JP4556278B2 - 複写装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえばRAM(Random Access Memory)などの入出力用バッファを介して記録データを転送しながら複写することができる複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置の代表的なものでは、サーマル記録ヘッドにより感熱記録紙を黒く発色させて画像を記録するが、この種の装置の中には、サーマル記録ヘッドによる負荷(発熱エネルギー)を変動させて赤黒2色に感熱記録紙を発色させることができるものがある。そのため感熱記録紙としては、赤黒の色別に異なる発色層を形成したものが用いられる。たとえば、感熱記録紙上において赤ラインを発色させる場合、それに応じたサーマル記録ヘッドの発熱素子の駆動時間が黒ラインよりも略3倍程度長くして駆動制御される。
【0003】
また、感熱記録紙は、1ページ分の記録を行う際、そのページ内にある黒のみのラインと赤を含むラインとで搬送速度が異なるものとされ、複写機能を備えたファクシミリ装置では、感熱記録紙の搬送速度を多段階に調節しながら赤黒2色の読み取りに併行して赤黒2色の記録を行うことが可能とされている。理論的原理としては、黒のみのラインを記録する際、感熱記録紙の搬送速度が高速とされる一方、赤を含むラインを記録する際には、その搬送速度が超低速とされる。ところが、高速から超低速あるいはその逆に搬送速度が変化すると、急激な速度変化によっていわゆるスティッキング(感熱記録紙の送り量のバラツキによって記録結果に隙間が生じること)が生じてしまう。そのため、高速から超低速あるいはその逆に搬送速度が変化する間際、つまり、赤を含むラインの間近にある黒のみのラインなどを記録する際には、高速からある程度スピードダウンした低速で感熱記録紙を搬送し、一般にスティッキングが生じないように対策が施されている。
【0004】
ここで、複写機能を実現するためには、イメージスキャナやサーマルプリンタなどの入出力装置のほか、入出力装置間のデータ転送速度差を緩衝するために入出力用バッファが必要とされる。この入出力用バッファを介して記録色データを順次出し入れしながら複写する際には、たとえば入力側のイメージスキャナよりも出力側のサーマルプリンタの方が記録色データを速く処理してしまう場合がある。すると、入出力バッファにおいては、記録すべきデータの無いバッファエンプティの状態となってしまう。その結果、読取処理と記録処理の連動した動作に支障が生じ、具体的には、読取動作が進行中にもかかわらず記録動作を一時的にも停止せざるをえない事態が生じる。そのため、この種の複写機能を備えたファクシミリ装置では、入出力用バッファのデータ蓄積量に応じて感熱記録紙の搬送速度を高速/低速に切り替えて、バッファエンプティが生じないように対策が施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、たとえば赤黒2色からなる画像をサーマル記録方式で複写可能なファクシミリ装置では、感熱記録紙の搬送速度が超低速、低速、高速といった3段階に調節されるが、実際の利用状況によっては、以下に説明するような感熱記録紙の搬送に不具合を生じていた。
【0006】
たとえば、複写すべき1ページの上側一部に赤い画像が存在し、その下側部分に黒い画像のみが存在する場合には、ページの上端から読み取りを始めて赤い画像の読み取りおよび記録を終えると、その後しばらくして高速で搬送されるべきところ、高速と低速との間をいったりきたりして不安定な状態で感熱記録紙が搬送され、異音が生じることがある。これは、バッファエンプティの状態を回避するために、入出力用バッファのデータ蓄積量に応じて感熱記録紙の搬送速度が高速/低速に切り替えられるためである。つまり、感熱記録紙を高速に搬送しつつ記録を続けていると、その途中で入出力用バッファのデータ蓄積量が次第に減少し、ついには搬送速度の切り替えレベルにデータ蓄積量が達する。そうした状態を経てしばらくすると、切り替えレベル付近でデータ蓄積量が不規則に変動する事態が発生し、搬送速度が頻繁に短い時間間隔で切り替えられるのである。