JP2006216766A - セラミックス配線基板とそれを用いた半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】セラミックス配線基板上に半導体素子等を半田層を介して接合搭載するにあたって、半田層の濡れ広がりを抑制することによって、半田層の融点上昇による溶融不良や半導体素子の位置ずれ等を防止する。
【解決手段】セラミックス配線基板10は、セラミックス基板11とその上に形成された配線層12とを具備する。配線層12は、セラミックス基板11の表面に順に積層形成された下地金属層15、第1の拡散防止層16および第1のAu層17を有する配線部13と、配線部13上の所望の位置に順に積層形成された第2の拡散防止層19、第2のAu層20、第3の拡散防止層21および半田層18を有する接続部14とを備える。第2の拡散防止層19は第3の拡散防止層21より幅広の形状を有する。
【選択図】図1
【解決手段】セラミックス配線基板10は、セラミックス基板11とその上に形成された配線層12とを具備する。配線層12は、セラミックス基板11の表面に順に積層形成された下地金属層15、第1の拡散防止層16および第1のAu層17を有する配線部13と、配線部13上の所望の位置に順に積層形成された第2の拡散防止層19、第2のAu層20、第3の拡散防止層21および半田層18を有する接続部14とを備える。第2の拡散防止層19は第3の拡散防止層21より幅広の形状を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体素子の搭載基板等として用いられるセラミックス配線基板とそれを用いた半導体装置に関する。
レーザダイオードやフォトダイオード等の光半導体素子を始めとする各種半導体素子の搭載基板として、窒化アルミニウム基板や窒化ケイ素基板等の絶縁性セラミックス基板が用いられている。セラミックス基板を光半導体素子のサブマウント基板等に適用するにあたっては、その表面に真空蒸着法やスパッタ法等のPVD法、あるいはCVD法等の薄膜形成技術を適用して配線層を形成している(例えば特許文献1参照)。
図4は従来のセラミックス配線基板の構造を示す断面図である。同図において、1は例えば窒化アルミニウム焼結体からなる絶縁性セラミックス基板であり、その表面にはTi等からなる下地金属層2とPt等からなる第1の拡散防止層3を介して、Auからなる主導体層4が形成されている。主導体層4の半導体素子との接続部(電極接続部)には、Pt等からなる第2の拡散防止層5を介して、Au−Sn合金からなる半田層6が形成されている。Au−Sn半田合金層6の表面は酸化防止のためにAu層7で覆われている。
なお、図4に示すセラミックス配線基板においては、絶縁性セラミックス基板1の下面側にも下地金属層2、第1の拡散防止層3、Au層(主導体層)4を順に積層形成した導体層が設けられている。下面側の導体層は、絶縁性セラミックス基板1を外部回路基板上やパッケージ内に配置固定する際の接合用金属層として用いられたり、また接地導体層等として使用される場合もある。
上述した主導体層4とAu−Sn半田合金層6との間に介在される第2の拡散防止層5は、半導体素子をAu−Sn半田合金層6を介して接合固定する際に、主導体層4のAuがAu−Sn半田合金層6中に拡散することを防止するものである。これは、主導体層4のAuがAu−Sn半田合金層6中に拡散するとAu−Sn合金の組成がAu過多(Auリッチ)となり、融点の上昇を招いてAu−Sn合金を接合時温度で完全溶融させることができず、その結果として接合強度の低下等を招くためである。
特開2002-252316号公報
上述したように、従来のセラミックス配線基板では主導体層4と半田層6との間に第2の拡散防止層5を介在させているものの、半導体素子を接合するために配線基板を加熱した際に、Au−Sn半田合金層6が溶融して濡れ広がることで、主導体層4のAuと反応してAu−Sn半田合金がAuリッチとなることが分かってきた。前述したように、Au−Sn半田合金がAuリッチとなると融点が上昇し、その結果として配線基板と半導体素子とを強固に接合することが困難となる。
また、Au−Sn半田合金の組成変動に基づく不完全溶融等を防ぐためには、半田付け温度(加熱温度)を上げて、組成変動が生じた場合においても半田合金を完全に溶融させることが考えられる。しかしながら、半田付け温度を上げると半導体素子に不要な熱的負荷が加わり、半導体素子の熱破壊や特性劣化等を招くことになる。これらは半導体素子の誤動作や動作不良等の原因となる。
