JP2008223229A - 免震建物の配管構造 - Google Patents

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【課題】 本発明は、住宅のような小規模な免震建物で、床下空間が狭い場合においても、プラン等の設計自由度を高めながら、配管類を確実にメンテナンス出来、リフォームもし易く、且つ、外観的にも優れた免震建物を実現出来る免震建物の配管構造を提供することを可能にすることを目的としている。
【解決手段】 地盤3に埋設された配管13をコンクリートの基礎4の外周外側から地盤3上に立ち上げた上で、該配管13を上部構造体2の外周縁下部とコンクリートの基礎4との床下間隙6から床下空間12に挿入するか、若しくは該コンクリートの基礎4の立ち上げ部4aを貫通して上部構造体2の床下空間12に延長し、地盤3上に立ち上げた配管13から上部構造体2の外周縁下部に至る該配管13全体を覆うユニット21をコンクリートの基礎4に連設した構成としたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、基礎等の下部構造と、地震時に基礎を含む下部構造に対して水平に変位する上部構造体と、の間に免震材(免震装置)を有する免震建物の配管構造に関するものである。
免震建物は、設備類の配管や配線(以下、「配管類」という)を建物の内外で貫通させる場合、地震時に基礎を含む下部構造に対して水平に変位する上部構造体ではなく、下部構造において行うことが通例である。非特許文献1に記載されたHASS(空気調和・衛生工学会規格)は、大規模な免震建物を想定しており、基礎の掘り込みを十分に深くし、人が普通に作業出来るような床下空間を確保し、基礎の立ち上げ部から地中へ配管類を貫通させるものである。
ところが住宅のような小規模な免震建物では、このような構造はコスト的、施工スペース的に困難であり、基礎底盤内や基礎底盤よりも下方に配管類を貫通させている例が数多く見られる(例えば、特許文献1〜4)。
また、特許文献5に記載された技術も、配管類が図示されてはいないが、外観改善を最大の目的として掲げており、特許文献6に記載されたような基礎底盤よりも上部における露出配管では目的に反するために、前記特許文献1〜4と同じく、基礎底盤内や基礎底盤よりも下方に配管類を設けていることは明らかである。
住宅のような小規模な免震建物における配管類には、円弧状の可撓管により免震変位を吸収する方法(例えば、特許文献4参照)を用いることが多い。床下換気については、基礎と上部構造体の間で行うことが通例であるが、小動物の進入や雨水の流入を抑止する機能を確保するため、隙間を狭くしなければならず、高い施工精度が求められる。防水のために基礎立ち上げ部の上端にゴム板の止水板を設置した例(例えば、特許文献7)がある。
図5はコンクリートの基礎4の立ち上げ部4aに設けた貫通孔4cに配管13を貫通し、立ち上げ部4aよりも外側の配管13が地盤3内に埋設された一例である。
社団法人 空気調和・衛生工学会規格 SHASE-S008-1999 ゴム製変位吸収管継手 Rubber Made Flexible Pipe Joints 適用範囲/管継手の種類/性能/構造/形状・寸法/外観/材料/試験方法/検査方法/付属書/解説 トーゼン産業株式会社の技術資料冊子「免震継手システム」U2−20−182−0602版 p.60、付属書3図−6、7、8 特開2003−313908号公報 特開2003−206557号公報 特開2001−049895号公報 特開2003−027549号公報 特許第3815656号公報 特開2000−144822号公報 特許第3849968号公報
しかしながら、前述の特許文献5で指摘されているように、基礎の掘り込みを深くすると残土が増加する等の問題が生ずるが、実のところ住宅のような小規模な免震建物における各部の高さ設計は、下記に示すように複雑な課題であり、一概に決められるものではない。
先ずは特許文献5のように単に掘り込みを浅くすると、建物の高さが増し、法的な高さ制限に抵触し易くなる。都市における住宅では、様々な形態制限の中で、より広い空間を確保することに優先的価値をおくことが多いが、免震建物は、免震材が挿入される分、通常の建物よりも高さが増加せざるを得ず、もともと不利である。かといって、単に床下空間を低く抑えると、免震支承材や配管類の設置に制限が生じ、施工性は悪化し、メンテナンス作業、リフォーム施工等にも無理をきたしてしまう。ちなみに免震建物には、免震支承材の定期的メンテナンスと、地震後のメンテナンスが義務づけられている。
