JP2002171787A - モータ速度検出装置及びモータ制御装置 - Google Patents

モータ速度検出装置及びモータ制御装置

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JP2002171787A
JP2002171787A JP2000364302A JP2000364302A JP2002171787A JP 2002171787 A JP2002171787 A JP 2002171787A JP 2000364302 A JP2000364302 A JP 2000364302A JP 2000364302 A JP2000364302 A JP 2000364302A JP 2002171787 A JP2002171787 A JP 2002171787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速、高速のいずれにおいても正確な速度を
検出するモータ速度装置を提供する。 【解決手段】 前回演算したロータ回転速度ωn-1が所
定値以下の場合、マイコン6は、スイッチ手段4にマイ
コン6を選択させてエッジ検出器3から送られるパルス
信号S3のパルスエッジ間の周期Tを用いて今回のロー
タ回転速度ωnを演算する。一方、前回演算したロータ
回転速度ωn-1が所定値以下でない場合、マイコン6
は、スイッチ手段4にカウンタ5を選択させて所定の周
期T0内でのパルス信号S3のパルスエッジ回数Nを用
いてロータ回転速度ωnを演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスモータ
のロータの回転に伴って出力される位相差を有する複数
相のパルス信号に基づいてロータ回転速度を演算するモ
ータ速度検出装置およびブラシレスモータのロータが1
回転する毎に出力されるインデックスパルス信号に基づ
いてモータに印加する電圧の位相を補正するモータ制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータのロータの回転に伴っ
て位相差を有する2相の信号を出力するエンコーダを利
用してロータ回転速度を測定する従来のモータ速度検出
装置では、以下の2つの方法のいずれかを用いてロータ
回転速度を検出していた。第一の方法では、2相のパル
ス信号エッジのパルスエッジ間毎の周期Tを測定し、そ
の周期T毎に周期Tを用いて演算を行い速度を検出して
いた。第二の方法では、演算処理を行うのに十分な時間
である所定の周期T0を設定し、その周期T0毎に周期T
0内のパルス信号のパルスエッジ回数を計数し、そのパ
ルスエッジ回数を用いて演算を行い速度を検出してい
た。第二の方法としては例えば特開平11−16694
0号公報に開示された速度検出方法が挙げられる。
【0003】また、ロータが1回転する毎に出力される
インデックスパルス信号に基づいてモータに印加する電
圧の位相を補正する従来のモータ制御装置は、インデッ
クスパルス信号に含まれるノイズを除去するためにフィ
ルタなどを備えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した第一の方法を
用いる従来のモータ速度検出装置では、ロータが高速回
転すると、2相のパルス信号エッジのパルスエッジ間の
周期Tが短くなるので、その周期T内に演算処理が終了
しない不具合を生じる場合があった。また、上述した第
二の方法を用いる従来のモータ速度検出装置では、低速
回転時にロータ回転速度が変化したときは速度検出の精
度が悪化してしまう不具合が生じていた。
【0005】このような不具合を考慮して、モータを低
速でのみ用いる電気機器には第一の方法を用いる従来の
モータ速度検出装置を適用し、モータを高速でのみ用い
る電気機器には第二の方法を用いる従来のモータ速度検
出装置を適用すれば不具合は生じない。
【0006】しかしながら、例えば洗い運転ではモータ
を低速回転させ脱水運転ではモータの回転を低速から高
速に段階的に切り替える洗濯機のようにモータを低速、
高速ともに用いる電気機器には、第一の方法を用いるモ
ータ速度検出装置、第二の方法を用いるモータ速度検出
装置のいずれを適用しても、低速、高速の両方で正確な
速度を検出することができなかった。従って、従来のモ
ータ速度検出装置で検出した速度に基づいてモータに印
加する電圧を制御した場合、モータが目標速度で回転し
ないおそれ、すなわちモータが誤動作するおそれがあっ
た。
【0007】このため、第一の方法では高速時は演算を
パルス信号のパルスエッジ毎でなく2パルスエッジ毎若
しくは3パルスエッジ毎と間引いて行い、演算処理を行
