JP4550919B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数、特に二つのファンモータを備えたモータ駆動装置に関する。
制御盤に実装されるモータ駆動装置には、放熱のためのヒートシンクが取付けられている。さらに、モータ駆動装置およびヒートシンクにはファンモータがそれぞれ取付けられている。図8(a)は、従来技術におけるモータ駆動装置の側面図である。図示されるように、制御盤110は、壁または他の機械(以下、「壁等」と略す)700に隣接して配置されている。
図8(a)においては、制御盤110におけるモータ駆動装置取付面120にはヒートシンク300とファンモータ400が通り抜けられる穴部が形成されており、実装部200とヒートシンク300が一体化したモータ駆動装置が取付けられている。図示されるように、ヒートシンク300に送風するためのファンモータ400はヒートシンク300の端部に配置されている。特許文献1においても、ファンモータがヒートシンクの端部に設けられている。また、図8(a)においては、ヒートシンク300のファンモータ400に加えて、実装部200の端部にもファンモータ500が設けられている。
実開平6−29372号公報
これらファンモータ400、500は長時間の使用によりその寿命が低下するので、定期的に交換、点検する必要がある。ファンモータ500を交換する場合には、モータ駆動装置を制御盤110から取外し、次いで実装部200の電子部品を被覆するケースを取外す必要がある。ファンモータ400を交換する場合にも、モータ駆動装置を制御盤110から予め取外す必要がある。つまり、従来技術においては、ファンモータ400、500を交換する前に余分の工程が発生し、その結果、コネクタの接続ミスなどが起きる可能性もある。
図8(b)は従来技術におけるモータ駆動装置の部分拡大図である。図8(b)において矢印で示されるように、実装部200を制御盤110から取外すことなしに、ファンモータ400、500のみを直接的に交換することも考えられる。しかしながら、二つのファンモータ400、500が存在する場合には、それぞれのファンモータ400、500を交換するためのスペースZ1、Z2が必要とされる。
図8(a)から分かるように制御盤110は、壁等700に隣接して配置されることが多いので、ファンモータ400を交換するための十分なスペースZ1を確保できない。従って、ヒートシンク300側に配置されたファンモータ400を交換するのは特に困難である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、二つのファンモータを備える場合であっても、交換等に要するスペースを増やすことなしに、これらファンモータを交換、点検することのできるモータ駆動装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、モータの駆動または制御のうちの少なくとも一方を実施するモータ駆動装置において、前記モータのための電子回路が実装される実装部と、一方の面に前記実装部が取付けられるフランジと、該フランジの他方の面に取付けられていて前記実装部の熱を放熱するヒートシンクと、前記ヒートシンクに対して送風する第一ファンモータを含む第一ファンユニットとを具備し、該第一ファンユニットは前記フランジに形成された開口部を通って前記ヒートシンクの一端に配置されており、さらに、前記実装部に対して送風する第二ファンモータを含んでいて前記実装部の一端に配置された第二ファンユニットを具備し、前記第一ファンユニットは、前記第二ファンユニットを前記実装部から取外した後で、前記開口部を通じて取外し可能に構成されている、モータ駆動装置が提供される。
すなわち1番目の発明においては、ファンモータを交換、点検する際には、第二ファンユニットを実装部から取外した後で、第一のファンユニットを開口部に通して取外せばよい。すなわち、第一および第二のファンユニットを共通のスペースを用いて交換、点検することができる。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記第一ファンユニットは前記第一ファンモータに接続された第一コネクタを有し、前記第二ファンユニットは、前記第二ファンモータに接続された第二コネクタと、前記第一コネクタに接続されるべき中継コネクタと、該中継コネクタに接続された第三コネクタとを有し、前記第一ファンユニットを前記ヒートシンクに配置した後で前記第二ファンユニットを前記実装部に配置するときに、前記第一コネクタが前記中継コネクタに接続されると共に、前記第二コネクタおよび前記第三コネクタが前記実装部における二つの電源供給コネクタにそれぞれ接続されるようにした。
すなわち2番目の発明においては、ファンユニットの取付けと同時にコネクタの接続が可能であるので、作業時間を短縮すると共に、コネクタの接続ミスの可能性を少なくできる。