さらに、Au−Sn半田合金層6が溶融して濡れ広がると、その上に搭載した半導体素子の高さ方向の位置に変動が生じる。半導体素子の高さ方向の位置は半田層6の濡れ広がり度合いに依存するため、半導体素子の位置ずれによる不良が発生する。半田層6の濡れ広がりによる主導体層4のAuとの反応量は、Au−Sn半田合金の組成により異なり、また濡れ広がりにもばらつきが生じる。特に、レーザダイオードやフォトダイオード等の光半導体素子では、高さ方向の位置にずれが生じると動作不良等を招くことから、半田層6の濡れ広がりによる位置ずれを抑制することが強く求められている。
本発明はこのような課題に対処するためになされたもので、セラミックス配線基板上に半導体素子等を半田層を介して接合搭載するにあたって、半田層の拡散(濡れ広がり)を抑制することによって、半田層の融点上昇による溶融不良や半導体素子の位置ずれ等を防ぐことを可能にしたセラミックス配線基板とそれを用いた半導体装置を提供することを目的としている。
本発明のセラミックス配線基板は、セラミックス基板と、前記セラミックス基板の表面に順に積層形成された下地金属層、第1の拡散防止層および第1のAu層を有する配線部と、前記配線部上の所望の位置に順に積層形成された第2の拡散防止層、第2のAu層、第3の拡散防止層および半田層を有する接続部とを備える配線層とを具備し、前記第2の拡散防止層は前記第3の拡散防止層より広い幅を有することを特徴としている。
本発明の半導体装置は、上記した本発明のセラミックス配線基板と、前記セラミックス配線基板の前記配線層上に、前記接続部の前記半田層を介して接合搭載された半導体素子とを具備することを特徴としている。
本発明のセラミックス配線基板においては、接続部を構成する第2の拡散防止層の幅を第3の拡散防止層より広く設定しているため、半導体素子等を接合搭載する際の半田層の濡れ広がりを第2の拡散防止層で抑制することができる。これによって、半田層の融点上昇による溶融不良や半導体素子の位置ずれ等を防ぐことが可能となる。その上で、第2の拡散防止層と第3の拡散防止層との間に第2のAu層を介在させているため、半田層を第2のAu層と反応させることで十分な密着強度を得ることができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。なお、以下では本発明の実施形態を図面に基づいて述べるが、それらの図面は図解のみの目的のために提供されるものであり、本発明はそれらの図面に限定するものではない。
図1は本発明の一実施形態によるセラミックス配線基板の要部構成を示す断面図である。図1に示すセラミックス配線基板10は、絶縁性基板としてセラミックス基板11を有している。セラミックス基板11には、例えば窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si3N4)等を主成分とする窒化物系セラミックス(焼結体)、また酸化アルミニウム(Al2O3)等を主成分とする酸化物系セラミックス(焼結体)が使用される。これらのうち熱伝導性等に優れることから、窒化物系セラミックスを適用することが好ましい。なお、炭化ケイ素は導電性を具備することから、セラミックス基板11に適用する場合には表面に絶縁膜を形成するものとする。
上述したようなセラミックス基板11の主表面11a上には、例えば真空蒸着法、スパッタ法、イオンプレーティング法、分子線エピタキシー(MBE)法、レーザデポジション法、イオンビームデポジション法のようなPVD法、熱CVD法、プラズマCVD法、光CVD法のようなCVD法、めっき法等の薄膜形成法により配線層12が形成されている。配線層12は配線部13と接続部14とを有している。配線部13はセラミックス基板11上に順に積層形成された下地金属層15、第1の拡散防止層16、主導体層としての第1のAu層17を有している。
下地金属層15はセラミックス基板11と配線層12との密着性や密着強度の向上等に寄与するものであり、例えばTi、Zr、Hf、Nb、Cr、TaおよびNiから選ばれる少なくとも1種やこれらを基とする合金が用いられる。これらのうち、セラミックス基板11に窒化物系セラミックスを適用する場合には、Ti、Zr、Hf、Nb等の活性金属を適用することが好ましい。下地金属層15の厚さは特に限定されるものではないが、例えば0.1〜0.4μmの範囲とすることが好ましい。
第1の拡散防止層16は、セラミックス基板11や下地金属層15と第1のAu層17との間における元素の拡散を防止するものであり、例えばPt、PdおよびNiから選ばれる少なくとも1種やこれらを基とする合金が用いられる。第1の拡散防止層16の厚さは、例えば0.1〜0.4μmの範囲とすることが好ましい。第1のAu層17は配線部13の主導体層として機能するものであり、その厚さは例えば0.1〜0.3μmの範囲とすることが好ましい。配線部13は所望の回路形状等に応じた配線パターンを有している。
