JP4549103B2 - 発光装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は複数個の電子素子を搭載する発光装置の製造方法に関し、特に、波長の異なる発光素子等を複数個搭載する発光装置の製造方法に関する。
近年、CDプレーヤやDVDプレーヤ等の光ディスク装置に加えて、さらに記録密度の大きい次世代DVDプレーヤと呼ばれる光ディスク装置の開発が進められている。CDプレーヤに用いられる発光素子は、一般的にGaAs基板上に形成され、その発光波長は、780nm前後であり、DVDプレーヤに用いられる発光素子は、一般的にGaAs基板上に形成され、その発光波長は650nm前後である。そして、DVDプレーヤにはCDの読み取り機能も付加するために、当初は、これら650nmと780nmの2つの発光素子による2系統の光学系を備えてそれぞれCDおよびDVDプレーヤ機能を持たせていたが、最近は、一つのGaAs基板上に2つの発光素子を集積化した1チップで2波長に対応できる発光素子が開発され、この発光素子による1系統の光学系でCDおよびDVDの両方式に対応できるようになったため、大幅なコストダウンが可能になった。
ところが、次世代DVDプレーヤは、より記録密度を大きくするために、さらに発光波長の短い発光素子を用いる必要があり、現在、発光波長が405nm前後の発光素子の開発が進められている。この次世代DVDプレーヤの発光素子は、発光波長が650nmおよび780nmの発光素子に用いられる従来のGaAs基板上に形成されず、サファイア基板上やGaN基板上に形成される。このために、次世代DVDプレーヤに用いられる発光素子は、従来のDVDプレーヤおよびCDプレーヤの読み取りも可能な発光素子と同一基板上に形成して1チップとし、3波長の発光が可能な1チップの発光素子とすることは非常に困難であるという問題があった。
そこで、例えば、発光波長が650nmと780nmとの2波長に対応できる1チップの発光素子と、次世代DVD用の発光波長が405nmの別チップの発光素子との2個の発光素子を一つのサブマウントにロウ材を用いて別々に接合し、搭載することにより、CD,DVD,次世代DVDに用いられる3波長に対応できる発光装置とされる。
特開2000−183441号公報 特開2000−196174号公報
しかしながら、2個の発光素子を用いて1系統の光学系で対応できるようにするためには、サブマウントに搭載される2個の発光素子の相対位置精度が数μmになるようにそれぞれの発光素子が搭載される必要がある。そこで、1個目の発光素子を搭載し接合した後に、1個目の発光素子の位置を基準に2個目の発光素子を搭載しようとすると、ロウ材を2度溶融させる必要があるため、サブマウント上に形成されたロウ材層がその間に酸化したり、ロウ材層の下に形成されている金属層の金属成分や発光素子側の金属層の金属成分がロウ材層に拡散したりすることによりロウ材層の組成が変化し、ロウ材の溶融温度が当初の溶融温度から変化してしまったりロウ材の流れ性が悪くなってしまったりするなど溶融性が劣化してしまうという問題点があった。
その結果、最初の発光素子の接続状態と2番目の発光素子の接続状態とが異なり、2種の発光素子とサブマウントとの接続強度を両方とも同じように強固な接続とするとともに相対位置精度よく搭載することが困難であるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、複数個の電子素子を良好に接続できるサブマウントおよびそのサブマウントを用いた発光装置を提供することにある。
本発明におけるサブマウントは、絶縁基板と、Auからなる層を表面に有しており、前
記絶縁基板上に設けられた第の配線層と、Au−Sn合金からなり、前記第の配線層の前記表面に設けられた第のロウ材層と、Auからなる層を表面に有しており、前記絶縁基板上に設けられた第2の配線層と、Au−Sn合金からなり、Ptからなる拡散防止層を介して、前記第の配線層上に形成された第のロウ材層とを有することを特徴とする。
また、本発明における発光装置は、絶縁基板と、前記絶縁基板上に形成された第の配線層と、Au−Sn合金からなる第のロウ材を介して、前記第の配線層と接合された第の発光素子と、前記絶縁基板上に形成された第の配線層と、Au−Sn合金からなるとともに前記第のロウ材より高い融点を有する第のロウ材を介して、前記第の配線層と接合された第の発光素子とを有することを特徴とする。
