JP4558070B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池ストリングの裏面から引き出される出力リード線の引き出し構造に特徴を有する太陽電池モジュールに関する。
建物の屋根等に複数枚の太陽電池ストリングをマトリックス状に敷設して太陽光発電を行う太陽光発電システムが広く一般に普及しはじめている。このような太陽電池発電システムにおいて、各太陽電池モジュールには、隣接して敷設された他の太陽電池モジュールと互いに電気的に接続可能とするための端子ボックスが備えられている。
従来の太陽電池モジュールを構成する太陽電池ストリングの一構成例を図7(a),(b)及び図8に示す。ただし、図7(a),(b)は製造工程の2つの場面を示す説明図、図8は太陽電池ストリングをラミネート封止する工程を示す説明図である。なお、この図7及び図8に示す太陽電池ストリングの構成例は特許文献1にも記載されている。
太陽電池セル115は、透光性絶縁基板111上に、図示は省略しているが透明導電膜からなる透明電極膜、光電変換層、裏面電極膜がこの順に積層されて形成されている。
このように構成された太陽電池セル115は、図7(a)に示すように細長い短冊状で、透光性絶縁基板111のほぼ全幅にわたる長さを有しており、隣接する太陽電池セル115,115同士において一方の透明電極膜と他方の裏面電極膜とが互いに接続されることで複数の太陽電池セル115が直列に接続された太陽電池ストリング116が構成されている。
この太陽電池ストリング116における一端部の太陽電池セル115の透明電極膜の端部上に、太陽電池セル115とほぼ同一長さの線状のP型電極端子部117が形成され、他端部の太陽電池セル115の裏面電極膜の端部上に、太陽電池セル115とほぼ同一長さの線状のN型電極端子部118が形成されている。これらP型電極端子部117及びN型電極端子部118が電極取り出し部になる。
このP型電極端子部117の中央部とN型電極端子部118の中央部との間をわたすようにして、太陽電池ストリング116の上に絶縁シート119が敷設されている。この絶縁シート119は、P型電極端子部117及びN型電極端子部118には重ならないように敷設されている。絶縁シート119としては、封止材と相性の良いフィルムが好ましく、なかでもPETフィルムやフッ素樹脂フィルムなどが最適である。また、絶縁シートの接着性を確保するために、絶縁シート119と太陽電池セル115の間や、絶縁シート119とリード線112もしくは113との間に接着用の樹脂シートを敷設しても良いし、接着剤などであらかじめ接着しておいても良い。
一方、P型電極端子部117と同形・同大の銅箔からなるバスバーと呼ばれる正極集電部120が、P型電極端子部117の全面に対して電気的かつ機械的に接合されている。同様に、N型電極端子部118と同形・同大の負極集電部121が、N型電極端子部118の全面に対して電気的かつ機械的に接合されている。これらの接合手段としては、半田付けまたは導電性ペーストなどを用いることができる。
絶縁シート119の上には、フラットケーブルからなる正極リード線122と負極リード線123とが、互いの先端部を対向させた状態で一直線状に(若しくは幅方向にずらせた平行状態に)配置されている。
正極リード線122の一端部は、正極集電部120の中央位置に接続されている。また、正極リード線122の他端部は、太陽電池ストリング116のほぼ中央部に位置し、かつ太陽電池ストリング116の面から立ち上げるように(例えば、面に対して垂直方向に)折り曲げられて出力リード部122aとなっている。同様に、負極リード線123の一端部は、負極集電部121の中央位置に接続されている。また、負極リード線123の他端部は、太陽電池ストリング116のほぼ中央部に位置し、かつ太陽電池ストリング116の面から立ち上げるように(例えば、面に対して垂直方向に)折り曲げられて出力リード部123aとなっている。
正極リード線122及び負極リード線123は、複数の太陽電池セル115上にまたがっているが、太陽電池セル115との間に絶縁シート119が介在されているので、これら複数の太陽電池セル115をショートすることはない。絶縁シート119の幅は、正極リード線122及び負極リード線123の幅よりも充分に広いことが望ましく、正極集電部120から負極集電部121まで1枚の帯状シートの形で配置されている。