う時間を確保するなどの対応が採られていたが、このよ
うな間引きを行うために制御が複雑になっていた。
【0008】また、上述したモータに印加する電圧の位
相を補正する従来のモータ制御装置では、ノイズが大き
い場合にはフィルタなどを用いてもノイズを十分に取り
除くことができず、モータが誤動作したり、騒音が大き
くなったするおそれがあった。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑み、低速、高
速のいずれにおいても正確な速度を検出するモータ速度
装置およびノイズによるロータ位置の誤検出が起こらな
いモータ制御装置を提供することによってモータの誤動
作を防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るモータ速度検出装置においては、ブラ
シレスモータのロータの回転に伴って位相差を有する複
数相のパルス信号を出力する信号出力手段と、前記位相
差を有する複数相のパルス信号に基づき前記ロータの回
転速度を演算する速度演算手段と、を備えるとともに、
前記速度演算手段が、前回演算したロータの回転速度が
所定の速度以下であれば、今回の演算において前記位相
差を有する複数相のパルス信号のパルスエッジ間の周期
を測定して、前記パルスエッジ毎の周期に基づき前記ロ
ータの速度を演算し、前回演算したロータの回転速度が
所定の速度以下でなければ、今回の演算において速度演
算を行うのに十分な時間である所定の周期内での前記位
相差を有する複数相のパルス信号のパルスエッジ回数を
計数して、その計数したパルスエッジ回数から前記ロー
タの速度を演算する。
【0011】尚、速度演算手段の演算処理能力に応じて
最適の演算方法が選択されるように、前記速度演算手段
が前記ロータの速度を演算するときの演算処理時間と、
前記位相差を有する複数相のパルス信号のパルスエッジ
間の周期とが等しくなるときの前記ロータの回転速度
を、前記所定の速度とすることが望ましい。また、低コ
スト化の観点から、前記信号出力手段にはエンコーダを
用いるとよい。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
に係るモータ制御装置においては、ブラシレスモータ
と、該モータの速度を検出する上記構成のモータ速度検
出装置と、前記モータに印加する電圧を制御する制御手
段と、を備えるとともに、前記制御手段は前記モータ速
度検出装置によって検出される速度と予め記憶している
目標速度との差に基づいて前記モータに印加する電圧を
制御する。
【0013】尚、前記モータ制御装置装置を洗濯機に適
用して、洗濯用回転体を駆動するブラシレスモータを前
記モータ制御装置が制御するようにしてもよい。
【0014】また、上記目的を達成するために、本発明
に係るモータ制御装置においては、ブラシレスモータの
ロータが1回転する毎にインデックスパルス信号を出力
するインデックスパルス信号出力手段と、前記インデッ
クスパルス信号に基づいて前記モータに印加する電圧の
位相を補正する補正手段と、前記インデックスパルス信
号に含まれるノイズのレベルを検出するノイズレベル検
出手段と、を備えるとともに、前記補正手段は前記ノイ
ズのレベルが所定値以上の場合に前記インデックスパル
ス信号に基づく補正を行わないようにする。
【0015】また、前記ノイズレベル検出手段が前記モ
ータのステータ巻線を流れる電流に基づいて前記ノイズ
のレベルを判断するようにしてもよい。
【0016】尚、前記モータ制御装置を洗濯機に適用し
て、前記モータ制御装置が洗濯用回転体を駆動するブラ
シレスモータを制御するようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図面
を参照して説明する。本発明に係るモータ速度検出装置
の回路構成を図1に示す。ロータリエンコーダ2は、モ
ータ1が2θ[rad]回転する毎にパルスエッジが現れる
パルス信号S1およびS2を発生させる。尚、図3に示
すようにパルス信号S1とパルス信号S2との位相差は
θ[rad]である。
【0018】エッジ検出器3はパルス信号S1およびS
2を入力する。エッジ検出器3は例えば図2に示すよう
な構成にするとよい。入力端子31はNOR回路33の
一方の入力端子とAND回路34の一方の入力端子に接
続され、入力端子32はNOR回路33の他方の入力端
子とAND回路34の他方の入力端子に接続される。N
OR回路33からの出力信号とAND回路34からの出
力信号はそれぞれNOR回路35に入力され、NOR回
路35は出力端子36に信号を出力する。入力端子31
