JP3457723B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3457723B2
JP3457723B2 JP32848193A JP32848193A JP3457723B2 JP 3457723 B2 JP3457723 B2 JP 3457723B2 JP 32848193 A JP32848193 A JP 32848193A JP 32848193 A JP32848193 A JP 32848193A JP 3457723 B2 JP3457723 B2 JP 3457723B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、重ね画像を形成するこ
とができるデジタルカラー複写機、ファクシミリなどの
画像形成装置に係り、特に重ね画像形成時の副走査方向
読み取り位置ずれ防止技術に特徴のある画像形成装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】画像形成装置において、原稿駆動モータ
がDCモータの場合、モータスタートから原稿先端位置
までの速度制御用エンコーダのパルス数によって算出す
ることより、変倍により走査速度が変わり、原稿先端ま
での立ち上がり時間が変化しても、ほぼ正確に画像書き
込みの先端位置を決定することができる。しかし、連続
スキャン時には、温度上昇によりモータのトルクが変動
し、停止位置のばらつきが生じてレジストずれが発生し
た。このばらつきを低減するために、原稿先端部にセン
サを取り付けて、キャリッジがこのセンサを横切る時を
原稿読み取りタイミングとすることで、倍率や立ち上が
り時間の遅れに関係なく読み取り先端位置を出すことが
できた。また、原稿走査モータがパルスモータの場合
は、原稿先端までの励磁パルス数によって決定するが、
パルスモータの場合、位置誤差がモータの立ち上がり等
によりばらつきが発生しないので問題とならない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、カラー複写
機、カラー画像形成装置等、繰り返しスキャンして、R
GB信号よりYMCKをどれか1色ずつ形成する画像形
成装置においては、原稿先端センサを切った位置とライ
ン同期信号は非同期で発生しているため、画像形成時の
繰り返しスキャン時の読み取り位置がその都度異なっ
て、1ライン以内ではあるが画像読み取りずれを発生し
ていた。 【0004】本発明は、このような背景に基づいてなさ
れたものであり、重ね合わせ画像の位置ずれを防止する
ことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的は、原稿の画像
を主走査する光電変換素子とモータにより駆動され原稿
の画像を副走査する光学系とを有し、各色毎に画像を読
み取る画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段によ
って読み取られた画像を感光体上へ各色ごとに書き込ん
で静電潜像を形成する書き込み手段とを備え、前記画像
読み取り手段による各色毎の読み取りと前記書き込み手
段による各色毎の書き込みとを複数回繰り返してカラー
画像を形成する画像形成装置において、前記モータの駆
動開始を書き込み同期信号に同期して行わせ、前記モー
タの駆動開始から画像先端位置までの時間に応じた数の
前記書き込み同期信号のカウント値に基づいて副走査方
向の読み取り開始信号を発生させる制御手段を備えるこ
とにより達成される。 【0006】 【0007】 【0008】 【作用】前記手段においては、駆動スタートタイミング
を、画像信号の書き込みタイミグと同期させることで、
繰り返しスキャン時の読み取りずれをなくすことができ
る。その際、書き込み同期信号(PMSYNC)をカウ
ントすることにより、駆動スタートから読み取り開始信
号(FGATE)の発生まで、書き込みタイミングとの
同期が保証される。なお、CPU外部のカウント手段に
よってPMSYNCをカウントし、FGATEを発生さ
せると、直接CPUの割り込み入力した場合の処理能力
の低下を防ぐことが可能となる。 【0009】 【0010】 【0011】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る画像形成装置としてのカラー
複写装置の構成図、図2はその感光体、中間転写ベルト
周りの拡大構成図である。図1において、1はカラー画
