JP4550655B2 - カード排出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積み重ねられたカードを排出するカード排出装置に関し、特に、積み重ねられたカードを最下面のカードから順次排出するカード排出装置に関する。
近年、情報化社会の進展に伴い、カード等の情報記録媒体に所定の情報を書き込み、情報が書き込まれたカードによって個人認証を行うショッピング等を利用可能とするサービスが行われている。このようなサービスにおいては、予め所定のカードにその用途に応じて決められた情報を書き込んでおき、サービスを利用する場合に、カードに書き込まれた情報を読み取り、読み取った情報を用いてサービスの提供が行われる。
このような情報が書き込まれるカードとしては、様々なものが挙げられるが、最も簡単な構造のものとして表面に情報が印字されただけのものから、構造的に複雑なものとしてICチップが内蔵されたICカード等がある。これらのカードにおいては、書き込まれた情報が、カードの種類に応じた読み取り方法によって読み取られることになる。例えば、表面にバーコード情報が印字されたカードにおいては、表面にバーコードリーダを翳すことによりバーコードとして書き込まれた情報が読み取られ、また、表面に磁気ストライプが貼付されたカードにおいては、磁気により情報を読み取る専用の読取装置によって磁気ストライプに書き込まれた情報が読み取られ、さらに、ICチップが内蔵されたICカードにおいては、ICチップから電気的に情報を読み取る専用の読取装置によってICチップに書き込まれた情報が読み取られる。
上述した様々なカードにおいては、例えば、複数のカードがマトリックス状となって構成されるカード基材からカードが1枚ずつ打ち抜かれ、その後、一旦積み重ねられてストックされる。積み重ねられたカードは1枚ずつ取り出されて検査等の工程に送られる。
ここで、積み重ねられたカードを1枚ずつ取り出す方法として、積み重ねられたカードを最上面のカードから取り出すトップフィードと呼ばれる方法がある。このトップフィードと呼ばれる方法においては、例えば、積み重ねられたカードの最上面のカードをバキュームによって吸引して1枚ずつ取り出していくため、カード表面に傷をつけずに取り出すことができるという利点がある。
ところが、複数枚積み重ねられたカードにおいては、表面の印刷加工等の影響によって静電気が生じており、そのため、上述したようなトップフィードによってカードを取り出す場合、その静電気によって複数枚のカードが同時に取り出されてしまい、検査等の次の工程が正常に行われなくなってしまう虞れがある。特に、ICチップが内蔵され、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカードにおいては、複数枚のカードが重ね合わされた状態で検査が行われた場合、重ね合わされた複数枚のカードの中に動作不良のカードが含まれていたとしてもそれを検出することができず、正確な検査を行うことができなくなってしまう。また、ICチップが内蔵されたICカードにおいては、ICチップが内蔵された領域の厚さが他の領域の厚さよりも若干厚いため、多数枚重ねあわされた場合、最上面のカードに傾きが生じ、カードを1枚ずつ取り出すことが困難となってしまう。
そこで、積み重ねられたカードを最下面のカードから排出するカード排出装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
図5は、従来のカード排出装置の一構成例を示す図であり、(a)は構成を示す図、(b)は上面図である。
本従来例は図5に示すように、カードが積み重なって収納されたカセットが設置されるカセット設置部110と、カセット設置部110の底部にてカセットに収納されたカードの排出方向に移動可能に設けられたカード押し出し部材120と、カード押し出し部材120によって押し出されたカードをカード載置台150に導く一対のローラ131,132とから構成されている。なお、カード押し出し部材120には、カードの排出方向上流側の端部にカードを押し出すための爪部121が設けられている。
以下に、上記のように構成されたカード排出装置におけるカードの排出動作について説明する。
図6は、図5に示したカード排出装置におけるカードの排出動作を説明するための図である。
複数枚のカード101が積み重ねられて収納されたカセット102がカセット設置部110に設置されており(図6(a))、この状態で、カード押し出し部材120がローラ131,132の方向、すなわち、カード101の排出方向にスライドすると、カセット102に積み重ねられて収納されたカード101のうち最下面のカード101の排出方向とは反対側の端部がカード押し出し部材120の爪部121に当接し、それにより、最下面のカード101がローラ131,132の方向に押し出される(図6(b))。ここで、カード101が収納されたカセット102は、カセット102がカセット設置部110に設置された場合に、カード押し出し部材120が最下面のカード101に当接可能となるように、かつ、カード押し出し部材120によって押し出されたカード101が排出可能となるような形状を有している。
