JPH08320608A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH08320608A
JPH08320608A JP7164936A JP16493695A JPH08320608A JP H08320608 A JPH08320608 A JP H08320608A JP 7164936 A JP7164936 A JP 7164936A JP 16493695 A JP16493695 A JP 16493695A JP H08320608 A JPH08320608 A JP H08320608A
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speed
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paper
transfer belt
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JP7164936A
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Inventor
Tatsuo Hirono
龍夫 広野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多色画像の形成時には定着時の転写紙の搬送
速度を遅くすることにより高光沢度とし、単色画像の形
成時には定着時の転写紙の搬送速度を速くすることによ
り低光沢度とする多色画像形成装置において、転写紙の
搬送速度を変更する機構を簡単化する。 【構成】 感光体から中間転写ベルト上にトナー像が転
写された以降の画像形成プロセスの速度を、多色画像の
形成時には単色画像の形成時より遅くする変速手段を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色画像及び単色画像
の形成を行なえる多色画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やプリンタ等の画像形成装
置においては、多色画像及び単色画像の形成を行なえる
ものが普及している。
【0003】ここで、一つの画像形成装置により多色画
像と単色画像との形成を行なう場合には、単色画像では
低光沢度とし、多色画像では高光沢度とすることが要求
される。
【0004】この要求を達成する方法としては、転写紙
上に転写されたトナー像を定着させる際の転写紙の搬送
速度を変更する方法が知られている。具体的には、単色
画像の形成時には定着搬送速度を高速とし、多色画像の
形成時には定着搬送速度を低速とする。
【0005】このような観点から、単色画像の形成時に
は多色画像の形成時に比べて画像形成速度を速くするよ
うにした画像形成装置が、特開昭60ー229041号
公報や特開平5ー330130号公報等に開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開昭60ー2290
41号公報や特開平5ー330130号公報に開示され
た画像形成装置においては、多色画像と単色画像との形
成時において全ての画像形成プロセスの速度を変化させ
ている。従って、全ての可動部分に変速機構を設ける必
要があり、構造が複雑なものとなっている。
【0007】また、特開平5ー330130号公報に開
示されたようなポリゴンミラーを使用したデジタル方式
のものにおいては、多色画像と単色画像との形成時にポ
リゴンミラーの回転速度を変化させることにより、この
ポリゴンミラーを駆動させるポリゴンミラー駆動モータ
の軸受の耐久性が低下するという欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿の画像を各色毎に読み取る画像読取手段と、帯電さ
れた感光体を前記画像読取手段で読み取った各色毎の画
像データに応じて露光する露光手段と、この露光手段に
より形成された前記感光体上の静電潜像を現像する各色
毎の複数の現像手段と、これらの現像手段により現像さ
れたトナー像が転写される中間転写ベルトと、この中間
転写ベルト上に転写されたトナー像を転写紙上に転写さ
せる紙転写手段と、前記転写紙上に転写されたトナー像
を定着させる定着手段とを有する多色画像形成装置にお
いて、多色画像の形成時には前記中間転写ベルト上にト
ナー像が転写された以降の画像形成プロセスの速度を単
色画像の形成時に比べて遅くする変速手段を設けた。
【0009】請求項2記載の発明は、原稿の画像を各色
毎に読み取る画像読取手段と、回転駆動されるポリゴン
ミラーを有すると共に前記画像読取手段で読み取った各
色毎の画像データに応じて帯電された感光体を露光する
露光手段と、この露光手段により形成された前記感光体
上の静電潜像を現像する各色毎の複数の現像手段と、こ
れらの現像手段により現像されたトナー像が転写される
中間転写ベルトと、この中間転写ベルト上に転写された
トナー像を転写紙上に転写させる紙転写手段と、前記転
写紙上に転写されたトナー像を定着させる定着手段とを
有する多色画像形成装置において、多色画像の形成時に
は前記ポリゴンミラーの回転以外の画像形成プロセスの
速度を単色画像の形成時に比べて遅くする変速手段を設
けた。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、多色画像の形成時の画像形成プロセスの速