3番目の発明によれば、モータの駆動または制御のうちの少なくとも一方を実施するモータ駆動装置において、前記モータのための電子回路が実装される実装部と、一方の面に前記実装部が取付けられるフランジと、該フランジの他方の面に取付けられていて前記実装部の熱を放熱するヒートシンクと、前記ヒートシンクに対して送風する第一ファンモータおよび前記実装部に対して送風する第二ファンモータを備えたファンユニットとを具備し、該ファンユニットは、前記第一ファンモータを前記フランジに形成された開口部に通すことにより前記第一ファンモータを前記ヒートシンクの一端に配置すると共に前記第二ファンモータを前記実装部の一端に配置するように構成される、モータ駆動装置が提供される。
すなわち3番目の発明においては、ファンモータを交換、点検する際には、第一ファンモータを開口部に通しつつファンユニット全体をモータ駆動装置から取外せばよい。すなわち、追加のスペースを必要とすることなしに、ファンモータの交換、点検が可能となる。
4番目の発明によれば、3番目の発明において、前記ファンユニットは前記実装部の電源供給コネクタに接続される前記第二ファンモータのためのコネクタを具備し、前記ファンユニットを前記モータ駆動部から取外す場合には前記コネクタは前記ファンユニットの取外し方向に等しい第一の方向に移動され、前記ファンユニットの前記第二ファンモータのみを前記実装部から取外す場合には前記コネクタは前記第一の方向に対して垂直な第二の方向に移動される。
すなわち4番目の発明においては、コネクタの取外し方向を変更することのみによって、第一および第二のファンモータの両方または第二のファンモータのみの交換、点検を容易に切換えることができる。
5番目の発明によれば、3番目の発明において、前記ファンユニットは前記第二ファンモータのためのコネクタと、前記実装部の電源供給コネクタの間に、ケーブルを介して接続された二つのコネクタを具備し、前記ファンユニットを前記モータ駆動部から取外す場合には前記ケーブルを介して接続されたコネクタが前記ファンユニットの取外し方向に等しい第一の方向に移動され、前記ファンユニットの前記第二ファンモータのみを前記実装部から取外す場合には前記第二ファンモータのためのコネクタが前記第一の方向に対して垂直な第二の方向に移動される。
すなわち5番目の発明においても4番目の発明と同様に、コネクタの取外し方向を変更することのみによって、第一および第二のファンモータの両方または第二のファンモータのみの交換、点検を容易に切換えることができる。
6番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、さらに、前記ヒートシンクの他端に配置される追加の第一ファンユニットおよび前記実装部の他端に配置される追加の第二ファンユニットのうちの少なくとも一方を具備する。
すなわち6番目の発明においては、実装部および/またはヒートシンクをさらに冷却できる。
7番目の発明によれば、3番目から5番目のいずれかの発明において、さらに、前記ヒートシンクの他端に配置される追加の第一ファンモータおよび前記実装部の他端に配置される追加の第二ファンモータを含む追加のファンユニットを具備する。
すなわち7番目の発明においては、実装部およびヒートシンクをさらに冷却できる。
8番目の発明によれば、1番目または2番目または6番目の発明において、さらに、前記実装部を被覆する被覆部を具備し、前記第二ファンユニットの少なくとも一部分は前記被覆部の一部分を形成する。
すなわち8番目の発明においては、被覆部を開放することなしに第二ファンユニットを交換すると共に、実装部が大型化するのを避けられる。
9番目の発明によれば、3番目から5番目および7番目のいずれかの発明において、さらに、前記実装部を被覆する被覆部を具備し、前記ファンユニットの少なくとも一部分は前記被覆部の一部分を形成する。
すなわち9番目の発明においては、被覆部を開放することなしにファンユニットを交換すると共に、実装部が大型化するのを避けられる。
10番目の発明によれば、1番目乃至9番目のいずれかの発明において、前記モータ駆動装置は制御盤内に配置されており、前記第一ファンモータは前記制御盤外部の空気を送風することにより前記ヒートシンクを冷却し、前記第二ファンモータは前記制御盤内の空気を循環させることにより前記モータ駆動装置の前記実装部を冷却する。
すなわち10番目の発明においては、第一および第二のファンモータによってそれぞれヒートシンクおよび実装部に対して適切に送風できる。
11番目の発明によれば、モータの駆動または制御のうちの少なくとも一方を実施するモータ駆動装置において、前記モータを駆動、制御するための電子回路が実装される実装部と、一方の面に前記実装部が取付けられるフランジと、該フランジの他方の面に取付けられていて前記実装部の熱を放熱するヒートシンクと、前記ヒートシンクに対して送風する第一ファンモータを含む第一ファンユニットとを具備し、該第一ファンユニットは前記フランジに形成された開口部を通って前記ヒートシンクの一端に配置されており、さらに、前記モータ駆動装置の電子回路の少なくとも一部を含む、前記実装部の一端に配置された電子回路ユニットを具備し、前記第一ファンユニットは、前記電子回路ユニットを前記実装部から取外した後で、前記開口部を通じて取外し可能に構成されている、モータ駆動装置が提供される。
