JP4550979B2 - 配管カバーの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は建築物の外部に露出された配管の周りに配管カバーを取付ける構造に係り、特に一対の取付金具を露出配管の周りに挟持固定すると共に、配管カバーを該取付金具に固定して構成することを特徴とした配管カバーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、建築物のキッチン、浴室、便所等の排水用配管は、床下の地面下を通り、基礎を貫通して排水升に導入するという方法が広く用いられている。しかし、建築物のメンテナンス性を考慮した場合、この方法では配管は点検・補修が出来ないという問題がある。
【0003】
この問題点を解決する手段としては、配管を床下の地面上を通し、基礎を貫通して、一旦外部に露出させた後、地面下に通して排水升に導入するという方法がある。この方法の場合、配管が外部に露出するので、意匠上好ましくない。従って、意匠性を向上させるためにはカバー(配管カバー)を要する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この配管カバーの取付方法として、基礎にネジ等で止め付ける事とすると、基礎はコンクリートで出来ているので、予め基礎にドリルでネジ用の下孔を開けなければならない。従って、この方法は施工が容易ではなく、また、基礎がひび割れする要因ともなりうるという問題があった。また、建築物の配管には丸パイプが使用され、その径の種類は複数であるので、これ等の種々の丸パイプに配管カバーを簡単かつ強固に取付固定することは困難である問題があった。
【0005】
建築物の外方に露出した配管にカバーを被覆する公知技術としては、例えば特開平7−97819号公報、特開平8−326286号公報、特開平11−210953号公報、特開2000−192644号公報、実開平6−39029号公報或は実用新案登録第3020718号公報等に示す技術が知られている。
【0006】
然るに、前述のような多くの公知技術は、本発明のように建築物が配設された配管の一部が建築物から露出しており、かつ該配管が異なる数種類の径より構成されているような場合には、有効に利用することが出来ない問題があった。
【0007】
本発明に係る配管カバーの取付構造は、前述の多くの問題点に鑑み開発された全く新しい技術であって、特に建築物から露出した配管の周りに一対の取付金具を挟持固定し、かつ該配管の露出された部分に配管カバーを被覆し、さらに配管カバーを前記一対の取付金具に固定するようにした配管カバーの取付構造に関する技術である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る配管カバーの取付構造は、前述の問題点を根本的に改善した発明であって、その第1発明の要旨は、建築物の外部に露出した配管に配管カバーを被覆固定する構造に於て、前記露出配管の周りに一対の第1、第2取付金具を挟持固定し、かつ該露出配管に配管カバーを被覆すると共に該配管カバーを前記第1、第2取付金具に固定する構成であって、前記一対の第1、第2取付金具を径の異なる数種類の前記露出配管の周りに挟持固定するに当って、一対の取付アングルの引っ掛け爪を、前記露出配管の外径に応じて、前記第2取付金具の一対の垂直起立片に設けられた複数の上下方向に異なる位置の孔のうちのいずれか1つに係止させ、前記取付アングルと、前記第1取付金具とをネジによって締め付けて相互に連結することを特徴とした配管カバーの取付構造である。
【0009】
前述の第1発明に於ては、建築物から露出した配管に一対の第1、第2取付金具を挟持固定し、露出した配管に配管カバーを被覆し、かつ配管カバーを前記一対の第1、第2取付金具に固定するように構成したので、配管の露出部分に配管カバーを体裁良くかつ簡単確実に取付固定することが出来る。
【0010】