度を、単色画像の形成時の画像形成プロセスの速度の1
/n(但し、nは整数)とした。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、画像読取手段で読み
取った各色毎の画像データに応じて露光手段により感光
体が露光され、静電潜像が形成される。この静電潜像は
その色に対応する現像手段により現像されてトナー像と
なり、中間転写ベルトに転写される。なお、中間転写ベ
ルト上へのトナー像の転写は、単色画像の場合には1
回、多色画像の場合には複数回行なわれる。このように
して中間転写ベルト上に転写されたトナー像は、紙転写
手段により転写紙上に転写され、転写紙上に転写された
トナー像は定着手段により転写紙上に定着される。ここ
で、中間転写ベルト上にトナー像が転写された以降の画
像形成プロセスの速度が、多色画像の形成時には単色画
像の形成時に比べて遅くなるため、多色画像の光沢度は
高くなり、単色画像の光沢度は低くなる。
【0012】請求項2記載の発明では、画像読取手段で
読み取った各色毎の画像データに応じて露光手段により
感光体が露光され、静電潜像が形成される。この静電潜
像はその色に対応する現像手段により現像されてトナー
像となり、中間転写ベルトに転写される。なお、中間転
写ベルト上へのトナー像の転写は、単色画像の場合には
1回、多色画像の場合には複数回行なわれる。このよう
にして中間転写ベルト上に転写されたトナー像は、紙転
写手段により転写紙上に転写され、転写紙上に転写され
たトナー像は定着手段により転写紙上に定着される。こ
こで、多色画像の形成時には露光手段の一部であるポリ
ゴンミラーの回転以外の画像形成プロセスの速度が単色
画像の形成時に比べて遅くなるため、多色画像の光沢度
は高くなり、単色画像の光沢度は低くなる。さらに、多
色画像と単色画像との形成時においてポリゴンミラーの
回転速度が一定であるため、ポリゴンミラーの回転速度
が変化することが原因となるポリゴンミラー駆動モータ
の軸受の耐久性低下が起こらない。
【0013】請求項3記載の発明では、多色画像の形成
時において露光に使用されるポリゴンミラーの面は単色
画像の形成時に比べて(n−1)面置きとなるが、多色
画像の形成時の感光体の回転速度が単色画像の形成時に
比べて1/nとなっているため、多色画像の形成時にも
単色画像の形成時と同様の解像度が得られる。
【0014】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図面に基づ
いて説明する。まず、多色画像形成装置であるカラー複
写機1の全体構造を図4に基づいて説明する。カラー複
写機1の上部には原稿2を載せるコンタクトガラス3が
設けられており、このコンタクトガラス3の下側に、原
稿2を照明する照明ランプ4、原稿2からの反射光を順
次反射させる複数のミラー5、反射光を集光させるレン
ズ6、レンズ6で集光された反射光を結像させる画像読
取手段である多数のCCD(Charge CoupledDevice )
7等が配置されている。なお、CCD7は、原稿2の画
像を青(B)、緑(G)、赤(R)の色分解光毎に読み
取り、読み取った画像データを電気的な画像信号に変換
する。
【0015】前記ミラー5やCCD7の下方には、感光
体である感光体ドラム8、この感光体ドラム8の表面を
前記CCD7で読み取った画像データに応じて露光する
露光手段である書込光学ユニット9、転写紙(図示せ
ず)を収納する給紙部10,11,12、転写紙13の
手差しを行なう手差し給紙部14、転写紙13に転写さ
れたトナー像を定着させる定着手段である定着部15等
が設けられている。
【0016】前記書込光学ユニット9は、レーザ16、
ポリゴンミラー17、ポリゴンミラー駆動モータ18、
fθレンズ19、反射ミラー20等により形成されてい
る。
【0017】前記感光体ドラム8は矢印aで示すように
反時計回り方向に回転駆動されるように設けられてお
り、この感光体ドラム8の周りにはその回転方向に沿っ
て、感光体クリーニングユニット21、除電ランプ2
2、帯電器23、光書込位置電位センサ24、現像手段
である黒トナー現像器(K現像器)25、現像手段であ
るシアントナー現像器(C現像器)26、現像手段であ
るマゼンタトナー現像器(M現像器)27、現像手段で
あるイエロートナー現像器(Y現像器)28、現像濃度
パターン検知センサ29、中間転写ベルトユニット30
等が配置されている。
【0018】つぎに、前記現像器25〜28の構造を図
5に基づいて説明する。なお、各現像器25〜28はそ
れぞれ同一構造であり、これらの現像器25〜28は、
トナーを収納する容器25a〜28a、矢印bで示すよ
うに時計回り方向へ回転することにより現像ブラシ(ト
ナーの穂)を形成する現像ローラ25b〜28b、容器
25a〜28a内のトナーを汲上げて撹拌する現像パド
ル25c〜28c、容器25a〜28a内のトナー濃度
を検知するトナー濃度検知センサ25d〜28d等によ
り形成されている。
【0019】つぎに、前記中間転写ベルトユニット30
の構造を図6及び図7に基づいて説明する。この中間転
写ベルトユニット30は、平行に対向する一対の側板を
含むユニットケース31に中間転写ベルト駆動ローラ3
2と複数の中間ローラ33と二個のバイアスローラ3
4,35とがそれぞれ平行な回転軸をもって取り付けら
れており、これらのローラ32〜35の回りに中間転写
ベルト36が巻回されている。前記中間転写ベルト36
