JP2002252993A - モータ制御方法、モータ制御装置、画像形成装置、画像読取装置、及び記録媒体 - Google Patents

モータ制御方法、モータ制御装置、画像形成装置、画像読取装置、及び記録媒体

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JP2002252993A
JP2002252993A JP2001047892A JP2001047892A JP2002252993A JP 2002252993 A JP2002252993 A JP 2002252993A JP 2001047892 A JP2001047892 A JP 2001047892A JP 2001047892 A JP2001047892 A JP 2001047892A JP 2002252993 A JP2002252993 A JP 2002252993A
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state
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image
steady
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Toshiyuki Ando
俊幸 安藤
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時的にまた個体間によらず高精度な駆動制
御を実施することができるモータ制御方法を提供する。 【解決手段】 定常摩擦トルク相当の角加速度をフィー
ドフォワードの定常値として用いるフィードフォワード
制御をフィードバック制御に加えて実行し、モータ15
01により駆動される感光体ドラム1505を停止状態
から等角速度状態もしくは等速度状態に駆動制御するモ
ータ制御方法において、定常状態のモータ1501の駆
動電流を制御のサンプリング周期ごとに記録し、次回駆
動時には前回の駆動において記録したモータ1501の
駆動電流をフィードフォワードの定常値として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ制御方法、
モータ制御装置、画像形成装置、画像読取装置及びコン
ピュータが実行可能なプログラムを格納した記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のモータの制御装置としては、特
開平10−323067号公報、特開平11−1876
86号公報などに開示されているように、モータを制御
し、被制駆動体である感光体をある状態から回転させて
等角速度状態に駆動制御する場合において、最適な目標
値入力により、いわゆる機械系の高域共振を加振するこ
となく、高速な立ち上がり制御を行う事が可能なモータ
制御装置が知られている。これは、フィードバック制御
に加えて、定常摩擦力相当の角加速度をフィードフォワ
ード値として駆動部に加える事により、特に最適な制御
を行うようにするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、フィードフォ
ワード値として駆動部に加える定常摩擦トルクは、正し
い値に設定しなければ、かえって機械系の振動を励起
し、制御特性が劣化してしまうことがある。また、摩擦
トルクは経時的にも個体間ごとにも変化しやすく設計値
のみにより代表することは難しい。しかし、上述の技術
においては、ただ定常摩擦トルク相当の角加速度をフィ
ードフォワード値として駆動部に加えているのみであ
り、経時的にまた個体間によって高精度な駆動制御を行
いにくいという課題がある。
【0004】そこで、本発明は、経時的にまた個体間に
よらず高精度な駆動制御を実施することができるモータ
制御方法、モータ制御装置、画像形成装置、画像読取装
置及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、定常摩擦トルク相当の角加速度をフィードフォワー
ドの定常値として用いるフィードフォワード制御をフィ
ードバック制御に加えて実行し、モータにより駆動され
る被制御体を停止状態から等角速度状態もしくは等速度
状態に駆動制御するモータ制御方法において、定常状態
のモータの駆動電流を制御のサンプリング周期ごとに記
録し、次回駆動時には前回の駆動において記録したモー
タの駆動電流をフィードフォワードの定常値として用い
ることを特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明では、定常状態
のモータの駆動電流を制御のサンプリング周期ごとに記
録し、次回駆動時には前回の駆動において記録したモー
タの駆動電流をフィードフォワードの定常値として用い
ることにより、フィードフォワードとして駆動部に与え
る定常摩擦トルクを適切に決定しているので、経時的に
また個体間によらず高精度な駆動制御を行うことができ
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、被制御体を駆動
するモータと、モータの駆動を被制御体に伝達する動力
伝達手段とを備え、定常摩擦トルク相当の角加速度をフ
ィードフォワードの定常値として用いるフィードフォワ
ード制御をフィードバック制御に加えて実行するモータ
制御装置において、モータに流れる電流を測定する電流
測定手段と、定常状態のモータの駆動電流を制御のサン
プリング周期ごとに記録するメモリ手段と備え、定常状
態における制御のサンプリング周期ごとにメモリ手段に
電流測定手段が測定した電流値を記録し、次回駆動時に
は前回の駆動においてメモリ手段に記録したモータの電
流値をフィードフォワードの定常値として用いることを
特徴とする。
【0008】この請求項2に記載の発明では、モータに
流れる電流を計測する電流計測手段と、定常状態のモー
タの駆動電流を制御のサンプリング周期ごとに記録する
メモリ手段とを備え、定常状態における制御のサンプリ
ング周期ごとにメモリ手段に電流計測手段が測定して電
流値を記録し、次回駆動時には前回の駆動においてメモ
リ手段に記録したモータの電流値をフィードフォワード
の定常値として用いるので、フィードフォワードとして
駆動部に与える定常摩擦トルクを適切に決定することが
でき、経時的にまた個体間によらず高精度な駆動制御を
行うことができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、像担持体を回転
駆動させて画像形成を行う画像形成装置において、前記
像担持体の駆動制御を請求項2に記載のモータ制御装置
により行うことを特徴とする。
【0010】この請求項3に記載の発明では、像担持体
のを駆動するモータの駆動制御を請求項2に記載のモー
タ制御装置により行うことにより、経時的にまた個体間
によらず像担持体を常に高精度に駆動し高品質な画像を
得ることができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、原稿面に沿って
移動することにより原稿画像を読み取る走行体を備える
画像読取装置において、前記走行体の駆動制御を請求項
2に記載のモータ制御装置により行うことを特徴とす
る。
【0012】この請求項4に記載の発明では、画像読取
装置の走行体を駆動するモータの駆動制御を請求項2に
記載のモータ制御装置により行うことにより、経時的に