このような不具合は、赤黒2色などの複数色の複写に限らず、画像の読取処理と記録処理とを併行して非同期で行う複写処理全般において生じうる問題である。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであって、入出力用バッファを介して記録データを転送しながら複写する際、記録紙を安定して搬送させることができる複写装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明の複写装置は、複数色の読み取りに併行して複数色の記録を行う際、入出力用バッファを介して順次出し入れされる記録色データの内容、および上記入出力用バッファのデータ蓄積量に応じて記録紙の搬送速度を多段階に調節しながら複写を行う複写装置であって、上記入出力用バッファに蓄積された所定色を含む記録色データに基づいて記録する場合、記録紙の搬送速度を超低速とし、上記所定色を含まない記録色データに基づいて記録する場合、記録紙の搬送速度を高速とする一方、その例外として上記所定色を含まない記録色データであって、その記録位置近傍に上記所定色を含む記録色データの記録位置が存在する記録色データに基づいて記録する場合には、記録紙の搬送速度を低速とする多段階速度制御手段と、上記入出力用バッファのデータ蓄積量が所定量以上か否かを判断し、そのデータ蓄積量が所定量未満の場合、上記多段階速度制御手段によって上記記録紙の搬送速度が高速とされていれば、その搬送速度を高速から低速に切り替えて記録動作を行わせる搬送速度切替手段と、上記搬送速度切替手段により記録紙の搬送速度が高速から低速に切り替えられた以後、上記多段階速度制御手段によって記録紙の搬送速度が超低速とされるまで、記録紙の搬送速度を低速に維持しつつ記録動作を行わせる低速維持手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
このような複写装置によれば、入出力用バッファのデータ蓄積量、および、入出力用バッファを介して出し入れされる記録色データの内容、具体的にたとえば記録色の種類に応じて、感熱記録紙の搬送速度が高速、低速、超低速の多段階に切り替えられる。そして、入出力用バッファにおけるデータ蓄積量が所定量未満となって搬送速度が低速とされた以後は、所定色の記録色データに基づいて搬送速度が超低速とされるまで、搬送速度を低速とした状態で記録動作が行われる。つまり、読取処理と記録処理とのデータ転送速度差により入出力用バッファのデータ蓄積量が搬送速度の切り替えレベル付近で不規則に変動することによっても、その搬送速度が低速に維持された状態で記録動作が続けられるので、記録色データを入出力用バッファに確実に存在させつつも、入出力用バッファを介して記録色データを出し入れしながら複数色の複写を続けることができ、その際、一定速度で記録紙を搬送させながら記録を続けることができる。また、記録紙の搬送速度が超低速とされた以後、入出力用バッファには記録色データがある程度蓄積するため、それ以降は搬送速度を低速に維持する必要もなく、通常の元の動作状態として複写を続けることができる。
【0012】
【0013】
【0014】
また、請求項に記載した発明の複写装置は、請求項1に記載の複写装置であって、上記低速維持手段は、読取処理が完了した以後、自己の処理動作を取りやめて元の動作状態に復帰させる。
【0015】
このような複写装置によれば、請求項1に記載の複写装置による効果に加えて、読取処理の完了時点で入出力用バッファには記録色データがある程度蓄積しているので、それ以降は記録紙の搬送速度を低速に維持する必要もなく、通常の元の動作状態として複写を続けることができる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。
【0021】
図1は、本発明に係る複写装置の一実施形態として、ファクシミリ装置の回路構成を示したブロック図である。なお、このファクシミリ装置は、ファクシミリ送受信機能の他、スキャナ機能、プリンタ機能、さらには複写機能といった各種の機能を複合的に備えたものであるが、本実施形態では、特に複写機能に重点をおいて説明する。
