JP4553829B2 - 回転灯 - Google Patents

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Description

この発明は、発光ダイオードを用いた回転灯に関する。
従来の回転灯としては、光源に白熱電球を用いた回転灯が知られている。しかし、この白熱電球を用いた回転灯は、短期に電球が切れるという問題があり、また、消費電力も大きく、維持管理に多くの手間がかかるものとなっていた。
そこで、近年、回転灯の光源としてLED光源素子が用いられるようになっている。このような、光源としてLED光源素子が用いられた回転灯としては、たとえば、特開2002−163903号公報に記載された回転灯が知られている。
この特開2002−163903号公報に記載された回転灯は、円板状ホルダーの上下面に放射線状に複数のLED発光素子を配列して光源となし、この光源の周囲に回転する円筒状の反射器を備えている。このように構成された回転灯においては、LED発光素子により構成された光源の周囲を反射器が回転することにより、LED発光素子から発せられた光を水平方向に反射する。
特開2002−163903号公報
反射器で反射した光は、略平行光であるため、反射光を広範囲に届かせるために、反射光経路の断面積を確保する必要がある。このため、従来から反射器の開口部は、所定の大きさとされている。これにより、複数のLED発光素子のうち、反射器の開口部側に位置するLED発光素子の数も多いものとなっている。これに伴い、LED発光素子からの光のうち、直接外方に放射される光の割合が高いものとなっている。
このように、上記従来の回転灯においては、反射器がLED発光素子からの光を反射する反射効率が低いものとなっている。ここで、LED発光素子の光は、指向性が高いものの、遠方においては、広がる傾向にあるため、反射器の反射効率が低いと、遠方にまで回転灯の光が届かないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を考慮してなされたものであり、その目的は、反射効率を向上させて、回転灯からの光を遠方にまで届かせることができる発光ダイオードを用いた回転灯を提供することである。
本発明に係る回転灯は、基体と、基体に装着され、透光性を有するグローブと、基体内に設置された軸部と、軸部に回転可能に支持された回転部材と、回転部材の上面上に配置され、放物面形状の反射面で少なくとも一部が構成される反射ミラーと、光源として機能する発光ダイオードと、回転部材を回転駆動する駆動部とを備え、発光ダイオードの光軸と、反射ミラーの反射面とが交わるように発光ダイオードと反射ミラーとを配置する。さらに、上記回転部材の上面上に配置され、射ミラーに対して対向配置された補助反射ミラーをさらに備え、補助反射ミラーと発光ダイオードとは、反射面で反射した発光ダイオードからの光の進行方向に配列し、補助反射ミラーと反射ミラーとの間に、発光ダイオードが配置される。好ましくは、上記発光ダイオードは、平行光を反射面に照射したときの焦点位置に配置され、反射ミラーは、発光ダイオードの後方から側方に延在し、さらに発光ダイオードの上方を経由して発光ダイオードよりも前方に突出する形状を有する。好ましくは、上記補助反射ミラーのうち反射ミラーと対向する面は、円弧状に湾曲する湾曲面とされ、湾曲面は、発光ダイオードから離間するに従って、高さが高くなるように傾斜すると共に、湾曲面の周方向の長さが漸次長くなるように形成される。好ましくは、発光ダイオードを有する発光器は、環状に形成された環状部材と、環状部材の周方向に沿って少なくとも1つ以上配置され、一方の端部が環状部材の内方に配置された板状部材と、をさらに備え、板状部材は、環状部材から外方に向けて延在する延在部を含む。好ましくは、発
光器が設けられたプリント基板と、プリント基板と軸部とを連結する連結部材とをさらに備え、軸部と、プリント基板と、連結部材とを金属を含む材料で構成する。好ましくは、回転部材と軸部とを支持する平板状の支持板をさらに備え、支持板を金属を含む材料で構成する
本発明に係る回転灯は、他の局面では、基体と、基体に装着され、透光性を有するグローブと、基体内に設置された軸部と、軸部に回転可能に支持された回転部材と、回転部材の上面上に配置され、放物面形状の反射面で少なくとも一部が構成される反射ミラーと、光源として機能する発光ダイオードと、回転部材を回転駆動する駆動部とを備え、発光ダイオードの光軸と、反射ミラーの反射面とが交わるように発光ダイオードと反射ミラーとを配置する。そして、上記発光ダイオードからの光を導く光導部をさらに備える。好ましくは、光導部は、光を、反射する反射面を有する。好ましくは、上記発光ダイオードからの光を集光して、光導部に供給する集光部をさらに備える。好ましくは、上記光導部は、発光ダイオード上に立ち上がるように設けられ、光を散乱させる散乱部を先端部に有する
この発明に係る回転灯によれば、光を遠方にまで届かせることができる。
図1から図32を用いて、本発明に係る実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係る回転灯100の斜視図である。この図1に示されるように、回転灯100は、透明性を有するグローブ12とボディー(基体)13とを含む筐体16とを備えている。グローブ12は、略中空円柱形状とされている。グローブ12の下面は、外方に開口する開口部12aとされており、この開口部12aの内周面には、ネジ部が形成されている。ボディー13は、略中空円柱形状に形成されている。ボディー13の上面は、外方に開口する開口部13aとされており、この開口部13aの外周面上には、開口部12aに形成されたネジ部に螺合するネジ部が形成されている。これら開口部13aと開口部12aとに形成されたネジ部が互いに螺合して、グローブ12とボディー13とが一体とされ筐体16が構成されている。
開口部12a、13aの近傍には、円形状に形成された台20が配置されている。図2は、図1に示された回転灯のII−II線における側断面図であり、この図2に示されるように、回転灯100は、ボディー13内に配置された軸部3と、軸部3に回転可能に支持された回転部材19と、回転部材19の上面上に配置され、光の反射面5aが放物面で構成された反射ミラー5と、発光器1と、回転部材19を回転駆動する駆動部21とを備えている。また、回転灯100は、回転部材19と、軸部3とを支持する平板状のシャーシ(支持板)4を備えている。
シャーシ4は、ボディー13の開口部13aを覆う程度の大きさとされており、円形平板状に形成されている。また、このシャーシ4は、金属を含む材料で構成されている。なお、シャーシ4は、銅またはアルミにより構成されているのが好ましい。このシャーシ4の中心部の上面側には、筒状の軸部3が配置されている。この軸部3の下端部には、シャーシ4の下面側からナット15が螺合されている。また、シャーシ4には、回転部材19を駆動する駆動部21が設けられている。
軸部3は、筒部3aと、この筒部3aの上端部に形成され、外方に向けて膨出する膨出部3bとを備えている。筒部3a内には、図示されない電線が配置されている。この軸部3は、金属を含む材料で構成されている。なお、軸部3は、銅またはアルミにより構成されているのが好ましい。そして、軸部3の筒部3aの外周面側には、回転部材19が配置されている。