また個体間によらず、画像読取装置の走行体を常に高精
度に駆動し高品質な画像を得ることができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、コンピュータに
よってモータを制御し、モータによって駆動される被制
御体を停止状態から等角速度状態もしくは等速度状態に
駆動制御する制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、電流測定手段で測定した定常状態における電流値
を、制御のサンプリング周期ごとにメモリに記録する手
順と、メモリに記録された電流値を、次回駆動時にフィ
ードフォワードの定常値として設定する手順とを備え、
このフィードフォワードの定常値を用いるフィードフォ
ワード制御をフィードバック制御に加えて実行し、モー
タによって駆動される被制御体を停止状態から等角速度
状態もしくは等速度状態に駆動制御するモータ制御プロ
グラムを格納したことを特徴とする。
【0014】この請求項5に記載の発明では、電流測定
手段で測定した定常状態における電流値を、制御のサン
プリング周期ごとにメモリに記録する手順と、メモリに
記録された電流値を、次回駆動時にフィードフォワード
の定常値として設定する手順とを備え、このフィードフ
ォワードの定常値を用いるフィードフォワード制御をフ
ィードバック制御に加えて実行し、モータによって駆動
される被制御体を停止状態から等角速度状態もしくは等
速度状態に駆動制御するモータ制御プログラムをコンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体に格納しているので、
コンピュータがモータの駆動制御を行う際、フィードフ
ォワードとして駆動部に与える定常摩擦トルクを適切に
決定することができ、経時的にまた個体間によらず高精
度な駆動制御を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は第1実
施の形態に係るモータの近傍を示す斜視図である。図1
において、符号1501は被制御体である感光体ドラム
(像担持体)1505及びその軸1506を回転駆動す
る回転駆動源としてのモータであり、このモータ150
1の回転トルクは動力伝達系を構成する歯車列1503
及びタイミングベルト1504により感光体ドラム15
05の軸1506に伝達される。
【0016】モータ1501としては、例えば直流電動
機が用いられ、感光体ドラム1505は軸1506にし
っかり固定されている。また、符号1507はモータ1
501の状態を検出する状態検出装置としてのエンコー
ダであり、このエンコーダ1507はモータ1501と
同軸ににカップリング(図示せず)等により取り付けら
れている。本実施の形態では、エンコーダ1507によ
り検出されるモータ1501の状態はモータ1501の
角変位である。
【0017】図2は、第1の実施例において、モータ1
501の角変位から角速度を求めデジタル制御するモー
タ制御装置10の構成を示すブロック図である。図2に
おいて、符号1は、マイクロプロセッサ2、リードオン
リメモリ(ROM)3、ランダムアクセスメモリ(RA
M)4からなるマイクロコンピュータであり、マイクロ
プロセッサ2、リードオンリメモリ(ROM)3、ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)4がそれぞれバス12を
介して接続されている。また、符号5はモータ1501
の目標角速度を出力する指令発生装置であり、この指令
発生装置5の出力側もバス12へ接続されている。ま
た、符号8はエンコーダ1507の出力パルスを処理し
て角速度に変換する検出用インターフェース装置であ
る。この検出用インターフェース装置8で変換した角速
度情報はマイクロコンピュータ1に入力される。指令発
生装置5は角速度指令信号を発生する。
【0018】また、図2の符号6は直流電動機駆動用の
インターフェースであり、この直流電動機駆動用のイン
ターフェース6はマイクロコンピュータ1の演算結果で
ある目標電流値を、直流電動機駆動装置7を構成するパ
ワー半導体、例えばトランジスタを動作させるパルス状
信号に変換する。
【0019】直流電動機駆動装置7は、直流電動機駆動
用のインターフェース6からのパルス状信号に基づき動
作し、モータ1501を駆動する。このモータ1505
の角速度は、エンコーダ1507とインターフェース装
置8により検出され、マイクロコンピュータ1に取り込
まれる。この結果、モータ1501は指令発生装置5に
よる所定の角速度に制御される。
【0020】モータ1501に流れる電流は,電流検出
装置2001により検出され、A/D変換装置2002
を介してマイクロコンピュータ1に取り込まれる。ここ
で、モータ駆動における等角速度時において取り込まれ
た電流値は、ランダムアクセスメモリ(RAM)4の一
領域(図2において、FFで示す)に重ね書される。こ
のモータ駆動が等角速度状態かどうかは目標値をモニタ
ーすることで容易に判断できる。従って駆動停止後にラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)4のFF領域には定常
状態のモータの駆動電流が記録されていることになる。
【0021】ここで、図2の符号1510は被制御体
(図1における感光体ドラム1505及びその軸150
6)をあらわし、符号2003は動力伝達系(歯車列1
503及びタイミングベルト1504)をあらわすブロ
ックである。
【0022】ここで、状態検出用インターフェイス装置
8の処理方式について説明する。状態検出用インターフ
ェイス装置8は、エンコーダ1507の出力パルスをマ
イクロプロセッサ2の割込み端子に送り、また、図3に
示すように基準クロックCLKをカウントするカウンタ
を備えている。図3において、エンコーダ1507の出
力パルスOBのエッジ601が到達する直前の状態から
説明する。
【0023】状態検出用インターフェイス装置8にはカ
ウンタが備えられており、このカウンタは、エンコーダ
1507の出力パルスOBの周期を基準クロックCLK
をもとに、与えられたカウント値(例えば0FFFF
H)からのデクリメントカウントで検出する。エンコー
ダ1507 の出力パルスOBのエッジ601がマイク
ロプロセッサ2の割込み端子に到達すると、マイクロプ
ロセッサ2は図4に示す割込みルーチンの実行を開始す
る。
【0024】マイクロプロセッサ2は、カウンタのデク
リメントカウント値を状態検出用インターフェイス装置
8の内蔵レジスタにラッチさせ(ステップS1)、その
内蔵レジスタにラッチされたデクリメントカウント値を
RAM4に格納する(ステップS2)。そして、マイク
ロプロセッサ2は、エンコーダ1507の出力パルスO
Bの周期TQをカウントするためのカウント初期値(0
FFFFH)を状態検出用インターフェイス装置8のカ
ウンタに与えて再度エンコーダ1507の出力パルスO
Bのデクリメントカウントを再開させ(ステップS
3)、割込み処理を終了する。
【0025】再度、エンコーダ1507の出力パルスO
Bのエッジ602がマイクロプロセッサ2の割込み端子
に到達すると、マイクロプロセッサ2 は図4に示す割
込みルーチンの処理(ステップS1〜S3)を繰返して
行う。この時、エンコーダ1507の出力パルスOBの
周期TQにおけるモータ1501の角速度v301(i
−1)は次のようにして求められる。
【0026】