また、特許文献5のように、建物本体の外壁の直下において該建物本体の外周に沿ってスラブ基礎からコンクリート立ち上がり部を立ち上げた場合でも土台梁の外側を覆うと共にその土台梁の下面と基礎立ち上がり部との間の隙間を塞ぐ水切カバーが目立つため、水切カバー直下にある基礎立ち上がり部ではやはり弱々しく見え、免震建物の外観的特異性は解消されていない。
非特許文献1に記載されたHASSは、大規模な免震建物で、床下に人が入ってふつうに作業出来るようなスケールを想定しており、設備のメンテナンスやリフォームへの対応性には優れているものの、住宅のような小規模な免震建物に用いるには、コスト的、施工スペース的に困難である。かといって、特許文献1〜4のように基礎底盤内や基礎底盤よりも下方に配管類を通す方法は、メンテナンスやリフォームへの対応が極めて困難で、建物の長期耐用化が求められる時代性に反しており、特許文献6のような露出配管では、外観を害してしまう。
また、住宅のような小規模な免震建物においては、配管類が一箇所に集中し易いため、設置スペースの確保が難しい。例えば、特許文献4に記載された免震用可撓部には1本毎に広いスペースが必要である。特許文献2に記載された排水ヘッダーを用いるにも、そのためのスペースが必要で、架台の架構に影響がある。特許文献3のように免震支承材の内部を排水管にしたものは、そもそもメンテナンスやリフォームに不向きである。
つまり免震建物の配管類の設置は、いずれ通常建物よりも複雑にならざるを得ず、特に住宅のような小規模な免震建物では、限られたスペースの中で、配管類の経路や貫通部の位置が、極めて的確に設計されている必要がある。その結果、基礎と配管類の設計に非常に手間がかかっている。そして現実問題として最大限効率的な配管類の配置を実現するには、的確な設計を前提としながらも、配管類の施工現場において、経路や貫通部の位置の最終確定(移動や追加等)が出来ることが有効な状況である。これには、事前に施工される基礎の一部に、設計に基づいた貫通スリーブを開けておくという従来の施工法では、対応困難である。
更に将来において、設備等のメンテナンスやリフォームに際し、住宅のような小規模な建物では床下空間からの施工作業には現実問題として限界があり、建物外部から作業出来ることが結局は有効となる。理論的には上部建物全体をジャッキアップするという方法もあるが、危険を伴う大変に大がかりな施工になる。そのため、基礎の立ち上げ部等を部分的に撤去する必要が生ずる訳であるが、ここも基礎という構造的に重要な部位と一体である以上、復旧も容易ではなく、相応のリスクがある。また免震支承材(免震材)の交換が必要になった場合も同様である。
床下換気については、上部構造体と基礎との間の床下間隙で行うことが通例であるが、小動物の進入や雨水の流入を抑止する機能を確保するため、隙間を狭くせねばならず、高い施工精度が求められる。特許文献7のように防水のために基礎立ち上げ部の上端にゴム板の止水板を設置した例があるが、リフォームやメンテナンスで基礎立ち上げ部を撤去した後に復旧することは困難である。
図5に示される配管構造ではコンクリートの基礎4の掘り込み深さが深くなり、残土処理量が増大したり、建物周囲の状況や地下水位によって施工に支障をきたすことさえある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、住宅のような小規模な免震建物で、上部構造体の床下間隙が狭い場合においても、プラン等の設計自由度を高めながら、配管類を確実にメンテナンス出来、リフォームもし易く、且つ、外観的にも優れた免震建物を実現出来る免震建物の配管構造を提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る免震建物の配管構造の第1の構成は、上部構造体と基礎との間に免震材を有する免震建物の配管構造であって、地盤に埋設された配管を前記基礎の外周外側から地盤上に立ち上げた上で、該配管を前記上部構造体の外周縁下部と前記基礎との床下間隙から床下空間に挿入するか、若しくは該基礎の立ち上げ部を貫通して前記上部構造体の床下空間に延長し、前記地盤上に立ち上げた配管から前記上部構造体の外周縁下部に至る該配管全体を覆うユニットを前記基礎に連設したことを特徴とする。
また、本発明に係る免震建物の配管構造の第2の構成は、基礎の外周に設けた基段部の一部を前記第1の構成に記載のユニットに置き換えたことを特徴とする。
建物への配管は、建物の床下の基礎内ではなく、基礎の外周の外側から立ち上げたので、配管の施工がやりやすく、メンテナンス、リフォームにも有利である。