回転部材19は、台20と、台20の下面側に配置された主歯車8とを備えている。台20は、円形平板状に形成された上面20cと、この上面20cの外周縁部から垂下する周壁部20bとを備えている。上面20cの中央部には、円形の開口部20aが形成されている。主歯車8は、円筒状に形成された筒部8bと、この筒部8bの上端部側に形成された円形状の円板部8aと、円板部8aの外周縁部に設けられ上方に向けて形成された周壁部8dと、この周壁部8dの上端部に形成された取付部8cとを備えている。取付部8cは、周壁部8dの上端部から外方に向けて拡径しており、取付部8cの上端部には、ネジ穴が形成されている。このため、主歯車8は、中空状に形成されており、主歯車8の内部には、収納部8eが形成されている。主歯車8と台20とは、取付部8cに螺合されたネジにより一体に連結されている。また、円板部8aの外周縁部および周壁部8dの外周面上には、周方向に沿って複数の歯部が形成されている。
主歯車8内には、発光器1と、発光器1が設けられた平板状のプリント基板2と、プリント基板2と軸部3とを連結するフランジ(連結部材)7とが設けられている。
フランジ7の上端部は、ネジによりプリント基板2に固定されており、下端部が軸部3の膨出部3bに埋め込まれている。このため、軸部3と、フランジ7と、プリント基板2と、発光器1とは、一体に連結されている。発光器1は、プリント基板2の中央部に配置されており、軸部3の中心軸線上に配置されている。なお、フランジ7は、金属を含む材料で構成されており、銅またはアルミにより構成されているのが好ましい。
駆動部21は、支持軸18と、この支持軸18に支持された中間歯車9と、中間歯車9に歯合するピニオン歯車10と、ピニオン歯車10を回転駆動するモータ11とを備えている。支持軸18は、シャーシ4の上面上に配置されており、回転部材19よりシャーシ4の外周縁部側に配置されている。また、モータ11は、この支持軸18よりシャーシ4の外周縁部側に配置されている。支持軸18は、シャーシ4の上面上に設けられた大径部18aと、この大径部18aの上端部に設けられ、大径部18aより小径の小径部18bとを備えている。このため、支持軸18の中腹部分には、段差部が形成されている。中間歯車9内には、支持軸18が嵌挿されており、支持軸18に回転可能に支持されている。この中間歯車9は、円板状に形成された円板部9aと、この円板部9aの上面上に形成された筒部9bとを備えている。筒部9bの外周面上には、主歯車8に形成された歯部と歯合する歯部が形成されており、円板部9aの外周縁部にも、複数の歯部が形成されている。
モータ11は、シャーシ4の下面側に配置されており、このモータ11の駆動軸11aは、シャーシ4の下面から上面に貫通するように配置されている。この駆動軸11aの上端部には、ピニオン歯車10が設けられている。このピニオン歯車10の外周面上には、中間歯車9の円板部9aに形成された歯部に歯合する歯部が複数形成されている。
図3は、プリント基板2と、発光器1と、主歯車8との斜視図であり、この図3に示されるように、主歯車8に設けられた取付部8cは、周壁部8dの上端面に周方向に沿って4箇所形成されている。この4つの取付部8cの内側には、プリント基板2が配置されている。このプリント基板2は、金属材料を含む材料により構成されており、好ましくは、アルミまたは銅により構成されている。
図4は、発光器1の上面図であり、この図4に示されるように、発光器1は、円環状に形成されたハウジング(環状部材)33と、このハウジング33の周方向に沿って少なくとも、1つ以上配置され、一方の端部がハウジング33の内方に配置されたリードフレーム(板状部材)31と、リードフレーム31の端部に設けられた発光ダイオード34とを備えている。
リードフレーム31は、ハウジング33の周方向に8箇所設けられており、これらのリードフレーム31のうち、一対の対向するリードフレーム31を除く、6つのリードフレーム31の先端部に発光ダイオード34が配置されている。そして、3つの隣接する発光ダイオード34は、配線32により直列に接続され1組とされ、2組の発光ダイオード34が並列に配置されている。また、リードフレーム31は、長尺な平板状に形成されており、一方の端部がハウジング33内に配置されている。また、リードフレーム31には、ハウジング33内から外方に向けて延在する延在部35が設けられている。
図5は、発光ダイオード34の接続状態を示す配線図であり、この図5に示されるように、3つの発光ダイオード34が直列に接続され、この直列に接続された発光ダイオード34が2組並列に接続されている。
なお、本実施の形態においては、発光ダイオード34が複数設けられているが、これに限られない。図6は、発光器1の変形例を示す斜視図であり、この図6に示されるように、プリント基板2の中央部に1つのパワーLED(Light Emitting Diode)60が配置された発光器1を用いてもよい。なお、パワーLED60からの発光量は多いので、1つであっても回転灯の光源として利用することができる。
図2において、反射ミラー5は、台20の上面20cに設けられており、この反射ミラー5は、開口部20aの近傍に配置されている。発光器1は、開口部20aの中央部に配置されており、放物面形状の反射ミラー5は、発光器1を覆うように配置されている。このため、反射ミラー5は、図4に示された発光ダイオード34の後方から側方に延在し、さらに発光ダイオード34の上方を経由して、発光ダイオード34よりも前方に突出する形状を有している。反射面5aの放物面の軸Pは、台20の上面20cに対して平行となるように配置されている。そして、基体13が水平方向に配置されることにより、軸Pも水平方向に向けられる。
各発光ダイオード34の光軸Qと反射ミラー5とが交差するように、各発光ダイオード34の光軸Qは、反射ミラー5の回転軸線上またはその近傍に配置されている。すなわち、光軸Qは、軸部3の中心軸線上または、軸部3の中心軸線の近傍に配置されており、軸部3の中心軸線に平行に配置されている。
そして、発光ダイオード34からの光は、円錐状となるため、発光ダイオード34からの光は、軸部3の中心軸線を中心として略対称的に放射されている。
その一方で、反射ミラー5と発光ダイオード34の光軸Qとは、交差すると共に、反射ミラー5は、軸部3を中心に回動する。このため、反射ミラー5が軸部3を中心に回動した際においても、発光ダイオード34から反射ミラー5内に照射され光の照射状況の変動が小さいものとなっている。すなわち、反射ミラー5が軸部3を中心に回転しても、発光ダイオード34からの光が反射ミラー5にあたる角度が殆んど変動せず、反射ミラー5の反射態様が殆んど変動せず、反射ミラー5が回転しても定常な反射光が外方に放射される。
ここで、本実施の形態1においては、発光ダイオード34の光の放射角度は、170°程度とされている。また、発光ダイオード34と反射ミラー5の下端部とを結ぶ線分と、台20の上面20cとの成す角度は、10°程度に設定されている。そして、反射ミラー5の上端部と焦点Oとを結ぶ線分と、焦点Oと反射ミラー5の下端部とを結ぶ線分との成す交差角度θは、90°以上120°以下に設定されている。このため、反射ミラー5の下端部から上端部までの全面に亘って、発光器1からの光が照射される。なお、ここで、焦点Oとは、略放物面状に形成された反射ミラー5に、この反射ミラー5の軸線と平行な平行光が当てられた際に、その反射光が収束する点を意味する。