にパルス信号S1を入力し、入力端子32にパルス信号
S2を入力すると、出力端子36から図3に示すパルス
信号S3が出力される。図3から明らかなように、パル
ス信号S1およびS2のいずれかの信号にパルスエッジ
が現れたときには、パルス信号S3にもパルスエッジが
現れることになる。
【0019】スイッチ手段4は、後述する信号S7に従
って、エッジ検出器3から出力されるパルス信号S3を
カウンタ5に入力するか、マイクロコンピュータ6(以
下、マイコン6という)に入力するかを選択する。カウ
ンタ5はマイコン6の出力するリセット信号S5が出力
されるまでパルス信号S3のパルスエッジ回数を計数
し、その計数した結果をマイコン6に出力する。尚、カ
ウンタ5には処理速度の速い同期式カウンタを用いるこ
とが望ましい。
【0020】マイコン6は、前回の演算結果が所定値以
下の場合は、スイッチ手段4を介してエッジ検出器3か
ら送られるパルス信号S3を用いてロータ回転速度を演
算し、前回の演算結果が所定値以下でない場合は、カウ
ンタ5から送られる信号S4を用いてロータ回転速度を
演算する。なお、演算および信号S5作成の際には、タ
イマ7からの信号S6によって、時間測定を行ってい
る。
【0021】次に、マイコン6の動作について、図4に
示すフローチャートを参照して詳細に説明する。まず、
ステップ#10で前回演算したロータ回転速度ωn-1[ra
d/s]が予めメモリ61に記憶されているロータ回転速度
ωref[rad/s]以下であるかを判定する。
【0022】前回演算したロータの回転速度ωn-1[rad/
s]が予めメモリ61に記憶されているロータの回転速度
ωref[rad/s]以下であれば(ステップ#10のYe
s)、エッジ検出器3をマイコン6に接続する旨の信号
S7をスイッチ手段4に出力する(ステップ#20)。
その後、エッジ検出装置3から送られるパルス信号S3
のパルスエッジ間の周期T[s](図3参照)を測定し
(ステップ#30)、(1)式からロータ回転速度ω
n[rad/s]を演算する(ステップ#40)。ただし、θ0
はロータリエンコーダ2の最小分解能であり、本実施形
態ではパルス信号S1とパルス信号S2との位相差がθ
なのでθ0はθ[rad]となる。 ωn=θ0/T…(1)
【0023】一方、前回演算したロータ回転速度ω
n-1[rad/s]が予めメモリ61に記憶されているロータ回
転速度ωref[rad/s]以下でなければ(ステップ#10の
No)、エッジ検出器3をカウンタ5に接続する旨の信
号S7をスイッチ手段4に送出する(ステップ#5
0)。その後、カウンタ5にリセット信号S5を送り、
予めメモリ61に記憶している周期T0経過後再びカウ
ンタ5にリセット信号S5を送る。カウンタ5はリセッ
ト信号S5に基づき周期T0内でのエッジ検出器3から
送出されるパルス信号S3のパルスエッジ回数Nを計数
し、その情報を信号S4としてマイコン6に出力する。
これにより、マイコン6はパルス信号S3のパルスエッ
ジ回数Nを測定することができる(ステップ#60)。
このパルスエッジ回数Nを用いて、(2)式からロータ
の回転速度ωn[rad/s]を演算する(ステップ#70)。
ただし、θ0はロータリエンコーダ2の最小分解能であ
り、本実施形態ではパルス信号S1とパルス信号S2と
の位相差がθなのでθ0はθ[rad]となる。 ωn=N×θ0/T0…(2)
【0024】その後ステップ#40またはステップ#7
0のいずれかで演算したロータ回転速度ωn[rad/s]を前
回演算したロータ回転速度ωn-1[rad/s]としてメモリ6
1に記憶して(ステップ#80)、ステップ#10に移
行し次のロータ回転速度の測定を開始する。
【0025】尚、初回の測定のときは、前回演算したロ
ータ回転速度ωn-1[rad/s]が存在しないので、この場合
は前回演算したロータ回転速度ωn-1[rad/s]を零として
ステップ#10での判定が行われるようにすればよい。
また、マイコン6がロータ回転速度ωn[rad/s]を演算す
るときの処理時間すなわち図4で示したフローチャート
(ステップ#40や#70の測定を除く)の動作を実行
するのに必要な時間と、パルス信号S3のパルスエッジ
間の周期T(図3参照)とが等しくなるときのロータの
回転速度をωref[rad/s]としてメモリ61に予め記憶し
ておくとよい。メモリ61に予め記憶しておくロータ回
転速度ωref[rad/s]をこのように設定することで、ロー
タの回転が低速であって、ロータ回転速度ωn[rad/s]を
演算するときの演算処理時間がパルス信号S3のパルス
エッジ間の周期Tより短い場合は、(1)式に基づいて
演算するので、パルス信号S3のパルス間の周期T毎に
