JP5634182B2 - 車輌用警告灯 - Google Patents

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Description

本発明は車輌用警告灯に関する。詳しくは、第1の光源と複数の第2の光源を配置し第1の光源と第2の光源からそれぞれ出射される光を制御する第1の光学部材と第2の光学部材を設けて視認性の向上を図る技術分野に関する。
緊急車輌や救急車輌等に配備されて周囲への警告を行う車輌用警告灯がある。
このような車輌用警告灯には、例えば、光を反射するリフレクターが回転可能とされ、光源から出射された光が回転されるリフレクターによって所定の方向へ反射されて照射されるように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された車輌用警告灯は、リフレクターの回転軸上において上下に配置された二つの光源を有し、リフレクターが上下に分割された第1の反射部と第2の反射部から成り、第1の反射部と第2の反射部がそれぞれ複数の反射面によって構成されている。一方の光源から出射された光は第1の反射部の各反射面で反射されて照射され、他方の光源から出射された光は第2の反射部の各反射面で反射されて照射される。
リフレクターで反射された光は、リフレクターの回転位置に応じた方向へ照射されるため、周囲に存在する車輌の搭乗者や歩行者においてはリフレクターの回転に伴って光の明暗が認識され、車輌用警告灯が備えられた車輌の存在を知ることが可能となる。
特開2009−199768号公報
上記したように、車輌用警告灯は緊急車輌や救急車輌等に配備されて周囲への警告を行う機能を有するため、周囲に存在する車輌の搭乗者や歩行者における高い視認性を確保する必要がある。
ところが、特許文献1に記載された車輌用警告灯にあっては、一方の光源から出射された光が第1の反射部で反射されて照射され、他方の光源から出射された光が第2の反射部で反射されて照射され、一つの反射部に対してそれぞれ一つの光源が備えられた構成とされている。
従って、光源から出射される光量によっては十分な輝度が確保されず、高い視認性を確保することが困難な状況にあった。
この場合には各光源の光量を高めることが必要になるが、光源の光量を高めるには限度があるため、上記のような構成の車輌用警告灯においては、高い視認性の確保に限界があった。
そこで、本発明車輌用警告灯は、視認性の向上を図ることを課題とする。
車輌用警告灯は、上記した課題を解決するために、所定の回転軸上に配置された第1の光源と、前記回転軸を中心とした同一円周上に配置された複数の第2の光源と、前記回転軸を中心として回転され前記第1の光源から出射された光を制御して所定の方向へ照射する第1の光学部材と、前記複数の第2の光源から出射された光を制御して所定の方向へ照射する第2の光学部材と、少なくとも前記第1の光学部材を前記回転軸を中心として回転させる回転駆動部とを備え、前記第2の光学部材は前記第1の光学部材と前記複数の第2の光源との間に配置され、前記第1の光源及び前記複数の第2の光源として発光ダイオードが用いられたものである。
従って、車輌用警告灯にあっては、回転される第1の光学部材によって第1の光源から出射された光が制御され、回転される第2の光学部材によって複数の第2の光源から出射された光が制御される。
本発明車輌用警告灯は、所定の回転軸上に配置された第1の光源と、前記回転軸を中心とした同一円周上に配置された複数の第2の光源と、前記回転軸を中心として回転され前記第1の光源から出射された光を制御して所定の方向へ照射する第1の光学部材と、前記複数の第2の光源から出射された光を制御して所定の方向へ照射する第2の光学部材と、少なくとも前記第1の光学部材を前記回転軸を中心として回転させる回転駆動部とを備え、前記第2の光学部材は前記第1の光学部材と前記複数の第2の光源との間に配置され、前記第1の光源及び前記複数の第2の光源として発光ダイオードが用いられたことを特徴とする。