なお、交差角度θを90°より小さく設定すると、発光ダイオード34の放射角度170°程度であることから、反射ミラー5の発光ダイオード34からの光を反射する反射効率が小さくなるためである。また、交差角度θを120°より大きくするには、反射ミラー5の先端部をさらに伸ばすことになり、反射ミラー5が大きくなるためである。
ここで、反射ミラー5に、反射ミラー5の放物面の軸Pと平行な平行光が照射されると、その反射光は、1点に収束する。この反射光が収束する点に発光ダイオード34を配置している。すなわち、発光ダイオード34は、平行光を反射ミラー5の反射面5aに照射したときの焦点Oに配置されている。なお、この焦点Oは、軸部3の中心軸線上またはその近傍に位置している。
このように構成された回転灯100によれば、モータ11がピニオン歯車10を回転駆動する。ピニオン歯車10が駆動軸11aを中心に回動すると、ピニオン歯車10に歯合している中間歯車9が支持軸18を中心に回動する。中間歯車9が支持軸18を中心に回動すると、中間歯車9と歯合する回転部材19が軸部3を中心に回動する。このように、回転部材19が軸部3を中心に回動すると、台20の上面に設けられた反射ミラー5が軸部3を中心に回転する。この際、軸部3の中心軸線上に焦点Oが配置されているため、反射ミラー5が回動した際においても、反射面5aの焦点の位置は、変動することなく、軸部3の中心軸線上に位置する。
そして、発光ダイオード34の光軸Qが台20の上面20cと直交するように配置されており、この発光ダイオード34からの円錐状の光は、放射角度が略170°程度の広がりをもって、上方に向けて出射される。その一方で、反射ミラー5は、反射ミラー5の上端部と焦点Oとを結ぶ線分と、焦点Oと反射ミラー5の下端部とを結ぶ線分との成す角度θが、90°以上120°以下とされている。
このため、発光ダイオード34の放射角度が(θ−90°)×2より小さい場合には、反射ミラー5の反射効率は、100%となる。また、発光ダイオードの光の放射角度が(θ−90°)×2より大きい場合においても、発光ダイオード34の光軸Qと反射ミラー5とが交差するとともに、反射ミラー5は、発光ダイオード34の上方を覆うように配置されているため、反射ミラー5の反射効率は、少なくとも50%以上が確保される。
また、本実施の形態1においては、光の放射角度が170°程度の発光ダイオード34を用いているが、このような、光の放射角度の大きな発光ダイオード34においても、光軸Q付近の光の光度が高いものとなっている。そして、発光ダイオード34の光軸Qは、反射ミラー5と交差しているため、発光ダイオード34からの円錐状の光のうち、光度の高い部分は、反射ミラー5により確実に反射される。
反射ミラー5の全面に発光器1からの光が照射され、照射された光は反射面5aで反射される。ここで、反射面5aの放物面の軸Pは、水平方向に向けられており、発光ダイオード34が焦点Oに配置されているため、反射面5aでの反射光は、水平方向に向けて反射される。すなわち、反射面5aの下端部側から上端部側に亘って、反射光の進行方向は、水平方向とされており、反射面5aの軸Pと平行に進行する。
図7は、図2のVII−VII線における断面図であり、この図7に示されるように、反射面5aが放物面形状とされており、発光ダイオード34が焦点Oに配置されているため、発光器1からの光は、反射面5aにて平行に反射される。この際、反射面5aの一方の端部側から他方の端部側に亘って、反射光は、反射面5aの軸に沿って平行に反射される。このように、発光器1からの光は、反射ミラー5により、反射面5aの軸Pに沿って平行に反射される。このため、反射された光は、広がり難く、遠方にまで届くことになる。
なお、反射ミラー5が軸部3を中心に回転した際においても、発光ダイオード34からの光が、反射ミラー5に照射される照射状況が変動しないため、反射ミラー5が回動した際においても、反射ミラー5により反射された反射光は、平行光とし反射される。このため、反射ミラー5により反射された光は、遠方にまで出射される。
ここで、回転灯100が長時間駆動すると、発光ダイオード34に熱が生じる。その一方で、図4に示されるように、リードフレーム31は、ハウジングから外方に向けて延在する延在部35を備えている。このため、発光ダイオード34に生じた熱は、まず、リードフレーム31の延在部35に伝わると共に、延在部35で外方に放熱される。そして、図2に示されるように、発光ダイオード34を備えた発光器1と、プリント基板2と、フランジ7と、軸部3とは、一体に構成されている。このため、図4に示される発光ダイオード34に生じた熱およびリードフレーム31に伝達された熱は、図2に示されるプリント基板2と、フランジ7と、軸部3とに順次伝達されると共に、外部に向けて放熱される。ここで、この軸部3と、フランジ7と、プリント基板2とは、金属を含む材料で構成されているため、良好に熱が伝達されると共に、熱が良好に放熱される。なお、軸部3とフランジ7と、プリント基板2とが、銅またはアルミにより構成されている場合には、熱伝達率が高く、良好に熱が外部に放熱される。
さらに、シャーシ4も金属を含む材料により構成されているので、軸部3にまで伝達された熱がシャーシ4にも良好に伝達され、外方に良好に放熱される。また、シャーシ4が銅またはアルミにより構成されている場合には、さらに良好に熱がシャーシ4に伝達され外部に放熱される。
その上、発光器1は、回転部材8内または、反射面5aの中央部よりも、下方に配置されているため、発光ダイオード34からの熱を放熱する機構を回転部材8内に収納することができ、プリント基板2等により、反射面5aからの反射光がプリント基板2等により遮られることを抑制することができる。また、発光器1を回転部材8側に配置することにより、発光器1の直下にプリント基板2等の放熱部材を配置することができ、反射光を遮ることなく、発光ダイオード34からの熱を良好に放熱させることができる。
本実施の形態1に係る回転灯100によれば、発光ダイオード34からの光のうち0°以上θ°以下の放射角度の部分については、反射ミラー5により反射され、反射ミラー5の反射効率が高いものとなっている。このため、発光ダイオード34からの光の大部分を平行光に変換することができ、確実に光を遠方にまで届かせることができる。
特に、本実施の形態1に係る回転灯100には、発光ダイオード34から出射される円錐状の光のうち、光度の高い部分を確実に反射することができるので、光度の強い平行光を出射することができる。
さらに、この回転灯100においては、発光ダイオード34に生じる熱を外方に放熱することができるので、発光ダイオード34の長寿命化を図ることができる。
(実施の形態2)
図8から図16を用いて、実施の形態2について説明する。図8は、本実施の形態2に係る回転灯200の斜視図である。この図8に示されるように、回転灯200は、反射ミラー5と対向配置された補助反射ミラー50を備えている。この補助反射ミラー50は、台20の上面20cに固定された支持部50aと、この支持部50aの先端部に設けられた副反射部50bとを備えている。