速度演算が可能となり速度変化への追随性がよくなる。
一方、ロータの回転が高速であって、ロータ回転速度ω
n[rad/s]を演算するときの演算処理時間がパルス信号S
3のパルスエッジ間の周期Tより長い場合は、(2)式
に基づいて演算するので、演算処理に必要な時間を確保
することができる。ちなみに、ロータ回転速度ωnが同
じであれば(2)式で用いる周期T0は、(1)式で用
いる周期TのN倍となる。
【0026】次に、このようなモータ速度検出装置を備
えたモータ制御装置について図5を参照して説明する。
尚、図5のモータ制御装置において図1のモータ速度検
出装置と同一の部分については同一の符号を付し説明を
省略する。
【0027】商用電源10から出力される交流電圧はリ
アクトル11を介して4つのダイオードをブリッジ接続
して成る整流回路12に供給され、整流回路12によっ
て脈流状の直流に変換される。整流回路12の正極側出
力端子が電解コンデンサ13aの正極性側に接続され、
整流回路12の負極側出力端子が電解コンデンサ13b
の負極性側に接続されている。また、電解コンデンサ1
3aの負極性側と電解コンデンサ13bの正極性側との
接続点が、リアクトル11が接続されていない側の整流
回路12の入力端子に接続されている。このような構成
によって、整流回路12で整流された直流電圧は電解コ
ンデンサ13a、13bで平滑かつ倍電圧される。この
平滑かつ倍電圧された電圧が、インバータ回路15に供
給される。
【0028】本実施形態では、モータ1に3相直流ブラ
シレスモータを用いるので、インバータ回路15は6個
のスイッチング手段を3相全波ブリッジ接続して成る構
成とする。これにより、インバータ回路15はモータ1
に3相交流を供給することができ、モータ1が回転可能
となる。
【0029】インバータ回路15に設けられる6個のス
イッチング素子には、NPN型パワートランジスタ16
a〜16c、17a〜17cが用いられる。電解コンデ
ンサ13aの正極性側には3個のパワートランジスタ1
6a〜16cのコレクタが接続され、電解コンデンサ1
3bの負極性側には3個のパワートランジスタ17a〜
17cのエミッタが接続される。そして、6個のパワー
トランジスタ16a〜16c、17a〜17cにはそれ
ぞれ並列にダイオード18a〜18c、19a〜19c
が接続されている。パワートランジスタ16aとパワー
トランジスタ17aとの接続点aがモータ1のU相ステ
ータ巻線Luの一端に接続される。また、パワートラン
ジスタ16bとパワートランジスタ17bとの接続点b
がモータ1のV相ステータ巻線Lvの一端に接続され
る。また、パワートランジスタ16cとパワートランジ
スタ17cとの接続点cがモータ1のW相ステータ巻線
Lwの一端に接続される。モータ1のステータ巻線L
u、Lv、Lwの他端同士は接続されている。
【0030】モータ1にはロータリエンコーダ2が設け
られている。マイコン6は上述したようにロータリエン
コーダ2から出力されるパルス信号S1およびS2に基
づいてロータ回転速度ωnを演算することができる。マ
イコン6は、演算したロータ回転速度ωnに基づいて駆
動電圧波形信号を作成し、その駆動電圧波形信号を数〜
数十kHzでPWMチョッピングすることで、駆動信号
P1〜P6を作成する。すなわち、マイコン6は、演算
したロータ回転速度ωnが目標速度より大きいときは、
駆動電圧波形信号の周波数を小さくするのでPWMオン
デューティは小さくなり、演算したロータ回転速度ωn
が目標速度より小さいときは、駆動電圧波形信号の周波
数を大きくするのでPWMオンデューティは大きくな
る。
【0031】ドライブ回路20は、マイコン6が出力す
る駆動信号P1〜P6を増幅してパワートランジスタ1
6a〜16c、17a〜17cのベースそれぞれに供給
してパワートランジスタ16a〜16c、17a〜17
cをON/OFF制御する。これにより、インバータ回
路15はマイコン6が作成した正弦波状の駆動電圧波形
信号の波形と実質的に同一なる電圧をモータ1に印加す
ることができ、モータ制御装置はモータ1のロータを目
標速度で回転させることができる。
【0032】また、商用電源10の電圧変動によってイ
ンバータ回路15の入力電圧も変動する。従って、抵抗
R1とR2を直列接続してなる電圧検出回路14でイン
バータ回路15の入力電圧を検出し、その検出値をマイ
コン6に入力する。マイコン6はインバータ回路15の
入力電圧が設定値よりも高い場合はPWMオンデューテ
ィを下げ、インバータ回路15の入力電圧が設定値より
も低い場合はPWMオンデューティを上げるようにす
る。これにより、商用電源10の電圧が変動した場合で