【0022】
図1に示すようにファクシミリ装置は、CPU10、NCU11、RAM12、モデム13、ROM14、EEPROM15、ゲートアレイ16、コーデック17、DMAC18、読取部21、記録部22、操作部23、および表示部24などを具備して概略構成されている。CPU10、NCU11、RAM12、モデム13、ROM14、EEPROM15、ゲートアレイ16、コーデック17、およびDMAC18は、バス線26により相互に接続されている。バス線26には、アドレスバス、データバス、および制御信号線が含まれる。ゲートアレイ16には、読取部21、記録部22、操作部23、および表示部24が接続されている。NCU11には、公衆電話回線27が接続されている。
【0023】
CPU10は、ファクシミリ装置全体の動作を制御する。NCU11は、公衆電話回線27に接続されて網制御を行う。RAM12は、CPU10の作業領域や各種データの格納領域などとして用いられるが、特に複写機能においては、入出力部となる読取部21と記録部22との間でデータ転送速度差を緩衝するための入出力用バッファとして機能する。入出力用バッファの利用形態としては、読取用バッファ、記録用バッファ、およびこれらの間に位置する中間バッファなどがあるが、これらをまとめて入出力用バッファとする。モデム13は、ファクシミリデータの変調や復調などを行う。ROM14は、CPU10が実行すべきプログラムや設定値などのデータを記憶している。EEPROM15は、各種のフラグや設定データなどを記憶する。ゲートアレイ16は、CPU10と各部21〜24とのインターフェースとして機能する。コーデック17は、ファクシミリデータの符号化や復号化を行う。DMAC18は、主にRAM12へのデータの書き込みや読み出しを行う。
【0024】
読取部21は、原稿などから画像を読み取るイメージセンサや光源としてのLED(図示省略)などを備えるが、特に複写機能に基づく動作としては、たとえば赤黒2色の複数色をラインごとに読み取って記録色データを生成する。記録部22は、サーマル方式でラインごとに感熱記録紙上に画像を記録するためのサーマル記録ヘッドやラインフィードモータ(図示省略)などを備えるが、特に複写機能に基づく動作としては、たとえば赤黒2色の複数色を含む記録色データに基づいて感熱記録紙を赤黒2色に発色させることが可能である。操作部23は、使用者のキー操作などに応じた操作信号をCPU10に伝えるためのものである。表示部24は、LCDなどを備えており、ファクシミリ装置のステータス情報などを表示する。
【0025】
本発明の要点について説明すると、このファクシミリ装置は、赤黒2色の読み取りに併行して赤黒2色の記録をラインごとに行うことができる、いわゆる赤黒複写機能を有するものである。そのような複写機能を実現するために読取部21においては、発光色が異なるたとえば黄色と赤色のLEDが備えられており、イメージセンサを介して原稿画像を1ラインずつ読み取る際、その1ラインの読み取り中に黄色と赤色のLEDが排他的にオン/オフ制御される。黄色のLEDが発光する際には、イメージセンサの受光素子によって赤と黒の画素が同時に認識される一方、赤色のLEDが発光する際には、黒の画素のみが認識され、これらの発光色別に得られた1ライン分の画素情報をCPU10が演算処理することで赤の画素データが生成される。なお、黒の画素データは、赤色のLEDのみを発光させた際に得られる反射光量に基づいて生成され、これらの赤黒各色の画素データが一つにまとめて1ライン分の記録色データとされる。こうして得られた記録色データは、1ラインごとに順次RAM12に転送される。
【0026】