補助反射ミラー50と発光器1とは、いずれも、反射面5aの軸Pに沿って配置されており、発光器1内の発光ダイオード34は、反射ミラー5と補助反射ミラー50との間に配置されている。
図9は、図8に示された回転灯200の側断面図であり、この図9に示されるように、補助反射ミラー50のうち、反射ミラー5と対向配置された副反射面50cは、円弧状に湾曲する湾曲面とされている。この湾曲面とされた副反射面50cは、焦点Oから離間するに従って、漸次高さが高くなるように傾斜する。ここで、焦点Oには、発光ダイオード34が配置されているため、副反射面50cは、発光ダイオード34から離間するに従って、漸次高さが高くなるように傾斜している。また、補助反射ミラー50は、軸Pに沿う方向に配置されており、焦点Oより上面20cの外周縁部側に配置されている。
図10は、図9のX−X線における断面図であり、この図10に示されるように、補助反射ミラー50の副反射面50cは、焦点Oから離間するに従って、漸次周方向の長さが長くなるように形成されている。このため、副反射面50cを上面視すると、副反射面50cは、焦点Oを中心に扇型形状に形成されている。そして、副反射面50cの内方には、発光器1が配置されており、副反射面50cの下端部は、発光器1の外周縁部に沿うように配置されている。また、副反射面50cは、反射面5aの軸Pを中心として対称となるように配置されている。なお、本実施の形態2においては、副反射面50cの角度は、略90°とされている。ここで、本実施の形態2においては、副反射面50cの角度は、略90°程度とされているが、これに限られない。
図11は、図8に示された回転灯200の側断面図であり、この図11に示されるように、副反射部50bは、台20の上面20cから上方に向かうに従って、漸次幅が大きくなるように形成されている。なお、上記構成以外の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。また、副反射部50bおよび副反射面50cの高さHは、副反射部50bの上端部から台20の上面20cとの距離とする。
図12は、本実施の形態2に係る回転灯200の上面図であり、この図12に示されるように、発光器1からの光が、反射ミラー5により反射されると、平行光となり、外方に反射される。図13は、回転灯200の側断面図であり、この図13に示されるように、発光器1からの光が反射ミラー5により反射されると、反射光は、水平方向に出射される。すなわち、本実施の形態2に係る回転灯200においても、上記実施の形態1と同様に発光器1からの光が反射ミラー5により反射されると、反射面5aの軸Pに平行な平行光として反射される。
図14は、回転灯200の側断面図であり、発光器1からの光を反射する反射効率を示した図である。この図14に示されるように、発光器1からの光のうち、焦点Oと副反射面50cの上端部とを通る線分と、焦点Oと副反射面50cの下端部とを通る線分とにより挟まれる領域が、副反射面50cにより反射される。この副反射面50cにより反射される逆反射領域は、副反射面50cの高さHにより変動し、副反射面50cの高さHが高い程、領域が広くなる。その一方で、発光ダイオード34からの光のうち、副反射面50cの下端部と、開口部20aの外周縁部部との間を通過する部分は、副反射面50cにより反射されることなく、外方に放射される。さらに、発光ダイオード34の光のうち、副反射面50cの上端部と、反射ミラー5の上端部との間を通過する光は、直接外方に放射される。ここで、発光ダイオード34が光を放射する総放射角度をβとし、焦点Oと副反射面50cの上端部と副反射面50cの下端部との成す角度のうち、焦点Oにおける角度をα1とする。また、反射ミラー5が発光ダイオード34からの光を反射する領域の焦点Oの角度をα2とする。さらに、γ1を、副反射面50cの下端部と開口部20aの外周縁部との間を通過する発光ダイオード34の光の焦点Oにおける角度とし、また、副反射面50cの上端部と反射ミラー5の上端部との間を通過する発光ダイオード34の光の焦Oにおける角度γ2とする。
ここで、γ1は、副反射面50cの下端部と開口部20aの外周縁部との間を通過する発光ダイオード34の光の焦点Oにおける角度であり、小さい角度である。さらに、γ2は、副反射面50cの上端部と反射ミラー5の上端部との間を通過する発光ダイオード34の光の焦点Oにおける角度であり、小さい角度となる。その一方で、発光器1から放射される総放射角βのうち、外方に向けて直接放射されるのは、γ1+γ2となるため、直接外方に放射される光は、小さく抑えられている。
すなわち、補助反射ミラー50により、本来直接外方に出射されていた発光ダイオード34の光を利用することができ、反射効率が向上されている。
図15は、回転灯200の側断面図であり、この図15に示されるように、発光器1からの光のうち、反射ミラー5のうち下端部側に向けて照射された光は、まず、反射ミラー5により水平方向に向けて反射される。そして、反射ミラー5の下端部で反射された発光器1からの光は、副反射面50cにより反射ミラー5に向けて反射される。この副反射面50cからの反射光は、反射ミラー5により再度反射される。そして、この反射ミラー5により再度反射された光は、水平方向より下方に向けて出射される。
このように、発光器1からの光のうち、副反射面50cと反射面5aとの間で往復する光は、側方から見ると、水平方向より下方に向けて出射される。すなわち、副反射面50cの高さHが高くなるほど、水平方向より下方に向けて出射される光の量が多くなる。その一方で、反射ミラー5により平行光とされ、外方に向けて出射される平行光の量が少なくなる。このため、この副反射面50cの高さHは、回転灯200の用途、設置場所などに合わせて、適宜変更する。
すなわち、回転灯200からの光を遠方にまで届かす必要性が大きい場合には、副反射面50cの高さHを低く設定する。また、たとえば、回転灯200を人の視点より高い位置に設置し、下方から視認性を確保する必要性が大きい場合には、副反射面50cの高さHを高く設定する。
図16は、図15のXVI−XVI線における断面図であり、この図16に示されるように、発光器1から出射された光は、放射光として、反射ミラー5に向けて進行する。そして、発光器1からの光は、反射ミラー5により、軸Pに平行な平行光として反射される。この平行光は、副反射面50cにより反射され、その後一旦収束し、そして、拡散する。この副反射面50cからの反射光は、反射ミラー5により反射される。この反射ミラー5により反射された反射光は、反射ミラー5から離れた位置で収束するように進行する。
本実施の形態2に係る回転灯200によれば、発光器1からの光を、反射ミラー5が反射し、そして、この反射光を補助反射ミラー50が反射し、さらに、この補助反射ミラー50からの反射光を反射ミラー5が反射することにより、発光器1からの光を下方に向けて出射することができ、下方からの視認性を向上させることができる。また、補助反射ミラー50は、発光器1から反射ミラー5に向かわない光のうち、少なくとも一部を反射ミラー5に向けて反射することができ、反射効率を向上することができる。
なお、本実施の形態2においても、発光器1から直接反射ミラー5により反射された光は、平行光となるため、上記実施の形態1と同様に回転灯200からの光を遠方にまで届かせることができる。
