JP2008159925A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートシンクのほこりの除去が容易な電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明に係る電子機器1は、筐体2と、筐体2内に実装される電子部品11と、電子部品11に熱的接続されたヒートパイプ12と、ヒートパイプ12に熱的接続された第1のヒートシンク20と、第1のヒートシンク20を冷却する冷却ファン40と、第1のヒートシンク20と冷却ファン40との間に設けられた第2のヒートシンク30とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子機器に係り、特にCPU等の発熱体を冷却する冷却装置を具備する電子機器に関する。
パーソナルコンピュータ等の電子機器内には、CPU等の発熱体が組み込まれている。たとえば、CPUが過度に発熱するとCPUの性能を十分に発揮することができないため、冷却が必要である。
発熱体を冷却する手段としては、発熱体の熱を受ける電子部品から放熱フィンにヒートパイプで熱を供給し、放熱フィンを冷却ファンで強制空冷する方法が知られている。
たとえば、特許文献1(特開2005−321287号公報)には、複数枚の放熱フィンが並べて配置され、発熱部品の熱が電子部品材およびヒートパイプを介して伝導されるヒートシンクを備えた放熱手段と、ヒートシンクに送風を行う冷却ファンとを備え、冷却ファンによる空気の流れに対して流入部となるヒートシンクの端面に、各放熱フィンの端部を同じ方向に傾斜させて傾斜部を備えた冷却装置が開示されている。
特許文献1に開示された冷却装置によれば、ヒートシンクへのほこりの付着を防ぐことができる。
特開2005−321287号公報
特許文献1に開示される冷却装置は、ヒートシンクにほこりが付着しにくくなるが、付着したほこりの除去の手間を軽減するものではない。また、ヒートシンクの端面に傾斜部を形成しているため、ヒートシンク内の通風性が悪くなり、冷却性能が低下するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ヒートシンクのほこりの除去が容易な電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、上記問題点を解決するものであり、筐体と、前記筐体内に実装される電子部品と、前記電子部品に熱的接続されたヒートパイプと、前記ヒートパイプに熱的接続された第1のヒートシンクと、前記第1のヒートシンクを冷却する冷却ファンと、前記第1のヒートシンクと前記冷却ファンとの間に設けられた第2のヒートシンクとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、上記問題点を解決するものであり、筐体と、前記筐体内に実装される電子部品と、前記電子部品に熱的接続されたヒートパイプと、前記ヒートパイプに熱的接続された第1のヒートシンクと、前記第1のヒートシンクを冷却する冷却ファンと、前記第1のヒートシンクと前記冷却ファンとの間に設けられた第2のヒートシンクとを備え、前記筐体に、筐体外部から筐体内の前記第2のヒートシンクの取り出しが可能な開口部を設けたことを特徴とする。
容易にヒートシンクのほこりの除去が可能になる。
[第1の実施形態]
本発明に係る電子機器につき図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る電子機器1の外観を示す斜視図である。図2は、電子機器1を一部切欠して示す斜視図である。図3は、電子機器1中の構成部材を示す斜視図である。図4は、電子機器1を一部切欠して示す斜視図である。
図1に示された電子機器1は、ノートパソコンの例であるが、他の電子機器であってもよい。
電子機器1は、偏平なボックス状の筐体2にヒンジ手段3を介して表示パネル等の表示手段4を備えた蓋体5が回動かつ開閉自在に支持される。ヒンジ手段3は、蓋体5を筐体2に電気的および機械的に接続している。また、電子機器1は、筐体2の表面にパソコン本体を操作する入力手段としてのキーボード6が備えられている。
図2に示すように、電子機器1の筐体2の底面部8上には、電子部品11に熱的に接続されるヒートパイプ12と、第1のヒートシンク20と、冷却ファン40と、第2のヒートシンク30とが配置される。
電子部品11は、発熱する電子部品であり、筐体2内に実装される。電子部品11としては、CPU等が挙げられる。