もモータ1に印加する電圧を一定に保つことができる。
【0033】このようなモータ制御装置は、低速と高速
のいずれの状態でも使用されるブラシレスモータを備え
た電気機器、例えば洗濯機に適用することが望ましい。
そこで、洗濯機の一態様について図6および図7を参照
して説明する。
【0034】図6は洗濯機の内部概略図を示している。
洗濯機100は、一槽式の全自動洗濯機であり、本体の
内部に洗濯槽を兼ねた回転槽102及び外槽103を備
えている。外槽103はサスペンション部104によっ
て本体に吊持されており、回転槽102は外槽103の
内側に回転可能に設置されている。また、回転槽102
の底部には攪拌体105が設けられている。本体は洗濯
物を出し入れするための蓋106を有する。また、モー
タ1の回転を回転槽102及び/又は攪拌体105に伝
達するクラッチ機構108が外槽103の下部に設けら
れている。
【0035】本体の上部には、操作部109、表示部1
10、ブザー111、及び蓋106の開閉を検知する蓋
センサ112、蓋106の開閉を制御するロック機構1
18が備えられており、外槽103の側方には外槽10
3内の水位を検出する水位センサ113が備えられてい
る。また、操作部109の下部には、洗濯機100の動
作全体を制御するための、マイクロコンピュータより成
る主制御部114が設けられる。また、側板101aの
内面上方には、図5に示したモータ制御装置115(た
だし、図5中のモータ1、ロータリエンコーダ2、商用
電源10は除く)が設けられている。また、外槽103
内の水量を調整できるように、給水弁116および排水
弁117が設けられている。
【0036】次に、洗濯機1の回路概略図を示した図7
を参照して、洗濯機100の動作について説明する。
尚、図7において図6と同一の部分には同一の符号を付
し説明を省略する。主制御部114は、洗い、すすぎ、
脱水等の各運転の動作に関する内容や、運転の実行順序
すなわち処理コースを記したプログラムをメモリ114
a内に記憶している。また、主制御部114は操作部1
09から洗濯の予約等の信号、蓋センサ112から蓋1
06(図6参照)の開閉状態を表す信号、及び水位セン
サ113から外槽103(図6参照)内の水位を表す信
号をそれぞれ入力する。
【0037】主制御部114は、上述した入力信号とメ
モリ114aに記憶されているプログラムに基づき、吸
水弁116や排水弁117の開閉、及びクラッチ機構1
08におけるモータ1の回転の伝達先の切り替えを制御
する。
【0038】また、主制御部114は、通信によりモー
タ制御装置115を介してモータ1の回転を制御する。
すなわち、主制御部114はモータ1の回転を制御する
ために必要な制御信号S101を同期用クロックCLK
とともに、モータ制御装置115に送信する。またモー
タ制御装置115は、制御信号S101を読み取ったの
ちに同期用クロックCLKに同期した信号S102を主
制御部114に送信する。さらに、主制御部114は、
動作の経過等を表示するための信号を表示部110に出
力し、洗濯終了時でブザー111を鳴らす。
【0039】上述したように洗濯機100は、メモリ1
14aに記憶されている洗い運転、脱水運転、停止運転
を組み合わせた一連のプログラムを実行することで洗濯
を行う。通常、洗い運転においてはモータは低速回転で
駆動し、脱水運転においてはモータは低速から高速まで
の段階的に回転数を変化させながら駆動する。図5に示
したモータ制御装置を用いることで、すべての運転にお
いて正確な速度が検出され、その検出値に基づいてモー
タに印加する電圧が制御される。これにより、モータの
誤動作がなくなり、洗濯機の静音化や振動防止を図るこ
とができる。
【0040】次に、ロータの位置を検知してそのロータ
位置に基づいてモータに印加する電圧の位相を制御する
モータ制御装置について図8を参照して説明する。尚、
図8において図5のモータ制御装置と同一部分には同一
の符号を付し説明を省略する。モータ1にはロータリエ
ンコーダ2’が設けられている。ロータリエンコーダ
2’は、図9に示すようなロータ1回転毎にパルスが現
れるパルス信号S8を発生させる。また、接続点aとス
テータ巻線Luの間には電流センサ8aが、接続点bと
ステータ巻線Lvの間には電流センサ8bが、接続点c
とステータ巻線Lwの間には電流センサ8cが、それぞ
れ設けられている。電流センサ8a〜8cは、それぞれ
電流値を検出し、その検出値をマイコン6に出力する。
電流センサの態様としては、例えばカレントトランスが
挙げられる。
【0041】電流センサ8a〜8cから送られる電流値
が所定値以下であれば、マイコン6は、ロータリエンコ