像読み取り装置(カラースキャナ)、2はカラー画像記
録装置(カラープリンタ)、3は原稿、4は照明ラン
プ、5−1,5−2,5−3はミラー群、6はレンズ、
7は光電変換素子(CCD)、8は書き込み光学ユニッ
ト、8−1はレーザ、8−2はポリゴンミラー、8−3
はポリゴンモータ、8−4はf/θレンズ、8−5は反
射ミラー、9は感光体ドラム、10は感光体クリーニン
グユニット、11は除電ランプ、12は帯電器、13は
電位センサ、14はBk現像器、15はC現像器、16
はM現像器、17はY現像器、18は現像濃度パターン
検知器、19は中間転写ベルト、20はベルト転写バイ
アスローラ、21はベルト駆動ローラ、22はベルトク
リーニングユニット、23は紙転写ユニット、24は転
写紙、25は給紙ローラ、26はレジストローラ、27
は紙搬送ユニット、28は定着器、28−1は定着ロー
ラ、28−2は加圧ローラ、29はコピートレイ、3
0,31,32,33は転写紙カセット、34は手差し
給紙トレイである。 【0012】また、図2において、10−1はクリーニ
ング前除電器、10−2はブラシローラ、10−3はゴ
ムブレード、14−1はBk用現像スリーブ、15−1
はC用現像スリーブ、16−1はM用現像スリーブ、1
7−1はY用現像スリーブ、14−2はBk用現像パド
ル、15−2はC用現像パドル、16−2はM用現像パ
ドル、17−2はY用現像パドル、14−3はBk用ト
ナー濃度検知センサ、15−3はC用トナー濃度検知セ
ンサ、16−3はM用トナー濃度検知センサ、17−3
はY用トナー濃度検知センサ、22−1はブラシロー
ラ、22−2はゴムブレード、22−3は接離機構、2
3−1は紙転写バイアスローラ、23−2はローラクリ
ーニングブレード、23−3は接離機構である。 【0013】カラースキャナ1は、原稿3の画像を、照
明ランプ4、ミラー群5、およびレンズ6を介してカラ
ーセンサ7に結像して、原稿のカラー画像情報を、例え
ばブルー(B)、グリーン(G)、レッド(R)の色分
解光ごとに読み取り、電気的な画像信号に変換、すなわ
ち主走査を行う。カラーセンサ7は、この例では、B,
G,Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子で構
成されており、3色同時読み取りを行う。 そして、こ
のカラースキャナ1で得たB,G,Rの色分解画像信号
強度レベルを基にして、画像処理部(図示なし)で色変
換処理を行い、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロー(Y)のカラー画像データを得
る。そして、次に述べるカラープリンタ2によって、B
k,C,M,Yの顕像化を行い、最終的なカラーコピー
とする。 【0014】なお、Bk,C,M,Yの画像データを得
るためのカラースキャナ1の動作方式は、カラープリン
タ2の動作とタイミングを取ったスキャナスタート信号
を受けて、図1において、照明・ミラー光学系が左矢印
方向へ原稿走査し、すなわち副走査し、1回走査ごとに
1色の画像データを得る。この動作を合計4回繰り返す
ことによって、順次の4色画像データを得る。そして、
その都度カラープリンタ2で順次顕像化しつつ、これを
重ね合わせて4色フルーカラー画像を形成する。 【0015】次に、カラープリンタ2の概要を説明す
る。 【0016】書き込み光学ユニット8は、カラースキャ
ナ1からのカラー画像データを光信号に変換して、原稿
画像に対応した光書き込みを行い、感光体ドラム9に静
電潜像を形成する。該ユニット8は、レーザ8−1とそ
の発光駆動制御部(図示なし)、ポリゴンミラー8−2
とその回転モータ8−3、f/θレンズ8−4や反射ミ
ラー8−5等で構成されている。 【0017】感光体ドラム9は矢印のごとく反時計方向
に回転するが、その周りには、感光体クリーニングユニ
ット(クリーニング前除電器を含む。)10、除電ラン
プ11、帯電器12、電位センサ13、Bk現像器1
4、C現像器15、M現像器16、Y現像器17、現像
濃度パターン検知器18、中間転写ベルト19などが配
置されている。 【0018】各現像器は、静電潜像を現像するために、
現像剤の穂を感光体ドラム9の表面に接触させて回転す
る現像スリーブ(14−1,15−1,16−1,17
−1)と、現像剤を汲み上げ、攪拌するために回転する
現像パドル(14−2,15−2,16−2,17−
2)、および現像剤のトナー濃度検知センサ(14−
3,15−3,16−3,17−3)などで構成されて
