JP4561669B2 - サービス提供システム、サービス提供サーバ、サービス提供方法及びサービス提供プログラム - Google Patents

サービス提供システム、サービス提供サーバ、サービス提供方法及びサービス提供プログラム Download PDF

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本発明は、ネットワークを介して各種サービスを提供するサービス提供システム関し、特に、購入していない商品に付随する情報記憶手段内の情報の読取り操作を行ったり、拾得した商品に付随する情報記憶手段から情報の読取り操作を行ったりして得た情報を、キャンペーンの応募に使用する行為を防止できるサービス提供システム、サービス提供サーバ、サービス提供方法及びサービス提供プログラムに関する。
商品の販売を行う場合、例えば、特定の商品に対してキャンペーンを行い、ある一定の確率で景品が当たるようにして販売促進を行うという方策が採られることがある。この場合、予め店舗に入荷した商品について既にある一定の確率で景品が当たるように決められている場合がある。例えば、特許文献1には、キャンペーン情報等を非接触ICタグに記録して商品又は商品のパッケージに貼付して出荷することが記載されている。
また、既に入荷済みの商品に対して、店舗側にてキャンペーン用のツールを使用して景品の当選を決定する場合がある。例えば、キャンペーンツールとして、ある一定の確率で景品が当たるように決められたシールが用いられる。
図8は、従来のキャンペーン用のツールを使用して販売促進を行う場合の例を示す説明図である。メーカ又はコンビニエンスストア等のメーカ/チェーン本部1000は、予めキャンペーンツールを作成し、作成したシール等のキャンペーンツールを店舗1100側に送付する。店舗1100側は、キャンペーン対象商品に対して送付されたキャンペーンツールを商品に貼り付ける。顧客900は、商品を購入した後、例えば、キャンペーンツールがシールである場合、シールを剥がし景品が当たったかどうかを確認する。また、顧客900は、例えば、キャンペーンツールとしてのシールを1枚又は複数枚集めてメーカ/チェーン本部1000に送付し、メーカ/チェーン本部1000側で景品が当たったかどうかを決定してもよい。
顧客900は、景品が当たった場合、例えば、パーソナルコンピュータ等の端末又は携帯端末を用いて所定のアドレスの入力操作を行うことにより、景品管理サーバ1001にデータ(シールに付与されたID、顧客の住所、氏名又は電話番号等)を登録する。メーカ/チェーン本部1000は、景品配送手段1002を用いて顧客に対して景品の配送を行う。また、顧客900の端末から景品管理サーバ1001に送信されたデータに基づいて顧客データベース1003を作成し、セールス情報配信や購入層分析等の各種用途に使用する。
また、特許文献2には、ID番号を隠蔽性をもたせる形態で商品に付与し、ID番号を認証する等の対策を行うことによって、キャンペーンにおいて不正な応募が行われることを防止することが記載されている。また、特許文献3には、過去に受信したシリアル番号を再度受信しても、そのシリアル番号を用いたキャンペーンへの参加を拒否することによって、キャンペーンにおいて不正な応募が行われることを防止することが記載されている。
特開2002−83250号公報(第3頁−第5頁、図1) 特開2003−316992号公報(段落0062−0069) 特開2005−70731号公報(段落0088、図9)
情報記憶手段(例えば、非接触ICタグ)を商品に付随させて、その情報記憶手段がもつ情報を応募手続きに使用するキャンペーンを開催する場合、情報記憶手段自体に物理的な操作を加えなくても、リーダ又はリーダライタ(R/W)を近付けるだけで、情報記憶手段がもつ情報を誰でも取得することができてしまう。そのため、商品を購入する意思のない者が、購入していない商品から応募手続きに必要な情報を取得して、キャンペーンの応募に使用するという不正行為を防ぐことができない。
また、情報記憶手段内の情報は、キャンペーン手続きへの使用の有無にからわらず存在し続け、かつ読み取り可能な状態であり続ける。すなわち、情報記憶手段が記憶する情報は、一度キャンペーンの応募手続きに用いられたとしても消去されずに、何度でも繰り返し読み出すことが可能である。そのため、キャンペーン応募手続きへの使用が一度完了した情報記憶手段内の情報であっても、再度キャンペーン応募に使用されることを防ぐことができない。
また、特許文献2や特許文献3に記載された方法を用いれば、ID番号やシリアル番号を確認することによって、一度キャンペーンの応募に用いた情報を用いて、再度キャンペーンの応募手続きを行う不正行為を防止することができる。しかし、購入前の商品に付随する情報記憶手段から情報を取得する行為を防止することはできない。
そこで、本発明は、購入していない商品に付随する情報記憶手段内の情報の読取り操作を行ったり、拾得した商品に付随する情報記憶手段から情報の読取り操作を行ったりして得た情報を、キャンペーンの応募に使用する行為を防止できるサービス提供システム、サービス提供サーバ、サービス提供方法及びサービス提供プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるサービス提供システムは、商品に付随し、商品を特定可能な識別情報(例えば、UIDやJANコード)を記憶する情報記憶手段(例えば、RFIDタグ)と、情報記憶手段が記憶する識別情報を読み取る情報読取手段(例えば、携帯電話機101によって実現される)と、情報読取手段が読み取った識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段と、情報読取手段が読み取った識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供手段(例えば、キャンペーン管理サーバ201によって実現される)とを備え、サービス提供手段は、情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定手段(例えば、ID判定手段212によって実現される)と、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、情報読取手段に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する不正行為防止手段(例えば、警告送信手段213によって実現される)と、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更手段とを含み、判定手段は、識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、サービス内容変更手段は、当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルを有し、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する当選確率決定手段と、複数の判定テーブルのうち、当選確率決定手段によって決定された当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する抽選処理実行手段とを含むことを特徴とする。
また、サービス提供システムは、商品に付随し、商品を特定可能な識別情報を記憶する情報記憶手段と、情報記憶手段が記憶する識別情報を読み取る情報読取手段と、情報読取手段が読み取った識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段と、情報読取手段が読み取った識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供手段とを備え、サービス提供手段は、情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定手段(例えば、抽選処理手段216によって実現される)と、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更する(例えば、景品の当選確率を下げる)サービス内容変更手段(例えば、抽選処理手段216によって実現される)とを含み、判定手段は、識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、サービス内容変更手段は、当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルを有し、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する当選確率決定手段と、複数の判定テーブルのうち、当選確率決定手段によって決定された当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する抽選処理実行手段とを含むものであってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報記憶手段は、RFIDタグであってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報記憶手段は、二次元バーコードであってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報記憶手段は、識別情報として、情報記憶手段を識別するための個体識別情報を記憶するものであってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報読取手段は、携帯電話機であってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報読取手段は、POS端末であってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報読取手段は、パーソナルコンピュータであってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報読取手段は、当該情報読取手段を識別するための識別情報を、顧客の属性を示す顧客情報(例えば、顧客100の住所や氏名、年齢、電子メールアドレス)として、サービス提供手段に送信するものであってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報読取手段は、サービス提供手段から不正行為防止用情報を受信した場合に、受信した不正行為防止用情報に基づいて警告文を表示する警告表示手段(例えば、表示部105によって実現される)を含むものであってもよい。
また、サービス提供システムにおいて、情報読取手段は、警告表示手段が警告文を表示すると、顧客による操作を要求する操作要求手段(例えば、図6に示す同意ボタンを含む表示画面を表示する表示部105によって実現される)を含むものであってもよい。