カード押し出し部材120によって押し出されたカード101は、カセット設置部110から排出され、その先端側がローラ131,132に当接すると、ローラ131,132の回転によってカード載置台150に導かれ(図6(c))、その後、カセット設置部110から排出されたカード101がカード載置台150上に載置されることになる(図6(d))。
特開2002−183809号公報
しかしながら、上述したように積み重ねられたカードを最下面のカードから排出するカード排出装置においては、積み重ねられたカードを排出する際、収納領域からカードを押し出すための押し出し部材にカードが擦れてカードの表面に傷がついてしまうという問題点がある。
例えば、図5及び図6に示したカード排出装置においては、カード101がローラ131,132間に挟まれた後にローラ131,132によってカード載置台150に導かれる際、カード101の下面側の全面がカード押し出し部材120に擦れてカード101の表面に傷がついてしまう。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、積み重ねられたカードを最下面のカードから順次排出する場合においてもカードの表面に傷をつきにくくすることができるカード排出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
収納領域に積み重ねられたカードを、前記収納領域の底部にて最下面のカードと当接するように設けられた排出手段によって最下面のカードから順次排出するカード排出装置であって、
前記排出手段は、
当接したカードをスライドさせることにより該カードを前記収納領域から押し出す押し出し部材と、
前記押し出し部材の前記カードの排出方向先端部に前記カードとの当接面が前記押し出し部材の前記カードとの当接面に対して前記収納領域側となるように取り付けられた第1の回転部材とを有し、
さらに、
前記押し出し部材によって押し出されたカードを前記第1の回転部材との間にて挟みながら所定の領域に導く第2の回転部材を有し、
前記押し出し部材は、前記収納領域の底部となる移動始点領域と、前記第1の回転部材の前記カードの排出方向とは垂直な方向の接線と前記第2の回転部材の前記カードの排出方向とは垂直な方向の接線とが重なる移動終点領域との間を往復移動することにより、前記移動始点領域において当接したカードを前記収納領域から押し出す
上記のように構成された本発明においては、収納領域に積み重ねられたカードのうち最下面のカードが排出手段に当接し、この排出手段を構成する押し出し部材によってスライドすることにより、収納領域に積み重ねられたカードが最下面から順次排出される。ここで、押し出し部材のカードの排出方向先端部には、カードとの当接面が押し出し部材のカードとの当接面に対して収納領域側となる第1の回転部材が取り付けられているので、収納領域に積み重ねられたカードが押し出し部材によって押し出される際、カードの排出方向先端側が収納領域側に傾き、それにより、カードはその排出方向後端部のみが押し出し部材に当接した状態となり、また、カードが排出方向先端側にて当接する排出手段は回転部材であるため、カードが押し出し部材によって排出される際にカードの表面に傷がつきにくくなる。
このような構成とした場合、押し出し部材によって押し出されたカードが第1の回転部材と第2の回転部材とによって所定の領域に導かれる際、第1の回転部材と第2の回転部材との間にて詰まってしまうことがなくなる。
また、カードがICカードのような厚さが均一でないものであっても、積み重ねられたカードが最下面のカードから順次排出されることにより、カードが1枚ずつ確実に排出されることになる。
以上説明したように本発明においては、収納領域に積み重ねられたカードのうち最下面のカードと当接してそのカードをスライドさせることにより収納領域から押し出す押し出し部材のカードの排出方向先端部に、カードとの当接面が押し出し部材のカードとの当接面に対して収納領域側となるように第1の回転部材が取り付けられているため、積み重ねられたカードを最下面のカードから順次排出する場合においてもカードの表面に傷をつきにくくすることができる。
また、押し出し部材によって押し出されたカードを第1の回転部材との間にて挟みながら所定の領域に導く第2の回転部材を有し、押し出し部材が、収納領域の底部となる移動始点領域と、第1の回転部材のカードの排出方向とは垂直な方向の接線と第2の回転部材のカードの排出方向とは垂直な方向の接線とが重なる移動終点領域との間を往復移動することにより、移動始点領域において当接したカードを収納領域から押し出す構成としたものにおいては、押し出し部材によって押し出されたカードが第1の回転部材と第2の回転部材とによって所定の領域に導かれる際、第1の回転部材と第2の回転部材との間にて詰まってしまうことを防止することができる。