ーダ2’から送られるパルス信号S8から求まるモータ
1のロータ位置に基づいて、駆動波形信号の位相をずら
すことによってモータ1に印加する電圧の位相を補正す
る。これにより、負荷変動などによりロータ位置が進み
めになったり、遅れめになった場合でも、ロータ位置と
転流タイミングを同期させることができる。
【0042】マイコン6は電流センサ8a〜8cから送
られる電流値が所定値以下でなければ、ロータリエンコ
ーダ2’から送られるパルス信号S8のノイズレベルが
大きいと判断する。このため、パルス信号S8に基づい
てモータ1に印加する電圧の位相補正を行わず、メモリ
61に記憶されている駆動波形信号に基づいてモータ1
に印加する電圧を求める。これにより、パルス信号S8
に含まれるノイズによって、ロータ位置が誤って検出さ
れることがなくなる。
【0043】次に、ロータの位置を検知してそのロータ
位置に基づいてモータに印加する電圧の位相を制御する
モータ制御装置の他の構成を図10に示す。尚、図10
において図5のモータ制御装置と同一部分には同一の符
号を付し説明を省略する。ロータリエンコーダ2’’
は、図3に示したパルス信号S1およびS2と、図9に
示したパルス信号S8とを発生させる。また、接続点a
とステータ巻線Luの間には抵抗R3の一端が接続され
ており、抵抗R3の他端は抵抗R4を介して接地されて
いる。さらに、抵抗R3と抵抗R4の接続ノードの電圧
がマイコン6に入力される。これにより、マイコン6は
モータ1のU相に印加する電圧Euの分圧を検出するこ
とができる。同様に、接続点bとステータ巻線Lvの間
には抵抗R5の一端が接続されており、抵抗R5の他端
は抵抗R6を介して接地されている。さらに、抵抗R5
と抵抗R6の接続ノードの電圧がマイコン6に入力され
る。これにより、マイコン6はモータ1のV相に印加す
る電圧Evの分圧を検出することができる。また、接続
点cとステータ巻線Lwの間には抵抗R7の一端が接続
されており、抵抗R7の他端は抵抗R8を介して接地さ
れている。さらに、抵抗R7と抵抗R8の接続ノードの
電圧がマイコン6に入力される。これにより、マイコン
6はモータ1のW相に印加する電圧Ewの分圧を検出す
ることができる。
【0044】また、マイコン6は図4に示したフローチ
ャートの動作を行い、ロータ回転速度ωnを演算する。
そして、電圧Eu、Ev、Ewの分圧とロータ回転速度
ωnを用いてステータ巻線Lu、Lv、Lwに流れる電
流を算出する。
【0045】マイコン6は算出した電流が所定値以下で
あれば、ロータリエンコーダ2’’から送られるパルス
信号S8から求まるモータ1のロータ位置に基づいて、
モータ1に印加する電圧の位相を補正する。これによ
り、これにより、負荷変動などによりロータ位置が進み
めになったり、遅れめになった場合でも、ロータ位置と
転流タイミングを同期させることができる。
【0046】一方、マイコン6は算出した電流が所定値
以下でなければ、ロータリエンコーダ2’’から送られ
るパルス信号S8のノイズレベルが大きいと判断する。
このため、パルス信号S8に基づいてモータ1に印加す
る電圧の位相補正を行わず、メモリ61に記憶されてい
る電圧波形データに基づいてモータ1に印加する電圧を
求める。これにより、パルス信号S8に含まれるノイズ
によって、ロータ位置が誤って検出されることがなくな
る。
【0047】上述したロータの位置を検知してそのロー
タ位置に基づいてモータに印加する電圧の位相を制御す
るモータ制御装置は、インデックスパルス信号に含まれ
るノイズのレベルが大きくなることのある電気機器、例
えば洗濯機に適用することが望ましい。洗濯機の構成に
ついては図6に示すようなものである。ただし、図6中
のモータ制御装置115は図5に示したモータ制御装置
ではなく、図8や図10に示したようなロータの位置を
検知してそのロータ位置に基づいてモータに印加する電
圧の位相を制御するモータ制御装置である。
【0048】洗い運転、脱水運転、停止運転を組み合わ
せた一連のプログラムにおいて、例えば低速回転立ち上
がりの際には負荷トルクが大きくなるので、モータのス
テータ巻線に流れる電流が大きくなり、モータに印加す
る電圧の位相補正は行われない。一方、安定回転領域
や、モータのステータ巻線に流れる電流がOFFである
惰性運転からモータのステータ巻線に流れる電流をON
にする運転に切り替える時には、モータのステータ巻線
に流れる電流が大きくないのでモータに印加する電圧の
位相補正が行われる。このような制御を行うことによっ
て、モータの誤動作がなくなり、洗濯機の静音化や振動
防止を図ることができる。
【0049】尚、上述した実施形態ではDCブラシレス