本発明によるサービス提供サーバは、情報読取手段が読み取った商品を特定可能な識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供サーバ(例えば、キャンペーン管理サーバ201)であって、情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定手段と、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、情報読取手段に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する不正行為防止手段と、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更手段とを備え、判定手段は、情報読取手段が読み取った識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、サービス内容変更手段は、当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルを有し、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する当選確率決定手段と、複数の判定テーブルのうち、当選確率決定手段によって決定された当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する抽選処理実行手段とを含むことを特徴とする。
また、サービス提供サーバは、情報読取手段が読み取った商品を特定可能な識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供サーバであって、情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定手段と、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更手段とを備え、判定手段は、情報読取手段が読み取った識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、サービス内容変更手段は、当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルを有し、判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する当選確率決定手段と、複数の判定テーブルのうち、当選確率決定手段によって決定された当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する抽選処理実行手段とを含むものであってもよい。
本発明によるサービス提供方法は、顧客端末が、商品に付随する情報記憶手段から、商品を特定可能な識別情報を読み取る情報読取ステップと、サービス提供サーバが、顧客端末が読み取った識別情報を識別情報蓄積手段に蓄積する識別情報蓄積ステップと、サービス提供サーバが、顧客端末が読み取った識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供ステップと、サービス提供サーバが、顧客端末よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定ステップと、サービス提供サーバが、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、顧客端末に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する不正行為防止ステップと、サービス提供サーバが、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更ステップとを含み、サービス提供サーバが、判定ステップにおいて、識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、サービス提供サーバが、サービス内容変更ステップにおいて、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定し、当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルのうち、決定した当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定することを特徴とする。
また、サービス提供方法は、顧客端末が、商品に付随する情報記憶手段から、商品を特定可能な識別情報を読み取る情報読取ステップと、サービス提供サーバが、顧客端末が読み取った識別情報を識別情報蓄積手段に蓄積する識別情報蓄積ステップと、サービス提供サーバが、顧客端末が読み取った識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供ステップと、サービス提供サーバが、顧客端末よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定ステップと、サービス提供サーバが、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更ステップとを含み、サービス提供サーバが、判定ステップにおいて、識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、サービス提供サーバが、サービス内容変更ステップにおいて、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定し、当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルのうち、決定した当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定するものであってもよい。
本発明によるサービス提供プログラムは、情報読取手段が読み取った商品を特定可能な識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するためのサービス提供プログラムであって、コンピュータに、情報読取手段が読み取った識別情報を識別情報蓄積手段に蓄積させる識別情報蓄積処理と、情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定処理と、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、情報読取手段に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する不正行為防止処理と、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更処理とを実行させ、判定処理において、識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する処理を実行させ、サービス内容変更処理において、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する処理を実行させ、当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルのうち、決定した当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する処理を実行させるためのものである。
また、サービス提供プログラムは、情報読取手段が読み取った商品を特定可能な識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するためのサービス提供プログラムであって、コンピュータに、情報読取手段が読み取った識別情報を識別情報蓄積手段に蓄積させる識別情報蓄積処理と、情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定処理と、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更処理とを実行させ、判定処理において、識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する処理を実行させ、サービス内容変更処理において、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する処理を実行させ、当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルのうち、決定した当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する処理を実行させるものであってもよい。
本発明によれば、情報読取手段は、商品に付随する情報記憶手段から識別情報を読み取り、サービス提供手段に送信する。サービス提供手段は、識別情報を受信すると、情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する。また、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定すると、サービス提供手段は、不正行為防止用情報を情報読取手段に送信する。従って、購入していない商品に付随する情報記憶手段内の情報の読取り操作を行ったり、拾得した商品に付随する情報記憶手段から情報の読取り操作を行ったりして得た情報を、キャンペーンの応募に使用する行為を防止することができる。
すなわち、本発明によれば、商品を購入する意思のない者が購入していない商品に付随する情報記憶手段内の情報を取得してキャンペーンの応募に使用する行為に対する抑止力を発生させる効果をもつ。また、キャンペーン応募手続きへの使用を一度完了した情報記憶手段内の情報が再度キャンペーン応募に使用されてしまう事態に対する抑止力を発生させる効果をもつ。そのようにすることによって、当選者の人数が、キャンペーン用に用意した景品の数を上回ってしまうという事態を発生しにくくすることができ、キャンペーンに係る予算の超過を防ぐことができる。また、このような効果は、商品に付随する情報記憶手段から取得した情報をキャンペーン応募手続きで使用する際に、応募手続きを行う者に対する匿名性を排除することに起因する。
また、本発明によれば、情報読取手段は、商品に付随する情報記憶手段から識別情報を読み取り、サービス提供手段に送信する。サービス提供手段は、識別情報を受信すると、情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する。また、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定すると、サービス提供手段は、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更する。
すなわち、本発明によれば、購入していない商品に付随する情報記憶手段内の情報の読取り操作を行ったり、拾得した商品に付随する情報記憶手段から情報の読取り操作を行ったりして得た情報をキャンペーンの応募に使用する応募者と、購入した商品や贈与された商品等に付随する情報記憶手段内の情報をキャンペーンの応募に使用する応募者との差別化を図ることができるという効果をもつ。そのようにすることによって、キャンペーン景品の希少性を保つことができる。また、このような効果は、不正な手段を用いた疑いのある識別情報に対応する応募者に対するサービスの提供内容を自動的に変更することに起因する。
実施の形態1.