は前記感光体ドラム8に形成されたトナー像が転写さ
れ、転写されたトナー像を前記転写紙13に転写するも
のであり、中間転写ベルト36と感光体ドラム8や転写
紙13との間での転写によって発生する中間転写ベルト
36上のフィルミング防止のためにコーティング剤を塗
布するスイーパブラシ37と、中間転写ベルト36上の
残留トナーをクリーニングするクリーニングユニット3
8とが前記ユニットケース31に取り付けられている。
【0020】前記中間転写ベルトユニット30は、図7
(b)に示すように中間転写ベルト36が感光体ドラム
8から離反する位置と、図7(c)に示すように中間転
写ベルト36が感光体ドラム8に接触する位置とへ移動
できるように中間転写ベルト駆動ローラ32の回転軸を
中心として回動自在に設けられている。前記中間転写ベ
ルトユニット30に近接した位置には、この中間転写ベ
ルトユニット30を図7(b)及び(c)に示す位置へ
回動させる回動機構が設けられており、この回動機構
は、駆動部(図示せず)からの動力が伝達される中間転
写ベルト接離クラッチ39と、この中間転写ベルト接離
クラッチ39に連結されたカム軸40と、カム軸40に
固定されたカム41と、前記ユニットケース31に固定
されたテンションブラケット42とにより形成されてい
る。そして、カム軸40の回転によりカム41がテンシ
ョンブラケット42を押圧することにより、中間転写ベ
ルトユニット30は図7(c)に示す位置へ回動し、中
間転写ベルト36が感光体ドラム8に接触する。また、
前記カム軸40には接離検知用突起43が固定されてお
り、この接離検知用突起43の回動位置を検知すること
により中間転写ベルトユニット30の回動位置を検知す
る中間転写ベルト接離検知センサ44が設けられてい
る。
【0021】前記中間転写ベルト駆動ローラ32に近接
した位置には、前記中間転写ベルト36上に転写された
トナー像を転写紙13上に転写させる紙転写手段である
紙転写バイアスローラ45を備えた紙転写ユニット46
が設けられている。この紙転写ユニット46は、図8
(b)に示すように紙転写バイアスローラ45が前記中
間転写ベルト36から離反する位置と、図8(c)に示
すように紙転写バイアスローラ45が前記中間転写ベル
ト36に接触する位置とへ回動自在に設けられている。
この紙転写ユニット46の近傍にはこの紙転写ユニット
46を図8(b)及び(c)に示す位置へ回動させる回
動機構が設けられており、この回動機構は、駆動部(図
示せず)からの動力が伝達される紙転写バイアスローラ
接離クラッチ(図示せず)と、この紙転写バイアスロー
ラ接離クラッチに連結されたカム軸47と、カム軸47
に固定されたカム48と、紙転写ユニット46の外周壁
に固定されたテンションブラケット49とにより形成さ
れている。そして、カム軸47の回転によりカム48が
テンションブラケット49を押圧することにより、紙転
写ユニット46は図8(c)に示す位置へ回動し、紙転
写バイアスローラ45が中間転写ベルト36に接触す
る。また、前記カム軸47には接離検知用突起50が固
定されており、この接離検知用突起50の回動位置を検
知することにより紙転写ユニット46の回動位置を検知
する紙転写バイアスローラ接離検知センサ51が設けら
れている。
【0022】つぎに、前記カラー複写機1の画像形成部
の回路構造を図9に基づいて説明する。カラー複写機1
の制御部52は、各種の処理動作を行なうCPU53、
制御用プログラムを固定的に記憶したROM54、各種
の情報を書込自在に一時記憶するRAM55、シリアル
通信用SCU56、D/A(変換用素子)57、PWM
(波型出力用素子)58、PIO(パラレル入出力用素
子)59、モータドライブ60等により形成されてい
る。
【0023】そして、この制御部52には、前記感光体
ドラム8の光書込位置の電位を検知する前記光書込位置
電位センサ24、感光体ドラム8上のトナー像の濃度を
検知する現像濃度パターン検知センサ29、各現像器2
5〜28内のトナー濃度を検知するトナー濃度検知セン
サ25d〜28dが接続されており、これらの各センサ
24,29,25d〜28dからの出力は、CPU53
のA/D入力端子に入力される。また、現像濃度パター
ン検知センサ29による感光体ドラム8の地肌濃度検知
時、及び、トナー濃度検知センサ25d〜28dにより
初期現像剤のトナー濃度の検知時には、標準検知出力が
行なわれるようにCPU53はD/A57の出力を調整
する。
【0024】また、前記制御部52には、帯電用電源6
1と現像用電源62と転写用電源63とが接続されてい
る。帯電用電源61は、前記除電ランプ22と前記帯電
器23との電源を兼ねる。現像用電源62は、前記現像
ローラ25b〜28bのバイアス電源、前記感光体クリ
ーニングユニット21のバイアス電源を兼ねる。転写用
電源63は、前記バイアスローラ34,35及び前記紙
転写バイアスローラ45のバイアス電源を兼ねる。各電
源61〜63は、制御部52からのON信号(PIO出
力)、PWM信号(PWM出力)によって出力調整動作
される。
【0025】さらに、前記制御部52には、現像ローラ
駆動モータ25e〜28e、現像駆動モータ64、感光
体ドラム駆動モータ65、中間転写ベルト駆動モータ6
6、搬送駆動モータ67が接続されている。現像ローラ
駆動モータ25e〜28eは前記現像ローラ25b〜2
8bを正逆駆動するモータで、各々の駆動制御部25f