すなわち11番目の発明においては、ファンモータおよび電子回路の少なくとも一部を交換、点検する際には、電子回路ユニットを実装部から取外した後で、第一のファンユニットを開口部に通して取外せばよい。すなわち、第一ファンユニットおよび電子回路ユニットを共通のスペースを用いて交換、点検することができる。
12番目の発明によれば、11番目の発明において、前記電子回路ユニットは、前記実装部に対して送風する第二ファンモータを含む。
13番目の発明によれば、モータの駆動または制御のうちの少なくとも一方を実施するモータ駆動装置において、前記モータを駆動、制御するための電子回路が実装される実装部と、一方の面に前記実装部が取付けられるフランジと、該フランジの他方の面に取付けられていて前記実装部の熱を放熱するヒートシンクと、前記ヒートシンクに対して送風する第一ファンモータおよび前記モータ駆動装置の電子回路の少なくとも一部を含む電子回路ユニットとを具備し、該電子回路ユニットは、前記第一ファンモータを前記フランジに形成された開口部に通すことにより前記第一ファンモータを前記ヒートシンクの一端に配置すると共に前記少なくとも一部の前記電子回路を前記実装部の一端に配置するように構成される、モータ駆動装置が提供される。
すなわち13番目の発明においては、ファンモータおよび電子回路の少なくとも一部を交換、点検する際には、第一ファンモータを開口部に通しつつ電子回路ユニット全体をモータ駆動装置から取外せばよい。すなわち、追加のスペースを必要とすることなしに、ファンモータおよび電子回路の少なくとも一部を交換、点検が可能となる。
14番目の発明によれば、前記電子回路ユニットは、前記実装部に対して送風する第二ファンモータを含む。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1(a)は、本発明の第一の実施形態に基づくモータ駆動装置の側面図である。図1(a)に示されるように、制御盤11が壁等70(壁または他の機械)に隣接して配置されている。モータ駆動装置取付面12が制御盤11の前面11aおよび後面11bに対して平行に配置されている。このモータ駆動装置取付面12には、後述するヒートシンク30と第一ファンユニット40に対応した穴部(図示しない)が形成されている。
図1(a)においては、モータ駆動装置10の実装部20がモータMに接続されている。この実装部20はフランジ28の前面13に取付けられている。実装部20は電子部品が実装されたプリント回路基板21(図2を参照されたい)を含んでおり、モータMを制御および/または駆動する役目を果たす。
図示されるように、実装部20の一面には、フランジ28が設けられている。このフランジ28はモータ駆動装置取付面12の穴部(図示しない)よりもわずかながら大きい。従って、実装部20をモータ駆動装置取付面12の前面13に取付けると、実装部20のフランジ28は穴部(図示しない)の周囲に当接するようになる。
さらに、図1(a)に示されるように、フランジ28が設けられた実装部20の一面には、ヒートシンク30が取付けられる。ヒートシンク30はモータ駆動装置取付面12の穴部(図示しない)を通じて実装部20に取付けられる。ヒートシンク30を取付けると、ヒートシンク30はモータ駆動装置取付面12の穴部(図示しない)を通って制御盤11の後面11bに向かって延びるようになる。
なお、ヒートシンク30は上下方向に延びる複数の冷却フィンを備えているが、簡潔にする目的でこれら冷却フィンは図面に示していない。
さらに、図1(a)から分かるように、ヒートシンク30の上端には、第一ファンユニット40が配置されており、実装部20の上端には、第二ファンユニット50が配置されている。これら第一ファンユニット40および第二ファンユニット50は、ヒートシンク30および実装部20に対して送風し、これらを冷却する役目を果たす。
図1(b)および図1(c)はそれぞれ第一ファンユニット40および第二ファンユニット50の側面図である。図1(b)に示されるように、第一ファンユニット40は第一固定部材49を含んでいる。第一固定部材49は、互いに垂直に組付けられた二つの平板47、48から構成されている。
図示されるように、第一固定部材49の一方の平板48の内面には、第一ファンモータ41が固定されている。この一方の平板48には、図示しない孔またはスリットが形成されており、第一ファンモータ41の駆動によりヒートシンク30内に空気の流れを発生させる。
さらに、平板48に対して垂直な他方の平板47の外面には、第一ファンモータ41に電気的に接続された第一コネクタ42が取付けられている。なお、第一コネクタ42の上端は、後述する中継コネクタのために開口しているものとする。
図1(c)に示される第二ファンユニット50は、平面状の第二固定部材59を含んでいる。そして、第二ファンモータ51が第二固定部材59の一面に固定されている。図示されるように、第二ファンモータ51に接続された第二コネクタ52が第二ファンモータ51に隣接して第二固定部材59に取付けられている。
さらに、第二固定部材59の一面には、第一ファンモータ41の第一コネクタ42に接続されるべき中継コネクタ54が取付けられている。さらに、第二固定部材59の一面には、中継コネクタ54に接続された第三コネクタ53が第二コネクタ52と中継コネクタ54との間に取付けられている。これら第二コネクタ52、第三コネクタ53および中継コネクタ54の接続方向は、第二固定部材59の表面に対して垂直である。従って、図1(c)においては、これら第二コネクタ52、第三コネクタ53および中継コネクタ54の下端は開口している。