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、商品に取り付けられた情報記憶手段から情報を読み取る読取手段が、携帯電話機である場合を説明する。
図1は、本発明によるサービス提供システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、サービス提供システムは、顧客100が使用する携帯電話機101と、店舗/メーカ200が運営するキャンペーン管理サーバ201、景品配送手段202及び顧客データベース203とを含む。また、携帯電話機101とキャンペーン管理サーバ201とは、携帯電話網やインターネット等の通信ネットワークを介して接続される。
キャンペーン管理サーバ201は、店舗/メーカ200が運営するサーバであり、具体的には、ワークステーションやパーソナルコンピュータの情報処理装置によって実現される。キャンペーン管理サーバ201は、通信ネットワークを介して、携帯電話機101の顧客100に対して各種サービスを提供する機能を備える。本実施の形態では、キャンペーン管理サーバ201は、携帯電話機101からの応募に応じて、顧客100に対して景品を配送するサービスを提供する。キャンペーン管理サーバ201は、顧客100の操作に従ってアクセスのあった携帯電話機101からの要求に応じて、顧客100に対してキャンペーンの応募手続きを行う処理を実行する機能を備える。
応募手続きの処理において、具体的には、キャンペーン管理サーバ201は、キャンペーン対象商品に付随している(例えば、取り付けられている)情報記憶手段302に記憶されている情報の送信を、顧客100の携帯電話機101に対して要求する。また、キャンペーン管理サーバ201は、氏名や住所、電子メールアドレス等のキャンペーン応募手続きに必要な情報の送信を、顧客100の携帯電話機101に対して要求する。また、キャンペーン管理サーバ201は、その後、顧客100の携帯電話機101から送信されてきた情報のうち、氏名等の顧客100の属性を示す顧客情報を顧客データベース203に登録する。そして、キャンペーン管理サーバ201は、キャンペーンの景品が当たったか否かを示す結果等を、景品配送手段202及び顧客データベース203に送信する。
図2は、キャンペーン管理サーバ201の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、キャンペーン管理サーバ201は、ID受信手段211、ID判定手段212、警告送信手段213、顧客情報受信手段214、顧客情報登録手段215及び抽選処理手段216を含む。
ID受信手段211は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。ID受信手段211は、所定の識別情報を、通信ネットワークを介して携帯電話機101から受信する機能を備える。例えば、ID受信手段211は、UID(例えば、情報記憶手段であるRFIDタグのUnique ID )を、識別情報として携帯電話機101から受信する。また、例えば、ID受信手段211は、商品に取り付けられる情報記憶手段の個体識別情報(例えば、製造番号)を、識別情報として携帯電話機101から受信する。また、例えば、JAN(Japanese Article Number )コードや商品のシリアル番号を、識別情報として携帯電話機101から受信する。
ID判定手段212は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。ID判定手段212は、携帯電話機101によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する機能を備える。本実施の形態では、顧客データベース203は、携帯電話機101が過去に読み取った識別情報を蓄積している。そして、ID判定手段212は、顧客データベース203が蓄積する識別情報のうち、ID受信手段211が受信した識別情報に合致するものがあるか否かを判定することによって、同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する。
警告送信手段213は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。警告送信手段213は、所定の警告文を含む情報を、通信ネットワークを介して携帯電話機101に送信する機能を備える。
顧客情報受信手段214は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。顧客情報受信手段214は、顧客100の住所や氏名、年齢、電子メールアドレス等を含む顧客情報を、通信ネットワークを介して携帯電話機101から受信する機能を備える。
顧客情報登録手段215は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。顧客情報登録手段215は、顧客情報受信手段214が受信した顧客情報の登録処理を行う機能を備える。この場合、顧客情報登録手段215は、顧客情報を顧客データベース203に記憶させる。
抽選処理手段216は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。抽選処理手段216は、キャンペーンにおける景品の抽選処理を実行する機能を備える。本実施の形態では、抽選処理手段216は、顧客データベース203が蓄積する顧客情報及び識別情報に基づいて、いずれの顧客100が景品に当選したか否かを判定する。
また、本実施の形態では、抽選処理手段216は、携帯電話機101によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する機能を備える。この場合、抽選処理手段216は、顧客データベース203が蓄積する識別情報のうち、ID受信手段211が受信した識別情報に合致するものがあるか否かを判定することによって、同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する。
また、抽選処理手段216は、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた識別情報に対応するサービスの提供内容を変更する機能を備える。本実施の形態では、抽選処理手段216は、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定すると、その識別情報に対応する顧客100の景品の当選確率を下げる。
また、抽選処理手段216は、景品の抽選結果を顧客データベース203に記憶させる機能を備える。また、抽選処理手段216は、景品の抽選結果を景品配送手段202に送信する機能を備える。
景品配送手段202は、店舗/メーカ200が運営するサーバ又は端末であり、例えば、店舗/メーカ200の配送部門に設置される。景品配送手段202は、具体的には、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末によって実現される。
景品配送手段202は、店舗/メーカ200内においてキャンペーン管理サーバ201及び顧客データベース203と接続され、キャンペーン管理サーバ201と各種情報を送受信する機能を備える。また、景品配送手段202は、顧客データベース203が蓄積する顧客情報を抽出する機能を備える。
なお、景品配送手段202は、例えば、店舗/メーカ200内に構築されるLAN等の社内ネットワークを介して、キャンペーン管理サーバ201及び顧客データベース203と接続されてもよい。そして、景品配送手段202は、社内ネットワークを介して、キャンペーン管理サーバ201や顧客データベース203と各種情報を送受信してもよい。