この状態において、図8に示すように、正極リード線122及び負極リード線123の各出力リード部122a,123aを貫通孔124a及び貫通孔125aに挿通する状態で、封止フィルム124と耐候性・高絶縁性のための裏面保護材としてのバックフィルム125とが、太陽電池ストリング116の全面にラミネート封止されている。封止フィルム124としては、熱可塑性の高分子フィルムが好ましく、なかでもEVA(エチレンビニルアセテート樹脂)製やPVB(ポリビニルブチラール樹脂)製のものなどが最適である。また、バックフィルム125としては、防湿性確保のためにPET/Al/PET(PET:ポリエチレンテレフタレート)の3層構造やPVF/Al/PVF(PVF:ポリフッ化ビニル樹脂フィルム)の3層構造などの防湿層を含むものが好ましい。
このように構成された太陽電池ストリング116において、バックフィルム125の貫通孔125aから上方に向けて突出している正極リード線122及び負極リード線123の各出力リード部122a,123aに、図示しない端子ボックスを取り付けて電気的に接続している。
このように、従来の太陽電池モジュールの構成及び製造方法においては、数多くの煩雑な作業が必要であり、特に、太陽電池ストリング116の上に絶縁シート119を敷設し、この絶縁シート119の上にフラットケーブルからなる正極リード線122と負極リード線123とを配置する必要があった。この場合、敷設時の位置ずれを考慮して、絶縁シート119の幅を、正極リード線122及び負極リード線123の幅よりも充分に広くする必要があり、また、正極集電部120から負極集電部121まで1枚の帯状シートの形で配置されているため、大量の絶縁シートを使用する必要があった。そのため、部材コストの上昇を招くとともに、絶縁シートの敷設と正極リード線122及び負極リード線123の配置に十分注意する必要があり、製造効率も低下するといった問題があった。
そこで、このような問題を解決すべく、特許文献1に記載の太陽電池モジュールでは、正極リード線122及び負極リード線123を耐熱性の高い絶縁フィルムで全体を被覆している。すなわち、正極リード線122は、正極集電部120に接続する一端部と、端子ボックスの端子台に接続する他端部とを除いて全体が絶縁フィルムで被覆されており、負極リード線123は、負極集電部121に接続する一端部と、端子ボックスの端子台に接続する他端部とを除いて全体が絶縁フィルムで被覆されている。このように絶縁フィルムで全体を被覆することで、太陽電池ストリング116の上に正極リード線122及び負極リード線123を配置するとき、絶縁シート119を敷設することなく、正極リード線122及び負極リード線123を太陽電池ストリング116の上に直接配置することが可能となり、絶縁シート119を省略することによる部材コストの低減や、工数の削減、配置の容易性(すなわち、多少ずれてもショートする心配がないため)による製造効率の向上などが可能となるものである。
特開平9−326497号公報
しかし、特許文献1のものでは、出力リード部122a,123aを例えば垂直に立ち上げるためにその根元部分を折り曲げるとき、被覆している絶縁フィルムによるコシや跳ね返りが強くなるため、垂直に折り曲げたつもりでも、斜めに倒れてしまうといった問題があった。そのため、封止絶縁フィルム124とバックフィルム125とを太陽電池ストリング116の全面にラミネート封止するとき、出力リード部122a,123aと封止絶縁フィルム124の貫通孔124a及びバックフィルム125の貫通孔125aとの位置合わせが難しく、ラミネート工程に時間がかかるといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、正極リード線及び負極リード線を太陽電池ストリングの上に直接配置可能とすることで、絶縁シートを省略することによる部材コストの低減、工数の削減、配置の容易性を確保するとともに、出力リード部を所定角度に立ち上げるためにその根元部分を折り曲げるとき、被覆している絶縁フィルムによるコシや跳ね返りを弱くすることで、封止絶縁フィルムとバックフィルムとを太陽電池ストリングの全面にラミネート封止するときの出力リード部と封止絶縁フィルム及びバックフィルムの貫通孔との位置合わせを容易とした太陽電池モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の太陽電池モジュールは、透光性絶縁基板に、透明電極膜、光電変換層、裏面電極膜がこの順に積層されて形成されている太陽電池セルを直列に接続して太陽電池ストリングが形成され、この太陽電池ストリングの端部に設けられた電極取り出し部に一端部が接続された状態で被覆リード線が前記裏面電極膜上に配置され、この被覆リード線の他端部を前記裏面電極膜の面から立ち上げるように折り曲げて出力リード部が形成されている太陽電池モジュールにおいて、前記出力リード部は、前記折り曲げ部を含む先端部側のリード線が片面絶縁被覆であることを特徴としている。より具体的には、前記片面絶縁被覆は、前記リード線の前記裏面電極膜側に設けられている。
また、前記リード線は、前記太陽電池セル上に積層されたバックフィルムの貫通孔に貫通する部分が片面絶縁被覆であり、その部分から前記バックフィルム上に載置された端子ボックスの端子台に接触する部分までは絶縁被覆されていない構成としている。
このように、本発明では、リード線を太陽電池ストリング上に配置し、出力リード部を所定角度(例えば垂直方向)に立ち上げるためにその根元部分を折り曲げるとき、この部分にはリード線の片面のみに絶縁膜を設けることで、絶縁膜によるコシや跳ね返りを弱くし、これによって、出力リード部を容易に所定角度に折り曲げることが可能となる。そのため、バックフィルムを太陽電池ストリングの全面にラミネート封止するとき、出力リード部とバックフィルムの貫通孔との位置合わせが容易となり、ラミネート工程の時間を短縮することが可能となる。また、リード線は、バックフィルムの貫通孔に貫通する部分が片面絶縁被覆であり、その部分からバックフィルム上に載置された端子ボックスの端子台に接触する部分までは絶縁被覆されていないので、リード線の端子台への半田付けのとき、リード線の位置や長さにずれが生じた場合でも、端子台とリード線との間に絶縁フィルムが挟まって半田付け不良が発生することもない。因みに、上記特許文献1のように、正極リード線122及び負極リード線123を絶縁フィルム131で全体を被覆している場合、図9に示すように、端子ボックス301の端子台302にリード線122または123を半田付けするとき、被覆部分131aがリード線122または123と端子台302との間に入り込んで、半田付け不良が発生する可能性がある。
なお、前記片面絶縁被覆は、リード線の片面に絶縁テープを貼着することにより、または両面を被覆した被覆リード線の片側を除去することにより形成することができる。
また、本発明の太陽電池モジュールは、透光性絶縁基板に、透明電極膜、光電変換層、裏面電極膜がこの順に積層されて形成されている太陽電池セルを直列に接続して太陽電池ストリングが形成され、この太陽電池ストリングの端部に設けられた電極取り出し部に一端部が接続された状態でリード線が前記裏面電極膜上に配置され、このリード線の他端部を前記裏面電極膜の面から立ち上げるように折り曲げて出力リード部が形成されている太陽電池モジュールにおいて、前記リード線は、前記電極取り出し部から前記出力リード部の折り曲げ部を含む先端部側までの全てが片面絶縁被覆であることを特徴としている。
このように、リード線の片面のみに絶縁膜を設けることで、絶縁膜の使用量を必要最小限に抑えることができ、部品コストの低減につなげることができる。また、この絶縁フィルムは、太陽電池ストリングの裏面電極膜側に設けられているので、太陽電池ストリング上へのリード線の配置及び位置決めを容易に行うことができる。
また、リード線は、バックフィルムの貫通孔に貫通する部分までが片面絶縁被覆であり、その部分からバックフィルム上に載置された端子ボックスの端子台に接触する部分までは絶縁被覆されていない。従って、リード線の端子台への半田付けのとき、リード線の位置や長さにずれが生じた場合でも、端子台とリード線の間に絶縁フィルムが挟まって半田付け不良が発生することもない。なお、前記片面絶縁被覆は、リード線の片面に絶縁テープを貼着することにより形成することができる。