いる。 【0019】さて、待機状態では、4個の現像器全てが
現像スリーブ上の剤は穂切り(現像不作動)状態になっ
ているが、現像動作の順序(カラー画像形成順序)が、
Bk,C,M,Yの例で以下説明する(但し、画像形成
順序はこれに限定されるものではない)。 【0020】コピー動作が開始されると、カラースキャ
ナ1で所定のタイミングからBk画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み・潜像形成が始まる(以下、Bk画像データ
による静電潜像をBk潜像と称す。C,M,Yについて
も同じ。)。このBk潜像の先端部から現像可能とすべ
く、Bk現像器14の現像位置に潜像先端部が到達する
前に、現像スリーブ14−1を回転開始して、剤の穂立
てを行い、Bk潜像をBkトナーで現像する。 【0021】そして以後、Bk潜像領域の現像動作を続
けるが、潜像後端部がBk現像位置を通過した時点で、
速やかにBk現像スリーブ14−1上の剤穂切りを行
い、現像不作動状態にする。これは少なくとも次のC画
像データによるC潜像先端部が到達する前に完了させ
る。なお、穂切りは現像スリーブ14−1の回転方向
を、現像動作中とは逆方向に切り替えることで行う。 【0022】さて、感光体9に形成したBkトナー像
は、感光体ドラム9と等速駆動されている中間転写ベル
ト19の表面に転写する(以下、感光体から中間転写ベ
ルトへのトナー像転写をベルト転写と称す)。ベルト転
写は、感光体ドラム9と中間転写ベルト19が接触状態
において、転写バイアスローラ20に所定のバイアス電
圧を印加することで行う。なお、中間転写ベルト19に
は、感光体ドラム9に順次形成するBk,C,M,Yの
トナー像を、同一面に順次位置合わせして、4色重ねの
ベルト転写画像を形成し、その後、転写紙に一括転写を
行う。この中間転写ベルトユニットの構成・動作につい
ては後述する。 【0023】ところで、感光体ドラム9側では、Bk工
程の次にC工程に進むが、所定のタイミングからカラー
スキャナ1によるC画像データ読み取りが始まり、その
画像データによるレーザ光書き込みで、C潜像形成を行
う。C現像器15は、その現像位置に対して、先のBk
潜像後端部が通過した後で、かつ、C潜像の先端が到達
する前に、現像スリーブ15−1を回転開始して剤の穂
立てを行い、C潜像をCトナーで現像する。以後、C潜
像領域の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点
で、先のBk現像器の場合と同様に、C現像スリーブ1
5−1上の剤穂切りを行う。これもやはり次のM潜像先
端部が到達する前に完了させる。なお、MおよびYの工
程については、それぞれの画像データ読み取り・潜像形
成・現像の動作が上述のBk,Cの工程と同じであるの
で、説明は省略する。 【0024】次に、中間転写ベルトユニットについて説
明する。中間転写ベルト19は、駆動ローラ21、ベル
ト転写バイアスローラ20、および従動ローラ群に張架
されており、図示してない駆動モータにより後述のごと
く駆動制御される。ベルトクリーニングユニット22
は、ブラシローラ22−1、ゴムブレード22−2、お
よびベルトからの接離機構22−3などで構成されてお
り、1色目のBk画像をベルト転写した後の、2,3,
4色目をベルト転写している間は、接離機構22−3に
よってベルト面から離間させておく。 【0025】紙転写ユニット23は、紙転写バイアスロ
ーラ23−1、ローラクリーニングブレード23−2、
およびベルトからの接離機構23−3などで構成されて
いる。前記バイアスローラ23−1は、通常はベルト1
9面から離間しているが、中間転写ベルト19面に形成
された4色の重ね画像を、転写紙に一括転写する時にタ
イミングを取って接離機構23−3で押圧され、該ロー
ラ23−1に所定のバイアス電圧を印加して紙への転写
を行う。なお、転写紙24は、給紙ローラ25、レジス
トローラ26によって、中間転写ベルト面の4色重ね画
像の先端部が、紙転写位置に到達するタイミングに合わ
せて給紙される。 【0026】さて、中間転写ベルト19の動き方は、1
色目のBkトナー像のベルト転写が後端部まで終了した
後の動作方式として、一定速往動方式、スキップ往動方
式及びクイックリターン方式の3通りが考えられるが、
この中の1方式か、または、コピーサイズに応じて(コ
ピー速度面などで)効率的な方式の組み合わせによって
動作させる。 【0027】1)一定速往動方式 (a)Bkトナー像のベルト転写後も、そのまま一定速