ヒートパイプ12は、電子部品11と第1のヒートシンク20とを熱的に接続する手段である。ヒートパイプ12は、通常、水が封入された中空管になっている。ヒートパイプ12は、一方端13が電子部品11に接続され、他方端14側が第1のヒートシンク20に接続される。他方端14側のヒートパイプ12は、第1のヒートシンク20を貫通する。
第1のヒートシンク20は、ヒートパイプ12に熱的に接続されてヒートパイプ12から受熱するとともに通風により冷却可能になっている。
図3に示すように、第1のヒートシンク20は、通風可能なボックス状の支持部材29と、支持部材29中に形成された第1のフィン群21とからなる。
ボックス状の支持部材29は、支持板23、24、25、25から構成される枠体であり、矢印X方向に通風可能になっている。
ボックス状の支持部材29中には、複数枚の板状の第1のフィン22からなる第1のフィン群21が形成される。
第1のフィン群21は、複数枚の板状の第1のフィン22が長手方向に配列されたものであり、各第1のフィン22間に矩形の通風路45が形成されている。
第1のフィン22は、第1のフィン群21の長手方向に所定のピッチ(符号P)で離間して配置される。
第1のヒートシンク20の第1のフィン群21には、ヒートパイプ12が貫通している。ヒートパイプ12は、電子部品11から受熱した熱を第1のフィン群21に伝える。
第1のヒートシンク20は、第1のフィン群21とボックス状の支持部材29とが、別部材でなく、一体に成型されたものであってもよい。
また、第1のヒートシンク20は、ボックス状の支持部材29と第1のフィン群21とで構成することに代えて、板状の第1のフィン22とこの第1のフィン22の両端部に設けられた図示しない支持板とを備えた断面がコの字状のコの字状フィンエレメントを長手方向に積層して、各第1のフィン22間に矩形の通風路45が形成されるように作製したものであってもよい。
冷却ファン40は、送風口41から第1のヒートシンク20に向けて送風し(図中、矢印X)、第1のヒートシンク20を冷却する。
第2のヒートシンク30は、通風可能になっており、冷却ファン40からの送風を第1のヒートシンク20に導く。第2のヒートシンク30は、第1のヒートシンク20と冷却ファン40との間に設けられるとともに、第1のヒートシンク20に近接して配置される。
第2のヒートシンク30は、第1のヒートシンク20から受熱することにより、第1のヒートシンク20のヒートシンクとしての作用を補強する。
図3に示すように、第2のヒートシンク30は、通風可能なボックス状の支持部材39と、支持部材39中に形成された第2のフィン群31とからなる。
ボックス状の支持部材39は、支持板33、34、35、35から構成される枠体であり、矢印X方向に通風可能になっている。
ボックス状の支持部材39中には、複数枚の板状の第2のフィン32からなる第2のフィン群31が形成される。
第2のフィン群31は、複数枚の板状の第2のフィン32が長手方向に配列されたものであり、各第2のフィン32間に矩形の通風路46が形成されている。
第2のフィン32は、第2のフィン群31の長手方向に所定のピッチ(符号Q)で離間して配置される。
第2のヒートシンク30は、第2のフィン群31とボックス状の支持部材39とが、別部材でなく、一体に成型されたものであってもよい。
また、第2のヒートシンク30は、ボックス状の支持部材39と第2のフィン群31とで構成することに代えて、板状の第2のフィン32とこの第2のフィン32の両端部に設けられた図示しない支持板とを備えた断面がコの字状のコの字状フィンエレメントを長手方向に積層して、各第2のフィン32間に矩形の通風路46が形成されるように作製したものであってもよい。
図4に示すように、第2のヒートシンク30は、冷却ファン40の送風口41と第1のヒートシンク20との間に符号Zの方向に挿脱自在に配置される。第2のヒートシンク30は、挿脱自在になっているため、第2のフィン群31の表面が、冷却ファン40の送風口41や第1のヒートシンク20の第1のフィン群21の表面から、通常、1mm〜10mm程度離間して配置される。
第2のヒートシンク30は、冷却ファン40の送風口41と第1のヒートシンク20の第1のフィン群21との間に配置され、固定される。第2のヒートシンク30を固定する方法としては、図示しない両面テープを用いて筐体2の一部に貼り付けたり、筐体2の一部に設けた図示しない挟持部材で挟持したり、筐体2に設けた第2のヒートシンク30交換用の図示しない蓋体を閉めて蓋体と筐体2とで挟持したりする方法が挙げられる。
次に、図2〜図4を参照して電子機器1の作用を説明する。