また、前記一対の第1、第2取付金具を露出配管の周りに挟持固定する際に、両方の第1、第2取付金具をネジによって締め付けることによって相互に連結するように構成したので、簡単なネジを締め付ける作業で両者を相互に連結固定することが出来、しかも径の異なる種々の配管にも全て対応することが出来る。
【0011】
本発明の第2発明の要旨は、建築物の外部に露出した配管に配管カバーを被覆固定する構造に於て、前記露出配管の周りに一対の第1、第2取付金具を挟持固定し、かつ該露出配管に配管カバーを被覆すると共に該配管カバーを前記第1、第2取付金具に固定する構成であって、前記一対の第1、第2取付金具を径の異なる数種類の前記露出配管の周りに挟持固定するに当って、前記露出配管の外径に応じて、一対の取付アングルの引っ掛け爪を、前記第2取付金具の一対の垂直起立片に設けられた孔に係止させ、前記取付アングルと、前記第1取付金具とをネジによって締め付けて相互に連結するか、または前記一対の取付アングルを介さずに前記第2取付金具と、前記第1取付金具とをネジによって締め付けて相互に連結するか、選択できることを特徴とした配管カバーの取付構造である
【0012】
本発明の第発明の要旨は、前記一対の第1、第2取付金具の内の片方の取付金具をU型帯金具、或はV型帯金具、または板状金具とし、もう他方の取付金具をU型帯金具、或はV型帯金具、または板状金具とし、これら、何れかの取付金具を相互に組合せて構成することを特徴とした第1、第2発明の配管カバーの取付構造である。
【0013】
前述の第発明に於ては、建築物より露出した配管に取付られる一対の第1、第2取付金具を、U型帯金具、或はV型帯金具、または板状金具の組合せにしたので、これ等一対の第1、第2取付金具を露出配管の両側に配して組合せながら挟持することによって、径の異なる種々の配管にも対応して簡単に取付固定することが出来る。
【0014】
本発明に係る第4発明の要旨は、前記一対の第1、第2取付金具を前記露出配管の周りに固定するに当って、前記一対の第1、第2取付金具に穿設されたネジ孔にネジを挿通すると共に、該ネジの先端部を直接或は間接的に前記露出配管に当接することによって、前記一対の第1、第2取付金具を前記露出配管の周りに強固に固定することを特徴とした第1発明乃至第3発明の何れか1つの配管カバーの取付構造である。
【0015】
前述の第4発明に於ては、露出配管の周りに固定された一対の取付金具のネジ孔にネジが挿通され、かつ挿通されたネジの先端部が露出配管の周りに直接或は間接的に当接されているので、該取付金具を露出配管との間に形成される隙間を該ネジによって埋めることが出来、これによって一対の取付金具を露出配管に安定した状態で強固に取付固定することが出来る。
【0016】
本発明に係る第5発明の要旨は、前記露出配管の周りに挟持固定された前記一対の第1、第2取付金具に前記配管カバーを被覆固定するに当って、該配管カバーの側面に設けられた取付穴にネジを挿通すると共にそのネジの先端部を前記一対の第1、第2取付金具のネジ孔に螺合して構成することを特徴とした第1発明乃至第4発明の何れか1つの配管カバーの取付構造である
【0017】
前述の第5発明に於ては、露出配管に被覆される配管カバーの側面に取付穴が設けられているので、この取付穴を利用してその取付穴内にネジを挿通し、該ネジの先端を一対の取付金具のネジ孔に螺合することによって、配管カバーを露出配管の周りに簡単に取付固定することが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】
図により本発明に係る配管カバーの取付構造の一実施例を具体的に説明すると、図1は本発明の第1実施例を示す斜視説明図、図2は図1の取付金具の要部を示す斜視説明図、図3は図1の一対の取付金具を示す斜視説明図、図4は図3の一対の取付金具を組立てる状態の斜視説明図である。
【0019】
図5は図4の一対の取付金具を配管に強固に固定する状態の斜視説明図、図6(a)、(b)、(c)は夫々配管カバーの斜視説明図、図7(a)、(b)、(c)は夫々径の異なる配管の周りに第1実施例の一対の取付金具及び配管カバーを挟持固定した状態の斜視説明図である。