景品配送手段202は、キャンペーン管理サーバ201や顧客データベース203から受信(又は入力)したデータに基づいて、景品の各種送付処理を行う機能を備える。例えば、景品配送手段202は、ディスプレイ装置等の表示装置に景品の送付を指示する旨の表示画面を表示し、配送部門の担当者に顧客100への景品の送付を促す。また、景品が電子データ(例えば、壁紙データ)である場合、景品配送手段202は、景品としての電子データを、通信ネットワークを介して携帯電話機101に送信してもよい。
顧客データベース203は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。また、顧客データベース203は、キャンペーン管理サーバ201及び景品配送手段202に接続される。
なお、顧客データベース203は、データベースサーバであってもよい。また、この場合、顧客データベース203は、社内ネットワークを介して、キャンペーン管理サーバ201及び景品配送手段202と接続されていてもよい。そして、顧客データベース203は、社内ネットワークを介して、キャンペーン管理サーバ201や景品配送手段202と各種情報を送受信してもよい。
顧客データベース203は、キャンペーン管理サーバ201から受信(又は入力)した顧客情報を蓄積する。本実施の形態では、顧客データベース203は、顧客情報を、所定の識別情報(例えば、UID)に対応付けて記憶する。また、顧客データベース203は、キャンペーン管理サーバ201から受信(又は入力)したキャンペーンの景品の当選者等に関する情報に基づいて、景品の配送処理に必要な顧客情報を景品配送手段202に送信(出力)する機能を備える。
顧客100の携帯電話機101は、読取部102、制御部103、入力部104、表示部105及び送受信部106を含む。なお、図1では、1つの携帯電話機101を示しているが、サービス提供システムは、複数の携帯電話機101を含んでもよい。
読取部102は、RFIDリーダやカードリーダ等の情報読取装置によって実現される。また、読取部102は、商品に貼付された二次元バーコード(例えば、QRコード)の情報を読み取る場合、カメラであってもよい。読取部102は、顧客100の操作に従って、キャンペーン対象商品に付随している情報記憶手段に記憶されている情報を読み取る機能を備える。例えば、顧客100が携帯電話機101の読取部102を、情報記憶手段であるRFIDタグやICタグにかざすと、読取部102は、情報記憶手段から情報を読み取る。
また、読取部102は、制御部103の指示に従って、情報記憶手段から読み取った情報を、送受信部106や表示部105に出力する機能を備える。また、読取部102は、必要に応じて、読取部102自体がもつ情報(例えば、読取部102であるリーダの個体番号)も、送受信部106や表示部105に出力する。
制御部103は、具体的には、プログラムに従って動作する携帯電話機101のCPU及びメモリによって実現される。制御部103は、入力部104からの入力情報に従って、読取部102、送受信部106又は表示部105に、必要な指示情報を出力し制御する機能を備える。また、制御部103は、必要に応じて、情報記憶手段302内の情報を読み出してキャンペーン管理サーバ201に送信するまでの処理を実行するためのアプリケーションを送受信部106を用いて受信し、受信したアプリケーションを実行する機能を備える。
入力部104は、具体的には、携帯電話機101のキー操作部である。入力部104は、顧客100の操作に従って、各種情報を入力する機能を備える。また、入力部104は、入力した内容(情報)を制御部103に出力する機能を備える。
表示部105は、具体的には、携帯電話機101の液晶表示部等の表示部である。表示部105は、制御部103からの指示に従って、読取部102が読み取った情報を表示する機能を備える。また、表示部105は、必要に応じて、送受信部106が受信した情報を表示する機能を備える。
送受信部106は、通信ネットワークを介して、キャンペーン管理サーバ201と各種情報を送受信する機能を備える。本実施の形態では、送受信部106は、制御部103の指示に従って、読取部102が読み取った情報を、通信ネットワークを介してキャンペーン管理サーバ201に送信する機能を備える。
また、送受信部106は、必要に応じて、情報記憶手段内の情報を読み出してキャンペーン管理サーバ201に送信するためのアプリケーションを、キャンペーン管理サーバ201から受信(ダウンロード)する機能を備える。また、送受信部106は、受信したアプリケーションを制御部103に出力する機能を備える。また、送受信部106は、必要に応じて、キャンペーン管理サーバ201から受信した情報を表示部105に出力する機能を備える。
なお、本実施の形態において、キャンペーン管理サーバ201の記憶装置は、顧客100に対して各種サービスを提供するためのサービス提供プログラムを記憶している。例えば、キャンペーン管理サーバ201の記憶装置は、コンピュータに、情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する処理と、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、情報読取手段に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する処理とを実行させるためのサービス提供プログラムを記憶している。
次に、動作について説明する。本実施の形態では、店舗内の各商品に、情報記憶手段としてRFIDタグが付随されている場合を説明する。また、本実施の形態では、RRFIDタグが記憶するUIDを、商品個々を特定する識別情報として使用する例を説明する。なお、情報記憶手段は、UIDを記憶する場合に限らず、商品個々を特定可能な情報であれば、例えば、JANコードや各商品のシリアル番号等の情報を記憶してもよい。また、情報記憶手段は、RFIDタグに限らず、例えば、二次元バーコード(例えば、QRコード)であってもよい。
図3は、情報記憶手段302が付随されている商品301の例を示す説明図である。図3に示す例では、RFIDタグである情報記憶手段302は、商品301に内蔵されている。なお、情報記憶手段302が付随する形態としては、商品302に記憶媒体等が内蔵されている場合に限らず、記憶媒体等に付属していることが明らかな状態であれば、商品301の表面に貼り付けられたり、吊り下げられたりしていてもよい。
図4は、携帯電話機101からの応募に応じて景品を顧客100に配送する処理の一例を示す流れ図である。まず、携帯電話機101からのキャンペーン応募要求に応じて、顧客情報及び識別情報(本例では、UID)を登録する動作を説明する。
まず、顧客100は、キャンペーン対象商品を購入し、携帯電話機101を用いて、商品301に付随する情報記憶手段302に記憶されているUIDの取得操作を行う。例えば、顧客100は、携帯電話機101の読取部102を、商品301の情報記憶手段302にかざす。すると、携帯電話機101の読取部102は、顧客100の操作に従って、情報記憶手段302から識別情報(本例では、UID)を読み取る。
そして、携帯電話機101は、キャンペーン管理サーバ201にアクセスして、例えば所定のフォームに従って、情報記憶手段302から読み取ったUIDを、通信ネットワークを介してキャンペーン管理サーバ201に送信する(ステップS1)。
携帯電話機101がUIDを送信すると、キャンペーン管理サーバ201のID受信手段211は、通信ネットワークを介してUIDを受信する。すると、ID判定手段212は、受信したUIDに基づいて、同じ情報記憶手段302から複数回読み取られた情報であるか否かを判定する。
本実施の形態では、情報記憶手段302から一度UIDが読み取られキャンペーン管理サーバ201に送信されると、そのUIDは、顧客データベース203に登録される。ID判定手段212は、顧客データベース203が記憶するUIDのうち、携帯電話機101から受信したUIDに合致するものがあるか否かを判定する。合致するUIDがあると判定すると、ID判定手段212は、情報記憶手段302から既に一度読み取られたUIDであると判定する。合致するUIDがなければ、ID判定手段212は、情報記憶手段302から初めて読み取ったUIDであると判定する。