本発明によれば、出力リード部を所定角度に立ち上げるためにその根元部分を折り曲げるとき、この部分にはリード線の片面のみに絶縁膜を設けることで、絶縁膜によるコシや跳ね返りを弱くし、これによって出力リード部を所定角度に容易に折り曲げることができる。そのため、バックフィルムを太陽電池ストリングの全面にラミネート封止するとき、出力リード部とバックフィルムの貫通孔との位置合わせが容易となり、ラミネート工程の時間を短縮することができる。また、リード線の片面のみに絶縁膜を設けることで、絶縁膜の使用量を必要最小限に抑えることができ、部品コストの低減につなげることができる。また、この絶縁フィルムは、太陽電池ストリングの裏面電極膜側に設けられているので、太陽電池ストリング上へのリード線の配置及び位置決めを容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<実施例1に係る太陽電池ストリングの説明>
図1(a),(b)及び図2は、本実施例1に係る太陽電池モジュールを示している。ただし、図1(a),(b)は製造工程の2つの場面を示す説明図、図2は太陽電池ストリングをラミネート封止する工程を示す説明図である。
太陽電池セル55は、透光性絶縁基板51上に、図示は省略しているが透明導電膜からなる透明電極膜、光電変換層、裏面電極膜がこの順に積層されて形成されている。透光性絶縁基板としてはガラスやポリイミドなどの耐熱性樹脂がある。透明電極膜としてはSnO2、ZnO、ITOなどがある。光電変換層としてはアモルファスシリコンや微結晶シリコンなどのシリコン系光電変換膜や、CdTe,CuInSe2などの化合物系光電変換膜がある。
このように構成された太陽電池セル55は、図1(a)に示すように細長い短冊状で、透光性絶縁基板51のほぼ全幅にわたる長さを有しており、隣接する太陽電池セル55,55同士において一方の透明電極膜と他方の裏面電極膜とが互いに接続されることで複数の太陽電池セル55が直列に接続された太陽電池ストリング56が構成されている。
そして、この太陽電池ストリング56における一端部の太陽電池セル55の透明電極膜の端部上に、太陽電池セル55とほぼ同一長さの線状のP型電極端子部57が形成され、他端部の太陽電池セル55の裏面電極膜の端部上に、太陽電池セル55とほぼ同一長さの線状のN型電極端子部58が形成されている。これらP型電極端子部57及びN型電極端子部58が電極取り出し部になる。このように太陽電池セル55の長さと電極端子部57,58の長さを全て同一長とすることにより、太陽電池ストリング56の複数の太陽電池セル55を直列に流れてきた電流が局部的に集中することがなく、その電流を均一に取り出すことができるのでシリーズ抵抗ロスの発生を抑制することができる。
そして、P型電極端子部57とほぼ同形・同大の銅箔からなるバスバーと呼ばれる正極集電部60が、P型電極端子部57の全面に対して電気的かつ機械的に接合され、N型電極端子部58とほぼ同形・同大の負極集電部61が、N型電極端子部58の全面に対して電気的かつ機械的に接合されている。これらの接合手段としては、半田付けまたは導電性ペーストなどを用いることができる。
上記構成において、絶縁膜(以下、「絶縁フィルム」という。)59で被覆されたフラットケーブルからなる正極リード線62と負極リード線63とが、互いの先端部を対向させた状態で一直線状に(若しくは幅方向にずらせた平行状態に)配置されている。
そして、正極リード線62の一端部が、正極集電部60の中央位置に接続され、他端部は、太陽電池ストリング56のほぼ中央部に位置し、かつ太陽電池ストリング56の面に対して所定角度(本実施例1では、垂直方向)に折り曲げられて出力リード部62aとなっている。同様に、負極リード線63の一端部が、負極集電部61の中央位置に接続され、他端部は、太陽電池ストリング56のほぼ中央部に位置し、かつ太陽電池ストリング56の面に対して所定角度(本実施例1では、垂直方向)に折り曲げられて出力リード部63aとなっている。なお、出力リード部62a,63aの折り曲げ角度(所定角度)は、端子ボックスの形状と関連するため、必ずしも垂直方向に限定されるものではないが、本実施例1及び次の実施例2では垂直に折り曲げるものとして以下説明する。