従って、光源から出射される光量を増加することができると共に光の照射範囲を広げることができ、視認性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記回転駆動部によって前記第2の光学部材を前記第1の光学部材と一体に回転させている。
従って、周囲に存在する車輌の搭乗者や歩行者において第1の光学部材と第2の光学部材の回転に伴って光の明暗が認識されるため、一層の視認性の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記第1の光学部材として複数の反射面を有するリフレクターを用い、前記複数の反射面が前記回転軸を基準として対称な位置に存在し、前記第2の光学部材として複数の導光体を用い、前記複数の導光体が前記回転軸を基準として対称な位置に配置され、前記複数の導光体は上方へ行くに従って外方へ屈曲され、前記複数の第2の光源から出射された光が前記複数の導光体の入射面に入射し、内面反射されて出射面から出射される。
従って、第1の光源から出射された光と第2の光源から出射された光がそれぞれ回転軸を基準として対称な方向へ照射され、より一層の視認性の向上を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記第1の光源が前記複数の第2の光源より上方に位置されている。
従って、光の照射領域を上下方向において広げることが可能であり、その分、視認性の向上を図ることができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記第1の光源と前記複数の第2の光源が配置される柱状の光源配置部が設けられ、前記第1の光源が前記光源配置部の上面に配置され、前記複数の第2の光源が前記光源配置部の周面に周方向に離隔して配置され、前記第2の光学部材として環状のレンズ部材を用い、前記レンズ部材を前記光源配置部の外周側において前記複数の第2の光源を外側から覆う位置に配置している。
従って、第2の光学部材を複数配置する必要がないため、車輌用警告灯において、部品点数の削減による製造コストの低減及び小型化を図ることができる。
以下に、本発明車輌用警告灯を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
車輌用警告灯1は、図1及び図2に示すように、略平板状の支持ベース2と支持ベース2に回転自在に支持された回転ベース3と回転ベース3にそれぞれ取り付けられたリフレクター4及び導光体5、5とを備えている。
支持ベース2は車輌の、例えば、天面部に取り付けられる。支持ベース2の中央部には上方へ突出された柱状の光源配置部6が取り付けられている。光源配置部6の上面6aには中央部に第1の光源7が配置され外周部に第2の光源8、8、・・・が周方向に等間隔に離隔して配置されている。第1の光源7と第2の光源8、8、・・・としては、発光ダイオード(LED)が用いられている。第1の光源7は回転ベース3の回転軸H上に配置され(図2参照)、第2の光源8、8、・・・は回転軸Hを中心とした同一円周上に配置されている。
支持ベース2の外周寄りの位置には回転駆動部9が配置されている。回転駆動部9は、例えば、モーターであり、本体9aと本体9aから上方へ突出された軸部9bと軸部9bに固定された駆動ギヤ9cとから成る。
回転ベース3は支持ベース2の外周部に、例えば、ベアリング球10、10、・・・を介して回転自在に支持されている。回転ベース3の内面には周方向に延びる環状のラック3aが形成されている。回転ベース3のラック3aには回転駆動部9の駆動ギヤ9cが噛合され、軸部9bの回転に伴って回転される駆動ギヤ9cによってラック3aが送られることにより回転ベース3が支持ベース2に対して回転軸Hを中心として回転される。
回転ベース3の上端部には内方へ張り出された取付突部3bが設けられている。
リフレクター4は第1の光源7から出射された光を制御する第1の光学部材として機能し、回転ベース3の上端部に取り付けられている。リフレクター4は回転軸Hを基準とした対称な形状に形成され、回転軸Hを基準として互いに反対方向へ突出された羽根状の二つの反射部11、11を有している(図1及び図2参照)。反射部11は内面が緩やかな曲面、例えば、回転放物面状の反射面11aとして形成されている。反射面11aは光の反射方向が異なる連続した複数の面によって形成されていてもよい。