また、上部構造体を構築するための必要最低限の下部構造を先行して施工し、残りの下部構造を後工程と並行作業で施工できるようになり、全体工期が短縮される。
従って、本発明に係る免震建物の配管構造によれば、地盤上に立ち上げた配管から上部構造体の外周縁下部に至る該配管全体を覆うユニットを基礎に連設したことで該基礎の埋め込み深さを浅くすることが出来、残土を削減し、雨水流入等を防止し、ユニットにより配管全体が覆われるので外観的な見栄えが良く歩行者が配管に躓くことを防止して配管の破損を防止することが出来る。また、基礎とは別体で作成したユニットを簡易に撤去・復旧出来る。
上部構造体と、基礎との床下間隙を貫通する配管については、的確な設計に基づきながらも、現場で実物を配置しながら位置調整(移動や追加等)出来ることが、作業効率を最大限に高める上で有効であり、簡易に、高い形態自由性をもって、配管との取り合いを形成しながら、ユニットにより配管全体を塞ぐことが出来る。
また、ユニットが基礎と一体でなく後施工方式であり、基礎と分離されているため、配管の交換等のメンテナンスやリフォーム時の撤去、復旧が容易である。
また、ユニットの平面形状や高さバリエーションへの適応・追随性、貫通物への形態追随性が高く、水返しの勾配調整も容易である。
また、小動物浸入防止のために基礎の外周に基段部を設けておき、配管の入口部分になる部分をユニットに置き換えることで、配管施工工程を乱すことがない。
図により本発明に係る免震建物の配管構造の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る免震建物の配管構造における上部構造体と基礎との関係を示す平面図、図2は図1のA−A,B−B,C−C断面図、図3及び図4はユニットの各種構成を示す断面説明図及び斜視図である。
図1〜図4において、1はシステムラーメン構造の上部建物となる上部構造体2と、地盤3に設けられるコンクリートの基礎4との間の床下間隙6に受板9と摺動子10からなる支承材や復元材11等の免震材を有する免震建物の配管構造である。
図3及び図4に示すように、地盤3に埋設された配管13をコンクリートの基礎4の外周外側から地盤3上に立ち上げた上で、図3では配管13を外壁すなわち外周縁部下の上部構造体2の外周縁下部とコンクリートの基礎4との床下間隙6から床下空間12に挿入するか、若しくは図4では配管13をコンクリートの基礎4の立ち上げ部4aを貫通して上部構造体2の床下空間12に延長し、地盤3上に立ち上げた配管13から上部構造体2の外周縁下部に至る配管13全体を覆うユニット21をコンクリートの基礎4に連設する。
本実施形態では、上部構造体2とコンクリートの基礎4との床下間隙6の配管13が設置されない部位の外周にもコンクリートの基礎4とは別体で且つ該コンクリートの基礎4に連設され、上部構造体2の下端部2a付近まで立ち上がった基段部8が設けられており、このようにコンクリートの基礎4の外周に設けた基段部8の一部をユニット21に置き換えることも出来る。
床下間隙6に設けられる図1及び図2に示す免震材(免震装置)は支承材と呼ばれ、ブレースを使用しない柱梁のみで鉄骨軸組が構成されるシステムラーメン構造の上部構造体2の柱2bの略直下のコンクリートの基礎4上に受板9が固定され、該受板9上を柱2bの下端部に設けられた摺動子10が滑動し得るように構成され、受板9及び摺動子10の表面に設けられた摩擦層により免震性能を発揮する。
また、上部構造体2の梁2cの下フランジと、コンクリートの基礎4との間には積層ゴムからなる復元材11が連結されており、地震により水平方向に変位した上部構造体2を元の位置に復元する。
図2(a)は受板9の外周に設けられる基段部8の一例であり、図2(c)は配管13も免震材も設けられていない上部構造体2とコンクリートの基礎4との床下間隙6の外周に設けられる基段部8の一例である。
ブレースを使用しない柱梁のみで鉄骨軸組が構成されるシステムラーメン構造の上部構造体2の柱2bの略直下のコンクリートの基礎4上に受板9が設けられる場合、受板9が上部構造体2の外周縁から突出する形態となるが、このように建物外周部に支承材を配置するような複雑な形状であっても容易に基段部8を形成することが出来る。
基段部8は図示しない型枠を組んでモルタルやコンクリートを打設する湿式工法により形成することが出来る。