図3は、出力リード部62a,63aの周辺部を一部拡大して示す斜視図である。
本実施例1では、出力リード部62a,63aは、折り曲げ部66を含む先端部側のリード線が絶縁フィルム59による片面被覆の状態となっている。より具体的には、この部分の絶縁フィルム59は、リード線62a,63aの太陽電池ストリング56の裏面電極膜側に設けられている。すなわち、出力リード部62a,63aを垂直に立ち上げるためにその根元部分を折り曲げるとき、この部分には各リード線62,63の片面のみにしか絶縁フィルム59が設けられていないので、絶縁フィルム59によるコシや跳ね返りが弱いため、容易に垂直に折り曲げることができる。
正極リード線62及び負極リード線63は、正極集電部60及び負極集電部61と同一材料(すなわち、銅箔)で作られており、各リード線と集電部との接合手段としては半田付けまたはスポット溶接などを用いることができる。正極リード線62及び負極リード線63は、複数の太陽電池セル55上にまたがっているが、各リード線62,63は絶縁フィルム59でその全体が被覆されているので、これら複数の太陽電池セル55をショートすることはない。
この状態において、図2に示すように、正極リード線62及び負極リード線63の各出力リード部62a,63aを貫通孔64a及び貫通孔65aに挿通する状態で、封止絶縁フィルム64と耐候性・高絶縁性のための裏面保護材としてのバックフィルム65とが、太陽電池ストリング56の全面にラミネート封止されている。封止絶縁フィルム64としては、PVB、シリコーンなど、バックフィルム65や絶縁フィルム59、太陽電池セル55との接着性が良く長期耐候性に優れたものであればよいが、なかでもEVA(エチレンビニルアセテート樹脂)製のものが太陽電池用としての実績があり最適である。特に封止絶縁フィルム64と絶縁フィルム59とを互いに接着性のよいものを選べば、太陽電池ストリングの防水性を向上することができる。また、バックフィルム65としては、PET/Al/PET(PET:ポリエチレンテレフタレート)などの防湿層(この場合はAl層)を含む3層構造のものが好ましい。厚みの一例を挙げると、絶縁フィルム59:50μm、封止絶縁フィルム124:600μmに対して、バックフィルム65を100μmとする。
このように構成された太陽電池ストリング56において、バックフィルム65の貫通孔65aから上方に向けて突出している正極リード線62及び負極リード線63の各出力リード部62a,63aに、後述する端子ボックス10を取り付けて電気的に接続している。
また、本実施例1では、各リード線62,63は、バックフィルム65の貫通孔65aに貫通する部分が絶縁フィルム59で片面被覆されているが、その部分からバックフィルム65上に載置された端子ボックス10の端子台20に接触する部分までは絶縁被覆されていないので、出力リード部62a,63aの端子台20への半田付けのとき、出力リード部62a,63aの位置や長さにずれが生じた場合でも、端子台20と出力リード部62a,63aとの間に絶縁フィルム59が挟まって半田付け不良が発生することもない。
なお、太陽電池ストリング56の電極配置構造はあくまで一例であり、このような配置構造に限定されるものではない。例えば、正極リード線62及び負極リード線63の配置位置は、太陽電池ストリング56の中央部ではなく、一方の端部側に寄っていてもよく、また、中央部まで引き出す必要もない。すなわち、正極集電部60及び負極集電部61の近傍から各出力リード部62a,63aが上方に突出するように配置されていてもよい。
<実施例2に係る太陽電池ストリングの説明>