導光体5、5は透明な材料によって形成され、第2の光源8、8、・・・から出射される光を制御する第2の光学部材として機能し、回転ベース3の取付突部3aにおける内側の端部に回転軸Hを基準とした反対側に取り付けられている。導光体5は内部で光を導く導光部12と導光部12の下端部から水平方向へ突出された被取付部13とから成る。
導光部12は上方へ行くに従って外方へ緩やかに変位するように屈曲され、入射された光を内面反射させるための複数のレンズステップを有している。導光部12は、下面が入射面12aとして形成され、上端部における側方(外方)を向く面が出射面12bとして形成されている。導光部12は少なくとも入射面12aが第2の光源8、8、・・・の配列方向に沿う方向へ延びる円弧状に形成され、導光部12は第2の光源8、8、・・・の真上に位置されている。
被取付部13は導光部12の下端部から外側へ突出され、先端部が取付突部3aに取り付けられている。
導光部12、12はそれぞれリフレクター4の反射面11a、11aの真下に位置されている。
支持ベース2の外周部には回転ベース3、リフレクター4及び導光体5、5等の各部を覆う透明なカバー14が取り付けられ、カバー14は、例えば、赤色にされている。
上記のように構成された車輌用警告灯1において、第1の光源7から光が出射されると、出射された光はリフレクター4の反射面11a、11aで反射され側方へ向けて照射される(図3参照)。このとき第1の光源7から出射された光及びリフレクター4の反射面11a、11aで反射された光のうち、透明材料によって形成された導光体5、5の導光部12、12に入射される光も存在する可能性があるが、導光部12、12に入射された光は導光部12、12を透過されて反射面11a、11aに達するか導光部12、12の内部で導かれて側方へ向けて照射される。
一方、第2の光源8、8、・・・から光が出射されると、出射された光は導光体5、5の入射面12a、12aから導光部12、12に入射され、導光部12、12の内部で導かれて出射面12b、12bから側方へ向けて照射される。
第1の光源7及び第2の光源8、8、・・・から光が出射されるときには、回転駆動部9の駆動力によってリフレクター4と導光体5、5が一体になって回転軸Hを中心として回転され、リフレクター4で反射された光と導光体5、5の導光部12、12を導かれた光とがそれぞれリフレクター4と導光体5、5の回転位置に応じた方向へ照射される。従って、周囲に存在する車輌の搭乗者や歩行者においてはリフレクター4と導光体5、5の回転に伴って光の明暗が認識され、車輌用警告灯1が備えられた車輌の存在を知ることが可能となる。
第1の光源7はリフレクター4の回転時に、例えば、常時点灯される。
第2の光源8、8、・・・は導光体5、5の回転時に常時点灯してもよく、また、必要時にのみ点灯又は出射量が変更されるようにしてもよい。例えば、第2の光源8、8、・・・は回転される導光体5、5の入射面12a、12が真上に位置されたときに点灯又は高輝度で発光し、入射面12a、12aが真上に存在しないときに消灯又は低輝度で発光するようにしてもよい。
このような第2の光源8、8、・・・の点消灯や輝度の増減の制御を行うことにより、消費電力の低減及び第2の光源8、8、・・・の高寿命化を図ることができる。
尚、上記には、リフレクター4の反射面11a、11aの真下に導光部12、12が位置された例を示したが、例えば、図4に示す車輌用警告灯1Aのように、反射部11、11の位置と導光部12、12の位置が水平方向において直交する位置とされていてもよい。この場合には、リフレクター4に導光部12、12をそれぞれリフレクター4から上方へ突出させる挿通孔を形成すればよい。
以下に、車輌用警告灯の各変形例について説明する(図5乃至図7参照)。
尚、以下に示す各変形例に係る車輌用警告灯は、上記した車輌用警告灯1と同様に第1の光学部材と第2の光学部材がカバーの内部において回転駆動部によって回転される構成は同じであるため、各変形例に係る車輌用警告灯についての説明は、光源と第1の光学部材と第2の光学部材の位置関係及び光の経路についてのみ行うこととする。