ID判定手段212が既に一度読み取られたUIDであると判定すると、警告送信手段213は、顧客100による不正行為を防止するための不正行為防止用情報を、通信ネットワークを介して携帯電話機101に送信する。例えば、警告送信手段213は、所定の警告文を含む不正行為防止用情報を携帯電話機101に送信する。
携帯電話機101は、不正行為防止用情報を受信すると、受信した不正行為防止用情報に基づいて、不正に取得したUIDを使用してキャンペーンに応募する行為に対する警告文を表示部105に表示する(ステップS2)。図5は、携帯電話機101が表示する警告文の一例を示す説明図である。なお、携帯電話機101は、図5に示す警告文を、UIDを送信する前の段階で表示してもよく、UID送信と同じタイミングにおいて表示してもよい。
また、携帯電話機101は、警告文の効果を高めるために、警告文を表示する画面において、顧客100による警告文への同意を得るための入力欄を表示してもよい。そして、顧客による同意の操作を要求するようにしてもよい。図6は、携帯電話機101が表示する警告文の他の例を示す説明図である。携帯電話機101は、例えば、図6に示すように、同意ボタンを含む表示画面を表示し、顧客100による操作として「同意する」ボタンを押すことを要求するようにしてもよい。この場合、顧客100によって「同意する」ボタンを押す操作がされない場合、携帯電話機101は、それ以上キャンペーン応募手続きを進めることができなくなるようにしてもよい。
また、携帯電話機101は、顧客100の入力操作に従って、例えば、所定のフォームに従って、住所や氏名、年齢、電子メールアドレス等の顧客情報を入力する(ステップS3)。顧客情報を入力すると、携帯電話機101は、顧客情報をキャンペーン管理サーバ201に送信することを、顧客100自身に確認する旨の表示を行う(ステップS4)。そして、顧客100によって顧客情報送信の確認操作が行われると、携帯電話機101は、入力した顧客情報を、通信ネットワークを介してキャンペーン管理サーバ201に送信する。そのようにすることによって、キャンペーンの応募に際しての匿名性を排除して、不正に取得したUIDを使用してキャンペーンに応募する行為を防止する。
なお、顧客情報の入力や顧客情報の送信確認を、不正行為に対する警告文の表示の前後に行ってもよく、UIDの送信の前後のタイミングで行ってもよい。また、顧客情報の入力や送信確認を、警告文の表示やUIDの送信と同じタイミングで表示してもよい。また、警告文の表示の場合と同様に、顧客情報の送信確認の時点においても、顧客による同意の操作を要求してもよい。
また、本実施の形態では、顧客情報として住所や氏名、年齢、電子メールアドレス等を扱う例を示したが、顧客情報は、本実施の形態で示したものに限られない。例えば、顧客100側が情報記憶手段302の読取手段を所持している場合には、顧客情報の送信内容として、読取手段自体がもつ情報(例えば、読取手段の個体番号)を送信してもよい。
例えば、図1に示す例では、情報記憶手段302の読取手段が携帯電話機101である場合を示している。そして、携帯電話機101が情報記憶手段302の情報を読取ることが可能な読取部102を有し、例えば、読取部102が携帯電話機101に接続されるRFIDリーダである場合を考える。この場合、携帯電話機101の制御部103は、RFIDリーダが取得した(読み取った)情報記憶手段302の情報と、RFIDリーダ自体のシリアル番号とを、送受信部106を用いて、キャンペーン管理サーバ201に送信するようにしてもよい。
また、携帯電話機101は、キャンペーンの応募に必要な処理を実行するためのアプリケーションを、キャンペーン管理サーバ302からダウンロードしてもよい。そして、制御部103は、キャンペーン応募時に、ダウンロードしたアプリケーションに従って処理を実行してもよい。
また、本実施の形態では、情報記憶手段302の読取手段が携帯電話機101である場合を説明したが、読取手段は、携帯電話機101以外の手段であってもよい。例えば、読取手段は、POS端末やパーソナルコンピュータ等の情報処理端末であってもよい。
キャンペーン管理サーバ201の顧客情報受信手段214は、携帯電話機101から、通信ネットワークを介して顧客情報を受信する。すると、顧客情報登録手段215は、顧客情報受信手段214が受信した顧客情報を受け付ける(ステップS5)。また、キャンペーン管理サーバ201の顧客情報登録手段215は、顧客データベース203に顧客情報を送信(又は出力)して、顧客データベースの作成を行う(ステップS6)。この場合、顧客情報登録手段215は、ステップS1で受信したUIDに対応付けて、顧客情報を顧客データベース203に記憶させる。
以上の処理に従って、顧客100の携帯電話機101からキャンペーンへの応募要求を受け付け、顧客情報及び識別情報(本例では、UID)が顧客データベース203に蓄積される。
次に、キャンペーン期間後に景品の抽選を行う動作を説明する。キャンペーン管理サーバ201の抽選処理手段216は、顧客100の携帯電話機101から送信された情報(顧客データベース203が蓄積する情報)のうち、情報記憶手段302のUIDを用いて抽選を行う。この場合、抽選処理手段216は、顧客から送信されたUIDに関して、同一のUIDが既に送信されているか否かを判定する。例えば、抽選処理手段216は、顧客データベース203が蓄積するUIDのうち、同一のUIDが重複して含まれるか否かを判定する(ステップS7)。
同一のUIDが重複して登録されていると判定すると、抽選処理手段216は、その重複するUIDを、不正な手段で取得されてキャンペーン応募に使用されている可能性があると判断する。そして、キャンペーン管理サーバ201の抽選処理手段216は、自動でその重複するUIDに対応する顧客100の当選確率を下げる処理を実行する(ステップS8)。
例えば、キャンペーン応募締め切り時点で、同一のUIDを用いた応募が5点確認された場合、キャンペーン管理サーバ201は、そのUIDが不正に取得されてキャンペーン応募に使用されている可能性があると判断する。そして、キャンペーン管理サーバ201は、その重複するUIDに対応する顧客の当選確率を、例えば、5分の1に下げるように決定する。そのようにすることによって、不正に取得したUIDを用いてキャンペーンに応募したキャンペーン応募者を当選させにくくすることができる。
キャンペーン管理サーバ201の抽選処理手段216は、顧客から送信された情報(顧客データベース203が蓄積する情報)のうち、情報記憶手段302のUIDに基づいて抽選を実行する(ステップS9)。
例えば、抽選処理手段216は、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行する。この場合、キャンペーン管理サーバ201は、例えば、所定の判定値を含む判定テーブルを備え、抽選処理手段216は、抽選用乱数の値が判定テーブルに含まれる判定値と合致するか否かを判定することによって、UIDに対応する顧客100が当選したか否かを判定する。
また、例えば、キャンペーン管理サーバ201は、当選確率に応じて、判定値の数が異なる複数の判定テーブルを備えていてもよい。この場合、抽選処理手段216は、ステップS8で決定した当選確率に対応する対応テーブルを用いて、抽選処理を実行してもよい。
また、抽選処理手段216は、景品の抽選結果(当選した顧客100に対応するUIDの情報)を、顧客データベース203及び景品配送手段202に送信(又は出力)する。顧客データベース203は、例えば、キャンペーン管理サーバ201から送信された当選者のUID(当選UIDともいう)に対応する顧客情報のうち、景品を顧客に送るために必要な情報(例えば、住所や電子メールアドレス)を景品配送手段202に送信する。また、景品配送手段202は、例えば、景品を顧客に送るために必要な情報を、顧客データベース203から読み出す。