上記実施例1では、各リード線62,63は、各集電部60,61から折り曲げ部66の手前までが絶縁フィルム59による全面被覆となっており、折り曲げ部66を含む先端部側の出力リード部62a,63aが絶縁フィルム59による片面被覆となっているが、本実施例2では、図4に示すように、各集電部60,61から出力リード部62a,63aの折り曲げ部66を含む先端部側までの全てが絶縁フィルム59による片面被覆となっている。より具体的には、この絶縁フィルム59は、各リード線62,63の太陽電池ストリング56の裏面電極膜側に設けられている。すなわち、出力リード部62a,63aを垂直に立ち上げるためにその根元部分を折り曲げるとき、この部分には各リード線62,63の片面のみにしか絶縁フィルム59が設けられていないので、絶縁フィルム59によるコシや跳ね返りが弱いため、容易に垂直に折り曲げることができる。また、このように各リード線62,63のほぼ全長に渡って絶縁フィルム59を片面のみに設けることにより、絶縁フィルムの使用量を必要最小限に抑えることができ、部品コストの低減につなげることができる。
<端子ボックスの説明>
図5は、本実施形態に係る端子ボックスの一構成例を示しており、(a)は概略断面図、(b)は平面図である。また、図5は、端子台部分を分離した状態で示した斜視図である。ただし、端子ボックスは、正極集電部20の立ち上がり端子部62a、及び負極集電部21の立ち上がり端子部63aのそれぞれに取り付けられるものであるが、その取り付け構造は同じであるので、本実施形態では、正極集電部20の立ち上がり端子部62aに取り付けた場合について説明する。
本実施形態の端子ボックス10は、太陽電池ストリング56の裏面(バックフィルム65)から引き出された出力リード部62aを電気的に接続するために、太陽電池ストリング56のバックフィルム65上に載置固定されるボックスケース11と、このボックスケース11上に形成された端子台20とからなっている。また、ボックスケース11は、太陽電池ストリング56のバックフィルム65上に載置固定されるケース本体12と、このケース本体12の上部に前記端子台20を載置固定するための端子台固定部13とからなっている。
本実施形態では、ボックスケース11は、図5(b)中左右方向に長く、幅方向に短い直方体形状に形成されており、端子台固定部13は、全体として略立方体形状に形成されている。
このようなボックスケース11の構成において、本実施形態では、出力リード部62aを端子台20の上方まで通すための開口部14(14a,14b,20a)が、ケース本体11の底面から端子台20の上面まで一連に形成されている。
ここで、本実施形態では、端子台固定部13に形成される開口部14aは、図6に示すように、ケース本体11の左右方向に所定の間隔を存して立設された一対の端子台固定片13a,13bによって形成され、この端子台固定片13a,13bの間が、出力リード部62aを通すための開口部14aとなっている。すなわち、端子台固定部3に形成される開口部14aは、円筒形のようないわゆる穴ではなく、左右両側が開放された溝のような構造となっている。そのため、この端子ボックス10に出力リード部62a及び図示しない外部出力線(隣接配置される他の太陽電池モジュールと接続するための線)を接続した後、ポッティングによって樹脂封止するとき、ポッティング材が開口部14aからケース本体11の開口部14b内部に(さらには、太陽電池ストリング56のバックフィルム65まで)流入し易くなり、太陽電池ストリング56から引き出された出力リード部62aの周辺を確実に樹脂封止することが可能となる。
なお、このような開口部14aの形状に合わせて、端子台20の開口部20aも、幅方向に長い長方形状となっている。
また、本実施形態では、ケース本体11に形成された開口部14bは、平面からみて四角形状に形成されており、各内壁面は、端子台固定部13に連通する側(すなわち、開口部14aの下端縁)からケース本体11の底面に向かって漸次拡開するテーパ状に形成されている。このようにテーパ状に形成することで、出力リード部62aを挿通する開口部14bの下端部の口径が大きくなることから、端子ボックス10を上から被せるとき、出力リード部62aが開口部14bの縁部に当たって折れ曲がってしまうといった不具合を防止することができる。