また、本実施の形態2に係る回転灯200も、上記実施の形態1に係る回転灯と同様の構成を有するため、上記実施の形態1に係る回転灯と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図17から図20を用いて、本実施の形態3に係る回転灯300について説明する。
図17は、本実施の形態3に係る回転灯の斜視図である。この図17に示されるように、回転灯300は、筐体16と、この筐体16内に配置された光源としてのパワーLED60と、パワーLED60が配置されたプリント基板2と、プリント基板2を介してパワーLED60が装着された放熱部62と、反射ミラー61と、電源供給部67とを備えている。
グローブ12は、円形状に形成された上壁12bと、この上壁12bの周縁部に形成された周壁部12cとを備えている。複数のボス63により上壁12bには、放熱部62が直接固定されている。放熱部62は、円形板状に形成されており、上壁12bから僅かに離間して固定されている。そして、放熱部62の表面のうち、筐体16の内方側の表面には、プリント基板2が固定されている。プリント基板2の略中央部には、パワーLED60が固定されている。
電源供給部67と、プリント基板2との間には、リード線66が設けられている。このリード線66は、電源供給部67からパワーLED60に電気を供給するための配線である。このリード線66は、一方の端部がプリント基板2に接続されている。そして、リード線66は、プリント基板2からグローブ12の周壁部12cに向けて延在しており、その途中でリード線保持部65により、上壁12b側に保持されている。また、リード線66は、周壁部12cの上端部から周壁部12cの下端部に向けて、周壁部12cの内壁面に沿って略垂下している。そして、リード線66は、下端部で電源供給部67に接続されている。なお、リード線66は、絶縁材料が被服された配線であり、リード線66の径は、小さいものとされている。なお、光源としてのパワーLED60が放熱部62を介して、上壁12bに固定されているため、放熱部62およびパワーLED60をボディー13側で支持する支持部等を配置する必要がなく、反射面61aからの反射光の進行を阻害することが抑制されている。
図18は、図17のXVIII−XVIII線における断面図である。この図18に示されるように、シャーシ4の上面上には、軸部3が配置されており、この軸部3には、主歯車8が回転可能に支持されており、この主歯車8に台20が固定されている。この台20の上面側に反射ミラー61が固定されている。すなわち、本実施の形態3においては、反射ミラー61を回転させる駆動機構と、光源としてのパワーLED60とが分離されている。
そして、光源を冷却する放熱部62が、駆動機構内に配置されておらず、駆動機構と離間した位置に配置されているため、放熱部62の配置スペースを大きく確保することができる。すなわち、駆動機構をボディー13側に配置すると共に、放熱部62を上壁12b側に配置したため、放熱部62が上壁12bの略全面に亘って配置されている。
つまり、上壁12bには、放熱部62以外の部材が配置されていないため、放熱部62を構成する板状部材の面積を広く確保することができる。さらに、反射面61aからの反射光および、パワーLED60からの光は、上壁12bを通過するものではなく、放熱部62を上壁12bの全面に配置しても、パワーLED60からの光および反射光の進行を阻害することが抑制されている。
そして、このパワーLED60の下方には、反射ミラー61が配置されている。反射ミラー61は、パワーLED60からの光を反射する反射面61aを備えている。反射ミラー61のこの反射面61aは、グローブ12の開口部12aの近傍から、内方に向かうに従って、漸次上壁12bに向かうように配置されている。この反射面61aは、略放物面形状に形成されている。すなわち、反射面61aは、放物面の一部から構成されており、パワーLED60は、この反射面61aの焦点位置に配置されている。本実施の形態3に係る回転灯300によれば、反射面61aは、上壁12bに向けて配置されている。そして、この反射ミラー61は、パワーLED60の後方から、パワーLED60の光軸Q側の上方を経由してパワーLED60よりも前方に突出するように形成されている。
光源としてのパワーLED60と駆動機構とを別個独立に配置したので、駆動機構がコンパクトに構成され、モータ11等が軸部3の近傍に配置されると共に、駆動機構の高さが低くされている。このため、台20より上方に広い空間が確保されると共に、周壁部12cの近傍にも広い空間が確保される。そして、反射ミラー61の下端部が台20の上面より下方に配置されており、反射ミラー61は、台20の上方に形成された広い空間に亘って配置されている。このため、反射ミラー61の反射面61aの面積が広く確保されている。
そして、パワーLED60の光軸Qは、下方に向けて配置されており、反射面61aと交差している。また、パワーLED60の光軸Qは、軸部3の中心軸線上またはその近傍に配置されている。
図19は、反射ミラー61および主歯車8を示す斜視図である。この図19に示されるように、反射ミラー61の幅は、台20側から上方に向かうに従って、漸次広くなるように形成されている。そして、反射ミラー61の上端部は、最も幅広に形成されている。すなわち、反射ミラー61の上端部側は、図18に示されたパワーLED60の側方を覆うように配置されている。
図20は、パワーLED60からの光の経路を示した断面図である。この図20に示されるように、パワーLED60は、反射面61aの焦点位置に配置されているため、パワーLED60の光が反射面61aで反射されると、平行光となる。ここで、パワーLED60からの光は、光軸Qを中心に円錐状に出射される。そして、反射ミラー61の上端部は、パワーLED60からの光のうち、光軸Qとの交差角度が最も大きい位置を通る光の経路上に配置されている。そして、この反射ミラー61の略中央部は、パワーLED60の光軸Q上またはその近傍に配置されており、この反射ミラー61の下端部は、さらに、台20の下面側にまで延在している。このように、反射面61aは、パワーLED60からの光を広範囲に亘って反射している。また、反射面61aは、パワーLED60の近傍から台20の下面側までに亘って広範囲に配置されているため、反射面61aからの反射光経路の断面積は、広く確保されている。
そして、パワーLED60が長時間発光すると、パワーLED60に熱が生じる。このパワーLED60に生じた熱は、まず、プリント基板2に伝熱される。プリント基板2は、伝熱性のよい金属材料を含む材料等により構成されているため、熱が良好に外方に放熱されると共に、放熱部62に伝熱される。ここで、プリント基板2の下面の略全面と、放熱部62とが接触しているため、プリント基板2から放熱部62に熱が、良好に伝えられる。放熱部62は、上壁12bの全面を覆う程度の板状部材により構成されているため、空気との接触面積が広く、また、伝熱性のよい金属材料を含む材料により構成されているため、熱が良好に外方に放熱される。また、放熱部62は、上壁12bから僅かに離間するように配置されているため、上壁12b側からの表面からも熱が良好に放熱される。このように、パワーLED60の熱が良好にプリント基板2および放熱部62が外方に放熱されると、パワーLED60に熱が蓄積され難くなり、パワーLED60が高温となることが抑制される。