〜28fは制御部52からのON信号、CW信号を処理
して現像ローラ駆動モータ25e〜28eを定速駆動制
御する。現像駆動モータ64は前記現像パドル25c〜
28cを駆動するモータで、現像駆動モータ制御部64
aは制御部52からのON信号で現像駆動モータ64を
定速駆動制御する。感光体ドラム駆動モータ65は前記
感光体ドラム8を駆動するモータで、感光体ドラム駆動
モータ制御部65aは制御部52からのON信号、CW
信号を処理して感光体ドラム駆動モータ65を定速駆動
制御する。中間転写ベルト駆動モータ66は前記中間転
写ベルト36を正逆駆動するモータで、中間転写ベルト
駆動モータ制御部66aは制御部52からのシリアル信
号を受信して中間転写ベルト駆動モータ66を可変速駆
動制御する。搬送駆動モータ67は、前記給紙部10〜
12,14に設けられている給紙ローラ10a〜12
a,14a、転写紙13の搬送方向に沿った前記紙転写
ユニット46の上流側に位置するレジストローラ68、
前記紙転写ユニット46と中間転写ベルト36との間を
通過することによりトナー像が転写された転写紙13を
前記定着部15へ向けて搬送する搬送ベルト69、前記
定着部15等を駆動するモータで、搬送駆動モータ制御
部67aによって可変速駆動制御される。
【0026】前記制御部52内の前記PIO59の出力
側には、図示しない各種のドライブ素子が接続され、各
種のクラッチやソレノイド等をON・OFF制御する。
また、PIO59の入力側には、各種センサの出力波形
整形素子が接続され、センサー状態が入力される。
【0027】前記CPU53は、カラー複写機1の全体
を制御する制御部(図示せず)とシリアル通信で接続さ
れ、この制御部との間で画像形成部の動作モードや状態
等が送受信される。
【0028】つぎに、画像データの処理を図10に基づ
いて説明する。なお、この画像データの処理を行なうブ
ロックは、画像読取部70と画像処理部71と画像書込
部72とからなる。画像読取部70では、前記CCD7
が画像データを読み取ると共に読み取った画像データを
電気的な画像信号に変換する。CCD駆動部70aは、
解像度(ドット/mm)に応じてCCD7を駆動する。
CCD7によって画像信号に変換された各色成分(R,
G,B)は、アナログ処理部70bにおいて増幅、暗電
流補正、シェーディング補正、A/D変換が行なわれ
る。A/D変換された画像データは、デジタル処理部7
0cで読取ラインの各色成分の位置ずれ補正を行なう。
このようにして得られた各色成分信号は、位置ずれなく
画像処理部71へ送られる。
【0029】画像処理部71では、クロック発生部71
aが基本画周波数(f)及びライン有効信号周波数(L
sync)を発生し、前記CCD駆動部70aへ転送す
る。画像処理ユニット71bでは、色変換(R,G,B
→Y,M,C,K)、倍率処理、その他の処理を行な
う。そして、このときに原稿2が白黒画像であるかカラ
ー画像であるかの判定を行なえる。
【0030】画像書込部72では、書込制御部72aが
書込速度補正及び書込位置ずれ補正を行なう。発光駆動
制御部72bは画像濃度を示すデジタル信号をレーザ駆
動電流に変換し、前記レーザ16に流す。
【0031】このような構成において、まず、画像形成
プロセスの概略を説明する。なお、カラー画像の形成時
には、K,C,M,Yの順に画像形成が行なわれるもの
として説明する。
【0032】画像形成プロセスが開始されると、所定の
タイミングでK画像データの読み取りがスタートし、読
み取ったK画像データに基づいてレーザ16から出射さ
れるレーザ光による感光体ドラム8上への光書き込み、
及び、感光体ドラム8上への静電潜像の形成が行なわれ
る。(以下、K画像データにより静電潜像をK潜像と称
する。同様に、C潜像,M潜像,Y潜像と称する。)一
方、K潜像の先端部がK現像器25による現像位置に到
達する前に現像ローラ25bの上に現像剤の穂が立てら
れているため、K潜像はその先端部からKトナーにより
現像される。K現像器25によるK潜像の現像が終了す
る(K潜像の後端部が現像位置を通過する)と、現像ロ
ーラ25bを逆転させることにより現像剤の穂を穂切り
状態とし、Kトナーによる現像が行なわない状態とす
る。なお、この穂切り状態への移行は、次のC潜像の先
端部がK現像器25の位置に到達する以前に完了させ
る。
【0033】感光体ドラム8上に形成されたKトナー像
は、感光体ドラム8と等速度で駆動される中間転写ベル
ト36の表面に転写される。(以下、感光体ドラム8か
ら中間転写ベルト36へのトナー像の転写を、ベルト転
写と称する。)このベルト転写は、感光体ドラム8と中
間転写ベルト36とが接触状態において、バイアスロー
ラ34,35に所定のバイアス電圧を印加することによ
り行なう。
【0034】Kトナー像が中間転写ベルト36の表面に
転写された後、以上説明した行程と同じ行程を経てC,
M,Yの各トナー像が中間転写ベルト36の同一面上に
重ね合わせ状態に転写される。
【0035】このようにして中間転写ベルト36の同一
面上にはK,C,M,Yの各トナー像が転写されるが、
これらの各トナー像が中間転写ベルト36上に転写され
る際の動作を以下に説明する。まず、Kトナー像の中間
転写ベルト36への転写が開始される以前は、感光体ド
ラム8と中間転写ベルト36とは図7(b)に示すよう
に離間している。そして、この状態で中間転写ベルト3
6はベルト転写時の回転方向と逆方向へ回転し、所定位
置で停止している。