また、本実施形態では、端子台20は、端子台固定部13の上面形状に合わせて四角形状に形成されているが、一方の縁部20bが、出力リード部62aの先端部62a1を折り曲げ係止可能なように、端子台固定部13から突出して設けられている。すなわち、本実施形態では、端子台20の開口部20aから上方に突出した出力リード部62aをそのまま開口部20aの縁部に押し当てるようにして端子台20の一方の縁部側(図1では右側)に折り曲げ、その折り曲げ先端部をさら端子台20の一方の縁部20bに押し当てるようにして、下方に折り返すまで折り曲げることにより、出力リード部62aの先端部62a1を端子台20に係止固定することが可能となる。すなわち、端子台20の開口部20aの縁部、及び端子台20の一方の縁部20bの2点をそれぞれ折り曲げ起点として、2回の折り曲げ工程を実施するだけで、出力リード部62aの先端部62a1を端子台20に確実に係止固定することが可能となる。これにより、出力リード部62aの折り曲げ部分を端子台20に半田付けする次の工程を安定して行うことが可能となり、IEC規格に十分準拠した端子ボックスの取り付け構造とすることができる。
なお、図5では、端子台20の開口部20aから上方に突出した出力リード部62aをそのまま開口部20aの縁部に押し当てるようにして端子台20の右側に折り曲げ、その折り曲げ先端部をさら端子台20の右側縁部20bに押し当てるようにして、下方に折り返すまで折り曲げているが、これとは逆に、端子台20の開口部20aから上方に突出した出力リード部62aをそのまま開口部20aの縁部に押し当てるようにして端子台20の左側に折り曲げ、その折り曲げ先端部をさら端子台20の左側縁部20cに押し当てるようにして、下方に折り返すまで折り曲げるように構成してもよい。この方向に折り曲げる場合、出力リード部62aの絶縁フィルム59で被覆されていない面側が端子台20に接触するので、リード線62の端子台20への半田付けのとき、リード線62の出力リード部62aの位置や長さにずれが生じた場合でも、端子台20と出力リード部62aとの間に絶縁フィルム59が挟まって半田付け不良が発生することがない。
また、本実施形態では、ケース本体11の適所に、底面から上面まで達する空気抜き孔16を設けた構成としてもよい。ただし、この空気孔16は、端子台固定部13から十分離れた位置に設けるものとする。端子ボックス10を太陽電池ストリング56のバックフィルム65に取り付けるため、端子ボックス10のケース本体12の底面には、その周囲(全周であっても、例えば隅角部の4箇所等であってもよい)に接着用のシリコン樹脂18が塗布されている。従って、端子ボックス10を太陽電池ストリング56のバックフィルム65上に接着固定すると、このシリコン樹脂18の厚み分だけ、ケース本体12の底面と太陽電池ストリング56のバックフィルム65との間に隙間Sができることになる。従って、空気抜き孔16を設けることで、ポッティング材が開口部14に流れ込むとき、開口部14内部及び太陽電池ストリング56のバックフィルム65と端子ボックス10のケース本体12の底面との隙間Sに存在している空気が、空気抜き孔16から外部に抜けるため、ポッティング材を開口部14内(より具体的には、開口部14内の太陽電池ストリング56のバックフィルム65まで、さらには太陽電池ストリング56のバックフィルム65と端子ボックス10のケース本体12の底面との隙間Sまで)確実に充填することができ、空隙の無い樹脂封止を行うことが可能となる。
なお、図示は省略しているが、この端子台20に固定される外部出力線の固定方法としては、外部出力線の接続端部を端子台20の他方の端部にリベット等を用いて直接かしめるようにしてもよい。このように、太陽電池ストリング56のバックフィルム65上に端子ボックス10を取り付けて、端子台20に出力リード部62aを電気的に接続し、さらに、この端子台20に外部出力線を電気的に接続することで、太陽電池モジュールが作製される。
本発明の実施例1に係る太陽電池ストリングの一構成例を示しており、(a),(b)は製造工程の2つの場面を示している。 本発明の実施例1に係る太陽電池ストリングをラミネート封止する工程を示す説明図である。 本発明の実施例1に係る出力リード部の周辺部を一部拡大して示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る出力リード部の周辺部を一部拡大して示す斜視図である。 本発明に係わる端子ボックスの一実施例を示しており、(a)は断面図、(b)は平面図である。 図5に示す端子ボックスの斜視図である。 従来の太陽電池ストリングの一構成例を示しており、(a),(b)は製造工程の2つの場面を示している。 従来の太陽電池ストリングをラミネート封止する工程を示す説明図である。 従来の太陽電池ストリングのリード線を端子台に半田付けする状態を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