一方、記録部22においては、サーマル記録ヘッドの負荷、すなわちサーマル記録ヘッドの発熱エネルギーを変動させ、感熱記録紙に与える熱を赤黒の記録色別に異なるものとして1ラインの記録を制御している。つまり、サーマル記録ヘッドの発熱素子は、上記RAM12に転送されて蓄積された記録色データや、CPU10からの駆動信号に応じて色別に制御されるものとされ、感熱記録紙としては、赤黒の色別に発色層を形成したものが用いられる。発熱素子駆動用の信号としては、その発熱素子の駆動時間を決定するためにストローブ信号が用いられる。たとえば、感熱記録紙の1ラインにおける所定のドットを黒く発色させるには、そのドットに対する発熱素子の駆動時間がCPU10により投入される黒用のストローブ信号に応じて制御される。一方、同じ1ラインにおける黒以外の別のドットを赤く発色させるには、そのドットに対する発熱素子の駆動時間が黒の場合よりも略3倍程度長くするために、それに応じた赤用のストローブ信号が投入される。そうすると、感熱記録紙においては、熱反応特性の異なる発色層が赤黒の色別に発色し、赤黒の2色からなる画像が1ラインずつサーマル記録ヘッドを介して形成されるのである。
【0027】
以上のようにして赤黒2色の記録を行う際、感熱記録紙は、ラインフィードモータなどを介して1ラインずつ搬送されるが、赤を含む記録色データに応じて1ライン分を記録する際には、黒のみを含む記録色データあるいは白のみ(空白ラインに相当)の記録色データに基づいて1ライン記録する場合よりも駆動時間が長く必要とされるために、搬送速度がある程度まで落とされる。つまり、赤を含む1ライン分の記録色データ(以下、「赤黒データ」と言う。)に基づいて記録する際には、感熱記録紙の搬送速度が超低速とされる一方、黒のみを含むあるいは白のみの1ライン分の記録色データ(以下、「白黒データ」と言う。)に基づいて記録する際には、感熱記録紙の搬送速度が高速とされる。
【0028】
ところで、上記のように感熱記録紙の搬送速度を高速/超低速に変化させると、急激な速度変化によっていわゆるスティッキングが生じるため、赤黒データ間近のたとえば数ライン分の白黒データを記録する際には、高速よりある程度スピードダウンした低速で感熱記録紙を搬送させることとしている。さらに、複写を行う際には、入出力用バッファとなるRAM12を介して記録色データが1ラインずつ非同期方式でFIFO(First-In First-Out:先入れ先出し法)により出し入れされるが、読取処理よりも記録処理の方が記録色データを速く処理してしまう状況が相当長く続くと、記録すべきデータの無いバッファエンプティの状態となってしまうおそれがある。そのようなバッファエンプティを回避するため、本実施形態では、RAM12におけるたとえば数ライン分のデータ蓄積量を切り替えレベルとして、感熱記録紙の搬送速度を高速/低速に切り替える処理が採用されている。要するに、本実施形態では、感熱記録紙の搬送速度を超低速、低速、高速といった3段階に調節しつつ、1ページに赤黒2色で表現された画像が複写されるのである。
【0029】
そして、上記の構成、動作を基本とする本実施形態の最大の特徴は、たとえば1ページの一部を占める赤黒データを記録するために、感熱記録紙を超低速で所定ライン分搬送した後、残りの1ページ大部分を占める白黒データを記録する際には、一定の条件に応じてその搬送速度が高速に切り替えられることなく、低速を維持した状態で感熱記録紙が搬送される点にある。通常、感熱記録紙の搬送速度は、バッファエンプティの状態を回避するために、高速と低速との間で相互に切り替えられるが、記録すべき1ページの大部分を白黒データが占める場合、搬送速度の切り替えレベル付近でRAM12におけるデータ蓄積量が不規則に変動する。そうした場合、搬送速度が頻繁に短い時間間隔で切り替えられることにより、異音などの発生を伴って感熱記録紙の搬送状態が不安定となるが、本実施形態はそのような不具合が解消されるのである。
【0030】
さらに、本実施形態では、CPU10の制御により低速で安定して感熱記録紙が搬送される最中においても、読取処理が完了すると、感熱記録紙の搬送速度を3段階に調節する通常の元の動作状態に復帰して残りの複写処理が続けられる。同様に、感熱記録紙が低速で搬送される状態でも、赤黒データを記録すべき時点となると、感熱記録紙の搬送速度が超低速に切り替えられて赤黒データに応じた記録処理が行われ、それ以降は、再びCPU10の制御により感熱記録紙が安定して搬送される。
【0031】