【数1】 v301(i−1)=k/(Tclk×Ne×n)・・・・・(1) ここで、上記式(1)において、Tclkは基準クロッ
クCLKの周期であり、Neは単位角度当たりのエンコ
ーダ1507分割数であり、nは基準クロックCLKの
カウント数(=0FFFFH−デクリメントカウント
値)であり、kは角速度への単位変換定数である。
【0027】次に、このように構成された第1実施の形
態によるモータの駆動制御について図5に示す第1実施
の形態のブロック構成により説明する。図5において、
符号801は、図2において破線に示したものであり、
図1に示した回転体駆動系全体及び図2に示した直流電
動機駆動用のインターフェース6、直流電動機駆動装置
7、インターフェース装置8、電流検出装置2001、
A/D変換装置2002を含む制御対象である。
【0028】エンコーダ1507の出力を処理するイン
ターフェース装置8の出力、すなわちモータ1501の
角速度情報v301(i−1)はループ303を経て演
算部304に与えられる。この演算部304は指令発生
装置5から出力された制御目標値(角速度指令信号)R
(i)とループ303からの値との差e(i)を算出す
る。このe(i)はフィードバック制御コントローラ部
3001に入力される。
【0029】フィードバック制御コントローラ部300
1は、例えばPI制御系で構成される。演算部304で
算出されたe(i)は、ブロック306で積分され、ブ
ロック3002で定数KIがかけられて演算部308 に
与えられる。また、同時に、演算部304で算出された
e(i)はブロック3003で定数KPがかけられて演
算部308に与えられる。
【0030】演算部308は、プロック3002、30
03からの二つの入力信号を加えてループ3012を経
て演算部3013に与えられる。演算部3013では、
ループ3014を介して図2のRAM4内の領域FFに
記載されているフィードフォワード目標値(FF)とル
ープ3012からの値との和、すなわち目標電流値RC
(i)を算出し、演算部3006に与えられる。同時
に、電流検出装置2001により検出され、A/D変換
装置2002を介してマイクロコンピュータ1に取り込
まれたモータ駆動電流c301(i−1)は、ループ3
005を経て演算部3006に与えられる。
【0031】この演算部3006は上記目標電流値RC
(i)とループ3005からとの値との差ec(i)を
算出する。このec(i)は制御コントローラ部300
7に入力される。制御コントローラ部3007は、例え
ばPI制御系で構成される。演算部3006で算出され
たec(i)は、ブロック3008で積分され、ブロッ
ク3009で定数KIcがかけられて演算部3010に
与えられる。
【0032】また、同時に、演算部3006で算出され
たec(i)はブロック3011で定数KPcがかけら
れて演算部3010に与えられる。演算部3010は、
プロック3009、3011からの二つの入力信号を加
えてモータ1501の制御電圧ua(i)を求める。
【0033】この演算部3010で求めた制御電圧値u
a(i)が直流電動機駆動用のインターフェイス6、直
流電動機駆動装置7を介してモータ1501へ出力され
てモータ1501駆動することにより、ギヤ列150
3、タイミングベルト1504を介して、軸1506に
駆動が伝達されて感光体ドラム1505が回転し、以上
のループ動作が繰返される。
【0034】尚、本実施の形態では、制御コントローラ
部3001、3007は、一例としてPI制御系を用い
たが、これに限定されるものではない。また、フィード
バックループはモータの角速度フィードバックを例に示
したが、これに限定されるものではなく、エンコーダ1
507の出力をカウントする角変位フィードバックを用
いてもかまわない。以上の演算すべては、マイクロコン
ピュータ1内の数値演算で行われ、簡単に実現すること
ができる。
【0035】以上説明したように、第1実施の形態によ
れば、モータ1501等の駆動系に摩擦トルク変動等が
あった場合にも、フィードフォワードとしてモータ15
01に与える定常摩擦トルクを適切に決定し,経時的に
また個体間によらず高精度な駆動制御を行うことができ
る.次に、他の実施の形態を説明するが、その説明にあ
たり、上述した部分と同様な部分には、同一の符号を付
することにより、その説明を省略する。
【0036】図6は、第2実施の形態に係るモータをデ
ジタル制御するモータ制御装置の構成を示すブロック図
である。第2実施の形態では、上述の第1実施の形態と
同様に、図1に示すモータ1501、エンコーダ150
7、被制御体である感光体ドラム1505及びその軸1
506、動力伝達系である歯車列1503及びタイミン
グベルト1504が用いられる。
【0037】図6において、符号601はマイクロコン
ピュータ1内にあり、バス12に接続されているランダ
ムアクセスメモリ(RAM)である。モータ1501に
流れる電流は電流検出装置2001により検出され、A
/D変換装置2002を介してマイクロコンピュータ1
に取り込まれる。ランダムアクセスメモリ(RAM)6
01内には通常のモータ制御を行うための領域のほか
に、等角速度時において取り込まれる電流値を記録して
おくFFデータ領域602、記録した数を記録しておく
データ数領域603、及び一回の駆動終了後にFFデー
タ領域602に記録されている値の和を記録した数で割
った値を記録しておくFFmean領域604があらか
じめ与えられている。
【0038】ここで,モータ駆動における等角速度時に
おいて取り込まれた電流値はランダムアクセスメモリ
(RAM)601のFFデータ領域602に順次記録さ
れる。また、同時に記録した数はデータ数領域603に
重ね書されていく。駆動終了後はFFmean領域60
4にFFデータ領域602に記録されている値の和を記
録した数で割った値を記録する。
【0039】モータ駆動が等角速度状態かどうかは目標
値をモニターすることで容易に判断できる。従って駆動
停止後にランダムアクセスメモリ(RAM)601のF
Fmean領域604には、フィードフォワード目標値
となる定常状態のモータ1501の駆動電流の平均値が
記録されていることになる。
【0040】次に、第2実施の形態よるモータ制御につ
いて図7に示す第2実施の形態のブロック図により説明
する。図6に示すRAM601内の領域FFmean6
04に記載されているフィードフォワード目標値FFm
eanはループ701を介して演算部3013に与えら
えている。演算部3013では、フィードフォワード目
標値FFmeanとループ3012からの値との和、す
なわち目標電流値RC(i)を算出し、演算部3006
に与える。
【0041】以上説明したように、第2実施の形態によ
れば、モータ1501等の駆動系に摩擦トルク変動等が
あった場合等においてもフィードフォワードとしてモー
タ1501に与える定常摩擦トルクを適切に決定し、経
時的にまた個体間によらず高精度な駆動制御を行うこと
ができる。
【0042】図8は、第3実施の形態に係るカラー複写
機を概略的に示す構成図である。この図8において、符
号400はカラー複写機100装置本体である。この装
置本体406は、その外装ケース401内の中央よりも
やや右寄りに、感光体ドラム1505を備えている。感
光体1505の周りには、その上に設置されている帯電
器418から矢示の回転方向(反時計方向)へ順に、現
像手段としての回転型現像装置422、中間転写ユニッ
ト15、クリーニング装置414、除電器416などが