はじめに、第2のヒートシンク30を、冷却ファン40の送風口41と第1のヒートシンク20の第1のフィン群21との間に配置して、図2に示す状態にする。第2のヒートシンク30は、挿脱自在になっているため、第2のフィン群31の表面が、冷却ファン40の送風口41や第1のヒートシンク20の第1のフィン群21の表面から、通常、1mm〜10mm程度離間して配置される。
次に、電子機器1を動作させると、電子部品11が発熱する。電子部品11で発熱した熱は、ヒートパイプ12を介して、第1のヒートシンク20の第1のフィン群21に伝熱される。第1のフィン群21はヒートパイプ12からの伝熱により発熱する。
さらに、第1のフィン群21の冷却のため、冷却ファン40を回転させ、図3の矢印Xの向きに送風する。冷却ファン40から送風された風は、冷却ファン40と第1のヒートシンク20との間に配置された第2のヒートシンク30を介して第1のヒートシンク20の第1のフィン群21に送られる。
冷却ファン40から送風される風は、通常、ほこりを含むため、第2のヒートシンク30の第2のフィン群31にほこりが付着する。ほこりは、第1のヒートシンク20の第1のフィン群21にも付着するが、冷却ファン40の送風口41に近い第2のヒートシンク30により多く付着する。
第2のヒートシンク30は、第2のヒートシンク30の挿脱のスペースの確保のため、第2のフィン群31の冷却ファン40側の導風面が冷却ファン40の送風口41と離間している。このため、第2のヒートシンク30の第2のフィン群31の冷却ファン40側の導風面にはほこりが付着しやすくなっている。
次に、付着したほこりの除去のため、第2のヒートシンク30を筐体2から図4に示す状態になるように取り外す。取り外した第2のヒートシンク30は、第1のヒートシンク20と違い、ヒートパイプ12が接続されていない単純なフィン構造であるため、水洗やエアーブローにより、付着したほこりを簡単に除去することができる。
電子機器1によれば、第2のヒートシンク30の第2のフィン群31がほこりを捕捉するため、第1のヒートシンク20の第1のフィン群21にほこりが付着しにくい。また、第2のヒートシンク30が挿脱自在であるため、第2のヒートシンク30に付着したほこりの除去が容易である。
電子機器1は、第1のヒートシンク20と第2のヒートシンク30とが、通風方向が略一致するように配置されると、通気抵抗が少ないため好ましい。
電子機器1は、第2のヒートシンク30の第2のフィン32のピッチQが、第1のヒートシンク20の第1のフィン22のピッチPと略同じ大きさであると、冷却ファン40から第1のヒートシンク20への通気抵抗を小さくしやすいため好ましい。
また、電子機器1は、図5に示すように、筐体2に、筐体2外部から筐体2内の第2のヒートシンク30の取り出しが可能な開口部51を設けてもよい。
開口部51は、矩形の穴部54と、穴部54を取り囲むとともに筐体底面部8の外側表面から凹設された蓋体支持部52を備える。蓋体支持部52にはねじの挿通が可能な挿通孔53が設けられる。開口部51の蓋体支持部52には蓋体55が嵌め込み可能になっている。蓋体55には、ねじの挿通が可能な挿通孔56が設けられる。
蓋体55と開口部51の蓋体支持部52とは、図示しないねじを挿通孔56および挿通孔53に挿通することにより固定可能になっている。
筐体2に第2のヒートシンク30の取り出しが可能な開口部51を設けると、第2のヒートシンク30の取り出しが容易であるとともに、筐体2の強度の低下につながる開口部51の大きさを最小限にすることができるため好ましい。
すなわち、第2のヒートシンク30を持たない電子部品とヒートパイプと冷却ファンと第1のヒートシンクとからなる従来の冷却装置が内蔵された電子機器では、筐体に第1のヒートシンクのほこり除去用の開口部を設けると、開口部が大きくて筐体の強度が大きく低下するおそれがあった。これに対し、電子機器1の筐体2内の開口部51は、第2のヒートシンク30の取り出しが可能な小さな開口部でよいため、筐体2の強度の低下を最小限にすることができる。
電子機器1は、第2のヒートシンク30の一部、たとえば、支持板33に挿脱用の図示しない取っ手を付けると、第2のヒートシンク30の筐体2への挿脱が容易であるため好ましい。
電子機器1は、第1のヒートシンク20が金属製であると、熱伝導がよいため好ましい。
電子機器1は、第1のヒートシンク20に加えて第2のヒートシンク30も金属製であると、第1のヒートシンク20から第2のヒートシンク30への熱伝導がよいためより好ましい。
電子機器1は、第2のヒートシンク30がプラスチック製であると、作製が安価であるため好ましい。
[第2の実施形態]
次に、電子機器の第2実施形態1Aにつき図面を参照して説明する。電子機器1Aの外観構成は、第1実施形態に示された電子機器1と同じであるため、電子機器1と同様に図1に示す。