上述した配線部13の半導体素子との接続位置には、半田層18を有する接続部14が設けられている。接続部14はセラミックス配線基板10上に接合搭載される半導体素子の電極と対応する位置に所望の形状で設けられており、配線部13と半導体素子とを電気的および機械的に接続する機能を有するものである。接続部14は半導体素子の電極に対応させた形状、例えば矩形や円形等の形状を有しており、その大きさも同様である。このような接続部14は、配線部13上の所望の位置に順に積層形成された第2の拡散防止層19、第2のAu層20、第3の拡散防止層21、半田層18を有している。
半田層18には、例えばAu、Ag、Al、Bi、Cu、Cr、Ga、Ge、Ni、Pt、Si、TiおよびZnから選ばれる少なくとも1種を含むSn合金(半田合金)が用いられる。半田層18を構成するSn合金中のSn量は、組合せて使用する元素の種類等に応じて適宜に選択されるものであり、例えば15〜99.9質量%の範囲とすることが好ましい。このようなSn合金(半田合金)の代表例としては、Au−Sn合金、Ag−Sn合金、Cu−Sn合金等が挙げられる。
半田層18の厚さは例えば1〜5μmの範囲とすることが好ましい。半田層18の厚さが1μm未満であると、半導体素子等と接合する際に半導体素子の電極に設けられたAu膜と反応(半田層とAu膜とが混合)し、組成ずれが生じやすくなる。その結果、接合層が硬化し応力が生じて、例えば半導体素子(レーザダイオード等)にクラックが入る等の不良を引き起こす原因になる。一方、半田層18の厚さを5μmを超えて厚くしても、それ以上の接合効果が得られないだけでなく、製造コストの増大要因になる。
上記した半田層18は1種類のSn合金により形成したものに限らず、例えば組成が異なる2種類以上のSn合金の積層膜で構成してもよい。この場合、適用するSn合金は構成元素が異なる2種類以上のSn合金に限らず、同一構成元素の組成比を異ならせた2種類以上のSn合金であってもよい。例えば、組成比が異なる2種類以上のAu−Sn合金、すなわち溶融温度が異なるAu−Sn合金の積層膜で半田層18を構成することによって、半田層18の溶融状態を制御することができる。
第2の拡散防止層19および第3の拡散防止層21は、主導体層としての第1のAu層17と例えばSn合金からなる半田層18との間における元素の拡散を防止するものであり、特にSn合金からなる半田層18中に主導体層のAuが拡散して合金組成がAuリッチとなることを防ぐものである。ここで、第3の拡散防止層21は半田層18と同形状を有しているのに対して、第2の拡散防止層19は第3の拡散防止層21より幅広の形状(W1>W2)を有している。言い換えると、第2の拡散防止層19はその外周部が第3の拡散防止層21の端部からはみ出した形状を有している。
半田層18は半導体素子等の接合時に加熱溶融して濡れ広がる。この際、第2の拡散防止層19は半田層18と同形状の第3の拡散防止層21より幅広の形状を有することから、半田層18の濡れ広がりはSn合金に対する濡れ性が低い第2の拡散防止層19で抑制される。言い換えると、半田層18が濡れ広がる領域は第2の拡散防止層19上のみとなる。従って、半田層18の濡れ広がりによる第1のAu層17との反応、それによるSn合金の組成変動および融点の上昇、さらにSn合金の融点上昇に基づく溶融不良(不完全溶融)を防ぐことができる。これは半導体素子等の強固な接合を可能にする。さらに、半田層18の濡れ広がり領域を制限することで、半田層18の高さ変動が抑制される。従って、半導体素子の高さ方向の位置変動や位置不良を防ぐことが可能となる。
第2の拡散防止層19の形状は、上記した半田層18の濡れ広がり領域の拡大抑制効果を得る上で、その外周部が第3の拡散防止層21の端部から1μm以上100μm以下の範囲ではみ出していることが好ましい。すなわち、第2の拡散防止層19の第3の拡散防止層21からのはみ出し量Lを1〜100μmの範囲とすることが好ましい。例えば、第2の拡散防止層19が矩形形状を有する場合、その各辺のはみ出し量Lが1〜100μmの範囲であればよく、各辺のはみ出し量が同じである必要はない。
上記した第2の拡散防止層19のはみ出し量Lが1μmより小さいと、半田層18が溶融した際に第2の拡散防止層19を超えて濡れ広がるおそれが生じるため、半田層18の濡れ広がりを確実に抑制することができない場合がある。なお、はみ出し量Lが100μmを超えても濡れ広がりの抑制効果は変わらないが、第2の拡散防止層19の幅W1を無駄に広くすることになるため、配線や電極の高密度化等を妨げるおそれがある。第2の拡散防止層19のはみ出し量Lは、半田層18の高さと同等もくしはそれ以上とすることがより好ましい。また、接続部13の形成密度等を考慮すると、第2の拡散防止層19のはみ出し量Lは50μm以下とすることがより好ましい。