【0020】
図8(a)、(b)は第2実施例の取付金具を示す斜視説明図、図9(a)、(b)、(c)は図8の取付金具を径の異なる配管の周りに取付けた状態の断面説明図である。
【0021】
図10(a)、(b)は第3実施例の取付金具を示す斜視説明図、図11(a)、(b)は図10の取付金具を取付ける状態の説明図、図12(a)、(b)、(c)は図10の取付金具を径の異なる配管の周りに取付けた状態の断面説明図である。
【0022】
図1乃至図7(a)、(b)、(c)に於て、本発明に係る配管カバーの取付構造の第1実施例について説明すると次の通りである。この第1実施例は一対の取付金具をU型帯金具の組合せによって構成する実施例を示すものである。
【0023】
即ち第1実施例に於ては、一対の取付金具を第1U型帯金具1と第2U型帯金具2とによって構成されている。第1U型帯金具1は特に図2及び図3に示す如く、使用に当たっては逆U状になるように裏返して使用されるものであって、その背部両側に夫々取付アングル3、4を夫々取付けることが出来る孔が穿設されている。
【0024】
該取付アングル3、4の水平片にも夫々ネジ孔6が穿設されている。また、取付アングル3、4の垂直片には夫々引っ掛け爪3a、4aが外側に向って突設されている。7は前記孔aに挿通し、ネジ6に螺合し得るネジである。
【0025】
第1U型帯金具1の背部中央部には4個のネジ孔8が左右対象的に配列されて設けられている。この第1U型帯金具1の内面側には前記ネジ孔8に対応する位置にパイプ保護材9が仮着されている。また、第1U型帯金具1の両側の垂直片10にも複数のネジ孔11が穿設されている。
【0026】
前記第2U型帯金具2は、特に図3に示す如く、その底部両側には前記ネジ7が螺合し得るネジ孔5が穿設されている。また、その垂直起立片12には前記取付アングル3、4の引っ掛け爪3a、4aを引掛けることが出来る複数の孔13が上下方向に配列されて穿設されている。
【0027】
次に、前述の第1実施例の一対のU型帯金具1、2を使用して、配管カバー14を建物の外部に露出された配管15に被覆固定する構造について、図1、図3乃至図5を参照して詳述する。
【0028】
先ず取り付けアングル3、4をネジ7とネジ孔とを介して第1U型帯金具1の両側内面に取付ける。そして一対のU型帯金具1、2を配管15の上下に配置し、これ等の一対のU型帯金具1、2で配管15を上下方向から挟持し、かつ第1U型帯金具1に取付けられた取付アングル3、4の引っ掛け爪3a、4aを、垂直起立片12の複数の孔13内の対応する位置の孔13に引っ掛け、さらにネジ7を締め付けることによって係止することによって、一対のU型帯金具1、2を相互に連結して配管15に取付固定することが出来る。
【0029】
配管15とこの周りに取付けられた第1U型帯金具1との間に隙間が生じた場合には、特に図5或は図7(a)、(b)、(c)に示す如く、第1U型帯金具1のネジ孔8にゆるみ止めネジ16を螺合し、そのゆるみ止めネジ16の先端部で第1U型帯金具1の背部内面に仮着されていたパイプ保護材9を移動させて、このパイプ保護材9を配管15の外周面に密着させることによって、一対のU型帯金具1、2を配管15の周りにより強固に固着することが出来る。前記パイプ保護材9は必要に応じて省略し、ゆるみ止めネジ16の先端部を配管15の外周面に直接当接するように構成することも可能である。
【0030】
本発明の第1実施例に於ては、一対のU型帯金具1、2で配管15の上下方向から挟持するように構成したので、図7(a)、(b)、(c)に示す如く、配管15の径が異なる場合にも簡単に対応させることが出来る。
【0031】
即ち、図7(a)に示す如く、配管15の径が大きい場合には、第1U型帯金具1に取付けられた取付アングル3、4の引っ掛け爪3a、4aを夫々第2U型帯金具2の垂直起立片12に設けられた上方の孔13に係止することによって、一対のU型帯金具1、2を配管15の周りに挟持固定することが出来る。