第2実施形態に示された電子機器1Aは、第1実施形態に示された電子機器1に対し、第2のヒートシンク30に代えて第2のヒートシンク30Aを用いた点でのみ異なる。電子機器1Aの他の構成および作用は電子機器1と同じであるため、同じ構成に同じ符号を付し、構成および作用についての説明を省略または簡略化する。
図6は、電子機器1Aに用いられる第2のヒートシンク30Aを示す斜視図である。
図6に示すように、第2のヒートシンク30Aは、第2のヒートシンク30に対し、上部の支持板33を、形状の異なる上部の支持板33Aに変えたものである。第2のヒートシンク30Aの支持板33Aは、第2のヒートシンク30の支持板33を第1のヒートシンク20側に延設してひさし状部42を形成したものである。
図7に示すように、第2のヒートシンク30Aは、支持板33Aのひさし状部42が、第1のヒートシンク20の上部の支持板23の上を覆うように筐体2に配置される。ひさし状部42は、第1のヒートシンク20の上部の支持板23に接触または非接触の状態で配置される。
第2のヒートシンク30Aのひさし状部42が、第1のヒートシンク20の上部の支持板23の上を覆いかつ接触しないように配置されると、ひさし状部42のない第2のヒートシンク30を用いる場合に比べて冷却ファン40からの送風が第1のヒートシンク20の第1のフィン群21に効率よく供給される。
第2のヒートシンク30Aのひさし状部42が第1のヒートシンク20の上部の支持板23に接触しない態様は、たとえば、第1のヒートシンク20が金属製で、第2のヒートシンク30Aがプラスチック製である場合に、第2のヒートシンク30Aを第1のヒートシンク20の高温に接触して変形等を生じさせないようにするために用いられる。
第2のヒートシンク30Aのひさし状部42が、第1のヒートシンク20の上部の支持板23の上を覆いかつ接触するように配置されると、第2のヒートシンク30Aのひさし状部42を接触させない場合に比べて冷却ファン40からの送風が第1のヒートシンク20の第1のフィン群21により効率よく供給される。
第2のヒートシンク30Aのひさし状部42が、第1のヒートシンク20の上部の支持板23の上を覆いかつ接触するように配置されると、第2のヒートシンク30Aと第1のヒートシンク20との間の熱的な接続が確実になるため好ましい。
電子機器1Aによれば、電子機器1と同様の作用に加え、第2のヒートシンク30Aがひさし状部42を有するため、第2のヒートシンク30Aから第1のヒートシンク20への送風のロスが少なく、冷却効率が高くなる。また、第2のヒートシンク30Aのひさし状部42を第1のヒートシンク20に熱的に接続した場合には、第2のヒートシンク30Aと第1のヒートシンク20との熱的な接続が確実になり好ましい。
[第3の実施形態]
次に、電子機器の第3実施形態1Bにつき図面を参照して説明する。電子機器1Bの外観構成は、第1実施形態に示された電子機器1と同じであるため、電子機器1と同様に図1に示す。
第3実施形態に示された電子機器1Bは、第1実施形態に示された電子機器1に対し、第1のヒートシンク20に代えて第1のヒートシンク20Bを用いるとともに、第2のヒートシンク30に代えて第2のヒートシンク30Bを用いた点でのみ異なる。
電子機器1Bの他の構成および作用は電子機器1と同じであるため、同じ構成に同じ符号を付し、構成および作用についての説明を省略または簡略化する。
図8は、電子機器1Bに用いられる第1のヒートシンク20Bおよび第2のヒートシンク30Bを示す斜視図である。
第1のヒートシンク20Bは、第1のヒートシンク20に対し、矩形の通風路45を多数有する第1のフィン群21に代えてメッシュ状の通風路45Bを有する第1のフィン22Bを用いた点で異なり、他の点は同様である。このため、第1のヒートシンク20Bは、第1のヒートシンク20と同じ構成に同じ符号を付し、説明を省略する。
図8に示すように、第1のヒートシンク20Bは、通風可能なボックス状の支持部材29と、支持部材29中に形成された第1のフィン22Bとからなる。
第1のフィン22Bは、複数枚の第1の平板状部材27と、隣接する第1の平板状部材27、27間を接続する複数枚の第2の平板状部材28とからなる。
第1の平板状部材27は、平板状の部材であり、第1のヒートシンク20Bの長手方向に離間して複数枚配置される。第2の平板状部材28は、平板状の部材であり、隣接する第1の平板状部材27、27間に配置されて第1の平板状部材27、27間を接続する。
第1のフィン22Bは、第1の平板状部材27と第2の平板状部材28との接続により形成される通風路45Bがメッシュ状になっている。