図2(a)から図2(c)は、本発明の第一の実施形態に基づくモータ駆動装置の部分拡大図である。これら図面においては、理解を容易にする目的で制御盤11を省略している。以下、これら図面を参照しつつ、第一の実施形態に基づくモータ駆動装置におけるファンユニットの取外し手法について説明する。
図2(a)に示されるように、第一ファンユニット40および第二ファンユニット50の取付状態においては、第一ファンユニット40はヒートシンク30の上端に隣接して配置されている。また、第二ファンユニット50は実装部20に実装されたプリント回路基板21の上端に隣接して配置されている。
図示されるように、フランジ28には開口部15が形成されており、この開口部15は第一ファンユニット40の第一ファンモータ41および平板48が通過可能でかつ第一固定部材49の一方の平板47が通過不能なように寸法決めされている。図2(a)においては、第一固定部材49の一方の平板47は、フランジ28の一方の面13に当接している。
図2(a)においては、第一ファンユニット40の第一コネクタ42は第二ファンユニット50の中継コネクタ54に接続している。また、第二ファンユニット50の第二コネクタ52および第三コネクタ53は、プリント回路基板21上に予め配置された二つの電源供給コネクタ22、23に接続している。従って、第一ファンユニット40および第二ファンユニット50は通電しているものとする。
この取付状態において、第一ファンユニット40の第一ファンモータ41が駆動されると、ヒートシンク30内に空気の流れを発生させ、それにより、ヒートシンク30が冷却される。さらに、第二ファンユニット50の第二ファンモータ51が駆動されると、空気はプリント回路基板21上の電子回路(図示しない)付近の空気の流れを発生させ、それにより、これら電子部品が冷却される。
ファンユニットを取外す状況、例えばファンモータを交換、点検する状況が生じると、図示しない切換器によりファンモータ41、51への通電が遮断される。次いで、図2(b)に矢印で示されるように、第二ファンユニット50をフランジ28に対して平行に上方に移動させる。これにより、第二コネクタ52、第三コネクタ53および54がそれぞれ電源供給コネクタ22、23および第一コネクタ42から離脱して、接続が解除される。
次いで、図2(c)に示されるように、第一ファンユニット40をヒートシンク30から実装部20に向かって開口部15を通して引張る。第一ファンユニット40を開口部15から引出した後で、第一ファンユニット40を第二ファンユニット50と同様に移動させ、それにより、第一ファンユニット40を取外すことが可能となる。取外された第一ファンユニット40および第二ファンユニット50は適宜交換、点検されて、前述したのと逆の手法で再び取付けられるものとする。
このように本発明においては、第二ファンユニット50を取外した後に形成されるスペースに第一ファンユニット40を移動させて、第一ファンユニット40を取外すようにしている。つまり、共通のスペースを利用して第一および第二のファンユニットを取外している。このため、本発明においては、例えばヒートシンク30の上方に追加のスペースが必要とされることはない。従って、二つのファンを備える場合であっても、比較的省スペースで二つのファンユニットを交換、点検することが可能となる。
なお、図2(a)から分かるように、第二ファンユニット50の第二固定部材59の少なくとも一部分は、実装部20のカバー部29の一部分を形成している。このような構成であるので、第二ファンユニット50を取外す場合であっても、実装部20のカバー部29を開放する必要はない。すなわち本発明においては、実装部20が大型化するのを避けられることが分かるであろう。
図3はファンモータの取付手法を示す部分拡大図である。図3においては、第一ファンユニット40が開口部15を通ってヒートシンク30の上端に既に配置されている。次いで、実装部20の上方から第二ファンユニット50を下降させて実装部20に取付ける。この下降動作によって、第二ファンユニット50の中継コネクタ54は第一ファンユニット40の第一コネクタ42に接続されると共に、第二コネクタ52および第三コネクタ53は電源供給コネクタ22、23にそれぞれ接続される。つまり、本発明においては、第二ファンユニット50の取付けと同時にコネクタの接続が可能である。従って、ファンユニットの交換などに伴う作業時間を短縮できると共に、コネクタの接続ミスの可能性を少なくすることが可能である。
図4(a)および図4(b)は本発明の第二の実施形態に基づくモータ駆動装置を示す図である。第二の実施形態においては、単一のファンユニット60が実装部20およびヒートシンク30に一度に取付けられる。これら図面に示されるファンユニット60は、断面U字形状の箱形部材68および箱形部材68の一端から延びる平板67とを備えた固定部材69を含んでいる。