そして、景品配送手段202は、キャンペーン管理サーバ201からの当選UID、及び顧客データベース203からの当選UIDに対応する顧客情報に基づいて、顧客100に対し景品の送付処理を行う(ステップS10)。例えば、景品配送手段202は、顧客100に対して景品を送付する旨の情報を表示し、配送部門の担当者に景品の配送を促す。また、景品が電子データである場合には、景品配送手段202は、景品である電子データを、通信ネットワークを介して携帯電話機101に送信する。
なお、本実施の形態では、キャンペーン管理サーバ201が抽選結果を顧客データベース203及び景品配送手段202に送信する場合を説明したが、キャンペーン管理サーバ201は、抽選結果を、顧客100の携帯電話機101に対して送信してもよい。
なお、本実施の形態では、キャンペーン景品の当選者を決定する手段として抽選を行う場合を説明したが、サービス提供システムは、他の顧客100向けサービスを行う場合にも適応可能である。例えば、顧客100の操作に従って携帯電話機101が情報記憶手段302から情報を取得する毎に、キャンペーン管理サーバ201は、ポイントを顧客100に付与し、付与したポイントの情報を携帯電話機101に送信してもよい。この場合、キャンペーン管理サーバ201は、例えば、キャンペーン応募手続きをおこなった全ての顧客100のうち、累積ポイントが規定数を超えた顧客100を、キャンペーン景品の当選者と決定してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、携帯電話機101は、商品301に貼付された情報記憶手段302から識別情報を読み取り、キャンペーン管理サーバ201に送信する。キャンペーン管理サーバ201は、識別情報を受信すると、携帯電話機101によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する。また、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定すると、キャンペーン管理サーバ201は、不正行為防止用情報を携帯電話機101に送信する。そして、携帯電話機101は、受信した不正行為防止用情報に基づいて、所定の警告文を表示する。従って、購入していない商品301に付随する情報記憶手段302内の情報の読取り操作を行ったり、拾得した商品301に付随する情報記憶手段302から情報の読取り操作を行ったりして得た情報を、キャンペーンの応募に使用する行為を防止できる。
すなわち、本実施の形態によれば、商品301を購入する意思のない者が購入していない商品301に付随する情報記憶手段302内の情報を取得してキャンペーンの応募に使用する行為に対する抑止力を発生させる効果をもつ。また、キャンペーン応募手続きへの使用を一度完了した情報記憶手段302内の情報が再度キャンペーン応募に使用されてしまう事態に対する抑止力を発生させる効果をもつ。そのようにすることによって、当選者の人数が、キャンペーン用に用意した景品の数を上回ってしまうという事態を発生しにくくすることができ、キャンペーンに係る予算の超過を防ぐことができる。また、このような効果は、商品301に付随する情報記憶手段302から取得した情報をキャンペーン応募手続きで使用する際に、顧客情報を送信させることによって、応募手続きを行う者に対する匿名性を排除することに起因する。
また、本実施の形態によれば、購入していない商品301に付随する情報記憶手段302内の情報の読取り操作を行ったり、拾得した商品301に付随する情報記憶手段302から情報の読取り操作を行ったりして得た情報をキャンペーンの応募に使用する応募者と、購入した商品301や贈与された商品301等に付随する情報記憶手段302内の情報をキャンペーンの応募に使用する応募者との差別化を図ることができるという効果をもつ。そのようにすることによって、キャンペーン景品の希少性を保つことができる。また、このような効果は、不正な手段を用いた疑いのある応募者に対する景品の当選確率が自動的に下がることに起因する。
実施の形態2.
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態において、サービス提供システムの構成は、図1に示した構成と同様である。また、キャンペーン管理サーバ201の構成は、図2に示した構成と同様である。
図7は、携帯電話機101からの応募に応じて景品を顧客100に配送する処理の他の例を示す流れ図である。第1の実施の形態では、図2に示すように、キャンペーン管理サーバ201は、ステップS6で顧客データベースを作成した後に、景品の抽選処理を実行する場合を説明した。本実施の形態では、キャンペーン管理サーバ201は、顧客情報を顧客データベース203に登録する処理(ステップS3〜ステップS6)を、図7に示すように、抽選処理を実行した後に当選が確定してから実行する。
本実施の形態では、上記のように処理を実行することによって、第1の実施の形態と同様に、購入していない商品301に付随する情報記憶手段302内の情報の読取り操作を行ったり、拾得した商品301に付随する情報記憶手段302から情報の読取り操作を行ったりして得た情報を、キャンペーンの応募に使用する行為を防止できる。
なお、本実施の形態において、ステップS1からステップ10までの処理内容は、第1の実施の形態で示したそれらの処理と同様である。
本発明は、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗において、販売促進用にキャンペーンを行う等のサービスを提供するサービス提供システムの用途に適用できる。
本発明によるサービス提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 キャンペーン管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 情報記憶手段が付随されている商品301の例を示す説明図である。 携帯電話機からの応募に応じて景品を顧客に配送する処理の一例を示す流れ図である。 携帯電話機が表示する警告文の一例を示す説明図である。 携帯電話機が表示する警告文の他の例を示す説明図である。 携帯電話機からの応募に応じて景品を顧客に配送する処理の他の例を示す流れ図である。 従来のキャンペーン用のツールを使用して販売促進を行う場合の例を示す説明図である。
符号の説明
100 顧客
101 携帯電話機
102 読取部
103 制御部
104 入力部
105 表示部
106 送受信部
201 キャンペーン管理サーバ
202 景品配送手段
203 顧客データベース
211 ID受信手段
212 ID判定手段
213 警告送信手段
214 顧客情報受信手段
215 顧客情報登録手段
216 抽選処理手段
301 商品
302 情報記憶手段

Claims (17)

  1. 商品に付随し、前記商品を特定可能な識別情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段が記憶する識別情報を読み取る情報読取手段と、
    前記情報読取手段が読み取った識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段と、
    前記情報読取手段が読み取った識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供手段とを備え、
    前記サービス提供手段は、
    前記情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、前記情報読取手段に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する不正行為防止手段と
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた前記識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更手段とを含み、