で往動を続ける。 【0028】(b)そして、ベルト19面上のBk画像
先端位置が、再び感光体ドラム9との接触部のベルト転
写位置に到達した時、感光体ドラム9側は次のCトナー
像の先端部が丁度その位置にくるように、タイミングを
取って画像形成する。その結果、C画像はBk画像に正
確に位置合わせして、中間転写ベルト19上に重ねて、
ベルト転写される。 【0029】(c)その後も同様動作によって、M,Y
画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。 【0030】(d)4色目のYトナー像ベルト転写工程
に引き続き、そのまま往動しながら、ベルト面上の4色
重ねトナー像を、上記したように転写紙24に一括転写
する。 2)スキップ往動方式 (a)Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体
ドラム9面からベルト19を離間させ、そのままの往動
方向に高速スキップさせて、所定量を移動したら当初の
往動速度に戻す。また、その後、再び感光体ドラム9に
ベルト19を接触させる。 【0031】(b)そして、ベルト19面上のBk画像
先端位置が、再びベルト転写位置に到達した時、感光体
ドラム9側は次のCトナー像の先端部が丁度その位置に
くるように、タイミングを取って画像形成する。その結
果、C画像はBk画像に正確に位置合わせして重ねてベ
ルト転写される。 【0032】(c)その後も同様動作によって、M,Y
画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。 【0033】(d)4色目のYトナー像ベルト転写工程
に引き続き、そのままの往動速度で、ベルト19面上の
4色重ねトナー像を転写紙24に一括転写する。 【0034】3)往復動(クイックリターン)方式 (a)Bk像のベルト転写が終了したら、感光体ドラム
9面からベルト19を離間させ、そして、往動を停止さ
せると同時に、逆方向に高速リターンさせる。リターン
は、ベルト19面上のBk画像先端位置が、ベルト転写
相当位置を逆方向に通過し、さらに、予め設定された距
離分を移動した後に停止させて、待機状態にする。 【0035】(b)次に、感光体ドラム9側のCトナー
像の先端部が、ベルト転写位置より手前の所定位置に到
達した時点に、中間転写ベルト19を再び往動方向にス
タートさせる。また、ベルト19を感光体ドラム9面に
再び接触させる。この場合も、C画像がベルト19面上
でBk画像に正確に重なるような条件に制御されて、ベ
ルト転写される。 【0036】(c)その後も同様動作によって、M,Y
画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。 【0037】(d)4色目のYトナー像のベルト転写工
程に引き続き、リターンせずにそのままの速度で往動し
て、ベルト19面上の4色重ねトナー像を転写紙24に
一括転写する。 【0038】さて、中間転写ベルト19面から4色重ね
トナー像を一括転写された転写紙24は、紙搬送ユニッ
ト27で定着器28に搬送され、所定温度にコントロー
ルされた定着ローラ28−1と加圧ローラ28−2でト
ナー像を溶融定着してコピートレイ29に搬出され、フ
ルカラーコピーを得る。 【0039】なお、ベルト転写後の感光体ドラム9は、
感光体クリーニングユニット10(クリーニング前除電
器10−1、ブラシローラ10−2、ゴムブレード10
−3)で表面をクリーニングされ、また、除電ランプ1
1で均一に除電される。 【0040】また、転写紙24にトナー像を転写した後
の中間転写ベルト19は、クリーニングユニット22を
再び接離機構22−3で押圧して、表面をクリーニング
される。 【0041】リピートコピーの時は、カラースキャナ1
の動作、および感光体ドラム9への画像形成は、1枚目
のY(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミング
で2枚目のBk(1色目)画像工程に進む。また、中間
転写ベルト19の方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙
24への一括転写工程に引き続き、表面をクリーニング
ユニット22でクリーニングされた領域に、2枚目のB
kトナー像がベルト転写されるようにする。その後は、
1枚目と同様動作になる。 【0042】なお、転写紙カセット30,31,32,