第1のフィン22Bの第1の平板状部材27は、法線方向に所定のピッチ(符号R)で離間して配置される。第1のフィン22Bの第2の平板状部材28は、法線方向に所定のピッチ(符号T)で離間して配置される。
第1のヒートシンク20は、第1のフィン22Bとボックス状の支持部材29とが、別部材でなく、一体に成型されたものであってもよい。
第2のヒートシンク30Bは、第2のヒートシンク30に対し、矩形の通風路46を多数有する第2のフィン群31に代えてメッシュ状の通風路46Bを有する第2のフィン32Bを用いた点で異なり、他の点は同様である。このため、第2のヒートシンク30Bは、第2のヒートシンク30と同じ構成に同じ符号を付し、説明を省略する。
図8に示すように、第2のヒートシンク30Bは、通風可能なボックス状の支持部材39と、支持部材39中に形成された第2のフィン32Bとからなる。
第2のフィン32Bは、複数枚の第3の平板状部材37と、隣接する第3の平板状部材37、37間を接続する複数枚の第4の平板状部材38とからなる。
第3の平板状部材37は、平板状の部材であり、第2のヒートシンク30Bの長手方向に離間して複数枚配置される。第4の平板状部材38は、平板状の部材であり、隣接する第3の平板状部材37、37間に配置されて第3の平板状部材37、37間を接続する。
第2のフィン32Bは、第3の平板状部材37と第4の平板状部材38との接続により形成される通風路46Bがメッシュ状になっている。
第2のフィン32Bの第3の平板状部材37は、法線方向に所定のピッチ(符号S)で離間して配置される。第2のフィン32Bの第4の平板状部材38は、法線方向に所定のピッチ(符号U)で離間して配置される。
第2のヒートシンク30Bは、第2のフィン32Bとボックス状の支持部材39とが、別部材でなく、一体に成型されたものであってもよい。
電子機器1Bは、第1のヒートシンク20Bの第1のフィン22Bのメッシュの大きさと、第2のヒートシンク30Bの第2のフィン32Bのメッシュの大きさとが略同じであると、冷却ファン40から第1のヒートシンク20Bへの通気抵抗を小さくしやすいため好ましい。
ここで、第1のフィン22Bのメッシュの大きさと第2のフィン32Bのメッシュの大きさとが略同じであるとは、図8において、第1のフィン22Bの第1の平板状部材27、27間のピッチ(R)と第2のフィン32Bの第3の平板状部材37、37間のピッチ(S)とが略等しいとともに、第1のフィン22Bの第2の平板状部材28、28間のピッチ(T)と第2のフィン32Bの第4の平板状部材38、38間のピッチ(U)とが略等しいことを意味する。
電子機器1Bによれば、電子機器1と同様の作用に加え、第1のヒートシンク20Bの第1のフィン22Bの通風路45Bおよび第2のヒートシンク30Bの第2のフィン32Bの通風路46Bを共にメッシュ状にしたため、放熱面積が大きくなり、冷却効率が高くなる。
また、電子機器1Bは、第1のヒートシンク20Bの第1のフィン22Bに代えて第1のヒートシンク20の第1のフィン群21を用いたり、第2のヒートシンク30Bの第2のフィン32Bに代えて第2のヒートシンク30の第2のフィン群31を用いたりしてもよい。
第1のフィン群21や第2のフィン群31を用いると、安価で作製することができる。
電子機器1Bは、第2のヒートシンク30Bに、第2実施形態に示された電子機器1Aの第2のヒートシンク30Aのひさし状部42と同様のひさし状部を形成してもよい。第2のヒートシンク30Bにひさし状部を形成する効果は、電子機器1Aと同様であるため説明を省略する。
本発明に係る電子機器の第1実施形態の外観を示す斜視図。 本発明に係る電子機器の第1実施形態を一部切欠して示す斜視図。 本発明に係る電子機器の第1実施形態中の構成部材を示す斜視図。 本発明に係る電子機器の第1実施形態を一部切欠して示す斜視図。 本発明に係る電子機器の第1実施形態を一部切欠して示す斜視図。 本発明に係る電子機器の第2実施形態に用いられる第2のヒートシンクを示す斜視図。 本発明に係る電子機器の第2実施形態を一部切欠して示す斜視図。 本発明に係る電子機器の第3実施形態に用いられる第1のヒートシンクおよび第2のヒートシンクを示す斜視図。
符号の説明
1、1A、1B 電子機器
2 筐体
3 ヒンジ手段
4 表示手段
5 蓋体
6 入力手段
8 筐体底面部
11 電子部品
12 ヒートパイプ
13 ヒートパイプの一方の端部
14 ヒートパイプの他方の端部
20、20B 第1のヒートシンク
21 第1のフィン群
22、22B 第1のフィン
23、33、33A 上部の支持板
