JP4557308B2 - スプリングピンの抜け止め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フレームに設けたブラケットにリーフスプリングの端部を枢着するスプリングピンの抜け止め装置に関するものである。
フレームに設けたブラケットであるスプリングブラケットあるいはシャックルにリーフスプリングの端部を枢着するスプリングピンの抜け止めを行うために、従来では特許文献1あるいは特許文献2に見られるような回り止め部材を用いることにより、スプリングピン(ボルト)あるいはスプリングピンを締め付け固定するナットを回り止め係合させることが多かった。
ところが、上記従来例のように回り止め部材を用いた場合は、スプリングピンあるいはナットの回転を阻止することができるものの、緩んだスプリングピンの脱落を防止することができないために、安全性をより高くする観点からも何らかの方策が要請されている。
特開平8−14244号公報 特開2002−39141号公報
解決しようとする問題点は、従来の回り止め手段においては、スプリングピンあるいはナットなどに緩みが生じた場合は、スプリングピンの脱落を予防することができない点である。
本発明は、フレームに設けたブラケットにリーフスプリングの端部を枢着するスプリングピンを抜け止め係止する抜け止め装置において、頭部の外径より小径のプーラ接続部を頭部頂面に突設したスプリングピンと、該ピンの軸方向と直交する平面に沿う係合部の下端からブラケットの下面に沿って屈曲する取付部を有する概略L字断面を呈するストッパを備えている。ストッパの係合部に上縁から切り込み形成した接続部の外径と略同一幅の逃がし溝から接続部を突出露呈させつつ該係合部の裏面を頭部の頂面に当接させた状態で取付部をブラケットの下面に下方から当接させたうえで、この取付部をブラケットにねじ止め固定したことを最も主要な特徴としている。
本発明の抜け止め装置によれば、スプリングピンに緩みが生じた場合においても、ストッパの係合部がスプリングピンの頭部頂面に軸方向外側から当接しているために、万一にもスプリングピンが抜け落ちることがない。また、スプリングピンの頭部頂面に突設した接続部を逃がし溝から突出させて係合部の外側に突出(露呈)させているために、この突部に触れることでスプリングピンに緩みが発生しているか否かを即座に把握することができるために、緩みの確認作業性が損なわれることもない。さらに、ストッパの着脱作業をスペース的に余裕のある下方から行うことができるために、ストッパの取り付けによって抜け止め作業性が悪化することもない、という利点がある。
図1は本発明に係る抜け止め装置の一例を示す組立状態の斜視図、図2は同縦断面図、図3は図1に示したスプリングピンの側面図、図4は図1に示したストッパの斜視図である。
これらの図において、フレーム1の外側面に固定したスプリングブラケット2にリーフスプリング3の端部を枢着するスプリングピン4は、図示しない締付工具を係合させるべく正面から見て正六角形の角柱状に形成した頭部4aと、頭部の4aの裏面中央部から延びる軸部4bおよび頭部4aの頂面中央部に突設した接続部4cを備え、軸部4bの先端に形成したねじ部4dをスプリングブラケット2に図示しないプレートで包持させたナット5に螺合させることにより、スプリングブラケット2にリーフスプリング3の端部を枢着するものである。4eは頭部4aの基部に一体形成した座部、3aはリーフスプリング3の端部に形成した目玉部、3bはリーフスプリング3を包持するクリップ、3cは目玉部3bに挿入したブッシュである。
前記接続部4cは、頭部4aの外径より小径の円柱状に形成されており、その外周面にねじ山を形成することにより、図示しないプーラのねじ穴に接続部4cをねじ込み連結してスプリングピン4の抜き取り作業性を改善するためのものである。