33は、各種サイズの転写紙24が収納されており、操
作パネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収納カセ
ットから、タイミングを取ってレジストローラ26方向
に給紙・搬送される。 【0043】以上までは、4色フルカラーを得るコピー
モードの説明であったが、3色コピーモード、2色コピ
ーモードの場合は、指定された色と回数の分について、
上記同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモ
ードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、その色の
現像器のみを現像作動(剤穂立て)状態にして、中間転
写ベルト19は感光体ドラム9面に接触したまま、往動
方向に一定速駆動し、さらに、ベルトクリーナ22もベ
ルト19に接触したままの状態で、コピー動作を行う。 【0044】図3は実施例に係る画像形成装置の画像読
み取り部のブロック図である。 【0045】スキャナCPU101は、ROM102に
格納されたプログラムを実行し、RAM103にデータ
等を読み書きすることで、スキャナ部の全体の制御を行
っている。また、システム制御部104とシリアル通信
で接続されており、コマンドおよびデータの送受信によ
り指令された動作を行う。CPU101は、I/O10
5を介して原稿検知センサ、HPセンサ、圧板開閉セン
サ、冷却ファン等に接続され、検知およびオン/オフの
制御を行っている。モータドライバ106は、ポート出
力により励磁パルスシーケンスを与えられることで、原
稿走査駆動用のパルスモータ107を駆動、すなわち副
走査方向の駆動を行う。 【0046】原稿画像は、ランプレギュレータ108に
駆動されたランプ光量出力により、光信号を複数ミラー
およびレンズを通りCCD7に結像される。CCD7
は、タイミング発生用ゲートアレー109によって各種
駆動クロックを与えられ、CCD7からアナログの画像
信号がアンプ110に入力される。このタイミングゲー
トアレー109は、PMSYNCをカウントするFGA
TEスタートカウンタを持ち、CPU101からの出力
ポート信号によりカウントスタートさせ、これによりF
GATEを発生することができる。 【0047】アンプ110には暗電流補正を行うための
フィードバック電圧が掛けられている。これは、CPU
101にバス接続されているパラレルシリアル変換器1
11から、シリアルデータによりD/Aコンバータ11
2が駆動されることによってなされている。このフィー
ドバック電圧により、アンプ出力から黒レベル調整(D
A1,DA2)されたアナログ画像データが、A/Dコ
ンバータ113に入力される。A/Dコンバータ113
のVrefは、アナログ画像データのゲインに対応する
ように、D/Aコンバータ112からの電圧によって調
整(DA3)される。 【0048】A/Dコンバータ113は、この基準電圧
をデジタル信号に変換し、シェーディングゲートアレー
114に入力する。シェーディングゲートアレー114
は、照明系の光量不均一やCCD7の画素出力のばらつ
きを補正する機能を持っている。ランプ消灯時に出力デ
ータを黒メモリへセットする黒補正を行い、白基準板に
おいてランプを点灯して白メモリをセットする白補正を
行う。この黒メモリ、白メモリのデータより、画像読み
取りデータが演算処理されて、シェーディング補正後の
データが出力される。これがライン間補正メモリ115
へ入力されて、3ラインCCDのBとG、BとRのライ
ン数の画像データをメモリで遅延させて、BGRの読み
取り画像の位置合わせを行い、IPU116へ出力す
る。ライン間補正メモリ115の設定は、タイミングゲ
ートアレー114により倍率に応じて制御されている。 【0049】次に、本発明について具体的に説明する。
システム制御部より、スキャナ画像読み取り動作を開始
するために送信したスキャナスタートコードが受信され
ると、受信割り込みが発生する。受信割り込み内では命
令コード別に処理を分岐する。スキャナスタートコード
が受信された場合、了解信号送信要求フラグをセット
し、PMSYNC外部割り込みを許可し、処理を終了す
る。 【0050】本体側では、ポリゴンモータ8−3が回転
し、レーザビームがポリゴンミラー8−2に反射し、同
期検知板に入力し、同期信号であるPMSYNCを発生
し、スキャナ部へ出力している。このため、PMSYN
C外部割り込みが発生する。この外部割り込みでは、パ