また、第2の拡散防止層19の厚さは0.05〜1μmの範囲とすることが好ましい。第2の拡散防止層19の厚さが0.05μm未満では、その効果を十分に得ることができないおそれがある。一方、第2の拡散防止層19の厚さを1μmを超えて設定しても、それ以上の効果を得ることはできず、逆に製造コストの上昇等を招くことになる。同様に、第3の拡散防止層21の厚さは0.02〜1μmの範囲とすることが好ましい。第3の拡散防止層21は以下に詳述するように、半田層18と第2のAu層20との間の拡散防止効果を有していればよいため、その厚さは第2の拡散防止層19より薄くしてもよい。
ここで、半田層18の濡れ広がり領域の拡大を抑制するだけであれば、半田層18より幅広の第2の拡散防止層19のみを適用した積層構造(第2のAu層20および第3の拡散防止層21を省いた構造)であってもよい。しかしながら、このような積層構造では半田層18が第2の拡散防止層19のみに接触した状態となり、これらの間では十分な反応が起こらないため、半田層18の密着強度が低下してしまう。図4に示した従来構造においては、半田層6が濡れ広がって主導体層4のAuと反応することによって、半田層6の十分な密着強度を得ている。
そこで、この実施形態では第2の拡散防止層19と第3の拡散防止層21との間に第2のAu層20を介在させている。半田層18は第2の拡散防止層19上のみを濡れ広がると同時に第2のAu層20と反応するため、この半田層18と第2のAu層20との反応に基づいて十分な密着強度を得ることが可能となる。この際、半田層18は第2のAu層20のみと反応するため、半田層18の組成が大きく変動することはない。従って、所定の半田付け温度(加熱温度)で半田層18を完全溶融させることができ、その上で半田層18の十分な密着強度を得ることが可能となる。
第2のAu層20の形状は、第3の拡散防止層21と同形状、もしくはその外周部の少なくとも一部が第3の拡散防止層21の端部からはみ出した形状のいずれであってもよい。第2のAu層20を第3の拡散防止層21と同形状とした場合においても、第2のAu層20の側面が反応部となるため、半田層18の密着強度を高めることができるが、上記した半田層18との反応による密着強度の向上効果をより有効に得る上で、第2のAu層20の外周部の少なくとも一部が第3の拡散防止層21の端部からはみ出していることが好ましい。
また、第2のAu層20の形状は第2の拡散防止層19と同形状まで拡大してもよいが、この場合には半田層18と第2のAu層20との反応が過剰になるおそれがある。そこで、第2のAu層20の第3の拡散防止層21からのはみ出し量は、第2の拡散防止層19のはみ出し量Lより狭くすることが好ましく、具体的には0.5〜25μmの範囲とすることが好ましい。このような第2のAu層20の厚さは0.1〜0.3μmの範囲とすることが好ましい。第2のAu層20の厚さが0.1μm未満では、その効果を十分に得ることができないおそれがある。一方、第2のAu層20の厚さを0.3μmを超えて設定しても、それ以上の効果を得ることはできず、逆に製造コストの上昇等を招くことになる。
なお、半田層18の表面は図2に示すように第3のAu層22等で覆っていてもよい。第3のAu層22は半田層18の酸化防止層等として機能するものである。また、上記した実施形態ではセラミックス基板11の主表面11aのみに配線層(金属積層膜)12を形成した構造について説明したが、図2に示すようにセラミックス基板11の裏面11b側にも下地金属層15、第1の拡散防止層16、主導体層としてのAu層17を順に積層形成してもよい。このようなセラミックス基板11の裏面11b側の積層導体層は、セラミックス基板11を外部回路基板上やパッケージ内に配置固定する際の接合用金属層として用いたり、また接地導体層等として使用することができる。
次に、本発明の一実施形態による半導体装置について、図3を参照して説明する。図3は本発明の半導体装置を適用したレーザ装置の一構成例を示している。図3において、30は2波長型レーザダイオードである。すなわち、2波長型レーザダイオード30は例えば発光波長が650nmの第1の発光素子部31と発光波長が780nmの第2の発光素子部32とを有している。これら第1および第2の発光素子部31、32は、それぞれ半導体層等をGaAs基板33上に結晶成長させることで形成されている。第1および第2の発光素子部31、32は、それぞれ個別に電極34、35を有している。また、GaAs基板33の裏面側には共通電極36が形成されている。