すなわち、CPU10は、入出力用バッファ(RAM12)に蓄積された所定色を含む記録色データに基づいて記録する場合、記録紙の搬送速度を超低速とし、所定色を含まない記録色データに基づいて記録する場合、記録紙の搬送速度を高速とする一方、その例外として所定色を含まない記録色データであって、その記録位置近傍に所定色を含む記録色データの記録位置が存在する記録色データに基づいて記録する場合には、記録紙の搬送速度を低速とする多段階速度制御手段と、入出力用バッファのデータ蓄積量が所定量以上か否かを判断し、そのデータ蓄積量が所定量未満の場合、多段階速度制御手段によって記録紙の搬送速度が高速とされていれば、その搬送速度を高速から低速に切り替えて記録動作を行わせる搬送速度切替手段と、搬送速度切替手段により記録紙の搬送速度が高速から低速に切り替えられた以後、その搬送速度切替手段による切替動作を禁止するとともに、そのまま記録紙の搬送速度を低速または超低速に維持しつつ記録動作を行わせる低速維持手段とを実現している。
【0032】
また、ROM14は、複数色の読み取りに併行して複数色の記録を行う際、入出力用バッファを介して順次出し入れされる記録色データの内容、および上記入出力用バッファのデータ蓄積量に応じて記録紙の搬送速度を多段階に調節しながら複写を行う複写装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、上記入出力用バッファに蓄積された所定色を含む記録色データに基づいて記録する場合、記録紙の搬送速度を超低速とし、上記所定色を含まない記録色データに基づいて記録する場合、記録紙の搬送速度を高速とする一方、その例外として上記所定色を含まない記録色データであって、その記録位置近傍に上記所定色を含む記録色データの記録位置が存在する記録色データに基づいて記録する場合には、記録紙の搬送速度を低速とするための多段階速度制御プログラムと、上記入出力用バッファのデータ蓄積量が所定量以上か否かを判断し、そのデータ蓄積量が所定量未満の場合、上記多段階速度制御プログラムに基づいて上記記録紙の搬送速度が高速とされていれば、その搬送速度を高速から低速に切り替えて記録動作を行わせるための搬送速度切替プログラムと、上記搬送速度切替プログラムに基づいて記録紙の搬送速度が高速から低速に切り替えられた以後、その搬送速度切替プログラムに基づく切替動作を禁止するとともに、そのまま記録紙の搬送速度を低速または超低速に維持しつつ記録動作を行わせるための低速維持プログラムとを含むプログラムを記憶した記憶媒体を実現している。
【0033】
次に、上記構成を有するファクシミリ装置で赤黒2色の複写を行う場合の動作について、図面を参照して説明する。
【0034】
図2は、ファクシミリ装置における赤黒2色の複写処理手順を示したフローチャート、図3は、複写処理に際して実行される割込処理手順を示したフローチャートである。まず、図2を参照して説明すると、CPU10は、複写開始によって読取部21を動作させることにより、1ラインごとに記録色データを取得する(S1)。この記録色データとは、先述したように赤黒データまたは白黒データであって、その内容には、各記録ドットごとに付すべき記録色に関する情報が含まれる。また、記録色データは、CPU10によりバス線26の使用権が与えられたDMAC18を介して直接1ラインずつRAM12に転送入力される。この記録色データの転送入力は、後述する記録処理に伴うRAM12からの記録色データの転送出力とは非同期とされ、記録処理とは無関係に読取処理が完了するまで続けられる。
【0035】
以上のようにして記録色データがRAM12に1ラインずつ転送される最中、CPU10は、RAM12におけるデータ蓄積量がNライン分に達したか否かを判断する(S2)。
【0036】
読取処理の開始直後などでデータ蓄積量がNライン分に達しない場合(S2:NO)、CPU10は、後段の記録処理を開始することなく、読取処理のみを続ける。このような処理は、複写処理を開始した初期の段階で行われる。
【0037】
そして、データ蓄積量がNライン分に達した場合(S2:YES)、CPU10は、最先の転送入力によりRAM12に保持された記録色データを読み出し、その記録色データが赤黒データか否かを判別する(S3)。
【0038】