24、34 側部の支持板
25、35 下部の支持板
26、36 側部の支持板
27 第1の平板状部材
28 第2の平板状部材
29、39 ボックス状の支持部材
30、30A、30B 第2のヒートシンク
31 第2のフィン群
32、32B 第2のフィン
37 第3の平板状部材
38 第4の平板状部材
40 冷却ファン
41 冷却ファンの送風口
42 ひさし状部
45、45B、46、46B 通風路
51 取り出し開口部
52 取り出し開口部の蓋体支持部
53 取り出し開口部の挿通孔
55 開口部の蓋体
56 蓋体の挿通孔

Claims (12)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に実装される電子部品と、
    前記電子部品に熱的接続されたヒートパイプと、
    前記ヒートパイプに熱的接続された第1のヒートシンクと、
    前記第1のヒートシンクを冷却する冷却ファンと、
    前記第1のヒートシンクと前記冷却ファンとの間に設けられた第2のヒートシンクとを備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1のヒートシンクと第2のヒートシンクとは、通風方向が略一致するように配置されたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1のヒートシンクは、ボックス状の支持部材と、この支持部材中に複数枚の板状の第1のフィンが長手方向に配列され、各第1のフィン間に通風路が形成された第1のフィン群とからなることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記第2のヒートシンクは、ボックス状の支持部材と、この支持部材中に複数枚の板状の第2のフィンが長手方向に配列され、各第2のフィン間に通風路が形成された第2のフィン群とからなり、
    前記第1のヒートシンクの第1のフィンのピッチと、前記第2のヒートシンクの第2のフィンのピッチとは、略同じになっていることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記第1のヒートシンクは、ボックス状の支持部材と、この支持部材中に配置され、メッシュ状の通風路を有する第1のフィンとからなることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記第2のヒートシンクは、ボックス状の支持部材と、この支持部材中に配置され、メッシュ状の通風路を有する第2のフィンとからなり、
    前記第1のヒートシンクの第1のフィンのメッシュの大きさと、前記第2のヒートシンクの第2のフィンのメッシュの大きさとは、略同じになっていることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記第2のヒートシンクは、支持部材からひさし状に突設されたひさし状部が設けられ、
    前記第2のヒートシンクは、このひさし状部が前記第1のヒートシンクの一部を覆うように配置されることを特徴とする請求項3または請求項5記載の電子機器。
  8. 前記第2のヒートシンクは、前記ひさし状部が、前記第1のヒートシンクの一部に面で接触するように配置されることを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  9. 前記第1のヒートシンクの第1のフィンは、金属製であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  10. 前記第2のヒートシンクの第2のフィンは、金属製であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  11. 前記第2のヒートシンクの第2のフィンは、プラスチック製であることを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  12. 筐体と、
    前記筐体内に実装される電子部品と、
    前記電子部品に熱的接続されたヒートパイプと、
    前記ヒートパイプに熱的接続された第1のヒートシンクと、
    前記第1のヒートシンクを冷却する冷却ファンと、
    前記第1のヒートシンクと前記冷却ファンとの間に設けられた第2のヒートシンクとを備え、
    前記筐体に、筐体外部から筐体内の前記第2のヒートシンクの取り出しが可能な開口部を設けたことを特徴とする電子機器。
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