    前記判定手段は、前記識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、前記情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、前記情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、
    前記サービス内容変更手段は、
    当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルを有し、
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する当選確率決定手段と、
    前記複数の判定テーブルのうち、前記当選確率決定手段によって決定された当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する抽選処理実行手段とを含む
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  2. 商品に付随し、前記商品を特定可能な識別情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段が記憶する識別情報を読み取る情報読取手段と、
    前記情報読取手段が読み取った識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段と、
    前記情報読取手段が読み取った識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供手段とを備え、
    前記サービス提供手段は、
    前記情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた前記識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更手段とを含み、
    前記判定手段は、前記識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、前記情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、前記情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、
    前記サービス内容変更手段は、
    当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルを有し、
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する当選確率決定手段と、
    前記複数の判定テーブルのうち、前記当選確率決定手段によって決定された当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する抽選処理実行手段とを含む
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  3. 情報記憶手段は、RFIDタグである請求項1又は請求項2記載のサービス提供システム。
  4. 情報記憶手段は、二次元バーコードである請求項1又は請求項2記載のサービス提供システム。
  5. 情報記憶手段は、識別情報として、前記情報記憶手段を識別するための個体識別情報を記憶する請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  6. 情報読取手段は、携帯電話機である請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  7. 情報読取手段は、POS端末である請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  8. 情報読取手段は、パーソナルコンピュータである請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  9. 情報読取手段は、当該情報読取手段を識別するための識別情報を、顧客の属性を示す顧客情報として、サービス提供手段に送信する請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  10. 情報読取手段は、サービス提供手段から不正行為防止用情報を受信した場合に、受信した前記不正行為防止用情報に基づいて警告文を表示する警告表示手段を含む請求項1記載のサービス提供システム。
  11. 情報読取手段は、警告表示手段が警告文を表示すると、顧客による操作を要求する操作要求手段を含む請求項10記載のサービス提供システム。
  12. 情報読取手段が読み取った商品を特定可能な識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供サーバであって、
    前記情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、前記情報読取手段に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する不正行為防止手段と
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた前記識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更手段とを備え、
    前記判定手段は、前記情報読取手段が読み取った識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、前記情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、前記情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、
    前記サービス内容変更手段は、
    当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルを有し、
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する当選確率決定手段と、
    前記複数の判定テーブルのうち、前記当選確率決定手段によって決定された当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する抽選処理実行手段とを含む
    ことを特徴とするサービス提供サーバ。
  13. 情報読取手段が読み取った商品を特定可能な識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供サーバであって、
    前記情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた前記識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更手段とを備え、
    前記判定手段は、前記情報読取手段が読み取った識別情報を蓄積する識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、前記情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、前記情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、
    前記サービス内容変更手段は、
    当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルを有し、
    前記判定手段が同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する当選確率決定手段と、