【0032】
配管15の径が中位の場合には、図7(b)に示す如く、取付アングル3、4の引っ掛け爪3a、4aを夫々垂直起立片12の下方に設けられた孔13に係止することによって、一対のU型帯金具1、2を配管15の周りに挟持固定することが出来る。かつ、配管15の径が小さい場合には、図7(c)に示す如く、前記取付アングル3、4を第1U型帯金具1より取り外し、第1U型帯金具1と第2U型帯金具2との両側に夫々穿設された孔5a、ネジ孔5にネジ7を直接挿通することによって、一対のU型帯金具1、2を配管15の周りに挟持固定することが出来る。
【0033】
前記配管15の周りに被覆される配管カバー14は、図6(a)、(b)、(c)に示す如く、角筒形、扇筒形、楕円筒形など種々の形状のものが使用出来る。これ等の配管カバー14の側面にはスリット状の取付穴17が穿設されている。また、配管カバー14の下端縁にはゴム台座18が取付けられている。配管カバー14を前記一対のU型帯金具1、2に取付固定するに当っては、図1或は図7(a)、(b)、(c)に示すネジ19を取付穴17に挿通し、その先端部を第1U型帯金具1の垂直片10に設けられたネジ孔11に螺合することによって、配管カバー14を配管15の周りに取付固定することが出来る。
【0034】
前記第1実施例に於ては、一対のU型帯金具1、2を使用して配管カバー14を配管15の周りに取付固定したが、図8(a)、(b)及び図9(a)、(b)、(c)に示す第2実施例の如く、U型帯金具20とV型帯金具21とを組合せて使用することによって、配管15の周りに配管カバー14を取付固定することが出来る。
【0035】
第2実施例の場合には、逆U字状に配置されたU型帯金具20の下部開放部にV型帯金具21を挿入して、順にこのV型帯金具21を上方にスライドしながらU型帯金具20とV型帯金具21とによって配管15を上下方向から挟持する構造である。
【0036】
U型帯金具20の両側縁には夫々複数のネジ孔22が上下方向に配列されている。U型帯金具20の前面に一体的に突設されたアングル材状のカバー取付部23には、ネジ孔24が穿設されている。かつ、U型帯金具20の背部中央にはゆるみ止めネジ16を螺合し得るネジ孔25が穿設されている。また、V型帯金具21の両端折曲部21aにはネジ孔22が穿設されている。
【0037】
第2実施例のU型帯金具20とV型帯金具21とを用いて配管15の周りに配管カバー14を取付固定するに当っては、特に図9(a)、(b)、(c)に示す如く、U型帯金具20とV型帯金具21とによって配管15を上下方向から挟持し、V型帯金具21の両端部のネジ孔22とU型帯金具20の両側の所定位置のネジ孔22とを相互に合致させ、これ等のネジ孔22にネジ26を螺合することによって、種々の異なる径を持った配管15の周りにU型帯金具20とV型帯金具21を挟持固定することが出来る。
【0038】
次に配管15に配管カバー14を被覆した後で、ネジ19を配管カバー14の取付穴17に挿通しながら、その先端部をU型帯金具20のカバー取付部23のネジ孔24に螺合することによって、配管カバー14を配管15の周りに取付固定することが出来る。前記ネジ孔25にはゆるみ止めネジ16を挿通することによって、U型帯金具20を配管15に強固に固定することが出来る。
【0039】
前記第1実施例或は第2実施例に於ては、取付金具としてU型帯金具1、2、20或はV型帯金具21を組合せて使用して構成したが、第3実施例の図10(a)、(b)、(c)乃至図12(a)、(b)、(c)に示す如く、取付金具として一対の板状金具27、28を組合せて構成することが出来る。
【0040】
即ち、本発明の第3実施例に於ては、側面所定位置にスリット状の長穴29が夫々穿設された2枚の板状金具27、28と、2本の長ネジ30及びナット31とを組合せることによって、取付金具を配管15に挟持固定することが出来る。前記長穴29は必要に応じて円孤状の長穴に形成することも可能である。