10 端子ボックス
11 ボックスケース
12 ケース本体
13 端子台固定部
13a,13b 端子台固定片
14(14a,14b,20a) 開口部
16 空気抜き孔
20 端子台
20b 右側の縁部
20c 左側の縁部
51 透光性絶縁基板
55 太陽電池セル
56 太陽電池ストリング(薄膜太陽電池ストリング)
57 P型電極端子部
58 N型電極端子部
59 絶縁膜(絶縁フィルム)
60 正極集電部
61 負極集電部
62 正極リード線
63 負極リード線
62a,63a 立ち上がり端子部
62a1 先端部
64 封止絶縁フィルム
65 バックフィルム
64a,65a 貫通孔

Claims (7)

  1. 透光性絶縁基板に、透明電極膜、光電変換層、裏面電極膜がこの順に積層されて形成されている太陽電池セルを直列に接続して太陽電池ストリングが形成され、この太陽電池ストリングの端部に設けられた電極取り出し部に一端部が接続された状態で被覆リード線が前記裏面電極膜上に配置され、この被覆リード線の他端部を前記裏面電極膜の面から立ち上げるように折り曲げて出力リード部が形成されている太陽電池モジュールにおいて、
    前記リード部は、前記折り曲げ部を含む先端部側のリード線が片面絶縁被覆であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記片面絶縁被覆は、前記リード線の前記裏面電極膜側に設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項2に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記リード線は、前記太陽電池セル上に積層されたバックフィルムの貫通孔に貫通する部分が片面絶縁被覆であり、その部分から前記バックフィルム上に載置された端子ボックスの端子台に接触する部分までは絶縁被覆されていないことを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記片面絶縁被覆は、リード線の片面に絶縁テープを貼着することにより、または両面を被覆した被覆リード線の片側を除去することにより形成されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 透光性絶縁基板に、透明電極膜、光電変換層、裏面電極膜がこの順に積層されて形成されている太陽電池セルを直列に接続して太陽電池ストリングが形成され、この太陽電池ストリングの端部に設けられた電極取り出し部に一端部が接続された状態でリード線が前記裏面電極膜上に配置され、このリード線の他端部を前記裏面電極膜の面から立ち上げるように折り曲げて出力リード部が形成されている太陽電池モジュールにおいて、
    前記リード線は、前記電極取り出し部から前記出力リード部の折り曲げ部を含む先端部側までの全てが片面絶縁被覆であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. 請求項5に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記リード線は、前記太陽電池セル上に積層されたバックフィルムの貫通孔に貫通する部分が片面絶縁被覆であり、その部分から前記バックフィルム上に載置された端子ボックスの端子台に接触する部分までは絶縁被覆されていないことを特徴とする太陽電池モジュール。
  7. 請求項5または請求項6に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記片面絶縁被覆は、リード線の片面に絶縁テープを貼着することにより形成されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
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