図示されるように、第一ファンモータ41が固定部材69の平板67の表面に固定されており、第二ファンモータ51が箱形部材68の内面に配置されている。さらに、第一ファンモータ41に接続される第一コネクタ42および第二ファンモータ51に接続される第二コネクタ52が箱形部材68の内面に取付けられている。
また、図4(a)および図4(b)においては、複数の電子部品が配置されたプリント回路基板21が実装部20に実装されている。そして、第一コネクタ42および第二コネクタ52に接続されるべき電源供給コネクタ24がプリント回路基板に配置されている。この電源供給コネクタ24に接続されると、第一ファンモータ41および第二ファンモータ51に電流が供給されるものとする。なお、フランジ28に形成された開口部15は第一ファンモータ41および平板67が通過するのに十分に大きいが、箱形部材68の端面よりも小さいものとする。
図4(a)に示されるように第二の実施形態においては、第一ファンモータ41を進行方向前方に向けつつファンユニット60をフランジ28に対して垂直に移動させる。そして、第一ファンモータ41および平板67をフランジ28の一方の面13から開口部15に通してヒートシンク30まで移動させる。
電源供給コネクタ24の側方および上方には一体的なスリットが形成されている。従って、ファンユニット60を移動させると、はじめに第一コネクタ42が電源供給コネクタ24に接続し、次いで第二コネクタ52が電源供給コネクタ24に接続するようになる。次いで、箱形部材68の端面が開口部15に押当たると、ファンユニット60の移動が完了する(図4(b)を参照されたい)。
そして、第一ファンモータ41および第二ファンモータ51のいずれかを交換、点検する際には、第一ファンモータ41を開口部15に通してファンユニット60全体を逆方向に移動させれば足りる。この場合には、極めて簡潔な手法により、ファンモータ41、51の交換、点検が可能であり、また、交換のための追加のスペースも必要とされないことが分かるであろう。
図5(a)は第二の実施形態に基づくモータ駆動装置の部分拡大図である。また、図5(b)は図5(a)に示されるコネクタの拡大斜視図である。図5(a)においては、第二コネクタ52がわずかながら長く描かれていることを除いては、ファンユニット60は図4に示されるのと同様である。
図5(b)に示されるように、電源供給コネクタ24にはスリット27が形成されている。より詳細には、スリット27のスリット部分27aが電源供給コネクタ24の上面25に形成されており、スリット部分27bがプリント回路基板とは反対側の側面26に形成されている。従って、スリット27は電源供給コネクタ24の上面25および側面26の両方に開口している。
図5(b)から分かるように、スリット27は第一コネクタ42および第二コネクタ52の両方の先端部分に係合するよう形成されている。
ファンユニット60の両方のファンモータ41、51を交換、点検する場合には、第一コネクタ42および第二コネクタ52をヒートシンク30から実装部20に向かってフランジ28に対して垂直に移動させる。これにより、第一コネクタ42および第二コネクタ52の両方がスリット部分27bを通って電源供給コネクタ24から離脱し、それにより、ファンユニット60全体を実装部20から取外すことができる。
また、ファンユニット60の第二ファンモータ51のみを交換、点検する場合には、第二コネクタ52のみをフランジ28に対して平行な方向に上方に引出す。これにより、第二コネクタ52がスリット部分27aを通って電源供給コネクタ24から離脱する。その結果、ファンユニット60の第二ファンモータ51のみを実装部20から取外すことが可能となる。すなわち、本実施形態においては、コネクタの取外し方向を変更することのみによって、第一および第二のファンモータ41、51の両方または第二のファンモータ51のみの交換、点検を容易に切り換えることが可能となる。
図5(c)は、本発明の第二の実施形態に基づく別のモータ駆動装置の部分拡大図であり、図5(a)に示す電源供給用コネクタ24の代わりに、第一のファンユニット、第二のファンユニットのそれぞれに電源を供給するコネクタ71,72、及びコネクタ52とコネクタ72の間をつなぐ、ケーブル付の第二コネクタの第二中継コネクタ55が実装される。第一のファンユニット60の両方のファンモータ41、51を交換、点検する場合には、第一コネクタ42および第二コネクタの第二中継コネクタ55をヒートシンク30から実装部20に向かってフランジ28に対して垂直に移動させる。これにより、第一コネクタ42および第二コネクタの第二中継コネクタ55の両方が電源供給コネクタ71と電源コネクタ供給72から離脱し、それにより、ファンユニット60全体を実装部20から取外すことができる。
また、ファンユニット60の第二ファンモータ51のみを交換、点検する場合には、第二コネクタ52のみをフランジ28に対して平行な方向に上方に引出す。これにより、第二コネクタ52が第二コネクタの第二中継コネクタ55を介して電源供給コネクタ72から離脱する。その結果、ファンユニット60の第二ファンモータ51のみを実装部20から取外すことが可能となる。すなわち、本実施形態においては、コネクタの取外し方向を変更することのみによって、第一および第二のファンモータ41、51の両方または第二のファンモータ51のみの交換、点検を容易に切り換えることが可能となる。