【0041】
さらに、配管カバー14を取付金具に取付固定する場合には、両端折曲部32にネジ孔33を有しかつその途中の中央部に複数のネジ孔34を有するバー状のカバー取付金具35を使用することによって、該カバー取付金具35を介して配管カバー14を2枚の板状金具27、28に取付固定することが出来る。
【0042】
第3実施例の組立に当っては、図11(a)、(b)及び図12(a)、(b)、(c)に示す如く2枚の板状金具27、28を配管15の両側に配置し、板状金具27、28の長孔29に長ネジ30を挿通し、この長ネジ30にナット31を螺合して締め付けることによって、2枚の板状金具27、28で径の異なる数種類の配管15を左右から挟持して、板状金具27、28を配管15に取付固定することが出来る。
【0043】
配管カバー14を配管15の周りに被覆して固定する場合には、先ず2枚の板状金具27、28の折曲縁27a、28aにカバー取付金具35を掛け渡し、このカバー取付金具35のネジ孔34と前記板状金具27、28の折曲縁27a、28aに穿設されたネジ孔36とを合致させ、これ等のネジ孔34、36にネジ37を螺合させることによって配管カバー14を配管15に取付固定することが出来る。
【0044】
【発明の効果】
本発明に係る配管カバーの取付構造は、前述のような構成と作用とを有するので、この取付構造を実施した場合には、次に例示するような多大な効果を得ることが出来る。
【0045】
(1)建築物の外部に露出する配管部分に、配管カバーを取り付けることにより、その部分の意匠を良くすることが出来る。(2)配管カバーはネジの固定であるため、配管の点検・補修の際に、容易に取り外しが出来る。(3)配管カバーの側面には上下方向の長孔を設けたので、配管カバーの上下方向の位置調整が可能となる等の多大な効果を有している。
【0046】
(4)配管の周りに取付金具をネジで挟持固定したので、ネジを締め付けるだけの取付作業となるため施工性が良い。またネジを化粧ネジ、蝶ボルト等にすれば工具を使用しないで取付が簡単に出来る。(5)取付金具は上下、または左右より挟み込む構造としたので、一種類の製品で様々な径の異なる配管に取付が出来る。従って、径の異なる配管毎に製品を用意することを要しない等の多くの効果を有している。
【0047】
(6)取付金具の配管に接する部分をU型状或はV型状形成すると、配管に取付金具が良く座る。また、配管カバーの中心と配管の中心とがずれる心配がない。(7)配管にゆるみ止めネジを締め付けることにより、取付金具のゆるみ、がたつきを防止出来る。(8)配管または、取付金具のネジ孔の裏側にパイプ保護材を設けることにより、取付金具のネジ孔にゆるみ止めネジを締め付ける際に、ネジ先で配管を傷つけることはない等の多大な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第1実施例を示す斜視説明図である。
【図2】 図2は図1の取付金具の要部を示す斜視説明図である。
【図3】 図3は図1の一対の取付金具を示す斜視説明図である。
【図4】 図4は図3の一対の取付金具を組立てる状態の斜視説明図である。
【図5】 図5は図4の一対の取付金具を配管に強固に固定する状態の斜視説明図である。
【図6】 図6(a)、(b)、(c)は夫々配管カバーの斜視説明図である。
【図7】 図7(a)、(b)、(c)は夫々径の異なる配管の周りに第1実施例の一対の取付金具及び配管カバーを挟持固定した状態の斜視説明図である。
【図8】 図8(a)、(b)は第2実施例の取付金具を示す斜視説明図である。
【図9】 図9(a)、(b)、(c)は図8の取付金具を径の異なる配管の周りに取付けた状態の断面説明図である。
【図10】 図10(a)、(b)は第3実施例の取付金具を示す斜視説明図である。
【図11】 図11(a)、(b)は図10の取付金具を取付ける状態の説明図である。