本実施の形態3に係る回転灯300によれば、反射面61aの面積が広く確保されているため、パワーLED60からの光の反射効率を向上させることができる。
さらに、反射面61aの面積が確保されているため、反射面61aからの反射光の経路の断面積を確保することができ、視認性を向上させることができる。
また、放熱部62とプリント基板2との接触面積が確保されているため、パワーLED60の熱を良好に放熱部62に伝えることができ、放熱効率のよい放熱部62で熱を外方に放熱するため、パワーLED60を良好に冷却することができる。このため、光源としてのパワーLED60の長寿命化を図ることができる。
(実施の形態4)
図21、図22を用いて本実施の形態4に係る回転灯400について説明する。
図21は、本実施の形態4に係る回転灯400の一部を断面視した側面図である。この図21に示されるように、本実施の形態4においても、放熱部62と、反射ミラー61を駆動させる駆動機構とは、別個に配置されている。すなわち、放熱部62は、グローブ12の上壁12bの内壁面に配置されている。
図22は、図21に示された回転灯の放熱部62付近の断面図である。この図22に示されるように、放熱部62は、上壁12bの内壁面に固定された放熱板62aと、放熱板62aの下面に配置され、放熱板62aより面積が小さい放熱板62bと、この放熱板62bの下面に配置され放熱板62bより面積が大きい放熱板62cとを備えている。すなわち、放熱部62は、面積が異なる板状部材を互いに重畳して形成されており、空気と接触する表面積が確保されている。そして、放熱板63cは、プリント基板2と略同じ大きさとされている。また、最も上壁12b側に配置された放熱板62aは、上壁12bから僅かに離間した状態で、上壁12bに固定されている。なお、放熱部62は、上壁12bを覆う程度の放熱板62a、62cと、この放熱板62a、62cより面積が小さい放熱板62bとをさらに積層して形成してもよい。上記構成以外の構成は、上記実施の形態3に記載された回転灯と同様の構成であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
このように構成された回転灯400によれば、パワーLED60の熱は、プリント基板2に伝えられる。そして、プリント基板2に伝達された熱は、プリント基板2の上面の略全面から放熱板62bに伝えられる。そして、放熱板62bに伝達された熱は、放熱板62cの下面の略全面から放熱板62cに伝達される。また、放熱板62cに伝達された熱は、放熱板62cの上面の略全面から放熱板62aに伝達される。このように、熱の伝達は、放熱板62cの表面を介して行なわれるため、放熱板62cから放熱板62aへの伝熱や、放熱板62bから放熱板62cへの伝熱は、良好になされる。
上記のように構成された回転灯400によれば、放熱部62の表面積が大きいため、放熱部62から外方への放熱量を向上させることができる。このため、パワーLED60を良好に冷却することができる。また、パワーLED60に生じた熱は、放熱板62a〜62cに良好に伝達され、各放熱板62a〜62cで外方に良好に外方に放熱することができる。
(実施の形態5)
図23から図27を用いて、本実施の形態5に係る回転灯500について説明する。なお、上記実施の形態1に係る回転灯100と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。図23は、本実施の形態5に係る回転灯500の正面図である。この図23に示されるように、回転灯500の反射面5aの略全面に、凹部5Aと凸部5Bとが形成されている。この凹部5Aと凸部5Bとは、反射ミラー5の回転軸線と、交差するように延在し、たとえば、直交する方向に延在している。そして、この凹部5Aと、凸部5Bとは、反射ミラー5の回転軸線方向に向けて、交互に複数形成されている。このように、反射面5aの表面には、複数の凹凸部5A,5Bが形成されているため、パワーLEDからの光が、反射面5aにあたると、種々の方向の反射される。
図24は、図23に示された回転灯500の側断面図である。この図24において、反射面5aに形成された凹部5Aの表面に位置する反射面(第1反射面)5a1は、放物面とされており、凸部5Bの表面に位置する反射面5bは、この放物面に対して交差する方向に向けて配置されている。そして、パワーLED60を有する照明器1は、放物面とされた反射面5a1の焦点Oに配置されている。図25は、パワーLED60からの光の経路を示した側断面図であり、図26は、反射ミラー5の一部を断面視した回転灯500の平面図であり、いずれも、発光器1からの光の反射状態を示した図である。図25および図26に示されるように、ボディー13が水平に配置されていると、パワーLED60からの光は、放射状に広がり、そして、凹部5Aの反射面5a1にあたると、水平方向に平行光として反射される。
その一方で、図25に示すように、パワーLED60からの光が凸部5Bの反射面5bにあたると、反射面5aの反射光に対して交差する方向に反射される。このため、パワーLED60からの光が、反射ミラー5により反射されると、平行光およびこの平行光に対して交差する方向にも反射されるため、回転灯500の正面および正面から多少ずれた位置においても、回転灯500の視認性を確保することができる。
図27は、反射ミラー5の拡大断面図であり、パワーLED60からの光の経路を示した図である。この図27に示されるように、反射面5aは、放物面形状の反射面5a1と、この反射面5a1の両側に配置された反射面5a2と、反射面5a3とを備えている。これら反射面5a1、反射面5a2、反射面5a3は、いずれも、図25に示す基体13側から反射ミラー5の上端部側に亘って、それぞれ順次交互に配置されている。そして、反射面5a2および反射面5a3は、凸部5Bの表面上に形成されており、反射面5a2は、反射面5a1に対して、反射面5a3と反対側に配置されている。
反射面5a2は、図25に示す基体13側から反射ミラー5の上端部側に向かうに従って、隣接する反射面5a1よりも、パワーLED60側に向けて傾斜するように配置されている。
このため、反射面5a2は、パワーLED60からの光を反射面5a1により反射された反射光よりも、図25に示す基体13に向けて反射する。すなわち、基体13が水平ホ方向に配置されていると、反射面5a2からの反射光は、水平方向より下方に向けて反射される。このため、回転灯500が、観察者の視線よりも上方の位置に配置されたとしても、下方からの回転灯500の視認性を確保することができる。
そして、基体13側から反射ミラー5の上端部側に向かうに従って、反射面5a2の基体13側から反射ミラー5側に向かう方向の幅は、短くなるように形成されており、また、反射面5a3の幅は、長くなるように形成されている。
このため、図25に示す基体13側に位置する反射面5a2の面積は、反射ミラー5の上端部側に位置する反射面5a2の面積よりも、小さくされており、反射ミラー5の上端部側に位置する反射面5a3の面積は、基体13側に位置する反射面5a3の面積よりも、小さくされている。
これに伴い、下方に向かう反射光が、図25に示す回転部材8および基体13により遮蔽されることが抑制され、良好に下方に向けて反射光を放射することができる。さらに、平行光よりも反射ミラー5の上端部側に向かう反射光は、反射ミラー5の基体13側に広く確保されているため、回転灯500の上方からの視認性も確保することができる。