    前記複数の判定テーブルのうち、前記当選確率決定手段によって決定された当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する抽選処理実行手段とを含む
    ことを特徴とするサービス提供サーバ。
  14. 顧客端末が、商品に付随する情報記憶手段から、前記商品を特定可能な識別情報を読み取る情報読取ステップと、
    サービス提供サーバが、前記顧客端末が読み取った識別情報を識別情報蓄積手段に蓄積する識別情報蓄積ステップと、
    前記サービス提供サーバが、前記顧客端末が読み取った識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供ステップと、
    前記サービス提供サーバが、前記顧客端末よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定ステップと、
    前記サービス提供サーバが、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、前記顧客端末に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する不正行為防止ステップと
    前記サービス提供サーバが、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた前記識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更ステップとを含み、
    前記サービス提供サーバが、前記判定ステップにおいて、前記識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、
    前記サービス提供サーバが、前記サービス内容変更ステップにおいて、
    同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定し、
    当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルのうち、決定した当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する
    ことを特徴とするサービス提供方法。
  15. 顧客端末が、商品に付随する情報記憶手段から、前記商品を特定可能な識別情報を読み取る情報読取ステップと、
    サービス提供サーバが、前記顧客端末が読み取った識別情報を識別情報蓄積手段に蓄積する識別情報蓄積ステップと、
    前記サービス提供サーバが、前記顧客端末が読み取った識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するサービス提供ステップと、
    前記サービス提供サーバが、前記顧客端末よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定ステップと、
    前記サービス提供サーバが、同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた前記識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更ステップとを含み、
    前記サービス提供サーバが、前記判定ステップにおいて、前記識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定し、
    前記サービス提供サーバが、前記サービス内容変更ステップにおいて、
    同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定し、
    当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルのうち、決定した当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する
    ことを特徴とするサービス提供方法。
  16. 情報読取手段が読み取った商品を特定可能な識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するためのサービス提供プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記情報読取手段が読み取った識別情報を識別情報蓄積手段に蓄積させる識別情報蓄積処理と、
    前記情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定処理と、
    同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、前記情報読取手段に対して、不正行為を防止するための不正行為防止用情報を送信する不正行為防止処理と
    同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた前記識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更処理とを実行させ、
    前記判定処理において、前記識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、前記情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、前記情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する処理を実行させ、
    前記サービス内容変更処理において、
    同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する処理を実行させ、
    当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルのうち、決定した当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する処理を実行させる
    ためのサービス提供プログラム。
  17. 情報読取手段が読み取った商品を特定可能な識別情報に基づいて、所定のサービスを提供するためのサービス提供プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記情報読取手段が読み取った識別情報を識別情報蓄積手段に蓄積させる識別情報蓄積処理と、
    前記情報読取手段よって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する判定処理と、
    同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、複数回読み取られた前記識別情報に対応するサービスの提供内容を変更するサービス内容変更処理とを実行させ、
    前記判定処理において、前記識別情報蓄積手段が蓄積する識別情報のうち、前記情報読取手段から受信した識別情報に合致する識別情報があるか否かを判定することによって、前記情報読取手段によって同一の識別情報が複数回読み取られたか否かを判定する処理を実行させ、
    前記サービス内容変更処理において、
    同一の識別情報が複数回読み取られたと判定した場合には、当該識別情報に対応するサービスを提供すると決定する当選確率を下げることに決定する処理を実行させ、
    当選確率に応じて判定値の数が異なる複数の判定テーブルのうち、決定した当選確率に応じた判定テーブルを用いて、所定の抽選用の乱数に基づいて抽選処理を実行することによって、識別情報に対応するサービスを提供するか否かを決定する処理を実行させる
    ためのサービス提供プログラム。
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