前記スプリングブラケット2の下面にストッパ6をボルト7で締め付け固定している。ストッパ6は、ピン4の軸線と直交する平面に沿う係合部6aと、この係合部6aの下端からブラケット2の下面に沿って屈曲する取付部6bを有して概略L字状を呈している。また、ストッパ6の係合部6aにはスプリングピン4に設けた接続部4cの外径と略同一幅の逃がし溝6cをその上縁から切り込み形成することにより、係合部6aの裏面をスプリングピン4の頭部4aの表面に重合させたときに接続部4cが逃がし溝6cから突出して露呈されるようにしている。6dはストッパ6の取付部6bに設けたボルト穴である。
上記のような構成になるスプリングピン4を用いてリーフスプリング3の端部をスプリングブラケット2に枢着するには、リーフスプリング3の目玉部3aに挿入したブッシュ3cをスプリングブラケット2に位置あわせしてスプリングピン4を挿入する。次に、挿入したスプリングピン3の軸部4bの先端に形成したねじ部4dをナット5に螺合させてこれを締め付けたうえで、必要に応じて適宜図示しない回り止め処置を行う。
次いで、ストッパ6の係合部6aに形成した逃がし溝6cに接合部4cを合わせて接続部4cを係合部6aから露出させた状態で係合部6aをスプリングピン4の頭部4aの頂面に重ね合わせつつ、ストッパ6の取付部6bをブラケット2の下面に重合し、ボルト7を締め込んでストッパ6をブラケット2に締め付け固定する。
すると、ストッパ6の係合部6aがスプリングピン4の頭部4aの頂面に軸方向外側から当接保持されるために、スプリングピン4に緩みが生じたとしても、万一にもスプリングピン4が抜け落ちることがない。また、スプリングピン4の頭部4aの頂面に突設した接続部4cを逃がし溝から突出させて係合部6aの外側に露呈させているために、この接続部4cに触れることでスプリングピン4に緩みが発生しているか否かを即座に把握することができるために、緩みの確認作業性が損なわれることもない。
また、ストッパ6の着脱作業をスペース的に余裕のある下方から行うことができるために、ストッパの取り付けによって抜け止め作業性が悪化することがなく、下方にしか作業スペースを確保し難い場合であってもスプリングピン4を容易に抜け止め係止することができる。
なお、上記実施形態にあっては、フレームに固定したブラケットの一例としてのスプリングブラケットにリーフスプリングの端部を枢着するスプリングピンの抜け止め装置に本発明を適用しているが、例えばシャックルのような、フレームに枢着されたブラケットにリーフスプリングの端部を枢着するスプリングピンにも本発明に係る抜け止め装置を適用することもできる。
本発明に係る抜け止め装置の一例を示す組立状態の斜視図である。 図1の縦断面図である。 図1に示したスプリングピンの側面図である。 図1に示したストッパの斜視図である。
符号の説明
1 フレーム
2 ブラケット
3 リーフスプリング
3a 目玉部
3b クリップ
3c ブッシュ
4 スプリングピン
4a 頭部
4b 軸部
4c 接続部
4d ねじ部
5 ナット
6 ストッパ
6a 係合部
6b 取付部
6c 逃がし溝
6d ボルト穴
7 ボルト

Claims (1)

  1. フレーム(1)に設けたブラケット(2)にリーフスプリング(3)の端部を枢着するスプリングピン(4)を抜け止め係止する抜け止め装置であって、頭部(4a)の外径より小径のプーラ接続部(4c)を頭部頂面に突設したスプリングピン(4)と、該ピン(4)の軸方向と直交する平面に沿う係合部(6a)の下端からブラケット(2)の下面に沿って屈曲する取付部(6b)を有する概略L字断面を呈するストッパ(6)を備え、前記係合部(6a)の上縁から切り込み形成した接続部(4c)の外径と略同一幅の逃がし溝(6c)から接続部(4c)を突出露呈させつつ係合部(6a)の裏面を頭部(4a)の頂面に当接させた状態でストッパ(6)の取付部(6b)をブラケット(2)の下面に下方から当接させてねじ止め固定したことを特徴とするスプリングピンの抜け止め装置。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851507U (ja) * 1981-10-02 1983-04-07 松下電工株式会社 照明器具
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