このような2波長型レーザダイオード30は、前述した実施形態のセラミックス配線基板10上に接合搭載されている。セラミックス配線基板10は第1の配線層12Aと第2の配線層12Bとを備えており、それぞれ配線部13と接続部14とを有している。第1の配線層12Aの接続部14には第1の発光素子部31の電極34が接合されており、第2の配線層12Bの接続部14には第2の発光素子部32の電極35が接合されている。これらによって、本発明の半導体装置を適用したレーザ装置が構成されている。
上述した実施形態のレーザ装置(半導体装置)では、セラミックス配線基板10上にレーザダイオード30を接合搭載するにあたって、接続部14を構成する半田層18の濡れ広がりによる融点上昇およびそれに基づく溶融不良(不完全溶融)を抑制することができ、その上で半田層18と第2のAu層20との反応に基づいて半田層18の密着強度を高めることができる。これらによって、セラミックス配線基板10に対してレーザダイオード30を強固に接合することが可能になると共に、レーザダイオード30の高さ方向の位置変動や位置不良を防ぐことができる。すなわち、高品質、高信頼性のレーザ装置を再現性よく提供することが可能となる。
なお、図3はセラミックス配線基板上に接合搭載する半導体素子としてレーザダイオードを適用した実施形態を示したが、本発明の半導体装置はこれに限定されるものではなく、各種の半導体素子をセラミックス配線基板上に接合搭載した半導体装置に適用することができる。また、本発明の半導体装置に適用される半導体素子は限定されるものではないが、特にレーザダイオードやフォトダイオード等の高さ方向の位置制御が動作特性等に影響を及ぼす光半導体素子に対して有効である。
次に、本発明の具体的な実施例およびその評価結果について述べる。
実施例1〜7
まず、セラミックス基板11として直径75mm×高さ0.2mmの窒化アルミニウム質焼結体製基板を用意した。この窒化アルミニウム基板11を洗浄した後、スパッタ法により厚さ0.1μmのTi膜から下地金属層15、厚さ0.2μmのPt膜からなる第1の拡散防止層16、主導体層として厚さ0.5μmの第1のAu層17を順に積層した。
まず、セラミックス基板11として直径75mm×高さ0.2mmの窒化アルミニウム質焼結体製基板を用意した。この窒化アルミニウム基板11を洗浄した後、スパッタ法により厚さ0.1μmのTi膜から下地金属層15、厚さ0.2μmのPt膜からなる第1の拡散防止層16、主導体層として厚さ0.5μmの第1のAu層17を順に積層した。
次いで、主導体層としての第1のAu層17上に、スパッタ法により第2の拡散防止層19、第2のAu層20、第3の拡散防止層21を順に積層した。これら各層19、20、21の構成材料および厚さはそれぞれ表1に示す通りである。第2の拡散防止層19の形状は第3の拡散防止層21に対するはみ出し量Lが10μmとなるように設定し、第2のAu層20は第3の拡散防止層21に対するはみ出し量が5μmとなるように設定した。これら各層はレジストによりパターニングした。
次に、第3の拡散防止層21の上面に、真空蒸着法により厚さ2μmの半田層18を形成した。半田層18の形状は1000×500μmとした。半田層18の組成はそれぞれ表1に示す通りである。このような各試料を2mm×2mmとなるようにダイシングした後、それぞれ後述する特性評価に供した。
実施例8
第2の拡散防止層19の各辺の第3の拡散防止層21に対するはみ出し量Lが10〜30μmとなるように設定する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。
第2の拡散防止層19の各辺の第3の拡散防止層21に対するはみ出し量Lが10〜30μmとなるように設定する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。
実施例9〜11
第2の拡散防止層19の第3の拡散防止層21に対するはみ出し量Lを変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。実施例9〜11におけるはみ出し量Lは表1に示す通りである。
第2の拡散防止層19の第3の拡散防止層21に対するはみ出し量Lを変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。実施例9〜11におけるはみ出し量Lは表1に示す通りである。
実施例12〜16