【0036】感光体ドラム8上に形成されたKトナー像
の先端部が所定位置に達すると、中間転写ベルト駆動モ
ータ制御部66aへ起動信号が入力され、この起動信号
により停止していた中間転写ベルト36はベルト転写方
向へ感光体ドラム8と等速度で回転を始める。またこの
時、中間転写ベルト接離クラッチ39がつながってカム
軸40が回転し、カム41がテンションブラケット42
を押圧することにより中間転写ベルトユニット30が中
間転写ベルト駆動駆動ローラ32の回転軸の回りに回動
し、図7(c)に示すように中間転写ベルト36が感光
体ドラム8に接触する。
【0037】その後、感光体ドラム8上のKトナー像を
中間転写ベルト36上へベルト転写すべくバイアスロー
ラ34,35に所定のバイアス電圧が印加される。感光
体ドラム8上のKトナー像がその後端部までベルト転写
が終了すると、バイアスローラ34,35に印加されて
いたバイアス電圧がOFFされ、さらに、感光体ドラム
8と中間転写ベルト36とが離反状態となるべくカム軸
40が回転する。そして、感光体ベルト8と離反した中
間転写ベルト36はベルト転写方向と逆方向へ所定寸法
回転し、停止する。なお、このときの停止位置は、ベル
ト転写を開始する以前に停止していた位置と同じ位置で
ある。
【0038】このようにしてKトナー像が中間転写ベル
ト36上へベルト転写された後、Cトナー像を形成した
感光体ドラム8が回転してCトナー像の先端部が所定位
置に達すると、中間転写ベルト駆動モータ制御部66a
に起動信号が入力され、上述した場合と同様に、中間転
写ベルト36の回転動作、中間転写ベルト36の感光体
ドラム8への接触動作、バイアスローラ34,35への
バイアス電圧の印加等が行なわれ、Cトナー像が中間転
写ベルト36上のKトナー像が転写された面と同一面上
に重ね合わせ状態で転写される。
【0039】以下同様にして、Mトナー像、Yトナー像
も中間転写ベルト36上へベルト転写される。
【0040】中間転写ベルト36上にK,C,M,Yの
各トナー像が転写されると、中間転写ベルト36は感光
体ドラム8から離反し、中間転写ベルト36上のトナー
像の先端部が紙転写バイアスローラ45による紙転写位
置から所定の距離に達すると(実際には、感光体ドラム
8からベルト転写される最後のYトナー像の先端部がベ
ルト転写を開始してから所定時間経過すると)、カム軸
47が回転駆動されてカム48がテンションブラケット
49を押圧することにより紙転写ユニット46が回動
し、図8(c)に示すように紙転写バイアスローラ45
が中間転写ベルト36に接触し、紙転写バイアスローラ
45には中間転写ベルト36上のトナー像を転写紙13
に転写すべく所定のバイアス電圧が印加される。このと
き、クリーニングユニット38も回動してクリーニング
部が中間転写ベルト36の表面に接触する。
【0041】一方、搬送駆動モータ67の駆動により転
写紙13がレジストローラ68の位置まで搬送されてお
り、中間転写ベルト36上にベルト転写されたトナー像
が紙転写バイアスローラ45による転写位置へ達するタ
イミングでレジストローラ68による転写紙13の給紙
が行なわれ、中間転写ベルト36上のトナー像が転写紙
13に転写される。(以下、中間転写ベルト36から転
写紙13へのトナー像の転写を、紙転写と称する。) 紙転写が終了した後の中間転写ベルト36はクリーニン
グユニット38によってその表面の所定領域がクリーニ
ングされる。クリーニング済みの中間転写ベルト36
は、必要に応じてスイーパブラシ37によのフィルミン
グ防止のためのコーティング剤が塗布される。
【0042】紙転写が行なわれた転写紙13は、搬送ベ
ルト69によって定着部15へ搬送され、この定着部1
5において転写紙13上のトナー像が転写紙13に定着
され、定着処理された転写紙13は排紙トレイ(図示せ
ず)上へ排出される。
【0043】以上の画像形成プロセスは、多色画像を形
成する場合を例に挙げて説明したが、単色画像(例え
ば、K画像)の形成時には、Kトナー像が中間転写ベル
ト36上へベルト転写された後、中間転写ベルト36は
引き続きベルト転写方向へ回転し、紙転写バイアスロー
ラ45によって転写紙13上へ紙転写されるものであ
り、基本的なの制御動作は多色画像の形成時と同じであ
る。
【0044】ここで、多色画像と単色画像との画像形成
プロセスのうちベルト転写以降の部分の制御を図1ない
し図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0045】まず、図3は基準タイマTのカウントスタ
ートタイミングを説明するものであり、CPU53へ入
力されるスキャナスタート信号をトリガとして基準タイ
マTをクリアし、カウント動作を開始する。そして、こ
の基準タイマ(CPU53の内部タイマ)Tのカウント
値により各種の動作が制御される。
【0046】つぎに、図1に示すように、感光体ドラム
8上に最終トナー像(単色画像の形成時には1色目のト
ナー像)が形成された後、基準タイマTが所定のカウン
ト値(Tim0)に達したか否かが判断される(ステッ
プ1,以下、ステップはSと表わす)。基準タイマTが
所定のカウント値(Tim0)に達すると、最終のベル
ト転写(単色画像の形成時には最初で最終のベルト転
写)が開始される(S2)。ついで、現在行なっている
画像形成が多色画像の形成か単色画像の形成かが判断さ
れる(S3)。なお、この判断は、コピー開始時にモー