赤黒データの場合(S3:YES)、CPU10は、超低速記録処理を行い(S4)、その後、再びS3に戻ることで1ライン分の記録処理を繰り返す。ここで、超低速記録処理とは、赤を含む赤黒データに基づいて1ラインを記録する処理であり、その際には、サーマル記録ヘッドの駆動時間がある程度必要とされることから、超低速で感熱記録紙が搬送される。
【0039】
一方、S3において赤黒データではなく白黒データの場合(S3:NO)、CPU10は、現時点で記録すべき白黒データが既に記録されたあるいは記録間近の赤黒データの前後数ライン内にあるものか否かを判断する(S5)。
【0040】
現時点で記録すべき白黒データが赤黒データの前後数ライン内にない場合(S5:NO)、CPU10は、さらにS2と同様の判断を行う(S6)。この処理は、後述する高速記録処理が繰り返し行われる場合に有効とされる。
【0041】
S6においてデータ蓄積量がNライン分に達している場合(S6:YES)、CPU10は、高速記録処理を行い(S7)、その後、再びS3に戻ることで1ライン分の記録処理を繰り返す。ここで、高速記録処理とは、白黒データに基づいて1ラインを記録する処理であり、その際には、サーマル記録ヘッドの駆動時間がそれほど必要とされることなく、RAM12にもある程度の記録色データが蓄積されていることから、高速で感熱記録紙が搬送される。
【0042】
逆に、高速記録処理がしばらく繰り返され、S6においてデータ蓄積量がNライン分に達しない状況となると(S6:NO)、CPU10は、高速記録処理から低速記録処理に切り替え(S8)、その後、再びS3に戻ることで1ライン分の記録処理を繰り返す。この低速記録処理とは、白黒データに基づいて1ラインを記録するにあたり、その時点におけるRAM12のデータ蓄積量や、赤黒データとの前後位置関係から記録速度をある程度まで引き下げる処理であり、その際には、高速より遅いが超低速よりは速い中間レベルの低速で感熱記録紙が搬送される。
【0043】
また、S5において現時点で記録すべき白黒データが赤黒データの前後数ライン内にある場合にも(S5:YES)、S8の低速記録処理が行われ、その後、再びS3に戻ることで1ライン分の記録処理が繰り返される。
【0044】
つまり、記録処理においては、記録色データの内容、RAM12のデータ蓄積量などに応じてCPU10が最適な制御を行うことにより、感熱記録紙の搬送速度が超低速、高速、低速の3段階に調節されつつ各ラインごとの記録処理が繰り返されるのである。そして、このような記録処理が繰り返される最中、CPU10は、符号Aで示す割込処理を行う。この割込処理Aは、1ライン分の記録処理が完了するごとに行われる。
【0045】
図3に示すように、割込処理Aを実行するCPU10は、1ライン分の記録処理を終えるごとにRAM12に記録色データが有るか否かを確認する(S20)。
【0046】
RAM12に記録色データがない場合(S20:NO)、CPU10は、読取処理によりRAM12に転送入力される記録色データもなく、すなわち記録すべきデータもないことから、上記メインルーチン(S1〜S8)に係る複写処理を終了する。
【0047】
一方、RAM12に記録色データがある場合(S20:YES)、CPU10は、割込処理ルーチンの実体的手続に移行し、上記メインルーチンにおいて記録処理が高速から低速に切り替えられたか否かを判断する(S21)。
【0048】
記録処理が高速から低速に切り替えられた状態の場合(S21:YES)、CPU10は、上記メインルーチンにおけるS3と同様の処理を行う(S22)。
【0049】
そして、現時点で記録すべき記録色データが赤黒データでない場合(S22:NO)、CPU10は、メインルーチンの処理とは異なり、そのまま白黒データに基づいて低速記録処理を行う(S23)。つまり、メインルーチンでは、白黒データに基づく高速記録処理が許されるが、割込処理ルーチンでは、高速から低速に切り替えられたことを条件として、白黒データでも高速記録処理が許されず、低速から高速への切り替えが禁止されるのである。この割込処理ルーチンが繰り返されることによれば、RAM12のデータ蓄積量は次第に増加するものとされ、その結果、感熱記録紙が一定の低速度で搬送されつつ1ラインずつの記録処理が安定して続けられる。