第2の拡散防止層19および第3の拡散防止層21の構成材料および厚さを変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。実施例12〜16における第2の拡散防止層19および第3の拡散防止層21の構成材料および厚さは表1に示す通りである。
第2の拡散防止層19および第3の拡散防止層21の構成材料および厚さを変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。実施例12〜16における第2の拡散防止層19および第3の拡散防止層21の構成材料および厚さは表1に示す通りである。
実施例17〜19
半田層18の組成を変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。実施例17〜19における半田層18の組成は表1に示す通りである。
半田層18の組成を変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。実施例17〜19における半田層18の組成は表1に示す通りである。
実施例20
半田層18を2層構造(組成の異なる半田合金の2層構造)に変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。半田層18の具体的な構成は表1に示す通りである。
半田層18を2層構造(組成の異なる半田合金の2層構造)に変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。半田層18の具体的な構成は表1に示す通りである。
実施例21〜24
第2の拡散防止層19や第3の拡散防止層21の厚さ、第2の拡散防止層19の第3の拡散防止層21に対するはみ出し量L等を変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。各層の具体的な構成は表1に示す通りである。
第2の拡散防止層19や第3の拡散防止層21の厚さ、第2の拡散防止層19の第3の拡散防止層21に対するはみ出し量L等を変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。各層の具体的な構成は表1に示す通りである。
比較例1〜3
第2のAu層20や第3の拡散防止層21の有無等を変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。なお、比較例1は第2のAu層20と第3の拡散防止層21を省いた例、比較例2は第2のAu層20と第3の拡散防止層21を省くと共に、第2の拡散防止層19を半田層18からはみ出した形状(はみ出し量:10μm)とした例、比較例3は第3の拡散防止層21を省いた例である。
第2のAu層20や第3の拡散防止層21の有無等を変更する以外は、上記した実施例1〜7と同様にして試料を作製し、後述する特性評価に供した。なお、比較例1は第2のAu層20と第3の拡散防止層21を省いた例、比較例2は第2のAu層20と第3の拡散防止層21を省くと共に、第2の拡散防止層19を半田層18からはみ出した形状(はみ出し量:10μm)とした例、比較例3は第3の拡散防止層21を省いた例である。
上述した実施例1〜24および比較例1〜3の各セラミックス配線基板(表1に構成を示す各試料)について、半田層の濡れ広がり性、半田層の完全溶融時間、半導体素子との密着性を以下のようにして測定、評価した。各例の評価結果を表2に示す。
[半田層の完全溶融時間]
Au−Sn半田合金層を有する実施例1〜16、19〜24および比較例1〜3については300〜330℃程度の温度、Ag−Sn半田合金層を有する実施例17については250〜260℃程度の温度、Cu−Sn半田合金層を有する実施例18については240〜260℃程度の温度に保持したヒータブロック上に、各例の配線基板を載置し、表面に酸化膜層ができないように不活性ガスを吹き付けながら、半田層表面の光沢変化を約60秒間観察することによって、半田層の溶融性(濡れ性)を評価した。これは、半田層の融点が保持温度より上昇した場合には高融点相が析出し、表面光沢が弱くなる現象を利用したものである。半田層の完全溶融時間の判定は、表面光沢が維持された時間で評価した。
Au−Sn半田合金層を有する実施例1〜16、19〜24および比較例1〜3については300〜330℃程度の温度、Ag−Sn半田合金層を有する実施例17については250〜260℃程度の温度、Cu−Sn半田合金層を有する実施例18については240〜260℃程度の温度に保持したヒータブロック上に、各例の配線基板を載置し、表面に酸化膜層ができないように不活性ガスを吹き付けながら、半田層表面の光沢変化を約60秒間観察することによって、半田層の溶融性(濡れ性)を評価した。これは、半田層の融点が保持温度より上昇した場合には高融点相が析出し、表面光沢が弱くなる現象を利用したものである。半田層の完全溶融時間の判定は、表面光沢が維持された時間で評価した。