また、カードがICカードのような厚さが均一でないものであっても、積み重ねられたカードが最下面のカードから順次排出されることにより、カードを1枚ずつ確実に排出することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のカード排出装置の実施の一形態を示す図であり、(a)は構成を示す図、(b)は上面図である。
本形態は図1に示すように、カードが積み重なって収納されたカセットが設置される収納領域となるカセット設置部10と、カセット設置部10の底部にてカセットに収納されたカードの排出方向に移動可能に設けられたカード押し出し部材20と、カセット設置部10に設置されたカセットに収納されたカードを横方向から挟持することにより、カセットに収納されたカードを保持する一対の挟持部材であるカードストッパー42a,42bと、カードストッパー42a,42bにて保持されたカードが、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動することにより落下した場合にそのカードを横方向から挟持して保持する一対の挟持部材であるカードストッパー41a,41bと、カードストッパー41a,41bによって保持されるカードの有無を検出するカードセンサー43と、ゴム材からなり、カード押し出し部材20のカード排出方向先端部に取り付けられた回転自在な第1の回転部材であるローラ22と、ゴム材からなり、カード押し出し部材20によって押し出されたカードをローラ22との間で挟みながらカード載置台50に導く第2の回転部材であるローラ31とから構成されている。なお、カードストッパー41a,41b,42a,42bにおいては、カードストッパー41a,41bが第1の規制手段となり、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動することにより落下したカードを横方向から挟持することにより、カード押し出し部材20上に積み重ねられるカードの枚数を規制し、また、カードストッパー42a,42bが第2の規制手段となり、カセット設置部10に設置されたカセットに収納されたカードを横方向から挟持することにより、カードストッパー41a,41bにて保持されるカードの枚数を規制することになる。また、カードが収納されたカセットは、カセットがカセット設置部10に設置された場合に、収納されたカードがカセット設置部10の底部に落下するように、かつ、カセットに収納されたカードがカードストッパー42a,42bによって挟持可能となるような形状を有している。
また、カード押し出し部材20には、カードの排出方向上流側の端部にカードを押し出すための爪部21が設けられている。この爪部21は、カセットに収納されるカード1枚分の厚さよりも低い高さを有しており、カード1枚の厚さを0.76mmとした場合、例えば0.5mm程度の高さを有している。また、カード押し出し部材20のカードの排出方向の長さは、カセット設置部10のカードの排出方向の長さよりも短く、その排出方向先端部にローラ22が取り付けられている。このローラ22の高さは、カード押し出し部材20のカードが積み重ねられる側の面よりも所定量tだけ高くなっている。それにより、ローラ22は、カードとの当接面がカード押し出し部材20のカードとの当接面に対してカセット設置部10側となるように取り付けられている。
また、カード押し出し部材20によって押し出されたカードをローラ22との間で挟みながらカード載置台50に導くローラ31は、モータ(不図示)によって回転するローラ32にベルト33を介して繋がれており、それにより、常時回転するような構成となっている。
また、カード載置台50には、カセット設置部10から排出されたカードの排出方向下流側端部に、カセット設置部10から排出されてカード載置台50に載置されたカードを上方向から押えるカード押さえ部材51が設けられており、その下面にはスポンジ52が貼付されている。
以下に、上記のように構成されたカード排出装置におけるカードの排出動作について説明する。
まず、カード押し出し部材20によってカセット設置部10からカードが押し出される際の動作について説明する。
図2は、図1に示したカード排出装置においてカード押し出し部材20によってカセット設置部10からカードが押し出される際の動作を説明するための図である。