モータを用いたが、本発明はこれに限定されることはな
く、インダクションモータ等他のブラシレスモータを用
いてもよい。また、上述した実施形態では、ロータリエ
ンコーダがロータの回転に伴ってパルス信号を発生させ
たが、パルス信号を発生させる手段はこれに限定される
ことはなく、例えば、モータ1にホールICを設けその
ホールICがロータの回転に伴ってパルス信号を発生す
る構成としてもよい。また、洗濯機の構造は上述した実
施形態に限定されることはなく、例えばベルト、プーリ
ー、及びギアを用いて洗濯用回転体(回転槽や攪拌体)
をドライブして制御する洗濯機や、パルセータレス構造
の洗濯機や、ドラム式洗濯機にも本発明を適用すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によると、前回演算したロータの
回転速度が所定の速度以下であれば、今回の演算におい
て位相差を有する複数相のパルス信号のエッジ毎にその
周期を測定して、そのエッジ毎の周期に基づきロータの
速度を演算し、演算したロータの回転速度が所定の速度
以下でなければ、今回の演算において速度演算を行うこ
とが可能である十分な時間である所定の周期毎に、その
所定の周期内での位相差を有する複数相のパルス信号エ
ッジを計数して、その計数したエッジ回数からロータの
速度を演算するので、ロータの回転速度が低速、高速の
いずれの場合であっても正確な速度検出を行うことがで
きる。
【0051】また、本発明によると、速度演算手段がロ
ータの速度を演算するときの演算処理時間と、位相差を
有する複数相のパルス信号のエッジ毎の周期と、が等し
くなるときのロータの回転速度を、前回演算したロータ
の回転速度と比較する所定の速度とするので、速度演算
手段の演算処理能力に応じて所定の速度を設定すること
ができる。これにより、演算処理時間が確保できなくな
るといった不具合は生じなくなり、正確な速度検出を行
うことができる。
【0052】また、本発明によると、信号出力手段がエ
ンコーダであるので、信号出力手段を他の構成にする場
合に比べて低コスト化を図ることができる。
【0053】また、本発明によると、制御手段が、ロー
タの回転速度が低速、高速のいずれの場合であっても正
確な速度検出を行うことができるモータ速度検出装置に
よって検出される速度と、予め記憶している目標速度と
の差に基づいてモータに印加する電圧を制御するので、
目標速度通りにモータを駆動することができる。これに
より、速度の誤検出に起因するモータの誤動作がなくな
る。
【0054】また、本発明によると、ロータの回転速度
が低速、高速のいずれの場合であっても正確な速度検出
を行うことができるモータ速度検出装置を備えたモータ
制御装置が洗濯機に設けられる洗濯用回転体を駆動する
ブラシレスモータを制御するので、速度の誤検出に起因
する洗濯用回転体を駆動するモータの誤動作がなくな
る。これにより、洗濯機の静音化や振動防止を図ること
ができる。
【0055】また、本発明によると、インデックスパル
ス信号に含まれるノイズのレベルを検出するノイズ検出
手段を備えるとともに、ノイズのレベルが所定値以上の
場合に補正手段がインデックスパルス信号に基づく補正
を行わないので、インデックスパルス信号に含まれるノ
イズによってロータ位置が誤って検出されることがなく
なる。さらに、複雑な構成のフィルタを用いなくてよい
ので、低コスト化を図ることもできる。
【0056】また、本発明によると、ノイズ検出手段が
前記ステータ巻線を流れる電流に基づいてノイズのレベ
ルを判断するので、簡単な構成でノイズ検出を行うこと
ができる。これにより、ノイズ検出手段にかかるコスト
を最小限に抑えることができる。
【0057】また、本発明によると、ノイズのレベルが
所定値以上の場合に補正を行わないモータ制御装置が洗
濯用回転体を駆動するブラシレスモータを制御するの
で、突発的なノイズに起因するロータ位置の誤検出によ
る洗濯用回転体を駆動するモータの誤動作がなくなる。
これにより、洗濯機の静音化や振動防止を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るモータ速度検出装置の回路
構成を示す図である。
【図2】 図1のモータ速度検出装置が備えるエッ
ジ検出器の回路構成を示す図である。
【図3】 図2のエッジ検出器の入出力信号を示す
図である。
【図4】 図1のモータ速度検出装置が備えるマイ
コンの動作手順を示すフローチャート図である。
【図5】 本発明に係るモータ速度検出装置を備え
たモータ制御装置の回路図である。
【図6】 図5のモータ制御装置を備えた洗濯機の
内部構造を示す図である。
【図7】 図6の洗濯機の回路ブロック図である。