その一方で、反射面5a1の基体13側から反射ミラー5の上端部側に向かう方向の幅は、反射面5aの位置に係わらず、略均一とされている。このため、反射面5aの上端部側から基体13側までの略全面から略均等に、平行光が放射される。この平行光は、遠方にまで到達することができるので、回転灯500の正面からの視認性を遠方においても確保することができる。
(実施の形態6)
図28から図32を用いて、本実施の形態6に係る回転灯600について説明する。なお、上記実施の形態1に係る回転灯100と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。図28は、本実施の形態6に係る回転灯600の正面図である。この図6に示されるように、回転灯600は、グローブ12内に配置された、透明な光導部70を備えている。この光導部70は、アクリル、ポリカーボネイド等の透明樹脂素材や、非プラスチック透明素材のガラス等の透明な素材から構成されている。
このように、光導部70が透明な部材により構成されているため、反射面5aにより反射された反射光が、光導部70により、遮蔽されることを抑制することができる。このため、反射面5aからの反射光による回転灯600の視認性を確保することができる。
図29は、回転灯600の側断面図であり、図30は、回転灯600の反射ミラー5の一部を断面視した平面図である。図29に示されるように、光導部70は、台20の上面上に固定され、パワーLED60に向けて延在する固定部74と、この固定部74に設けられ、パワーLED60の上面上に配置された首部72と、この首部72の下端部に形成された集光部73と、首部72の先端部に設けられた散乱部71とを備えている。
図29および図30に示されるように、散乱部71は、半円状に延在しており、首部72の先端部から、反射面5aと反対側に向けて突出している。この散乱部71の表面のうち、反射面5a側に形成された反射面71aは、半円錐台形状とされている。
図31は、光導部70の拡大断面図であり、この図31および図29に示されるように、集光部73の表面のうち、パワーLED60と対向する表面は、たとえば、凸レンズ73aとされており、この集光部73は、パワーLED60の光軸Qに対して、反射面5aと反対側に位置している。
このため、集光部73は、パワーLED60から放射される光のうち、反射面5aに当たらない光を集光することができ、パワーLED60から放射される光の利用効率を向上させることができる。そして、凸レンズ73aは、パワーLED60からの光を、首部72および散乱部71に向けて屈曲させる。なお、本実施の形態においては、集光部73の表面のうち、パワーLED60と対向する表面を凸レンズとしているが、これに限られない。すなわち、パワーLED60からの光を、首部72または散乱部71に向けて屈曲させることが可能な形状であれば、平面状であってもよく、凹レンズであってもよい。
首部72に供給されたパワーLED60からの光は、首部72内を反射等しながら、散乱部71側に導かれる。反射面71aの傾斜角度は、首部72からの光を全反射可能なように設定されており、光導部70を構成する部材により、適宜設定されている。
散乱部71の表面のうち、反射面71aと反対側に位置する表面には、複数の凸レンズ71bが形成されている。この凸レンズ71bは、反射面71aによって反射された光を、散乱させて、図29に示される反射面5aにより反射された平行光に対して交差する方向に向けて放射する。このように、散乱部71にて、パワーLED60からの光を散乱させることができるので、回転灯600の正面からの視認性のみならず、下方および上方からの視認性をも確保することができる。
また、光導部70は、パワーLED60から立設するように設けられており、散乱部71は、台20より反射ミラー5の上端部側に配置されているので、回転灯600の正面のみならず、下方からでも、散乱部71を視認することができる。このため、下方から回転灯600を見た場合においても、良好に散乱部71からの光を視認することができ、下方からの視認性の向上が図られている。
ここで、観察者は、光導部70を介して、パワーLED60を見ることとなるが、観察者にとっては、あたかも、散乱部71自体が光を発しているように見える。
そして、光を散乱させるレンズ71bは、基体13側から反射ミラー5の上端部側に向けて複数積層されているため、散乱部71にあたかも見える光源の大きさを確保することができる。
ここで、各レンズ71bは、基体13側から反射ミラー5の上端部側に向かうに従って、図29に示される反射ミラー5と反対側に向けて突出するように形成されている。そして、反射面71aが、基体13側から反射ミラー5の上端部側に向かうに従って、反射ミラー5と反対側に向けて、傾斜するため、散乱部71の水平方向の厚みは、基体13側から反射ミラー5の上端部側に亘って、大きな差が生じないようにされている。
このように、散乱部71の厚みに差が生じないように形成されているため、光導部70を押出し成形などの手法により製造する際に、位置によって冷却される速度に大きな差が生じ難くなり、良好に光導部70を製造することができる。
図29に示すように、光導部70の首部71は、光軸Qに対して、反射面5aと反対側に向けて傾斜している。このように、首部71が傾斜させることにより、反射面5aに形成される光導部70の影を反射面5aの上端部側に位置させることができる。すなわち、パワーLED60と、光導部70との直線上に位置する反射面5aには、パワーLED60からの光は、光導部70により遮蔽され、パワーLED60からの光が薄くなっており、この部分の反射光は弱いものとなる。そこで、このように、反射光の弱い部分を反射ミラーの上端部側に位置させることにより、この反射光の弱い部分が目立つことを抑制することができる。
さらに、パワーLED60と反射ミラー5の上端部とを結ぶ平面と、反射面5aとにより規定される領域よりも、光導部70を反射ミラー5に対して、外方に位置させることにより、反射面5aに光導部70の影が写ることを抑制することができ、反射面5aからの反射光が弱い部分が形成されることを抑制することができる。なお、光導部70を図29に示す軸部3の中心線上に配置し、延在させることにより、回転灯600が駆動した際に、光導部70は、一定位置に位置するように見せることができる。さらに、本実施の形態においては、首部72も、円錐形状としているが、このような形状に限られず、たとえば、水平方向の幅が、基体13側から反射ミラー5の上端部側に亘って、略一定とされた半円筒状としてもよい。また、このように、首部72の水平方向の厚みが、基体13側から反射ミラー5の上端部側に亘って均等となるように、形成することにより、光導部70を製造する際に、位置によって冷却速度が大きく異なることを抑制することができ、良好に光導部70を製造することができる。