複数枚のカード1が積み重ねられて収納されたカセットがカセット設置部10に設置されており、また、カードストッパー42a,42bによって、カセット2に収納されたカードの一部が横方向から挟持されることにより、カードストッパー41a,41bにて保持されるカード1の枚数が規制され、また、カードストッパー41a,41bによって、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動することにより落下してきたカード1が横方向から挟持されることにより、カード押し出し部材20上に積み重ねられるカード1の枚数が規制されている(図2(a))。その詳細については後述する。これにより、カセット設置部10にて複数枚のカード1が積み重ねられた状態となっている。この際、カード押し出し部材20の爪部21は、カセット設置部10の外側に対向するように配置されており、それにより、カセット設置部10に積み重ねられたカード1のうち最下面のカード1がカード押し出し部材20の爪部21ではない領域に載置される。このように、カセット設置部10に積み重ねられたカード1が排出される前にてカード押し出し部材20の爪部21がカセット設置部10の外側に対向するような状態がカード押し出し部材20の移動始点領域であり、カード押し出し部材20は、後述する移動終点領域との間を往復移動することにより、カセット設置部10に積み重ねられたカード1を最下面のカード1から順次排出することになる。また、上述したように、カード押し出し部材20のカード1の排出方向先端部に取り付けられたローラ22の高さが、カード押し出し部材20のカードが積み重ねられる側の面よりも所定量tだけ高くなっているため、カセット設置部10に積み重ねられたカード1のうち最下面のカード1は、カード押し出し部材20の爪部21に隣接する領域とローラ22の表面との2点によってのみ支えられた状態となっている。すなわち、カセット設置部10から排出されるカード1は、カード押し出し部材20に対して、排出方向後端部のみが接した状態となっている。
この状態で、カード押し出し部材20がローラ31の方向、すなわち、カード1の排出方向にスライドすると、カセット設置部10に積み重ねられたカード1のうち最下面のカード1の排出方向とは反対側の端部がカード押し出し部材20の爪部21に当接し、それにより、最下面のカード1がローラ31の方向にスライドするように押し出される。そして、カード押し出し部材20によって押し出されたカード1は、カセット設置部10から排出され、その先端側端部がローラ31に当接するようになる(図2(b))。
カセット設置部10から排出されたカード1がローラ31に当接すると、ローラ31に当接したカード1は、ローラ31の回転によってカード載置台50に導かれていく(図2(c))。この際、カード載置台50に導かれていくカード1は、上述したようにカード押し出し部材20に対して排出方向後端部のみが接しながらカード載置台50に導かれていき、また、カード押し出し部材20のカード排出方向先端部に取り付けられたローラ22もカード1がスライドすることによって回転することになるため、このカード1に、カード押し出し部材20と擦れることにより生じる傷がついてしまうことはない。また、ローラ31に当接したカード1は、このローラ22,31間に挟まれながらカード載置台50に導かれていくことになるが、ローラ22のカード1の排出方向とは垂直な方向となる接線がローラ31のカード1の排出方向とは垂直な方向の接線よりもカード1の排出方向下流側となると、ローラ22,31間のニップ力によってカセット設置部10から排出されたカード1がローラ22,31間で詰まってしまう虞れがある。そこで、カード押し出し部材20の移動終点領域が、カセット設置部10から押し出されたカード1がローラ31の回転によってカード載置台50の方向に導き可能となる領域から、ローラ22のカード1の排出方向とは垂直な方向となる接線がローラ31のカード1の排出方向とは垂直な方向の接線と重なる領域までの範囲内となるように設定されている。
その後、カセット設置部10から排出されたカード1がカード載置台50上に載置されることになる(図2(d))。この際、カード載置台50には、カセット設置部10から排出されたカードの排出方向下流側端部に、カセット設置部10から排出されてカード載置台50に載置されたカードを上方向から押えるカード押さえ部材51が設けられており、その下面にはスポンジ52が貼付されているため、カセット設置部10から排出されたカード1がカード載置台50の所定の位置に静止することになる。
上述したように本形態においては、カセット設置部10に積み重ねられたカード1がカード押し出し部材20によって押し出されてカセット設置部10から排出される際に、排出されるカード1が、排出方向後端部のみしかカード押し出し部材20に接しておらず、かつ、ゴム材からなる2つのローラ22,31に挟まれながら排出されるため、カード1の表面に傷がついてしまうことはない。
次に、カセット設置部10に設けられたカードストッパー41a,41b,42a,42bの動作について説明する。なお、本形態においては、100枚のカード1が積み重ねられて収納されたカセット2がカセット設置部10に設置され、カードストッパー41a,41bによって10枚ずつのカード1がカード押し出し部材20上に供給され、また、カードストッパー42a,42bによって10枚ずつのカード1が、カードストッパー41a,41bによるカード1が保持される領域に供給される場合を例に挙げて説明する。
図3は、図1に示したカード排出装置におけるカードストッパー41a,41b,42a,42bの動作の一例を説明するための図である。