また、各変形例において車輌用警告灯1と同様の構成については、車輌用警告灯1と同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
第1の変形例に係る車輌用警告灯1Bは、図5に示すように、第1の光学部材として機能するリフレクター4と第2の光学部材として機能するリフレクター5B、5Bとを備えている。
光源配置部6の上面6aには中央部に第1の光源7が配置され外周部に第2の光源8、8、・・・が周方向に等間隔に離隔して配置されている。
リフレクター5B、5Bはそれぞれ、例えば、反射面11a、11aの真下に位置され、内面がそれぞれ反射面5a、5aとして形成されている。
上記のように構成された車輌用警告灯1Bにおいて、第1の光源7から光が出射されると、出射された光はリフレクター4の反射面11a、11aで反射され側方へ向けて照射される。
一方、第2の光源8、8、・・・から光が出射されると、出射された光はリフレクター5B、5Bの反射面5a、5aで反射され側方へ向けて照射される。
第1の光源7及び第2の光源8、8、・・・から光が出射されるときには、回転駆動部9の駆動力によってリフレクター4とリフレクター5B、5Bが一体になって回転軸Hを中心として回転され、リフレクター4で反射された光とリフレクター5B、5Bで反射された光とがそれぞれリフレクター4とリフレクター5B、5Bの回転位置に応じた方向へ照射される。従って、周囲に存在する車輌の搭乗者や歩行者においてはリフレクター4とリフレクター5B、5Bの回転に伴って光の明暗が認識され、車輌用警告灯1Bが備えられた車輌の存在を知ることが可能となる。
尚、車輌用警告灯1Bは第2の光学部材としてリフレクター5B、5Bが用いられているため、第2の光学部材として導光体を用いる場合よりも軽量化を図ることが可能である。従って、回転駆動部9に対する負荷が軽減され小型の回転駆動部9を用いることが可能であり、その分、車輌用警告灯1Bの製造コストの低減及び小型化を図ることができる。
第2の変形例に係る車輌用警告灯1Cは、図6に示すように、第1の光学部材として機能するリフレクター4と第2の光学部材として機能する導光体5、5とを備えている。
光源配置部6の上面6aには中央部に第1の光源7が配置され、光源配置部6の上面6aより下方に位置する載置面6bに第2の光源8、8、・・・が周方向に等間隔に離隔して配置されている。
上記のように構成された車輌用警告灯1Cにおいて、第1の光源7から光が出射されると、出射された光はリフレクター4の反射面11a、11aで反射され側方へ向けて照射される。
一方、第2の光源8、8、・・・から光が出射されると、出射された光は導光体5、5の入射面12a、12aから導光部12、12に入射され、導光部12、12の内部で導かれて出射面12b、12bから側方へ向けて照射される。
第1の光源7及び第2の光源8、8、・・・から光が出射されるときには、回転駆動部9の駆動力によってリフレクター4と導光体5、5が一体になって回転軸Hを中心として回転され、リフレクター4で反射された光と導光体5、5の導光部12、12を導かれた光とがそれぞれリフレクター4と導光体5、5の回転位置に応じた方向へ照射される。従って、周囲に存在する車輌の搭乗者や歩行者においてはリフレクター4と導光体5、5の回転に伴って光の明暗が認識され、車輌用警告灯1Cが備えられた車輌の存在を知ることが可能となる。
車輌用警告灯1Cにあっては、第1の光源7と第2の光源8、8、・・・が上下方向において離隔して配置されているため、光の照射領域を上下方向において広げることが可能であり、その分、視認性の向上を図ることができる。
尚、車輌用警告灯1Cにおいては、導光体5、5に代えてリフレクター5B、5Bを用いることも可能である。
第3の変形例に係る車輌用警告灯1Dは、図7に示すように、第1の光学部材として機能するリフレクター4と第2の光学部材として機能するレンズ部材5Dとを備えている。
光源配置部6の上面6aには中央部に第1の光源7が配置され、光源配置部6の周面6cに第2の光源8、8、・・・が周方向に等間隔に離隔して配置されている。