【図8】 本発明に係るモータ制御装置の回路構成
を示す図である。
【図9】 インデックスパルス信号を示す図であ
る。
【図10】 本発明に係るモータ制御装置の他の回
路構成を示す図である。
【符号の説明】
1 モータ 2、2’、2’’ ロータリエンコーダ 3 エッジ検出器 4 スイッチ手段 5 カウンタ 6 マイクロコンピュータ 7 タイマ 8a〜8c 電流センサ 61 メモリ 100 洗濯機 102 回転槽 105 攪拌体 115 モータ制御装置 Lu、Lv、Lw ステータ巻線 R1〜R8 抵抗
フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 BA03 BA04 BA23 KA33 KA36 KB08 KB11 LC13 LC30 LC32 MA01 MA06 MA07 MA08 MA09 5H550 AA20 BB08 CC05 DD08 FF07 FF08 GG03 HA07 HB07 HB16 JJ04 JJ12 JJ17 JJ18 LL07 5H560 AA10 BB04 BB11 DA07 DA17 DB07 EB01 SS06 TT02 TT11 TT15 UA02 XA04 XA12 5H611 AA01 BB01 BB07 BB08 PP05 QQ01 RR04 UA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシレスモータのロータの回転に伴って
    位相差を有する複数相のパルス信号を出力する信号出力
    手段と、前記位相差を有する複数相のパルス信号に基づ
    き前記ロータの回転速度を演算する速度演算手段と、を
    備えたモータ速度検出装置において、 前記速度演算手段は、 前回演算したロータの回転速度が所定の速度以下であれ
    ば、今回の演算において前記位相差を有する複数相のパ
    ルス信号のパルスエッジ間の周期を測定して、前記パル
    スエッジ間の周期に基づき前記ロータの速度を演算し、 前回演算したロータの回転速度が所定の速度以下でなけ
    れば、今回の演算において演算処理を行うのに十分な時
    間である所定の周期内での前記位相差を有する複数相の
    パルス信号のパルスエッジ回数を計数して、その計数し
    たパルスエッジ回数から前記ロータの速度を演算するこ
    とを特徴とするモータ速度検出装置。
  2. 【請求項2】前記速度演算手段が前記ロータの速度を演
    算するときの演算処理時間と、前記位相差を有する複数
    相のパルス信号のパルスエッジ間の周期とが等しくなる
    ときの前記ロータの回転速度を、前記所定の速度とする
    請求項1に記載のモータ速度検出装置。
  3. 【請求項3】前記信号出力手段がエンコーダである請求
    項1または請求項2に記載のモータ速度検出装置。
  4. 【請求項4】ブラシレスモータと、該モータの速度を検
    出する請求項1〜3のいずれかに記載のモータ速度検出
    装置と、前記モータに印加する電圧を制御する制御手段
    と、を備えるとともに、前記制御手段は前記モータ速度
    検出装置によって検出される速度と予め記憶している目
    標速度との差に基づいて前記モータに印加する電圧を制
    御することを特徴とするモータ制御装置。
  5. 【請求項5】洗濯用回転体を駆動するブラシレスモータ
    を請求項4に記載のモータ制御装置が制御することを特
    徴とする洗濯機。
  6. 【請求項6】ブラシレスモータのロータが1回転する毎
    にインデックスパルス信号を出力するインデックスパル
    ス信号出力手段と、前記インデックスパルス信号に基づ
    いて前記モータに印加する電圧の位相を補正する補正手
    段と、を備えたモータ制御装置において、 前記インデックスパルス信号に含まれるノイズのレベル
    を検出するノイズレベル検出手段を備えるとともに、前
    記補正手段は前記ノイズのレベルが所定値以上の場合に
    前記インデックスパルス信号に基づく補正を行わないこ
    とを特徴とするモータ制御装置。
  7. 【請求項7】前記ノイズレベル検出手段が前記モータの
    ステータ巻線を流れる電流に基づいて前記ノイズのレベ
    ルを判断する請求項6に記載のモータ制御装置。
  8. 【請求項8】洗濯用回転体を駆動するブラシレスモータ
    を請求項6または請求項7に記載のモータ制御装置が制
    御することを特徴とする洗濯機。
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