ド切替キーを多色モード又は単色モードへ切り替えるこ
とにより、又は、画像処理ユニット71bでの色変換処
理を行なうことにより行なわれる。
【0047】単色画像の形成時には図2に示すように、
画像サイズに応じたベルト転写終了時間(T1)がセッ
トされ(S4)、このベルト転写終了時間(T1)が経
過したか否かが判断される(S5)。ベルト転写終了時
間(T1)が経過することによりベルト転写が終了した
場合には、中間転写ベルト36が感光体ドラム8から離
反する動作を開始し、及び、基準タイマTをクリアした
後にカウントを開始する(S6)。ついで、基準タイマ
Tが所定時間(Tim6)に達したか否かが判断される
(S7)。
【0048】基準タイマTが所定時間(Tim6)に達
することにより中間転写ベルト36の離反動作が終了す
ると、レジストローラ68が駆動されてこのレジストロ
ーラ68の位置で待機していた転写紙13が搬送され、
紙転写が開始される。及び、画像サイズに応じた紙転写
終了時間(Tim7,但し、Tim7=Tim6+T
1)がセットされる(S8)。ついで、この紙転写終了
時間(Tim7)が経過したか否かが判断される(S
9)。
【0049】紙転写終了時間(Tim7)が経過するこ
とにより紙転写が終了した場合には、レジストローラ6
8が停止され、及び、紙転写バイアスローラ45が中間
転写ベルト36から離反する動作が開始され、及び、基
準タイマTをクリアした後にカウントが開始される(S
10)。そして、基準タイマTが所定時間(Tim5)
に達したか否かが判断され(S11)、所定時間(Ti
m5)を経過した後に一連の単色画像の画像形成プロセ
スが終了する。
【0050】つぎに、上述した(S3)において現在行
なっている画像形成が多色画像の形成であると判断され
た場合には、画像サイズに応じたベルト転写終了時間
(T1)がセットされ(S12)、このベルト転写終了
時間(T1)が経過したか否かが判断される(S1
3)。ベルト転写終了時間(T1)が経過することによ
りベルト転写が終了した場合には、中間転写ベルト36
が感光体ドラム8から離反する動作が開始され、及び、
基準タイマTをクリアした後にカウントが開始される
(S14)。ついで、基準タイマTが所定時間(Tim
1)に達したか否かが判断される(S15)。
【0051】基準タイマTが所定時間(Tim1)に達
することにより中間転写ベルト36の離反動作が終了す
ると、中間転写ベルト駆動モータ66の低速動作への移
行が開始され、及び、基準タイマTをクリアした後にカ
ウントが開始される(S16)。ついで、基準タイマT
が所定時間(Tim2)に達したか否かが判断される
(S17)。
【0052】基準タイマTが所定時間(Tim2)に達
することにより中間転写ベルト駆動モータ66が所定の
低速速度への移行を終了すると共に中間転写ベルト36
の回転速度が所定の低速になると、紙転写バイアスロー
ラ45を中間転写ベルト36に接触させる紙転写接続動
作が開始される(S18)。ついで、基準タイマTが所
定時間(Tim3)に達したか否かが判断される(S1
9)。
【0053】基準タイマTが所定時間(Tim3)に達
することにより紙転写接続動作が終了すると、レジスト
ローラ68が駆動され、このレジストローラ68の位置
で待機していた転写紙13が搬送されて紙転写が開始さ
れる(S20)。なお、このときのレジストローラ68
の回転速度や搬送ベルト69の搬送速度は中間転写ベル
ト36の回転速度と同じとなるように制御されており、
単色画像の形成時に比べて低速となっている。ついで、
基準タイマTが所定時間(Tim4)に達したか否かが
判断される(S21)。
【0054】基準タイマTが所定時間(Tim4)に達
することにより紙転写動作が終了すると、レジストロー
ラ68が停止され、及び、紙転写バイアスローラ45が
中間転写ベルト36から離反する動作が開始され、及
び、基準タイマTがクリアされた後にカウントが開始さ
れる(S22)。
【0055】そして、基準タイマTが所定時間(Tim
5)に達したか否かが判断され(S23)、所定時間
(Tim5)を経過した後に一連の多色画像の画像形成
プロセスが終了する。
【0056】ここで、多色画像の形成時には、ベルト転
写が終了した以降の画像形成プロセスの速度、具体的に
は、ベルト転写が終了した後の中間転写ベルト36の回
転速度、紙転写バイアスローラ45の回転速度、搬送ベ
ルト69の搬送速度、定着部15の定着ローラの回転速
度等が、S16,S20等において説明したように単色
画像の形成時に比べて遅くなる。ここに、多色画像の形
成時におけるベルト転写が終了した以降の画像形成プロ
セスの速度を単色画像の形成時に比べて遅くする変速手
段が実行される。そして、このように変速手段が実行さ
れることにより、定着部15において転写紙13上のト
ナー像を定着する際の転写紙13の搬送速度が多色画像
の形成時には遅くなり、単色画像の形成時には速くな
る。このため、多色画像では高光沢度が得られ、単色画
像では低光沢度が得られる。
【0057】ついで、請求項2及び3記載の発明の一実
施例を図1ないし図10を援用して説明する。本実施例
は、構造上は図4ないし図10に示したカラー複写機と
同じであり、多色画像の形成時における制御動作の一部
が異なるものである。
【0058】まず、単色画像の形成時には図1及び図2
に示したS1からS11と同じ制御が行なわれる。
【0059】つぎに、多色画像の形成時には、コピー開