そして、本発明の発光装置の製造方法は、Au−Sn合金からなる第のロウ材を表面に有する第の配線層とAu−Sn合金からなるとともに前記第のロウ材より融点が高い第のロウ材を表面に有する第の配線層とを備えた絶縁基板と、第の発光素子と、第の発光素子とを準備する工程と、前記第の発光素子を、前記第2のロウ材を介して前記第2の配線層と接合した後、前記第の発光素子を、前記第1のロウ材を介して前記第1の配線層と接合する工程とを有し、前記第1の配線層はAuからなる層を表面に有しており、前記第2の発光素子と前記第1の配線層とを接合する工程において、前記第1の配線層の前記Auを前記第1のロウ材層に拡散させることを特徴とする。
本発明におけるサブマウントによれば、絶縁基板の上面に、密着金属層、第1の拡散防止層およびAuから成る主導体層が順次積層されて成る配線層と、この配線層の上面にロウ材層が積層されて成る、電子部品が電気的に接続され搭載される複数の搭載部とを具備しているサブマウントであって、複数の搭載部は、配線層の上面にAu−Sn合金から成るロウ材層が積層されて成るものと、配線層の上面にPtから成る第2の拡散防止層を介してAu−Sn合金から成るロウ材層が積層されて成るものとが混在していることから、Au−Sn合金層を溶融させた際に、配線層の上面にAu−Sn合金から成るロウ材層が積層されて成る搭載部は、配線層に積層された主導体層のAuがAu−Sn合金から成るロウ材層に溶け込んでロウ材層の溶融温度を変化させることができる一方、配線層の上面にPtから成る第2の拡散防止層を介してAu−Sn合金から成るロウ材層が積層されて成る搭載部は、第2の拡散防止層によって配線層に積層された主導体層のAuが、Au−Sn合金層に拡散することを防ぐので、Au−Sn合金のAuとSnとの質量比が変化せず、ロウ材層の溶融温度が変化しない。
従って、ロウ材層を溶融させて電子素子を搭載する際に、各々の搭載部のロウ材層の溶融温度や接合強度を所望のものに調節することができ、例えば2個の電子素子を1個ずつ搭載する際は、1個目の電子素子を溶融温度の高い搭載部に搭載し、次に溶融温度の低い搭載部に2個目の電子素子を搭載することで、2個の電子素子が両方とも強固に接続され搭載されるサブマウントを得ることができる。
本発明における発光装置は、電子部品は発光素子であり、上記のサブマウントの複数の搭載部にそれぞれ発光素子が搭載されていることから、接続信頼性が高い発光装置を得ることができる。
本発明におけるサブマウントおよびそれを用いた発光装置ならびに本発明の発光装置の製造方法について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明におけるサブマウントの実施の形態の一例を示す断面図、図2は本発明におけるサブマウントを用いた発光装置の実施の形態の一例を示す断面図である。
図1において、1は絶縁基板、2は絶縁基板1の上面に積層されて成る配線層であり、2aは配線層2の密着金属層、2bは配線層2の密着金属層2aの上面に積層された第1の拡散防止層、2cは配線層2の第1の拡散防止層2bの上面に積層された金(Au)から成る主導体層、3は配線層2の上面に積層された白金(Pt)から成る第2の拡散防止層、4はロウ材層であり、4aは配線層2の上面に積層されて成る金(Au)−錫(Sn)合金から成るロウ材層4(第1のロウ材層)であり、4bは配線層2の上面に第2の拡散防止層3を介して金(Au)−錫(Sn)合金から成るロウ材層4(第2のロウ材層)である。また、図2において、5は電子部品であり、5aは第2のロウ材層4bに電気的に接続され搭載された電子部品5(第1の発光素子)であり、5bは第1のロウ材層4aに電気的に接続され搭載された電子部品5(第2の発光素子)である。
なお、区別しやすくするため、複数の搭載部のうち、配線層(第1の配線層)の上面にAu−Sn合金から成るロウ材層4が積層されて成るロウ材層4を第1のロウ材層4a、配線層(第2の配線層)の上面に第2の拡散防止層3を介してAu−Sn合金から成るロウ材層4が積層されて成るロウ材層4を第2のロウ材層4bと称して説明する。また、電子部品5は発光素子である場合において、第2のロウ材層4bが積層されて成る搭載部に電気的に接続され搭載される電子部品5を第1の発光素子、第1のロウ材層4aが積層されて成る搭載部に電気的に接続され搭載される電子部品5を第2の発素子と称して説明する。
絶縁基板1は、例えば酸化アルミニウム(Al)質焼結体,窒化アルミニウム(AlN)質焼結体,炭化珪素(SiC)質焼結体,ガラスセラミック焼結体,窒化珪素(Si)質焼結体等のセラミックスや、石英、ダイヤモンド、サファイア、立方晶窒化硼素、または熱酸化膜を形成したシリコンのうち少なくとも1種から成る。これらは体積抵抗率ρが1010Ωm以上の良好な絶縁性が得られるので絶縁基板1に好適である。