図32は、反射ミラー5の一部を断面視した回転灯600の平面図であり、パワーLED60からの光の経路を示した図である。この図34に示されるように、上面視した際には、光導部70を介して、散乱されるパワーLED60からの光は、パワーLED60を中心として、放射状に放射され、放射角度は、180°程度とされている。さらに、図31に示すように、散乱部71からの光は、上下方向にも散乱するため、回回転灯600からの光は、平面視した際に、略180°程度の範囲であって、上下方向にも放射されるので、種々の位置から散乱部71からの光を観察することができる。
なお、本実施の形態においては、平面視した際に、散乱部71および首部72がパワーLED60の周囲を覆う領域は、パワーLED60を中心として、180°程度となるように半円状に形成されているが、この領域に限られず、180°以上または180°以下とされてもよい。さらに、上面視した際に反射面5aは、パワーLED60の周囲のうち、光導部70とは反対側の周囲を覆うように配置されており、パワーLED60の周囲を略180°覆うように形成されているが、このような角度に限られず、パワーLED60の周囲を種々の角度の範囲で覆うこととしてもよい。
すなわち、光導部70の視認性を確保するために、散乱部70および脚部71がパワーLED60の周囲を覆う角度を大きくする一方で、反射ミラー5がパワーLED60の周囲を覆う角度を小さくしてもよく、これら、光導部70および反射ミラー5がパワーLED60の周囲を覆う角度は、光導部70による視認性および反射ミラー5による視認性とのバランスにより適宜変更される。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、発光ダイオードを用いた回転灯に好適である。
実施の形態1に係る回転灯の斜視図である。 図1に示された回転灯のII−II線における側断面図である。 プリント基板と、発光器と、主歯車との斜視図である。 実施の形態1に係る回転灯の発光器の上面図である。 発光ダイオードの接続状態を示す配線図である。 発光器1の変形例を示す斜視図である。 図2のVII−VII線における断面図である。 実施の形態2に係る回転灯の斜視図である。 図8に示された回転灯の側断面図である。 図9のX−X線における断面図である。 図8に示された回転灯の側断面図である。 実施の形態2に係る回転灯の上面図である。 図12に示された回転灯の側断面図である。 回転灯の側断面図であり、発光器からの光を反射する反射効率を示した図である。 回転灯の側断面図である。 図15のXVI−XVI線における断面図である。 本実施の形態3に係る回転灯の斜視図である。 図17のXVIII−XVIII線における断面図である。 反射ミラーおよび主歯車を示す斜視図である。 パワーLEDからの光の経路を示した断面図である。 本実施の形態4に係る回転灯の一部を断面視した側面図である。 図21に示された回転灯の放熱部付近の断面図である。 本実施の形態5に係る回転灯の正面図である。 図23に示された回転灯の側断面図である。 パワーLEDからの光の経路を示した側断面図である。 反射ミラーの一部を断面視した回転灯の平面図である。 反射ミラーの拡大断面図である。 本実施の形態6に係る回転灯の正面図である。 回転灯の側断面図である。 回転灯の反射ミラーの一部を断面視した平面図である。 光導部の拡大断面図である。 反射ミラーの一部を断面視した回転灯の平面図である。
符号の説明
1 発光器、2 プリント基板、3 軸部、4 シャーシ(支持板)、5 反射ミラー、5a 反射面、7 フランジ(連結部材)、8 主歯車、9 中間歯車、10 ピニオン歯車、11 モータ、20 台、20a 上面、21 駆動部、31 リードフレーム、33 ハウジング(環状部材)、34 発光ダイオード、35 延在部、50 補助反射ミラー、50c 副反射面、60 パワーLED。

Claims (10)

  1. 基体と、
    前記基体に装着され、透光性を有するグローブと、
    前記基体内に設置された軸部と、
    前記軸部に回転可能に支持された回転部材と、
    前記回転部材の上面上に配置され、放物面形状の反射面で少なくとも一部が構成される反射ミラーと、
    光源として機能する発光ダイオードと、
    前記回転部材を回転駆動する駆動部と、
    を備え、
    前記発光ダイオードの光軸と、前記反射ミラーの前記反射面とが交わるように前記発光ダイオードと前記反射ミラーとを配置し、
    前記回転部材の上面上に配置され、前記反射ミラーに対して対向配置された補助反射ミラーをさらに備え、
    前記補助反射ミラーと前記発光ダイオードとは、前記反射面で反射した前記発光ダイオードからの光の進行方向に配列し、前記補助反射ミラーと前記反射ミラーとの間に、前記発光ダイオードが配置された、回転灯。
  2. 前記発光ダイオードは、平行光を前記反射面に照射したときの焦点位置に配置され、
    前記反射ミラーは、前記発光ダイオードの後方から側方に延在し、さらに発光ダイオードの上方を経由して前記発光ダイオードよりも前方に突出する形状を有する、請求項1に記載の回転灯。
  3. 前記補助反射ミラーのうち前記反射ミラーと対向する面は、円弧状に湾曲する湾曲面とされ、
    該湾曲面は、前記発光ダイオードから離間するに従って、高さが高くなるように傾斜すると共に、前記湾曲面の周方向の長さが漸次長くなるように形成された、請求項1または請求項2に記載の回転灯。
  4. 前記発光ダイオードを有する発光器は、環状に形成された環状部材と、
    前記環状部材の周方向に沿って少なくとも1つ以上配置され、一方の端部が前記環状部材の内方に配置された板状部材と、をさらに備え、
    前記板状部材は、前記環状部材から外方に向けて延在する延在部を含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転灯。
  5. 前記発光器が設けられたプリント基板と、
    前記プリント基板と前記軸部とを連結する連結部材と、
    をさらに備え、
    前記軸部と、前記プリント基板と、前記連結部材とを金属を含む材料で構成した、請求項4に記載の回転灯。
  6. 前記回転部材と前記軸部とを支持する平板状の支持板をさらに備え、
    前記支持板を金属を含む材料で構成した、請求項1から請求項5のいずれかに記載の回転灯。
  7. 基体と、
    前記基体に装着され、透光性を有するグローブと、
    前記基体内に設置された軸部と、
    前記軸部に回転可能に支持された回転部材と、
    前記回転部材の上面上に配置され、放物面形状の反射面で少なくとも一部が構成される反射ミラーと、
    光源として機能する発光ダイオードと、
    前記回転部材を回転駆動する駆動部と、
    を備え、
    前記発光ダイオードの光軸と、前記反射ミラーの前記反射面とが交わるように前記発光ダイオードと前記反射ミラーとを配置し、
    前記発光ダイオードからの光を導く光導部をさらに備える、回転灯。
  8. 前記光導部は、前記光を、反射する反射面を有する、請求項に記載の回転灯。
  9. 前記発光ダイオードからの光を集光して、前記光導部に供給する集光部をさらに備える、請求項または請求項に記載の回転灯。
  10. 前記光導部は、前記発光ダイオード上に立ち上がるように設けられ、前記光を散乱させる散乱部を先端部に有する、請求項から請求項のいずれかに記載の回転灯。
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