配置されている。
【0043】これらの帯電器418、回転型現像装置4
22、クリーニング装置414、除電器416の上に
は、露光手段としての光書込み装置、例えばレーザ書込
み装置408が設置される。回転型現像装置422は、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー
をそれぞれ収納した、現像ローラ21 を有する現像器
428、430、432、434を備え、中心軸まわり
に回動して各色の現像器428、430、432、43
4を選択的に感光体1505の外周に対向する現像位置
へ移動させる。尚、図8の符号438は、現像器430
の現像スリーブである。
【0044】中間転写ユニット410は複数のローラ4
44に像担持体としての無端状の中間転写体、例えば中
間転写ベルト426が掛け渡され、この中間転写ベルト
426は感光体ドラム1505に当接される。中間転写
ベルト426の内側には転写装置450が設置され、中
間転写ベルト426の外側には転写装置454及びクリ
ーニング装置452が設置されている。クリーニング装
置452は中間転写ベルト426に対して接離自在に設
けられる。
【0045】レーザ書込み装置408は、画像読取装置
200から図示しない画像処理部を介して各色の画像信
号が入力され、各色の画像信号により順次に変調された
レーザ光Lを一様帯電状態の感光体ドラム1505に照
射して感光体1505を露光することで感光体1505
上に静電潜像を形成する。画像読取装置200は装置本
体400の上面に設けられた原稿台30上にセットされ
た原稿の画像を色分解して読み取り、電気的な画像信号
に変換する。
【0046】記録媒体搬送路320は右から左へ用紙等
の記録媒体を搬送する。記録媒体搬送路320には、中
間転写ユニット410及び転写装置454より手前にレ
ジストローラ470が設置され、中間転写ユニット41
0及び転写装置454より下流側に搬送ベルト472、
定着ローラ476及び加圧ローラ478を有する定着装
置474、排紙ローラ480が配置されている。
【0047】装置本体400は給紙装置456上に載置
される。給紙装置456内には、複数の給紙カセット4
58、460、462が多段に設けられ、給紙ローラ4
66のいずれか1つが選択的に駆動されて給紙カセット
458、460、462のいずれか1つから記録媒体が
送り出される。この記録媒体は装置本体400内の自動
給紙路370を通って記録媒体搬送路320へ搬送され
る。
【0048】また、装置本体400の右側には、手差し
トレイ468が開閉自在に設けられ、この手差しトレイ
468から挿入された記録媒体は装置本体400内の手
差し給紙路446を通って記録媒体搬送路320へ搬送
される。装置本体400の左側には、図示しない排紙ト
レイが着脱自在に取り付けられ、記録媒体搬送路320
を通って排紙ローラ480により排出された記録媒体が
排紙トレイへ収容される。
【0049】本実施の形態において、カラーコピーをと
る時には、原稿台300上に原稿をセットし、図示しな
いスタートスイッチを押すと、複写動作が開始される。
まず、画像読取装置200が原稿台300上の原稿の画
像を色分解して読み取る。同時に、給紙装置456内の
給紙カセット458、460、462のいずれかから給
紙ローラ466で選択的に記録媒体が送り出され、この
記録媒体は自動給紙路370、記録媒体搬送路320を
通ってレジストローラ470に突き当たって止まる。
【0050】感光体ドラム1505は、反時計方向に回
転し、複数のローラ444のうちの駆動ローラの回転で
中間転写ベルト426が時計方向へ回転する。感光体ド
ラム1505は、回転に伴い、帯電器418により一様
に帯電され、画像読取装置200から画像処理部を介し
てレーザ書込み装置408に加えられる1色目の画像信
号で変調されたレーザ光Lがレーザ書込み装置408か
ら照射されて静電潜像が形成される。
【0051】この感光体ドラム1505上の静電潜像は
回転型現像装置422の1色目の現像器430により現
像されて1色目の画像となり、この感光体ドラム150
5上の1色目の画像は転写装置450により中間転写ベ
ルト426に転写される。感光体ドラム1505は、1
色目の画像の転写後にクリーニング装置414でクリー
ニングされて残留トナーが除去され、除電器416で除
電される。
【0052】続いて、感光体ドラム1505は、帯電器
418により一様に帯電され、画像読取装置200から
画像処理部を介してレーザ書込み装置408に加えられ
る2色目の画像信号で変調されたレーザ光Lがレーザ書
込み装置408から照射されて静電潜像が形成される。
この感光体ドラム1505上の静電潜像は回転型現像装
置422の2色目の現像器428により現像されて2色
目の画像となり、この感光体ドラム1505上の2色目
の画像は転写装置450により中間転写ベルト426上
に1色目の画像と重ねて転写される。その後、感光体ド
ラム1505は、2色目の画像の転写後にクリーニング
装置414でクリーニングされて残留トナーが除去さ
れ、除電器416で除電される。
【0053】次に、感光体ドラム1505は、帯電器4
18により一様に帯電され、画像読取装置200から画
像処理部を介してレーザ書込み装置408に加えられる
3色目の画像信号で変調されたレーザ光Lがレーザ書込
み装置408から照射されて静電潜像が形成される。こ
の感光体ドラム1505上の静電潜像は回転型現像装置
422の3色目の現像器434により現像されて3色目
の画像となり、この感光体ドラム1505上の3色目の
画像は転写装置450により中間転写ベルト426上に
1色目の画像、2色目の画像と重ねて転写される。感光
体ドラム1505は、3色目の画像の転写後にクリーニ
ング装置414でクリーニングされて残留トナーが除去
され、除電器416で除電される。
【0054】更に、感光体1505は、帯電器418に
より一様に帯電され、画像読取装置200から画像処理
部を介してレーザ書込み装置408に加えられる4色目
の画像信号で変調されたレーザ光Lがレーザ書込み装置
408から照射されて静電潜像が形成される。この感光
体ドラム1505上の静電潜像は回転型現像装置422
の4色目の現像器432により現像されて4色目の画像
となり、この感光体ドラム1505上の4色目の画像が
転写装置450により中間転写ベルト426上に1色目
の画像、2色目の画像、3色目の画像と重ねて転写され
ることでフルカラー画像が形成される。感光体ドラム1
505は、4色目の画像の転写後にクリーニング装置4
14でクリーニングされて残留トナーが除去され、除電
器416で除電される。
【0055】そして、レジストローラ470がタイミン
グをとって回転して記録媒体が送り出され、この記録媒
体は転写装置454により中間転写ベルト426上のフ
ルカラー画像が転写される。この記録媒体は、搬送ベル
ト472で搬送されて定着装置474によりフルカラー
画像が定着され、排紙ローラ480により排紙トレイへ
排出される。また、中間転写ベルト426はフルカラー
画像の転写後にクリーニング装置452でクリーニング
されて残留トナーが除去される。
【0056】以上4色重ね画像を形成する動作について
説明したが、3色重ね画像を形成する場合には感光体ド
ラム1505上に3つの異なる単色画像が順次に形成さ
れて中間転写ベルト426上に重ねて転写された後に記
録媒体に一括して転写され、2色重ね画像を形成する場