ルスモータ107の励磁パルス発生タイマをスタートさ
せる。励磁パルス発生においては、スローアップ、ダウ
ンのタイマ設定値が予めROM102内にテーブルとし
て設定されているため、先の励磁パルス発生タイマカウ
ント値と一致したところでパルスを発生し、モータ10
7を駆動する。これにより、PMSYNCに同期したモ
ータスタートが可能となる。スキャナ走査速度はスキャ
ナスタート受信以前の倍率データコマンドによって、各
倍率に応じた速度のタイマ値を算出し、スローアップ、
ダウンのテーブルのカウント設定値を決定してある。 【0051】画像先端位置までの時間は、パルス時間と
パルス数によって一定となるため、モータスタート後の
読み取り開始信号FGATEの発生は、倍率ごとのこの
時間に対するPMSYNCのカウント数をテーブルにし
ておいて、これをタイミングゲートアレー109に設定
して、FGATEスタートカウンタをスタートさせるこ
とにより、モータスタートとFGATE発生において、
PMSYNCと同期させて、読み取りスキャンごとの画
像読み取りずれの発生を防ぐことができる。 【0052】スローアップテーブルが直線加速の場合
は、倍率によるPMSYNCのカウンタ値は簡単に算出
できるが、非線形の場合は算出が難しく、さらに原稿先
端部とHPセンサのメカ的ばらつきを補正するためのレ
ジスト設定が必要になる。上記の実施例では、この補正
が難しくなるためレジスト設定を簡単に行える例を以下
に示す。 【0053】全倍率範囲で立ち上がった位置からPMS
YNCのカウンタを開始し、FGATEを出力する。つ
まり、最小縮小時のスローアップパルス数以上の定速度
になった位置からカウント開始する。 【0054】この立ち上がった位置は、モータ駆動用パ
ルスのカウント外部割り込みにより、モータ駆動用パル
スカウントすることにより割り込みが発生して判るよう
になっている。この割り込みの発生でタイミングゲート
アレー109のFGATEスタートカウンタをスタート
させる。等倍時のPMSYNCカウンタ値を設定(レジ
スト設定値)をすれば、各倍率での設定値は、等倍時の
PMSYNCカウンタ値×倍率として算出することがで
きるため、全倍率範囲でメカ的なばらつきに対応するこ
とができる。 【0055】 【0056】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、モータ
駆動開始を書き込み同期信号に同期して行わせ、前記モ
ータの駆動開始から画像先端位置までの時間に応じた数
前記書き込み同期信号(PMSYNC)のカウント値
に基づいて副走査方向の読み取り開始信号を発生させる
ので、各色の読み取りごとの画像読み取りずれを防止す
ることができる。 【0057】 【0058】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る画像形成装置としてのカラー複写
装置の構成図である。 【図2】図1に示すカラー複写装置の感光体、中間転写
ベルト周りの拡大構成図である。 【図3】本発明の実施例に係る画像形成装置の画像読み
取り部のブロック図である。 【符号の説明】 1 カラースキャナ(画像読み取り手段) 2 カラープリンタ 8 書き込み光学ユニット(書き込み手段) 9 感光体ドラム(感光体) 101 CPU(制御手段) 107 パルスモータ(駆動手段)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 原稿の画像を主走査する光電変換素子と
    モータにより駆動され原稿の画像を副走査する光学系と
    を有し、各色毎に画像を読み取る画像読み取り手段と、前記 画像読み取り手段によって読み取られた画像を感光
    体上へ各色ごとに書き込んで静電潜像を形成する書き込
    み手段とを備え、 前記画像読み取り手段による各色毎の読み取りと前記書
    き込み手段による各色毎の書き込みとを複数回繰り返し
    てカラー画像を形成する 画像形成装置において、 前記モータの駆動開始を書き込み同期信号に同期して行
    わせ、前記モータの駆動開始から画像先端位置までの時
    間に応じた数の前記書き込み同期信号のカウント値に基
    づいて副走査方向の読み取り開始信号を発生させる制御
    手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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