【0050】
以上のようにして低速記録処理を行う間、CPU10は、読取処理が完了したか否かを判断し(S24)、読取処理を完了していれば(S24:YES)、この割込処理ルーチンを終了してメインルーチンのS3に戻る。要するに、読取処理がもはや完了した状態では、入出力バッファにある程度のデータが蓄積された状態とされ、本来搬送速度を高速とすべき白黒データに基づいても低速記録処理とする割込処理ルーチンを続ける必要はないことから、CPU10は、メインルーチンの処理に復帰するのである。
【0051】
逆に、読取処理がその時点でも完了することなく続けられている場合(S24:NO)、CPU10は、この割込処理ルーチン続行すべくS20に戻る。
【0052】
一方、割込処理ルーチンにおけるS22においても、現時点で記録すべき記録色データが赤黒データの場合(S22:YES)、CPU10は、メインルーチンのS4と同様に超低速記録処理を行い(S25)、その後、再びメインルーチンのS3に戻る。つまり、割込処理ルーチンによって低速記録処理が繰り返される場合であっても、赤黒データを記録すべき際には、その時点で超低速記録処理が行われ、その後、メインルーチンに戻ることで白黒データに基づく高速記録処理などが可能とされる。
【0053】
S21において、メインルーチンで記録処理が高速から低速に切り替えられなかった場合(S21:NO)、CPU10は、この割込処理ルーチンを実行することなく、メインルーチンのS3に戻る。
【0054】
したがって、上記構成、動作を有するファクシミリ装置によれば、RAM12のデータ蓄積量や、RAM12を介して出し入れされる記録色データに赤の記録色を含むか否かに応じて、感熱記録紙の搬送速度が高速、低速、超低速の3段階に切り替えられる。そして、RAM12におけるデータ蓄積量がNライン分未満となって搬送速度が高速から低速に切り替えられた以後は、そのまま搬送速度を低速とした状態、または赤黒データに基づいて搬送速度を超低速とした状態で記録動作が行われる。つまり、読取処理と記録処理とのデータ転送速度差によりRAM12のデータ蓄積量が搬送速度の切り替えレベル付近で不規則に変動することによっても、感熱記録紙の搬送速度が低速に維持された状態で記録動作を続けることができる。そうした結果、記録色データをRAM12にある程度確実に存在させつつも、RAM12を介して記録色データを出し入れしながら赤黒2色の複写を続けることができ、その際、一定速度で感熱記録紙を安定して搬送させることができるのである。
【0055】
また、読取処理の完了時点では、RAM12に記録色データがある程度蓄積しているので、それ以降は感熱記録紙の搬送速度を低速に維持する必要もなく、通常の元の動作状態として複写を続けることができる。
【0056】
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
【0057】
たとえば、記録色は、赤黒2色に限ることなく3色以上であっても良い。また、黒よりも赤の記録色とする場合にサーマル記録ヘッドの負荷が高くなるとして説明したが、逆であっても勿論良い。
【0058】
ファクシミリ装置においては、複写機能を実行する際の動作を説明したが、複写に限らず受信画像を記録する際や、パーソナルコンピュータからの出力要求に応じて画像を記録する際においても上記と同様の手順としても良い。
【0059】
読取手段としては、密着ライン型のイメージスキャナなどが好適に用いられるが、密着型に限らず縮小光学系を採用したリニアCCD(Charge Coupled Device :電荷結合素子)や、受光面が縦横に複数の画素により構成されるCCDであっても良い。
【0060】
読取方式としては、異なる発光色の光源を切り替える方式としたが、1つの光源を用いてカラーフィルタで発光色を切り替える方式や、分光プリズムによって異なる波長色の光を各色に対応する受光デバイスに導く方式でも良い。さらに、直接色分解できるカラーCCDなどを用いてカラー画像を読み取る方式としても良い。
【0061】
本発明の適用される装置としては、ファクシミリ装置に限らず、たとえば電子掲示板などにも適用できる。
【0062】