なお、絶縁基板1は、窒化アルミニウム質焼結体,炭化珪素質焼結体,ダイヤモンド,表面に熱酸化膜を形成したシリコンから成るのがより好ましい。これらの絶縁基板1の熱伝導率は40W/m・K以上と高いため、絶縁基板1の上面に接着固定される発光素子等の電子部品が駆動時に熱を発しても、その熱は絶縁基板1を介して良好に外部に伝達されるため、電子部品を長時間にわたり正常かつ安定に作動させることが可能となる。
絶縁基板1の上面に順次積層される密着金属層2a、第1の拡散防止層2bおよびAuから成る主導体層2cは、蒸着法,スパッタリング法,CVD法等の薄膜形成法により積層され、パターン加工が必要な場合は、フォトリソグラフィ法,エッチング法,リフトオフ法等の加工方法を組み合わせることによってパターン加工される。
密着金属層2aは、例えばチタン(Ti),クロム(Cr),タンタル(Ta),ニオブ(Nb),ニクロム(Ni−Cr)合金または窒化タンタル(TaN)等のうち少なくとも1種類から成るのがよく、第1の拡散防止層2bは、例えば、白金(Pt),パラジウム(Pd),ロジウム(Rh),ルテニウム(Ru),ニッケル(Ni),Ni−Cr合金またはチタン(Ti)−タングステン(W)合金等のうち少なくとも1種類から成るのがよい。
密着金属層2aの厚さは0.01〜0.2μm程度が良い。0.01μm未満では、絶縁基板1の上面に密着金属層2aを強固に密着させることが困難となる傾向にあり、0.2μmを超えると、密着金属層2aの成膜時の内部応力によって密着金属層2aの剥離が生じ易くなる。
また、第1の拡散防止層2bの厚さは0.05〜1μm程度が良く、0.05μm未満ではピンホール等の欠陥が発生して第1の拡散防止層2bとしての機能を果たしにくくなる傾向にあり、1μmを超えると成膜時の内部応力により第1の拡散防止層2bの剥離が生じ易くなる。
さらに、Auから成る主導体層2cの厚さは0.1〜5μm程度が良い。0.1μm未満では、電気抵抗が大きくなる傾向にあり、5μmを超えると成膜時の内部応力により主導体層2cの剥離を生じ易くなる。また、Auは貴金属で高価であることから、低コスト化の点で薄く形成することが好ましい。
そして、絶縁基板1の上面に、密着金属層2a、第1の拡散防止層2b、主導体層2cが順次積層されて成る配線層2の上面の電子部品が電気的に接続され搭載される複数の搭載部において、第1の搭載部には配線層2の上面にロウ材層4(第1のロウ材層4a)のみが形成され、第2の搭載部には配線層2の上面にPtから成る第2の拡散防止層3を介してロウ材層4(第2のロウ材層4b)が順次積層される。
Ptから成る第2の拡散防止層3の厚みは0.01〜1μm程度が良い。第2の拡散防止層3の厚みが0.01μm未満では、主導体層2cを形成するAuが第2の拡散防止層3を超えて上面の第2のロウ材層4b内へ拡散するのを十分に抑え難い傾向にあり、1μmを超えると成膜時の第2の拡散防止層3の内部応力により第2の拡散防止層3の剥離を生じ易くなる。
第2の拡散防止層3は、蒸着法,スパッタリング法,CVD法等の薄膜形成法により形成され、パターン加工が必要な場合は、フォトリソグラフィ法,エッチング法,リフトオフ法等の加工方法を組み合わせることによってパターン加工されることにより、配線層2の上面の所定の搭載部に積層される。
また、第1のロウ材層4aおよび第2のロウ材層4bも同じように蒸着法,スパッタリング法,CVD法等の薄膜形成法によりなされ、パターン加工が必要な場合は、フォトリソグラフィ法,エッチング法,リフトオフ法等の加工方法を組み合わせることによってパターン加工されることにより、第2の拡散防止層3の上面および配線層2の主導体層2cの上面に積層される。
Au−Sn合金から成る第1のロウ材層4aおよび第2のロウ材層4bの厚みが0.5μm未満では、第1および第2の発光素子5a,5b等の電子部品5を強固に接着することが困難となり、3μmを超えると、ロウ材の量が多くなり過ぎ第1および第2の発光素子5a,5b等の電子部品5を接着固定させた際、第1のロウ材層4aおよび第2のロウ材層4bが第1および第2の発光素子5a,5b等の電子部品5の接合面から側面へ這い上がり、その側面に設けられたレーザ発光部等が塞がれるという不具合が生じ易い。従って、ロウ材層4は0.5μm〜3μmの厚みにするのが好ましい。また、Auは貴金属で高価であることから、薄く形成する方が低コスト化の点で好ましい。