合には感光体ドラム1505上に2つの異なる単色画像
が順次に形成されて中間転写ベルト426上に重ねて転
写された後に記録媒体に一括して転写される。また、単
色画像を形成する場合には、感光体ドラム1501上に
1つの単色画像が形成されて中間転写ベルト426上に
転写された後に記録媒体に転写される。
【0057】このようなカラー複写機100において
は、感光体ドラム1505、及び中間転写体426の回
転精度が最終画像の品質に大きく影響し、より高精度な
感光体ドラム1505、及び中間転写体426の駆動制
御が望まれる。そこで、本実施の形態では、感光体ドラ
ム1505の駆動制御が、上述の第1及び第2実施の形
態のいずれかのモータ制御装置10により行われ、且つ
中間転写ベルト426の駆動制御も、上述の第1及び第
2実施の形態のいずれかのモータ制御装置10により行
われている。
【0058】この場合、中間転写ベルト426は複数の
ローラ444のうちの駆動ローラの軸がモータ1501
により歯車列やタイミングベルト等の駆動伝達系を介し
て回転駆動されている。
【0059】この第3実施の形態によれば、感光体ドラ
ム1505、及び中間転写ベルト426の駆動制御を、
上述の第1及び第2実施の形態のいずれかのモータ制御
装置10により行うので、経時的にまた個体間によらず
感光体ドラム1505及び中間転写ベルト426の駆動
制御の精度が向上して高精度な駆動制御を行うことがで
き、高品質な画像を得ることができる。
【0060】図9は、第4実施の形態に係るカラー複写
機を概略的に示す構成図である。図9において、符号1
01は、閉ループ状のNLのベルト基材の外周面上に、
有機光半導体(OPC)等の感光層が薄膜状に形成され
た感光体ベルトである。この感光体ベルト101は、3
本の感光体搬送ローラ102、103、104によって
支持され、駆動モータ(図示せず)によって矢印A方向
に回動する。
【0061】感光体ベルト101の周りには、矢印Aで
示す感光体101回転方向へ順に、帯電器105、露光
手段としての露光光学系(以下LSU という)10
6、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色の現
像器107、108、109、110、中間転写ユニッ
ト111 、感光体クリーニング装置112及び除電器
113が設けられている。帯電器105は、−4 〜5
kV程度の高電圧が図示しない電源装置から印加され、
感光体101の帯電器105に対向した部分を帯電して
一様な帯電電位を与える。
【0062】LSU106は、レーザ駆動回路(図示せ
ず)により階調変換手段(図示せず)からの各色の画像
信号を順次に光強度変調やパルス幅変調してその変調信
号で半導体レーザ(図示せず)を駆動することにより露
光光線114を得、この露光光線114により感光体1
01を走査して感光体101上に各色の画像信号に対応
する静電潜像を順次に形成する。
【0063】継ぎ目センサ115はループ状に形成され
た感光体101の継ぎ目を検知するものであり、継ぎ目
センサ115が感光体101の継ぎ目を検知すると、感
光体101の継ぎ目を回避するように、且つ、各色の静
電潜像形成位置が同一になるように、タイミングコント
ローラ116がLSU106の発光タイミングを制御す
る。
【0064】各現像器107、108、109、110
は、それぞれの現像色に対応したトナーを収納してお
り、感光体101上の各色の画像信号に対応した静電潜
像に応じたタイミングで選択的に感光体101に当接
し、感光体101上の静電潜像をトナーにより現像して
各色の画像とすることで、4色重ねの画像によるフルカ
ラー画像を形成する。
【0065】中間転写ユニット111は、アルミニウム
等の金属の素管に導電性の樹脂等からなるベルト状のシ
ートを巻いた中間転写体としての転写ドラム117と、
ゴム等をブレード状に形成した中間転写体クリーニング
装置118とからなり、中間転写ドラム117上に4色
重ねの画像が形成されている間は中間転写体クリーニン
グ装置118が中間転写ドラム117から離間してい
る。
【0066】中間転写体クリーニング装置118は、中
間転写ドラム117をクリーニングする時のみ中間転写
ドラム117に当接し、中間転写ドラム117から記録
媒体としての記録紙119に転写されずに残ったトナー
を除去する。記録紙119は、記録紙カセット120か
ら給紙ローラ121により1枚ずつ用紙搬送路122に
送り出される。
【0067】転写手段としての転写ユニット123は、
中間転写ドラム117上のフルカラー画像を記録紙11
9に転写するものであり、導電性のゴム等をベルト状に
形成した転写ベルト124と、中間転写ドラム117上
のフルカラー画像を記録紙119に転写するための転写
バイアスを中間転写ドラム117に印加する転写器12
5と、記録紙119にフルカラー画像が転写された後に
記録紙119が中間転写ドラム117に静電的に張り付
くのを防止するようにバイアスを中間転写ドラム117
に印加する分離器126とから構成されている。
【0068】定着器127は、内部に熱源を有するヒー
トローラ128と、加圧ローラ129とから構成され、
記録紙119上に転写されたフルカラー画像ををヒート
ローラ128と加圧ローラ129との記録紙挟持回転に
伴い圧力と熱を記録紙119に加えて記録紙119にフ
ルカラー画像を定着させてフルカラー画像を形成する。
【0069】次に、本実施の形態に係るカラー複写機1
50の動作を説明する。ここで、静電潜像の現像は、ブ
ラック、シアン、マゼンタ、イエローの順で行われるも
のとして説明を進める。
【0070】感光体ベルト101と中間転写ドラム11
7とは、それぞれの駆動源(図示せず)により、矢印
A、B方向にそれぞれ駆動される。この状態で、まず、
帯電器105に−4〜5kV程度の高電圧が電源装置
(図示せず)から印加され、帯電器105が感光体ベル
ト101の表面を一様に−700V程度に帯電させる。
次に、継ぎ目センサ115が感光体ベルト101の継ぎ
目を検知してから、感光体101の継ぎ目を回避するよ
うに一定時間が経過した後に感光体ベルト101にLS
U106からブラックの画像信号に対応したレーザビー
ムの露光光線114が照射され、感光体ベルト101は
露光光線114が照射された部分の電荷が消えて静電潜
像が形成される。
【0071】一方、ブラック現像器107は所定のタイ
ミングで感光体ベルト101に当接される。ブラック現
像器107内のブラックトナーは負の電荷が予め与えら
れており、感光体ベルト101上の露光光線114の照
射により電荷が無くなった部分(静電潜像部分)にのみ
ブラックトナーが付着し、いわゆるネガポジプロセスに
よる現像が行われる。ブラック現像器107により感光
体ベルト101の表面に形成されたブラックトナー像
は、中間転写ドラム117に転写される。
【0072】感光体ベルト101から中間転写ドラム1
17に転写されなかった残留トナーは感光体クリーニン
グ装置112により除去され、更に除電器113によっ
て感光体ベルト101上の電荷が除去される。
【0073】次に、帯電器105が感光体ベルト101
の表面を一様に−700V程度に帯電させる。そして、
継ぎ目センサ115が感光体ベルト101の継ぎ目を検
知してから、感光体ベルト101の継ぎ目を回避するよ
うに一定時間が経過した後に感光体ベルト101にLS
U106からシアンの画像信号に対応したレーザビーム
の露光光線114が照射され、感光体ベルト101は露