図6(a)は、本発明の第三の実施形態に基づくモータ駆動装置の部分拡大図であり、図6(b)は図6(a)に示されるモータ駆動装置の他の部分拡大図である。図6(a)においては、第一ファンユニット40がヒートシンク30の下方端に配置されていて、第二ファンユニット50が実装部20の下方端に配置されている。
図6(b)に示されるように、はじめに、第二ファンユニット50を矢印C1で示される方向に引出して前述したのと同様に取外す。その後、矢印C2で示されるように、第一ファンユニット40を取付部材12の下方に形成された他の開口部15(図示しない)に通して取外す。この場合にも、実装部20の下方に位置するスペースA2のみが必要とされ、第一の実施形態の場合と同様な効果が得られるのが分かるであろう。
図7(a)は、本発明の第四の実施形態に基づくモータ駆動装置の部分拡大図であり、図7(b)は図7(a)に示されるモータ駆動装置の他の部分拡大図である。図7(a)に示される実施形態においては、二つの第一ファンユニット40がヒートシンク30の上方端および下方端にそれぞれ配置されている。さらに、二つの第二ファンユニット50が実装部20の上方端および下方端にそれぞれ配置されている。
この場合には、図7(b)に示されるように、はじめに、上方および下方の第二ファンユニット50をそれぞれ矢印B1、C1で示される方向に引出して取外す。その後、矢印B2、C2で示されるように、上方および下方の第一ファンユニット40をフランジ28の二つの開口部15(図示しない)に通して取外す。この場合には、実装部20の上方および下方に位置するスペースA1、A2のみが必要とされ、第一の実施形態の場合と同様な効果が得られるのが分かるであろう。さらに、この場合には、実装部20およびヒートシンク30をより冷却することができる。
図9は電子回路ユニットの側面図である。図9に示される電子回路ユニット81は、図1(c)における第二ファンユニット50の代わりに第一の実施形態にて使用される。従って、第一の実施形態に関して説明した部材については、再度の説明を省略する。図9に示されるように、電子回路ユニット81は、第二固定部材59の一面に固定された電子回路80を含んでいる。そして、電子回路80に接続された第四コネクタ82が電子回路80に隣接して第二固定部材59に取付けられている。
さらに、第二固定部材59の一面には、第一ファンモータ41の第一コネクタ42に接続されるべき中継コネクタ54が取付けられている。さらに、第二固定部材59の一面には、中継コネクタ54に接続された第三コネクタ53が第四コネクタ82と中継コネクタ54との間に取付けられている。これら第四コネクタ82、第三コネクタ53および中継コネクタ54の接続方向は、第二固定部材59の表面に対して垂直である。従って、図9においては、これら第四コネクタ82、第三コネクタ53および中継コネクタ54の下端は開口している。
このような電子回路ユニット81は図1等に示される第二ファンユニット50の代わりに使用され、図2を参照して説明したのと同様に取付・取外される。従って、この場合には、第一の実施形態の場合と同様な効果が得られることが分かるであろう。なお、電子回路ユニット81が、実装部20に対して送風する第二ファンモータ(図示しない)を含む構成であってもよい。
さらに、図10(a)は他の電子回路ユニットを含むモータ駆動装置の第一の図であり、図10(b)は図10(a)に示されるモータ駆動装置の第二の図である。これら図面に示される第二電子回路ユニット83は、図4(a)および図4(b)におけるファンユニット60の代わりに第二の実施形態にて使用される。図10(a)および図10(b)に示される実施形態においては、単一の第二電子回路ユニット83が実装部20およびヒートシンク30に一度に取付けられる。これら図面に示される第二電子回路ユニット83は、断面U字形状の箱形部材68および箱形部材68の一端から延びる平板67とを備えた固定部材69を含んでいる。
図示されるように、第一ファンモータ41が固定部材69の平板67の表面に固定されており、電子回路80が箱形部材68の内面に配置されている。さらに、第一ファンモータ41に接続される第一コネクタ42および電子回路80に接続される第四コネクタ82が箱形部材68の内面に取付けられている。
このような第二電子回路ユニット83は図4等に示されるファンユニット60の代わりに使用され、図4を参照して説明したのと同様に取付・取外される。従って、この場合には、第二の実施形態の場合と同様な効果が得られることが分かるであろう。なお、第二電子回路ユニット83が、実装部20に対して送風する第二ファンモータ(図示しない)を含む構成であってもよい。また、前述した実施形態のいくつかを適宜組み合わせることは本発明の範囲に含まれる。