まず、初期動作として、100枚のカード1が積み重なって収納されたカセット2がカセット設置部10に設置されると、カセット2に収納された100枚のカード1は、カードストッパー42a,42bによってその下方の一部が横方向から挟持されることにより、カードストッパー42a,42bの上部となるエリアAにて積み重ねられる。
この状態においては、カードストッパー41a,41bからカードストッパー42a,42bまでの領域となるエリアBにはカード1が存在していないため、その旨がカードセンサー43にて検出される。すると、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動し、エリアAにて積み重ねられたカード1のうち10枚のカードのみが落下する。これは、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動している時間を制御することによって行われる。すなわち、エリアAにて積み重ねられたカード1が、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動することにより落下しはじめ10枚のカード1が落下し終わるまでの時間だけカードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動するように制御されることにより、エリアAにて積み重ねられたカード1のうち10枚のカードのみが落下することになる。
エリアAから落下した10枚のカード1は、カードストッパー41a,41bによって横方向から挟持されることにより、カードストッパー41a,41bの上部となるエリアBにて積み重ねられる。
次に、カードストッパー41a,41bが互いに離れる方向に移動し、それにより、エリアBにて積み重ねられた10枚のカード1が落下する。なお、カードストッパー41a,41bは、エリアBにて積み重ねられた10枚のカード1が全て落下するために十分な時間、互いに離れる方向に移動しており、それにより、エリアBにて積み重ねられた10枚のカード1の全てが落下することになる。
エリアBから落下した10枚のカードは、カセット設置部10の底部となるエリアCにて積み重ねられる。
また、エリアBにて積み重ねられた10枚のカード1が全てエリアCに落下したことにより、エリアBにはカード1が存在しなくなるため、その旨がカードセンサー43にて検出され、上述したように、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動し、エリアAにて積み重ねられたカード1のうち10枚のカードのみが落下する。
これにより、カセット設置部10に設置されたカセット2に収納された100枚のカード1のうち、80枚のカード1がカセット2に収納された状態でエリアAにて積み重ねられ、また、エリアB,Cにはそれぞれカセット2から落下した10枚のカードが積み重ねられた状態となる(図3(a))。
この状態で、図2を用いて説明したようにカード1が排出されていくと、エリアCにて積み重ねられたカード1の枚数が減少していく(図3(b))。ここで、エリアCにて積み重ねられたカード1は、上述したようにカード押し出し部材20の移動によってカセット設置部10から排出されるが、その排出速度は一定となっているため、エリアBにて積み重ねられたカード1がエリアCに落下してそのカード1がカード押し出し部材20によって押し出され始めてからの時間を計測することによって、エリアCにて現在積み重ねられているカード1の枚数を特定することができる。そこで、1枚のカード1がカード押し出し部材20によってカセット設置部10から排出される時間に、エリアCにて積み重ねられたカード1の枚数からエリアCにカード1を供給すべき際のカード1の枚数を減算した値が乗算され、エリアBにて積み重ねられたカード1がエリアCに落下してそのカード1がカード押し出し部材20によって押し出され始めてからその乗算結果による時間が経過した後に、カードストッパー41a,41bが互いに離れる方向に移動するように制御され、エリアBにて積み重ねられたカード1がエリアCに供給されることになる(図3(c))。例えば、1枚のカード1がカード押し出し部材20によってカセット設置部10から排出される時間が1秒であり、エリアCに2枚のカード1しか残存しなくなった場合にエリアBからエリアCにカード1を供給する場合、エリアBに積み重ねられたカード1がエリアCに落下してそのカード1がカード押し出し部材20によって押し出され始めてから8秒後にカードストッパー41a,41bが互いに離れる方向に移動するように制御し、それにより、エリアBにて積み重ねられたカード1がエリアCに供給されるようにすればよい。なお、これにより、エリアCには初期状態の10枚とは異なる12枚のカード1が積み重ねられることになるため、カードストッパー41a,41bの一度目の制御と2度目以降の制御のための時間を異ならせることが考えられる。例えば、上述したように8秒という時間を用いてカードストッパー41a,41bを制御し続けた場合、一度目の制御の直後はエリアCには12枚のカード1が積み重ねられるが、二度目の制御の直後はエリアCには14枚、三度目の制御の直後は16枚というようにエリアCに積み重ねられるカード1の枚数が増加していってしまうことになる。そのため、一度目の制御は8秒という時間を用い、二度目以降の制御は10秒という時間を用いれば、カードストッパー41a,41bの制御直後にエリアCにて積み重ねられたカード1の枚数を12枚と一定とすることができる。
