上り/立下りエッジ間の時間を所定クロックで検出することで、電動機の急減速を検出し、当該検出結果を前記コントローラに出力する急減速検出回路と、
    を備え、
    前記コントローラが、前記急減速検出回路から急減速検出結果を受け取ったときに、前記電力変換器のシャットダウンを実行する電動機駆動装置であって、
    前記電動機の回転数領域を複数に分割し、各回転数領域について急減速停止時間を定め、前記の各隣接するエッジ間の時間が、前記回転数領域について定められた前記急減速停止時間を超えたときは、前記コントローラは、前記電力変換器のシャットダウンを実行する、
    ことを特徴とする電動機駆動回路。
  2. 前記電動機が磁極位置検出センサを備えたDCブラシレスモータであり、前記磁極位置検出センサを前記回転速度検出センサとして用いることを特徴とする請求項1に記載の電動機駆動回路。
  3. 前記磁極位置検出センサがロータ磁極の漏れ磁束を検出するホール素子センサであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の電動機駆動回路。
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