[半田層の濡れ広がり状態]
上記した半田層の完全溶融時間試験を実施した各試料について、金属顕微鏡(100倍)で半田層の濡れ広がり状態を観察、評価した。半田層の濡れ広がり領域が第2の拡散防止層上のみである場合を○、半田層の濡れ広がり領域が第2の拡散防止層から僅かにはみ出した場合を△、半田層の濡れ広がり領域が完全に第1のAu層上まではみ出した場合をXとして評価した。
上記した半田層の完全溶融時間試験を実施した各試料について、金属顕微鏡(100倍)で半田層の濡れ広がり状態を観察、評価した。半田層の濡れ広がり領域が第2の拡散防止層上のみである場合を○、半田層の濡れ広がり領域が第2の拡散防止層から僅かにはみ出した場合を△、半田層の濡れ広がり領域が完全に第1のAu層上まではみ出した場合をXとして評価した。
[半導体素子との密着性]
上記した半田層の完全溶融時間試験と同様に、各例の配線基板をヒータブロック上に置き、約5秒後に配線基板上にSiチップを載置して接合搭載した。Siチップは配線基板との接合面に厚さ0.05μmのTi膜、厚さ0.1μmのPt膜、厚さ1.0μmのAu膜が順に被着形成されたものであり、その形状は1mm×1mm×高さ0.4mmとした。このようにしてSiチップを搭載した配線基板を冷却した後、Siチップの横方向から荷重を加えるシェアテストを行った。シェアテストは各例に対して10個ずつ実施した。
上記した半田層の完全溶融時間試験と同様に、各例の配線基板をヒータブロック上に置き、約5秒後に配線基板上にSiチップを載置して接合搭載した。Siチップは配線基板との接合面に厚さ0.05μmのTi膜、厚さ0.1μmのPt膜、厚さ1.0μmのAu膜が順に被着形成されたものであり、その形状は1mm×1mm×高さ0.4mmとした。このようにしてSiチップを搭載した配線基板を冷却した後、Siチップの横方向から荷重を加えるシェアテストを行った。シェアテストは各例に対して10個ずつ実施した。
配線基板と半導体素子との密着性の判定は、シェアテストの破壊モードがSiチップ自体の破壊、またはSiチップに被着形成された配線導体層の剥がれによる場合を、密着性良好(○)とした。また、破壊モードが半田層の内部破断または配線導体層内の界面での剥がれによる場合を、密着性不良(×)とした。さらに、破壊が生じるまでの強度(シェア強度)を測定した。
表2から明らかなように、各実施例の配線基板は半導体素子との密着性および半田層の濡れ性が良好であることが分かる。実施例8は第2の拡散防止層のはみ出し量が各辺で異なる場合であるが、寸法差が十分であるために特に問題とならないことが分かる。実施例20は半田層を2層化した場合であるが、半導体素子との密着性、半田層の完全溶融時間や濡れ広がり性に特に影響は見られず、いずれも良好な結果を示した。また、実施例21〜24の結果から、第2の拡散防止層19の厚さは0.05〜1μmの範囲が好ましいこと、第3の拡散防止層の厚さは0.02〜1μmの範囲が好ましいことが分かる。
一方、比較例1は第2のAu層20と第3の拡散防止層21を適用していないため、半田層が第1のAu層17に濡れ広がり、接合後の半田層の高さが大きく変化して高さ不良が生じる。また、比較例2は第2の拡散防止層19を半田層からはみ出して形成しているため、半田層の濡れ広がり性は良好であるものの、半田層の密着強度が低下することから、半導体素子の密着性に劣ることが分かる。さらに、比較例3の結果から、第2の拡散防止層19、第2のAu層20および第3の拡散防止層21を有していたとしても、第2の拡散防止層19を第3の拡散防止層21より幅広形状としなければ効果は得られないことが分かる。
なお、接合強度(シェア強度)については、比較例1および比較例3は半田層の完全溶融時間内である5秒で接合しているため、実施例と同等の値が得られている。そこで、実施例1および比較例1について、半田層の溶融時間(ヒータブロック上にセラミックス配線基板を配置している時間)を20秒に変更して、それぞれセラミックス配線基板を作製した。これら各セラミックス配線基板についても同様な特性評価を行った。その結果を表3に示す。
表3から明らかなように、実施例1は半田層の溶融時間を20秒にしても良好な結果が得られている。これに対して、比較例1は半田層の完全溶融時間(11秒)を超えた時間が経っているため、半田層中に高融点相が析出して接合ができなかった。この結果を踏まえると、実施例のように半田層の完全溶融時間が長い方が、配線基板を加熱する時間に幅を持たせることができるため、製造時間の選択肢が増えることになる。