カードストッパー41a,41bが制御されることにより、エリアBにて積み重ねられた10枚のカード1が全てエリアCに落下すると、エリアBにはカード1が存在しなくなる(図3(d))。すると、その旨がカードセンサー43にて検出され、上述したように、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動し、エリアAにて積み重ねられたカード1のうち10枚のカードのみが落下し(図3(e))、カードストッパー41a,41bによってエリアBにて積み重ねられることになる(図3(f))。
上述したように本形態においては、カセット設置部10にて積み重ねられるカード1の一部がカードストッパー41a,41b,42a,42bによって保持されることより、カード押し出し部材20上に積み重ねられるカード1の枚数が10枚程度となり、それにより、カセット設置部10に積み重ねられたカード1の最下面のカード1に加わる重さが軽減され、最下面のカード1から順次排出する場合であってもカード1の表面に傷をつきにくくすることができる。
なお、本形態においては、エリアBに積み重ねられたカード1がエリアCに落下してそのカード1がカード押し出し部材20によって押し出され始めてからの時間を計測することによって、エリアCにて現在積み重ねられているカード1の枚数を特定しているが、カード押し出し部材20がカード1を押し出すために往復移動した回数を計測することによって、エリアCにて現在積み重ねられているカード1の枚数を特定することも考えられる。
図4は、図1に示したカード排出装置におけるカードストッパー41a,41b,42a,42bの動作の他の例を説明するための図である。
まず、初期動作として、100枚のカード1が積み重なって収納されたカセット2がカセット設置部10に設置されると、カセット2に収納された100枚のカード1は、カードストッパー42a,42bによってその下方の一部が横方向から挟持されることにより、カードストッパー42a,42bの上部となるエリアAにて積み重ねられる。
この状態においては、カードストッパー41a,41bからカードストッパー42a,42bまでの領域となるエリアBにはカード1が存在していないため、その旨がカードセンサー43にて検出される。すると、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動し、エリアAにて積み重ねられたカード1が落下する。ここで、本例においては、カードストッパー41a,41bとカードストッパー42a,42bとのカード1の積み重ね方向の距離がカード10枚分の厚さと等しいため、エリアAにて積み重ねられた全てのカード1がカード1の10枚分の厚さだけそれぞれ下方に落下することになる。
エリアAから落下したカード1は、カードストッパー41a,41bによって横方向から挟持され、それにより、エリアBに10枚のカード1が存在し、エリアA,Bに渡って100枚のカード1が積み重ねられた状態となる。
次に、カードストッパー41a,41bが互いに離れる方向に移動する。すると、エリアA,Bに渡って積み重ねられた100枚のカード1のうち、エリアAに存在する90枚のカード1は、カードストッパー42a,42bによって横方向から挟持されているために落下せず、エリアBに存在する10枚のカード1のみが落下する。なお、カードストッパー41a,41bは、エリアBに存在する10枚のカード1が全て落下するために十分な時間、互いに離れる方向に移動しており、それにより、エリアBにて存在する10枚のカード1の全てが落下することになる。
エリアBから落下した10枚のカード1は、カセット設置部10の底部となるエリアCにて積み重ねられる。
また、エリアBにて存在していた10枚のカード1が全てエリアCに落下したことにより、エリアBにはカード1が存在しなくなるため、その旨がカードセンサー43にて検出され、上述したように、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動し、エリアAにて積み重ねられた全てのカード1がカード1の10枚分の厚さだけそれぞれ下方に落下する。
これにより、カセット設置部10に設置されたカセット2に収納された100枚のカード1のうち、90枚のカード1がエリアA,Bに渡って積み重ねられ、また、エリアCにはエリアBから落下した10枚のカードが積み重ねられた状態となる(図4(a))。