【図12】 図12(a)、(b)、(c)は図10の取付金具を径の異なる配管の周りに取付けた状態の断面説明図である。
【符号の説明】
1 …第1U型帯金具
2 …第2U型帯金具
3 …取付アングル
3a …引っ掛け爪
4 …取付アングル
4a …引っ掛け爪
5 …ネジ孔
5a …孔
6 …ネジ孔
7 …ネジ
8 …ネジ孔
9 …パイプ保護材
10 …垂直片
11 …ネジ孔
12 …垂直起立片
13 …孔
14 …配管カバー
15 …配管
16 …ゆるみ止めネジ
17 …取付穴
18 …ゴム台座
19 …ネジ
20 …U型帯金具
21 …V型帯金具
21a…両端折曲部
22 …ネジ孔
23 …カバー取付部
24 …ネジ孔
25 …ネジ孔
26 …ネジ
27 …板状金具
27a…折曲縁
28 …板状金具
28a…折曲縁
29 …前記長穴
29 …長孔
30 …長ネジ穴
31 …ナット
32 …両端折曲部
33 …ネジ孔
34 …ネジ孔
35 …カバー取付金具
36 …ネジ孔
37 …ネジ

Claims (5)

  1. 建築物の外部に露出した配管に配管カバーを被覆固定する構造に於て、
    前記露出配管の周りに一対の第1、第2取付金具を挟持固定し、かつ該露出配管に配管カバーを被覆すると共に該配管カバーを前記第1、第2取付金具に固定する構成であって、
    前記一対の第1、第2取付金具を径の異なる数種類の前記露出配管の周りに挟持固定するに当って
    一対の取付アングルの引っ掛け爪を、前記露出配管の外径に応じて、前記第2取付金具の一対の垂直起立片に設けられた複数の上下方向に異なる位置の孔のうちのいずれか1つに係止させ
    前記取付アングルと、前記第1取付金具とをネジによって締め付けて相互に連結することを特徴とした配管カバーの取付構造。
  2. 建築物の外部に露出した配管に配管カバーを被覆固定する構造に於て
    前記露出配管の周りに一対の第1、第2取付金具を挟持固定し、かつ該露出配管に配管カバーを被覆すると共に該配管カバーを前記第1、第2取付金具に固定する構成であって
    前記一対の第1、第2取付金具を径の異なる数種類の前記露出配管の周りに挟持固定するに当って
    前記露出配管の外径に応じて、
    一対の取付アングルの引っ掛け爪を、前記第2取付金具の一対の垂直起立片に設けられた孔に係止させ、前記取付アングルと、前記第1取付金具とをネジによって締め付けて相互に連結するか
    または前記一対の取付アングルを介さずに前記第2取付金具と、前記第1取付金具とをネジによって締め付けて相互に連結するか、選択できることを特徴とした配管カバーの取付構造
  3. 前記一対の第1、第2取付金具の内の片方の取付金具をU型帯金具、或はV型帯金具、または板状金具とし、もう他方の取付金具をU型帯金具、或はV型帯金具、または板状金具とし、これら、何れかの取付金具を相互に組合せて構成することを特徴とした請求項1または請求項2に記載の配管カバーの取付構造。
  4. 前記一対の第1、第2取付金具を前記露出配管の周りに固定するに当って、前記一対の第1、第2取付金具に穿設されたネジ孔にネジを挿通すると共に、該ネジの先端部を直接或は間接的に前記露出配管に当接することによって、前記一対の第1、第2取付金具を前記露出配管の周りに強固に固定することを特徴とした請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の配管カバーの取付構造。
  5. 前記露出配管の周りに挟持固定された前記一対の第1、第2取付金具に前記配管カバーを被覆固定するに当って、該配管カバーの側面に設けられた取付穴にネジを挿通すると共にそのネジの先端部を前記一対の第1、第2取付金具のネジ孔に螺合して構成することを特徴とした請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の配管カバーの取付構造。
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