始時にモード切替キーを多色モードに切り替えることに
より、CCD7による画像データの読取速度、感光体ド
ラム8の回転速度、ベルト転写時及び紙転写時の中間転
写ベルト36の回転速度、レジストローラ68の回転速
度、紙転写バイアスローラ45の回転速度、搬送ベルト
69の搬送速度、定着部15の定着ローラの回転速度、
現像ローラ25b〜28bの回転速度、現像パドル25
c〜28cの回転速度等の画像形成プロセスの速度を、
変速手段の実行により単色画像の形成時に比べて遅くし
たものである。但し、画像形成プロセスのうち、ポリゴ
ンミラー17の回転速度は多色画像の形成時と単色画像
の形成時とにおいて同じである。
【0060】さらに、ポリゴンミラー17の回転速度以
外の画像形成プロセスの速度を、多色画像の形成時には
単色画像の形成時に比べて1/n(但し、nは整数)と
したものである。
【0061】以下、本実施例における画像データの処理
について説明する。クロック発生部71aでは、基本画
周波数(f)とライン有効信号周波数(Lsync)と
を生成するが、多色画像の形成時と単色画像の形成時と
では、基本画周波数(f)は(解像度を同じとするた
め)同じ周波数であるが、ライン有効信号周波数Lsy
ncが単色画像の形成時と比較してn分周された周波数
を出力する。このため、CCD駆動部70aでは、画像
有効信号Fgate長をn倍するため、原稿読取速度が
1/nと遅くなる分、つまり、n倍時間がかかっても、
所定の解像度で所望の原稿領域を単色画像の形成時と同
様にCCD7で読み取ることができ、R,G,B画像デ
ータが出力される。
【0062】つぎに、画像処理ユニット71bで色変換
された画像データ(K,C,M,Y画像データ)に基づ
くレーザ16の走査は、ライン有効信号周波数(Lsy
nc)が単色画像の形成時と比較してn分周されている
ために、ポリゴンミラー17の(n−1)面置きに行な
われる。そして、レーザ16の走査がポリゴンミラー1
7の(n−1)面置きに行なわれるが、上述したように
感光体ドラム8の露光時の速度が1/n倍であるため、
所望の解像度が得られる。
【0063】ここで、上述したように多色画像形成時の
画像形成プロセス速度を単色画像形成時の画像形成プロ
セス速度の1/nに変更した場合における感光体ドラム
8上でのレーザ光の照射状態を図11に示す。図11
(a)は画像形成プロセス速度がVの場合であり、副走
査方向へVの速度で回転する感光体ドラム8に対し、ポ
リゴンミラー17の各面(n,n+1,n+2,…面)
において走査されたレーザ光が照射される。一方、図1
1(b)は画像形成プロセス速度がV/2の場合であ
り、副走査方向へV/2の速度で回転する感光体ドラム
8に対し、ポリゴンミラー17の一面置きの面(n,n
+2,n+4,…面)において走査されたレーザ光が照
射される。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、転写紙に転写
されたトナー像が定着手段により定着される際の速度を
多色画像の形成時には遅くすると共に単色画像の形成時
には速くし、多色画像の光沢度を高くすると共に単色画
像の光沢度を低くするために、多色画像の形成時には中
間転写ベルト上にトナー像が転写された以降の画像形成
プロセスの速度を単色画像の形成時に比べて遅くする変
速手段を設けたので、多色画像の形成時と単色画像の形
成時とにおいて画像形成プロセスの速度を変速させるた
めの機構を設ける部分を少なくして構造の簡単化を図る
ことができる。
【0065】請求項2記載の発明では、転写紙に転写さ
れたトナー像が定着手段により定着される際の速度を多
色画像の形成時には遅くすると共に単色画像の形成時に
は速くし、多色画像の光沢度を高くすると共に単色画像
の光沢度を低くするために、多色画像の形成時には露光
手段の一部であるポリゴンミラーの回転以外の画像形成
プロセスの速度を単色画像の形成時に比べて遅くする変
速手段を設けたので、多色画像の形成時と単色画像の形
成時とにおいてポリゴンミラーの回転速度が一定である
ため、ポリゴンミラーの回転速度を変化させることが原
因となるポリゴンミラー駆動モータの軸受の耐久性低下
を防止することができる。
【0066】請求項3記載の発明では、多色画像の形成
時において露光に使用されるポリゴンミラーの面は単色
画像の形成時に比べて(n−1)面置きとなるが、多色
画像の形成時の感光体の回転速度が単色画像の形成時に
比べて1/nとなっているため、多色画像の形成時にも
単色画像の形成時と同様の解像度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多色画像の画像形成プロセスを説明するフロー
チャートである。
【図2】単色画像の画像形成プロセスを説明するフロー
チャートである。
【図3】基準タイマのカウントスタートのタイミングを
説明するフローチャートである。
【図4】多色画像形成装置であるカラー複写機の全体構
造を示す縦断正面図である。
【図5】現像器の構造及び配置状態を示す縦断正面図で
ある。
【図6】中間転写ベルトユニットの構造及び配置状態を
示す縦断正面図である。
【図7】(a)は中間転写ベルトユニットを示す斜視
図、(b)は中間転写ベルトが感光体ドラムから離反し
た状態を示す縦断正面図、(c)は中間転写ベルトが感
光体ドラムに接触した状態を示す縦断正面図である。
【図8】(a)は紙転写ユニットを示す斜視図、(b)
は紙転写バイアスローラが中間転写ベルトから離反した