また第1のロウ材層4aのAuとSnとの質量比が、第1のロウ材層4aの直下部の主導体層2cのAuを加えて85:15〜65:35の範囲になるように第1のロウ材層4aのAuとSnの質量比および厚みと主導体層2cのAuの厚みとを調整することが好ましい。主導体層2cのAuおよび第1のロウ材層4aのAuが、質量比において85%を超える含有量となる場合、Au−Sn合金の状態図からも明らかなように溶融温度が300℃以上となって、例えば300℃での実装温度では溶融し難い状態となり、また質量比においてAuが65%未満の含有量となる場合も、溶融温度が300℃以上となって溶融しにくくなる。
また、Au−Sn合金においてAuリッチの場合、AuとSnの質量比がそれぞれ80%と20%のときに、Au−Sn合金の溶融温度は最低の280℃となる。従い、第1のロウ材層4aおよび第2のロウ材層4bのAuの含有量を質量比において80%以上となるようにしておき、第1のロウ材層4aを溶融させると、Au−Sn合金から成る第1のロウ材層4aの直下部の主導体層3cのAuが拡散して第1のロウ材層4aのAu−Sn合金の溶融温度は元の第1のロウ材層4aの溶融温度より高くなり、一方、80%未満となるようにしておき、第1のロウ材層4aを溶融させると、Au−Sn合金から成る第1のロウ材層4aの直下部の主導体層2cのAuが拡散してAuの含有量が80%に近くなり、第1のロウ材層4aのAu−Sn合金の溶融温度は元の第1のロウ材層4aの溶融温度より低くなる。従って、第1のロウ材層4aのAuの含有量は80%未満としておく。
他方、第2のロウ材層4bのAu−Sn合金は、第1のロウ材層4aと同時に形成されるため、厚みおよび組成条件は第1のロウ材層4aのAu−Sn合金と同じである。また、第2のロウ材層4bは、下層に第2の拡散防止層3が形成されているため、溶融したときにAuとSnとの質量比が変化することはなく、溶融温度は変化しない。また、第1のロウ材層4aと第2のロウ材層4bとを同時に成膜することにより、厚みの厚いAu−Sn合金層の成膜回数が1回になるため、工程数が少なくなるメリットも大きくなる。
そして、本発明におけるサブマウントの第2のロウ材層4bの上面に第1の発光素子5aを搭載してAu−Sn合金が溶融する温度まで加熱し、第2のロウ材層4bに第1の発光素子5aを接続して搭載する際に、第1のロウ材層4aの直下部の主導体層2cのAuが拡散して第1のロウ材層4aのAu−Sn合金の方が第2のロウ材層4bのAu−Sn合金よりAuの含有量が多くなる。これにより、第1のロウ材層4aのAu−Sn合金は第2のロウ材層4bのAu−Sn合金より溶融温度が低くなる。
次に、第2の発光素子5bを第1の発素子5aの位置を基準に位置合わせして第1のロウ材層4aの上面に搭載し、低くなっている第1のロウ材層4aのAu−Sn合金の溶融温度まで加熱することで、第1のロウ材層4aの搭載部に第2の発光素子5bを第1の発素子5aと相対位置精度のよい状態で接続して搭載することができる。この際、第2のロウ材層4bのAu−Sn合金は溶融温度が高いままなので、溶融することは無く、第1の発光素子5aは強固に接合されたままとなる。
かくして、本発明における発光装置によれば、本発明におけるサブマウントの複数の搭載部にそれぞれの発光素子5a,5bが搭載されていることから、それぞれの発光素子5a,5bが本発明の複数の搭載部にAu−Sn合金から成るロウ材層4で互いの相対位置精度よく強固に接合され搭載されている、接続信頼性が高い発光装置とすることができる。
本発明におけるサブマウントの実施の形態の一例を示す断面図である。 本発明における発光装置の実施の形態の一例を示す断面図である。
符号の説明
1:絶縁基板
2:配線層
2a:密着金属層
2b:第1の拡散防止層
2c:主導体層
3:第2の拡散防止層
4:ロウ材層
4a:第1のロウ材層
4b:第2のロウ材層
5:電子部品
5a:第1の発光素子
5b;第2の発光素子

Claims (1)

  1. Au−Sn合金からなる第のロウ材を表面に有する第の配線層とAu−Sn合金からなるとともに前記第のロウ材より融点が高い第のロウ材を表面に有する第の配線層とを備えた絶縁基板と、第の発光素子と、第の発光素子とを準備する工程と、
    前記第の発光素子を、前記第2のロウ材を介して前記第2の配線層と接合した後、前記第の発光素子を、前記第1のロウ材を介して前記第1の配線層と接合する工程とを有し、前記第1の配線層はAuからなる層を表面に有しており、前記第2の発光素子と前記第1の配線層とを接合する工程において、前記第1の配線層の前記Auを前記第1のロウ材層に拡散させることを特徴とする発光装置の製造方法。
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