(a)本発明の第一の実施形態に基づくモータ駆動装置の側面図である。(b)第一ファンユニットの側面図である。(c)第二ファンユニットの側面図である。 (a)図1に示されるモータ駆動装置の部分拡大図である。(b)モータ駆動装置の他の部分拡大図である。(c)モータ駆動装置のさらに他の部分拡大図である。 ファンモータの取付手法を示す部分拡大図である。 (a)本発明の第二の実施形態に基づくモータ駆動装置の第一の図である。(b)本発明の第二の実施形態に基づくモータ駆動装置の第二の図である。 (a)第二の実施形態に基づくモータ駆動装置の部分拡大図である。(b)図5(a)に示されるコネクタの拡大斜視図である。(c)第二の実施形態に基づく別のモータ駆動装置の拡大図である。 (a)本発明の第三の実施形態に基づくモータ駆動装置の部分拡大図である。(b)図6(a)に示されるモータ駆動装置の他の部分拡大図である。 (a)本発明の第四の実施形態に基づくモータ駆動装置の部分拡大図である。(b)図7(a)に示されるモータ駆動装置の他の部分拡大図である。 (a)従来技術におけるモータ駆動装置の側面図である。(b)従来技術におけるモータ駆動装置の部分拡大図である。 電子回路ユニットの側面図である。 (a)第二電子回路ユニットを含むモータ駆動装置の第一の図である。(b)図10(a)に示されるモータ駆動装置の第二の図である。
符号の説明
10 モータ駆動装置
12 モータ駆動装置取付面
13 前面
14 後面
15 開口部
20 実装部
21 プリント回路基板
22、23、24 電源供給コネクタ
27 スリット
28 フランジ
29 カバー部
30 ヒートシンク
40 第一ファンユニット
41 第一ファンモータ
42 第一コネクタ
49 第一固定部材
50 第二ファンユニット
51 第二ファンモータ
52 第二コネクタ
53 第三コネクタ
54 第一中継コネクタ
55 第二中継コネクタ
59 第二固定部材
60 ファンユニット
69 固定部材
70 壁等
71 電源供給用コネクタ
72 電源供給用コネクタ
80 電子回路
81 電子回路ユニット
82 第四コネクタ
83 第二電子回路ユニット

Claims (14)

  1. 制御盤の取付面に取付けられていて、モータの駆動または制御のうちの少なくとも一方を実施するモータ駆動装置において、
    前記モータを駆動、制御するための電子回路が実装される実装部と、
    前記取付面に形成された穴部の周囲に取付けられていて、一方の面に前記実装部が取付けられるフランジと、
    該フランジの他方の面に取付けられていて前記実装部の熱を放熱するヒートシンクと、
    前記ヒートシンクに対して送風する第一ファンモータを含む第一ファンユニットとを具備し、該第一ファンユニットは前記フランジに形成された開口部を通って前記ヒートシンクの一端に配置されており、
    さらに、
    前記実装部に対して送風する第二ファンモータを含む、前記実装部の一端に配置された第二ファンユニットを具備し、
    前記第一ファンユニットは、前記第二ファンユニットを第一の方向に移動させて前記実装部から取外した後で、前記第一の方向に対して垂直な第二の方向に前記開口部を通じて移動されて前記ヒートシンクから取外されるように構成されている、モータ駆動装置。
  2. 前記第一ファンユニットは前記第一ファンモータに接続された第一コネクタを有し、
    前記第二ファンユニットは、前記第二ファンモータに接続された第二コネクタと、前記第一コネクタに接続されるべき中継コネクタと、該中継コネクタに接続された第三コネクタとを有し、
    前記第一ファンユニットを前記ヒートシンクに配置した後で前記第二ファンユニットを前記実装部に配置するときに、前記第一コネクタが前記中継コネクタに接続されると共に、前記第二コネクタおよび前記第三コネクタが前記実装部における二つの電源供給コネクタにそれぞれ接続されるようにした請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 制御盤の取付面に取付けられていて、モータの駆動または制御のうちの少なくとも一方を実施するモータ駆動装置において、
    前記モータを駆動、制御するための電子回路が実装される実装部と、
    前記取付面に形成された穴部の周囲に取付けられていて、一方の面に前記実装部が取付けられるフランジと、
    該フランジの他方の面に取付けられていて前記実装部の熱を放熱するヒートシンクと、
    前記ヒートシンクに対して送風する第一ファンモータおよび前記実装部に対して送風する第二ファンモータを備えたファンユニットとを具備し、
    該ファンユニットは、前記第一ファンモータが前記フランジに形成された開口部を通るように前記ファンユニットを移動させることにより前記第一ファンモータを前記ヒートシンクの一端に配置すると共に前記第二ファンモータを前記実装部の一端に配置するように構成され、
    前記第二ファンモータは、前記ファンユニットの移動方向に対して垂直な方向に前記第二ファンモータのみを移動させることで前記実装部から取外し可能に構成されている、モータ駆動装置。
  4. 前記ファンユニットは前記実装部の電源供給コネクタに接続される前記第一ファンモータのための第一コネクタおよび前記第二ファンモータのための第二コネクタを具備し、
    前記ファンユニットを前記モータ駆動部から取外す場合には前記第一コネクタおよび前記第二コネクタを前記ファンユニットの取外し方向に等しい第一の方向に移動して、これらコネクタを前記電源供給コネクタの前記側面から離脱させており、