ユニット21は上部構造体2の外周縁よりも外側へ張り出しているため、上部構造体2を施行した後であってもモルタルやコンクリートの打設が可能であり、メンテナンス時の復旧やリフォームも容易に出来る。コンクリートの基礎4の上部構造体2の外周縁からの出寸法に合わせてユニット21の形状を適宜設定することが出来、配管13がある部分のみに部分的に上部構造体2の外周縁から外側にユニット21が張り出す構成でも良い。
尚、図示しないプレキャストコンクリート成形体により配管13を覆う乾式工法によりユニット21を形成することも出来る。
図3は断面L字形状で耐錆処理金属や樹脂等で形成されるアングル材17の起立片に中空樹脂板等の堰板18をビス止めし、更にアングル材17の水平片をコンクリートの基礎4の上面にビス止めし、堰板18の上端部18aとコンクリートの基礎4の外周上端部4bとに亘って左官鏝を当てる定規にしながら固練りのモルタルやコンクリートを塗り固めることで複雑な平面形状や様々な勾配においても左官作業が容易で正確に出来る。この場合のユニット21の高さは5cm〜30cm程度が適当である。
コンクリートの基礎4の上面には不陸があるためアングル材17は通しの長尺物よりも短く分割したアングル材17を複数連続させて取り付けることが好ましい。このように、堰板18の取り付け位置を調節して上部構造体2との適正な隙間を確保でき、前述した特許文献7のような止水板は不要であり、断面略三角形の基段部8の斜面が排水勾配8aとなり、水返し、小動物の侵入防止の機能を発揮すると共に床下空間12への通気性能も有する。コンクリートの基礎4の上部構造体2の外周縁からの出寸法に対応して排水勾配8aの傾斜角度が適宜設定される。
図4は、コンクリートの基礎4が通常のコンクリート布基礎からなり、その立ち上げ部4aに形成した貫通孔4cに配管13を貫通させ、該立ち上げ部4aの外側に配置される配管13を覆うように該立ち上げ部4aに沿ってユニット21を設置したものである。ユニット21の天面には配管13の掃除口13aが露出するように配置される。ユニット21はコンクリートの基礎4の立ち上げ部4aと外観的に類似する素材を用いてカバーすることが出来る。
免震建物は、地震による水平方向の変位を許容するために上部構造体2の周囲に空地が必要なため、上部構造体2の外周よりも外側へ張り出すユニット21や基段部8を作るスペースは十分確保されており、ユニット21や基段部8により免震建物の外観的特異性の欠点(見慣れない、足元が弱々しい等)を解消する形態とすることが出来る。
ユニット21はモルタルやコンクリート打設を含め、後施工が容易な形態とすることが出来、メンテナンスの際の復旧やリフォーム等アフター施工が容易である。前述の特許文献5のような上部建物直下ではコンクリート打設が困難であり、コンクリート成形体を並置する乾式工法でも作業し難い。
ユニット21の上部構造体2の外周縁から外側への出寸法は必要に応じて可変であり、配管13を覆う部位だけを張り出しても良い。また、コンクリートの基礎4の上部構造体2の外周縁から外側への出寸法に応じても適宜変化させることが出来る。
本発明の活用例として、上部建物等の上部構造体と、基礎等の下部構造との間に免震材を有する免震建物の配管構造に適用することが出来る。
本発明に係る免震建物の配管構造における上部構造体と基礎との関係を示す平面図である。 図1のA−A,B−B,C−C断面図である。 ユニットの各種構成を示す断面説明図及び斜視図である。 ユニットの各種構成を示す断面説明図及び斜視図である。 従来例の課題を説明する図である。
符号の説明
1…免震建物の配管構造
2…上部構造体
2a…下端部
2b…柱
2c…梁
3…地盤
4…コンクリートの基礎
4a…立ち上げ部
4b…外周上端部
4c…貫通孔
5…下部構造
6…床下間隙
8…基段部
8a…排水勾配
9…受板
10…摺動子
11…復元材
12…床下空間
13…配管
13a…掃除口
17…アングル材
18…堰板
18a…上端部
21…ユニット

Claims (2)

  1. 上部構造体と基礎との間に免震材を有する免震建物の配管構造であって、
    地盤に埋設された配管を前記基礎の外周外側から地盤上に立ち上げた上で、該配管を前記上部構造体の外周縁下部と前記基礎との床下間隙から床下空間に挿入するか、若しくは該基礎の立ち上げ部を貫通して前記上部構造体の床下空間に延長し、前記地盤上に立ち上げた配管から前記上部構造体の外周縁下部に至る該配管全体を覆うユニットを前記基礎に連設したことを特徴とする免震建物の配管構造。
  2. 基礎の外周に設けた基段部の一部を請求項1に記載のユニットに置き換えたことを特徴とする免震建物の配管構造。
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