この状態で、図2を用いて説明したようにカード1が排出されていくと、エリアCにて積み重ねられたカード1の枚数が減少していく(図4(b))。ここで、本例においては、エリアBに積み重ねられたカードを検出するカードセンサー43の他に、エリアCに積み重ねられたカード1を検出するカードセンサー(不図示)が設けられている。そのカードセンサーによって、エリアCに積み重ねられたカード1の枚数が2〜3枚となったことが検出されると、カードストッパー41a,41bが互いに離れる方向に移動するように制御される。すると、上述したように、エリアA,Bに渡って積み重ねられた90枚のカード1のうち、エリアAに存在する80枚のカード1は、カードストッパー42a,42bによって横方向から挟持されているために落下せず、エリアBに存在する10枚のカード1のみが落下してエリアCに供給される(図4(c))。
カードストッパー41a,41bが制御されることにより、エリアBに存在していた10枚のカード1が全てエリアCに落下すると、エリアBにはカード1が存在しなくなる(図4(d))。すると、その旨がカードセンサー43にて検出され、上述したように、カードストッパー42a,42bが互いに離れる方向に移動し、エリアAにて積み重ねられた全てのカード1がカード1の10枚分の厚さだけそれぞれ下方に落下し(図4(e))、エリアBに10枚のカード1が存在し、エリアA,Bに渡って80枚のカード1が積み重ねられた状態となる(図4(f))。
上述したように本形態においては、カセット設置部10にて積み重ねられるカード1の一部がカードストッパー41a,41b,42a,42bによって保持されることより、カード押し出し部材20上に積み重ねられるカード1の枚数が10枚程度となり、それにより、カセット設置部10に積み重ねられたカード1の最下面のカード1に加わる重さが軽減され、最下面のカード1から順次排出する場合であってもカード1の表面に傷をつきにくくすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、カード押さえ部材51に下面にスポンジ52が貼付されているが、スポンジ52の代わりにゴム材を貼付することも考えられる。また、カード押さえ部材51の下面にローラを取り付け、このローラによって、カセット設置部10から排出されたカード1をカード載置台50の所定の位置に静止させることも考えられる。
また、ローラ22,31はゴム材に限らず、カード1の基材よりも軟らかいものであればよいが、耐久性等を考慮した場合、ゴム材であることが好ましく、さらに保守性を考慮した場合、例えば、表面が滑りやすいシリコン系ゴム等が好ましい。
また、上述した実施の形態にて用いられるカード1としては、様々なカードが考えられるが、ICカードのような厚さが均一でないものであっても、カセット設置部10にて積み重ねられたカード1が最下面のカード1から順次排出されることにより、カードを1枚ずつ確実に排出することができる。
本発明のカード排出装置の実施の一形態を示す図であり、(a)は構成を示す図、(b)は上面図である。 図1に示したカード排出装置においてカード押し出し部材によってカセット設置部からカードが押し出される際の動作を説明するための図である。 図1に示したカード排出装置におけるカードストッパーの動作の一例を説明するための図である。 図1に示したカード排出装置におけるカードストッパーの動作の他の例を説明するための図である。 従来のカード排出装置の一構成例を示す図であり、(a)は構成を示す図、(b)は上面図である。 図5に示したカード排出装置におけるカードの排出動作を説明するための図である。
符号の説明
1 カード
2 カセット
10 カセット設置部
20 カード押し出し部材
21 爪部
22,31,32 ローラ
33 ベルト
41a,41b,42a,42b カードストッパー
43 カードセンサー
50 カード載置台
51 カード押さえ部材
52 スポンジ

Claims (1)

  1. 収納領域に積み重ねられたカードを、前記収納領域の底部にて最下面のカードと当接するように設けられた排出手段によって最下面のカードから順次排出するカード排出装置であって、
    前記排出手段は、
    当接したカードをスライドさせることにより該カードを前記収納領域から押し出す押し出し部材と、
    前記押し出し部材の前記カードの排出方向先端部に、前記カードとの当接面が前記押し出し部材の前記カードとの当接面に対して前記収納領域側となるように取り付けられた第1の回転部材とを有し、
    さらに、
    前記押し出し部材によって押し出されたカードを前記第1の回転部材との間にて挟みながら所定の領域に導く第2の回転部材を有し、
    前記押し出し部材は、前記収納領域の底部となる移動始点領域と、前記第1の回転部材の前記カードの排出方向とは垂直な方向の接線と前記第2の回転部材の前記カードの排出方向とは垂直な方向の接線とが重なる移動終点領域との間を往復移動することにより、前記移動始点領域において当接したカードを前記収納領域から押し出すカード排出装置。
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