光光線114 が照射された部分の電荷が消えて静電潜
像が形成される。
【0074】一方、感光体ベルト101には所定のタイ
ミングでシアン現像器108が当接される。シアン現像
器108内のシアントナーは負の電荷が予め与えられて
おり、感光体ベルト101上の露光光線114の照射に
より電荷が無くなった部分(静電潜像部分)にのみシア
ントナーが付着し、いわゆるネガポジプロセスによる現
像が行われる。シアン現像器108により感光体ベルト
101の表面に形成されたシアントナー像は、中間転写
ドラム117上にブラックトナー像と重ねて転写され
る。感光体ベルト101から中間転写ドラム117に転
写されなかった残留トナーは感光体クリーニング装置1
12 により除去され、更に除電器113によって感光
体ベルト101上の電荷が除去される。
【0075】次に、帯電器105が感光体ベルト101
の表面を一様に−700V程度に帯電させる。そして、
継ぎ目センサ115が感光体ベルト101の継ぎ目を検
知してから、感光体ベルト101の継ぎ目を回避するよ
うに一定時間が経過した後に感光体ベルト101にLS
U106からマゼンタの画像信号に対応したレーザビー
ムの露光光線114が照射され、感光体ベルト101は
露光光線114が照射された部分の電荷が消えて静電潜
像が形成される。
【0076】一方、感光体ベルト101には所定のタイ
ミングでマゼンタ現像器109が当接される。マゼンタ
現像器109内のマゼンタトナーは負の電荷が予め与え
られており、感光体ベルト101上の露光光線114の
照射により電荷が無くなった部分(静電潜像部分)にの
みマゼンタトナーが付着し、いわゆるネガポジプロセス
による現像が行われる。マゼンタ現像器109により感
光体ベルト101の表面に形成されたマゼンタトナー像
は、中間転写ドラム117上にブラックトナー像、シア
ントナー像と重ねて転写される。感光体ベルト101か
ら中間転写ドラム117に転写されなかった残留トナー
は感光体クリーニング装置112 により除去され、更
に除電器113によって感光体ベルト101上の電荷が
除去される。
【0077】更に、帯電器105が感光体ベルト101
の表面を一様に−700V程度に帯電させる。そして、
継ぎ目センサ115が感光体ベルト101の継ぎ目を検
知してから、感光体ベルト101の継ぎ目を回避するよ
うに一定時間が経過した後に感光体ベルト101にLS
U106からイエローの画像信号に対応したレーザビー
ムの露光光線114が照射され、感光体ベルト101は
露光光線114が照射された部分の電荷が消えて静電潜
像が形成される。
【0078】一方、感光体ベルト101には所定のタイ
ミングでイエロー現像器110が当接される。イエロー
現像器110内のイエロートナーは負の電荷が予め与え
られており、感光体ベルト101上の露光光線114の
照射により電荷が無くなった部分(静電潜像部分)にの
みイエロートナーが付着し、いわゆるネガポジプロセス
による現像が行われる。
【0079】イエロー現像器110により感光体ベルト
101の表面に形成されたイエロートナー像は中間転写
ドラム117 上にブラックトナー像、シアントナー
像、マゼンタトナー像と重ねて転写され、中間転写ドラ
ム117 上にフルカラー画像が形成される。感光体ベ
ルト101から中間転写ドラム117に転写されなかっ
た残留トナーは感光体クリーニング装置112により除
去され、更に、除電器113によって感光体ベルト10
1上の電荷が除去される。
【0080】中間転写ドラム117上に形成されたフル
カラー画像は、これまで中間転写ドラム117から離間
していた転写ユニット123が中間転写ドラム117に
接触し、転写器125に+1kV程度の高電圧が電源装
置(図示せず)から印加されることで、記録紙カセット
120 から用紙搬送路122に沿って搬送されてきた
記録紙119へ転写器125 により一括して転写され
る。
【0081】また、分離器126には記録紙119を引
き付ける静電力が働くように電圧が電源装置から印加さ
れ、記録紙119が中間転写ドラム117から剥離され
る。続いて、記録紙119は、定着器127に送られ、
ここでヒートローラ128と加圧ローラ129とによる
挟持圧、ヒートローラ128の熱によってフルカラー画
像が定着されて排紙ローラ130 により排紙トレイ1
31へ排出される。
【0082】また、転写ユニット123により記録紙1
19上に転写されなかった中間転写ドラム117上の残
留トナーは中間転写体クリーニング装置118により除
去される。中間転写体クリーニング装置118は、フル
カラー画像が得られるまで中間転写ドラム117から離
間した位置にあり、フルカラー画像が記録紙119に転
写された後に中間転写ドラム117に接触して中間転写
ドラム117上の残留トナーを除去する。以上の一連の
動作によって1枚分のフルカラー画像形成が終了する。
【0083】本実施の形態のようなカラー複写機150
においては、感光体ベルト101及び転写ドラム117
の回転精度が最終画像の品質に大きく影響し、より高精
度な感光体ベルト101及び中間転写ドラム117の駆
動制御が望まれる。
【0084】そこで、本実施の形態では、感光体ベルト
101の駆動制御が上述の第1及び第2実施の形態のい
ずれかのモータ制御装置10により行われ、且つ、転写
ドラム117の駆動制御も上述の第1及び第2実施の形
態のいずれかのモータ制御装置10により行われてい
る。この場合、感光体ベルト101は複数のローラ10
2、103、104のうちの駆動ローラの軸がモータ1
501により、歯車列やタイミングベルトなどの駆動伝
達系を介して回転駆動されることで回転する。
【0085】この第4実施の形態によれば、感光体ベル
ト101及び中間転写ドラム117の駆動制御を上述の
第1及び第2実施の形態のいずれかのモータ制御装置1
0により行うので、経時的にまた個体間によらず、感光
体ベルト101及び中間転写ドラム117の駆動制御の
精度が向上して高精度な駆動制御を行うことができ、高
品質な画像を得ることができる。
【0086】図10は、第5実施の形態に係るイメージ
スキャナを概略的に示す構成図である。この図10に示
すイメージスキャナ(画像読取装置)1300におい
て、符号1301は読み取られる原稿、符号1302は
原稿1301が載置される原稿台、符号1303は原稿
1301に光を照射する原稿照明系、符号1304は反
射光の光軸、符号1505は読取り用の素子で例えばC
CD(Charge Coupled Device)、
符号1306は結像レンズ、符号1307は全反射ミラ
ーを表している。また、符号1308は、これらCCD
1305、レンズ1306、ミラー1307等からなる
光電変換ユニット(走行体)、符号1309、1310
は副走査駆動用のプーリー、符号1311はワイヤ、符
号1312は駆動用の電動機、符号1314はイメージ
スキャナ1300のハウジングを表している。
【0087】原稿を読み取るための光電変換ユニット1
308は、駆動用のモータ1312をハウジング131
4に固定して、ワイヤ1311とプーリ1309、13
10など電動機の駆動力を伝達する手段を用いて、原稿
1301の副走査方向に駆動する。このとき蛍光灯など
の読取り用照明系1303で、原稿台1302上の原稿
1301を照明し、その反射光束(光軸を1304に示
す)を複数のミラー1307で折り返し、結像レンズ1
306を介して、CCD1305などのイメージセンサ