レンズ部材5Dは、例えば、平行光を形成するシリンドリカルレンズであり、環状に形成され外方(放射方向)へ凸の光透過部5bと光透過部5bからそれぞれ上下に張り出されたフランジ部5c、5dとから成る。レンズ部材5Dは光源配置部6の外周側において光透過部5bが第2の光源8、8、・・・を外方から覆う位置に配置されている。
上記のように構成された車輌用警告灯1Dにおいて、第1の光源7から光が出射されると、出射された光はリフレクター4の反射面11a、11aで反射され側方へ向けて照射される。
一方、第2の光源8、8、・・・から光が出射されると、出射された光はレンズ部材5Dの光透過部5bを透過され側方へ向けて照射される。
第1の光源7及び第2の光源8、8、・・・から光が出射されるときには、回転駆動部9の駆動力によってリフレクター4が回転軸Hを中心として回転され、リフレクター4で反射された光がリフレクター4の回転位置に応じた方向へ照射され、また、レンズ部材5Dの光透過部5bを透過された光が照射される。従って、周囲に存在する車輌の搭乗者や歩行者においてはリフレクター4の回転に伴って光の明暗が認識され、また、レンズ部材5Dの光透過部5bを透過された光が認識され、車輌用警告灯1Dが備えられた車輌の存在を知ることが可能となる。
尚、車輌用警告灯1Dにあっては、第1の光源7をリフレクター4の回転時に常時点灯とし、第2の光源8、8、・・・をリフレクター4の回転位置に応じて順次点灯又は高輝度で発光するように制御してもよい。
車輌用警告灯1Dにあっては、車輌用警告灯1Cと同様に、第1の光源7と第2の光源8、8、・・・が上下方向において離隔して配置されているため、光の照射領域を上下方向において広げることが可能であり、その分、視認性の向上を図ることができる。
また、第2の光源8、8、・・・から出射される光を制御する第2の光学部材として環状のレンズ部材5Dを用いているため、レンズ部材5Dを回転させる必要がなく、リフレクター4のみを回転させればよい。従って、回転駆動部9に対する負荷が軽減され小型の回転駆動部9を用いることが可能であり、その分、車輌用警告灯1Dの製造コストの低減及び小型化を図ることができる。
さらに、第2の光学部材を複数配置する必要がないため、車輌用警告灯1Dにおいて、部品点数の削減による一層の製造コストの低減及び一層の小型化を図ることができる。
尚、車輌用警告灯1Dにおいては、レンズ部材5Dがリフレクター4と一体になって回転されるように構成することも可能である。
以上に記載した通り、車輌用警告灯1、1A、1B、1C、1Dにあっては、第1の光源7から出射された光が第1の光学部材として機能するリフレクター4によって制御されて照射され、複数の第2の光源8、8、・・・から出射された光が第2の光学部材として機能する導光体5、5、リフレクター5B、5B又はレンズ部材5Dによって制御されて照射される。
従って、光源から出射される光量を増加することができると共に光の照射範囲を広げることができ、視認性の向上を図ることができる。
また、導光体5、5又はリフレクター5B、5Bをリフレクター4と一体に回転させることにより、周囲に存在する車輌の搭乗者や歩行者においてリフレクター4と導光体5、5又はリフレクター5B、5Bの回転に伴って光の明暗が認識されるため、一層の視認性の向上を図ることができる。
さらに、リフレクター4に形成された反射面11a、11aが回転軸Hを基準として対称な位置に存在するため、第1の光源7から出射された光が回転軸Hを基準として対称な方向へ照射され、一層の視認性の向上を図ることができる。
さらにまた、導光体5、5とリフレクター5B、5Bがそれぞれ回転軸Hを基準として対称な位置に存在するため、第2の光源8、8、・・・から出射された光が回転軸Hを基準として対称な方向へ照射され、より一層の視認性の向上を図ることができる。
加えて、車輌用警告灯1、1A、1Cにあっては、リフレクター4に形成された反射面11a、11aが回転軸Hを基準として対称な位置に存在し、導光体5、5が回転軸Hを基準として対称な位置に存在するため、第1の光源7から出射された光と第2の光源8、8、・・・から出射された光がそれぞれ回転軸Hを基準として対称な方向へ照射され、より一層の視認性の向上を図ることができる。