10…セラミックス配線基板、11…セラミックス基板、12…配線層、13…配線部、14…接続部、15…下地金属層、16…第1の拡散防止層、17…第1のAu層、18…半田層、19…第2の拡散防止層、20…第2のAu層、21…第3の拡散防止層、22…第3のAu層、30…レーザダイオード、31,32…発光素子部、33…GaAs基板、34,35…個別電極、36…共通電極。
Claims (9)
- セラミックス基板と、
前記セラミックス基板の表面に順に積層形成された下地金属層、第1の拡散防止層および第1のAu層を有する配線部と、前記配線部上の所望の位置に順に積層形成された第2の拡散防止層、第2のAu層、第3の拡散防止層および半田層を有する接続部とを備える配線層とを具備し、
前記第2の拡散防止層は前記第3の拡散防止層より広い幅を有することを特徴とするセラミックス配線基板。 - 請求項1記載のセラミックス配線基板において、
前記第2の拡散防止層の外周部は前記第3の拡散防止層の端部から1μm以上100μm以下の範囲ではみ出していることを特徴とするセラミックス配線基板。 - 請求項1または請求項2記載のセラミックス配線基板において、
前記第1、第2および第3の拡散防止層は、Pt、Pd、Niおよびこれらを基とする合金から選ばれる少なくとも1種からなることを特徴とするセラミックス配線基板。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のセラミックス配線基板において、
前記第2の拡散防止層は0.05μm以上1μm以下の範囲の厚さを有し、かつ前記第3の拡散防止層は0.02μm以上1μm以下の範囲の厚さを有することを特徴とするセラミックス配線基板。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載のセラミックス配線基板において、
前記半田層はAu、Ag、Al、Bi、Cu、Cr、Ga、Ge、Ni、Pt、Si、TiおよびZnから選ばれる少なくとも1種を含むSn合金からなることを特徴とするセラミックス配線基板。 - 請求項5記載のセラミックス配線基板において、
前記半田層は組成が異なる2種類以上の前記Sn合金の積層膜を有することを特徴とするセラミックス配線基板。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載のセラミックス配線基板と、
前記セラミックス配線基板の前記配線層上に、前記接続部の前記半田層を介して接合搭載された半導体素子と
を具備することを特徴とする半導体装置。 - 請求項7記載の半導体装置において、
前記半田層の濡れ広がる領域が前記第2の拡散防止層上のみとされていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項7または請求項8記載の半導体装置において、
前記半導体素子は光半導体素子であることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027736A JP2006216766A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | セラミックス配線基板とそれを用いた半導体装置 |
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JP (1) | JP2006216766A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011138921A1 (ja) * | 2010-05-07 | 2011-11-10 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電子回路構成部品実装構造 |
JP2013225654A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-10-31 | Nichia Chem Ind Ltd | 半導体レーザ装置 |
JP2021027073A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置 |
-
2005
- 2005-02-03 JP JP2005027736A patent/JP2006216766A/ja not_active Withdrawn
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