の受光部に原稿1301の像を結像するようになってい
る。
【0088】そして、この光電変換ユニット1308に
より、原稿1301の全面を走査することにより、原稿
全体を読み取る。また、読取り開始位置を示すセンサ1
313は原稿1301の端部の下部に設置されていて、
光電変換ユニット1308は、ホームポジションAから
読取り開始位置Bの間に立上り等速の定常状態になるよ
うに設計されていて、A点に達した後読取りを開始する
ようになっている。
【0089】本実施の形態では、光電変換ユニット13
08の駆動制御が上述の第1及び第2実施の形態のいず
れかのモータ制御装置10により行われる。この第5実
施の形態によれば、光電変換ユニット1308の駆動制
御を第1及び第2実施の形態いずれかのモータ制御装置
10により行うので、経時的にまた個体間によらず、イ
メージスキャナ1300の光電変換ユニット1308の
駆動制御の精度が向上して高精度な駆動制御を行うこと
ができ、高品質な読み取り画像を得ることができる。
【0090】図11は、第6実施の形態に係るパーソナ
ルコンピュータを示す斜視図である。この第6実施の形
態は、パーソナルコンピュータ2000のフロッピーデ
ィスクドライブ2002に差し込まれるフロッピーディ
スク2003からなる記録媒体の例であり、図11に示
すパーソナルコンピュータ2000において、フロッピ
ーディスク2003の代りに(又はフロッピーディスク
2003として)用いられる。
【0091】本実施の形態は、パーソナルコンピュータ
2000に、電流測定装置2001で測定した定常状態
における電流値を、制御のサンプリング周期ごとにRA
M4に記載する手順と、この値を次回駆動時にフィード
フォワードの定常値として設定する手順とを有し、この
設定された値をフィードフォワードの定常値として用い
るフィードフォワード制御をフィードバック制御に加え
て実行し、感光体ドラム1505を停止状態から等角速
度状態もしくは等速度状態に駆動制御する手順を実行さ
せるためのプログラムを記録したパーソナルコンピュー
タ2000で読み取り可能なフロッピーディスク200
3である。
【0092】即ち、本実施の形態では、パーソナルコン
ピュータ2000を、上述の第1実施の形態におけるル
ープ303、演算部304、制御コントローラ部300
1(ブロック306、ブロック3002、演算部30
8、ブロック3003)、ブロック3004、ループ3
005、演算部3006、制御コントローラ部3007
(ブロック3008、ブロック3009、演算部301
0、ブロック3011)、ループ3014、演算部30
13として機能させるためのプログラムを記録したコン
ピュータで読み取り可能なフロッピーディスク2003
である。パーソナルコンピュータ2000には検出用イ
ンターフェース装置8、2002及び直流電動機駆動用
のインターフェイス6が接続される。
【0093】この第6実施の形態では、パーソナルコン
ピュータ2000に、電流測定装置2001で測定した
定常状態における電流値を、制御のサンプリング周期ご
とにRAM4に記載する手順と、この値を次回駆動時に
フィードフォワードの定常値として設定する手順を有
し,この設定された値をフィードフォワードの定常値と
して用いるフィードフォワード制御をフィードバック制
御に加えて実行しているので、感光体ドラム1505を
停止状態から等角速度状態もしくは等速度状態に駆動制
御することにより、フィードフォワードとしてモータ1
501に与える定常摩擦トルクを適切に決定し、経時的
にまた個体間によらず高精度な駆動制御を行うことがで
きる。
【0094】次に、第7実施の形態を図11を用いて説
明する。第7実施の形態も、フロッピーディスクからな
る記録媒体の例であり、図11に示すコンピュータ装置
において、フロッピーディスク2003の代りに(又
は、フロッピーディスク2000として)用いられる。
【0095】本実施の形態は、パーソナルコンピュータ
2000に、電流測定装置2001で測定した定常状態
における電流値を、制御のサンプリング周期ごとにメモ
リに複数記載する手順と、この値の平均値を次回駆動時
にフィードフォワードの定常値として設定する手順と、
この設定された値をフィードフォワードの定常値として
用いるフィードフォワード制御をフィードバック制御に
加えて実行し、感光体ドラム1505を停止状態から等
角速度状態もしくは等速度状態に駆動制御する手順を実
行させるためのプログラムを記録したパーソナルコンピ
ュータ2000で読み取り可能なフロッピーディスクで
ある。
【0096】即ち、第7実施の形態は、パーソナルコン
ピュータ2000を、上述の第2実施の形態におけるル
ープ303、演算部304、制御コントローラ部300
1(ブロック306、ブロック3002、演算部30
8、ブロック3003)、ブロック3004、ループ3
005、演算部3006、制御コントローラ部3007
(ブロック3008、ブロック3009、演算部301
0、ブロック3011)、ループ701、演算部301
3として機能させるためのプログラムを記録したパーソ
ナルコンピュータ2000で読み取り可能なフロッピー
ディスク2003である。パーソナルコンピュータ20
00には検出用インターフェース装置8、2002及び
直流電動機駆動用のインターフェイス6が接続される。
【0097】この第7実施の形態では、パーソナルコン
ピュータ2000 に、電流測定装置2001で測定し
た定常状態における電流値を、制御のサンプリング周期
ごとにRAM601に複数記載する手順と、この値の平
均値を次回駆動時にフィードフォワードの定常値として
設定する手順とを有し、この設定された値をフィードフ
ォワードの定常値として用いるフィードフォワード制御
をフィードバック制御に加えて実行し、感光体ドラム1
505を停止状態から等角速度状態もしくは等速度状態
に駆動制御しているので、駆動系に摩擦トルク変動等が
あった場合にも,フィードフォワードとしてモータ15
01に与える定常摩擦トルクを適切に決定し、経時的に
また個体間によらず高精度な駆動制御を行うことができ
る。
【0098】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、第4及び第5実施の形態におい
て、画像形成装置として、カラー複写機を適用したが、
これに限定されず、プリンタ、ファクシミリ、或いはこ
れらの複合機等に適用しても同様な作用効果を得る。
【0099】また、記録媒体としては、フロッピーディ
スク2003に限定されず、例えば、コンパクトディス
ク(CD)、CD−R、CD−RW、或いはパーソナル
コンピュータ2000のハードディスクを記録媒体とし
て用いても良い。
【0100】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、定常状態の
モータの駆動電流を制御のサンプリング周期ごとに記録
し、次回駆動時には前回の駆動において記録したモータ
の駆動電流をフィードフォワードの定常値として用いる
ことにより、フィードフォワードとして駆動部に与える
定常摩擦トルクを適切に決定しているので、経時的にま
た個体間によらず高精度な駆動制御を行うことができ
る。
【0101】請求項2に記載の発明では、モータに流れ
る電流を計測する電流計測手段と、定常状態のモータの
駆動電流を制御のサンプリング周期ごとに記録するメモ
リ手段とを備え、定常状態における制御のサンプリング
周期ごとにメモリ手段に電流計測手段が測定して電流値