状態を示す縦断正面図、(c)は紙転写バイアスローラ
が中間転写ベルトに接触した状態を示す縦断正面図であ
る。
【図9】カラー複写機の画像形成部の電装構成を示すブ
ロック図である。
【図10】画像データ処理を説明するブロック図であ
る。
【図11】画像形成プロセス速度を変更した場合におけ
る感光体ドラム上でのレーザ光の照射状態を示すもの
で、(a)は画像形成プロセス速度がVの場合、(b)
は画像形成プロセス速度がV/2の場合である。
【符号の説明】
1 多色画像形成装置 2 原稿 7 画像読取手段 8 感光体 9 露光手段 13 転写紙 15 定着手段 17 ポリゴンミラー 25〜28 現像手段 36 中間転写ベルト 45 紙転写手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を各色毎に読み取る画像読取
    手段と、帯電された感光体を前記画像読取手段で読み取
    った各色毎の画像データに応じて露光する露光手段と、
    この露光手段により形成された前記感光体上の静電潜像
    を現像する各色毎の複数の現像手段と、これらの現像手
    段により現像されたトナー像が転写される中間転写ベル
    トと、この中間転写ベルト上に転写されたトナー像を転
    写紙上に転写させる紙転写手段と、前記転写紙上に転写
    されたトナー像を定着させる定着手段とを有する多色画
    像形成装置において、多色画像の形成時には前記中間転
    写ベルト上にトナー像が転写された以降の画像形成プロ
    セスの速度を単色画像の形成時に比べて遅くする変速手
    段を設けたことを特徴とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を各色毎に読み取る画像読取
    手段と、回転駆動されるポリゴンミラーを有すると共に
    前記画像読取手段で読み取った各色毎の画像データに応
    じて帯電された感光体を露光する露光手段と、この露光
    手段により形成された前記感光体上の静電潜像を現像す
    る各色毎の複数の現像手段と、これらの現像手段により
    現像されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、こ
    の中間転写ベルト上に転写されたトナー像を転写紙上に
    転写させる紙転写手段と、前記転写紙上に転写されたト
    ナー像を定着させる定着手段とを有する多色画像形成装
    置において、多色画像の形成時には前記ポリゴンミラー
    の回転以外の画像形成プロセスの速度を単色画像の形成
    時に比べて遅くする変速手段を設けたことを特徴とする
    多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 多色画像の形成時の画像形成プロセスの
    速度を、単色画像の形成時の画像形成プロセスの速度の
    1/n(但し、nは整数)としたことを特徴とする請求
    項2記載の多色画像形成装置。
JP7164936A 1995-03-22 1995-06-30 多色画像形成装置 Pending JPH08320608A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7164936A JPH08320608A (ja) 1995-03-22 1995-06-30 多色画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-62244 1995-03-22
JP6224495 1995-03-22
JP7164936A JPH08320608A (ja) 1995-03-22 1995-06-30 多色画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08320608A true JPH08320608A (ja) 1996-12-03

Family

ID=26403306

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7164936A Pending JPH08320608A (ja) 1995-03-22 1995-06-30 多色画像形成装置

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JP (1) JPH08320608A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001277659A (ja) * 2000-03-29 2001-10-09 Brother Ind Ltd 複写装置および記憶媒体
JP2007279602A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Ricoh Co Ltd 転写紙搬送装置、及び画像形成装置

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JP2001277659A (ja) * 2000-03-29 2001-10-09 Brother Ind Ltd 複写装置および記憶媒体
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Effective date: 20040325