    前記ファンユニットの前記第二ファンモータのみを前記実装部から取外す場合には前記第二コネクタを前記第一の方向に対して垂直でかつ上方に向かう第二の方向に移動して、前記第二コネクタを前記電源供給コネクタの上面から離脱させるようにした、請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記ファンユニットは、前記第二ファンモータのためのコネクタと、前記実装部の電源供給コネクタの間に、ケーブルを介して接続された二つのコネクタを具備し、
    前記ファンユニットを前記モータ駆動部から取外す場合には前記ケーブルを介して接続されたコネクタが前記ファンユニットの取外し方向に等しい第一の方向に移動され、
    前記ファンユニットの前記第二ファンモータのみを前記実装部から取外す場合には前記第二ファンモータのためのコネクタが前記第一の方向に対して垂直な第二の方向に移動される、請求項3に記載のモータ駆動装置。
  6. さらに、前記ヒートシンクの他端に配置される追加の第一ファンユニットおよび前記実装部の他端に配置される追加の第二ファンユニットのうちの少なくとも一方を具備する請求項1または2に記載のモータ駆動装置。
  7. さらに、前記ヒートシンクの他端に配置される追加の第一ファンモータおよび前記実装部の他端に配置される追加の第二ファンモータを含む追加のファンユニットを具備する請求項3から5のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  8. さらに、前記実装部を被覆する被覆部を具備し、
    前記第二ファンユニットの少なくとも一部分は前記被覆部の一部分を形成する請求項1、2または6に記載のモータ駆動装置。
  9. さらに、前記実装部を被覆する被覆部を具備し、
    前記ファンユニットの少なくとも一部分は前記被覆部の一部分を形成する請求項3から5および7のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  10. 前記モータ駆動装置は制御盤内に配置されており、
    前記第一ファンモータは前記制御盤外部の空気を送風することにより前記ヒートシンクを冷却し、前記第二ファンモータは前記制御盤内の空気を循環させることにより前記モータ駆動装置の前記実装部を冷却する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  11. 制御盤の取付面に取付けられていて、モータの駆動または制御のうちの少なくとも一方を実施するモータ駆動装置において、
    前記モータを駆動、制御するための電子回路が実装される実装部と、
    前記取付面に形成された穴部の周囲に取付けられていて、一方の面に前記実装部が取付けられるフランジと、
    該フランジの他方の面に取付けられていて前記実装部の熱を放熱するヒートシンクと、
    前記ヒートシンクに対して送風する第一ファンモータを含む第一ファンユニットとを具備し、該第一ファンユニットは前記フランジに形成された開口部を通って前記ヒートシンクの一端に配置されており、
    さらに、
    前記モータ駆動装置の電子回路の少なくとも一部を含む、前記実装部の一端に配置された電子回路ユニットを具備し、
    前記第一ファンユニットは、前記電子回路ユニットを第一の方向に移動させて前記実装部から取外した後で、前記第一の方向に対して垂直な第二の方向に前記開口部を通じて移動されて前記ヒートシンクから取外されるように構成されている、モータ駆動装置。
  12. 前記電子回路ユニットは、前記実装部に対して送風する第二ファンモータを含む請求項11に記載のモータ駆動装置。
  13. 制御盤の取付面に取付けられていて、モータの駆動または制御のうちの少なくとも一方を実施するモータ駆動装置において、
    前記モータを駆動、制御するための電子回路が実装される実装部と、
    前記取付面に形成された穴部の周囲に取付けられていて、一方の面に前記実装部が取付けられるフランジと、
    該フランジの他方の面に取付けられていて前記実装部の熱を放熱するヒートシンクと、
    前記ヒートシンクに対して送風する第一ファンモータおよび前記モータ駆動装置の電子回路の少なくとも一部を含む電子回路ユニットとを具備し、
    該電子回路ユニットは、前記第一ファンモータが前記フランジに形成された開口部を通るように前記電子回路ユニットを移動させることにより前記第一ファンモータを前記ヒートシンクの一端に配置すると共に前記少なくとも一部の前記電子回路を前記実装部の一端に配置するように構成され、
    前記電子回路は、前記電子回路ユニットの移動方向に対して垂直な方向に前記電子回路のみを移動させることで前記実装部から取外し可能に構成されている、モータ駆動装置。
  14. 前記電子回路ユニットは、前記実装部に対して送風する第二ファンモータを含む請求項13に記載のモータ駆動装置。
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