を記録し、次回駆動時には前回の駆動においてメモリ手
段に記録したモータの電流値をフィードフォワードの定
常値として用いるので、フィードフォワードとして駆動
部に与える定常摩擦トルクを適切に決定することがで
き、経時的にまた個体間によらず高精度な駆動制御を行
うことができる。
【0102】請求項3に記載の発明では、像担持体のを
駆動するモータの駆動制御を請求項2に記載のモータ制
御装置により行うことにより、経時的にまた個体間によ
らず像担持体を常に高精度に駆動し高品質な画像を得る
ことができる。
【0103】請求項4に記載の発明では、画像読取装置
の走行体を駆動するモータの駆動制御を請求項2に記載
のモータ制御装置により行うことにより、経時的にまた
個体間によらず、画像読取装置の走行体を常に高精度に
駆動し高品質な画像を得ることができる。
【0104】請求項5に記載の発明では、電流測定手段
で測定した定常状態における電流値を、制御のサンプリ
ング周期ごとにメモリに記録する手順と、メモリに記録
された電流値を、次回駆動時にフィードフォワードの定
常値として設定する手順とを備え、このフィードフォワ
ードの定常値を用いるフィードフォワード制御をフィー
ドバック制御に加えて実行し、モータによって駆動され
る被制御体を停止状態から等角速度状態もしくは等速度
状態に駆動制御するモータ制御プログラムをコンピュー
タが読み取り可能な記録媒体に格納しているので、コン
ピュータがモータの駆動制御を行う際、フィードフォワ
ードとして駆動部に与える定常摩擦トルクを適切に決定
することができ、経時的にまた個体間によらず高精度な
駆動制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態に係るモータの近傍を示す斜視
図である。
【図2】第1の実施の形態に係るモータ制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】エンコーダ出力と基準クロック信号を示す図で
ある。
【図4】エンコーダ出力の処理を行う割り込みルーチン
のフローチャートである。
【図5】モータ制御装置による演算を説明するための図
である。
【図6】第2の実施の形態に係るモータ制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】第2実施の形態に係るモータ制御装置による演
算を説明するための図である。
【図8】第3実施の形態に係る画像形成装置を概略的に
示す構成図である。
【図9】第4実施の形態に係る画像形成装置を概略的に
示す構成図である。
【図10】第5実施の形態に係るイメージスキャナを概
略的に示す構成図である。
【図11】第6又は第7実施の形態に係るコンピュータ
装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
4、601 ランダムアクセスメモリ(メモリ手段) 10 モータ制御装置 426 中間転写ベルト(被制御体、像担持体) 1300 イメージスキャナ(画像読取装置) 1308 光電変換ユニット(走行体) 1501 モータ 1503 歯車列(動力伝達手段) 1504 タイミングベルト(動力伝達手段) 1505 感光体ドラム(被制御体、像担持体) 1506 感光体ドラムの軸(被制御体) 2000 パーソナルコンピュータ 2003 フロッピーディスク 2001 電流検出装置(電流計測手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA01 DA16 DA17 DE02 DE04 DE07 ED02 ED04 ED24 EE04 EE07 EE08 2H035 CA01 CA07 CB01 CB06 CG01 CG03 5C072 AA01 AA03 BA04 JB02 MA02 MB02 UA09 UA11 UA20 5H550 AA10 AA14 AA15 BB08 FF03 GG03 HB20 JJ03 JJ12 JJ17 JJ25 LL07 LL22 LL48 LL60 MM20 PP04 5H571 AA12 AA13 BB07 FF08 GG02 GG10 HA08 HB01 JJ03 JJ13 JJ17 LL07 LL22 MM20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定常摩擦トルク相当の角加速度をフィー
    ドフォワードの定常値として用いるフィードフォワード
    制御をフィードバック制御に加えて実行し、モータによ
    り駆動される被制御体を停止状態から等角速度状態もし
    くは等速度状態に駆動制御するモータ制御方法におい
    て、 定常状態のモータの駆動電流を制御のサンプリング周期
    ごとに記録し、次回駆動時には前回の駆動において記録
    したモータの駆動電流をフィードフォワードの定常値と
    して用いることを特徴とするモータ制御方法。
  2. 【請求項2】 被制御体を駆動するモータと、モータの
    駆動を被制御体に伝達する動力伝達手段とを備え、定常
    摩擦トルク相当の角加速度をフィードフォワードの定常
    値として用いるフィードフォワード制御をフィードバッ
    ク制御に加えて実行するモータ制御装置において、 モータに流れる電流を測定する電流測定手段と、定常状
    態のモータの駆動電流を制御のサンプリング周期ごとに
    記録するメモリ手段と備え、定常状態における制御のサ
    ンプリング周期ごとにメモリ手段に電流測定手段が測定
    した電流値を記録し、次回駆動時には前回の駆動におい
    てメモリ手段に記録したモータの電流値をフィードフォ
    ワードの定常値として用いることを特徴とするモータ制
    御装置。
  3. 【請求項3】 像担持体を回転駆動させて画像形成を行
    う画像形成装置において、 前記像担持体の駆動制御を請求項2に記載のモータ制御
    装置により行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿面に沿って移動することにより原稿
    画像を読み取る走行体を備える画像読取装置において、 前記走行体の駆動制御を請求項2に記載のモータ制御装
    置により行うことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータによってモータを制御し、
    モータによって駆動される被制御体を停止状態から等角
    速度状態もしくは等速度状態に駆動制御する制御プログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 電流測定手段で測定した定常状態における電流値を、制
    御のサンプリング周期ごとにメモリに記録する手順と、 メモリに記録された電流値を、次回駆動時にフィードフ
    ォワードの定常値として設定する手順とを備え、 このフィードフォワードの定常値を用いるフィードフォ
    ワード制御をフィードバック制御に加えて実行し、モー
    タによって駆動される被制御体を停止状態から等角速度
    状態もしくは等速度状態に駆動制御するモータ制御プロ
    グラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
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