その他、上記した本発明の特徴部分以外に係る事項については、本発明の作用効果を損なわない限りにおいて適宜設計変更できるものである。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明の複写装置によれば、入出力用バッファのデータ蓄積量、および、入出力用バッファを介して出し入れされる記録色データの内容、具体的にたとえば記録色の種類に応じて感熱記録紙の搬送速度が高速、低速、超低速の多段階に切り替えられる。そして、入出力用バッファにおけるデータ蓄積量が所定量未満となって搬送速度が低速とされた以後は、所定色の記録色データに基づいて搬送速度が超低速とされるまで、搬送速度を低速とした状態で記録動作が行われる。つまり、読取処理と記録処理とのデータ転送速度差により入出力用バッファのデータ蓄積量が搬送速度の切り替えレベル付近で不規則に変動することによっても、その搬送速度が低速に維持された状態で記録動作が続けられるので、記録色データを入出力用バッファに確実に存在させつつも、入出力用バッファを介して記録色データを出し入れしながら複数色の複写を続けることができ、その際、一定速度で記録紙を搬送させながら記録を続けることができる。また、記録紙の搬送速度が超低速とされた以後、入出力用バッファには記録色データがある程度蓄積するため、それ以降は搬送速度を低速に維持する必要もなく、通常の元の動作状態として複写を続けることができる。
【0064】
【0065】
【0066】
また、請求項に記載した発明の複写装置によれば、請求項1に記載の複写装置による効果に加えて、読取処理の完了時点で入出力用バッファには記録色データがある程度蓄積しているので、それ以降は記録紙の搬送速度を低速に維持する必要もなく、通常の元の動作状態として複写を続けることができる。
【0067】
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る複写装置の一実施形態として、ファクシミリ装置の回路構成を示したブロック図である。
【図2】 ファクシミリ装置における赤黒2色の複写処理手順を示したフローチャートである。
【図3】 複写処理に際して実行される割込処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU
11 NCU
12 RAM
13 モデム
14 ROM
15 EEPROM
16 ゲートアレイ
17 コーデック
18 DMAC
21 読取部
22 記録部
23 操作部
24 表示部

Claims (2)

  1. 複数色の読み取りに併行して複数色の記録を行う際、入出力用バッファを介して順次出し入れされる記録色データの内容、および上記入出力用バッファのデータ蓄積量に応じて記録紙の搬送速度を多段階に調節しながら複写を行う複写装置であって、
    上記入出力用バッファに蓄積された所定色を含む記録色データに基づいて記録する場合、記録紙の搬送速度を超低速とし、上記所定色を含まない記録色データに基づいて記録する場合、記録紙の搬送速度を高速とする一方、その例外として上記所定色を含まない記録色データであって、その記録位置近傍に上記所定色を含む記録色データの記録位置が存在する記録色データに基づいて記録する場合には、記録紙の搬送速度を低速とする多段階速度制御手段と、
    上記入出力用バッファのデータ蓄積量が所定量以上か否かを判断し、そのデータ蓄積量が所定量未満の場合、上記多段階速度制御手段によって上記記録紙の搬送速度が高速とされていれば、その搬送速度を高速から低速に切り替えて記録動作を行わせる搬送速度切替手段と、
    上記搬送速度切替手段により記録紙の搬送速度が高速から低速に切り替えられた以後、上記多段階速度制御手段によって記録紙の搬送速度が超低速とされるまで、記録紙の搬送速度を低速に維持しつつ記録動作を行わせる低速維持手段とを有することを特徴とする複写装置。
  2. 上記低速維持手段は、読取処理が完了した以後、自己の処理動作を取りやめて元の動作状態に復帰させる、請求項1に記載の複写装置。
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