尚、図1等には六つの第2の光源8、8、・・・を配置した例を示したが、第2の光源8、8、・・・の数は複数であれば任意の数にすることができる。
また、上記には、導光体5及びリフレクター5Bをそれぞれ二つ配置した例を示したが、導光体5及びリフレクター5Bの数は二つに限られることはなく、三つ以上配置することも可能である。
また、上記した第1の光学部材と第2の光学部材については、光源から出射された光を制御する機能を有する部材、例えば、リフレクター、導光体、レンズ部材等の各種の部材を用いることが可能である。
上記した最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図7と共に本発明車輌用警告灯の最良の形態を示すものであり、本図は車輌用警告灯の斜視図である。 車輌用警告灯の概略断面図である。 光路を示す概略断面図である。 リフレクターと導光体が直交する位置にある車輌用警告灯を示す斜視図である。 第1の変形例に係る車輌用警告灯を示す概略断面図である。 第2の変形例に係る車輌用警告灯を示す概略断面図である。 第3の変形例に係る車輌用警告灯を示す概略断面図である。
1…車輌用警告灯、4…リフレクター(第1の光学部材)、5…導光体(第2の光学部材)、6…光源配置部、6a…上面、7…第1の光源、8…第2の光源、9…回転駆動部、11a…反射面、12a…入射面、12b…出射面、1A…車輌用警告灯、1B…車輌用警告灯、5B…リフレクター(第2の光学部材)、1C…車輌用警告灯、1D…車輌用警告灯、5D…レンズ部材(第2の光学部材)、6c…周面

Claims (5)

  1. 所定の回転軸上に配置された第1の光源と、
    前記回転軸を中心とした同一円周上に配置された複数の第2の光源と、
    前記回転軸を中心として回転され前記第1の光源から出射された光を制御して所定の方向へ照射する第1の光学部材と、
    前記複数の第2の光源から出射された光を制御して所定の方向へ照射する第2の光学部材と、
    少なくとも前記第1の光学部材を前記回転軸を中心として回転させる回転駆動部とを備え
    前記第2の光学部材は前記第1の光学部材と前記複数の第2の光源との間に配置され、
    前記第1の光源及び前記複数の第2の光源として発光ダイオードが用いられた
    ことを特徴とする車輌用警告灯。
  2. 前記回転駆動部によって前記第2の光学部材を前記第1の光学部材と一体に回転させた
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用警告灯。
  3. 前記第1の光学部材として複数の反射面を有するリフレクターを用い、
    前記複数の反射面が前記回転軸を基準として対称な位置に存在し、
    前記第2の光学部材として複数の導光体を用い、
    前記複数の導光体が前記回転軸を基準として対称な位置に配置され
    前記複数の導光体は上方へ行くに従って外方へ屈曲され、
    前記複数の第2の光源から出射された光が前記複数の導光体の入射面に入射し、内面反射されて出射面から出射される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用警告灯。
  4. 前記第1の光源が前記複数の第2の光源より上方に位置された
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用警告灯。
  5. 前記第1の光源と前記複数の第2の光源が配置される柱状の光源配置部が設けられ、
    前記第1の光源が前記光源配置部の上面に配置され、
    前記複数の第2の光源が前記光源配置部の周面に周方向に離隔して配置され、
    前記第2の光学部材として環状のレンズ部材を用い、
    前記レンズ部材を前記光源配置部の外周側において前記複数の第2の光源を外側から覆う位置に配置した
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用警告灯。
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